JP3775285B2 - 車両用セキュリティシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、車両等の盗難があった場合でも、無線通信を利用して車両等の盗難の抑制を図る車両用セキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、車両用セキュリティシステムとして、侵入センサ等を用いて泥棒が車室内に侵入したこを検出したり、振動センサ等を用いて車両の振動を検出した場合に警報を鳴らすことにより、泥棒を威嚇して車両若しくは車載備品の盗難を未然に防ぐものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両用セキュリティシステムでは、泥棒に対して警報を報知して威嚇するものの、車両周辺に人が存在しなければ盗難防止機能としての実効性に乏しいため、犯行抑止力の効果が少ないといった問題がある。
【0004】
そこで、本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、犯行抑止力を高めることが可能な車両用セキュリティシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために成された請求項1に記載の発明によれば、車両は、基地局からイモビ指示信号を受信した場合にエンジンの作動を禁止し、また、イモビ指示信号を受信しておらず、且つ第一の暗号要求信号を送信してから所定期間内に第一の応答信号を受信しなかった場合であって、車両所有者判断手段により車両を操作する者が車両の所有者でないと判断された場合に、エンジンの作動を禁止する。
【0006】
本発明では、車両が盗難された場合にイモビ信号を送信してエンジンの作動を禁止する。これにより、車両の盗難があった場合でも車両を始動させることができないため、そのことを認知する泥棒は車両の盗難をあきらめ、結果的に犯行抑止力を高めることができる。
【0007】
また、車両と基地局との間で通信のやりとりを行えない状況が生じることもあるが、かかる場合には、車両が通信エリア外に存在するのか、故意に通信の妨害があるのかの区別がつかない。従って、かかる場合には、車両所有者判断手段により車両を操作する者が車両の所有者でないと判断された場合に、エンジンの作動を禁止する。なお、ここでいう車両を操作する者とは、車両に入ろうとする者若しくはエンジンの作動やドアのロック/アンロック等のように車両の機能を作動する者が該当する。
【0008】
以上のように請求項1に記載の発明によれば、本システムを認知する泥棒は車両の盗難をあきらめると考えられ、結果的に車両の盗難の抑止力を高めることができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明のように、車両と基地局との間で通信のやりとりを行えない状況において、ドアアンロック手段によりドアのアンロック指令が所定回数行われた場合には、車両所有者判断手段は、車両の操作者が車両の所有者でないと判断する。即ち、故意に通信の妨害がある場合には、所定回数を越えてドアアンロック指令がされるものと考えられるため、かかる場合に車両の操作者を車両の所有者でないと判断する。この結果、ドアのアンロック手段という簡便な装置で車両の所有者か否かの判断が可能であるため、利用者の利便性を向上させることができる。
【0010】
また、請求項3に記載の発明によれば、車両は、基地局からイモビ指示信号を受信せず、且つ基地局から暗号信号を受信しなかった場合には、報知手段にてドアのアンロック指令の所定回数までの残りの回数を報知する。
【0011】
これは、車両が基地局との間で通信のやりとりを行えない状況において、ドアのアンロック指令が所定回数を超えるような場合には、エンジンの作動が禁止されてしまうため、車両運転者に所定回数までの残りの回数を報知することにより、運転者に注意を促すことが可能となる。
【0012】
さらに、請求項4に記載の発明によれば、車両は、基地局に暗号要求信号を送信すると共に、第一の暗号要求信号に対する第一の応答信号を受信する通信制御手段と、車両に備えられた車載備品を制御するとともに、通信制御手段との間で信号のやりとりを行う車載備品制御手段とを備え、車載備品制御手段は、通信制御手段に対して第二の暗号要求信号を送信してから所定期間内に、第二の応答信号を受信しなかった場合に車載備品の作動を禁止する。即ち、車載備品が盗難されても、第二の暗号要求信号を送信してから所定期間内に第二の応答信号を受信しない場合には車載備品は作動できないため、そのことを認知する泥棒は車載備品の盗難をあきらめると考えられ、結果的に犯行抑止力を高めることが可能となる。
