JP3777972B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機等の電源装置に関する。さらに詳細には、プリンタ、複写機等の帯電装置、転写装置、ヒューザー装置、現像装置等に適用可能な電源装置であり、状態値検出によるフィードバック制御を正確に実行することを可能とした構成を持つ電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ、複写機等の画像形成装置は、感光体ドラムに静電潜像を接触帯電装置(以下帯電装置)で形成し、トナー像を現像装置で形成し、接触転写装置(以下転写装置)で、トナー像を用紙に転写する。さらに、用紙への転写後、剥離(デタック)装置で用紙を感光体または、転写装置等から剥離し、ヒューザー装置において用紙にトナーを定着して、画像を出力する。
【0003】
図9は、画像形成装置の感光体回りの構成を示す図である。感光体ドラム3101は、図示しないモータにより駆動されて矢印方向に回転する。この感光体ドラム3101の周囲には、帯電ロールを備えた接触帯電装置3102が備えられ、接触帯電装置3102により感光体3101が一様に帯電された後、ラスター出力スキャン(ROS)において像を出力する。ROSが実行する機能は、一連の変調されたスキャン・ラインをもって感光体表面を連続的にスキャンすることにより、感光性の表面上に出力イメージ・コピーを露光することである。感光体ドラム3101上に形成された静電潜像は、現像装置3103の現像ロール3110により現像され、感光体ドラム3101上に形成されたトナー像は、転写装置3104により用紙(ペーパー)3105上に転写される。用紙への転写後、剥離(デタック)装置3106で用紙を感光体から剥離し、ヒューザー装置3107において用紙(ペーパ)3105にトナーを定着して、画像を出力する。
【0004】
上記構成において、帯電装置は感光体ドラムに接触しており、帯電電源により帯電用バイアスが印加され、感光体ドラムを一様に帯電する。また、現像装置を構成する現像ロールは、感光体ドラムに近接して配置され、帯電したトナーをその表面に担持して回転し、そのトナーを感光体に向き合う現像位置に運ぶ。また、その現像ロールには、現像電源から、現像バイアスが印加される。この現像バイアスの印加により現像ロールの表面に担持されたトナーが感光体ドラム側に飛翔し、感光体ドラム上にトナー像が形成される。
【0005】
また、転写装置は、感光体ドラムに接触した状態に配置されて回転し、転写電源により転写バイアスが印加され、感光体ドラムと転写ロールとの間に挿入された用紙上にトナー像を転写させる。これら、帯電装置電源、現像装置電源、および転写装置電源は、制御回路により、バイアス印加のタイミング等が制御される。
【0006】
上述の帯電、転写処理において、従来、主流であったコロトロンワイヤー等の放電による給電方式は、低電力化やオゾンレス化等の利点から、接触形ロールによる直接給電、微少隙間での微少放電方式が現在では主流となってきている。
【0007】
一方、近年のCPU性能の向上に伴い、高圧出力をソフトウエアで制御する高圧電源が提案されている。制御方法は、高圧出力の状態量を検出回路で検出し、検出値をCPU等のA/D変換機構によりディジタル変換し、プログラムにより制御するべき目標値との差異を判断する。その結果により、高圧電源の出力を増減させるPWM信号のデューティ(Duty)値を変化させ、目標値に近づける制御を実行する。このようなディジタル制御方式では、ソフトウエアで高圧電源が制御可能なため、従来必要だったオペアンプ(OPAmp)等のアナログ制御回路が必要なくなり、制御回路のコストダウン、実装スペースの縮小が達成される。このようなソフトウエアによるディジタル制御を開示した構成に、特開平9−215329、または特開昭62−279366号がある。
【0008】
一般的なディジタル制御方式の高圧電源構成を示すブロック図を図10に示す。図10に示すように、高圧電源3210は出力負荷3240に対して、転写、帯電など、負荷に応じた所定の出力を行なう。
【0009】
高圧電源3210は、昇圧トランス3211、トランスの1次側印加電圧を周期的にスイッチングするスイッチング回路3212、トランスの2次側で所望の出力波形を生成する整流回路3213と出力状態量を検出する検出手段3214、検出手段による検出結果から出力目標値に制御信号を送信する制御手段3230によって構成される。直流電源(24V)3215の生成した直流電圧はトランスの1次側に印加される。
【0010】
