JP3773505B2 - ストリップ形状ブランクパンチプレス機への断続的供給装置及びその操作方法 - Google Patents

ストリップ形状ブランクパンチプレス機への断続的供給装置及びその操作方法 Download PDF

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Description

【0001】
[関連出願に関する記載]
本出願は、2002年7月8日付け出願の欧州特許出願第02015172.6に基づく、優先権主張出願であり、同出願の開示は本出願に含まれているとみなされる。
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストリップ形状ブランクを、ストリップ形状ブランクの断続的工作に適合する工具を備えたパンチプレス機へ断続的に供給するための装置に関し、前記供給装置は、ハウジング及び該ハウジング上に配置されたネジスピンドルハウジング、上部シャフトアセンブリー及び該上部シャフトアセンブリーに組み込まれた上部供給ローラー、下部シャフトアセンブリー及び該下部シャフトアセンブリーに組み込まれた下部供給ローラーを含み、前記供給ローラーは、供給される前記ブランクをその両側でクランプすることにより掴み、且つ断続的回転運動により前記ブランクを断続的に供給する様に組み付けられ、前記シャフトアセンブリーの内の少なくとも一つは、断続的作動電動サーボモーターに駆動可能に接続され、且つ前記上部シャフトアセンブリーは、ロッカーシャフトを介して前記ハウジングに旋回可能に組み込まれているロッカー中に支持され、前記ロッカーにより、前記上部シャフトアセンブリーは、前記下部シャフトアセンブリーに向かって及びそれから離れる方向に動くことができる。
【0003】
本発明は更に、前記供給装置の操作方法に関し、前記供給装置は更に、制御装置を含み、且つ可動上部工具及び静止下部工具を有するプレス機と共動し、前記上部工具は、上死点位置及び下死点位置の間を動くことができるパンチ(孔あけ機)に組み込まれており、且つ、供給装置の制御装置に接続されたプレス制御装置を有し、且つ、更に、長孔を有するロッドを有し、且つ、上死点位置及び下死点位置の間を動くことができ、且つ長孔に挿通されたボルトを有し、それにより、新しいストリップ形状ブランクを上部供給ローラーと下部供給ローラーの間に挿入するため、上部供給ローラーが高持上げ位置(high lift position)へ動かされ、上部供給ローラーと下部供給ローラーの間の予め設定した距離をセットする。
【0004】
本発明は更に、請求項1の供給装置の操作方法に関し、前記供給装置は、制御装置を有し、且つ可動上部工具及び静止下部工具を有するプレス機と共動し、上記上部工具は、上死点位置及び下死点位置の間を動くことができるパンチに組み込まれており、且つ、供給装置の制御装置に接続されたプレス制御装置を有し、且つ更に上死点位置及び下死点位置の間を動くことができるロッドを有し、前記ロッドは、上部及び下部端を有する長孔を有し、その結果、第1のダブルアームレバーユニットの第1のアームが、ボルトにより、長孔に挿通されたロッドと契合する。
【0005】
本発明は、また、先に述べた供給装置の操作方法に関し、前記供給装置は、制御装置を有し、且つ可動上部工具と静止下部工具を有するプレス機と共動し、前記上部工具は、上死点位置及び下死点位置の間を動くことができるパンチに組み込まれており、且つ、前記供給装置は、供給装置の制御装置に接続されたプレス制御装置を有し、且つ更に上死点位置及び下死点位置の間を動くことができるロッドを有し、前記ロッドは、上部及び下部端を有する長孔を有し、その結果、第1のダブルアームレバーユニットの第1のアームが、ロッドにより、長孔に挿通されたボルトと契合する。
【0006】
本発明は、また、先に述べた供給装置の操作方法に関し、この方法では、前記供給装置は、制御装置を有し、且つ可動上部工具と静止下部工具を有するプレス機と共動し、前記上部工具は、上死点位置及び下死点位置の間を動くことができるパンチに組み込まれ、且つ、前記供給装置は、供給装置の制御装置に接続されたプレス制御装置を有し、且つ更に、上死点位置及び下死点位置の間を動くことができるロッドを有し、前記ロッドは、上部及び下部端を有する長孔を有し、それにより、ダブルアームレバーユニットの第1のアームが、ボルトにより、長孔に挿通されたロッドと契合し、前記パンチは、回転駆動装置により駆動され、且つロッドの偏心ディスクは駆動モーターにより駆動され、前記上部工具は、ブランクの工作中、プレス機中のストリップ形状ブランクの正確な位置決めを行なうための位置決めピンを有し、前記位置決めピンは、ストリップ形状ブランクの予め孔開けされた位置決め孔の中へと動き、且つ前記位置決めピンは、円錐形状頭部を有し、前記上部供給ローラーは、円錐形状頭部の一部が位置決め孔中に入ると直ぐに底部供給ローラーから遠ざかる様に動かされ、その後、円錐形状頭部が位置決め孔から一部持ち上げられると直ぐに、ストリップ形状ブランク上に再びセットされる。
【0007】
【従来の技術】
ここで言及されるパンチプレス機は、特に、ストローク数が毎分2000に達するような高速のパンチプレス機である。これらのパンチプレス機は、このパンチプレス機に供給される一つ(または幾つか)のストリップ形状ブランクを工作するための工具を備えており、それにより、打抜き、打出し、曲げ、鋲打ち、ネジ切り等の工作が行われる。
【0008】
プレス機中で加工されるストリップ形状ブランクの動きは断続的に進むため、その動きはステップ・バイ・ステップである。工作ステップ、例えば、パンチング工作中は、ストリップ形状ブランクの供給運動が起こらないのは極めて明らかである。ブランクは、正確に位置決めされ、かくして、工具中に位置する位置決めピンにより拘束される。加工ステップが終了した後、例えばパンチング工具が、孔開けされたパンチ孔から引っ込められた後、ストリップ形状ブランクは、所定の距離進み、それから再び停止し、その結果次の操作ステップが行われることができる。
【0009】
ストリップ形状ブランクの供給または前進の動きは、ストリップ形状ブランクを配給スプールから断続的に引っ張り出し、プレス機に断続的に供給するため、1つの(または、プレス機の入口及び出口に位置する、幾つかの)供給または前進装置により行われる。
【0010】
これらの供給装置は、従来、ストリップ形状ブランクを供給又は前進させるための供給部材を有している。その結果、ブランクは、供給部材によりクランプされ且つ前進することができる。供給部材が最初の位置、即ち出発位置に戻ると、クランピングが解放される。さらに、クランピングは、そのタイムスパンの間、一時的に解放され、その間、工具は、特に位置決めピンの場合は、ストリップ形状ブランクの加工または各工作ステップを行なう。
【0011】
その種の供給装置のデザインは知られており、それらの中では、クランピング部材は、直線状に動くクランピングタン(clamping tongues)としてデザインされている。他のデザインは、回転運動を行なう往復セグメントローラーを有する。
【0012】
