JP3774075B2 - トランザクション分割・連携装置および記録媒体 - Google Patents

トランザクション分割・連携装置および記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランザクション分割・連携装置および記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッチ業務は、一般的にバッチジョブの1ジョブステップを1トランザクションとして処理していたため、入力データのデータ量に依存して1トランザクションで処理するレコード件数が膨大な量となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、データベースの専有時間が長大となり、オンライン業務(1トランザクションで処理するレコード件数が数レコード)のレスポンス時間の悪化やタイムアウト発生が生じてしまう問題があった。
【0004】
また、トランザクション制御プログラムがトランザクション毎に一時的に使用するシステム資源(メモリなど)が1トランザクションで処理するレコード件数に比例して増大し、システム資源が枯渇してしまう問題もあった。
【0005】
また、バッチジョブの実行中にアプリケーションプログラムの異常終了やシステムダウン発生した場合にデータベースは当該バッチジョブの実行前の状態にリカバリされるため、バッチジョブの再実行により入力データの全てを再度処理する必要があり、業務のリカバリに要する時間が長大となってしまう問題もあった。
【0006】
また、アプリケーションプログラムでトランザクションを分割することも考えられるが、各種業務のアプリケーションプログラムでトランザクションを分割するようにするには、各業務プログラムアプリケーション毎にプログラム変更を行う必要あると共に仕様書などの不備により実際の業務アプリケーションでのトランザクション分割が実現し難いという問題があった。
【0007】
また、バッチ業務で設定されたトランザクションについて、自動分割したときにリカバリを効率的に実行することが望まれている。
本発明は、これらの問題を解決するため、バッチジョブのトランザクションを入力データのブロックごとなどに自動分割し、業務アプリケーションプログラムを変更することなくオンライン業務と平行しても迅速なレスポンスを実現、タイムアウト発生を無くすと共に、リカバリ時にバッジ業務で設定したトランザクションを自動分割したときに効率的にリカバリ処理を実行することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1および図8を参照して課題を解決するための手段を説明する。
図1および図8において、アプリケーション(入出力)1は、データーベース3をオープンしたり、アクセスしたり、所定ブロック毎のアクセス毎にトランザクションを分割したり、データーベース3をクローズしたりなどするものである。
【0009】
入力データファイル2は、入力データを格納するものである。
データベース3は、所定ブロック毎にアクセスするものであって、多量のデータを管理するものである。
【0010】
次に、動作を説明する。
図1に示すように、アプリケーションプログラム(入出力)1がデータベース3をアクセスする際に、入力データの所定ブロック毎のアクセス毎にトランザクションを自動分割し、各トランザクション単位に実行すると共に所定ブロック毎のログ情報をログファイルに保存するようにしている。
【0011】
また、トランザクションを実行中に何らかの障害発生時に、ログファイルを参照して障害発生したトランザクションの所定ブロックの再実行を行ってリカバリするようにしている。
【0012】
また、入力データの所定ブロック毎として、同じコードを持つ複数レコードとするようにしている。
また、図8に示すように、アプリケーションプログラム(入出力)31がデータベース34をアクセスする際に、入力データの所定ブロック毎のアクセス毎のトランザクションに自動分割、所定ブロック毎の情報をファイルに保存し、トランザクションを実行中に何らかの障害発生時にファイルを参照して障害発生したデータの書き出し元および書き出し先の整合性を回復した後に、障害発生のトランザクションの所定ブロック以降の再実行を行ってリカバリするようにしている。
【0013】
従って、バッチジョブのトランザクションを入力データのブロックごとなどに自動分割し、業務アプリケーションプログラムを変更することなくオンライン業務と平行しても迅速なレスポンスを実現、タイムアウト発生を無くすと共に、リカバリ時にバッジ業務で設定したトランザクションを自動分割したときに効率的にリカバリ処理を実行することが可能となる。
