JP3770345B2 - 立毛パイル織編物の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車輌用内装材として用いられる立毛パイル布帛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用内装材には、レザー調塩ビシート、非立毛織編物は、モケット、立毛パイル編物等の布帛が主に用いられ、とりわけ立毛パイル織編物は、品位の高級感、即ち、色調、パイルの触感のしなやかさなどにより、高級シート材として多く活用されている。
特により審美性を向上し、付加価値向上を目的として異色杢調パイル織編物、多色柄織編物、捲縮特性の異なる素材を併用した立体質感のある立毛パイル織・編物等が開発活用されており、多色柄付与手段としては異色、多色糸染糸を用いたドビー、シャガード、モケット、トリコット、ダブルラッセルパイル編物等の布帛が多用されている。また、異染性合成繊維、例えば、ナイロン、ポリエステル、カチオ可染ポリエステル等のマルチフィラメント又は紡績糸を用いたパイル編・織物を反染加工により異色柄を表現した布帛も多用されている。さらには、上述多色杢調パイルシートの表面にプリント染色を施した布帛も多く上市されている。いずれの布帛もそれぞれの特徴をもち、立毛パイルのソフトタッチと多色・多柄を生かした審美性があり、車輌用内装シート材として十分な価値をもっているが、最大の欠点はパイル織編地の色調や光沢がパイル構成フィラメントもしくはファイバーの側面と断面とで異なるため、パイルを倒した場合に倒れた部分が白く見える“白化”欠点や、布帛を見る方向によってパイルが白っぽく見える“白ぼけ”欠点が強く出るという問題があった。
【0003】
このパイルの白化、白ボケは例えば、ポリエステルマルチフィラメントパイルとポリエステル紡績糸パイルを比較した場合、後者の方が紡績糸自体が有する適度な糸斑を有し、かつ、パイルを構成する繊維の高さが不均一で、パイル端面の繊維の高さがバラツキをもつため、多少の毛倒れがあっても目立たなくなり、結果として白化、白ボケは前者のフィラメントパイルに較べ目立ち難い。但し、紡績糸はフィラメントに較べ、編・織物作成工程の特に整経工程において、毛羽、糸切れ、風綿発生等の支障発生率は高く、製品欠点の増加、生産性の低下等によりコストが上昇する。また、紡績糸固有の糸斑、ランダムはパイル形態のため、フィラメントパイルに較べ、ベルヘット調の光沢感は得られない。
【0004】
また、立毛パイルシート材のもう一つの大きな特徴は、パイルのソフトな触感である。同一目付のパイル材の場合、構成パイル単糸ファイバーの断面二次モーメントが小さいほど、具体的には単糸ファイバー素材の初期ヤング率が小さい素材、細デニール素材、断面が扁平な素材ほどソフトタッチが得られるが、反面外力によるパイル毛倒れは発生しやすく、いわゆる毛倒れによる白化、白ボケ、さらにはパイルの耐久性の減少をきたし易い。当然単位面積当りのパイル密度を上げ、目付向上をはかればパイル倒れ欠点は減少するが、布帛のコスト上昇となり、経済的ではない。また、パイル長を短かく設定すればパイル毛倒れは発生しにくくなるが、パイル地の嵩高性、ボリューム感は低下し、商品価値は低下するとともに、パイルを折り曲げたときに、地糸が見えて(所謂、目むき)外観を損ねる要因となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、合成繊維マルチフィラメントを用いて、従来とは全く異なった考え方で立毛パイル織・編物布帛の白化、白ボケの減少、パイルソフトタッチの維持と毛だおれ欠点の減少及びグランド部をほぼ完全にかくして目むき防止を図ることを目的として研究開発を行なった結果得られたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、立毛パイル織・編物を断面より観察したとき、パイル部の上部と下部でパイル構成マルチフィラメントの実質構成密度が異なり、即ち上部パイル密度が下部パイル部分とのみかけの色相、および又は染色濃度が異なる事を特徴とする合成繊維マルチフィラメントよりなる立毛パイル織編物を要旨とする。
【0007】
このような特徴をもつ立毛パイル織・編物は、160℃乾熱収縮率が20%以上異なり、2種類以上の合成繊維マルチフィラメントが混繊交絡数20〜100コ/mに混繊された複合糸をパイル糸として用い、織・編物地とし、次いで該織・編物をパイル・シャーリングを施し、パイル高さを揃えた後後加工を行ない、高収縮合成繊維マルチフィラメントからなる単糸繊度1〜3デニールのパイルであるフィラメントLと低収縮合成繊維マルチフィラメントからなる単糸繊度0.3〜2デニールのパイルであるフィラメントHからなり、フィラメントHのパイル長が1.0〜4.0mmで、かつパイル長比(フィラメントH/フィラメントL)が1.2〜3.0である立毛パイルを形成させることにより得られる。