さらに、電動サーボモーターを備えた供給装置が知られている。第1のサーボモーターは、クランピング部材の供給操作用であり、さらに、第2の電動サーボモーターは、ストリップ形状ブランクからクランピング部材を断続的に持ち上げるためである。その様なサーボモーターは、複数社で製造販売されている。これらのサーボモーターの操作は、電子的に制御される。これらの新しい供給装置は、いつも回転の同じ向きに断続的に回転するシャフトに組み込まれた完全な円筒形状を有する供給ローラーの形をした供給部材を有する。これらの供給ローラーの一つは、他のサーボモーターに駆動可能に接続された構造部材中に支持されており、その操作に基づいて、この供給ローラーは、ストリップ形状ブランクをクランピングするために、ストリップ形状ブランクに向かって動き、且つこの部材を解放するために、この部材から離れるように動く。
【0013】
現在の非常に高いストローク数のせいで、供給装置の可動部の質量は、慣性力及び慣性時間により大きな衝撃力を持ち、且つ、さらに、製造された製品の精度に関して大きな影響を有する。さらに、動きの加速及び減速のためのタイムスパンにより、可動部の配置及びデザインは、高ストローク数の操作が安全に行なえるように選択されなければならない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、最少の可動部を有し、そのため高加速及び減速を受ける部品ができ得る限り小さな質量を有し、且つ、中に往復作動する駆動サーボモーターが存在しない、ストリップ形状ブランクの断続的供給装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の更なる目的は、そのハウジングが、中にネジスピンドルが位置するネジスピンドルハウジングを含み、このネジスピンドルが、ネジスピンドルハウジング中で遊びがないローラーベアリングを介して支持されるスリーブ部材にしっかりと組み込まれており、その結果ネジスピンドルがネジスピンドルハウジング中で遊びがなく支持される、ストリップ形状ブランクの断続的供給用装置を提供することである。
【0016】
本発明の更なる目的は、ネジスピンドルにしっかりと組み込まれているスリーブ部品が、その中に電動サーボモーターの駆動シャフトが突出するマルチ部品クランピングスリーブの一部であり、その結果、電動サーボモーターの組み立ての間に、電動サーボモーターの最終位置が、クランピングスリーブを介して、ネジスピンドルハウジング中に正確に支持されるネジスピンドルによって、その駆動シャフトをネジスピンドルに接続することにより決定される、ストリップ形状ブランクの断続的供給用装置を提供することである。
【0017】
さらに、本発明の目的は、以下のストリップ形状ブランクの断続的供給装置を提供することである。即ち、この装置は、ネジスピンドル及び制御装置を備えたモーター、ネジスピンドルに配置され且つスピンドルの回転運動によりスピンドルに沿って動く様に取りつけられた調節ナット;駆動モーター及びこの駆動モーターに駆動可能に接続された偏心ディスク、前記偏心ディスクから遠く離れた端に少なくともネジスピンドルに略平行に伸びる長孔を有する前記偏心ディスク上に支持されたロッド;調節ナット上に支持された第1のダブルアームレバーユニット、さらに、ネジスピンドルハウジングに支持されたシャフト上に支持された第2のダブルアームレバーユニットを有し;前記第1のダブルアームレバーユニットは、ロッドと契合する第1のアームを含み、且つ、接続ストリップに旋回可能に組み込まれた第2のアームを含み、前記接続ストリップは、次ぎに第2のダブルアームレバーユニットの第1のアームに旋回可能に組込まれ、前記第2のダブルアームレバーユニットは、制御ロッドユニットに旋回可能に組み込まれた第2のアームを有し、前記制御ロッドユニットは、次ぎにロッカーに旋回可能に組み込まれ;さらに、ロッカーとネジスピンドルハウジングの間に配置された圧力バネアセンブリーを有し、前記圧力バネアセンブリーは、上部シャフトアセンブリー及びその中で支持される上部供給ローラーを有するロッカーを、下部供給ローラーを有する下部シャフトアセンブリー上に押し込むように取付けられ。
【0018】
さらに本発明の目的は、上部供給ローラーの高持上げ位置をセットするため、その2つの制御装置が、ラムが制御されてその上死点位置中へ動き、且つロッドが制御されて下死点位置中へ動く様に制御される、供給装置を操作する方法を提供することである。
【0019】
さらに本発明の目的は、その上部供給ローラーの高持上げ位置をセットするための、供給装置の操作方法を提供することであり、この装置においては、ラムは静止状態に保たれ、且つ調節ナットは、ネジスピンドルの回転により下げられ、それによって、圧力バネアセンブリーにより働かされる力によって、ロッカー及びレバーユニットを経由して、ボルトが長孔の下部端上に位置するようになり、その結果、第1のダブルアームレバーユニットの第1のアームが下方に旋回し、第2のダブルアームレバーユニットの第1のアームが、下方に旋回し、また、第2のアームが上方に旋回し、その結果、制御ロッドユニットが、これらの旋回運動により持ち上げられ、したがって、その中に支持される上部供給ローラーを有するロッカーが上方に旋回して供給ローラーの高持上げ位置中へ入る。
【0020】
さらに本発明の目的は、ロッドがその下死点位置中へ動き、調節ナットは、上部供給ローラーが、圧力バネによりロッカー上へかけられた圧力によってストリップ形状ブランク上に位置するようになるまで、ネジスピンドルの回転により下方に旋回し、その後、調節ナットは、ボルトが長孔の両端から離れたところに来るまで、さらに下方に動き、その結果、ボルトが静止した状態で、ロッドのストローク運動が可能である、上記の供給装置の操作方法を提供することである。
【0021】
さらに本発明の目的は、中間持ち上げ位置(intermediate lift position)をセットするため、パンチが、その回転駆動により、その下死点位置の前の角位置(angular position)中へもたらされ、その角位置では、位置決めピンの円錐形状頭部が、位置決め孔中へほんの一部だけ突出し、その状態で、ロッドの偏心ディスクが、上死点位置の前の角位置に達し、それにより、前記角位置と下死点位置の間のパンチの角距離(angular distance)が、その角位置と上死点位置の間の偏心ディスクの角距離と等しく、また、そこでは、その後、調節ナットが下方に動き、その結果、ボルトは、長孔の底部端上で停止するようになり、また、調節ナットは、ストリップ形状ブランクが、レバーユニット及び制御ロッドアセンブリー及びロッカーを介して伝達される動きによる上部供給ローラーの持上げにより、解放されるまで、更に下方に動き、また、そこでは、前記角位置用の調節ナットにより達せられた偏心ディスクの位置とパンチの対応する角位置が相当制御装置に保存される、上記の供給装置の操作方法を提供することである。
【0022】
ネジスピンドルとの一体部であるクランピングスリーブの設計により、様々な異なる電動サーボモーター及び特に標準モーターの選択及び組込みの自由がある。何故ならば、注文製造による、そのような電動サーボモーター用駆動シャフトは必要ないからである。
