JP3778054B2 - トロイダル型無段変速機のトラニオン支持装置 - Google Patents

トロイダル型無段変速機のトラニオン支持装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば自動車の動力伝達系などに利用されるトロイダル型無段変速機のトラニオン支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の動力伝達系にダブルキャビティ式のトロイダル型無段変速機が使用されている。図8と図9は、従来のダブルキャビティ式ハーフトロイダル型無段変速機V1の主要部を構成するバリエータ部を示している。
【0003】
ダブルキャビティ式のトロイダル型無段変速機V1は、第1のキャビティ1を構成する第1の入力ディスク2aおよび第1の出力ディスク3aと、第2のキャビティ4を構成する第2の入力ディスク2bおよび第2の出力ディスク3bとを備えている。図8に示すように各ディスク2a,2b,3a,3bの中心部を入力軸(CVT軸)6が貫通している。入力軸6は変速機V1の前後方向に延びている。
【0004】
図9に示すように、第1の入出力ディスク2a,3aの間に、一対の第1のパワーローラ5a,5bが設けられている。これらパワーローラ5a,5bは、第1のトラニオン7a,7bに設けた各偏心軸8にそれぞれ回転自在に取付けられている。パワーローラ5a,5bの外周面は、第1の入出力ディスク2a,3aのトラクション面に接している。
【0005】
これらのトラニオン7a,7bはトラニオン軸9の軸線X1方向に移動できるとともに、軸線X1まわりに傾転可能である。各トラニオン7a,7bは、図10に示す油圧ピストン10,11によって、それぞれトラニオン軸9の軸線X1方向に変位させることができる。
【0006】
第2の入出力ディスク2b,3bの間に、一対の第2のパワーローラ5c,5d(図10に示す)が設けられている。第2のパワーローラ5c,5dは、第2のトラニオン7c,7dに設けた各偏心軸8にそれぞれ回転自在に取付けられている。これらトラニオン7c,7dも軸線X1方向に移動できるとともに、軸線X1まわりに傾転可能である。各トラニオン7c,7dは、油圧ピストン12,13によって、それぞれトラニオン軸9の軸線X1方向に駆動される。油圧ピストン10〜13は油圧制御装置14によって駆動される。
【0007】
上記構成のダブルキャビティ式のハーフトロイダル型無段変速機においては、第1のキャビティ1のパワーローラ5a,5bの傾転角度と、第2のキャビティ4のパワーローラ5c,5dの傾転角度を互いに同期して変えることにより、入力ディスク2a,2bに対する出力ディスク3a,3bの変速比を変化させることができる。
【0008】
すなわち、各パワーローラ5a〜5dの傾転角度に応じて、第1のキャビティ1のパワーローラ5a,5bと入出力ディスク2a,3aとの接触点の回転半径比を変化させるとともに、第2のキャビティ4のパワーローラ5c,5dと入出力ディスク2b,3bとの接触点の回転半径比を変化させることにより、所望の変速比が得られる。例えば図10において左側のトラニオン7a,7cを矢印P1方向に変位させるときには、右側のトラニオン7b,7dを矢印P2方向に変位させる。
【0009】
このようにパワーローラ5a〜5dがそれぞれ軸線X1方向に変位すると、ディスク2a,2b,3a,3bとパワーローラ5a〜5dとの接触点において、パワーローラ5a〜5dを傾転させるモーメント力が発生する。このため、パワーローラ5a〜5dとトラニオン7a〜7dが、それぞれ軸線X1まわりに傾転する。
【0010】
従来より各トラニオン7a〜7dは、図8と図9に示すように上下一対の揺動フレーム(ヨークと称すこともある)20,21によって所定の位置に支持されている。これらの揺動フレーム20,21は、それぞれ4個所に連結孔22を有しており、これら連結孔22に各トラニオン7a〜7dの軸(トラニオン軸9)が挿入されている。
【0011】
各揺動フレーム20,21は、変速機V1のケース23に設けた上下2個所ずつの支持部24,25によって支持されている。これらの揺動フレーム20,21は、トラニオン7a〜7dが軸線X1方向に移動する際に、図9に矢印Rで示す方向に揺動する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように従来は、各トラニオン7a〜7dの上部が一体の揺動フレーム20によって結合され、かつ、各トラニオン7a〜7dの下部が一体の揺動フレーム21によって結合されており、これら揺動フレーム20,21によって、各トラニオン7a〜7dどうしの位置が規制されている。そして各揺動フレーム20,21が、それぞれ前部と後部の2個所の支持部24,25においてケース23に対する位置決めがなされている。
