JP3778051B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、本発明は、両側壁を有する器体に部品を両側壁間方向から横嵌め式に配設する回路遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の回路遮断器として、特開平6−290694号に示すものが存在する。
【0003】
このものは、例えば図14に示すように、ボディ1の幅方向で軸支されたラッチ片26の係合溝26aに連結リンク33の係止バー33bが係合することによってオンオフ操作可能な状態に保持され、異常電流が検出されると駆動金具25が回転してラッチ係合片25bにてラッチ片26を解除方向に駆動し、連結リンク33の係止バー33bを係合溝26aから解放することによって接点を強制開極させるものである。2はハンドル、3は固定接触子、4は可動接触子、5は異常電流検出機構、6は遮断機構、10は端子である。
【0004】
なお、通常、回路遮断器において、幅方向両側の側壁にあっては、各部材との間に隙間を有して各部材の移動の妨げを無くするようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した回路遮断器にあっては、連結リンク33の係止バー33bをラッチするラッチ片26がボディ1の幅方向で軸支されているので、ラッチ片が器体26の長さ方向(図14における左右方向A)に回動することとなって、その分のスベースが必要となるので、器体の長さ方向をコンパクト化することができないという問題があった。
【0006】
本発明は、かかる事由に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、器体の幅方向のスベースを有効に利用することにより、器体の長さ方向を短くすることができ、コンパクト化が図れる回路遮断器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の回路遮断器は、内部に部品収納スペースを有する箱形であって部品を両側壁の対向方向より配設する横嵌め式とした器体と、この器体から一部が突出して回動自在に保持されるハンドルと、このハンドルにリンク機構を介して連結される可動接点を有した可動接触子と、前記可動接点に接離自在に対向する固定接点を有した固定接触子と、ラッチされる係止部を有して前記リンク機構の均衡を崩す方向に付勢された作動部材と、この作動部材の前記係止部をラッチして前記リンク機構の均衡を保持するラッチ部材と、過電流が流れたときに前記ラッチ部材が前記作動部材の前記係止部をラッチしている状態から前記ラッチ部材を解放することによって前記リンク機構の均衡を崩し前記可動接点を強制開極する異常電流検出装置とを備えた回路遮断器において、
前記ラッチ部材は、前記両側壁の一方と前記作動部材の前記係止部との間に配設され、前記器体の両側壁間方向に移動自在であって前記作動部材の前記係止部をラッチするラッチ部を有し、前記器体の両側壁間に対して直交方向を軸中心として前記器体の一側壁に回動自在に支持され、
前記器体の前記一側壁に、通常状態では前記器体の前記一側壁と前記ラッチ部材との間に介在し、前記異常電流検出装置による過電流検出時には前記器体の前記一側壁と前記ラッチ部材との間から離脱する規制部を有した移動規制部材を配設するとともに、前記規制部を前記器体の前記一側壁と前記ラッチ部材との間に介在させる方向に付勢する復帰ばねを配設したものである。
【0008】
請求項1記載の回路遮断器によれば、ラッチ部材のラッチ部を器体の両側壁間方向に移動自在し、両側壁の一方と作動部材の係止部との間に配設したため、従来例と比較して、器体の両側壁間となる幅方向のスベースを有効利用して器体の長さ方向を短縮でき、器体をコンパクト化することができる。
【0010】
またラッチ部材が器体の一側壁に器体の両側壁間に対して直交方向を軸中心として回動自在に支持されているので、ラッチ部材全体が移動することがなくなり、ラッチ部材と作動部材の係止部とのラッチ位置を精度良くすることができ、ラッチ量のばらつきによる特性変化を防止し易くなる。
