JP3770052B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばドットインパクトプリンタ等の記録装置に係り、特に紙ジャム検出ローラを備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、連続シート搬送時に紙送りローラと当接して連続シートのジャムリを検出する紙ジャム検出ローラを有した記録装置が知られている。
【0003】
この種のものでは、シート搬送時に、紙送りローラと紙ジャム検出ローラとの間にシートが挟まれて、この紙ジャム検出ローラが回転し、この回転が、ホール素子からなる紙ジャム検出センサによって検出されて、シート送り要求が出力されているにもかかわらず、紙ジャム検出ローラの回転が検出されない場合、シート送り経路の紙ジャムが検出される。
【0004】
上記記録装置では、従来、紙送りローラが、一対の駆動ローラ及び従動ローラからなり、上記紙ジャム検出ローラが、例えば従動ローラと並列に従動ローラ軸にフリー状態で連れ回り自在に取り付けられ、この紙ジャム検出ローラが連続シート搬送時よりもカットシート搬送時により強く駆動ローラに当接する構造を有したものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したカットシートを給紙装置から給紙する場合、スキュー取りのため、一時的に駆動ローラを逆回転させる場合がある。この場合、上述したように、対向駆動ローラと紙ジャム検出ローラとの圧接力が強くなっていると、連れ回りにより逆回転する紙ジャム検出ローラで押し戻されたカットシートの先端が折れて、紙ジャムが発生するという問題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、スキュー取り時に、カットシートの先端が押し戻されて、ジャムることのない記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、連続シート搬送時には紙送りローラと当接して連続シートのジャムリを検出する紙ジャム検出ローラを、カットシート搬送時に上記紙送りローラから離間させる構造を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2記載の発明は、連続シート搬送時にはレリースレバーを連続シート位置に移動させることによって紙ジャム検出ローラを紙送りローラと当接させ、カットシート搬送時に上記レリースレバーをカットシート位置に移動させることによって上記紙ジャム検出ローラを上記紙送りローラから離間させる構造を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のものにおいて、レリースレバーをカットシート位置に移動させることにより、上記紙ジャム検出ローラを支持する紙ジャム検出ローラホルダを下降させて、上記紙ジャム検出ローラを紙送りローラから離間させることを特徴とするものである。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載のものにおいて、紙送りローラが一対の駆動ローラ及び従動ローラからなり、上記紙ジャム検出ローラが内輪とこの内輪の外周に回転自在に嵌合した外輪とを有し、上記内輪が縦長の長孔を有し、この長孔内に上記従動ローラの従動ローラ軸を嵌合したものである。
【0011】
本発明では、連続シート搬送時には、紙ジャム検出ローラが、紙送りローラと当接して連続シートのジャムリを検出する。これに対し、カットシート搬送時には、紙ジャム検出ローラが、上記紙送りローラから離間する。そのため、カットシートの搬送時に、スキュー取りをおこなう際、カットシートの先端が紙ジャム検出ローラによって押し戻されることがなく、カットシートにジャムリが発生することがない。尚、このカットシート搬送時には、紙ジャム検出ローラによるジャムリ検出はおこなわれない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る記録装置の一実施形態が適用されたドットインパクトプリンタを示す斜視図である。このプリンタ10は、多数の記録ワイヤをインクリボン(共に図示せず)を介してシートに打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷する形式のプリンタである。
【0014】