【0008】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明のパイル織・編物としては、モケット、別珍等のパイル織物、トリコットの起毛地トリコットポール剪毛地、ダブルラッセル編物、丸編シンカーパイル剪毛地等をいう。
【0009】
本発明を使用する複合糸は、160℃乾熱収縮率が20%以上異なる2種類以上の合成繊維マルチフィラメントから構成される。
20%未満であれば、パイル糸が上下2層に分離しにくくなり、以下に述べる種々の効果を得ることが困難となる。好ましくは40〜70%、更に好ましくは50〜70%である。この様に極めて高い収縮率差が要求されるのは、収縮率差の発現後(セット後)の起毛処理等により高収縮糸、即ちパイル長が比較例短い繊維が掻き出されて、見かけ上のパイル高低差が小さくなるからであり、予め収縮差を大きめに設定しておく必要がある。
【0010】
上記複合糸を構成する高収縮合成繊維マルチフィラメントの160℃乾熱収縮率は40〜80%、好ましくは50〜80%であり、カチオン可染性ポリエステル(5−ナトリウムスルホイソフタル酸共重合ポリエステル等)や高配向未延伸ポリエステル、イソフタル酸共重合ポリエステル等が挙げられる。
一方、低収縮合成繊維マルチフィラメントの160℃乾熱収縮率は1〜15%、好ましくは2〜5%であり、通常のポリエステル紡糸延伸糸やポリアミド繊維等が挙げられる。
【0011】
また、上記高収縮合成繊維マルチフィラメント(以下「フィラメントL」という)はパイル織編物のセットによりパイル長が比較的短かいパイルを構成し、上記低収縮合成繊維マルチフィラメント(以下「フィラメントH」という)はパイル長が比較的長いパイルを構成することになる。従ってフィラメントLはフィラメントHのパイル毛倒れ性を防止する等の観点から単糸繊度が1〜3デニールであり、好ましくは2〜3デニールである。3デニールを越えると地糸の目むきが目立つ傾向にあり、1デニール未満であれば、パイルの毛倒れ性を防止することが困難になる。
【0012】
一方、フィラメントHはパイル表面に現われて表面タッチに影響を与えることから、単糸0.3〜2.0デニール、更には0.7〜2.0デニールが好ましい。0.3デニール未満ではパイル立毛状態の維持が困難となり、2.0デニールを越えると断面二次モーメントが高過ぎてソフトタッチが得られなくなる。更に、パイル長は1.0〜4.0mmである。1.0mm未満では立毛パイル固有のソフト感、ボリューム感が得られず、4.0mmを越えると毛倒れ性が悪化し、更には白化、白ボケが目立つようになる。更に好ましくは1.5〜3.0mmである。尚、ここでいうパイル長とはグランド部の根元からパイルの先端までの長さをいう。
【0013】
上記構成に加えフィラメントHとフィラメントLとの重量比率も重要な要素である。即ち、両者の比率は70%:30%〜30%〜70%更に60:40%〜40%:60%が好ましい。フィラメントHが70%を越えるとパイル毛倒れ性が悪化するとともに地糸の目むきが目立つ傾向にあり、フィラメントLが70%を越えるとパイル毛倒れ性が悪化するとともに、フィラメントHの糸密度の低下により風合いが低下する傾向にある。更に、フィラメントHとフィラメントLとのパイル長比(フィラメントH/フィラメントL)は1.2〜3.0、更に1.2〜1.8が好ましい。1.2未満では、長パイルと短パイルの上下異色効果が不十分であり、またフィラメントHのソフトタッチが十分に発揮できなくなる。逆に3.0を越えるとパイル色調をパイル織編物上面から見た場合、下部の異色性が見えにくく、また上部パイルの毛倒れ性悪化と白化、白ボケが目立つことになる。
【0014】
上記フィラメントHとフィラメントLを含有する複合糸を用いてパイル織編地を製造し、起毛・剪毛加工後、反染加工し、異色、異収縮パイルを作成する。反染染料は素材の組合せが例えばレギュラーポリエステルと高収縮カチオン可染ポリエステルマルチフィラメントの組合せの場合は一般に分散染料とカチオン染料を併用し、例えば、6−ナイロンとイソフタル酸共重合高収縮ポリエステル複合糸の場合には、酸性染料、合金染料と分散染料との組合せが一般的であるが、上述のような異素材、異ポリマーの組合せは必ずしも上記例に限られるものではない。
【0015】
上記の異収縮かつ異染合成繊維マルチフィラメントを複合してパイル糸とするには、上記2種のマルチフィラメントを混繊交絡数が20〜100コ/mになるように高圧空気で混繊する。高圧空気で混繊することにより均一性が優れ、混繊交絡数は30〜60コ/mが好ましい。
【0016】