高圧電源の出力は、制御手段3230のCPU3231を利用したプログラミングによるディジタル制御によりコントロールされる。CPU3231による制御は、検出手段3214により検出された状態量をA/D変換器3233によりディジタル変換を行ない、高圧電源が制御すべき目標値とを比較し、その比較結果に応じてパルス発振器3232によってスイッチング手段に与えるPWM信号のデューテイ(Duty)値を制御するものである。スイッチング手段3212は、パルス幅信号に基づいて入力電圧をスイッチングして出力制御を実行する。直流電源(5V)3235は、制御手段3230に印加され、制御手段3230では、これを基準値として各制御を行っている。
【0011】
ディジタル制御方式の電源回路制御のステップは以下のようにまとめられる。
(1)出力電圧を検出回路にてA/D変換器に入力できる電圧に変換(高圧を低圧に変換、また−出力ならば+出力に変換)し、または出力電流を検出回路にてA/D変換器に入力できる電圧に変換(電流量を+電圧に変換)し、
(2)、(1)の値をA/D変換器にて必要なビット(bit)数のディジタル(Digital)値に変換し、
(3)演算器にて予め設定されている目標値と(2)で得られたモニター値を予め決められた演算式で比較・演算を実施し、パルス幅変調(PWM)信号のデューティ(Duty)値を設定する値を算出する。
(4)パルス発振器にて、(3)で得られた設定値に従ったデューティ(Duty)値を持つ パルス幅変調(PWM)信号信号を作成する。
(5)(4)で生成されたPWM信号にてスイッチ素子をON/OFFし、昇圧トランスの2次側にON/OFFのデューティ(Duty)に従った出力を発生する。
(6)(5)で発生した出力を検出し、(1)に戻る。
上記(1)〜(6)を繰り返しモニター値が目標値に一致するようにデューティ(Duty)の増減の制御を行なうことで出力の制御を行なう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のようなCPU、A/D変換器等を含む制御手段としてのMCU(マシンコントロールユニット)は、商用電源から直流電圧に変換する所謂低圧電源の例えば5Vを入力し、これを基準値として各制御を行っている。また、通常前記低圧電源の出力は数%の誤差(従来±3〜4%)を持っている。これは電気回路の構成上回避できないものであり、また低圧電源からMCUへの5V入力ラインではその流れる電流が大きいためラインドロップ(接続ハーネスのインピーダンスと流れる電流による電圧降下)が生じるためである。
【0013】
MCUは当然その誤差の範囲内で誤動作することのないように設計されているが、ここで問題となるのがA/D変換器の基準電圧としても低圧電源の5Vを使用しているためその誤差を含んでしまい、結果的に高圧電源の出力の誤差になってしまうということである。A/D変換器は基準電圧と入力電圧値(電源装置では検出値)を比較することによってそのA/D変換器がもつ分解能でディジタル値に変換するものであるため、入力電圧値(電源装置では検出値)が同一の値でも基準電圧が変動するとそのディジタル出力値は変動してしまう。
【0014】
またディジタル制御の高圧電源は、出力と検出電圧の関係が正比例(または反比例)になるように構成されており、例えば出力−4000Vの時、検出値は4Vとすると出力−2000Vの時、検出値は2Vとなるようになっている。
【0015】
ここでA/D変換器にてディジタル値に変換された場合、例えばA/D変換器が10ビット(bit)で基準電圧が5Vの場合出力−4000Vの時、検出値は4Vで変換後の値は”818”となる。すなわち、
ディジタル値=1023(10bit)×4/5=818
であるからである。
【0016】
例えば実際の低圧電源(M/C)で高圧電源の出力を−4000Vとして出力する必要があった場合、MCUは高圧電源の出力目標値として”818”を設定し出力検出値をA/D変換した値が”818”になるよう演算処理しPWM信号のデューティ(Duty)を可変制御を実施する。ここでA/D変換器の基準電圧が+4%(5.2V)であった場合、目標値”818”は検出値として4.158Vとなり高圧電源装置の出力は−4158Vになるように制御がおこなわれてしまい、出力値として大きく目標値から乖離してしまう。
【0017】
また、感光体に形成されたトナー像を記録用紙に転写する転写装置において、転写ローラが使用されることがある。特開平5−249850に記載のようにこの転写ローラは環境や経時変化によってそれが持つインピーダンスが大きく変化する特徴を持つ。特開平5−181373にあるように、様々な環境下において、最適な転写動作を行うために、あるポイントである所定の出力電圧(または電流)を印加し、その際の電流(または電圧)値を求めてその検出結果から転写ロールの負荷を測定し、最適な定電圧(または定電流)値で制御を行うという制御が一般的に行われている。
【0018】
この転写ロールの負荷を測定し、最適な定電圧(または定電流)値で制御を行なう場合も負荷測定で使用する電圧モニター電流モニターは高圧電源内の検出回路にて検出値を生成し、MCUにてA/D変換器を介してディジタル値に変換した後予め決められている負荷測定式等により次回からの出力を変更している。よって同様にA/D変換器の基準電圧値が変動した場合には、正しい電流または電圧検出ができず、負荷測定の結果に影響を与えてしまう。
