JP3769265B2 - Grating and its assembly method - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定間隔で並列する互いに平行な複数のメインバーと、それらメインバー相互の所定間隔を維持するためのスペーサ手段と、それらメインバーの一端部相互間および他端部相互間をそれぞれ接続する互いに平行な一対のサイドバーとを備え、溝の開口縁に設けた蓋受け段部に係合載置されて該溝の開口部を覆うようにしたグレーチング及びその組立方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
上記グレーチングにおいては、その構成部材相互間を溶接により組み付けるものが一般的であったが、溶接の際の熱歪で寸法精度が低下したり美観が損なわれる等の問題があった。
【０００３】
そこで斯かる問題を解決すべく、上記溶接に代わる結合手段として、カシメを用いたものが既に提案されており、このものでは、例えば、サイドバーにメインバーの端部を嵌入し得る多数の嵌入孔を該サイドバーの長手方向に所定間隔ごとに形成し、その各嵌入孔に各メインバーの端部を嵌入し、そのメインバーの突出端をサイドバーの外側よりカシメ加工するようにしている（下記特許文献１を参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特開２０００−８７４４１号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記特許文献１のものでは、組立て前のサイドバーに上記多数の嵌入孔を所定間隔で精度よく加工しなければならず、作業が面倒で時間もかかり、また組立て後の各メインバーの固定のために、各メインバーの前記突出端をサイドバーの外面側からカシメ加工しなければならず、全体として生産コストが嵩む等の問題があった。
【０００６】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、サイドバーとメインバーとを、溶接手段を用いることなく簡単に組立てできるようにして、従来の上記問題を一挙に解決できるようにしたグレーチング及びその組立方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項１の発明は、所定間隔で並列する互いに平行な複数のメインバーと、それらメインバー相互の所定間隔を維持するためのスペーサ手段と、それらメインバーの一端部相互間および他端部相互間をそれぞれ接続する互いに平行な一対のサイドバーとを備え、溝の開口縁に設けた蓋受け段部に係合載置されて該溝の開口部を覆うグレーチングにおいて、各サイドバーは、該サイドバーのメインバー側の側面に係止部を一体に有していて、該サイドバーの長手方向全域に亘り横断面が同一形状に形成され、各メインバーの長手方向端面には、対応するサイドバーの前記係止部に対して該サイドバーの長手方向一端側よりその長手方向に沿って摺動可能に嵌合し得ると共にその嵌合状態では前記係止部に対して該長手方向と交差する方向に相対移動不能に係止し得る第１被係止部が形成され、前記スペーサ手段は、前記係止部に対して前記サイドバーの長手方向一端側よりその長手方向に沿って摺動可能に嵌合し得ると共にその嵌合状態では前記係止部に対して該長手方向と交差する方向に相対移動不能に係止し得る第２被係止部を各々有して、相隣なる各一対のメインバーの対向側面間にそれぞれ挟持可能な複数のスペーサより構成され、最外側に位置するメインバー又はスペーサと、サイドバーとの間には、その間を機械的に連結して前記第１及び第２被係止部の前記係止部からの、前記長手方向に沿う方向の抜け出しを阻止する抜け止め手段が介装されることを特徴とする。
【０００８】
請求項１の上記特徴によれば、グレーチングの組立てに際しては、各サイドバー内側面の係止部に対し、該サイドバーの一端側より、各メインバー端面の第１被係止部と、各スペーサの第２被係止部とを前記長手方向に沿って交互に嵌合、係止させてゆき、最後は最外側に位置するメインバー又はスペーサと、サイドバーとの間を抜け止め手段で結合すればよい。従って、溶接が不要であるばかりか、固定作業は、最外側に位置するメインバー又はスペーサと、サイドバーとの間を単に結合するだけで足りることから、全体として組立作業性が頗る良好である。
【０００９】
また請求項２の発明は、請求項１の上記特徴に加えて、各サイドバーは、押出し成形又は引抜き成形により一体成形されると共に、その成形と同時に前記係止部が形成されることを特徴とする。
【００１０】
請求項２の上記特徴によれば、各サイドバーは、押出し成形又は引抜き成形により一体成形されると共に、その成形と同時に各サイドバーの内側面に前記係止部が形成されるため、サイドバーが該係止部を含んで複雑な横断面形態となっても、これを押出し成形又は引抜き成形により精度よく簡単に形成可能となり、コスト節減が図られる。
【００１１】
また請求項３の発明は、請求項１又は２の上記特徴に加えて、各スペーサが、押出し成形又は引抜き成形により一体成形されると共に、その成形と同時に前記第２被係止部が成形されることを特徴とし、この特徴によれば、各スペーサが該第２被係止部を含んで複雑な横断面形態となっても、これを押出し成形又は引抜き成形により精度よく簡単に形成可能となり、コスト節減が図られる。
【００１２】
また請求項４の発明は、請求項１〜３の何れかの上記特徴に加えて、各メインバーが、押出し成形又は引抜き成形により一体成形され、その押出し成形又は引抜き成形後に前記第１被係止部がプレス加工で形成されることを特徴とし、この特徴によれば、各メインバーが複雑な横断面形態となっても、これを押出し成形又は引抜き成形により精度よく簡単に形成可能となり、また上記第１被係止部は、メインバーの押出し成形又は引抜き成形後にそのバー端面にプレス加工で難なく形成可能となる。
【００１３】
さらに請求項５の発明は、請求項１〜４の何れかの上記特徴に加えて、前記抜け止め手段が、前記最外側に位置するメインバー又はスペーサの被係止部と前記係止部との嵌合面間に跨がって形成される円弧孔と、その円弧孔に螺挿されるタッピングボルトとより構成されることを特徴とし、この特徴によれば、最外側のメインバー又はスペーサと、サイドバー端部との間の結合作業を、サイドバー外端側からのタッピングボルトねじ込みにより簡単に行うことができる。
【００１４】
また請求項６の発明は、請求項１〜５の何れかの上記特徴に加えて、前記各スペーサには、前記蓋受け段部の蓋受け面上方を覆い且つ前記溝の内方に向かって下る傾斜壁部が、該スペーサの押出し成形又は引抜き成形と同時に形成され、その傾斜壁部の両側縁が相隣なる一対のメインバーの対向側面にそれぞれ密接していることを特徴とし、この特徴によれば、スペーサと一体の上記傾斜壁部が蓋受け面を覆って排水（従って排水中の塵等）を溝の内方側にスムーズに誘導し得るから、その蓋受け面上に塵等が溜まりにくくなり、水はけも良好となる。またその傾斜壁部の両側縁が相隣なる一対のメインバーの対向側面にそれぞれ密接することで、スペーサと両メインバーとの接触面積が増え、その両メインバーの支持が安定する。
【００１５】
また請求項７の発明は、請求項１〜６の何れかに記載のグレーチングの組立方法であって、一対のサイドバーの前記係止部に対して該サイドバーの長手方向一端側より、各メイ ンバー端面の前記第１被係止部と、各スペーサの前記第２被係止部とを交互に嵌合、係止させてゆき、最外側に位置するメインバー又はスペーサと、サイドバーとの間を、前記抜け止め手段で機械的に連結して、前記第１及び第２被係止部の前記係止部からの抜け出しを阻止することを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
【００１７】