【0023】
供給装置のデザインは、基本的には3つの主要な機能、即ち、高持上げ(high lifting)(ストリップの挿入)、ストリップの厚さに合わせた調整(上部ローラーをストリップに載せ、長孔中でロッドを移動)及び中間持ち上げ(intermediate lifting)(各孔開け操作に先だつストリップの持ち上げ)、を満たさなければならない。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明は、以下の詳細な説明を十分検討することにより更に良く理解され、また上記以外の目的が明らかになる。以下の説明は、添付図面を参照し、図面中、
図1は、本発明の装置の第1の実施例の断面図であり、
図2は、図1の一部拡大断面図であり、
図3は、上部及び下部供給ローラーを含む、上部シャフト構造及び下部シャフト構造の第1及び第2の軸方向分解組み立て断面図であり、
図4は、図1のIV−IV線に沿った断面図であり、
図5は、図1のV−V線に沿った断面図であり、
図6は、図1のVI−VI線に沿った断面図であり、
図7は、駆動歯車及びオルダムタイプ(Oldham-type)のカップリングのクロスタイプのディスクを備えた電動サーボモーターが取り外された状態にある装置の部分断面図であり、
図7(a)は、組み込まれた状態にある駆動歯車を備えた電動サーボモーターのフランジ及びオルダムタイプのカップリングの一部を示す断面図であり、
図7(b)は、オルダムタイプのカップリングのクロスタイプディスクの説明図であり、
図8は、本発明の装置の他の実施例を示す断面図であり、
図9は、下部ローラー用ドライブが取り外された状態の、図8で説明される装置の部分断面図であり、
図10は、供給装置が中間持ち上げがなく継続して作動している状態で説明されている、図6の概略図であり、
図11は、供給装置が高持上げ位置状態である、図6の概略図であり、
図12は、供給装置が中間持ち上げ状態である、図6の概略図であり、及び
図13は、本発明の供給装置と共動するパンチプレス機の概略図である
【0025】
本発明の装置は、機枠(フレーム)1を有する。第1の電動サーボモーターは、その電子制御装置3が簡単に示されているが、ネジボルト5を介してそのフランジ4のところで機枠1に組込まれている。
【0026】
この第1の電動サーボモーター2は、一般的に知られた方法で制御され、その結果、ステップ状断続的回転運動を行なうことができる。回転運動の各段階の持続時間とその程度は、隣接する次のパンチプレス機で行なわれる工作工程に従属して制御される。この電動サーボモーター2は、駆動シャフト6を含む。
【0027】
上部供給ローラー10を備えた上部シャフトアセンブリー8,9及び下部供給ローラー22を備えた下部シャフトアセンブリー20,21は、フレーム1内に位置し、供給ローラー10,22は、ストリップ形状ブランク7、一般的には金属ストリップを断続的に供給する。
【0028】
上部シャフトアセンブリー8,9は、電動サーボモーター2に軸方向に隣接して位置する第1のシャフト部分8と、第1のシャフト部分8から軸方向に離れて位置し且つ前記サーボモーター2から遠く離れた第2のシャフト部分9から構成される。上部供給ローラー10は、これらの2つのシャフト部分8,9間にクランプ締め状態で保持される。
【0029】
ネジ固定ボルト11は、電動サーボモーター2から遠くに位置する第2のシャフト部分9を貫通して軸方向に延び、このネジ固定ボルト11は、第2のシャフト部分9に支えられ、且つ電動サーボモーター2に隣接して位置する第1のシャフト部分8とネジで契合されている。
【0030】
2つのシャフト部分8,9は、このネジ固定ボルト11により互いに対向して堅く保持され、その結果、これらシャフト部分8,9間に位置する上部供給ローラー10は、クランプ締め状態で2つのシャフト部分8,9間にしっかりと保持される。
【0031】
この上部供給ローラー10は、幾つかの部品から構成され且つ非常に軽量な構造からなり、内部周壁13及び2つの端部表面部分14及び15を備えた、軸方向に延びる内室12を有する中空円筒体形状をしている。この点に関し図3参照。
【0032】
端部表面部分14と内室12の内部周壁13の間の移行部分16は、ジャケット状円錐台形状をしている。端部表面部分15と内室12の内部周壁13との間に延びる移行部分17は、同じようにジャケット状円錐台形状をしている。
【0033】
互いに向き合うシャフト部分8,9の端部は、また、ジャケット状円錐台形状をした部分18及び19をそれぞれ含む。
【0034】
したがって、ネジ固定ボルト11が締められた後、ジャケット状円錐台形状をした各部分16,18及び17,19は互いに接して、これらのシャフト部分間に位置する上部供給ローラー10がクランプ締めされ且つガイドされた状態でしっかり保持される、ということがはっきり認められる。
【0035】
また、はっきりと分かる様に、上部供給ローラー10が取り外される時、ネジ固定ボルト11を緩めて外し、且つフレーム1の開口部を通して少し外側に引くことが必要なだけであり、その開口部を通してネジ固定ボルト11の取扱いが可能である。その後は、容易に供給ローラーを分解し、取り除くことができる。
【0036】
この状態は、図3にさらに説明される下部シャフト部分20,21及び下部供給ローラー22の静止状態での接続に関して、あくまで純粋に例として示されている。図示される軸方向の距離は、実際はもっと小さいものであり、誇張されてデザインされている。
【0037】
下部シャフトアセンブリー20,21は、また、電動サーボモーター2に軸方向に隣接して位置する第1のシャフト部分20と第1のシャフト部分20から軸方向に離れて且つ電動サーボモーター2から遠くに離れて位置する第2のシャフト部分21により構成されている。下部供給ローラー22は、これらの2つのシャフト部分間にクランプ締め状態で保持されている。
【0038】
ネジ固定ボルト23は、電動サーボモーター2から遠くに離れて位置する第2のシャフト部分21を貫通して軸方向に延び、そのネジ固定ボルト23は、第2のシャフト部分21に支えられ、電動サーボモーター2に隣接して位置する第1のシャフト部分20にネジで契合されている。
【0039】
2つのシャフト部分20,21は、このネジ固定ボルト23により互いに対向して堅く保持され、その結果、これらのシャフト部分20,21間に位置する下部供給ローラー22がクランプ締め状態でしっかりと保持される。
【0040】
いくつかの部品から構成され且つ非常に軽い構造からなるこの下部供給ローラー22は、内部周壁25と2つの端部表面部分26及び27を有し、軸方向に延びる内室24を備えた中空円筒体の形状をしている。
【0041】
端部表面部分26と内室24の内部周壁25の間に延びる移行部分28は、ジャケット状円錐台形状をしている。端部表面部分27と内室24の内部周壁25の間に延びる移行部分29は、同様に、ジャケット状円錐台形状をしている。
【0042】
互いに向かい合う、シャフト部分20,21の端部は、また、ジャケット状円錐台形状をした部分30及び31をそれぞれ含む。