【0019】
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、検出値に基づくフィードバック制御を実行する電源装置において、検出値との比較電圧としての基準値の変動に関わらず、正確なフィードバック制御を実行することを可能とし、簡単な構成で高精度の出力を供給できるディジタル制御方式の電源装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面は、制御装置からの制御信号に基づいて第1の入力に対する出力を制御するフィードバック制御型の電源装置において、前記第1の入力に対する出力に対応した検出値を検出する検出手段と、前記第1の入力に基づいて前記検出値に対する参照値としての基準値を生成する基準値生成手段と、前記第1の入力とは独立した異なる第2の入力によって動作する制御部であり、前記検出手段からの検出値と、前記基準値生成手段の生成した基準値とを入力し、入力検出値と入力基準値との差分に基づくディジタル値を生成して、生成したディジタル値に基づいてオンオフ信号の比率としてのデューティ値を設定し、設定デューティ値に対応するオンオフ信号からなるパルス幅信号を出力する制御手段と、前記制御手段から前記パルス幅信号を入力し、該パルス幅信号に基づいて入力電圧をスイッチングして出力制御を実行するスイッチング手段と、を有することを特徴とする。本構成により、電源装置単体での検出値と基準値との比較による制御値を正確に設定することができ、実用上においても調整段階と同様の条件での正確なフィードバック制御が可能となり、また、制御手段の制御用値の調整が、検出値と基準値との比較による制御値を正確に設定でき、実用上におけるフィードバック制御が調整段階と同じ条件で実行可能となり、さらに、ディジタル値を電源装置内の基準値生成手段の生成する基準値と、検出手段の検出値とに基づいて生成する構成であるため、調整時と実際のフィードバック制御時と同一条件での制御が可能となり、正確な制御が可能となる。
【0021】
さらに、本発明の電源装置の一実施態様において、前記検出手段は、前記基準値生成手段の生成した基準値を入力し、該入力基準値との比較に基づいて、検出値を出力する構成を有することを特徴とする。本構成によれば、基準値生成手段の生成する基準値のずれと、検出手段の検出値のずれが同様の条件のもとに発生することになり、一方の値のみがずれて制御値を変化させることがない。
【0024】
さらに、本発明の電源装置の一実施態様において、前記基準値生成手段は、出力基準値調整用の調整手段を有することを特徴とする。本構成によれば、基準値の微調整が可能となり、部品間のばらつきによる出力値の変化を調整可能となる。
【0025】
さらに、本発明の電源装置の一実施態様において、前記検出手段は、検出値調整用の調整手段を有することを特徴とする。本構成によれば、基準値の微調整が可能となり、部品間のばらつきによる出力値の変化を調整可能となる。
【0026】
さらに、本発明の電源装置の一実施態様において、前記検出値を出力の負荷を算出するために利用することを特徴とする。本構成によれば、出力の負荷を検出値から取得することにより、負荷に応じた制御を行なうことが可能になる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電源装置の詳細について図面を参照しながら説明する。
【0028】
【実施例】
[実施例1]
本発明に係る電源装置の回路構成例を図1に示す。なお、以下に説明する実施例は、転写装置、帯電装置、現像装置、ヒューザー装置等における電源において、またプリンタ、複写装置以外の分野においても、出力検出によるフィードバック制御構成を有する構成において適用可能である。
【0029】
[構成]
図1に示すディジタル制御方式の高圧電源及び周辺回路(MCU,LVPS(低圧電源))は、出力負荷500に出力値を与える高圧電源100、高圧電源の制御を行なう制御手段としてのMCU(マシンコントロールユニット)200、高圧電源100に入力される直流電源300、MCUに入力される直流電源400を有する。
【0030】
MCU200内部には高圧電源100の制御に必要なCPU201、スイッチングパルスを出力するパルス発振器202、高圧電源100の検出値をディジタル値に変換するA/D変換器203が備えられている。MCU200はこの他にも様々な部品で構成されているが、ここでは高圧電源100のフィードバック制御に関する構成部品のみ記載している。
【0031】
高圧電源100は、昇圧トランス101、整流平滑回路102、スイッチ素子103、検出回路(電圧または電流)104及び基準電圧生成回路105を備えている。ここで基準電圧生成回路105の基準値と検出回路104の検出値をMCU200内部のA/D変換器203のそれぞれVref(基準電圧入力)及び入力(検出電圧入力)に接続する。