さらに器体の一復帰ばねによって器体の一側壁とラッチ部材との間に介在させる方向に付勢された移動規制部材の規制部を器体の一側壁とラッチ部材との間に介在させることによって、ラッチ部材の移動を防止することができ、接点をオンオフ操作させるリンクの均衡状態を保持できる。そして、過電流検出時には、復帰ばねのばね力に逆らって規制部を器体の一側壁とラッチ部材との間から離脱する位置に移動させることによってラッチ部材のラッチ部が一側壁側に移動するので、ラッチ部と係止部とのラッチ状態を解除してリンクの均衡状態を崩し、接点を強制開極させることができる。
【0011】
請求項記載の回路遮断器は、請求項において、前記ラッチ部材に両側から突出する回動軸を設け、前記器体の一側壁に回動軸を支持する凹所を設け、更に前記器体の他側壁に前記ラッチ部材の回転軸近傍に当接する脱落防止片を設けたものである。
【0012】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項と同様な効果のほか、器体の一側壁に対する他側壁側を着脱可能に分離し、ラッチ部材をそのまま器体の一側壁の凹所に挿入し、他側壁を一側壁側に取着すればラッチ部材を器体の一側壁に回動自在に保持した状態でラッチ部材の脱落防止を行うことができ、ラッチ部材の組込作業が容易となる。
【0015】
請求項記載の回路遮断器は、請求項1または請求項2において、前記移動規制部材が、前記器体の両側壁間方向を軸中心として回動自在に支持されたものである。
【0016】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項1または請求項2と同様な効果のほか、移動規制部材が器体の両側壁間を軸中心として回動自在に支持されているので、移動規制部材全体が移動することがなくなり、移動規制部材の規制部の一側壁及びラッチ部材間における介在位置を精度良くすることができ、介在量のばらつきによる特性変化を防止し易くなる。
【0017】
請求項記載の回路遮断器は、請求項において、前記復帰ばねを前記器体の前記一側壁と前記移動規制部材との間で納装される圧縮ばねとし、前記器体の他側壁に前記圧縮ばねに当接する第2の脱落防止片を設けたものである。
【0018】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項と同様な効果のほか、器体の一側壁と移動規制部材との間にそのまま圧縮ばねを納装し、他側壁を取着すれば圧縮ばねの脱落防止を行うことができるので、圧縮ばねの組込作業が容易となる。
【0019】
請求項記載の回路遮断器は、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4において、前記ラッチ部材の前記一側壁との対向面側を、回動中心点側からラッチ部側にかけて徐々に薄厚として傾斜状に形成したものである。
【0020】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4と同様な効果のほか、器体の一側壁とラッチ部材との間に規制部が介在するための隙間が必要であるが、この隙間を形成するとき、一側壁の内面を特殊な形状にする必要がなく直線状に形成することができ、移動規制部材をスムーズに移動させることができる。
【0021】
請求項記載の回路遮断器は、請求項1から請求項5のいずれか一項において、前記ラッチ部材の回動中心点近傍に復帰片を設けるとともに、前記作動部材に、前記ハンドルを接点のオフ方向に回転させたときに前記復帰片に当接して係止部をラッチする方向に前記ラッチ部材を回転させる当接片を設けたものである。
【0022】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項1から請求項5のいずれか一項と同様な効果のほか、ラッチ部材から係止部のラッチが解除された接点強制開極時からハンドルをオフ方向に回転させると、ラッチ部材の復帰片に作動部材の当接片が当接して係止部をラッチする方向にラッチ部材を回転させることができ、ハンドルから手を放すとそのまま係止部がラッチ部材にラッチされる。
【0023】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を図1から図13により説明する。すなわち、この回路遮断器は、基本的に、器体45と、ハンドル46と、可動接触子47と、固定接触子48と、作動部材49と、ラッチ部材50と、異常電流検出装置51と、端子52、53を有する。