【0043】
したがって、ネジ固定ボルト23が締められた後、これらのシャフト部分間に位置する下部供給ローラー22が、クランプ締めされ且つガイドされた状態でしっかり保持されるように、円錐台の幾何学的形状を有する各々の部分28,30と29,31は、互いに隣接していることが、明確に認められる。
【0044】
また、もし下部供給ローラー22を分解する場合には、ネジ固定ボルト23を緩めて外し、フレーム1の開口部を通して引き抜くだけでよく、その開口部を通してネジ固定ボルトの取扱いが可能であることが分かる。
【0045】
その後は、供給ローラー22は分解されて、簡単に取り外される
【0046】
この状態は、図3に説明されている。
【0047】
電動サーボモーター2に隣接して位置する、上部シャフトアセンブリーの第1のシャフト部分8、及び電動サーボモーター2に隣接して位置する、下部シャフトアセンブリーの第1のシャフト部分20は、例えば図2に示される様に、静止したままである。かくして、それらは取り外されない。電動サーボモーター2から遠くに位置する、上部シャフトアセンブリーの第2のシャフト部分9、及び電動サーボモーター2から遠くに位置する、下部シャフトアセンブリーの第2のシャフト部分21は、ネジ固定ボルトが緩められた後、矢印Cの方向に軸方向に沿って取り外される。したがって、供給ローラー10,22は露出し、シャフトから取り外すことができる。図3に示された構造部材間の軸方向の距離は誇張して示されていることに注意しなければならない。各シャフト部分間の自由空間、即ちこれらシャフト部分間の距離は、供給ローラーが、それらを取り除くために、径方向に自由に取り外すことができるような大きさがあればよい。
【0048】
図8及び10を参照する。電動サーボモーター2に軸方向に隣接して位置する、上部シャフトアセンブリーの第1のシャフト部分8は、ロッカー、即ちロッカー部分33のローラーベアリング32を介して支持されている。ローラーベアリング32の潤滑油室は、シール34a,34bにより密封されている。
【0049】
電動サーボモーター2から遠くに位置する、上部シャフトアセンブリーの第2のシャフト部分9は、ロッカー部分33bのローラーベアリング35を介して支持されている。ローラーベアリング35の潤滑油室は、シール36a,36bにより密封されている。
【0050】
電動サーボモーター2に隣接して位置する、下部シャフトアセンブリーの第1のシャフト部分20は、フレーム1にローラーベアリング36及92により支持されている。ローラーベアリング36の潤滑油室は、シール37により密封されている。
【0051】
電動サーボモーター2から遠くに位置する、下部シャフトアセンブリーの第2のシャフト部分21は、ローラーベアリング38により、フレーム1に支持されている。ローラーベアリング38の潤滑油室は、シール39a,39bにより密封されている。
【0052】
したがって、シャフト部分8,9,20,21の各ベアリングが、それ自身の潤滑油室に位置し、したがって、供給ローラー10,22の取り外しが、なんら潤滑油室を開けることなく行なうことができる、ということが分かる。その結果、供給ローラー10,22各の交換が極めて簡単に行なうことができる。
【0053】
第1の好ましい実施例によると、ロッカー33に支持された上部シャフトアセンブリー、即ちより正確には、ロッカー部分33aに支持された電動サーボモーター2に隣接してその軸方向に位置する上部シャフト構造の第1のシャフト部分8は、第1の電動サーボモーター2に駆動可能に接続されている。
【0054】
第1のシャフト部分8には、クロスタイプのディスク41が、図7bに分離して示されているオルダムタイプのカップリング40に接続されている。このオルダムタイプのカップリング40は必要である。なぜならば、一番目のシャフト部分(及び、明らかに第1のシャフト部分に接続される装置の全ての部品)が、電動サーボモーター2の静止(回転中を除く)駆動シャフト6に関して横方向の動きをするからである。
【0055】
このオルダムタイプのカップリング40には、下部平歯車43と噛合う上部平歯車42が設けられ、次に、サーボモーター2に隣接して位置する下部シャフトアセンブリーの第1のシャフト部分20に接続されている。
【0056】
電動サーボモーター2の駆動シャフト6への上部平歯車42の組み付けは、第1のクランピングスリーブ部品44及び第2のクランピングスリーブ部品45を備えたマルチ部品クランピングスリーブ装置により行われる。
【0057】
クランピングスリーブ部品44と45の共動作用は、環状クランピング部材46により行われる。クランピングスリーブ・ネジボルトは、符号47で示されている。
【0058】
上部平歯車42は、第2のクランピングスリーブ部品45と一体に作られているため、運動質量がかなり節約される。
【0059】
望ましい実施例によると、オルダムタイプのカプリングの部分も、第2のクランピングスリーブ部品45と一体に作られる。
【0060】
さらに望ましい実施例によると、平歯車が存在しないので、下部供給ローラー22は、もっぱら金属ストリップ7との摩擦契合により回転する。
【0061】
さらに望ましい実施例が図8,9,9aに示される。この実施例によると、上部供給ローラー10は、金属ストリップとの摩擦契合により回転する。
【0062】
この実施例では、下部シャフトアセンブリーの第1のシャフト部分20は、電動サーボモーター2により駆動される。このシャフト部分20は、第2のクランピングスリーブ部品45と一体に作られ、その結果、これもまた最低の回転質量で済む。
【0063】
別の電動サーボモーター48が、供給装置のネジスピンドルハウジング67の頂部に配置されている。その電子制御装置、即ち、そのハウジングが符号49で示されている。
【0064】
この電動サーボモーター48は、ネジスピンドル50の駆動を担っている。
【0065】
電動サーボモーター48は、ネジスピンドル50用ドライブの単なる一例であると考えられるべきである。サーボモーター48と異なる駆動装置を備えることもまた可能である。
【0066】
電動サーボモーター48の駆動シャフトは、符号51で示されている。電動サーボモーター48の駆動シャフト51とネジスピンドル50の間の接続は、第1のクランピングスリーブ部品53と環状クランピング部材54を含むマルチ部品クランピングスリーブ装置により行われている。クランピングスリーブ部品52,53は、クランピングネジボルト55によって互いに対向して固定されている。
【0067】
第2のクランピングスリーブ部品53は、ジョークラッチ(jaw clutch)カップリング113を介してネジスピンドル50に連結されている。ネジスピンドル50は、さらにローラーベアリング56及び112を介して、それぞれ、ネジスピンドルハウジング67またはハウジングに支持されている。
【0068】
したがって、ネジスピンドル50は、サーボモーター48の駆動から独立して自由に支持される。
【0069】
環状クランピング部材が、サーボモーター、即ち標準サーボモーターのスムースシャフト(smooth shaft)との連結に使用されるため、注文によるデザインを使う必要はない。