【0032】
上述の構成は、出力に対応する検出値に基づいて入力を制御するフィードバック制御型の電源装置であり、出力に対応した検出値を検出する検出回路104によって検出し、基準電圧生成回路105は、高圧電源100に入力される直流電源300の入力に基づいて前記検出値に対する参照値としての基準値を生成する。フィードバック制御は、検出回路104の検出値と、基準電圧生成回路105の基準値とに基づいて入力制御信号を得て行なう。
【0033】
フィードバック制御は、検出回路104からの検出値と、基準電圧生成回路105の生成した基準値とを入力し、検出値と基準値とに基づくディジタル制御値を生成し、スイッチ素子103に対するオンオフ信号の比率としてのデューティ値をディジタル制御値に基づいて設定して、これを制御信号としてスイッチ素子103に出力する処理として行なう。
【0034】
本発明の電源装置における特徴は、高圧電源100側に基準電圧生成回路105を設けた点である。基準電圧生成回路105の生成する基準電圧は、MCU200に入力される直流電源(5V)400とは無関係であり、直流電源(24V)300に基づいて生成される。
【0035】
図2に基準電圧生成回路105の回路構成例を2通り示す。図2(a)は、24Vラインに対して、ツェナーダイオード1051、抵抗1052を直列に接続した構成であり、ツェナーダイオード1051、抵抗1052間から5Vの基準電圧を取り出す構成である。
【0036】
また、図2(b)は、シャントレギュレータ1053を用い、抵抗1054,ボリューム調整可能な可変抵抗1055をシャントレギュレータ1053に並列に接続し、さらに抵抗1056を接続した構成であり、可変抵抗1055のボリューム調整により、基準電圧(5V)の微調整を可能とした構成である。なお、ここでは、基準電圧として5Vを用いるが、5Vに限らず、他の様々な値を基準値として用いる構成が可能である。
【0037】
このように、本構成は、高圧電源に入力される直流電源(24V)300に基づいて、検出電圧との比較参照値となる基準電圧を生成する。
【0038】
[調整動作]
次に、本構成の基準電圧生成構成を持つ電源装置の調整処理について説明する。従来、本方式のようなフィードバック制御型の高圧電源の場合、高圧電源の製造及び調整検査等は高圧電源単品で行われる。出力の調整時、高圧電源は制御回路(MCU)が接続されていない。従って、次のような方法で調整を行う。
【0039】
(1)パルス発振器による調整
パルス発振器(パルスジェネレータ等)を用いて、出力値が予め決められた値になるようにPWM信号のデューティ(Duty)を調整する。その際の検出値を出力電圧に対応した値となるように、高圧電源の検出回路内に設定したボリュームで検出電圧の出力調整を実行する。
【0040】
図3に高圧電源の主要構成であるスイッチング回路610、整流回路620、検出回路630の各回路の具体的構成例を示す。検出回路630は、整流回路620によって生成された出力電圧Voutに基づくモニタ値としての検出電圧Vmonを出力する。
【0041】
整流回路620は、トランス640の2次側に接続されたダイオード622、コンデンサ621を備えており、トランス640によって昇圧された交番電流をコンデンサ621とダイオード622の組み合わせにより整流し平滑する。
【0042】
スイッチング回路610は、トランジスタ612を含み、トランジスタ612のコレクタはトランス640の1次巻線に、エミッタは接地されるとともに抵抗611を介して自身のベースに、ベースは抵抗613を介してパルス発振器に接続されている。
【0043】
パルス発振器から入力するPWM信号がハイレベルであるときにトランジスタ612がオンされ、PWM信号がローレベルであるときにトランジスタ612がオフされる。従って、トランジスタ612はPWM信号のデューテイに応じた期間でオン/オフの状態を交互に繰り返すので、PWM信号のデューテイに応じてトランス640の1次側の直流電圧Vinの印加、非印加を交互に行なうことになる。
【0044】
検出回路630には、オペアンプ633が備えられており、オペアンプ633の反転入力は、自身の出力端に接続されており、オペアンプ633の非反転入力端は、抵抗632を介して出力側に接続されている。また、オペアンプ633の出力端は抵抗634を介して制御部に接続され、モニター値(Vmon)を出力する。また検出回路630は、Vmonを調整するためのボリューム631を有しており、高圧電源の製造及び調整検査等において、出力値が予め決められた値になるようにPWM信号のデューティ(Duty)を調整するとともに、その際の検出値を出力電圧に対応した値となるように、検出回路630内に設定したボリューム631で検出電圧の出力調整を実行する。