【0014】
【実施例】
次に、図1から図7を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の概念システム図を示す。
図1の(a)は、本発明の概念システム図を示す。
図1の(a)において、アプリケーション(入出力)1は、データーベース3をオープンしたり、アクセスしたり、所定ブロック毎のアクセス毎にトランザクションを分割したり、データーベース3をクローズしたりなどするものでって、入出力処理を実行するものである。
【0016】
入力データファイル2は、入力データを格納するものである。
データベース3は、所定ブロック単位にアクセスするものであって、多量のデータを管理するものである。
【0017】
図1の(b)は、トランザクションのシーケンス例を示す。これは、図1の(a)の概念システム図における1トランザクションの自動分割シーケンス例を示し、図示の下記のように入力データの所定ブロック毎に1トランザクションを自動分割している。
【0018】
初回:▲1▼→▲2▼:初回のトランザクションの開始はデータベース3のオープン時であり、トランザクションの終了は入力データの所定ブロックのデータベースへのアクセスして、例えば読み込んだ後である。
【0019】
2回目〜n回目:▲3▼→▲2▼:トランザクションの開始は初回あるいは前回のトランザクションが終了した直後であり、トランザクションの終了は入力データの所定ブロックについてデータベース3にアクセスして当該トランザクションの処理を終了したときである。
【0020】
最終回:▲3▼→▲4▼:トランザクションの開始は2回目〜n回目の最後のn回のときであり、トランザクションの終了はデータベース3をクローズしたときである。
【0021】
以上のように、入力データの所定ブロック毎にトランザクションを自動分割することにより、トランザクション毎にログ情報などを採取しておき、トランザクションで障害発生時に当該ログ情報を見て該当するトランザクションなどのみを再実行すればよく、リカバリを極めて迅速に行うことが可能となる。以下順次詳細に説明する。
【0022】
図2は、本発明のシステム構成図を示す。
図2において、制御装置11は、全体を統括制御するものであって、12ないし20から構成されるものである。
【0023】
アプリケーションプログラム(入出力)12は、データの読み込み、レコード検索、レコード更新などを行うものである。
データベース制御手段13は、データベース23をアクセスするものである。
【0024】
データ読込手段14は、入力データファイル21からデータを読み込むものである。
データ入力制御手段15は、入力データファイル21からデータを読み込むものである。
【0025】
トランザクション分割手段16は、入力データの所定ブロック毎のトランザクションに自動分割するものである。
トランザクション制御手段17は、トランザクション毎にログファイル19にログ情報を保存したり、入力データ管理テーブル22にトランザクション毎の入力管理情報を保存したりなどするものである。
【0026】
入力データ管理手段18は、トランザクション毎の入力データ管理情報を入力データ管理テーブル22に保存したりなどするものである。
ログファイル19は、トランザクション毎のログ情報を保存するファイルである。
【0027】
入力データ管理テーブル22は、トランザクション毎の入力データ管理情報を保存するものである。
トランザクションリカバリ制御手段20は、ログファイル19を参照して障害発生したトランザクションのログ情報を取り出し、当該ログ情報をもとに障害発生したトランザクションから再実行するものである。
【0028】
データベース23は、各種データを検索し易く管理するものである。
次に、図3のフローチャートの順番に従い、図2の構成の動作を詳細に説明する。
【0029】
図3は、本発明の動作説明フローチャート(その1)を示す。
図3において、S1は、初回のデータ読込要求か、または、前回読込データブロックの処理完了か判別する。YESの場合には、S2に進む。NOの場合には、S10でデータブロックのでブロッキングを行い、レコード返却し、終了などする。
【0030】
S2は、初回のデータ読込み要求か判別する。YESの場合には、S3に進む。NOの場合には、初回のデータ読込みでもないと判明したので、S8でデータの読込みを行い、S9でトランザクション分割を後述するS11からS14によって行い、トランザクションの自動分割後にS10でデータブロックのでブロッキングを行い、レコードを返却して最初に戻るなどする。
【0031】
S3は、入力データ管理テーブルの当該ジョブのエントリを検索する。