添付図面において、図１〜図７は本発明の一実施例を示すもので、図１は、グレーチングの排水溝へのセット状態を示す平面図、図２は、図１の２−２線拡大断面図、図３は、図１の３−３線拡大断面図、図４は、図３の４−４線断面図、図５は、図４の５−５線断面図、図６は、図４の６−６線断面図、図７は、グレーチングの要部の分解斜視図である。また図８は、サイドバーの変形例を示す横断面図、図９は、メインバーの変形例を示す横断面図、図１０は、スペーサの変形例を示す横断面図である。
【００１８】
先ず、図１〜７に示す実施例について説明する。屋内又は屋外に在ってコンクリート等で固められた設置面Ｆには、溝としてのＵ字状の排水溝Ｐが凹設されており、この排水溝Ｐの幅方向両側の開口縁部には、該溝Ｐの開放上面を閉じるべく該溝Ｐの長手方向に沿って縦列配置される複数のグレーチングＧが係合、支持される。
【００１９】
その排水溝Ｐの左右開口縁部には、図示例では設置面Ｆから一段下がった段部が形成されており、その段部には、溝Ｐの長手方向に沿って延びる金属製の縁枠材１がそれぞれ一体的に設けられる。この縁枠材１は、弾性シート１ａｒを上面に被着した水平枠部１ａと、それの一端に連設された鉛直枠部１ｂとより構成される。
【００２０】
而してこの縁枠材１は、排水溝Ｐ開口縁の蓋受け段部を構成しており、この段部の、設置面Ｆから１段下がった上面（即ち水平枠部１ａの弾性シート１ａｒ上面）は、グレーチングＧの左右両側縁部を直接載置支承させる蓋受け面ｆとされる。このような蓋受け構造を採ることにより、グレーチングＧの上面は設置面Ｆと略面一となって、該設置面Ｆと共に歩行面をなしている。
【００２１】
各グレーチングＧは、所定間隔で並列する互いに平行な複数のメインバーＭと、それらメインバーＭ相互の所定間隔を維持するためのスペーサ手段ＳＰと、それらメインバーＭと直交配置され且つそれらバーＭの長手方向一端部相互間および他端部相互間をそれぞれ接続する互いに平行な一対のサイドバーＳとを備えていて、全体として方形枠状をなしている。
【００２２】
その各メインバーＭは溝Ｐを横切る方向に延びており、また各サイドバーＳは溝Ｐの長手方向に沿う方向に延びて、その下端が前記蓋受け段部（縁枠材１）の蓋受け面ｆ上に係合、載置される。また各バーＳ，Ｍは、錆に強いアルミニウム等の金属材で形成される。
各サイドバーＳは、基本的に帯板状でその平坦な側面を鉛直方向に配したサイドバー本体Ｓｍと、そのサイドバー本体Ｓｍの内側面（即ちメインバーＭ側の側面）に一体に形成されてその長手方向に直線状に延びる横断面一様な係止部としての係止突起Ｓａとを備えている。この係止突起Ｓａは、図示例では横断面鳩尾状に形成され、その平坦な先端面には、横断面半円弧状の凹溝Ｓａｇが形成される。
【００２３】
而して各サイドバーＳは、その長手方向に沿って押出し成形又は引抜き成形により一体成形され、その成形と同時に前記サイドバー本体Ｓｍと、前記凹溝Ｓａｇ付きの係止突起Ｓａが一挙に形成される。かくして、各サイドバーＳの長手方向全域に亘り横断面が同一 形状に形成される。
【００２４】
各メインバーＭは、基本的に帯板状でその平坦な側面を鉛直方向に配したメインバー本体Ｍｍと、そのメインバー本体Ｍｍの上端に連なる水平枠Ｍｈとを備え、全体として横断面略Ｔ字状に形成される。尚、その水平枠Ｍｈの上面には、必要に応じて滑り止め突起３が形成される。
【００２５】
而して各メインバーＭは、その長手方向に沿って押出し成形又は引抜き成形により一体成形され、その成形と同時に前記メインバー本体Ｍｍ及び水平枠Ｍｈが一挙に形成される。
【００２６】
各メインバーＭの長手方向端面には、対応するサイドバーＳの前記係止突起Ｓａに対して該サイドバーＳの長手方向一端側よりその長手方向に沿って摺動可能に嵌合し得ると共にその嵌合状態では前記係止部Ｓａに対して該長手方向と交差する方向に相対移動不能に係止し得る第１被係止部としての第１係止孔Ｍａが形成される。この第１係止孔Ｍａは、前記係止突起Ｓａの鳩尾状の横断面形態に対応して横断面アリ溝状に形成されており、該係止突起Ｓａが第１係止孔Ｍａに対し、該サイドバーＳの長手方向に沿ってガタなく摺動し得るようになっている。また前記第１係止孔Ｍａの平坦な底面には、前記係止突起Ｓａの横断面半円弧状の凹溝Ｓａｇと対応して断面半円弧状の凹溝Ｍａｇが形成され、その両凹溝Ｓａｇ，Ｍａｇにより円弧孔Ｃが形成される。
【００２７】
而して前記第１係止孔Ｍａは、メインバーＭの前記押出し成形又は引抜き成形による一体成形後において、プレス加工により形成される。
【００２８】
前記スペーサ手段ＳＰは、相隣なる各一対のメインバーＭの対向側面間にそれぞれ挟持可能な複数のスペーサ２より構成される。
【００２９】
その各スペーサ２は、サイドバーＳの内側面に重合可能な基板部２ｍを有しており、この基板部２ｍの、サイドバーＳとの合わせ面には、サイドバーＳの前記係止部Ｓａに対して該バーＳの長手方向一端側よりその長手方向に沿って摺動可能に嵌合し得ると共にその嵌合状態では前記係止部Ｓａに対して該長手方向と交差する方向に相対移動不能に係止し得る第２被係止部としての第２係止孔２ａが形成され、この第２係止孔２ａは、前記第１係止孔Ｍａと同様、横断面アリ溝状に形成され、その第２係止孔２ａの平坦な底面には、前記第１係止孔Ｍａと同様の横断面半円弧状の凹溝２ａｇが形成される。
【００３０】
また各スペーサ２の基板部２ｍには、前記蓋受け段部としての縁枠板１の蓋受け面ｆの上方を覆い且つ排水溝Ｐの内方に向かって下る傾斜壁部２ｓが一体に連設されている。この傾斜壁部２ｓは横断面円弧状に形成されており、その傾斜壁部２ｓの幅方向の両側縁は、相隣なる一対のメインバーＭの対向側面にそれぞれ密接し得るようになっている。またスペーサ２の基板部２ｍと傾斜壁部２ｓのとの間には、下面開放の溝状空間４が形成される。
【００３１】
而して各スペーサ２は、その幅方向に沿って押出し成形又は引抜き成形により一体成形され、その成形と同時に、前記凹溝２ａｇ付きの第２係止孔２ａを含む基板部２ｍと、傾斜壁部２ｓとが一挙に形成される。
【００３２】
各サイドバーＳの係止突起Ｓａには、該サイドバーＳの長手方向一端側より、各メインバーＭの第１係止孔Ｍａと、各スペーサ２の第２係止孔２ａとが交互に嵌合、係止されて、複数のメインバーＭａが所定間隔で平行配置される。そしてメインバーＭの配列方向の最外側には、メインバーＭ又はスペーサ２の何れかが位置することになる。尚、図示例のように最外側がスペーサ２の場合には、この最外側のスペーサ２は、これと隣接する最外側のメインバーＭの幅内に収まるよう、他のスペーサ２よりも小幅に形成されることが望ましい。
【００３３】
而してその最外側のメインバーＭ又はスペーサ２と、サイドバーＳとの間には、その間を機械的に連結する抜け止め手段Ｊが介装され、この抜け止め手段Ｊにより、前記第１及び第２被係止孔Ｍａ，２ａの前記係止突起Ｓａからの、サイドバーＳ長手方向に沿う方向の抜け出しが阻止される。
【００３４】
この抜け止め手段Ｊは、図示例ではサイドバーＳの係止突起Ｓａと、スペーサ２の第２係止孔２ａとの嵌合面間に跨がって形成される前記した円弧孔Ｃと、その円弧孔ＣにサイドバーＳの軸方向外方より螺挿されるタッピングボルトＢとより構成される。
【００３５】
次に前記実施例の作用を説明する。設置面Ｆを伝って排水溝Ｐの開口縁まで流れてきた排水は、グレーチングＧにおけるバーＳ，Ｍ相互の隙間を通して排水溝Ｐ内に流れ込み、該溝Ｐを経て他の適当な排出場所に向かって流動排出される。
【００３６】
この場合、グレーチングＧのサイドバーＳの内側面には、メインバーＭ相互間にスペーサ２がそれぞれ連接しており、このスペーサ２には、蓋受け段部としての縁枠板１の蓋受け面ｆ上方を覆い且つ排水溝Ｐの内方に向かって下る傾斜壁部２ｓが一体に連設されているため、排水溝Ｐ内に流れ込もうとする排水流（従ってその排水中の塵等の異物）をスムーズに排水溝Ｐ内に流入させることができる。これにより、前記蓋受け段部への異物引っ掛かりに起因した雑菌の繁殖や排水効率の低下、美観の低下等が効果的に回避される。
【００３７】