【0013】
また、請求項5に記載の発明によれば、車両に備えられたイグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられた場合にのみ、エンジンの作動を禁止する。これは、例えば、基地局からイモビ指示信号が送信された場合に、車両の状況に関わらずエンジンの作動を停止するとすれば、交通安全状好ましくないこともある。従って、イグニッションスイッチがオフされているような状況において、次にエンジンを始動させるためにイグニッションスイッチをオンに切り替えた場合に、エンジンを作動させないようにすることにより、安全性を考慮したシステムを提供することが可能となる。
【0014】
さらに、請求項6に記載の発明のように、車載備品の電源がオフからオンに切り替えられた場合にのみ、車載備品の作動を禁止するようにしてもよい。この結果、安全性を考慮したシステムを提供することが可能となる。
【0015】
【発明の実施形態】
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態の全体構成図である。
【0016】
本実施形態のセキュリティシステムは、車両1と、車両1との間で暗号通信Aのやりとりを行う基地局2と、ドアのロック/アンロックの指令を行うリモートキー20とから主に構成されている。また、車両1は、基地局2との間で信号のやりとりを可能とするテレマECU11と、リモートキー20からのドアロック/アンロック信号を受信するボデーECU12と、ボデーECU12からの信号に基づいて情報の表示若しくはLEDの点灯を行うインジケータ13と、ボデーECU12から送信されるドアロック/アンロック信号に基づいてドアのロック/アンロックを行うドアロック/アンロック手段14と、図示しないエンジンの駆動等を制御するエンジンECU15と、車載備品を制御する車載備品ECU17とを備えている。なお、車載備品ECU17としては、目的地までの経路を案内等するナビゲーションシステムを制御するナビゲーションECU16や、ステレオを制御するECU等が該当する。
【0017】
基地局2は、テレマECU11との間で暗号通信Aのやりとりを行う。この暗号通信Aのやりとりは、基地局2がテレマECU11から暗号要求信号xを受信すると、暗号要求信号xを予めサーバー等に記憶されている関数y=f(x)にて応答信号yに変換して、テレマECU11に送信することにより行う。例えば、基地局2がy=3x+5という関数を記憶している場合に、テレマECU11からx=100という暗号要求信号を受信すると、y=305という応答信号をテレマECU11に送信することとなる。
【0018】
また、基地局2は、車両1の所有者が所持する携帯電話機3から盗難連絡があった場合には、テレマECU11との間で暗号通信のやりとりを行うことを停止して、テレマECU11にイモビ指示信号を送信する。そして、テレマECU11では、イモビ指示信号を受信した場合には車両が盗難されたと判断し、車両盗難を示す信号をボデーECU12に送信する(詳細は後述する)。
【0019】
ボデーECU12は、テレマECU11と暗号通信Dのやりとりを行うと共に、エンジンECU15との間で暗号通信Bのやりとりを行い、さらに、ナビゲーションECU16との間で暗号通信Cのやりとりを行う。これら各暗号通信のやりとりは、前述の基地局2とテレマECU11との間の暗号通信Aのやりとりと同様の処理が行われる(詳細は後述する)。なお、ボデーECU12は、ナビゲーションECU16以外の他の車載備品制御ECU17との間で暗号通信を行うようにしてもよい。
【0020】
ここで、テレマECU11及びボデーECU12は、本発明の通信制御手段に相当する。また、ボデーECU12は、本発明の車両所有者判断手段に相当する。さらに、車載備品ECU17は、本発明の車載備品制御手段に相当する。また、リモートキー20は、本発明のドアアンロック指令手段に相当する。
【0021】
次に、本実施形態の作動について説明する。
【0022】
まず、本実施形態において、車両1の盗難があった場合の作動の概略について説明する。車両1が盗難され、車両1の所有者から基地局2に携帯電話機3を介して盗難の連絡があった場合には、基地局2は、テレマECU11にイモビ指示信号を送信する。そして、イモビ指示信号を受信したテレマECU11は、ボデーECU12から暗号要求信号x1(本発明の第二の暗号要求信号)の送信があった場合でも、なんら応答を行わないようにする。この時、ボデーECU12は、暗号要求信号x1を送信してから所定期間内に応答がないため、車両盗難があったものと判断する。そして、ボデーECU12は、エンジンECU15やナビゲーションECU16から暗号要求信号x2、x3(本発明の第二の暗号要求信号)の送信があった場合でも、何ら応答を行わないようにする。この時、エンジンECU15やナビゲーションECU16は、暗号要求信号x2、x3の送信を行ってから所定期間内に応答がないため、車両が盗難されたと判断し、エンジンやナビゲーションシステムを作動させないようにする。