【0070】
調整ナット57が、ネジスピンドル50上に配置されている。
【0071】
この調節ナット上に、第1のアーム94及び第2のアーム95を備えたダブルアームレバー93が支持される。このアーム93は、本明細書では第2のダブルアームレバー93と呼ばれている。
【0072】
図4から明らかな様に、調節ナットは四角形断面形状をしており、且つ、また四角形断面形状をしている第1のダブルアームレバー93の内部空間中へセットされる。したがって、調節ナットは、回転に抗して固定される。
【0073】
ボルト58は、第1のダブルアームレバー93の第1のアーム94中へセットされる。このボルト58は、ロッド96中の長孔59に挿通されている。
【0074】
このロッド96は、例えば電動サーボモーターである第3の駆動モーター99に駆動可能に接続された偏心ディスク97上にある。サーボモーターの制御装置は符号100で示される。
【0075】
第1のダブルアームレバー93の第2のアーム95は、ストラップ101を介して、第2のダブルアームレバー103の第1のアーム102に旋回可能に組込まれている。前記第2のダブルアームレバー103は、シャフト60上に支持されている。第2のダブルアームレバー103の第2のアーム104は、図4にフォークレバーを示す符号65,66で示す様に、フォーク状デザインをしている。
【0076】
シャフト30は、シール61,62でオイル密封されたネジスピンドルハウジング67中に密封されており、その結果、閉じた潤滑油室としての閉じたネジスピンドルハウジング67が存在し、その中にネジスピンドル50及び前記構造部材がメンテナンス不要で位置する。
【0077】
特に図4は、シャフト60がその両端で、ネジスピンドルハウジング67から突出し、フォーク状レバーアーム65,66がこれらの突出端上にクランプ締めされることを示す。
【0078】
これらのフォーク状レバーアーム65,66は、それぞれ制御ロッド70,71の各上部シャフト部分68及び69に球状端部接続を介して、旋回自在に取り付けられ、球状端部接続を介して、制御ロッド70,71の各々の各上部シャフト部分68及び69に旋回可能に組み込まれ、上部シャフト部分68及び69は、それぞれ各下部シャフト部分72及び73とそれぞれネジで契合されている。上記シャフト部分は、回転に抗して、ナット74及び75でしっかりと固定されている。
【0079】
制御ロッド70及び71は、それらの下部端でロッカー33に旋回可能に組込まれている。
【0080】
ロッカー33は、その中で上部供給ローラー10が支持されているが、制御ロッド70及び71とは反対側の端部で、シャフト79に組み込まれている。このシャフト79は、フレーム1に支持されている。シャフト79のベアリング80,80aは、図5に示されている。
【0081】
こうして、ロッカー中に支持された上部供給ローラー10を含むロッカー33は、ロッキング(揺動)、即ちシャフト79の周りでの旋回運動を行なうことができることが分かる。したがって、上部供給ローラー10は、下部供給ローラー22及びその上に載っかって矢印Bの方向に供給されたメタルストリップ7に対向して、再び下部供給ローラー22から離れる方向に動くことができる。
【0082】
当該技術分野では周知のストリップ入口テーブル81及びストリップ出口テーブル82が追加して図6に示され、それによって、メタルストリップ7が下部供給ローラー22の両側でこれら2つのテーブル81,82上に載っている。
【0083】
ロッカー33は、圧力バネ83及び84により下部供給ローラー22に向って偏っている。
【0084】
圧力バネ83,84の偏向力は、ネジスピンドル85,86及びロッキングナット87,88により調整される。
【0085】
加圧力の調整は、スケール91に関してのディスク89,90の位置を読み取ることにより行われ、これらのディスクは、圧力バネ83,84上に載っている。
【0086】
各圧力バネ83,84に目盛り(scale)が付されているのは明らかである。
【0087】
前記供給装置は、ストリップ形状ブランク7、即ちメタルストリップ7を、該ストリップ形状ブランクの断続的工作用の工具を備えたプレス機に供給する様に組み付けられている。
【0088】
この供給装置及びこの供給装置に配置されたプレス機76、即ちパンチプレス機が図13に概略的に示されている。
【0089】
パンチプレス機76は、駆動装置77を含む。この駆動装置77は、当業者に知られている様に、クランクシャフトまたは偏心ディスクを有するシャフトを駆動する電動モーターを含んでいても良い。このクランクシャフトまたは偏心ディスクは、ロッド78に駆動可能に接続されている。このロッド78にパンチ105が旋回可能に組込まれている。このパンチ105は、上部工具106を支持し、この工具は、パンチプレス機76が作動中は、最終的に上方及び下方に動かされる。上部工具106は、工作工具、例えばパンチ107を備えている。この上部工具107は、さらに、位置決めピン108を備え、各位置決めピンは円錐形状頭部109を有している。
【0090】
作動中、一般的に知れている様に、工作又は移動させるため、ストリップ形状ブランク7上に工作工具、例えばパンチ107を打ち付けるに先だって、位置決めピン108は、正確にブランクを中央に位置させるように、ブランク7中の予備に開けられた孔中へ動く。それにより、上部供給ローラー10は、短い距離によるにタイムスパンの間、下部供給ローラー22から持ち上げられ、その結果、如何なる締付け力もブランク7上には働かない。上部供給ローラー10のこの位置は、中間持ち上げ(intermediate lift)と呼ばれる。
【0091】
さらに、静止下部工具110及びパンチプレス機76の制御装置111が、図13に示される。
【0092】
見て分かる様に、供給装置及びパンチプレス機76の制御装置49,111は接続されている。何故ならば、供給装置の作動は、パンチプレス機76の作動と調和しなければならないからである。
【0093】
図10は、連続的作動期の間の、供給装置の概略的にデザインされた部品の位置を示す。連続的作動期の間、上部供給ローラー10及び下部供給ローラー22は、共に電動サーボモーター2により断続的に駆動され、その結果、一般的に知られている様なブランク7は、断続的に供給される。それにより、供給装置の(電子)制御装置49は、パンチプレス機76の(電子)制御装置111と共動する。以下、図13を参照する。パンチプレス機76は、可動上部工具106及び静止下部工具110から成る。上部工具106は、パンチ105に組込まれている。このパンチ105は、ロッド78を介して、回転駆動装置77、例えば電動モーターおよびクランクシャフトまたは偏心シャフトにより駆動され、それにより、ロッド78は、駆動装置77及びパンチ105間の駆動接続を純粋に概略的に表している。
【0094】
こうして、パンチは、上死点位置及び下死点位置の間を動くことが出来る。
【0095】
ストリップ形状ブランク7の厚さの寸法、及び、それに相応じて、上部供給ローラー10と下部供給ローラー22の間の距離が、図10に文字Eにより示されている。
【0096】