このプリンタ10は、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、このプリンタ本体11の前方側に設置されてカットシートKを手差し可能に構成されたシート供給ガイド43と、プリンタ本体11の後方側に設置されてカットシートKを自動供給する給紙装置CSF(カットシートフィーダー)とを有する。
【0015】
図2は、この給紙装置CSFを取り外したプリンタ本体11を示す。給紙装置CSFの略真下には連続シートを記録部に供給するプッシュトラクタユニット(連続シート搬送装置)12が配置されている。
【0016】
上記シートには、所定長さに切断された上記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートとがある。カットシートKとしては、例えば単票紙、複写紙又はOHP(オーバヘッドプロジェクタ)シート等のカットフィルムがあり、連続シートとしては連続紙がある。
【0017】
上記プリンタ本体11は、記録機構部としての記録ヘッド及びキャリッジを備えるが、ここでは図示を省略する。
【0018】
図3は、プリンタ本体11のシート搬送機構部を示す。このシート搬送機構部30は、上記したプッシュトラクタユニット12に連なる紙送りローラ13と、プラテン20と、搬送ローラユニット21とを有して構成される。なお、記録機構部としての記録ヘッド及びキャリッジは、プラテン20の上方を当該プラテン20の軸方向に走査して移動される。
【0019】
図4は、プッシュトラクタユニット12を含むシート搬送機構部30の断面図である。上記したプッシュトラクタユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20を備えた上記シート搬送機構部へ供給するものであり、左右一対のトラクタ28(図3)を有する。
【0020】
これらのトラクタ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ(不図示)と、トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動自在に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにトラクタベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を備えて構成される。
【0021】
一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべき連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とされる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された複数本のピン(不図示)が、連続シートの幅方向両側に穿設されたピン孔(不図示)に係合可能とされる。
【0022】
上記シート搬送機構部30は、上述したように、搬送ローラユニット21と、プラテン20と、紙送りローラ13とで構成される。この紙送りローラ13は、図5に示すように、駆動ローラ軸40に固定された駆動ローラ41と、従動ローラ軸42にフリー回転自在に取り付けられた従動ローラ43とからなり、各ローラ41,43が対をなしてシートを搬送するよう構成される。
【0023】
搬送ローラユニット21とプラテン20と紙送りローラ13とは、図4に示すように、駆動輪列部34により時計方向または反時計方向に回転駆動される。また、プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31は、同様に駆動輪列部34により反時計方向に駆動される。
【0024】
上記従動ローラ軸42は、図6に示すように、従動ローラホルダ44の上部溝44Aに嵌合し、この従動ローラホルダ44によって支持されている。この従動ローラホルダ44は、圧縮ばね45のばね力によって、常に上方へ付勢されている。この状態では、圧縮ばね45のばね力によって上記従動ローラ43が上記駆動ローラ41に強い力で圧接している。
【0025】
この従動ローラホルダ44の上部溝44Aの近傍にはピン50が固定され、このピン50にはフラップ51の長孔51Aが係合している。このフラップ51の一端には、上記従動ローラ軸42が嵌合する上方を開口したU字状溝51Bが形成され、このフラップ51の他端は、図6に示す状態において、シート案内53よりも上方に突出している。
【0026】
このフラップ51の下面51Cと従動ローラホルダ44の下部片44B間には引っ張りばね52が張設され、この引っ張りばね52のばね力によって、フラップ51はピン50を支点に時計方向へ付勢されている。