【0024】
器体45は、内部に部品収納スペースを有する箱形であって、部品を両側壁54、55の対向方向より配設する横嵌め式としている。すなわち、器体45を両側壁の対向方向に2分割可能に構成し、開いた状態で部品を内部に収納している。なおこの回路遮断器は2極タイプであり、両側壁方向に3分割可能に構成し、中央の分割体45aの中央に仕切りを設けてこれを両側壁の一側壁54とし、両側の分割体45bの各側壁54、55間にそれぞれ1極分の部品が収納される。
【0025】
ハンドル46は、器体45から一部が突出し、ハンドルリンク56にハンドル46が支持され、器体45に対して回動自在に保持される。このハンドル46は2極に共用されるもので、各極のハンドルリンク56にともに係合する。このため、ハンドルリンク56のハンドル回転方向における両側に係止部130を各々設けるとともに、ハンドル46の回転方向両側にハンドルリンク56の側面側からスライドさせて各係止部130に係止される被係止部131を各々設けている。器体45の上壁115にハンドル穴115aを形成し、ハンドル穴115aからハンドル46の一部を突出している。
【0026】
作動部材47は、ラッチされる係止部57を有して可動接点58が固定接点59に接触した状態におけるリンク機構の均衡を崩す方向に付勢されている。リンク機構は、ハンドルリンク56と、可動接触子ホルダ60と、反転ばね61を有する。作動部材47はハンドルリンク56を回動自在に軸支する両側片62及びこの両側片62間を連結する連結片63を有したフレーム64を具備する。可動接触子ホルダ60はフレーム64の両側片62に対してハンドルリンク56と同一軸線上で回動自在に軸支されている。すなわち、フレーム64の両側片62に形成した孔62aに外面から内面方向へ挿通される第1軸部66と、この第1軸部66を両側片62に挿通させたときにフレーム64の外面に当接する鍔部67と、この鍔部67から第1軸部66とは反対側に突出する第2軸部68とを有する軸部材69を、フレーム64の両側片62の各々に装着し、可動接触子ホルダ60を第1軸部66に軸支するとともにハンドルリンク56を第2軸部68に軸支している。反転ばね61は可動接触子48とハンドルリンク56との間に懸架されてハンドルリンク56及び可動接触子ホルダ60の軸支位置を中心に反転する。
【0027】
またフレーム64の側片62に形成した孔62bと器体45の一側壁54に形成した孔70間に例えばねじりコイルばねを用いた開極ばね71の両端を嵌合し、これにより作動部材47をリンク機構の均衡を崩す方向に付勢している。すなわち、開極ばね71はラッチ部材50がフレーム64のラッチを解除した状態で反転ばね61がハンドルリンク56及び可動接触子ホルダ60の軸支位置を越えて可動接点58を固定接点59から離すように反転ばね61を反転させる方向にフレーム64を付勢する。
【0028】
一方上記のハンドルリンク56は、作動部材47よりも広幅に対向する幅をもった略コ字形の部材であり、第2軸部68に軸支される軸受け77を下端に切欠き形成し、それと反対側の上端に反転ばね61の上端を受けるように略逆への字形に折曲したばね受けピン78を支持する受け部79を切欠き形成している。
【0029】
さらに可動接触子ホルダ60は、作動部材47のフレーム64の両側片62間に挿入できる幅に対向した一対の側片81、82とこれらを連結する連結片83からなる。一対の側片81、82の上端部に第1軸部66に嵌合する軸受け85を孔により形成し、連結片83に可動接触子48の反転ばね61を受けるばね保持片75を抜止め嵌合する抜け止め部84を切欠き形成している。可動接触子ホルダ60は、反転ばね61のばね力によって抜け止め部84にばね保持片75が当接嵌合して可動接触子48が外れるのを防止する。そして、反転ばね61のばね力によって可動接触子本体76の可動接点固着面側が当接する可動接触子当接部88が側片81、82間の連結片83の下側に形成されている。可動接触子ホルダ60に、可動接触子当接部88から側片81の幅方向に可動接触子48の厚みよりも広い間隔をおいて、可動接触子本体76の可動接点固着面とは反対側面が対向する可動接触子移動防止部87を側片81の下端に内向きに折曲して設けている。また後述のように側片82の下端部に被衝突片73を外向きに折曲している。