新しいストリップ形状ブランク7、例えばメタルストリップを、上部供給ローラー10と下部供給ローラー22の間に挿入できるように、上部供給ローラー10は、それが下部供給ローラー22からのセットされた距離Dにある様に、持ち上げられなければならず、この距離は距離Eより大きい。この距離D及び上部供給ローラー10の持ち上げられた位置が、図11に示される。
【0097】
当技術分野においては、供給ローラー10は、高持上げ位置(high lift position)と呼ばれる。
【0098】
この高持上げ位置をセットするため、供給装置及びパンチプレス機76の制御装置49及び111は、パンチプレス機のパンチ105が下死点位置から遠く離れて位置し、且つパンチ96が上死点位置105から遠く離れて位置する様に制御される。その中にパンチ105及びロッド96が位置する特別な位置は、パンチが下死点位置にない限りは重要ではない。一般に、また、これは当業者には知られていることであるが、供給装置及びパンチプレス機の制御装置49および111は、パンチプレス機のパンチが上死点位置に位置し、かつロッド96が下死点位置に位置するように、操作される。以下の記載は、これらの後者の死点位置から進行する。前記死点位置に達すると、調節ナット57は、ネジスピンドル50の対応する回転により下げられる。
【0099】
圧力バネ82,84により、ロッカー33並びにレバーユニット93及び103の上で、ボルト58が長孔59の下部端と境を接する。
【0100】
調節ナットの下方への動きにより、第1のダブルアームレバーユニット93の第1のアーム94は、上方に旋回し、且つその第2のアーム95は、下方に旋回する。この第2のアーム95は、第2のダブルアームレバーユニット103の第1のアーム102を、また、下方に引っぱる。したがって、第2のダブルアーム装置103の第2のアーム104は、上方に旋回する。最終的に、制御ロッドアセンブリー68〜75は持ち上げられ、その結果その中に支持される上部供給ローラーを備えたロッカー33が上部供給ローラー10の高持上げ位置中へ旋回し、その位置で、それは下部供給ローラー22からの前記距離Dを有し、その結果新しいストリップ形状ブランク7が挿入できる。
【0101】
連続的作動の間、上部供給ローラー10は、ストリップ形状ブランクの上になければならず、それにより、ストリップ形状ブランクが摩擦契合するための締付け力が、上部供給ローラー10及び下部供給ローラー22により働かされる。
【0102】
圧力バネ83,84により締付け力が作り出される。こうして、ボルト58は、もはや長孔59の下部端と境を接しない。この目的のため、調節ナット57は、ネジスピンドル50の回転により、高持上げ位置から上部供給ローラー10がストリップ形状ブランクの上に来るまで下降する。
【0103】
調節ナット57の連続した下降運動により、第1のダブルアームレバーユニット93は、旋回運動をする様に強いられる。なぜならば、ロッカーは、上部供給ローラー10が圧力バネ83,84によりストリップ形状ブランク上に位置し続けるため、もはや動かないからである。前記旋回運動は、ボルト58を有する第1のアーム94の上方への旋回運動を引き起こさせ、その結果ボルト58はその両端の間の長孔59中に位置する。これは、ロッド96が、基本的には、ボルト58上へのアクションなしでストローク運動を行なうことが出来るということを意味している。
【0104】
パンチプレス機を備えた供給装置の作動中の更なる動きは、中間持ち上げである。
【0105】
パンチプレス機の上部工具106が、ストリップ形状ブランク7の正確な位置決めのための位置決めピン108を備えることが出来るということは既に述べた。
【0106】
その様な位置取りができるように、ストリップ形状ブランクが、短いタイムスパンの間、妨げのない状態でなければならない。これは、上部供給ローラー10が、短いタイムスパンの間、ストリップ形状ブランクから中間持ち上げ位置中へと持ち上げられなければならない、ということを意味している。
【0107】
この中間持ち上げ位置は、ロッド96により作り出される。
【0108】
第1に、パンチプレス機76は、ストローク位置へと作動され、そこで中間持ち上げ位置が起こり、またそこで、位置決めピン108の円錐形状頭部109が、位置決め孔中に一部挿入される。この位置は図13に示される。
【0109】
この位置で、パンチプレス機76のパンチ105は、下死点位置の前の角位置に位置する。したがって、前記角位置と下死点位置の間の角距離が存在する。
【0110】
供給装置のロッド96は、いまや、その駆動モーター99の作動により、同時に上方に動き、その上死点位置の前の位置中へと動いている。したがって、この角位置と上死点の間の角距離も存在する。
【0111】
パンチプレス機に関して述べられた角距離は、供給装置のところに存在する同じ角距離である。
【0112】
調節ナット57は、ネジスピンドル50の回転により下方に動く。したがって、ボルト58は、長孔59の下部端に来て止まる。それから、調節ナト57は、更に下方に動き、その結果、それに続くレバーユニット及びロッカー33の両旋回運動により、上部供給ローラー10は、ストリップ形状ブランクを解放する。この解放された状態において、ストリップ形状ブランクは、それが手で動かすことが出来る程度に解放される。調節ナット57のこの位置は、制御装置49及び111に対応する角位置と共に保存される。
【0113】
これは、連続稼動中、ロッド96の上死点位置の前の前記角位置に到達すると長孔59の下部端がボルト58と契合し、それを持ち上げて、上死点位置が過ぎた後、ボルト58が再び解放されるという場合は例外として、長孔59を有するロッド96は、ボルトに影響することなく、ボルト58に関して自由に動くことが出来る。
【0114】
以上、本発明の好ましい実施例について述べたが、本発明はそれらに限定されるものではなく、本発明の請求の範囲内で、様々な形で実施することが出来るという点が厳に理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】 図1の部分拡大図である。
【図3】 上部及び下部供給ローラーを有する、上部シャフト構造及び下部シャフト構造の第1及び第2の軸方向分解組み立て断面図である。
【図4】 図1のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】 図1のV−V線に沿った断面図である。
【図6】 図1のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】 (a)は、駆動歯車及びオルダムタイプのカップリングのクロスタイプディスクを備えた電動サーボモーターが取り外された状態にある装置の部分断面図であり、(b)は、組み込まれた状態にある駆動歯車を備えた電動サーボモーターのフランジ及びオルダムタイプのカップリングの一部を示す断面図であり、(c)は、オルダムタイプのカップリングのクロスタイプディスクの説明図である。
【図8】 本発明の装置の他の実施例を示す断面図である。
【図9】 下部ローラー用駆動装置が取り外された状態の、図8で説明される装置の部分断面図である。