またグレーチングＧの組立てに際しては、各サイドバーＳの内側面の係止突起Ｓａに対し該サイドバーＳの長手方向一端側より、各メインバーＭ端面の第１係止孔Ｍａと、各スペーサ２の第２係止孔２ａとを交互に嵌合、係止させてゆき、最後は最外側に位置するメインバーＭ又はスペーサ２とサイドバーＳとの間を、そのメインバーＭ又はスペーサ２の係止孔Ｍａ，２ａとサイドバーＳの係止突起Ｓａとの嵌合面間に跨がる円弧孔ＣにタッピングボルトＢをねじ込むことで結合する。従って、溶接が不要であるばかりか、固定作業は、最外側に位置するメインバーＭ又はスペーサ２（図示例は小幅のスペーサ２）と、サイドバーＳとの間を単に結合するだけで足り、全部のメインバーＭ及びスペーサ２をサイ０ドバーＳに個別に結合する必要がないことから、組立作業性が頗る良好である。
【００３８】
しかも各サイドバーＳは、これが前記凹溝Ｓａｇ付き係止突起Ｓａを有して複雑な横断面形態となっても、これを押出し成形又は引抜き成形により精度よく簡単に形成可能となり、コスト節減が図られる。
【００３９】
また各スペーサ２は、これが前記凹溝２ａｇ付き第２係止孔２ａを有して複雑な横断面形態となっても、これを押出し成形又は引抜き成形により精度よく簡単に形成可能となり、コスト節減が図られる。
【００４０】
さらにメインバーＭは、これが複雑な横断面形態となっても、これを押出し成形又は引抜き成形により精度よく簡単に形成可能となり、またそのメインバーＭの前記第１係止孔Ｍａは、メインバーＭの押出し成形又は引抜き成形後にそのバー端面にプレス加工で難なく形成できる。
【００４１】
図８にはサイドバーＳの変形例が示されている。図８の（ａ）は、サイドバーＳの内側面に、前記実施例の係止突起Ｓａに代えて、係止部として横断面アリ溝状の係止孔Ｓａを形成したものであり、また（ｂ）は、横断面Ｔ字状の係止突起Ｓａを形成したものであり、さらに（ｃ）は、横断面Ｔ字状の係止孔Ｓａを形成したものである。尚、サイドバーＳの係止部Ｓａを係止孔で構成した場合には、これに対応するメインバーＭ及びスペーサ２の第１及び第２被係止部は、該係止孔と合致する横断面形状の係止突起となる。
【００４２】
また図９には、メインバーＭの変形例が示されている。図９の（ａ）は、メインバーＭを単純な帯板状としたものであり、また（ｂ）は、横断面Ｉ字状の帯板状としたものである。さらに（ｃ）（ｄ）（ｅ）は、メインバーＭをそれぞれ横断面Ｌ字状、逆Ｕ字状、矩形状としたものである。
【００４３】
また図１０には、スペーサ２の変形例が示されている。図１０の（ａ）は、傾斜壁部２ｓを平板状としたものであり、また（ｂ）は、スペーサ２の基板部と傾斜壁部２ｓとを前記溝状空間４を介することなく一体ブロック化したものであり、さらに（ｃ）は、（ｂ）の変形例を軽量化のために中空としたものである。
【００４４】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。例えば前記実施例では、グレーチングＧを構成する各バーＳ，Ｍを押出し成形又は引抜き成形可能な金属材より形成したものを示したが、本発明では各バーＳ，Ｍを押出し成形又は引抜き成形可能なＦＲＰ等の高強度の合成樹脂材より押出し成形又は引抜き成形するようにしてもよい。
【００４５】
また前記実施例では、最外側に位置するメインバーＭ又はスペーサ２とサイドバーＳとの間を連結する抜け止め手段Ｊとして、ネジ手段（タッピングボルトＢ）を用いたものを示したが、ネジ手段以外の機械的な連結手段、例えばカシメ手段、クリップ手段、ピン手段等を、最外側のメインバーＭ又はスペーサ２とサイドバーＳとの間の連結に用いるようにしてもよい。
【００４６】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、グレーチングの組立てに際し、各サイドバー内側面の係止部に対し、該サイドバーの長手方向一端側より、各メインバー端面の第１被係止部と、各スペーサの第２被係止部とを前記長手方向に沿って交互に嵌合、係止させてゆき、最後は最外側に位置するメインバー又はスペーサと、サイドバーとの間を抜け止め手段で結合し得るようにしたので、グレーチングの組立てに当たり、溶接が不要であるばかりか、固定作業は、最外側に位置するメインバー又はスペーサと、サイドバーとの間を単に結合するだけで足り、従って、全体として組立作業性が頗る良好である。
【００４７】
また特に請求項２の発明によれば、各サイドバーは、これを押出し成形又は引抜き成形により一体成形され、その成形と同時に各サイドバーの内側面に前記係止部が形成されるため、サイドバーが該係止部を含んで複雑な横断面形態となっても、これを押出し成形又は引抜き成形により精度よく簡単に形成可能となり、コスト節減が図られる。
【００４８】
また特に請求項３の発明によれば、各スペーサが該第２被係止部を含んで複雑な横断面形態となっても、これを押出し成形又は引抜き成形により精度よく簡単に形成可能となり、コスト節減が図られる。
【００４９】
また特に請求項４の発明によれば、各メインバーが複雑な横断面形態となっても、これを押出し成形又は引抜き成形により精度よく簡単に形成可能となって、コスト節減が図られる。また上記第１被係止部は、メインバーの押出し成形又は引抜き成形後にそのバー端面にプレス加工で難なく形成可能となる。
【００５０】
また特に請求項５の発明によれば、最外側に位置するメインバー又はスペーサと、サイドバー端部との間の結合作業を、サイドバー外端側からのタッピングボルトねじ込みにより簡単に行うことができる。
【００５１】
また特に請求項６の発明によれば、スペーサと一体の傾斜壁部が蓋受け面上方を覆って排水（従って排水中の塵等）を溝の内方側にスムーズに誘導し得るから、その蓋受け面上に塵等が溜まりにくくなり、水はけも良好となる。またその傾斜壁部の両側縁が相隣なる一対のメインバーの対向側面にそれぞれ密接することで、スペーサと両メインバーとの接触面積が増え、その両メインバーの支持が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施例に係るグレーチングの排水溝へのセット状態を示す平面図
【図２】 図１の２−２線拡大断面図
【図３】 図１の３−３線拡大断面図
【図４】 図３の４−４線断面図
【図５】 図４の５−５線断面図
【図６】 図４の６−６線断面図
【図７】 前記グレーチングの要部の分解斜視図
【図８】 サイドバーの変形例を示す横断面図
【図９】 メインバーの変形例を示す横断面図
【図１０】 スペーサの変形例を示す横断面図
【符号の説明】
１・・・・蓋受け段部としての縁枠材
２・・・・スペーサ
２ａ・・・第２被係止部としての第２係止孔
２ａｇ・・円弧孔の他半部としての凹溝
２ｓ・・・傾斜壁部
Ｂ・・・・タッピングボルト
Ｃ・・・・円弧孔
Ｇ・・・・溝蓋としてのグレーチング
ｆ・・・・蓋受け面
Ｊ・・・・抜け止め手段
Ｍ・・・・メインバー
Ｍａ・・・第１被係止部としての第１係止孔
Ｐ・・・・溝としての排水溝
Ｓ・・・・サイドバー
Ｓａ・・・係止部としての係止突起
Ｓａｇ・・円弧孔の一半部としての凹溝
ＳＰ・・・スペーサ手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides a plurality of main bars that are parallel to each other at a predetermined interval, spacer means for maintaining a predetermined interval between the main bars, and between one end and the other end of the main bars, respectively. The present invention relates to a grating including a pair of parallel side bars to be connected to each other and mounted on a lid receiving step provided at an opening edge of a groove so as to cover the opening of the groove and an assembling method thereof .