【0023】
続いて、本実施形態の詳細な作動について、図2乃至図11のフローチャートを用いて説明する。
【0024】
まず、基地局の作動について図2、図3を用いて説明する。
【0025】
最初のステップS100では、イモビ指示フラグをクリアする。即ち、基地局2のシステムを作動させた段階で、イモビ指示フラグを初期値に設定する。続いて、ステップS102では、車両1の所有者から携帯電話機3を介して連絡があるか否かが判断され、連絡があると判断された場合には、ステップS104にて、その連絡が車両1の盗難連絡であるか、若しくは盗難解除連絡であるかが判断される。そして、盗難連絡であると判断された場合には、ステップS106に移行する。
【0026】
次に、ステップS106では、テレマECU11にイモビ指示信号を送信し、ステップS108にてイモビ指示フラグをセットする。そして、ステップS112では、テレマECU11から暗号要求信号x(本発明の第一の暗号要求信号)を受信したか否かが判断され、受信したと判断された場合には、ステップS114にて暗号要求信号xを読みとる。
【0027】
そして、ステップS116では、イモビ指示フラグがセットされているか否かが判断される。この時、ステップS104にて車両1の盗難連絡があった場合には、ステップS108にてイモビ指示フラグがセットされるため、本ステップにおいてイモビ指示フラグセットの判断がされ、ステップS102に移行する。そして、車両1の所有者から盗難解除連絡があるまでは、上述のステップが繰り替えされ、テレマECU11の暗号要求信号xの送信に対して応答信号yの送信を行わないようにする。
【0028】
一方、ステップS100にてイモビ指示フラグが初期値に設定された状態で、何ら車両1の所有者から連絡がない場合、若しくは、ステップS104にて盗難解除連絡があり、ステップS110にてイモビ指示フラグが初期値に設定された場合には、ステップS116ではイモビ指示フラグクリアの判断がなされ、ステップS118に移行する。そして、ステップS118では、基地局2に記憶された暗号ルール(y=3x+5)に基づき応答信号y(本発明の第一の応答信号)を作成して、ステップS120にてテレマECU11に応答信号yを送信する。
【0029】
続いて、テレマECU11の作動について図4、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートは、車両のイグニッションスイッチのオン、オフに関わらず実行されるものである。
【0030】
最初のステップS200では、イモビ指示フラグをクリア(初期値に設定)し、続くステップS202において、暗号通信A異常フラグをクリア(初期値に設定)する。次に、ステップS204では、基地局2からイモビ指示信号を受信したか否かが判断され、イモビ指示信号を受信したと判断された場合には、ステップS206にてイモビ指示フラグをセットする。そして、ステップS208では、基地局2に暗号要求信号xを送信する。なお、本ステップで暗号要求信号xを送信する前には、予め基地局2に暗号要求信号xを送信する旨を連絡し、基地局2にて受信準備をさせておく。
【0031】
そして、ステップS212では、所定期間内に基地局2から応答信号yを受信したか否かが判断され、受信していないと判断された場合には、ステップS222に移行して暗号通信A異常フラグをセットする。即ち、前述のように基地局2に車両1の盗難の連絡があった場合には、基地局2は、イモビ指示フラグが設定され、盗難解除の連絡があるまでテレマECU11に応答信号yを送信しないため、本ステップにおいて暗号通信A異常フラグがセットされる。
【0032】
一方、ステップS212にて、所定期間内に基地局2から応答信号yを受信したと判断された場合には、応答信号yを読みとる。そして、ステップS216において、暗号ルールに基づいた正しい値か否かが判断され、正しい値でないと判断された場合には、ステップS222にて暗号通信A異常フラグをセットし、正しい値と判断された場合には、ステップS218にて暗号通信A異常フラグをクリアし、さらに、ステップS220にてイモビ指示フラグをクリアする。
【0033】