S4は、エントリありか判別する。YESの場合には、リカバリと判明したので、S5に完了済トランザクション情報の読込みを行い、S6に進む。一方、NOの場合には、初回と判明したのでS8以降を行う。
【0032】
S6は、トランザクション情報ありか判別する。 YESの場合には、S7で最後のトランザクション完了済のデータブロックの次のデータブロックに位置づけ、S8に進む。一方、NOの場合には、S8に進む。
【0033】
S8は、データの読込みを行う。
S9は、トランザクション分割を行う。これは、既述したように、後述するS11からS14によってトランザクション自動分割を行う。
【0034】
S10は、データブロックのでブロッキングを行い、レコード返却して次の処理に進む。
S11、S12は、トランザクション制御手段がトランザクションの終了を行う。
【0035】
S13,S14は、トランザクション制御手段がトランザクションの開始を行う。
以上によって、既述した図1の(b)に示すように、3段階のトランザクションを自動分割することが、図2の構成のもとで実行することが可能となる。
【0036】
図4は、本発明の動作説明フローチャート(その2)を示す。
図4において、S21は、入力データ管理手段がトランザクション完了通知前処理を行う。これにより、S31で入力データ管理手段が入力データ管理テーブルの当該ジョブのエントリを検索し、エントリあり(YES)のときに、S33で当該ジョブのエントリの切り出し/初期化を行い、S34で仕掛かり中トランザクション情報を設定しS21の次に戻る。一方、S32のNOの場合には、エントリなしと判明したので、S34で仕掛かり中のトランザクション情報を設定しS21の次に戻る。
【0037】
S22は、ログファイルへのトランザクション履歴情報を出力する。
S23は、データベース制御部がデータベース実更新を行う。
S24は、入力データ管理手段がトランザクション完了後処理を行う。これにより、入力データ管理手段がS41で入力データ管理テーブルの当該ジョブのエントリを検索し、S42でエントリあり、かつ仕掛かり中トランザクションありか判別し、YESのときにS43で仕掛かり中トランザクション情報の内容を完了済トランザクション情報に複写し、S24に戻る。一方、S42のNOの場合には、エラーとして終了する。
【0038】
以上によって、トランザクション前処理および後処理の中で、トランザクション履歴情報、データベース実更新、仕掛かり中のトランザクション情報の内容を完了済情報に複写などすることが可能となる。
【0039】
図5は、本発明の動作説明フローチャート(その3)を示す。
図5において、S51は、トランザクション制御部がログファイルからのトランザクション履歴情報を読み込む。
【0040】
S52は、データベース制御部がデータベースのリカバリを行う。
S53は、未処理の完了済トランザクションありか判別する。YESの場合には、S54で入力データ管理手段がトランザクションリカバリ処理を行う。これは、図示の矢印しのように、入力データ管理手段がS61で入力データ管理テーブルの当該トランザクション情報の内容を完了済トランザクション情報に複写し、S54に戻る。一方、S62のNOの場合には、エントリあり、かつ仕掛かり中トランザクションがないと判明したので、そのまま終了する。
【0041】
以上によって、ログファイルからトランザクション履歴情報を読み込み、データベースのリカバリを行うと共に、入力データ管理テーブルにエントリがありかつ仕掛かり中トランザクションの場合に複写して復元(リカバリ)することが可能となる。
【0042】
図6は、本発明のテーブル例を示す。ここでは、図示の下記の情報を設定するものである。
・各エントリのポインタ:
・ジョブ情報(*1)
・仕掛かり中トランザクションのトランザクション識別番号(*2)
・仕掛かり中トランザクションのトランザクションに対応するデータブロックの位置付け情報(*3)
・完了済トランザクションのトランザクション識別番号(*2)
・完了済トランザクションのトランザクションに対応するデータブロックの位置づけ(*3)
ここで、
・*1は、ジョブ情報であって、バッチジョブを識別するための情報である。
【0043】
・*2は、トランザクション識別番号であって、トランザクションを識別するための情報であって、システムで一意になるような番号である。
・*3は、データブロックの位置付け情報であって、ファイル内のデータブロックを識別するための情報であり、DASDの場合にはボリューム通し番号、ファイル名、相対トラックアドレスなどであり、MTの場合にはボリュームと通り番号。ファイル順序番号、ブロック番号などでありる。
【0044】
図7は、本発明のトランザクションの他の例を示す。ここでは、図示のように、入力データとして、