[0002]
[Prior art]
In the grating, the components are generally assembled by welding, but there are problems such as a decrease in dimensional accuracy and a loss of aesthetics due to thermal strain during welding.
[0003]
Therefore, in order to solve such a problem, as a connecting means instead of the above-mentioned welding, one using caulking has already been proposed, and in this case, for example, a large number of fittings that can fit the end of the main bar into the side bar Holes are formed at predetermined intervals in the longitudinal direction of the side bar, the end portions of the main bars are inserted into the insertion holes, and the protruding ends of the main bars are crimped from the outside of the side bar. (See Patent Document 1 below).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-87441
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned Patent Document 1, the above-mentioned numerous insertion holes must be accurately machined at predetermined intervals in the sidebar before assembly, and the work is troublesome and time-consuming, and fixing the main bar after assembly. Therefore, the protruding end of each main bar has to be crimped from the outer surface side of the side bar, resulting in a problem that production cost increases as a whole.
[0006]
The present invention has been made in view of such circumstances, and enables the sidebar and the main bar to be easily assembled without using welding means so that the above-described conventional problems can be solved at once. It is an object of the present invention to provide a grating and an assembly method thereof.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention of claim 1 is directed to a plurality of parallel main bars parallel to each other at a predetermined interval, spacer means for maintaining a predetermined interval between the main bars, and one end of the main bars. In a grating that includes a pair of parallel side bars that connect each other and between the other end portions, and that is mounted on a lid receiving step provided at an opening edge of the groove and covers the opening of the groove Each side bar has an engaging portion integrally on the side surface of the side bar on the main bar side, and the cross section is formed in the same shape over the entire longitudinal direction of the side bar. the end face, corresponding the locking portion is in its fitted state with for the locking part of the side bar may slidably fitted along its longitudinal direction from one longitudinal end of the side bar Against the longitudinal The first engaged portion is formed to be locked in a relatively immovable in a direction intersecting the direction, said spacer means along its longitudinal direction from one longitudinal end of the side bar for the locking part Each having a second locked portion that can be slidably fitted and locked in a non-movable relative to the locking portion in a direction intersecting the longitudinal direction . It is composed of a plurality of spacers that can be sandwiched between the opposing side surfaces of each pair of adjacent main bars, and the main bar or spacer located on the outermost side and the side bar are mechanically connected between them. And a retaining means for preventing the first and second locked portions from coming out of the locking portion in the direction along the longitudinal direction .