【0027】
上記従動ローラホルダ44には下方を開口したU字状溝44Cが形成され、この溝44Cにはレリース軸46が嵌合している。
【0028】
このレリース軸46は、図5に示すように、その軸端46Aが図中右方へ延出し、この図中右方へ延出した軸端46Aには、図4に示すように、ピニオン47が連結されている。このピニオン47はラック48に噛み合い、このラック48の基体48Aは図中左方へ延出して、レリースレバー49に連結されている。このレリースレバー49が、矢印A,Bの方向へ移動した場合、ラック48が同一方向へ移動し、ピニオン47を介してレリース軸46が回動する。
【0029】
このレリース軸46の軸部にはカム(不図示)が形成され、このレリース軸46が連続シート位置に回動した場合、図7に示すように、上記カムの作用によって、従動ローラホルダ44が、ばね45のばね力に抗して下方へ押し下げられる。これが押し下げられた場合、従動ローラホルダ44の下部片44Bの位置が下がるため、引っ張りばね52に引っ張られて、フラップ51が時計方向へ回動し、このフラップ51はシート案内53よりも下方に後退する。
【0030】
この状態では、引っ張りばね52のばね力によって、上記従動ローラ43が上記駆動ローラ41に圧接するものの、引っ張りばね52のばね力は弱く設定されるため、上記従動ローラ43による圧接力は弱い。
【0031】
上記レリース軸46の軸部には、図6または図7に示すように、断面形状が略Y字状となる部分46Bが設けられる。この部分46Bには窪み部46Cが形成され、上記したようにレリース軸46が回動すると、窪み部46Cの位置が、図6または図7に示すように変位する。
【0032】
他方、上記フラップ51の下面51Cには、下方に一体的に延びる垂下部51Dが形成され、このフラップ51の垂下部51Dの下端には、図6に示す状態において、レリース軸46の部分46Bの規制部46Dに当接可能なストッパ51Eが一体形成されている。
【0033】
これによれば、図6に示す状態において、フラップ51を時計方向へ回動させる力が作用した場合、ストッパ51Eが規制部46Dに当接し、それ以上のフラップ51の回動が阻止される。
【0034】
単票紙又は複写紙等のカットシートKが供給される場合、レリースレバー49がカットシート位置に移動され、上記のように、従動ローラホルダ44が、圧縮ばね45のばね力によって付勢され、従動ローラ43が駆動ローラ41に圧接し、フラップ51がシート案内53より上方へ突出する。
【0035】
この状態で、いわゆる手差し供給の場合、カットシートKは、プリンタ本体11の前方側から手動供給された後、搬送ローラユニット21とプラテン20と紙送りローラ13の時計方向の回転(シート供給モータは逆転)により、プリンタ本体11の前方から後方へ向かって、図4の矢印Bで示す方向に搬送され、また、搬送ローラユニット21とプラテン20と紙送りローラ13の反時計方向の回転(シート供給モータは正転)により、プリンタ本体11の後方から前方へ向かって矢印A方向に搬送されて、プラテン20に対向した印字ヘッド69を含む記録部に供給される。
【0036】
カットシートKが、図4の矢印Bで示す方向に搬送される場合、搬送方向前方に、プッシュトラクタユニット12が位置する。しかし、この場合、図6に示すように、フラップ51がシート案内53よりも上方へ突出しているため、このフラップ51に案内されて、カットシートKが、プッシュトラクタユニット12に衝突せず、その上に乗り上げるように搬送される。
【0037】
給紙装置CSFを用いた自動供給の場合、図8に示すように、給紙装置CSFの補助ローラ65を経て矢印C方向へカットシートKが供給され、このカットシートKが、搬送ローラユニット21とプラテン20と紙送りローラ13の反時計方向の回転(シート供給モータは正転)により、プリンタ本体11の後方から前方へ向かって図4の矢印A方向に搬送されて、プラテン20に対向した印字ヘッド69を含む記録部に供給される。
【0038】
他方、連続紙等の連続シートが供給される場合、レリースレバー49が連続シート位置に移動され、図7に示すように、従動ローラホルダ44が下方へ押し下げられ、フラップ51がシート案内53よりも下方へ後退する。
【0039】
連続紙等の連続シートRは、プッシュトラクタ12によってプリンタ本体11の後方側から矢印D方向(図4の矢印A方向)に供給された後、紙送りローラ13と搬送ローラユニット21とにより同方向(図4の矢印A方向)に搬送されて、プラテン20に対向した印字ヘッド69を含む記録部に供給される。