続いて、ステップS224では、ボデーECU12から暗号要求信号x1を受信したか否かが判断され、受信していない場合にはステップS204に戻って同様の処理がくり返される。また、暗号要求信号x1を受信したと判断された場合には、ステップS226にて暗号要求信号x1を読みとる。
【0034】
そして、ステップS228では、イモビ指示フラグがセットされているか、クリアされているかが判断され、セットされていると判断された場合(車両1の盗難時)には、ステップS204に戻り、基地局2から暗号ルールに基づいた正しい値(信号y)が送信されるまで同様の処理がくり返される。
【0035】
一方、ステップS228にて、イモビ指示フラグがクリアされていると判断された場合には、ステップS230に移行して、暗号ルール(例えば、y1=4・x1+5)に基づき応答信号y1(本発明の第二の応答信号)を作成しステップS232に移行する。続いて、ステップS232では、暗号通信A異常フラグがセットされているか、クリアされているかが判断される。そして、暗号通信A異常フラグがクリアされていると判断された場合には、ステップS236にてボデーECU12に応答信号y1を送信し、ステップS204に戻る。
【0036】
一方、ステップS232にて、暗号通信A異常フラグがセットされていると判断された場合には、ステップS234に移行して応答信号y1にオフセット(信号α)を加える(詳細は後述する)。そして、ステップS234にて作成された応答信号(y1+α)を、ステップS236にてボデーECU12に送信し、ステップS204に移行する。
【0037】
次に、ボデーECU12の作動について図6乃至図9のフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートは、車両のイグニッションスイッチのオン、オフに関わらず実行されるものである。
【0038】
最初のステップS300では、図示しないカウンタのカウンタ値をクリア(カウンタ値を初期値に設定)し、続くステップS302では盗難フラグをクリア(初期値に設定)する。そして、ステップS304では、リモートキー20からアンロック信号を受信するまで受信待機し、アンロック信号を受信した場合には、ステップS306に移行する。このようにドアアンロック信号を受信待機するのは、リモートキー20からドアアンロック信号が送信されるような場合には、人が車室内へ入る意図があると考えられ、かかる場合にその者が車両の所有者か否かの判断を行うためである。
【0039】
ステップS306では、受信したアンロック信号が正規のIDか否かが判断され、正規のIDでないと判断された場合にはステップS304に移行して再度受信待機し、正規のIDと判断された場合にはステップS308に移行する。
【0040】
次に、ステップS308では、テレマECU11に暗号要求信号x1を送信する。続くステップS312では、テレマECU11から所定期間内に応答信号を受信したか否かを判断する。この時、テレマECU11にてイモビフラグが設定されている場合(基地局2に車両盗難の連絡があった場合)には、テレマECU11からの応答信号Y1の送信がないため、ステップS336に移行して盗難フラグをセットする。一方、ステップS312にて、テレマECU11から所定期間内に応答信号y1が送信されたと判断された場合には、ステップS314に移行して応答信号y1を読みとる。
【0041】
続くステップS316では、応答信号y1が、暗号ルールに基づいた正しい値か否かが判断される。そして、正しい値であると判断された場合には、ステップS318にてカウンタ値をクリアし、ステップS320にて盗難フラグをクリアし、ステップS322にてドアロック/アンロック手段14にアンロック信号を送信する。一方、ステップS316にて、暗号ルールに基づいた正しい値でないと判断された場合にはステップS324に移行する。
【0042】
次に、ステップS324では、ボデーECU11から送信された応答信号がオフセット付きの正しい値(y1+α)か否かが判断される。そして、オフセット付きの正しい値(y1+α)であると判断された場合には、ステップS326にてカウンタのカウンタ値を一つインクリメントし、ステップS328にて、カウンタ値が所定回数(例えば、10回)より小さいか否かが判断される。この所定回数は、短期間の間では通常ドアのアンロックが行われない頻度(例えば、10回)が設定される。また、この判断を行うのは、車両1が基地局2との間で暗号通信Aのやりとりを行えない領域(回線不通領域)に入った場合によるものなのか、故意に車両泥棒により通信を妨害された場合によるものなのかを区別するためである。即ち、一時的に車両1が回線不通領域に入ったような状況で、リモートキー20を操作する者が車両の所有者である場合には、所定回数(例えば、10回)を越えてドアのアンロックを行うとは考えにくいが、基地局2からの通信を妨害しているような場合には、所定回数(例えば、10回)を越えてドアのアンロックが行われると考えられるからである。
