JP3765215B2 - 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びに記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および方法、並びに記録媒体に関し、特に、効率よく情報を記録することができるようにした情報処理装置および方法、並び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
交通事故など、所定の事態が発生したときの自動車の走行状態(例えば、走行速度)を記録する記録装置が開発されている。
【0003】
この記録装置は、図1に示すように、通常、走行状態を示す情報(以下、走行状態情報と称する)を、過去の一定の時間の状態を更新しつつ記録し、例えば、エアーバックが作動するなどの事故が起きたとき、更新を禁止する。このようにして、事故が発生したときから過去の一定の時間分の走行状態情報が記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の記録装置では、上述したように、事故が起きるまで、走行状態情報が、更新して記録されるので(上書き記録されるので)、例えば、前方を走行する自動車と異常に接近した場合など、事故を誘因するような状態になったときの走行状態情報が記録されない場合(更新されて消去されている場合)がある課題があった。事故を誘因するような状態を知れば、事故の発生原因等が検証しやすくなるといわれている。
【0005】
また、従来の記録装置では、上述したように、自動車の走行中、走行状態情報が常に記録されるようになされているため、例えば、記録装置および記録媒体の寿命が短くなるなどの課題があった。
【0006】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、事故を誘因するような状態になったときの走行状態情報を、確実に、かつ、効率的に記録することができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、車両の走行状態を検出する第1の検出手段と、車両の第1の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状態を検出する第2の検出手段と、第2の検出手段により、第2の状態が検出されたとき、第1の検出手段により検出された走行状態の記録の開始を指令する記録開始指令手段と、記録開始指令手段により指令された走行状態の記録の終了を指令する記録終了指令手段と、記録開始指令手段により走行状態の記録の開始が指令される毎に、記録開始指令手段により走行状態の記録の開始が指令されたときから記録終了指令手段により決定された記録時間の間において第1の検出手段により検出された走行状態を記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
前記第1の検出手段は、例えば、図3の走行状態検出部12により、前記第2の検出手段は、例えば、図7のステップS1の処理を実行する図3の走査型レーダ11により、前記記録開始指令手段は、例えば、図7のステップS4の処理を実行する図3の制御部13により、前記記録終了指令手段は、例えば、図7のステップS4およびステップS5の処理を実行する図3の制御部13により、前記記録手段は、例えば、図3の記憶部14により、それぞれ構成することができる。
【0009】
本発明の情報処理装置においては、車両の走行状態が検出され、車両の第1の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状態が検出され、第2の状態が検出されたとき、検出された走行状態の記録の開始が指令され、指令された走行状態の記録の終了が指令され、走行状態の記録の開始が指令される毎に、走行状態の記録の開始が指令されたときから決定された記録時間の間において検出された走行状態が記録される。
【0010】
本発明の情報処理装置によれば、車両の走行状態を検出し、車両の第1の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状態を検出し、走行状態の記録の終了を指令し、第2の状態を検出する毎に、第2の状態を検出したときから決定した記録時間分の走行状態を記録するようにしたので、第2の状態が検出されたときの走行状態を記録することができ、かつ、効率の良い記録処理を実行することができる。
【0011】
本発明の情報処理方法は、車両の走行状態を検出する第1の検出ステップと、車両の第1の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状態を検出する第2の検出ステップと、第2の検出ステップの処理で、第2の状態が検出されたとき、第1の検出ステップの処理で検出された走行状態の記録の開始を指令する記録開始指令ステップと、記録開始指令ステップの処理で指令された走行状態の記録の終了を指令する記録終了指令ステップと、記録開始指令ステップの処理で走行状態の記録の開始が指令される毎に、記録開始指令ステップの処理で走行状態の記録の開始が指令されたときから記録終了指令ステップの処理で決定された記録時間の間において第1の検出ステップの処理で検出された走行状態を記録する記録ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】
前記第1の検出ステップは、例えば、図7のステップS4の処理により、前記第2の検出ステップは、例えば、図7のステップS1の処理により、前記記録開始指令ステップは、例えば、図7のステップS4により、前記記録終了指令ステップは、例えば、図7のステップS4およびステップS5の処理により、前記記録ステップは、例えば、図7のステップS4の処理により、それぞれ構成することができる。