【0045】
検出回路のボリュームによる出力調整例を図4に示す。横軸が検出回路から出力される出力検出電圧値(Vmon)であり、縦軸が出力電圧に対応する。例えば図4の実線の特性を持つ高圧電源に設定しようとする場合、実際の検出値と出力値との対応は、部品のばらつきによって例えば図の点線のようになることがある。このような場合に、例えば調整ポイントとして、パルス発振器により出力電圧が4kVになるようにPWM信号のDutyを調整した点701を設定し、この点701の検出回路の検出値が4Vになるように高圧電源の検出回路のボリュームを調整する処理を実行する。
【0046】
本発明の電源装置構成の基準電圧生成回路105(図1参照)では、直流電源(24V)300から高圧電源100に入力される電圧に基づいて基準電圧としての5Vを生成する。本構成ではMCUに入力する直流電源(5V)400からではなく、高圧電源100の基準電圧生成回路105で生成した5Vを基準電圧としてMCU200に供給した構成とした。
【0047】
前述したように、高圧電源単品で行われる高圧電源の製造及び調整検査における出力の調整時、高圧電源は制御回路(MCU)が接続されていない。しかし、本発明の構成によれば、高圧電源100内の基準電圧生成回路105で生成した5Vを基準電圧として、検出値と出力値の対応の調整が可能となり、後で接続される、直流電源(5V)400の誤差や変動に関係のない検出値と出力値の対応の調整が可能となる。
【0048】
高圧電源100内の基準電圧生成回路105は、実際の使用時においても調整時と同じ安定した基準電圧となるため、A/D変換器203によるディジタル値の変動を防ぎディジタル制御そのものの出力精度の向上につながる。この方式の場合、基準電圧生成回路105で生成される5Vの精度が良いほど高圧電源の精度も良くなる。
【0049】
(2)仮想MCUによる調整、
高圧電源の出力の調整手法としては、さらに、仮想MCUを用いてフィードバック制御を行い、予め決められた出力目標値を設定し、それに対応した出力値になるように検出回路のボリューム調整を行なう方法がある。
【0050】
この方式は、仮想MCUボードを調整対象の高圧電源に接続して、高圧電源回路のフィードバック制御により、調整を行なう構成である。出力目標値と出力検出値を仮想MCUボードのA/D変換器でディジタル値に変換した値が一致するように、仮想MCUボードのパルス発振器で出力するPWM信号のDutyを予め決められたアルゴリズムにより制御する。
【0051】
例えば図5のようにPWM信号のDuty制御のディジタル信号としての出力目標値”818”に対して出力が4kVとなる調整を実行することを想定する。この場合、高圧電源装置からの検出回路からの検出値をA/D変換したディジタル値が”818”となるように制御する。この調整処理を電源装置の検出回路内のボリュームの調整により実行する。
【0052】
また、この調整の際、基準電圧生成回路105(図1参照)では、24V入力から5Vを生成する。この5Vを仮想MCUボードのA/D変換器のVrefに供給する。この方式の場合は、仮想CPUにより出力目標値と電圧検出値をディジタル値に変換した値が一致するように制御する。従って、基準電圧生成回路105から供給されるA/D変換器のVrefが多少ずれていてもその変動も含めて出力調整を行うことができる。
【0053】
例えば基準電圧生成回路105から供給される基準電圧Vrefが4.5Vにずれている場合、図6に示すように、検出回路からの検出値に対応するA/D変換後のディジタル値”818”は、検出電圧Vmon値:3.6Vに相当する。このとき、出力は4kVであり、出力4kVに相当するVmon値が3.6VとなるVout−Vmonとして調整すれば、基準電圧生成回路105から供給されるVrefが4.5Vでも目標値”818”で出力4kVのVout−目標特性にすることができる。つまり目標値”818”でフィードバック制御させ、出力4kVとなるように検出回路104のボリュームを調整することで、Vout−Vmon特性をVrefのずれ量に対して自動的に補正することができる。そのためA/D変換器203による誤差要因が排除でき高圧電源の出力調整精度も向上する。
【0054】
この方式は、(1)と違って基準電圧生成回路の5V出力の精度は、あまり必要ではなく基準電圧生成回路の構成が簡単ですむ。実際のフィードバック制御時は(1)と同様に高圧電源で生成した5Vの供給により直流電源(5V)400の誤差や変動に関係なく安定した基準電圧となるため、A/D変換器によるディジタル値の変動を防ぎディジタル制御そのものの出力精度の向上につながる。また、Vrefがずれた場合もその高圧電源ではその分のVout−Vmon特性の補正がされているため、実際のフィードバック制御においても調整時の仮想CPUと同じ条件で正確なフィードバック制御が可能となる。
【0055】
[実施例2]
[構成]