フィラメントHにより構成されたパイル上部とフィラメントLにより構成されたパイル下部との異色効果により、従来の立毛パイル布帛には全く無かった立体的深みのある色調のパイル布帛が得られ、地糸が見える目むきを防止することができその審美性は全く新規のパイル織編物となる。しかも、上部パイルの触感はしなやかでソフトタッチであり下部パイルが布帛パイル全体としての毛倒れを防ぎ嵩高性にも優れたものとなる。
また、パイルを真上から見たときも下部パイルの効果により繊維側面調に見え、上部パイルを作為的に毛たおれさせても従来の立毛パイルシート白化、白ボケとは全く異なる外観となり、シートの審美性低下欠点にはならない画期的な織編物に仕上がる。
【0017】
【実施例】
(実施例1)
ポリエチレンテレフタレートを紡速3000m/minで紡糸し、延伸後に熱処理して巻取り、100デニール96フィラメントの低収縮率のポリエステルフィラメントからなるマルチフィラメント糸Aを得た。このマルチフィラメント糸Aの乾熱160℃で自由に収縮させた時の収縮率は7%であった。
他方、5−ナトリウムスルフォン酸を共重合させたカチオン可染ポリエチレンテレフタレートを紡速3000m/minで紡糸し、延伸後に熱処理することなく巻取って100デニール36フィラメントの高収縮率のカチオン可染ポリエステルマルチフィラメント糸Bを得た。このマルチフィラメント糸Bの乾熱160℃で自由に収縮させた時の収縮率は60%であった。
次いで、上記低収縮率マルチフィラメント糸(100デニール96フィラメント)Aと高収縮率カチオン可染マルチフィラメント糸(100デニール36フィラメント)Bとを引き揃えて、空気交絡処理を施し交絡数40ケ/mの混繊糸とした後、この混繊糸をパイル糸として整経ビームに巻取り後、22ケージのダブルラッセル機に供給した。編成後、表編地と裏編地を接結するパイル糸を中央で切断し、パイル経編地を得た。
次いで、この経編地をブラシング、シャーリング、セット後、分散染料とカチオン染料を併用して反染めしブラシング、シャーリング、仕上げセットを施し、仕上げ編地を得た。
仕上がった編地の断面を50倍の拡大写真で調べると明らかに高収縮カチオン可染パイルが、生機では3mmあったのが、1.5mmに収縮し、又、低収縮のパイルは、2.9mmとなっており、両者の染色色調差もあり、明らかに上下2層構造のパイルに仕上がっていた。
パイル地を上面垂直方向より見ると、上部パイルの間より、下部パイル色が透視され、独特の品位、色調を持つ商品が得られた。
又、上部パイルの触感は極めてソフトタッチであり、下部パイルの効果でパイル毛倒れ性も良好で、パイルを押さえた時の白化、白ボケがほとんど目立たず、布帛を折曲げた時の地糸目むきの少ない特徴を有している。
【0018】
(比較例1)
ポリエチレンテレフタレートを紡速3000m/minで紡糸し、延伸後に熱処理して巻取り、100デニール36フィラメントのマルチフィラメント糸Cを得た。このマルチフィラメント糸Cの乾熱160℃で自由に収縮させた時の収縮率は11%であった。
このマルチフィラメント糸Cを実施例1の高収縮糸に置替える以外は同実施例と同じ方法で加工し、比パイル経編地を得た。
この比パイル経編地は、外観、触感は、標準水準であるが、色調は単純でパイル毛倒れもし易く、布帛を折曲げた時の地糸目むきの目立つものであり白化、白ボケも従来どうりのものであった。
【0019】
【発明の効果】
本発明によるとパイル毛倒れ、目むき及び白化、白ボケといった欠点の極めて少ないソフト風合いの車輌用内装材として好適なパイル布帛を提供することを可能とした。
Claims (2)
- 乾熱(160℃)収縮率が20%以上異なる高収縮合成繊維マルチフィラメントと低収縮合成繊維マルチフィラメントとが混繊交絡数20〜100コ/mになるように混繊された複合糸をパイル糸として用いて織編物とし、次いで、該織編物にパイルシャーリングを施し、パイル高さを揃えた後後加工を行う事により、高収縮合成繊維マルチフィラメントからなる単糸繊度1〜3デニールのパイルであるフィラメントLと低収縮合成繊維マルチフィラメントからなる単糸繊度0.3〜2デニールのパイルであるフィラメントHからなり、フィラメントHのパイル長が1.0〜4.0mmで、かつパイル長比(フィラメントH/フィラメントL)が1.2〜3.0である立毛パイルとすることを特徴とする立毛パイル織編物の製造方法。
- 複合糸がカチオン可染ポリエステル合成繊維マルチフィラメントを含有するものであることを特徴とする立毛パイル織編物の製造方法。
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1997
- 1997-01-22 JP JP00928497A patent/JP3770345B2/ja not_active Expired - Fee Related
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