【0013】
本発明の情報処理方法においては、車両の走行状態が検出され、車両の第1の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状態が検出され、第2の状態が検出されたとき、検出された走行状態の記録の開始が指令され、指令された走行状態の記録の終了が指令され、走行状態の記録の開始が指令される毎に、走行状態の記録の開始が指令されたときから決定された記録時間の間において検出された走行状態が記録される。
【0014】
本発明の情報記録方法によれば、車両の走行状態を検出し、車両の第1の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状態を検出し、走行状態の記録の終了を指令し、第2の状態を検出する毎に、第2の状態を検出したときから決定した記録時間分の走行状態を記録するようにしたので、第2の状態が検出されたときの走行状態を記録することができ、かつ、効率の良い記録処理を実行することができる。
【0015】
本発明の記録媒体のプログラムは、車両の走行状態を検出する第1の検出ステップと、車両の第1の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状態を検出する第2の検出ステップと、第2の検出ステップの処理で、第2の状態が検出されたとき、第1の検出ステップの処理で検出された走行状態の記録の開始を指令する記録開始指令ステップと、記録開始指令ステップの処理で指令された走行状態の記録の終了を指令する記録終了指令ステップと、記録開始指令ステップの処理で走行状態の記録の開始が指令される毎に、記録開始指令ステップの処理で走行状態の記録の開始が指令されたときから記録終了指令ステップの処理で決定された記録時間の間において第1の検出ステップの処理で検出された走行状態を入力する入力ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】
この第1の検出ステップ、第2の検出ステップ、記録開始指令ステップ、記録終了指令ステップ、および入力ステップは、上述した本発明の情報処理方法と同様のステップとして構成できる。
【0017】
本発明の記録媒体のプログラムにおいては、車両の走行状態が検出され、車両の第1の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状態が検出され、第2の状態が検出されたとき、検出された走行状態の記録の開始が指令され、指令された走行状態の記録の終了が指令され、走行状態の記録の開始が指令される毎に、走行状態の記録の開始が指令されたときから決定された記録時間の間において検出された走行状態が入力される。
【0018】
本発明の記録媒体のプログラムによれば、車両の走行状態を検出し、車両の第1の状態を誘因する可能性がある、車両の第2の状態を検出し、走行状態の記録の終了を指令し、第2の状態を検出する毎に、第2の状態を検出したときから決定した記録時間分の走行状態を入力するようにしたので、第2の状態が検出されたときの走行状態を記録することができ、かつ、効率の良い記録処理を実行することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明を適用した走行状態情報記録装置1(以下、記録装置1と略称する)の利用例を示している。自動車Aに搭載されている記録装置1は、自動車Aの前方に、かつ、道路面に対して水平方向にレーダを走査し(なお、レーダの形状については、図9を参照して後述する)、自動車Aと検出対象物である自動車(図2の例では、自動車Aの前方を走行する自動車B)までの距離、および自動車Aと自動車Bとの相対速度などを検出する。記録装置1は、検出した距離および相対速度などに基づいて、例えば、走行速度に対し、自動車Aが自動車Bに接近し、車間距離が十分に取られていない状態など、事故を誘因する可能性がある状態(以下、走行異常状態と称する)を検知し、走行異常状態を検知したとき、走行速度などの走行状態情報の記録を開始する。なお、走行異常状態でない走行状態を、正常状態と称する。
【0020】
図3は、記録装置1の内部の構成例を示している。記録装置1は、走査型レーダ11、走行状態検出部12、制御部13、および記憶部14から構成されている。
【0021】
走査型レーダ11は、レーダ動作をさせるための電波を、自動車Aの前方に出射するとともに、電波が照射された物体(例えば、自動車Bまたは道路面)からの反射波を受信し、受信した反射波に基づいて、検出対象物である自動車(例えば、自動車B)についての距離、相対速度、および方角を検出し、制御部13に出力する。
【0022】
走行状態検出部12は、自動車Aの走行状態を示す所定の走行状態情報を検出する検出部などから構成されており、検出した走行状態情報を制御部13に出力する。なお、この例において、走行状態情報は、走行速度、ブレーキの操作状態、アクセルの操作状態、ハンドル角度、時刻である。
【0023】
制御部13は、走査型レーダ11から入力される距離、相対速度、および方角、並びに走行状態検出部12から入力される走行状態情報に基づいて、走行状態の走行異常状態を検知し、走行異常状態を検知した場合、走行状態情報を、記憶部14に出力する処理などを実行する。
【0024】
記憶部14は、制御部13から入力される走行状態情報を記憶する。
【0025】
