JP3776350B2 - 農業用フィルム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作物栽培時に地面を覆い作物の生育に好適な環境を構築するマルチと称される農業用フィルムに関し、詳しくは高温期に畑地を覆い、地温の上昇を抑制し、作物に好適な栽培環境にする農業用フィルムに関する。
【0002】
さらに、高温期以外でも果樹の株元の全面又は部分的に敷設することで、その強力な反射光で果実の着色を増進させたり、根への雨水の浸入を防止し、果実糖度をコントロールしたりする農業フイルムに関する。以下の説明は地温を抑制するマルチフイルムにつき説明するが、用途はこれに限定するものではない。
【0003】
【従来の技術】
一般に多くの農作物(米、麦、トウモロコシを始め、野菜、花卉、果樹等)の栽培に、農業用マルチフィルムが用いられている。
【0004】
かかるマルチフィルムを用いたマルチ栽培によって、土中水分保持、土壌膨軟性の保持、肥料流亡防止、地温の上昇と抑制、初期成育の促進、初期収量の増加、生産の多収安定化等の諸効果が達成される。
【0005】
かかるマルチフィルムとしては、従来、二酸化チタンやアルミ微粒子をフィルムに配合して太陽光線を反射させて地温の上昇を防ぐ反射フィルムが知られている。
【0006】
しかし、かかるマルチフィルムでは、地温の低下がせいぜい裸地程度であり、不十分である。地温の抑制効果が低いと、たとえ1℃程度の上昇でも根の活動に影響し、積算すると植物の生育を大幅に遅らせたりあるいは枯死させるという植物栽培に致命的な問題がある。
【0007】
そこで、本発明者は、地温を裸地温度以下にすることが出来、栽培の難しい高温期の栽培に使用することにより、作物を良い栽培環境で育て、生育促進させ病害も低減することが出来る農業フィルムを先に提案した(特願平11−220513号参照)。この農業フィルムは、ポリオレフィン系樹脂からなる多層フィルムであり、一方の面が黒色層で他方の面が白色層であり、白色層の二酸化チタン濃度(wt%)の数値と厚さ(μm)の数値の積が500以上であり、フィルム面に実質的に均等に孔径1mm以下の孔を設け、かつ該孔の全面積がフィルム1m2当たり1000mm2以上であることを特徴とする。
【0008】
本発明者は、更に研究を進め、上記農業フィルムを用いて地温測定及び栽培テストを実施し、次の知見を得た。
【0009】
上記農業用フィルムは、高反射フィルムで、二酸化チタン粉末(白色顔料)を多量に含むフィルムである(以下、先行高反射フィルムという。)。
【0010】
かかる先行高反射フィルムは白色層表面の汚れがひどいことがわかった。かかるフィルム汚れのため、白色層の反射率が低下し、地温上昇抑制効果が低下していく。即ち、先行高反射フィルムの効果が経時に併ない悪い方向に変化して行ってしまう。
【0011】
先行高反射フィルムは高反射性を付与するために、成形上、また強度や耐候性等の面で、品質上可能なレベルまで、白色顔料の濃度をアップし、またフィルム厚みも厚くしてあり、従来のマルチフィルムに比較すると、はるかにコストアップしている(約2〜3倍)。
【0012】
一方、フィルムの使用期間は夏期高温期が中心であり、一日の使用では償却できないし、またフィルム強度も十分なので、省資源化という面からすると2〜3回使用することが好ましい。
【0013】
この場合、上記のように汚れがひどいと、フィルム性能が低下し、1作目の地温低下効果は十分発揮されたのに、2作目には効果が発揮されないことになる。
【0014】
しかも、このフィルムに付着する汚れは、従来のマルチフィルムに比較して除去するのが難しい。即ち、従来のマルチフィルムなら、降雨や簡単な水洗いで除去できたが、先行高反射フィルムでは、この程度の対処では除去できず、一部の汚れは残ってしまう問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の課題は、フィルム表面の汚れを防止し、地温上昇抑制効果を低下させない農業用フィルムを提供することにある。
【0016】
また本発明の他の課題は、フィルム表面が汚れてもその汚れを簡単に落とせる農業用フィルムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の農業用フィルムは、ベース樹脂がポリオレフィン系樹脂である多層フィルムであり、少なくとも黒色層、白色層及び透明層の3層からなり、黒色層/白色層/透明層の順に層構成され、白色層の二酸化チタン濃度(wt%)の数値と厚さ(μm)の数値の積が500以上であることを特徴とする。