【0040】
図9は、シート搬送機構部における紙ジャム検出ローラ61を含む断面図である。この紙ジャム検出ローラ61は、後述するように、上記従動ローラ軸42に従動ローラ43と並列にフリー回転自在に取り付けられている。
【0041】
この紙ジャム検出ローラ61の側面には、N極S極が交互に配置された磁石ローラ63が固定配置され、この磁石ローラ63におけるN極S極を検出するホール素子からなる紙ジャム検出センサ64が、紙ジャム検出センサホルダ65に取り付けられている。そして、プリンタ制御部からシート送り要求が出力されているにもかかわらず、紙ジャム検出センサホルダ65に固定された紙ジャム検出センサ64によって紙ジャム検出ローラ61の回転が検出されない場合、シート送り経路の紙ジャムが検出される。
【0042】
本実施形態では、図10に示すように、紙ジャム検出ローラ61が、紙ジャム検出ローラホルダ100によって支持されている。
【0043】
上記紙ジャム検出ローラ61は、図11に示すように、内輪61Aと、この内輪61Aの外周に回転自在に嵌合した外輪61Bとを有し、この外輪61Bの側面には、上述したN極S極が交互に配置された磁石ローラ63が固定配置されている。上記内輪61Aには縦長の長孔61Cが形成され、この長孔61Cに上記従動ローラ43の従動ローラ軸42が遊嵌されている。
【0044】
上記内輪61Aの側面には、図10に示すように、長孔61Cを囲うように楕円状の突起61Dが形成されている。
【0045】
そして、上記紙ジャム検出ローラホルダ100の上部には、略U字状の溝部101が形成され、この溝部101には、楕円状の突起61Dが嵌合し、これによって紙ジャム検出ローラ61が保持されている。この紙ジャム検出ローラホルダ100の下部には開口102が形成され、この開口102には、上述したレリース軸46が貫通している。この紙ジャム検出ローラホルダ100は、ばね103のばね力によって上方へ付勢されている。
【0046】
図10及び図11は、トラクタモードを示している。トラクタモード時には、図示のように、紙ジャム検出ローラホルダ100が、ばね103のばね力で付勢され、紙ジャム検出ローラ61が駆動ローラ62に当接している。
【0047】
レリースレバー49の操作によって、レリース軸46がカットシートモード時に回動すると、このレリース軸46のカム動作によって、図12及び図13に示すように、紙ジャム検出ローラホルダ100が、ばね103のばね力に抗して押し下げられる。この紙ジャム検出ローラホルダ100が押し下げられると、その上部の溝部101に嵌合した紙ジャム検出ローラ61が自重によって降下し、紙ジャム検出ローラ61が駆動ローラ62から離間する。この場合、上述したように、従動ローラ軸42は上位に位置するため、この従動ローラ軸42が縦長の長孔61Cの上壁近くに移動する。
【0048】
つぎに、動作を説明する。
【0049】
給紙装置CSFを用いたカットシートモードについて、図14ないし図16を参照して概略説明する。この給紙装置CSFは、複数枚のカットシートKを保持するホッパ91と、このホッパ91の最上位のカットシートKを一枚ずつピックアップして給送する給紙ローラ92と、最上位のカットシートKと共に重送されるカットシートKを分離する分離パッド93とを備えている。上記給紙ローラ92は、カットシートKと接触する円弧部92aとカットシートKから離間する直線部92bとを有する断面D型の形状を呈し、少なくとも表面は例えばゴム等の高摩耗材で構成されている。
【0050】
給紙ローラ92の円弧部92a分離パッド93との当接状態で1回転する間に1枚のカットシートKが用紙ガイド98を介して上記紙送りローラ13へ給送される。用紙ガイド98には給送されるカットシートKの先端を検知する紙検知器PEが設置されている。
【0051】
このカットシートモード時には、駆動ローラ41と従動ローラ43との協動作用により、カットシートKのスキュー取りがおこなわれる。
【0052】
このスキュー取りは、図15に示すように、駆動ローラ41と従動ローラ43間にカットシートKの先端を一定長L1食い付かせ、その後給紙ローラ92を停止させた状態で駆動ローラ41を図示の方向、すなわち給紙方向とは逆の方向へ回転(逆回転)させておこなう。このスキュー取りを終了した後、図16に示すように、駆動ローラ41と従動ローラ43とを正転させ、一定長Lの頭出し動作をおこなってから、記録タイミングに合わせてカットシートKを記録ヘッド69の領域に送り、記録をおこなう。ここで記録されたカットシートKは、搬送ローラユニット21(図3)を介して排出される。