実施例1では、MCUが高圧電源の外部に独立した構成である例を説明したが、実施例2として高圧電源内部に高圧電源コントロール用のCPU等を内蔵したディジタル制御方式を用いた構成について説明する。
【0056】
高圧電源内部に高圧電源コントロール用のCPU等を内蔵した構成を持つ高圧電源及び周辺回路(MCU,LVPS(低電圧供給源))は図7のように構成される。
【0057】
図7は、高圧電源100内部に高圧電源用コントロールユニット150が内蔵されている。外部には、マシン全体の制御を行なう別のMCU600が備えられ、高圧電源用コントロールユニット150、MCU600に対しては、直流電源(5V)400が電源供給し、高圧電源100に対しては、直流電源(24V)300が電源供給する。
【0058】
MCU600内部には高圧電源100の出力情報を送受信するCPU601が備えられている。MCUはこの他にも様々な部品で構成されているが、ここでは高圧電源の制御に関する部品のみ記載している。
【0059】
高圧電源100は、昇圧トランス101、整流回路102、スイッチ回路103、検出回路(電圧または電流)104及び基準電圧生成回路105を備えている。また、MCU600からの出力情報に対して高圧電源100の出力を制御する高圧電源用コントロールユニット150を内部に備えている。
【0060】
高圧電源用コントロールユニット150は、高圧電源の制御に必要なCPU151、スイッチングパルスを出力するパルス発振器152、高圧電源100の検出回路104から入力される検出値をディジタル値に変換するA/D変換器153が備えられている。ここで基準電圧生成回路105の基準値と検出回路104の検出値を高圧電源用コントロールユニット150内部のA/D変換器153のそれぞれVref(基準電圧入力)及び入力(検出電圧入力)に接続する。本実施例においても、実施例1と同様、高圧電源100側に基準電圧生成回路105を設けている。基準電圧生成回路105の生成する基準電圧は、高圧電源用コントロールユニット150に入力される直流電源(5V)400とは無関係であり、直流電源(24V)300に基づいて生成される。
【0061】
[調整動作]
本実施例では、高圧電源100内部に高圧電源用コントロールユニット150が設けられており、実施例1の(2)において仮想MCUを使用した調整ではなく、高圧電源用コントロールユニット150を適用した調整が行なわれる。
【0062】
すなわち、高圧電源用コントロールユニット150を用いてフィードバック制御を行い、予め決められた出力目標値を設定し、それに対応した出力値になるように検出回路のボリューム調整を行なう。出力目標値と、出力検出値を高圧電源用コントロールユニット150のA/D変換器153でディジタル値に変換した値が一致するように、パルス発振器152で出力するPWM信号のDutyを制御する。
【0063】
例えば、前述した図5のようにPWM信号のDuty制御のディジタル信号としての出力目標値”818”に対して出力が4kVとなる調整を実行することを想定する。この場合、高圧電源装置からの検出回路からの検出値をA/D変換したディジタル値が”818”となるように制御する。この調整処理を電源装置100の検出回路104内のボリュームの調整により実行する。
【0064】
また、この調整の際、基準電圧生成回路105(図7参照)では、24V入力から5Vを生成する。この5Vを高圧電源用コントロールユニット150のA/D変換器153のVrefに供給し、出力目標値と電圧検出値をディジタル値に変換した値が一致するように制御する。本実施例においても、実施例1の(2)仮想MCUによる調整と同様、基準電圧生成回路105から供給されるA/D変換器のVrefが多少ずれていてもその変動も含めて出力調整を行うことができる。従って、この方式においても基準電圧生成回路の5V出力の精度は、あまり必要ではなく基準電圧生成回路の構成が簡単ですむ。実際のフィードバック制御時は高圧電源の基準電圧生成回路105で生成した5Vの供給により直流電源(5V)400の誤差や変動に関係なく安定した基準電圧となるため、A/D変換器によるディジタル値の変動を防ぎディジタル制御そのものの出力精度の向上につながる。また、Vrefがずれた場合もその高圧電源ではその分のVout−Vmon特性の補正がされているため、実際のフィードバック制御においても調整時の仮想CPUと同じ条件で正確なフィードバック制御が可能となる。
【0065】
本例は実施例1の(2)仮想MCUによる調整に対して、調整時と実際のフィードバック制御時での条件がA/D変換器そのものも同じとなり、A/D変換器の基準電圧以外での誤差要因についても排除でき高圧電源の出力調整精度が向上できる。なお、高圧電源100内部に構成される高圧電源用コントロールユニット150はサブ基板構成でも、高圧電源と一体基板で構成してもよい。
【0066】
[実施例3]
[構成]