【0013】
支持部24,25と揺動フレーム20,21との位置関係が狂うと、4つのトラニオン7a〜7dをケース23に対して所定位置に保持することができなくなる。その結果、ディスク2a,2b,3a,3bとパワーローラ5a〜5dとの間の押付け力が不均一となり、各接触点での押付け力の差異により、同期安定性が損なわれたり、耐久性が悪化する原因になる。このためケース23の支持部24,25に対する揺動フレーム20,21の位置を高精度に管理することが要求され、その分、加工が難しくなる。
【0014】
なお、特許第2,568,684号では、各キャビティのトラニオンを支持する2つのポスト部材を互いに別体に形成し、これらポスト部材を、剛性を有する部材によって互いに結合している。しかしこのような従来技術では、前後一対のヨークとこれらヨークを連結する部材とをそれぞれ2箇所で結合するため、やはり高い位置精度が要求される。
【0015】
従って本発明の目的は、トラニオンを支持するフレームとトラニオンの組付誤差を吸収することのできるトロイダル型無段変速機のトラニオン支持装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明のトラニオン支持装置は、ダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機の第1のキャビティに設ける左右一対のトラニオンの各トラニオン軸を支持する一対のトラニオン支持部を備えた第1のヨークと、第2のキャビティに設ける左右一対のトラニオンの各トラニオン軸を支持する一対のトラニオン支持部を備えた第2のヨークと、前記第1および第2のヨークをつなぐリンクであって前記第1のヨークおよび第2のヨークとは別体に形成されかつ該リンクの長手方向の両端部に設けた結合部において前記第1および第2のヨークに結合されるリンクと、前記リンクの長手方向中間部に形成され、ケースに設けた1個所の支持部材に係合することにより前記リンクを揺動可能に支持する係合部とを具備している。
【0017】
本発明の好ましい形態では、前記第1のヨークの一対のトラニオン支持部を結ぶ線分の中点と、前記第2のヨークの一対のトラニオン支持部を結ぶ線分の中点が、それぞれ前記リンクの揺動中心線上に位置している。前記リンクの長手方向中間部は、例えば、変速機内部の中間壁との干渉を避けるように曲がった形状に成形されている。また、第1および第2のヨークのそれぞれの両端部は、例えば前記係合部と同じ高さとなるように折曲されている。
【0018】
さらに本発明の好ましい形態では、前記支持部材と係合部は、前記リンクが前記揺動方向以外の方向に回動することを阻止するための回り止め手段を備えている。また本発明の好ましい形態では、前記第1および第2のヨークと前記リンクとが互いに別体に形成され、これらヨークとリンクとが互いに結合されている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の第1の実施形態のトラニオン支持装置30について、図1から図4を参照して説明する。このトラニオン支持装置30は、図8〜図10に示したダブルキャビティ式ハーフトロイダル型無段変速機V1と同様に、第1のキャビティと第2のキャビティを有するダブルキャビティ式ハーフトロイダル型無段変速機に適用される。
【0020】
第1のキャビティには、図8と図9に示す変速機V1と同様に第1の入力ディスクおよび出力ディスクが配置され、これらディスク間に一対のパワーローラ5a,5bが設けられている。第2のキャビティには、第2の入力ディスクおよび出力ディスクと、これらディスク間に一対のパワーローラ5c,5dが設けられている。
【0021】
図1に示すように、4個のパワーローラ5a,5b,5c,5dを回転自在に支持するトラニオン7a,7b,7c,7dは、図10に示すものと同様に、それぞれ油圧ピストン10〜13によってトラニオン軸9の軸線X1方向に移動させることができるようになっている。
【0022】
トラニオン支持装置30は、揺動フレーム31Aと支持部材32とを含んでいる。支持部材32は、ボルト33(図3に模式的に示す)によって、変速機のケース34(一部のみ図示する)に固定されている。支持部材32の両側面35は球面の一部をなしている。支持部材32の両端面36は、互いに平行な平面である。
【0023】
揺動フレーム31Aは、前記第1のキャビティに設ける左右一対のトラニオン7a,7bの各トラニオン軸9を支持する第1のヨーク41と、第2のキャビティに設ける左右一対のトラニオン7c,7dを支持する第2のヨーク42と、これらのヨーク41,42を互いに連結するリンク43とを有している。