【0043】
そして、カウンタ値が10より小さいと判断された場合には、ステップS330にて盗難フラグをクリアして、ステップS332にてアンロック信号をドアロック/アンロック手段14に送信する。ここで、ステップS324からステップS332までの処理が行われるのは、車両1が一時的に回線不通領域に入った場合には、盗難フラグをセットしないようにするためである。即ち、回線不通領域に入った場合でも、ステップS304にてアンロック信号を受信した場合には、所定回数(例えば、9回)を限度として、アンロック信号をドアロック/アンロック手段14に出力できるようにする。
【0044】
また、ステップS328にてカウンタ値が10以上となった場合には、ステップS334に移行してカウンタ値を10に設定し、ステップS336に移行して盗難フラグをセットする。このように、カウンタ値が10以上となる場合に、強制的にカウンタ値を10に設定するのは、カウンタ値の上位ビットがオーバーフローしないようにするためである。
【0045】
一方、ステップS324にて応答信号が、オフセット付きの正しい値(y1+α)でないと判断された場合には、ステップS326にて盗難フラグをセットする。これは、基地局2に車両1の盗難連絡がない場合でも、車両が盗難され、車両泥棒により偽の信号が送信されることがあるからである。
【0046】
続いて、ステップS338では、エンジンECU15から暗号要求信号x2を受信したか否かが判断される。そして、受信していないと判断された場合には、ステップS340に移行し、受信したと判断された場合には、ステップS352に移行する。そして、ステップS340では、暗号要求信号x2を読み込む。続いてステップS342では、盗難フラグがセットされているか、クリアされているか(初期値に設定されているか)が判断され、セットされていると判断された場合には、ステップS352に移行する。また、盗難フラグがクリアされていると判断された場合には、ステップS344に移行する。
【0047】
次に、ステップS344では、カウンタのカウンタ値が0であるか、1以上であるかが判断される。そして、1以上であると判断された場合には、ステップS346に移行してインジケータ13に回線不通である旨を表示し、さらに、リモートキー20から送信されるドアアンロック信号を受け付ける回数(所定回数までの残りの回数)を表示して、ステップS348に移行する。一方、ステップS344にて、カウンタ値が0であると判断された場合には、ステップS348に移行する。
【0048】
続くステップS348では、暗号ルール(例えば、y2=5・x2+5)に基づき応答信号y2を作成し、ステップS350に移行する。ステップS350では、エンジンECU15に応答信号y2(本発明の第二の応答信号)を送信し、ステップS352に移行する。
【0049】
続いて、ステップS352では、ナビゲーションECU16から暗号要求信号x3を受信したか否かが判断される。そして、受信していないと判断された場合には、ステップS304に戻り同様の処理をくり返す。また、受信したと判断された場合には、ステップS354に移行して、暗号要求信号x3を読み込む。続いてステップS356では、盗難フラグがセットされているか、クリアされているか(初期値に設定されているか)が判断され、セットされていると判断された場合には、ステップS304に戻る。また、盗難フラグがクリアされていると判断された場合には、ステップS358に移行する。
【0050】
次に、ステップS358では、カウンタのカウンタ値が0であるか、1以上であるかが判断される。そして、1以上であると判断された場合には、ステップS360に移行してインジケータ13に回線不通である旨を表示し、さらに、前述の所定回数(例えば、10回)までの残りの回数を表示して、ステップS362に移行する。一方、ステップS358にて、カウンタ値が0であると判断された場合には、ステップS362に移行する。
【0051】
続くステップS362では、暗号ルール(例えば、y3=6・x2+5)に基づき応答信号y3(本発明の第二の応答信号)を作成し、ステップS364に移行する。ステップS364では、ナビゲーションECU16に応答信号y3を送信し、ステップS366に移行する。
【0052】