次に、基準電圧生成回路の出力を検出回路部の基準電圧として使用した構成を実施例3として説明する。
【0067】
図8に実施例3のディジタル制御方式の高圧電源及び周辺回路(MCU,LVPS(低圧電源))構成を示す。高圧電源100、高圧電源の制御を行なう制御手段としてのMCU(マシンコントロールユニット)200、高圧電源100に入力される直流電源300、MCUに入力される直流電源400を有する。
【0068】
MCU200内部には高圧電源100の制御に必要なCPU201、スイッチングパルスを出力するパルス発振器202、高圧電源100の検出値をディジタル値に変換するA/D変換器203が備えられている。MCU200はこの他にも様々な部品で構成されているが、ここでは高圧電源100のフィードバック制御に関する構成部品のみ記載している。
【0069】
高圧電源100は、昇圧トランス101、整流平滑回路102、スイッチ素子103、検出回路(電圧または電流)104及び基準電圧生成回路105を備えている。ここで基準電圧生成回路105の基準値と検出回路104の検出値をMCU200内部のA/D変換器203のそれぞれVref(基準電圧入力)及び入力(検出電圧入力)に接続する。
【0070】
本実施例の電源装置における特徴は、高圧電源100側に基準電圧生成回路105を設けた点と、基準電圧生成回路105の出力を検出回路104の基準電圧として使用した点である。基準電圧生成回路105の生成する基準電圧は、MCU200に入力される直流電源(5V)400とは無関係であり、直流電源(24V)300に基づいて生成される。また、基準電圧生成回路105の生成する基準電圧が検出回路104の検出値出力のための基準電圧として用いられる。すなわち、検出回路104は、基準電圧生成回路105の生成した基準値を入力し、入力基準値との比較に基づいて、検出値を出力する。
【0071】
なお、本構成は、先に説明したコントロールユニットを高圧電源内部に有する実施例2の構成に適用することも可能である。
【0072】
[調整動作]
調整動作は、実施例1と同様、(1)パルス発振器による調整、(2)仮想MCUによる調整が適用可能である。
【0073】
本実施例3の構成によれば、検出回路104の検出値は基準電圧生成回路105の生成する基準電圧を基に生成されているため、A/D変換器203に入力する基準電圧生成回路105の生成する基準電圧と、A/D変換器203に入力する検出回路104の検出値とが同じずれや変動を発生させることになるため、A/D変換器203において、基準電圧と検出値とに基づいてデューティ制御のためのディジタル値に変換した後の値には影響がでないという利点がある。
【0074】
このように、本発明の電源装置によれば、フィードバック制御を実行する電源装置において、基準電圧を高圧電源側で生成し、調整を実行することが可能となるので、MCUの低電圧源の誤差の影響を受けない調整が可能となり、正確なフィードバック制御が可能となる。なお、本発明の電源装置は、転写装置、帯電装置、現像装置、ヒューザー装置等における電源において、またプリンタ、複写装置以外の分野においても、出力検出によるフィードバック制御構成を有する構成において適用可能である。なお、マシン動作上の出力負荷が帯電器(BCR)または転写ロール(BTR)などの場合は、予め決められたポイントで負荷測定モードが発生し、その際に出力電圧又は出力電流モニターを電源からMCUに供給し、出力の負荷を出力電圧と出力電流から算出している。この場合、出力電圧または出力電流モニターを入力するA/D変換器のVrefに高圧電源部の基準電圧生成回路の出力を入力することで実施例1−(1)、(2)、実施例2、3と同じ動作となるため、モニターのディジタル変換後の精度を上げることが可能になり、結果的に負荷の測定値の向上につながる。出力電流モニターの場合は、前述の実施例の出力電圧が出力電流にかわるのみで動作原理は同じである。また高圧電源の制御方式はアナログ制御方式、ディジタル制御方式どちらでも可能である。
【0075】
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0076】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の電源装置においては、フィードバック制御において検出値との比較用として用いる基準電圧を電源装置内に構成した基準電圧生成回路において生成する構成としたので、調整段階で検出値と基準値との正確な対応付けが可能となり、正確なフィードバック制御が可能となる。
【0077】
さらに、本発明の電源装置においては、ディジタル制御型のフィードバック制御構成を持ち、検出値と基準値とに基づいて生成されるディジタル値により、PWM信号のデューティ値を変更して制御を行なう構成において、基準電圧を電源装置内に構成した基準電圧生成回路において生成する構成とし、検出値と、基準電圧値をA/D変換器に入力してディジタル値を生成する構成としたので、調整段階において得られる出力調整用の値としてのディジタル値が検出値と基準値との正確な対応付けの元に生成される値となり、実際のフィードバック制御においても調整時と同様の条件となるので、正確なフィードバック制御が可能となる。