【0053】
本実施形態では、給紙装置CSFを用いたカットシートモード時に、図12及び図13に示すように、紙ジャム検出ローラホルダ100が、ばね103のばね力に抗して押し下げられるため、その上部の溝部101に嵌合した紙ジャム検出ローラ61が自重によって降下する。そのため、紙ジャム検出ローラ61が駆動ローラ62から離間する。
【0054】
これによれば、上記スキュー取りをおこなう場合、従来のように、紙ジャム検出ローラ61の逆回転によって、カットシートKの先端が押し戻されることがなく、ジャムリの発生が抑制される。
【0055】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0056】
上記紙ジャム検出ローラ61を駆動ローラ62から離間させる手段は、上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、別途アクチュエータを用いた手段であってもよい。
【0057】
【発明の効果】
本発明では、紙ジャム検出ローラをカットシート搬送時に上記紙送りローラから離間させる構造を備えたため、スキュー取り時に、カットシートの先端が紙ジャム検出ローラによって押し戻されることがなく、カットシートのジャムリの発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜視図である。
【図2】給紙装置CSFを取り外したプリンタ本体を示す斜視図である。
【図3】プリンタ本体のシート搬送機構部を示す斜視図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】紙送りローラを示す斜視図である。
【図6】シート搬送機構部を示す拡大断面図である。
【図7】シート搬送機構部を示す拡大断面図である。
【図8】シート搬送機構部を示す拡大断面図である。
【図9】紙ジャム検出センサを含むシート搬送機構部を示す拡大断面図である。
【図10】トラクタモード時の紙ジャム検出センサを示す図である。
【図11】トラクタモード時の紙ジャム検出センサを示す図である。
【図12】カットシートモード時の紙ジャム検出センサを示す図である。
【図13】カットシートモード時の紙ジャム検出センサを示す図である。
【図14】カットシートの搬送手順を説明する図である。
【図15】カットシートの搬送手順を説明する図である。
【図16】カットシートの搬送手順を説明する図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置)
11 プリンタ本体
12 プッシュトラクタユニット(連続シート搬送装置)
13 紙送りローラ
20 プラテン
21 搬送ローラユニット
42 従動ローラ軸
43 従動ローラ
61 紙ジャム検出ローラ
61A 内輪
61B 外輪
61C 長孔
100 紙ジャム検出ローラホルダ
101 溝部
103 ばね
CSF 給紙装置
K カットシート

Claims (4)

  1. 連続シート搬送時には紙送りローラと当接して連続シートのジャムリを検出する紙ジャム検出ローラを有し、
    この紙ジャム検出ローラをカットシート搬送時に上記紙送りローラから離間させる構造を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 連続シート搬送時にはレリースレバーを連続シート位置に移動させることによって紙ジャム検出ローラを紙送りローラと当接させ、カットシート搬送時に上記レリースレバーをカットシート位置に移動させることによって上記紙ジャム検出ローラを上記紙送りローラから離間させる構造を備えたことを特徴とする記録装置。
  3. 上記紙ジャム検出ローラを支持する紙ジャム検出ローラホルダを有し、上記レリースレバーをカットシート位置に移動させることにより、上記紙ジャム検出ローラホルダを下降させて、上記紙ジャム検出ローラを紙送りローラから離間させることを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. 上記紙送りローラが一対の駆動ローラ及び従動ローラからなり、上記紙ジャム検出ローラが内輪とこの内輪の外周に回転自在に嵌合した外輪とを有し、上記内輪が縦長の長孔を有し、この長孔内に上記従動ローラの従動ローラ軸を嵌合したことを特徴とする請求項2または3記載の記録装置。
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