ステップS366では、リモートキー20からドアロック信号を受信したか否かが判断される。この判断を行うのは、ステップS304にてドアアンロック信号を受信してからドアロック信号を受信するまでは、車両1に人が存在するものと考えられるため、その人が車両の真の所有者であるかを判断する必要があるからである。そして、ドアロック信号を受信していないと判断された場合には、ステップS338に戻りエンジンECU15から暗号要求信号x3を受信したか否かを判断する。一方、ドアロック信号を受信したと判断された場合には、ステップS304に戻って、ドアアンロック信号を受信待機する。
【0053】
次に、エンジンECU15の作動について図10のフローチャートを用いて説明する。
【0054】
まず、ステップS400では、イグニッション(IG)スイッチがオフの状態からオンされたか否かが判断される。この判断を行うのは、エンジン作動中に基地局2に盗難の連絡があり、基地局2からのイモビ指示に応じてエンジンの作動を停止しては交通安全上好ましくないためである。そして、イグニッションスイッチがオフの状態からオンされた場合には、ステップS402に移行して、ボデーECU12に暗号要求信号x2を送信する。そして、ステップS406では、暗号要求信号x2を送信してから所定期間内に応答信号y2を受信したか否かが判断され、受信していないと判断された場合には、ステップS414に移行して点火カット、フューエルカットを行いエンジンを作動させないようにする。
【0055】
一方、ステップS406にて所定期間内に応答信号を受信したと判断された場合には、ステップS408に移行して応答信号y2を読みとる。そして、ステップS410に移行して、応答信号y2が、暗号ルール(y2=5・x2+5)に基づいた正しい値か否かが判断され、正しくないと判断された場合には、ステップS414に移行して点火カット、フューエルカットを行いエンジンを作動させないようにする。また、正しいと判断された場合には、ステップS412に移行して、点火カット、フューエルカットをしないようにして、通常通りエンジンを作動させ、ステップS400に戻る。
【0056】
次に、ナビゲーションシステム16の作動について図11のフローチャートを用いて説明する。
【0057】
まず、ステップS500では、ナビゲーションシステム16が起動されるまで待機し、ナビゲーションシステム16が起動された場合には、ステップS502に移行して、ボデーECU12に暗号要求信号x3を送信する。そして、ステップS506では暗号要求信号x3を送信してから所定期間内に応答信号y3を受信したか否かが判断され、受信していないと判断された場合には、ステップS514に移行してナビゲーションシステム16を起動させないようにする。
【0058】
一方、ステップS506にて所定期間内に応答信号y3を受信したと判断された場合には、ステップS508に移行して応答信号y3を読みとる。そして、ステップS510に移行して、応答信号y3が暗号ルール(例えば、y3=6・x3+5)に基づいた正しい値か否かが判断され、正しくないと判断された場合には、ステップS514に移行してナビゲーションシステム16を起動させないようにする。また、正しいと判断された場合には、ステップS512に移行して、通常通りナビゲーションシステム16を起動させ、ステップS500に戻る。
【0059】
以上のように本実施形態によれば、車両1が盗難された場合には、事後的にエンジンを作動させないようにできるため、それを認知する泥棒は車両の盗難をあきらめ、結果的に犯行抑止力を高めることができる。
【0060】
また、基地局2との間で通信が途絶えた場合には、それが、車両1が回線不通領域に入った場合によるものなのか、故意に車両泥棒により通信を妨害された場合によるものなのかを区別するために、ドアのアンロックが所定回数、例えば、10回未満まではエンジンの作動を許可し、10回以上となるような場合にはエンジンの作動を禁止するようにする。この結果、より車両1の所有者の利便性を向上させることができる。
【0061】
さらに、ナビゲーションECU16は、ボデーECU12から暗号要求信号x3を送信してから所定期間内に応答信号y3を受信しなかった場合にナビゲーションシステムの作動を禁止する。即ち、車載備品であるナビゲーションシステムを盗難したとしても、固有のボデーECU12と暗号照合で認証されなければ、ナビゲーションシステムとして作動しない。従って、それを知る泥棒はナビゲーションシステム等の車載備品の盗難をあきらめ、結果的に盗難の抑制を図ることができる。
【0062】
なお、本実施形態では、通信機能をテレマECU11に持たせ、また、エンジンECU15や車載備品ECU17との間の信号のやりとりを、ボデーECU12にて行うようにするものについて説明したが、テレマECU11とボデーECU12とを一体的に構成するようにしてもよい。
【0063】