【0030】
可動接触子48は、ハンドル46にリンク機構を介して連結される可動接点58を有し、可動接触子ホルダ60に保持されている。この可動接触子48は、反転ばね61を懸架するばね保持片75と、基端をばね保持片75に略L字形に連設するとともに先端側に可動接点58を固着し、ばね保持片75に反転ばね61を懸架した状態で固定接触子方向に付勢される可動接触子本体76とを有する。ばね保持片75は先端がT字形に形成されて抜止め係合部を形成し抜止め部84に嵌合する。またフレーム64に可動接触子48の可動接点方向に延出する衝突片72を設けるとともに、可動接点58が固定接点59に接触したときに開極ばね71のばね力によってフレーム64が移動する方向側で衝突片72から所定間隔離れた状態で衝突片72に対向する上述した被衝突片73が可動接触子ホルダ60に設けられている。したがって、フレーム64の開極ばね71による動作で衝突片72が被衝突片73に衝突して可動接触子ホルダ60が開極方向に押圧される。
【0031】
固定接触子49は、可動接点58に接離自在に対向する固定接点59を有している。実施の形態では、導電板に略U字形のスリット160を形成しその内側の片に固定接点59を設けるとともに消弧用ガイド部99を突設している。
【0032】
ラッチ部材50は、作動部材47の係止部57をラッチしてリンク機構の均衡を保持する。すなわちフレーム64をラッチした状態でハンドル46のオフ位置からのオン操作によりハンドルリンク56及び可動接触子ホルダ60の軸支位置を越えて可動接点58を固定接点59に接触させる方向に反転ばね61を位置させることができる。ラッチ部材50は、器体45の両側壁54、55間方向に移動自在であって作動部材47の係止部57をラッチするラッチ部91を有し、一側壁54と作動部材47の係止部57との間に配設されている。このラッチ部材50は、器体45の両側壁54、55間に対して直交方向を軸中心として器体45の一側壁54に回動自在に支持されている。すなわちラッチ部材50は略平板状であり、ラッチ部91はその下端部寄りに突設され、上端部の両側から突出する回動軸92を設け、器体45の一側壁54に回動軸92を支持する凹所93を設け、更に器体45の他側壁55にラッチ部材50の回転軸92またはその近傍に当接して回動軸92が凹所93から脱落するのを防止する脱落防止片95を設けている。またラッチ部材50の一側壁54との対向面162側を、上端の回動中心点側から下端のラッチ部91側にかけて徐々に薄厚として傾斜状に形成している。したがって、ラッチ部材50は垂直姿勢から一側壁54に向けて回動することができ、この回動によりラッチ部91が後退するラッチ解除の動作をすることができる。さらにラッチ部材50の上端中央の回動中心点近傍に復帰片96を設けるとともに、作動部材47に、ハンドル46を接点のオフ方向に回転させたときに復帰片96に当接して係止部57をラッチする方向にラッチ部材50を回転させる当接片97を設けている。
【0033】
弾性係止部材100は、一端側を固定端とするとともに他端側を自由端として固定端を支点として変形自在に器体45のハンドル46と作動部材47の係止部57の間に配設されている。この弾性係止部材100は、固定端をL字形に折曲した略平板状であり、自由端の両側に当接片101及び当接片101よりも短い係止片102を二股状をなすように形成するとともに当接片101及び係止片102間で自由端の端面から所定距離の位置に逃げ部103が形成されている。これに対してラッチ部材64がラッチされている状態のときに逃げ部103に臨む突部105をフレーム64の係止部57の近傍に設ける。一方ハンドル46が少なくともオン位置にあるときに当接片101が先端に当接するとともに係止片102に対向して段差形成され、突部105が逃げ部103から移動して弾性係止部材100を押圧するとき係止片102に引っ掛かる引掛部106を有する延出片197を、フレーム64の係止部57側との間で弾性係止部材100を挟む形にハンドル46から器体45の内部に延出している。