Figure 0003774075
というように、入力データとして同じ支店コードのレコードが複数あった場合に、これらを1つのトランザクションとして自動分割して1トランザクションにすることで、データベース中の同じ位置に格納されているレコードをまとめて1トランザクションで処理するこで、効率的かつ高速に顧客の残高などのデータを参照することが可能となる共に、トランザクションを所定ブロックに自動分割したことでリカバリや他の処理の迅速化を図ることが可能となる。
【0045】
次に、図8から図13を参照して本発明の他の実施例構成および動作を詳細に説明する。
図8は、本発明の他の概念システム図を示す。
【0046】
図8の(a)、(b)、(c)において、アプリケーションプログラム(入出力)31は、図示外のバッチ業務から1トランザクションで複数のデータブロックのデータベース34へのアクセス(更新)を複数のトランザクションに自動分割して処理を行うものである。
【0047】
入力データファイル32は、ここでは、データベース34へ書き込むデータなどを格納するファイルである。
入力データ管理テーブル33は、入力データの情報を管理するものである。
【0048】
トランザクションリカバリ処理36は、トランザクションで異常発生時にリカバリを行うものである。
ログファイル5は、ログを保存するファイルである。
【0049】
次に、それそれの動作を説明する。
図8の(a)は、正常実行時の動作を示す。
(1) トランザクション開始する(例えば初回はデータベース34をオープンしてトランザクションを開始、2回目以降はトランザクションを開始する)。
【0050】
(2) READ実行し、入力データファイル32から読み出したデータについて、データベース34を検索してDB更新する。
(3) トランザクション終了する。この中でログファイルにログ採取および入力データ管理テーブル33に情報(位置付け情報)を書き込む。
【0051】
(4) 正常終了したときは、次のデータについて繰り返す。
図8の(b)は、リカバリ時の動作を示す。
(1) トランザクションで障害発生時に、図8の(a)で採取したログファイル35を参照して、トランザクションリカバリ処理36を構成する整合性回復手段が入力データ管理テーブル33と、データベース34との整合性を回復させる。これにより、障害発生したトランザクション以前で処理したデータの整合性が回復されることとなる。
【0052】
図8の(c)は、リラン時の動作を示す。
(2) 図8の(b)で整合性の回復を行った後、障害発生したトランザクションについて、リラン(再実行)し、再実行したトランザクションに対応するデータの部分からデータベース34に再実行を行う。
【0053】
以上によって、トランザクションのいずれかで障害発生時に、正常な部分は整合性を回復した後、回復できない部分(トランザクション)についてリラン(再実行)して再書き込みを行うことにより、障害発生のトランザクションのみを再実行すればよく、効率的にリカバリおよび再実行を行うことが可能となる。以下順次詳細に説明する。
【0054】
図9は、本発明のシステム構成図を示す。これは、既述した図2のシステム構成図中の、11,12,13,14,15,17,18,19,20,21,22,23と同一であるので説明を省略する。
【0055】
次に、図10のフローチャートの順番に従い、図9の構成の動作を詳細に説明する。
図10は、本発明の他の動作説明フローチャート(その1)を示す。
【0056】
図10において、S71は、初回のデータ読込要求か、または、前回読込データブロックの処理完了か判別する。YESの場合には、S72に進む。NOの場合には、S81でデータブロックのでブロッキングを行い、レコード返却し、終了などする。
【0057】
S72は、初回のデータ読込み要求か判別する。YESの場合には、S73に進む。NOの場合には、初回のデータ読込みでもないと判明したので、S84でデータの読込みを行い、S81でデータブロックのでブロッキングを行い、レコードを返却して最初に戻るなどする。
【0058】
S73は、入力データ管理テーブルの当該ジョブのエントリを検索する。
S74は、エントリありか判別する。YESの場合には、リカバリと判明したので、S75で完了済トランザクション情報の読込みを行い、S76に進む。一方、NOの場合には、初回と判明したのでS84でデータの読込みを行い、S81でデータブロックのでブロッキングを行う。
【0059】
S76は、トランザクション情報ありか判別する。 YESの場合には、S77に進む。NOの場合には、S84でデータの読込みを行い、S81でデータブロックのでブロッキングを行う。
【0060】