【0078】
さらに、本発明の電源装置においては、ディジタル制御型のフィードバック構成を持つ電源装置において、基準電圧を電源装置内に構成した基準電圧生成回路において生成する構成とし、さらに、検出値を生成する検出回路の基準電圧として電源装置内に構成した基準電圧生成回路の出力を用いる構成としたので、基準電圧の変動に伴い検出値の変動が発生することになり、一方のみが変動することがなく、フィードバック制御がより正確に実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電源装置の構成例(例1)を示す図である。
【図2】 本発明の電源装置の回路における基準電圧生成回路の例を示す図である。
【図3】 本発明の電源装置の回路構成例を示す図である。
【図4】 本発明の電源装置の調整処理を説明する図(その1)である。
【図5】 本発明の電源装置の調整処理を説明する図(その2)である。
【図6】 本発明の電源装置の調整処理を説明する図(その3)である。
【図7】 本発明の電源装置の構成例(例2)を示す図である。
【図8】 本発明の電源装置の構成例(例3)を示す図である。
【図9】 プリンタ、複写装置の感光体回りの構成を説明する図である。
【図10】 CPU等を用いたフィードバックによる電圧制御を実行する構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 高圧電源、 101 トランス
102 整流回路、 103 スイッチング回路
104 検出回路、 200 マシンコントロールユニット
201 CPU、 202 パルス発振器
203 A/D変換器、 300 直流電源
400 直流電源 500 出力負荷
1051 ツェナーダイオード
1052,1054,1056 抵抗
1053 シャントレギュレータ
1055 可変抵抗、 610 スイッチング回路
611,613 抵抗、612 トランジスタ
620 整流回路、 621 コンデンサ
622 ダイオード、 630 検出回路
631 ボリューム、632,634 抵抗
633 オペアンプ 640 トランス
150 高圧電源用コントロールユニット
151 CPU、152 パルス発振器
153 A/D変換器、
3101 感光体ドラム、 3102 接触帯電装置
3103 現像装置、 3104 転写装置
3105 用紙(ペーパー)、 3106 剥離(デタック)装置
3107 ヒューザー装置、 3110 現像ロール
3210 高圧電源、 3211 トランス
3212 スイッチング回路、 3213 整流回路
3214 検出回路、 3215 直流電源
3230 マシンコントロールユニット
3231 CPU、 3232 パルス発振器
3233 A/D変換器、 3235 直流電源
3240 出力負荷

Claims (5)

  1. 制御装置からの制御信号に基づいて第1の入力に対する出力を制御するフィードバック制御型の電源装置において、
    前記第1の入力に対する出力に対応した検出値を検出する検出手段と、
    前記第1の入力に基づいて前記検出値に対する参照値としての基準値を生成する基準値生成手段と、
    前記第1の入力とは独立した異なる第2の入力によって動作する制御部であり、前記検出手段からの検出値と、前記基準値生成手段の生成した基準値とを入力し、入力検出値と入力基準値との差分に基づくディジタル値を生成して、生成したディジタル値に基づいてオンオフ信号の比率としてのデューティ値を設定し、設定デューティ値に対応するオンオフ信号からなるパルス幅信号を出力する制御手段と、
    前記制御手段から前記パルス幅信号を入力し、該パルス幅信号に基づいて入力電圧をスイッチングして出力制御を実行するスイッチング手段と、
    を有することを特徴とする電源装置。
  2. 前記検出手段は、前記基準値生成手段の生成した基準値を入力し、該入力基準値との比較に基づいて、検出値を出力する構成を有することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記基準値生成手段は、出力基準値調整用の調整手段を有することを特徴とする請求項1乃至いずれかに記載の電源装置。
  4. 前記検出手段は、検出値調整用の調整手段を有することを特徴とする請求項1乃至いずれかに記載の電源装置。
  5. 前記検出値を出力の負荷を算出するために利用することを特徴とする請求項1乃至いずれかに記載の電源装置。
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