【0034】
移動規制部材107は、器体45の一側壁54に、通常状態では器体45の一側壁54とラッチ部材50との間に介在し、異常電流検出装置51による過電流検出時には器体45の一側壁54とラッチ部材50との間から離脱する規制部108を有する。この移動規制部材107は、器体45の両側壁54、55間方向を軸中心として一側壁54に突設した軸112に中間部の軸受け部114が回動自在に支持され、一端部に規制部108を設け、他端部に検知部113を設け、軸受け部114と規制部108の間にばね受け部115を設けている。復帰ばね109は規制部108を器体45の一側壁54とラッチ部材50との間に介在させる方向に付勢する。この復帰ばね109は器体45の一側壁54と移動規制部材107との間で納装されるコイル状の圧縮ばねとし、器体45の他側壁55に圧縮ばねの側面に当接する第2の脱落防止片110を設け、復帰ばね109の一端はばね受け部115に係止し、他端は一側壁54に連続してハンドル46を露出させる上壁115の内面に係止している。この移動規制部材107の規制部108を復帰ばね109に対して一定位置に規制するため器体45にストッパ150を設けている。また規制部108に対してラッチ部材50の下端の側部に規制部108を受ける受け部120を突出している。
【0035】
異常電流検出装置51は、過電流が流れたときにラッチ部材50が作動部材47のフレーム64の係止部57をラッチしている状態から、ラッチ部材50を解放することによって開極ばね71によりリンク機構の均衡を崩し、可動接点58を固定接点59から強制開極するものである。実施の形態は電磁石であり、電磁石本体180の端部に配置された可動片145が、電磁石本体180の側部に配置されたヨーク151aに軸支され、復帰ばね147によりコイルの磁心210の頭部から離れ、可動片145に検知部113に対向する駆動部148を設けている。
【0036】
連動棒146は作動部材47と可動片145の間に位置しかつ一側壁54を貫通して2極間にまたがるトリップ連動手段であり、器体45に回転自在に支持されている。この連動棒146は各極の作動部材47の係合部199の動作を検知して連動棒146を回転させる受動部146aと、連動棒146の回転により可動片145を過電流検知動作と同方向に回転させる押圧部146bを有する。
【0037】
端子52は可撓電線140を介して可動接触子48に接続されている。端子53は異常電流検出装置51のコイル線を介して固定接触子48に接続されている。
【0038】
なお、ハンドル46をハンドルリンク56に取付ける作業の便利のため、ハンドル46をハンドルリンク56に係止可能な姿勢にハンドルリンク56を反転ばね61に抗して支持する支持用ピン(図示せず)を受ける切溝198をフレーム64に形成している。実施の形態では、フレーム64の両側片62における係止部130の一方よりもハンドルリンク56の軸支点からの距離が短く、かつ、反転ばね61が反転してハンドルリンク56の係止部130の一方が近づく方向で外面から連通した位置に切溝198を形成している。
【0039】
スイッチ151は器体45の長さ方向の端部に配設される端子52の上部に配置され、作動片152が作動部材47または作動部材47を開極動作させる開極ばね71の端部に対向し、作動部材47のラッチが解除されて開極ばね71により回動することにより作動片152を押してスイッチ151を動作させる。また作動片152に連結されたかぎ形に折曲された線材からなるオフ検知片153がハンドル46に対向し、ハンドル46のオフ操作によりハンドル46に押されて作動片152を押し、スイッチ151を動作させる。スイッチ151に端子154が接続され、スイッチ151の信号が外部に取り出される。
【0040】
155は消弧グリッド、190はばね190aに付勢されたレール取付片である。
【0041】