また、基地局2との間で通信のやりとりが行えない状況で、リモートキー20からのアンロック信号が所定回数(例えば、10回)以上行われた場合に、車両泥棒と判断するものについて説明したが、車両の所有者か否かを判断する手段として、指紋、声紋、所定の暗号を入力させる等のように車両の所有者と識別できるものを使用して判断してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】基地局での作動を示すフローチャートである。
【図3】基地局での作動を示すフローチャートである。
【図4】テレマECUでの作動を示すフローチャートである。
【図5】テレマECUでの作動を示すフローチャートである。
【図6】ボデーECUでの作動を示すフローチャートである。
【図7】ボデーECUでの作動を示すフローチャートである。
【図8】ボデーECUでの作動を示すフローチャートである。
【図9】ボデーECUでの作動を示すフローチャートである。
【図10】エンジンECUでの作動を示すフローチャートである。
【図11】ナビゲーションECUの作動を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車両
2 基地局
11 テレマECU
12 ボデーECU
13 インジケータ
15 エンジンECU
16 ナビゲーションECU
17 車載備品ECU
20 リモートキー

Claims (6)

  1. 基地局と、
    該基地局に第一の暗号要求信号を送信すると共に、前記基地局からの前記第一の暗号要求信号に対する第一の応答信号を受信する車両と、
    該車両を操作する者が、車両の所有者か否かを判断する車両所有者判断手段とを有し、
    前記基地局は、前記車両の盗難の連絡があった場合に前記車両にイモビ指示信号を送信する車両用セキュリティシステムであって、
    前記車両は、前記基地局から前記イモビ指示信号を受信した場合にエンジンの作動を禁止し、また、前記イモビ指示信号を受信しておらず、且つ前記第一の暗号要求信号を送信してから所定期間内に前記第一の応答信号を受信しなかった場合であって、前記車両所有者判断手段により前記車両を操作する者が車両の所有者でないと判断された場合に、前記エンジンの作動を禁止することを特徴とする車両用セキュリティシステム。
  2. 請求項1に記載の車両用セキュリティシステムにおいて、
    前記車両のドアのアンロックを指令するドアアンロック指令手段を有し、
    前記イモビ指示信号を受信しておらず、且つ前記第一の暗号要求信号を送信してから所定期間内に前記第一の応答信号を受信しなかった場合であって、前記ドアアンロック指令手段により前記ドアのアンロック指令が所定回数された場合には、前記車両所有者判断手段は、前記車両を操作する者が車両の所有者でないと判断することを特徴とする車両用セキュリティシステム。
  3. 請求項2に記載の車両用セキュリティシステムにおいて、
    前記車両は、前記イモビ指示信号を受信しておらず、且つ前記第一の暗号要求信号を送信してから所定期間内に前記第一の応答信号を受信しなかった場合には、前記ドアのアンロック指令の前記所定回数までの残りの回数を報知する報知手段を備えたことを特徴とする車両用セキュリティシステム。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の車両用セキュリティシステムにおいて、
    前記車両は、前記基地局に前記第一の暗号要求信号を送信すると共に、前記第一の暗号要求信号に対する前記第一の応答信号を受信する通信制御手段と、
    前記車両に備えられた車載備品を制御すると共に、前記通信制御手段との間で信号のやりとりを行う車載備品制御手段とを備え、
    前記車載備品制御手段は、前記通信制御手段に対して第二の暗号要求信号を送信してから所定期間内に、前記第二の暗号要求信号に対する第二の応答信号を受信しなかった場合に前記車載備品の作動を禁止することを特徴とする車両用セキュリティシステム。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の車両用セキュリティシステムにおいて、
    前記車両に備えられたイグニッションスイッチがオフからオンに切り替えられた場合にのみ、前記車両はエンジンの作動を禁止することを特徴とする車両用セキュリティシステム。
  6. 請求項4又は5に記載の車両用セキュリティシステムにおいて、
    前記車載備品制御手段は、前記車載備品の電源がオフからオンに切り替えられた場合にのみ、前記車載備品の作動を禁止することを特徴とする車両用セキュリティシステム。
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