[0008]
According to the features of claim 1, upon assembly of the grating, compared engaging portion of each side bar inner surface, from one end side of the sidebar, and the first engaged portion of the main bar end faces, each The second locked portion of the spacer is alternately fitted and locked along the longitudinal direction, and finally the main bar or spacer located on the outermost side and the side bar are provided with retaining means. What is necessary is just to combine. Therefore, not only is welding unnecessary, but the fixing work is good because the main bar or spacer located on the outermost side and the side bar are simply connected, and the assembly workability is improved as a whole. .
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in addition to the above feature of the first aspect, each side bar is integrally formed by extrusion molding or pultrusion molding, and the engaging portion is formed simultaneously with the molding. And
[0010]
According to the feature of claim 2, each side bar is integrally formed by extrusion molding or pultrusion molding, and at the same time as the molding, the engaging portion is formed on the inner side surface of each side bar. However, even if it has a complicated cross-sectional shape including the locking portion, it can be easily and accurately formed by extrusion molding or pultrusion molding, and cost can be reduced.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in addition to the above feature of the first or second aspect, each spacer is integrally formed by extrusion molding or pultrusion molding, and the second locked portion is molded simultaneously with the molding. According to this feature, even if each spacer has a complicated cross-sectional shape including the second locked portion, it can be easily and accurately formed by extrusion molding or pultrusion molding. Cost savings are achieved.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in addition to the above feature of any of the first to third aspects , each main bar is integrally formed by extrusion molding or pultrusion molding, and after the extrusion molding or pultrusion molding, the first engagement member is formed. According to this feature, the stop portion is formed by press working, and even if each main bar has a complicated cross-sectional shape, it can be easily and accurately formed by extrusion molding or pultrusion molding. The first locked portion can be formed without difficulty on the end surface of the bar after extrusion or pultrusion of the main bar.
[0013]
Furthermore, the invention of claim 5 is characterized in that, in addition to the above-mentioned feature of any of claims 1 to 4 , the retaining means includes a locked portion of the main bar or spacer positioned on the outermost side and the locking portion. Characterized in that it is composed of an arc hole formed between the fitting surfaces of the two and a tapping bolt screwed into the arc hole. According to this feature, the outermost main bar or spacer The connecting operation with the side bar end portion can be easily performed by screwing the tapping bolt from the side bar outer end side.
[0014]
According to a sixth aspect of the present invention, in addition to the above feature of any of the first to fifth aspects, each spacer covers the upper side of the lid receiving surface of the lid receiving step portion and faces inward of the groove. The falling inclined wall portion is formed simultaneously with the extrusion or pultrusion of the spacer, and both side edges of the inclined wall portion are in close contact with the opposing side surfaces of a pair of adjacent main bars, respectively. According to the above, the inclined wall portion integrated with the spacer covers the lid receiving surface and can smoothly guide the drainage (and therefore dust in the drainage) to the inner side of the groove. Is less likely to accumulate and drainage is better. Further, both side edges of the inclined wall portion are in close contact with the opposing side surfaces of a pair of adjacent main bars, so that the contact area between the spacer and both main bars is increased, and the support of both main bars is stabilized.
[0015]
The invention of claim 7 is the method of assembling the grating according to any one of claims 1 to 6, wherein each of the side bars in the longitudinal direction from one end side with respect to the locking portions of the side bars, It said first engaging portion of the main members end face, fitted alternately with the second engaging portion of each spacer, Yuki so locked, the main bar or spacer located on the outermost side, and a side bar The first and second locked portions are prevented from slipping out of the locking portion by mechanically connecting the gaps with the locking means.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be specifically described below based on the embodiments of the present invention illustrated in the accompanying drawings.
[0017]
In the accompanying drawings, FIGS. 1 to 7 show an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a plan view showing a set state of a grating in a drainage groove, and FIG. 2 is an enlarged view of line 2-2 in FIG. 3 is an enlarged sectional view taken along line 3-3 in FIG. 1, FIG. 4 is a sectional view taken along line 4-4 in FIG. 3, FIG. 5 is a sectional view taken along line 5-5 in FIG. 4 is a sectional view taken along line 6-6 in FIG. 4, and FIG. 7 is an exploded perspective view of the main part of the grating. 8 is a cross-sectional view showing a modification of the side bar, FIG. 9 is a cross-sectional view showing a modification of the main bar, and FIG. 10 is a cross-sectional view showing a modification of the spacer.
[0018]
First, the embodiment shown in FIGS. 1 to 7 will be described. A U-shaped drainage groove P as a groove is recessed in the installation surface F, which is indoors or outdoors and hardened with concrete or the like, and at the opening edges on both sides in the width direction of the drainage groove P In order to close the open upper surface of the groove P, a plurality of gratings G arranged in tandem along the longitudinal direction of the groove P are engaged and supported.
[0019]
In the illustrated example, a stepped portion that is one step down from the installation surface F is formed at the left and right opening edge portions of the drainage groove P, and a metal edge frame extending along the longitudinal direction of the groove P is formed on the stepped portion. The materials 1 are integrally provided. The edge frame member 1 includes a horizontal frame portion 1a having an elastic sheet 1ar attached to the upper surface, and a vertical frame portion 1b continuously provided at one end thereof.
[0020]
Thus, the edge frame material 1 constitutes a lid receiving step portion of the opening edge of the drainage groove P, and an upper surface of the step portion that is lowered by one step from the installation surface F (that is, the elastic sheet 1ar of the horizontal frame portion 1a). The upper surface) is a cover receiving surface f for directly placing and supporting the left and right side edges of the grating G. By adopting such a lid receiving structure, the upper surface of the grating G is substantially flush with the installation surface F and forms a walking surface together with the installation surface F.
[0021]
Each grating G includes a plurality of main bars M parallel to each other at a predetermined interval, spacer means SP for maintaining a predetermined interval between the main bars M, and orthogonally arranged to the main bars M and the bars M And a pair of side bars S that are parallel to each other and connect one end to the other in the longitudinal direction, and form a square frame as a whole.
[0022]
Each main bar M extends in a direction crossing the groove P, each side bar S extends in a direction along the longitudinal direction of the groove P, and a lower end of the main bar M is a lid of the lid receiving step (edge frame member 1). It is engaged and placed on the receiving surface f. Each of the bars S and M is formed of a metal material such as aluminum that is resistant to rust.
Each side bar S is basically formed in a strip shape and integrally formed on a side bar main body Sm whose flat side surface is arranged in the vertical direction and an inner side surface (that is, a side surface on the main bar M side) of the side bar main body Sm. And a locking projection Sa as a locking portion having a uniform cross section extending linearly in the longitudinal direction. In the illustrated example, the locking projection Sa is formed in a cross-sectional dovetail shape, and a concave groove Sag having a cross-sectional semicircular arc shape is formed on the flat front end surface.