回路遮断器の動作について説明する。図7はオン状態、図9はオフ状態である。オン状態のときハンドル46の露出部は器体45の上壁115に略平行になり、図11に示すように上壁115のハンドル穴115aに近い位置に「ON」表示を施している。オフ状態のとき図12に示すようにハンドル46は傾斜姿勢に起立し、「ON」表示がハンドル穴115a内に隠れ、一方ハンドル46の先端側に隠れるように上壁115に施されていた「OFF」表示が見えるようになる。このオフ状態からオン状態は作動部材47の係止部57がラッチ部91にラッチされた状態で行われる。ハンドル46を図9のオフ位置から図7のオン位置に倒すと反転ばね61が軸部材69を乗り越えるように移動するので可動接点58が固定接点59に接触する方向に付勢され、可動接点58が固定接点59に接触しても反転ばね61により可動接触子ホルダ60はさらに回動するので可動接触子48が当接部88から離れ移動防止部87に当たりこれに押圧される。これにより可動接点58が固定接点59に対しワイピングし、また移動防止部87を介して可動接点ホルダ60により押圧される。可動接点58が固定接点59に接触すると端子52、53間が接続され、その間に電流が流れることができる。
【0042】
つぎにハンドル46をオフ位置に回動すると反転ばね61が軸部材69を乗り越えたとき反転し、可動接触子48にオフ方向に付勢力が働き、接点は開極する。またハンドル46のオフ操作によりオフ検知片153がハンドル46に押されてスイッチ151の作動片152をオンにする。
【0043】
図10はトリップ状態である。オン状態で端子52、53間に過電流が流れると異常電流検出装置51の電磁力により可動片145が磁心210に吸引され、これにより駆動部148が検知部113を復帰ばね109に抗して押し規制部108が回動する。移動規制部108は図4に示すように一側壁54とラッチ部材50の受け部120との間の位置から、図6に示すように上方に移動して受け部120と一側壁54との間に隙間ができる。その結果、ラッチ部91に係合している作動部材47の係止部57は開極ばね71による押圧力でラッチ部材50を、受け部120が一側壁54に接近するように回動させ、これにより係止部57がラッチ部91から外れ、図3から図5に示すように作動部材47のラッチが解放される。作動部材47は開極ばね71のばね力により軸部材69を中心に回動し、図8に示すように衝突片72で可動接触子ホルダ60の被衝突片73を押し、可動接触子ホルダ60を回動させ、反転ばね61が軸部材69を越えると、反転動作により可動接触子ホルダ60の当接部88を介して可動接触子48が開極動作する。すなわち、開極ばね71のばね力でフレーム64を移動させることによりハンドルリンク56及び可動接触子ホルダ60の軸支位置を越えて可動接点58を固定接点59から離す方向に反転ばね61を反転させて可動接点58を固定接点59から強制開極する。
【0044】
作動部材47の回動によりスイッチ151の作動片152が押されてスイッチ151が動作する。また作動部材47の回動により連動棒146の受動部148が押されて回動し、押圧部150により他極の異常電流検出装置の可動片145を吸引方向に作動し、上記と同じ動作でトリップ動作に至らせる。
【0045】
このトリップ動作でハンドル46は反転ばね61により、オン位置とオフ位置の中間の姿勢に回動する。そのため、図13に示すように「ON」表示も「OFF」表示も隠れる状態となる。ここで、ハンドル穴115aに連続する分割体45b側のハンドル穴115bに切欠き201を形成し、ハンドル46の側部に、ハンドル46のトリップ姿勢で切欠き201の位置に例えば赤色などのトリップ表示202が現れるようにしている。
【0046】
トリップ後のリセットは、ハンドル46をオフ位置側に操作する。これにより、ハンドル46の端部で作動部材47が開極ばね71に抗して押されて図10の位置から反時計回りに回動し、作動部材47の当接片97でラッチ部材50の復帰片96を押し上げて受け部120を一側壁54から離すと、移動規制部材107の規制部108が復帰ばね109によってその間に入り、図4の状態になる。ハンドル46から手を離すと、開極ばね71の作用で係止部57がラッチ部91に係止し、作動部材47がラッチ状態となり、ハンドル46はオフ姿勢となる。
【0047】