【0024】
図1および図3に示すように、リンク43の長手方向中間部43aは、変速機内部の中間壁45との干渉を避けるように曲がった形状に成形され、この長手方向中間部43aに、支持部材32と係合する取付孔46が形成されている。取付孔46の内周面のうち、リンク43の長手方向に沿う両側面50,51が円弧状をなし、取付孔46の前後両面52,53が互いに平行な平面となっている。この取付孔46は、リンク43を支持部材32に揺動可能に支持するための本発明で言う係合部として機能する。
【0025】
リンク43は、ケース34の1個所に固定された支持部材32に取付孔46を嵌合させることによって、図4に矢印Rで示す方向に揺動できるように支持される。図1と図2等に示す線分Yが、リンク43の揺動中心線である。このリンク43は、回り止め手段として機能する支持部材32の平らな面36と取付孔46の平らな面52,53とによって、前記揺動方向(矢印Rで示す方向)以外には実質的に回動しないように、回動が規制されている
リンク43の長手方向の両端部に設けた結合部60,61において、第1のヨーク41と第2のヨーク42がリンク43に結合されている。結合部60,61は、それぞれ矩形の穴62に、この穴62とほぼ同形の連結部材63を挿入することによって構成されている。これら結合部60,61は、図2に矢印Aで示す方向には遊びがないように高精度に加工されているが、矢印Bで示す方向には多少の遊びがあってもよい。
【0026】
なお、トラニオン7a〜7dの上端側を支持する揺動フレーム31Aとほぼ同様の揺動フレームを、トラニオン7a〜7dの下端側にも設ける場合、上側の揺動フレーム31Aの結合部60,61は矢印A方向の位置を規制するように加工し、下側の揺動フレームは矢印B方向の位置を規制するように加工するとよい。
【0027】
このように各揺動フレームをA,B両方向に位置決めすることにより、矢印A方向のみに位置決めする場合に比較して、トラニオン7a〜7dの位置をより高精度に規制することができ、各パワーローラ5a〜5dに対する押付け力が不均一になる可能性が減ることにより、変速時の同期安定性が向上する。しかも各ヨーク41,42とも一方向(A方向またはB方向)のみに加工精度を出せばよいため、ヨーク41,42の加工が容易である。
【0028】
ヨーク41,42の両端部に、トラニオン支持部71,72,73,74として機能する孔が形成されている。第1のヨーク41のトラニオン支持部71,72に、トラニオン7a,7bの軸9に設けた球面状の被支持部75,76が挿入される。第2のヨーク42のトラニオン支持部73,74に、トラニオン7c,7dの軸9に設けた球面状の被支持部77,78が挿入される。
【0029】
ヨーク41,42の両端部41a,42aは、トラニオン支持部71〜74がリンク43の取付孔46とほぼ同じ高さとなるように、リンク43の長手方向中間部43aと同じ側に凸となるように折曲されている。
【0030】
このような形状のリンク43を採用することにより、第1のヨーク41のトラニオン支持部71,72の各中心を結ぶ線分L1の中点M1と、第2のヨーク42のトラニオン支持部73,74の各中心を結ぶ線分L2の中点M2が、リンクの揺動中心線Y上に位置している。
【0031】
上記構成のトラニオン支持装置30を備えたダブルキャビティ式のハーフトロイダル型無段変速機は、従来と同様に、第1のキャビティのパワーローラ5a,5bの傾転角度と、第2のキャビティのパワーローラ5c,5dの傾転角度を互いに同期して変えることにより、各入力ディスクに対する各出力ディスクの変速比を変化させることができる。
【0032】
上記変速時、すなわちパワーローラ5a〜5dを傾転させる際に、各トラニオン軸9が軸線X1方向に移動する。例えば第1のキャビティのトラニオン7a,7bが第1の方向に駆動され、第2のキャビティのトラニオン7c,7dが逆方向(第2の方向)に駆動される。このため第1のヨーク41と第2のヨーク42は、それぞれ、リンク43の揺動中心線Yを中心として図4に矢印Rで示す方向に揺動することになる。
【0033】
この実施形態のトラニオン支持装置30を構成する揺動フレーム31Aは、第1のキャビティのトラニオン支持部71,72を結ぶ線分L1の中点M1と、第2のキャビティのトラニオン支持部73,74を結ぶ線分L2の中点M2が、それぞれリンク43の揺動中心線Y上に位置している。
【0034】
このため、図4に第1のヨーク41を代表して示すように、揺動中心線Yを中心としてヨーク41が矢印R方向に揺動する際、左右のトラニオン支持部71,72の左右方向の変位量Δ1,Δ2が互いに同一となることから、トラニオン7a,7bの相対位置関係が変化しない。同様の理由から、第2のヨーク42によって支持されているトラニオン7c,7dの相対位置関係も変化しないことになる。