[0023]
Thus, each side bar S is integrally formed along the longitudinal direction by extrusion molding or pultrusion molding, and simultaneously with the molding, the side bar main body Sm and the locking projection Sa with the concave groove Sag are formed at once. Is done. Thus, the cross section is formed in the same shape over the entire longitudinal direction of each side bar S.
[0024]
Each main bar M is basically provided with a main bar body Mm having a strip shape and a flat side surface arranged in the vertical direction, and a horizontal frame Mh connected to the upper end of the main bar body Mm. It is formed in a T shape. A non-slip protrusion 3 is formed on the upper surface of the horizontal frame Mh as necessary.
[0025]
Thus, each main bar M is integrally formed by extrusion molding or pultrusion molding along the longitudinal direction thereof, and the main bar main body Mm and the horizontal frame Mh are formed at a time simultaneously with the molding.
[0026]
The longitudinal end faces of each main bar M, with may slidably fitted along its longitudinal direction from one longitudinal end of the corresponding side bar S the locking projection Sa in against the side bar S of In the fitted state, a first locking hole Ma is formed as a first locked portion that can be locked relative to the locking portion Sa in a direction crossing the longitudinal direction so as not to be relatively movable . The first locking hole Ma is formed in a cross-sectional dovetail shape corresponding to the dovetail-shaped cross-sectional shape of the locking protrusion Sa, and the locking protrusion Sa corresponds to the first locking hole Ma. The side bar S can be slid along the longitudinal direction without play. The flat bottom surface of the first locking hole Ma is formed with a concave groove Mag having a semicircular cross section corresponding to the concave groove Sag having a semicircular cross section of the locking projection Sa. An arc hole C is formed by Sag and Mag.
[0027]
Thus, the first locking hole Ma is formed by pressing after the main bar M is integrally formed by the extrusion molding or the pultrusion molding.
[0028]
The spacer means SP includes a plurality of spacers 2 that can be sandwiched between opposing side surfaces of a pair of adjacent main bars M.
[0029]
Each spacer 2 has a substrate portion 2m that can be polymerized on the inner side surface of the side bar S, and the engaging portion Sa of the side bar S is placed on the mating surface of the substrate portion 2m with the side bar S. The bar S can be slidably fitted along the longitudinal direction from one end side in the longitudinal direction of the bar S and moved relative to the locking portion Sa in the direction intersecting the longitudinal direction in the fitted state. A second locking hole 2a is formed as a second locked portion that can be locked in an impossible manner , and the second locking hole 2a is formed in a cross-sectional dovetail shape like the first locking hole Ma. Then, on the flat bottom surface of the second locking hole 2a, a concave groove 2ag having a semicircular cross-sectional shape similar to the first locking hole Ma is formed.
[0030]
In addition, an inclined wall portion 2s that covers the upper side of the lid receiving surface f of the edge frame plate 1 serving as the lid receiving stepped portion and descends inward of the drainage groove P is integrally connected to the substrate portion 2m of each spacer 2. It is installed. The inclined wall portion 2s is formed in an arc shape in cross section, and both side edges in the width direction of the inclined wall portion 2s can be in close contact with the opposing side surfaces of a pair of adjacent main bars M, respectively. . Further, a groove-like space 4 having an open lower surface is formed between the substrate portion 2m of the spacer 2 and the inclined wall portion 2s.
[0031]
Thus, each spacer 2 is integrally formed by extrusion molding or pultrusion molding along the width direction, and simultaneously with the molding, the substrate portion 2m including the second locking hole 2a with the concave groove 2ag, and the inclined wall The part 2s is formed at once.
[0032]
The locking protrusions Sa of the side bars S are alternately provided with first locking holes Ma of the main bars M and second locking holes 2a of the spacers 2 from one end in the longitudinal direction of the side bars S. The plurality of main bars Ma are arranged in parallel at predetermined intervals by being fitted and locked. Then, either the main bar M or the spacer 2 is located on the outermost side in the arrangement direction of the main bars M. When the outermost spacer is the spacer 2 as in the illustrated example, the outermost spacer 2 is made smaller than the other spacers 2 so as to be within the width of the outermost main bar M adjacent thereto. It is desirable to be formed.
[0033]
Thus, between the outermost main bar M or spacer 2 and the side bar S, there is provided a retaining means J for mechanically connecting the side bars S. By this retaining means J, the first retaining means J is provided. and second Hikakaritomeana Ma, from the locking projection Sa of 2a, exit in the direction along the sidebar S longitudinally Ru is prevented.
[0034]
In the illustrated example, the retaining means J includes the arc hole C formed between the engaging protrusions of the engaging protrusion Sa of the side bar S and the second engaging hole 2a of the spacer 2, It comprises a tapping bolt B screwed into the arc hole C from the outside of the side bar S in the axial direction.
[0035]
Next, the operation of the embodiment will be described. The drainage that has flowed to the opening edge of the drainage groove P through the installation surface F flows into the drainage groove P through the gap between the bars S and M in the grating G, and then passes through the groove P to another appropriate discharge location. Are discharged.
[0036]
In this case, spacers 2 are connected to the inner side surface of the side bar S of the grating G between the main bars M, and the spacer 2 has a lid receiving surface of the edge frame plate 1 as a lid receiving stepped portion. f Since the inclined wall portion 2s that covers the upper side and goes down toward the inside of the drainage groove P is integrally connected, the drainage flow that tends to flow into the drainage groove P (thus, such as dust in the drainage) Foreign matter) can smoothly flow into the drain groove P. This effectively avoids the propagation of germs, a decrease in drainage efficiency, a decrease in aesthetics, and the like caused by foreign matter caught on the lid receiving step.
[0037]
Further, when assembling the grating G, the first locking holes Ma on the end surfaces of the main bars M and the spacers 2 from one end in the longitudinal direction of the side bars S with respect to the locking projections Sa on the inner side surfaces of the side bars S. The second locking holes 2a are alternately fitted and locked, and finally, the space between the main bar M or spacer 2 and the side bar S located on the outermost side of the main bar M or spacer 2 is The tapping bolts B are screwed into the arc holes C extending between the fitting surfaces of the locking holes Ma, 2a and the locking protrusion Sa of the side bar S. Therefore, not only is welding unnecessary, but the fixing operation is merely a connection between the main bar M or the spacer 2 (the narrow spacer 2 in the illustrated example) located on the outermost side and the side bar S. Since it is not necessary to individually connect all the main bars M and the spacers 2 to the rhino bar S, the assembly workability is improved.
[0038]
Moreover, even if each side bar S has the locking projection Sa with the concave groove Sag and has a complicated cross-sectional shape, it can be easily and accurately formed by extrusion molding or pultrusion molding, thereby reducing cost. Figured.