作動部材47のラッチが解除されて反転ばね61により可動接触子48を開極方向に付勢しても、可動接点58と固定接点59が接点溶着している場合、作動部材47は衝突片72が可動接触子ホルダ60の被衝突片73に当たって規制されるまで若干回動する。このとき、図3に示すように作動部材47の突部105が逃げ部103から出て弾性係止部材100をハンドル46の延出片197に向けて押す状態となる。弾性係止部材100は図2に示すように当接片101が延出片197に当接しているので当接片101を支点に係止片102が延出片197側に押され、係止片102が延出片197に段差形成された凹み形状の引掛部106に係止する。このためハンドル46は図5のようにトリップ表示姿勢に回動せずオン位置のままとなる。すなわち、接点溶着の場合はトリップしていてもハンドル46はオン位置を示す。
【0048】
【発明の効果】
請求項1記載の回路遮断器によれば、ラッチ部材のラッチ部を器体の両側壁間方向に移動自在し、両側壁の一方と作動部材の係止部との間に配設したため、従来例と比較して、器体の両側壁間となる幅方向のスベースを有効利用して器体の長さ方向を短縮でき、器体をコンパクト化することができる。
【0049】
また、ラッチ部材が器体の一側壁に器体の両側壁間に対して直交方向を軸中心として回動自在に支持されているので、ラッチ部材全体が移動することがなくなり、ラッチ部材と作動部材の係止部とのラッチ位置を精度良くすることができ、ラッチ量のばらつきによる特性変化を防止し易くなる。
さらに器体の一復帰ばねによって器体の一側壁とラッチ部材との間に介在させる方向に付勢された移動規制部材の規制部を器体の一側壁とラッチ部材との間に介在させることによって、ラッチ部材の移動を防止することができ、接点をオンオフ操作させるリンクの均衡状態を保持できる。そして、過電流検出時には、復帰ばねのばね力に逆らって規制部を器体の一側壁とラッチ部材との間から離脱する位置に移動させることによってラッチ部材のラッチ部が一側壁側に移動するので、ラッチ部と係止部とのラッチ状態を解除してリンクの均衡状態を崩し、接点を強制開極させることができる。
【0050】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項と同様な効果のほか、器体の一側壁に対する他側壁側を着脱可能に分離し、ラッチ部材をそのまま器体の一側壁の凹所に挿入し、他側壁を一側壁側に取着すればラッチ部材を器体の一側壁に回動自在に保持した状態でラッチ部材の脱落防止を行うことができ、ラッチ部材の組込作業が容易となる。
【0052】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項1または請求項2と同様な効果のほか、移動規制部材が器体の両側壁間を軸中心として回動自在に支持されているので、移動規制部材全体が移動することがなくなり、移動規制部材の規制部の一側壁及びラッチ部材間における介在位置を精度良くすることができ、介在量のばらつきによる特性変化を防止し易くなる。
【0053】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項と同様な効果のほか、器体の一側壁と移動規制部材との間にそのまま圧縮ばねを納装し、他側壁を取着すれば圧縮ばねの脱落防止を行うことができるので、圧縮ばねの組込作業が容易となる。
【0054】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4と同様な効果のほか、器体の一側壁とラッチ部材との間に規制部が介在するための隙間が必要であるが、この隙間を形成するとき、一側壁の内面を特殊な形状にする必要がなく直線状に形成することができ、移動規制部材をスムーズに移動させることができる。
【0055】
請求項記載の回路遮断器によれば、請求項1から請求項5のいずれか一項と同様な効果のほか、ラッチ部材から係止部のラッチが解除された接点強制開極時からハンドルをオフ方向に回転させると、ラッチ部材の復帰片に作動部材の当接片が当接して係止部をラッチする方向にラッチ部材を回転させることができ、ハンドルから手を放すとそのまま係止部がラッチ部材にラッチされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の機構部の分解斜視図である。
【図2】全体の分解斜視図である。
【図3】オン状態の部分拡大図である。
【図4】(a)はそのリンク機構の部分側面図、(b)は図3のA−A線断面図である。