S77は、トランザクション完了済のデータレコードはブロック内最終レコード以外か判別する。YESの場合には、S78で最後のトランザクション完了済のデータブロックに位置づけ、S79でデータの読込みを行い、S80で最後のトランザクション完了済のデータレコードの次のレコードに位置づけ、S81でデータブロックのでブロッキングを行う。一方、S77のNOの場合には、最後のトランザクション完了済のデータブロックの次のブロックに位置づけ、S83でデータの読込みを行い、S81でデータブロックのでブロッキングを行う。
【0061】
以上によって、既述した図8の(b)、(c)に示すように、S78、S79、S80およびS82、S83の手順を区別し、異常発生個所のトランザクションに依存してリカバリ/リトライを効率的に行うことが可能となる。
【0062】
図11は、本発明の動作説明フローチャート(その2)を示す。
図11において、S91は、入力データ管理手段がトランザクション完了前処理を行う。これにより、入力データ管理手段がS101で入力データ管理テーブルの当該ジョブのエントリを検索し、S102でエントリありか判別し、YESのときに、S103で当該ジョブのエントリの切り出し/初期化を行い、S104で仕掛かり中のトランザクション情報を設定し、S91に戻る。一方、S102のNOの場合には、S104で仕掛かり中のトランザクション情報を設定し、S91に戻る。
【0063】
S92は、ログファイルへのトランザクション履歴情報を出力する。
S93は、データベース制御部がデータベース実更新を行う。
S94は、入力データ管理手段がトランザクション完了後処理を行う。これにより、S111で入力データ管理テーブルの当該ジョブのエントリを検索し、S112でエントリありかつ仕掛かり中のトランザクションありか判別し、YESの場合にS113で仕掛かり中のトランザクション情報の内容を完了済トランザクション情報に複写し、S94に戻る。一方、S112のNOの場合には、エラーとして終了する。
【0064】
以上によって、ログファイルにトランザクション履歴情報を出力し、トランザクション終了要求を行うことが可能となる。
図12は、本発明の動作説明フローチャート(その3)を示す。
【0065】
図12において、S121は、トランザクション制御部がログファイルからのトランザクション履歴情報を読み込む。
S122は、データベース制御部がデータベースのリカバリを行う。
【0066】
S123は、未処理の完了済トランザクションありか判別する。YESの場合には、S124で入力データ管理手段がトランザクションリカバリ処理を行う。これは、図示の矢印しのように、入力データ管理手段がS131で入力データ管理テーブルの当該トランザクションのエントリを検索し、S132でエントリあり、かつ仕掛かり中のトランザクションありか判別し、YESの場合にS134で仕掛かり中トランザクション情報の内容を完了済トランザクション情報に複写し、S124に戻る。一方、S132のNOの場合には、S124にそのまま戻る。
【0067】
以上によって、ログファイルからトランザクション履歴情報を読み込み、データベースのリカバリを行うと共に、入力データ管理テーブルにエントリがありかつ仕掛かり中トランザクションの場合に複写して復元(リカバリ)することが可能となる。
【0068】
図13は、本発明のテーブル例を示す。これは、既述した図6のテーブルと同じであるので、説明を省略する。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、バッチジョブのトランザクションを入力データのブロックごとなどに自動分割し、業務アプリケーションプログラムを変更することなくオンライン業務と平行しても迅速なレスポンスを実現、タイムアウト発生を無くすと共に、リカバリ時にバッジ業務で設定したトランザクションを自動分割したときに効率的にリカバリ処理を実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念システム図である。
【図2】本発明のシステム構成図である。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(その1)である。
【図4】本発明の動作説明フローチャート(その2)である。
【図5】本発明の動作説明フローチャート(その3)である。
【図6】本発明のテーブル例である。
【図7】本発明のトランザクションの他の例である。
【図8】本発明の他の概念システム図である。
【図9】本発明のシステム構成図である。
【図10】本発明の他の動作説明フローチャート(その1)である。
【図11】本発明の他の動作説明フローチャート(その2)である。
【図12】本発明の他の動作説明フローチャート(その3)である。