【0018】
本発明において、白色層の二酸化チタン濃度(wt%)の数値と厚さ(μm)の数値の積は800以上が好ましく、1000以上がより好ましい。
【0019】
また本発明において、ベース樹脂が直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)やメタロセンポリエチレンであることが好ましい。
【0020】
白色層と黒色層の2層からなる先行高反射フィルムにおいて、汚れの原因や汚れが落ちにくい原因について検討した結果、本発明者は、高フィラー含有により白層表面の凹凸が増し、また一部フィラーは表面に露出し、またはそれに近い状態となり、汚れが付着し易く、しかも除去し難いことを見出した。
【0021】
またTiO2粉末のような無機フィラーは極性が強く、これをフィルムに練込み添加すると、フィルムが帯電し易くなり、ホコリ微粉体を付着し易く、しかも除去し難い。また、ホコリと同じく、微生物(菌類、藻類、地衣類等)の胞子類も付着し易く、付着表面で繁殖し易い傾向もある。これも汚れを引き起こし、しかも簡単に除去できない種類の原因ともなることがわかった。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0023】
多層フィルムの層構成は、黒色層、白色層、透明層の少なくとも3層構成であればよい。この多層フィルムはベース樹脂としてポリオレフィン系樹脂を用いた軟質の多層フィルムである。
【0024】
ポリオレフィン系樹脂としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、メタロセンポリエチレン、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等が挙げられ、その他軟質材料であればよい。軟質材料としては、ポリ塩化ビニル(PVC)ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニル−メチルメタクリレート共重合体、アイオノマー共重合体等が挙げられる。
【0025】
この発明において、ポリオレフィン系樹脂として好ましいのは、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、メタロセンポリエチレンであり、より好ましいのは、強度、柔軟性、耐候性、光反射性、耐汚染性、あるいはある程度の耐熱性を発揮する観点から、エチレン−ブテン1共重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−ヘキセン共重合体、エチレン−オクテン共重合体、エチレン−デセン共重合体等のエチレン−α−オレフィン共重合体からなる直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)や、これらをシングルサイト触媒を用いて重合したメタロセンポリエチレンで、最も好ましいのはメタロセンポリエチレンである。
【0026】
黒色層は、ベース樹脂にカーボンブラックを添加して得られる。かかるカーボンブラックの添加量は、特に限定されないが、1〜10wt%の範囲が好ましい。
【0027】
黒色層は、厚みが2〜28μmの範囲であることが好ましく、より好ましくは、5〜20μmの範囲である。
【0028】
この厚みはフィルム断面の光学顕微鏡観察によって測定することが出来る。
【0029】
白色層の二酸化チタン濃度(wt%)の数値と厚さ(μm)の数値の積は500以上である。かかる要件を満足するには、二酸化チタン濃度の数値を上げるか、あるいは白色層の厚みを増すか、あるいは二酸化チタン濃度の数値を上げると共に白色層の厚みを増す方法がある。
【0030】
白色層の二酸化チタン濃度(wt%)の数値と厚さ(μm)の数値の積が800以上であることが好ましく、その積が1000以上であることがより好ましい。
【0031】
白色層の厚みはフィルム断面の光学顕微鏡観察によって測定することが出来る。
【0032】
透明層は、ベース樹脂だけでもよいが、添加剤を含有してもよい。添加剤としては、酸化防止剤、耐候安定剤、滑剤、アンチブロッキング剤等が挙げられる。
【0033】
また実質的に透明な各種添加剤(例えば保温剤、低含量の二酸化チタンなど)を含有していてもよい。
【0034】
透明層の厚みは 1〜50μmが好ましく、より好ましくは3〜30μmの範囲である。
【0035】
本発明の多層フイルムを製造する方法としては、例えば▲1▼インフレ共押出成形、▲2▼Tダイ共押出成形、▲3▼多層カレンダー、▲4▼多層2軸延伸、などの成形方法により、3層を同時に形成することができるが、黒色層と白色層を上記方法により一体成形し、透明層を貼り合わせてもよい。