[0039]
In addition, each spacer 2 can be formed accurately and easily by extrusion molding or pultrusion molding even if it has the second locking hole 2a with the concave groove 2ag and has a complicated cross-sectional shape, thereby reducing cost. Is planned.
[0040]
Further, even if the main bar M has a complicated cross-sectional shape, it can be easily and accurately formed by extrusion molding or pultrusion molding, and the first locking hole Ma of the main bar M has the main bar M After extrusion molding or pultrusion molding of M, the bar end surface can be formed without difficulty by pressing.
[0041]
FIG. 8 shows a modification of the side bar S. FIG. 8A shows an example in which a locking hole Sa having a dovetail shape in cross section is formed on the inner side surface of the side bar S as a locking portion instead of the locking protrusion Sa of the above embodiment. (B) is formed with a locking protrusion Sa having a T-shaped cross section, and (c) is formed with a locking hole Sa having a T-shaped cross section. When the locking portion Sa of the side bar S is configured by a locking hole, the corresponding main bar M and the first and second locked portions of the spacer 2 are aligned with the locking hole. It becomes the latching protrusion of a cross-sectional shape.
[0042]
FIG. 9 shows a modification of the main bar M. FIG. 9A shows the main bar M having a simple strip shape, and FIG. 9B shows the strip shape having an I-shaped cross section. Further, (c), (d), and (e) show the main bar M having an L-shaped cross section, an inverted U-shape, and a rectangular shape, respectively.
[0043]
FIG. 10 shows a modification of the spacer 2. 10 (a) shows the inclined wall portion 2s having a flat plate shape, and FIG. 10 (b) shows that the substrate portion of the spacer 2 and the inclined wall portion 2s are integrally blocked without the groove-like space 4 interposed therebetween. Further, (c) is a modified example of (b) that is made hollow for weight reduction.
[0044]
As mentioned above, although the Example of this invention was described, this invention is not limited to the Example, A various Example is possible within the scope of the present invention. For example, in the above embodiment, the bars S and M constituting the grating G are formed from a metal material that can be extruded or pultruded. However, in the present invention, the bars S and M can be extruded or pultruded. Alternatively, extrusion molding or pultrusion molding may be performed from a high-strength synthetic resin material such as FRP.
[0045]
Moreover, in the said Example, although what used the screw means (tapping bolt B) was shown as the retaining means J which connects between the main bar M or the spacer 2 and the side bar S which are located in the outermost side, Mechanical connecting means other than the means such as caulking means, clip means, pin means, etc. may be used for connection between the outermost main bar M or spacer 2 and the side bar S.
[0046]
【The invention's effect】
According to the present invention as described above, upon assembly of the grating with respect to the locking portion of the side bar inner surface, from one longitudinal end side of the sidebar, and the first engaged portion of the main bar end faces, The second locked portion of each spacer is alternately fitted and locked along the longitudinal direction, and finally the means between the main bar or spacer located on the outermost side and the side bar is prevented from coming off. In order to assemble the grating, welding is not necessary, and the fixing operation is simply a connection between the main bar or spacer located on the outermost side and the side bar. Therefore, the overall assembly workability is excellent.
[0047]
In particular, according to the invention of claim 2, each side bar is integrally formed by extrusion molding or pultrusion molding, and the locking portion is formed on the inner side surface of each side bar simultaneously with the molding. Even if the bar has a complicated cross-sectional shape including the locking portion, it can be easily and accurately formed by extrusion molding or pultrusion molding, and cost can be reduced.
[0048]
In particular, according to the invention of claim 3 , even if each spacer includes the second locked portion and has a complicated cross-sectional shape, it can be easily and accurately formed by extrusion molding or pultrusion molding. Cost savings are planned.
[0049]
In particular, according to the invention of claim 4 , even if each main bar has a complicated cross-sectional shape, it can be easily and accurately formed by extrusion molding or pultrusion molding, thereby reducing cost. The first locked portion can be formed without difficulty on the end surface of the bar after extrusion or pultrusion of the main bar.
[0050]
In particular, according to the invention of claim 5 , the connecting operation between the main bar or spacer located on the outermost side and the end portion of the side bar can be easily performed by screwing the tapping bolt from the outer end side of the side bar. it can.
[0051]
In particular, according to the invention of claim 6 , the inclined wall portion integrated with the spacer covers the upper part of the lid receiving surface and can smoothly guide the drainage (and therefore dust in the drainage) to the inside of the groove. Dust and the like are less likely to accumulate on the lid receiving surface, and drainage is also improved. Further, both side edges of the inclined wall portion are in close contact with the opposing side surfaces of a pair of adjacent main bars, so that the contact area between the spacer and both main bars is increased, and the support of both main bars is stabilized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a state in which a grating is set in a drain groove according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an enlarged sectional view taken along line 2-2 in FIG. 4 is a cross-sectional view taken along line 4-4 in FIG. 3. FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 in FIG. 4. FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line 6-6 in FIG. Exploded perspective view [FIG. 8] Cross-sectional view showing a modified example of the sidebar [FIG. 9] Cross-sectional view showing a modified example of the main bar [FIG. 10] Cross-sectional view showing a modified example of the spacer [Description of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 .... Edge frame material 2 as a lid | cover receiving step part ...... Spacer 2a ... 2nd latching hole 2ag as a 2nd to-be-latched part ... 2s: inclined wall B ... tapping bolt C ... arc hole G ... grating grating f ... lid receiving surface J ... retaining means M ... ..Main bar Ma... First locking hole P as first locked portion... Drainage groove S as groove .. side bar Sa... Locking protrusion as locking portion Sag ··· concave groove SP as one half of arc hole ··· spacer means