【図13】本発明の他のテーブル例である。
【符号の説明】
1、12、31:アプリケーション(入出力)
2、21、32:入力データファイル
3、23、34:データベース
16:トランザクション分割手段
19、35:ログファイル
22、33:入力データ管理ファイル

Claims (5)

  1. バッチジョブ識別情報に、仕掛中及び完了済のトランザクション情報を対応付けて記憶する入力データ管理テーブルと、
    開始していた直前のトランザクションを終了し、新たなトランザクションを開始するようトランザクション制御部に要求するトランザクション分割手段と、
    アプリケーションプログラムからのデータ読込みの要求を受け、データ入力制御部を介して入力データファイルから所定の単位で入力データを入力して前記トランザクション分割手段を呼び出すデータ読込手段と、
    トランザクション終了要求に基づき起動したトランザクション制御部から制御を渡され、該終了要求対象のトランザクションの情報を仕掛中トランザクション情報として前記入力データ管理テーブルに記憶するトランザクション完了前処理手段と、データベース更新後にトランザクション制御部から制御を渡され、該入力データ管理テーブルに設定した仕掛中トランザクション情報を完了済トランザクション情報に複写して前記入力データ管理テーブルに記憶するトランザクション完了後処理手段とを備える入力データ管理手段と
    を備えることを特徴とするトランザクション分割・連携装置。
  2. トランザクション実行中に何らかの障害が発生すると、前記入力データ管理テーブルを参照して障害発生したトランザクションの所定の単位のトランザクションの再実行を行ってリカバリする手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のトランザクション分割・連携装置。
  3. 前記データ読込手段は、データブロック毎か、または、同じコードを持つかのいずれかの単位で入力データを入力することを特徴とする請求項1記載のトランザクション分割・連携装置。
  4. 開始していた直前のトランザクションを終了し、新たなトランザクションを開始するようトランザクション制御部に要求するトランザクション分割ステップと、
    アプリケーションプログラムからのデータ読込みの要求を受け、データ入力制御部を介して、入力データファイルから所定の単位で入力データを入力して前記トランザクション分割ステップを呼び出すデータ読込ステップと、
    トランザクション終了要求に基づき起動したトランザクション制御部から制御を渡され、該終了要求対象のトランザクションの情報を仕掛中トランザクション情報として、バッチジョブ識別情報に、仕掛中及び完了済のトランザクション情報を対応付けて記憶する入力データ管理テーブルに記憶するトランザクション完了前処理ステップと、データベース更新後にトランザクション制御部から制御を渡され、該入力データ管理テーブルに設定した仕掛中トランザクション情報を完了済トランザクション情報に複写して前記入力データ管理テーブルに記憶するトランザクション完了後処理ステップとを実行する入力データ管理ステップと
    を実行させるトランザクション分割・連携プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  5. 開始していた直前のトランザクションを終了し、新たなトランザクションを開始するようトランザクション制御部に要求するトランザクション分割ステップと、
    アプリケーションプログラムからのデータ読込みの要求を受け、データ入力制御部を介して、入力データファイルから所定の単位で入力データを入力して前記トランザクション分割ステップを呼び出すデータ読込ステップと、
    トランザクション終了要求に基づき起動したトランザクション制御部から制御を渡され、該終了要求対象のトランザクションの情報を仕掛中トランザクション情報として、バッチジョブ識別情報に、仕掛中及び完了済のトランザクション情報を対応付けて記憶する入力データ管理テーブルに記憶するトランザクション完了前処理ステップと、データベース更新後にトランザクション制御部から制御を渡され、該入力データ管理テーブルに設定した仕掛中トランザクション情報を完了済トランザクション情報に複写して前記入力データ管理テーブルに記憶するトランザクション完了後処理ステップとを実行する入力データ管理ステップと
    を実行させるトランザクション分割・連携プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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