【0035】
図5に示す比較例のトラニオン支持装置のように、トラニオン支持部71′,72′を結ぶ線分L3と、揺動中心線Yとの間に高低差Hがあると、揺動中心線Yを中心にヨーク41′が揺動したとき、トラニオン支持部71′,72′の左右方向の変位量Δ1′,Δ2′が互いに異なってしまう。この場合、左右のトラニオンの位置関係が変化してしまうため、好ましくない。
【0036】
なお、図6に示す本発明の第2の実施形態のトラニオン支持装置の揺動フレーム31Bのように、各ヨーク41,42とリンク43とをピン等の接続部材90によって互いに結合してもよい。
【0037】
あるいは図7に示す本発明の第3の実施形態のトラニオン支持装置の揺動フレーム31Cのように、ヨーク41,42とリンク43とが互いに一体に成形されていてもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、ケースの1個所に設けた支持部材にトラニオン支持装置の揺動フレームを組付ければよいため、ケースと揺動フレームとの位置決めが容易となり、揺動フレームとトラニオンとの組付誤差を吸収することができる。
【0039】
請求項2に記載した発明によれば、揺動フレームが揺動する際に、各トラニオン支持部の左右方向の変位量を互いに同等にすることができ、各トラニオンの位置関係を一定に保つことができる。
【0040】
請求項3に記載した発明によれば、揺動フレームが所定方向以外に回動することを抑制できるため、この揺動フレームによって各トラニオンをケースの所定位置に支持することができる。
【0041】
本発明によれば、揺動フレームを構成するヨークとリンクとを別々に加工したのち両者を結合させることができるため、ヨークとリンクをより高精度に加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示すトラニオン支持装置の斜視図。
【図2】 図1に示されたトラニオン支持装置の平面図。
【図3】 図1に示されたトラニオン支持装置の側面図。
【図4】 図1に示されたトラニオン支持装置の正面図。
【図5】 比較例のトラニオン支持装置の正面図。
【図6】 本発明の第2の実施形態を示すトラニオン支持装置の揺動フレームの斜視図。
【図7】 本発明の第3の実施形態を示すトラニオン支持装置の揺動フレームの斜視図。
【図8】 従来のダブルキャビティ式ハーフトロイダル型無段変速機の軸線方向に沿う断面図。
【図9】 図8中のF9−F9に沿うトロイダル型無段変速機の断面図。
【図10】 図8に示されたトロイダル型無段変速機のトラニオンと油圧制御装置を示す断面図。
【符号の説明】
1…第1のキャビティ
4…第2のキャビティ
5a,5b,5c,5d…パワーローラ
7a,7b,7c,7d…トラニオン
9…トラニオン軸
23…ケース
30…トラニオン支持装置
31A,31B,31C…揺動フレーム
32…支持部材
41…第1のヨーク
42…第2のヨーク
43…リンク
46…取付孔(係合部)
71,72,73,74…トラニオン支持部

Claims (3)

  1. ダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機の第1のキャビティに設ける左右一対のトラニオンの各トラニオン軸を支持する一対のトラニオン支持部を備えた第1のヨークと、
    第2のキャビティに設ける左右一対のトラニオンの各トラニオン軸を支持する一対のトラニオン支持部を備えた第2のヨークと、
    前記第1および第2のヨークをつなぐリンクであって前記第1のヨークおよび第2のヨークとは別体に形成されかつ該リンクの長手方向の両端部に設けた結合部において前記第1および第2のヨークに結合されるリンクと、
    前記リンクの長手方向中間部に形成され、ケースに設けた1個所の支持部材に係合することにより前記リンクを揺動可能に支持する係合部と、
    を具備したことを特徴とするトロイダル型無段変速機のトラニオン支持装置。
  2. 前記第1のヨークの一対のトラニオン支持部を結ぶ線分の中点と、前記第2のヨークの一対のトラニオン支持部を結ぶ線分の中点が、それぞれ前記リンクの揺動中心線上にあることを特徴とする請求項1記載のトラニオン支持装置。
  3. 前記支持部材に、前記リンクが前記揺動方向以外の方向に回動することを阻止するための回り止め手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のトラニオン支持装置。
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