【図10】 供給装置が、中間持ち上げがなく連続して作動(稼動)している状態で説明されている、図6の概略図である。
【図11】 供給装置が、高持ち上げ位置状態である、図6の概略図である。
【図12】 供給装置が、中間持ち上げ位置状態である、図6の概略図である。
【図13】 本発明の供給装置と協動するパンチプレス機の概略図である。
【符号の説明】
1…ハウジング
2…電動サーボモーター
3…電子制御装置
4…フランジ
5…ネジボルト
6…駆動シャフト
7…ストリップ形状ブランク
8,9…上部シャフトアセンブリー
10…上部供給ローラー
11,23…ネジ固定ボルト
12,24…内室
13,25…内部周壁
14,15,26,27…端部表面部分
16,17,28,29…移行部分
18,19,30,31…ジャケット状円錐台形状部分
20…第1のシャフト部分(下部シャフトアセンブリー)
21…第2のシャフト部分(下部シャフトアセンブリー)
22…下部供給ローラー
23…ネジ固定ボルト
32,35,36,38,92…ローラーベアリング
33a,33b…ロッカー部分
34a,34b,36a,36b,37,39a,39b…シール
40…カップリング
41…クロスタイプディスク
42,43…平歯車
44,52…第1のクランピングスリーブ部品
45,53…第2のクランピングスリーブ部品
46,54…環状クランピング部材
47…クランピングスリーブネジボルト
48…電動サーボモーター
49…電子制御装置
50…ネジスピンドル
51…駆動シャフト
55…クランピングネジボルト
56…ローラーベアリング
57…調節ナット
58…ボルト
59…長孔
60…シャフト
61,62…密封リング(シール)
63,64…第1のアーム
65,66…フォーク状レバーアーム
67…ネジスピンドルハウジング
68,69…上部シャフト部分
70,71…制御ロッド
72,73…下部シャフト部分
74,75…ロックナット
76…パンチプレス機
77…回転駆動装置
78…ロッド
79…シャフト
80,80a…ベアリング
81,82…テーブル
83,84…圧力バネ
85,86…ネジスピンドル
87,88…ロッキングナット
89,90…ディスク
91…スケール(目盛)
93…第1のダブルアームレバー
94…第1のアーム
95…第2のアーム
96…ロッド
97…偏心ディスク
99…駆動モーター
100…サーボモーター制御装置
101…接続ストラップ
102…第1のアーム
104…第2のアーム
103…第2のダブルアームレバーユニット
105,107…パンチ
106…可動上部工具
108,109…位置決めピン(円錐台形頭部)
110…静止下部工具
111…プレス(電子)制御装置
112…ローラーベアリング
113…ジョークラッチカップリング

Claims (11)

  1. ストリップ形状ブランク(7)を、ストリップ形状ブランクの断続的工作に適合した工具を備えたパンチプレス機へ断続的に供給するための装置であって、
    該供給装置は、ハウジング(1)及び前記ハウジング(1)上に配置されたネジスピンドルハウジング(67)、上部シャフトアセンブリー(8,9)及び前記上部シャフトアセンブリー(8,9)上に組込まれた上部供給ローラー(10)、下部シャフトアセンブリー(20,21)及び前記下部シャフトアセンブリー(20,21)上に組込まれた下部供給ローラー(22)を含み、前記供給ローラー(10,22)は、供給されるブランク(7)を、その両サイドでクランプすることにより掴み、且つ断続的回転運動により断続的に供給するように取り付けられ、前記シャフトアセンブリー(8,9;20,21)の内の少なくとも一つは断続的作動電動サーボモーター(2)に駆動可能に接続され、且つ、前記上部シャフトアセンブリー(8,9)は、ロッカーシャフト(79)を介して、前記ハウジング(1)に旋回可能に組込まれたロッカー(33)中に支持され、前記ロッカーにより、前記上部シャフトアセンブリー(8,9)は前記下部シャフトアセンブリー(20,21)の方向に向かって及びそれから離れる方向に動くことが可能であり、
    ネジスピンドル(50)及び制御装置(49)を有するモーター(48)、前記ネジスピンドル(50)に配設され、且つ、前記スピンドル(50)の回転運動により、前記ネジスピンドル(50)に沿って動く様に取り付けられた調節ナット(57)を有し、
    駆動モーター(99)及び前記駆動モーター(99)に駆動可能に接続された偏心ディスク(97)、前記偏心ディスク(97)に支持されたロッド(96)、前記ロッド(96)は、前記偏心ディスク(97)から遠く離れた端部近くに、少なくとも前記ネジスピンドル(50)にほぼ平行に延びた長孔(59)を有し、
    前記調節ナット(57)に支持された第1のダブルアームレバーユニット(93,94,95)及び、次ぎに前記ネジスピンドルハウジング(64)に支持されたシャフト(60)に支持された第2のダブルアームレバーユニット(103;102;104)を有し、
    前記第1のダブルアームレバーユニット(93;94,95)は、前記ロッド(96)と契合する第1のアーム(94)を含み、且つ、接続ストラップ(101)に旋回可能に組込まれた第2のアーム(95)を含み、前記接続ストラップ101は、次ぎに前記第2のダブルアームレバーユニット(103;102,104)の第1のアーム(102)に旋回可能に組込まれ、前記第2のダブルアームレバーユニット(103;102,104)は、制御ロッドユニット(68〜75)に旋回可能に組込まれた第2のアーム(104)を有し、前記制御ロッドユニット(68〜75)は、次ぎに前記ロッカー(33)に旋回可能に組込まれており、
    さらに、前記ロッカー(33)と前記ネジスピンドルハウジング(67)の間に配置された圧力バネアセンブリー(82,84)を有し、前記圧力バネアセンブリー(82,84)は、前記上部シャフトアセンブリー及びその中に支持された前記上部供給ローラー(10)を有する前記ロッカー(33)を、前記下部供給ローラー(22)を有する下部シャフトアセンブリー(20,21)上に押し込むように取付けられていることを特徴とする、ストリップ形状ブランクの断続的供給装置。
  2. 前記ネジスピンドル(50)が、ローラーベアリング(56,112)を介して、前記ネジスピンドルハウジング(67)及び前記ハウジング(1)に支持されたスリーブ部品にしっかりと組込まれ、それにより前記ネジスピンドル(50)が正確に位置する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記スリーブ部品(53)が、マルチ部品クランピングスリーブ(52,53,54)の一部であり、それに調節装置の調節モーター(48)の駆動シャフト(51)が突出し、前記駆動シャフト(51)が、前記ネジスピンドル(50)を連結するジョークラッチが後に続く前記マルチ部品クランピングスリーブ(52,53,54)に駆動可能に接続されている、請求項2に記載の装置。