【図5】トリップ状態の部分拡大図である。
【図6】(a)はそのリンク機構の部分側面図、(b)は図5のB−B線断面図である。
【図7】分割体を外した状態のオン状態の正面図である。
【図8】図7を裏側からみた断面図である。
【図9】分割体を外した状態のオフ状態の正面図である。
【図10】分割体を外した状態のトリップ状態の正面図である。
【図11】オン状態の平面図である。
【図12】オフ状態の平面図である。
【図13】トリップ状態の平面図である。
【図14】従来例の断面図である。
【符号の説明】
45 器体
46 ハンドル
47 作動部材
48 可動接触子
49 固定接触子
50 ラッチ部材
51 異常電流検出装置
52 端子
53 端子
54 両側壁
56 ハンドルリンク
57 係止部
58 可動接点
59 固定接点
60 可動接触子ホルダ
61 反転ばね
62 両側片
63 連結片
64 フレーム
66 第1軸部
67 鍔部
68 第2軸部
69 軸部材
71 開極ばね
72 衝突片
73 被衝突片
75 ばね保持片
84 抜止め部
87 可動接触子移動防止部
88 可動接触子当接部
91 ラッチ部
95 脱落防止片
96 復帰片
97 当接片
100 弾性係止部材
101 当接片
102 係止片
103 逃げ部
105 突部
107 移動規制部材
108 規制部
109 復帰ばね
110 第2の脱落防止片
120 受け部
131 切溝
197 延出片

Claims (6)

  1. 内部に部品収納スペースを有する箱形であって部品を両側壁の対向方向より配設する横嵌め式とした器体と、この器体から一部が突出して回動自在に保持されるハンドルと、このハンドルにリンク機構を介して連結される可動接点を有した可動接触子と、前記可動接点に接離自在に対向する固定接点を有した固定接触子と、ラッチされる係止部を有して前記リンク機構の均衡を崩す方向に付勢された作動部材と、この作動部材の前記係止部をラッチして前記リンク機構の均衡を保持するラッチ部材と、過電流が流れたときに前記ラッチ部材が前記作動部材の前記係止部をラッチしている状態から前記ラッチ部材を解放することによって前記リンク機構の均衡を崩し前記可動接点を強制開極する異常電流検出装置とを備えた回路遮断器において、
    前記ラッチ部材は、前記両側壁の一方と前記作動部材の前記係止部との間に配設され、前記器体の両側壁間方向に移動自在であって前記作動部材の前記係止部をラッチするラッチ部を有し、前記器体の両側壁間に対して直交方向を軸中心として前記器体の一側壁に回動自在に支持され、
    前記器体の前記一側壁に、通常状態では前記器体の前記一側壁と前記ラッチ部材との間に介在し、前記異常電流検出装置による過電流検出時には前記器体の前記一側壁と前記ラッチ部材との間から離脱する規制部を有した移動規制部材を配設するとともに、前記規制部を前記器体の前記一側壁と前記ラッチ部材との間に介在させる方向に付勢する復帰ばねを配設した回路遮断器。
  2. 前記ラッチ部材に両側から突出する回動軸を設け、前記器体の一側壁に回動軸を支持する凹所を設け、更に前記器体の他側壁に前記ラッチ部材の回転軸近傍に当接する脱落防止片を設けた請求項記載の回路遮断器。
  3. 前記移動規制部材は、前記器体の両側壁間方向を軸中心として回動自在に支持された請求項1または請求項2記載の回路遮断器。
  4. 前記復帰ばねを前記器体の前記一側壁と前記移動規制部材との間で納装される圧縮ばねとし、前記器体の他側壁に前記圧縮ばねに当接する第2の脱落防止片を設けた請求項記載の回路遮断器。
  5. 前記ラッチ部材の前記一側壁との対向面側を、回動中心点側からラッチ部側にかけて徐々に薄厚として傾斜状に形成した請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の回路遮断器。
  6. 前記ラッチ部材の回動中心点近傍に復帰片を設けるとともに、前記作動部材に、前記ハンドルを接点のオフ方向に回転させたときに前記復帰片に当接して係止部をラッチする方向に前記ラッチ部材を回転させる当接片を設けた請求項1から請求項5のいずれか一項記載の回路遮断器。
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