Claims (7)

所定間隔で並列する互いに平行な複数のメインバー（Ｍ）と、それらメインバー（Ｍ）相互の所定間隔を維持するためのスペーサ手段（ＳＰ）と、それらメインバー（Ｍ）の一端部相互間および他端部相互間をそれぞれ接続する互いに平行な一対のサイドバー（Ｓ）とを備え、溝（Ｐ）の開口縁に設けた蓋受け段部（１）に係合載置されて該溝（Ｐ）の開口部を覆うグレーチングにおいて、
各サイドバー（Ｓ）は、該サイドバー（Ｓ）のメインバー（Ｍ）側の側面に係止部（Ｓａ）を一体に有していて、該サイドバー（Ｓ）の長手方向全域に亘り横断面が同一形状に形成され、
各メインバー（Ｍ）の長手方向端面には、対応するサイドバー（Ｓ）の前記係止部（Ｓａ）に対して該サイドバー（Ｓ）の長手方向一端側よりその長手方向に沿って摺動可能に嵌合し得ると共にその嵌合状態では前記係止部（Ｓａ）に対して該長手方向と交差する方向に相対移動不能に係止し得る第１被係止部（Ｍａ）が形成され、
前記スペーサ手段（ＳＰ）は、前記係止部（Ｓａ）に対して前記サイドバー（Ｓ）の長手方向一端側よりその長手方向に沿って摺動可能に嵌合し得ると共にその嵌合状態では前記係止部（Ｓａ）に対して該長手方向と交差する方向に相対移動不能に係止し得る第２被係止部（２ａ）を各々有して、相隣なる各一対のメインバー（Ｍ）の対向側面間にそれぞれ挟持可能な複数のスペーサ（２）より構成され、
最外側に位置するメインバー（Ｍ）又はスペーサ（２）と、サイドバー（Ｓ）との間には、その間を機械的に連結して前記第１及び第２被係止部（Ｍａ，２ａ）の前記係止部（Ｓａ）からの、前記長手方向に沿う方向の抜け出しを阻止する抜け止め手段（Ｊ）が介装されることを特徴とする、グレーチング。A plurality of main bars (M) parallel to each other at a predetermined interval, spacer means (SP) for maintaining a predetermined interval between the main bars (M), and one end portions of the main bars (M) And a pair of parallel side bars (S) that connect the other end portions to each other, and are engaged with and placed on a lid receiving step (1) provided at the opening edge of the groove (P). In the grating covering the opening of (P),
Each side bar (S) integrally has a locking portion (Sa) on the side surface of the side bar (S) on the main bar (M) side, and extends over the entire longitudinal direction of the side bar (S). The cross section is formed in the same shape,
The longitudinal end faces of each main bar (M), the corresponding side bar (S) the locking portion at one longitudinal end side of the slide along the longitudinal direction of the side bar for the (Sa) (S) of A first locked portion (Ma) is formed that can be movably fitted and can be locked relative to the locking portion (Sa) in a direction that intersects the longitudinal direction so as not to move relative to the locking portion (Sa). And
It said spacer means (SP), in its fitted state with from one longitudinal end side along the longitudinal direction thereof may slidably fitted in the side bar for the locking portion (Sa) (S) is Each of the pair of main bars adjacent to each other has a second locked portion (2a) that can be locked relative to the locking portion (Sa) so as not to be relatively movable in a direction crossing the longitudinal direction. M) is composed of a plurality of spacers (2) that can be sandwiched between opposing side surfaces,
Between the main bar (M) or spacer (2) located on the outermost side and the side bar (S), the first bar and the second locked portion (Ma, 2a ) are mechanically connected therebetween. And a retaining means (J) for preventing the retaining portion (Sa) from slipping out in the direction along the longitudinal direction . 各サイドバー（Ｓ）は、押出し成形又は引抜き成形により一体成形されると共に、その成形と同時に前記係止部（Ｓａ）が形成されることを特徴とする、請求項１に記載のグレーチング。2. The grating according to claim 1, wherein each side bar (S) is integrally formed by extrusion molding or pultrusion molding, and the locking portion (Sa) is formed simultaneously with the molding. 各スペーサ（２）は、押出し成形又は引抜き成形により一体成形されると共に、その成形と同時に前記第２被係止部（２ａ）が成形されることを特徴とする、請求項１又は２に記載のグレーチング。Each spacer (2), together are integrally formed by extrusion molding or pultrusion molding, the molding at the same time as the second engaged portion (2a) is characterized in that it is molded, according to claim 1 or 2 Grating. 各メインバー（Ｍ）は、押出し成形又は引抜き成形により一体成形され、その押出し成形又は引抜き成形後に前記第１被係止部（Ｍａ）がプレス加工で形成されることを特徴とする、請求項１〜３の何れかに記載のグレーチング。Each main bar (M) is integrally formed by extrusion molding or pultrusion molding, and the first locked portion (Ma) is formed by pressing after the extrusion molding or pultrusion molding. The grating according to any one of 1 to 3 . 前記抜け止め手段（Ｊ）は、前記最外側に位置するメインバー（Ｍ）又はスペーサ（２）の被係止部（Ｍａ，２ａ）と前記係止部（Ｓａ）との嵌合面間に跨がって形成される円弧孔（Ｃ）と、その円弧孔（Ｃ）に螺挿されるタッピングボルト（Ｂ）とより構成されることを特徴とする、請求項１〜４の何れかに記載のグレーチング。The retaining means (J) is located between the mating surfaces of the locked portions (Ma, 2a) of the main bar (M) or spacer (2) located on the outermost side and the locking portions (Sa). an arc hole (C) formed straddling, characterized in that it further be configured tapping bolt (B) is screwed to the arcuate slot (C), according to any of claims 1-4 Grating. 前記各スペーサ（２）には、前記蓋受け段部（１）の蓋受け面（ｆ）上方を覆い且つ前記溝（Ｐ）の内方に向かって下る傾斜壁部（２ｓ）が、該スペーサ（２）の押出し成形又は引抜き成形と同時に形成され、その傾斜壁部（２ｓ）の両側縁が相隣なる一対のメインバー（Ｍ）の対向側面にそれぞれ密接していることを特徴とする、請求項１〜５の何れかに記載のグレーチング。Each spacer (2) has an inclined wall portion (2s) that covers the lid receiving surface (f) of the lid receiving step portion (1) and falls inward of the groove (P). It is formed simultaneously with the extrusion molding or pultrusion molding of (2), and both side edges of the inclined wall portion (2s) are in close contact with the opposing side surfaces of a pair of adjacent main bars (M), respectively. The grating according to any one of claims 1 to 5 . 請求項１〜６の何れかに記載のグレーチングの組立方法であって、The assembly method of the grating according to any one of claims 1 to 6,
一対のサイドバー（Ｓ）の前記係止部（Ｓａ）に対して該サイドバー（Ｓ）の長手方向一端側より、各メインバー（Ｍ）端面の前記第１被係止部（Ｍａ）と、各スペーサ（２）の前記第２被係止部（２ａ）とを交互に嵌合、係止させてゆき、From the longitudinal direction one end side of the side bar (S) with respect to the locking portion (Sa) of the pair of side bars (S), the first locked portion (Ma) on the end surface of each main bar (M) , Alternately fitting and locking the second locked portions (2a) of the spacers (2),
最外側に位置するメインバー（Ｍ）又はスペーサ（２）と、サイドバー（Ｓ）との間を、前記抜け止め手段（Ｊ）で機械的に連結して、前記第１及び第２被係止部（Ｍａ，２ａ）の前記係止部（Ｓａ）からの、前記長手方向に沿う方向の抜け出しを阻止することを特徴とする、グレーチングの組立方法。The main bar (M) or spacer (2) located on the outermost side and the side bar (S) are mechanically connected by the retaining means (J), and the first and second engaged members are connected. A grating assembling method, wherein a stop portion (Ma, 2a) is prevented from coming off from the locking portion (Sa) in the direction along the longitudinal direction.

Images