  4. 第2のダブルアームレバーユニット(103;102,104)の第2のアーム(104)が、ボールエンド接続を介して、制御ロッドアセンブリー(69〜75)の一部を形成する各制御ロッド(70,71)の各部品(68;69)に旋回可能に組込まれているフォーク状レバーの形を有している、請求項1に記載の装置。
  5. 前記シャフト(60)が、密封リング(61,62)により、前記ネジスピンドルハウジング(67)に対して密封されており、その結果前記ネジスピンドルハウジング(67)が密閉油室を形成する、請求項4に記載の装置。
  6. 各制御ロッドユニット(68〜75)が、長さ調節が可能なネジで契合したロッド区画(68,70,69,71)を有する、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第1のダブルアームレバーユニット(93;94,95)の第1のアーム(94)が、前記長孔に挿通されたボルト(58)を介して前記ロッド(96)と契合する、請求項1に記載の装置。
  8. 供給装置は、制御装置(49)を有し、可動上部工具(106)及び静止下部工具(110)を有するパンチプレス機(76)と共動し、前記上部工具(106)が、上死点位置と下死点位置の間を動くことができ、且つ、供給装置の制御装置(49)に接続されたプレス制御装置(111)を有し、さらに、上死点位置及び下死点位置の間を動くことが出来るロッドを有し、前記ロッド(96)は、上部及び下部端を有する長孔(59)を有し、それにより第1のダブルアームレバーユニット(93;94,95)の第1のアームが、長孔(59)に挿通されたボルト(58)によってロッド(96)と契合し、それにより、新しいストリップ形状ブランク(7)を、上部供給ローラー(10)と下部供給ローラー(22)の間に挿入するため、上部供給ローラー(10)は、上部供給ローラー(10)と下部供給ローラー(22)の間の予め設定された距離(D)をセットするため、高リフト位置へと動かされ、そこで上部供給ローラー(10)の高リフト位置をセットするため、前記2つの制御装置(49;111)が、ラム(105)がその上死点位置へと動くように制御され、且つロッド(96)が下死点位置へと動くように制御される、請求項1に記載の供給装置の操作方法。
  9. 前記ラム(105)が静止状態に保たれ、且つ前記ロッド(96)が静止状態に保たれ、且つ調節ナット(57)がネジスピンドル(50)の回転により下降し、それによりボルト(58)が、圧力バネアセンブリー(82,84)による伸張力によって、ロッカー(33)及びレバーユニット(93;94,95及び103;102;104)を介して、長孔の下部端に達し、その結果、第1のダブルアームレバーユニット(93;94,95)の第1のアーム(94)が上方に旋回し、そしてその第2のアームが下方に旋回し、第2のダブルアームレバーユニット(103;102,104)の第1のアーム(102)が下方に旋回し、そして第2のアーム(104)が上方に旋回し、その結果、制御ロッドユニット(68〜75)が、これらの旋回運動により持ち上げられ、したがって、その中に支持された上部供給ローラー(10)を有するロッカー(33)が、上部供給ローラー(10)の高持上げ位置へ向かって上方に旋回する、請求項8に記載の方法。
  10. 供給装置は、制御装置(49)を有し、且つ、可動上部工具(106)及び静止下部工具(110)を有するパンチプレス機と共動し、前記上部工具(106)が、上死点位置と下死点位置の間を動くことが出来るパンチ(孔あけ機)(105)に組込まれ、さらに、供給装置の制御装置(49)に接続され、また、そこでは、上死点位置と下死点位置の間を動くことができるロッド(96)の長孔(59)が、上部及び下部端を有し、第1のダブルアームレバーユニット(93;94,95)の第1のアーム(94)が、長孔(59)に挿通されたボルト(58)により、ロッド(96)と契合し、そこで、ロッド(96)が、その上死点位置から遠く離れた位置に向かって移動し、ロッカー(33)上に、圧力バネ(82,84)の伸張による圧力によって、上部供給ローラー(10)がストリップ形状ブランク(7)上に載るまで、調節ユニット(57)がネジスピンドル(50)の回転により下方に動き、その位置では、ボルト(58)が、長孔(59)の両端から離れたところにあり、その結果、ロッド(96)のストローク運動が、ボルト(58)の静止状態で可能である、請求項1に記載の装置の操作方法。
  11. 供給装置が、制御装置(49)を有し、且つ、可動上部工具(106)及び静止下部工具(110)を有するパンチプレス機(76)と共動し、前記上部工具(106)が、上死点位置と下死点位置の間を動くことが出来るパンチ(105)に組込まれ、及び供給装置の制御装置(49)に接続されたプレス制御装置(111)を有し、さらに、上死点位置と下死点位置の間を動くことが出来るロッドを有し、前記ロッドが上部及び下部端を有する長孔を有し、それにより、第1のダブルアームレバーユニットの第1のアームが、長孔(59)に挿通されたボルト(58)によりロッド(96)と契合し、前記パンチ(105)が、回転駆動部材(77)により駆動され、ロッド(96)の偏心ディスク(97)が駆動モーター(99)により駆動され、前記上部工具(106)が、ストリップ形状ブランクの工作中、パンチプレス機(76)にストリップ形状ブランクを正確に位置決めするための位置決めピン(108,109)を有し、前記位置決めピン(108,109)が、ストリップ形状ブランク(7)の予備位置決め孔の中へ移動し、前記位置決めピン(108,109)は、円錐形状頭部(109)を有し、前記上部供給ローラー(10)は、円錐形状頭部(109)の一部が位置決め孔中に入り、その後、円錐形状頭部(109)が位置決め孔から部分的に持ち上げられると直ちに、再びストリップ形状ブランク(7)上にセットされた直後に、下部供給ローラー(22)から離間され、そこで、中間持上げ位置をセットするために、パンチ(105)がその回転駆動部材(77)により、下死点位置の前の角位置へともたらされ、その角位置で、位置決めピン(108,109)の円錐形状頭部(109)を位置決め孔中へほんの一部突出させ、その状態で、ロッド(96)の偏心ディスク(97)が、上死点位置の前の角位置に達し、それにより、前記角位置と下死点位置との間のパンチ(105)の角距離が、その前記角位置と上死点位置との間の偏心ディスクの角距離に等しく、そこで、その後、調節ナット(57)が下方に動き、その結果、ボルト(58)が長孔(59)の底部端に達して止まり、そして、ストリップ形状ブランクが、レバーユニット(93;94,95)及び(103;102,104)、制御ロッドアセンブリー(68−75)、ロッカー(33)を介して伝達される動きによる、上部供給ローラー(10)の持ち上げにより、ストリップ形状ブランクが解放されるまで、調節ナット(57)がさらに下方に動き、そこで、調節ナット(57)により得られる偏心ディスク(97)の前記角位置に対する位置及びパンチ(105)の対応する角位置が、対応する制御装置(49,111)に保存される、請求項1に記載の供給装置の操作方法。
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