【0036】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明するが、かかる実施例によって本発明が限定されるものではない。
【0037】
実施例1
(1)フィルム試料の作成
表1に示すフィルム試料1〜10を作成した。
【0038】
▲1▼ベース樹脂
LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)とメタロセンPE(メタロセンポリエチレン)の2種類を用いた。
LLDPE: 比重0.920、メルトフロレート 1
メタロセンPE:比重0.915、メルトフロレート 2
【0039】
▲2▼透明層組成物
ベース樹脂に以下の添加物を添加した。
シリカ :ベース樹脂に対して0.1重量%
ヒンダードアミン :ベース樹脂に対して0.1 重量%
【0040】
▲3▼白色層組成物
ベース樹脂に二酸化チタンを混入した。二酸化チタンの濃度は、各試料により二酸化チタン濃度(wt%)と厚み(μm)の積が表1に示す値になるようにして決定した。
【0041】
▲4▼黒色層組成物
ベース樹脂97重量部にカーボンブラックを3重量部混入した。
【0042】
▲5▼製法
上記▲2▼から▲4▼の組成物を、それぞれ別々の押出機で160℃の温度で溶融混練し、1台のインフレーション成形ダイに供給してダイ内で溶融フィルム同士を接着させ、次いでチューブ状に押し出した後ブローアップして冷却し成形して多層フィルム試料1〜10を得た。
各層の厚みは表1に示す。
【0043】
(試験)
上述の多層フィルム試料1〜10を用いて、みかど化工株式会社の試験農場においてマルチ敷設試験を行った。
【0044】
試験農場に畦巾60cm×畦長3mの畦11本の試験列を作成し、該畦面上に各々の農業用フィルムを敷設した。
なお、参考試験としてフィルムを敷設しない畦を1本設けた。
【0045】
フィルム展張は5月23日に行い、7月23日(晴天)外気温 37℃において実施した。
さらに7月21日に同じ試験列を作成して各々の新しい試験フイルムを同様に敷設し、7月23日に測定を実施した。
【0046】
〔日中最高地温〕
日中最高地温は熱電対温度計を使用してフィルム被覆下7cmの位置で測定した。その結果を表1に示した。
【0047】
〔裸地温との差〕
参考試験として設けたフイルムを敷設しない畦にフイルムを敷設した畦と同じ7cmの深さに設置した熱電対温度計を使用して、他の畦と同時に温度を記録してその差を読みとった。その結果を表1に示した。
【0048】
〔表層汚れの評価〕
マルチ敷設後2ヶ月のフイルムを採取して紫外可視分光光度計で420nmの反射率を求め、敷設前のフイルムの反射率と比較して反射率の低下から汚れの程度を評価した。その結果を表1に示した。
【0049】
【表1】
Figure 0003776350
【0050】
以上の表1にも明らかなように、本発明のフイルムは高い光反射率を維持しており、実際の農業用途に使用して長期間地温を低下させることが出来る。
【0051】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、フィルム表面の汚れを防止し、地温上昇抑制効果を低下させない農業用フィルム、フィルム表面が汚れてもその汚れを簡単に落とせる農業用フィルムを提供することができる。

Claims (5)

  1. ベース樹脂がポリオレフィン系樹脂である多層フィルムであり、少なくとも黒色層、白色層及び透明層の3層からなり、黒色層/白色層/透明層の順に層構成され、白色層の二酸化チタン濃度(wt%)の数値と厚さ(μm)の数値の積が500以上であることを特徴とする農業用フィルム。
  2. 白色層の二酸化チタン濃度(wt%)の数値と厚さ(μm)の数値の積が800以上である請求項1記載の農業用フィルム。
  3. 白色層の二酸化チタン濃度(wt%)の数値と厚さ(μm)の数値の積が1000以上である請求項1記載の農業用フィルム。
  4. ベース樹脂が直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の農業用フィルム。
  5. ベース樹脂がメタロセンポリエチレンであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の農業用フィルム。
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