次に、記録装置1の走査型レーダ11の詳細な構成を説明するが、はじめに、図4を参照して、その外観の構成例を説明する。走査型レーダ11は、レーダ部41、揺動軸42、および駆動部43から構成されている。レーダ部41は、レーダ動作をさせるための電波を出力したり、その反射波を受信するアンテナ41Aを有する。レーダ部41はまたその下面が揺動軸42と連結されており、揺動軸42の半回転往復運動により、アンテナ41Aの面が図中矢印に示すように、左右を向くようになされている。これによって、道路面に対して水平方向の走査が可能となる。
【0026】
駆動部43は、その構成例を示す図5に示すように、モータ軸51、カム52、ロット53、およびロット54などより構成されている。カム52は、モータ軸51の回転により回転し、その回転運動を直線運動に変換して、ロット53に伝達する。
【0027】
ロット54は、その一端が、揺動軸42に固定されており、他の一端が、ロット53と両端ベアリング54Aを介して可動式に接続されている。ロット54は、ロット53の直線運動を回転運動に変換し、揺動軸42に伝達する。
【0028】
なお、この例では、アンテナ41Aが、上述したように機械的に左右に動かされることにより、水平方向の走査が行われるが、アンテナ41Aの指向性自体を変化させて行うこともできる。
【0029】
次に、図3に戻り、走査型レーダ11の内部の構成例を説明する。走査型レーダ11のレーダ送受信部21は、アンテナ41Aを介して、所定の周期で電波を出射し、電波が照射された物体(例えば、図2に示す自動車Bや道路面)からの反射波を受信する。レーダ送受信部21は、受信した反射波を距離/速度検出部23に出力する(正確には、反射波に対応した電子信号を出力する)。
【0030】
走査方角検出部22は、回転エンコーダまたはポテンシオメータなどの回転角度検出装置から構成されており、駆動部43の各部の状態から、アンテナ41Aの回転角度を検出し、その回転角度に基づいて、走査角度を検出し、距離/速度決定部24に出力する。
【0031】
距離/速度検出部23は、レーダ送受信部21から出射された電波およびその反射波に基づいて、反射波を反射した物体(反射体)までの距離およびその速度(相対速度)を検出し、距離/速度決定部24に出力する。距離/速度検出部23はまた、反射波の強度を検出し、距離/速度決定部24に出力する。
【0032】
距離/速度決定部24は、走査方角検出部22から随時入力される走査角度の中から、距離/速度検出部23から入力される、強度が最大の反射波に対応する走査方角を選択する。この例の場合における検出対象物である自動車は、そのほとんどが金属で覆われているため、アスファルトやコンクリートで覆われている道路面に比べ、より強い反射波を反射する。すなわち、反射体が自動車である場合の反射波の強度が最も大きいので、このように、強度が最大の反射波に対応する走査角度を選択することで、検出対象物である自動車(例えば、自動車B)が位置する方角が検出される。
【0033】
距離/速度決定部24はまた、距離/速度検出部23から随時入力される距離および相対速度の中から、距離/速度検出部23から入力される、強度が最大の反射波強度に対応する距離および相対速度を選択する。距離/速度決定部24により選択される距離および相対速度は、上述した理由により、検出対象物である自動車(例えば、自動車B)までの距離およびその相対速度を表す。距離/速度決定部24は、選択した距離、相対速度、および方角を制御部13に出力する。
【0034】
レーダ送受信部21および距離/速度検出部23について、図6に示すそれらの内部の構成例を参照してさらに説明する。レーダ送受信部21は、アンテナ41Aの他、電圧制御発振器61、三角波発振器62、およびサーキュレータ63から構成されている。
【0035】
電圧制御発振器61は、三角波発振器62が出力する三角波に対応する周波数の信号を発生し、サーキュレータ63と距離/速度検出部23の乗算器71に出力する。サーキュレータ63は、図中時計回転方向に隣接する端子に入力を出力するように動作する。即ち、電圧制御発振器61より入力された信号を、その時計回転方向側の端子に接続されているアンテナ41Aに供給する。これにより、電圧制御発振器61より出力された周波数60GHz帯域の信号(電波)が、アンテナ41Aから出射される。
【0036】
アンテナ41Aから出射された電波の反射波は、アンテナ41Aで受信され、時計回転方向に隣接する端子に接続されている距離/速度検出部23の乗算器71に出力される。即ち、サーキュレータ63は、アンテナ41Aを送信と受信とで兼用するため必要とされるものであり、アンテナ41Aを送信用と受信用とで分ける場合には必要がなくなる。
【0037】
距離/速度検出部23は、乗算器71、増幅器72、A/D変換器73、FFT(高速フーリエ変換)演算器74、相対速度検出装置75、および距離検出装置76から構成されている。
【0038】
乗算器71は、レーダ送受信部21の電圧制御発振器61より出力された信号と、アンテナ41Aにより受信された信号とを乗算し、そのビート成分を出力する。乗算器71の出力は、増幅器72により増幅された後、A/D変換器73に入力され、A/D変換される。
【0039】
FFT演算器74は、A/D変換器73より入力されたデジタルデータを高速フーリエ変換し、ビート成分を周波数解析する。具体的には、FFT演算器74は、ビート成分の周波数スペクトラムを検出する。
【0040】
相対速度検出装置75は、FFT演算器74の出力から、自動車A(記録装置1)と反射体との相対速度を検出し、距離/速度決定部24に出力する。
【0041】
距離検出装置76は、FFT演算器74の出力(スペクトラム)の中から、最も大きいレベル(ピーク)を有する周波数成分を検出し、検出した周波数成分に基づいて、反射体までの距離を算出し、距離/速度決定部24に出力する。
【0042】
次に、図3に戻り、走行状態検出部12の構成例を説明する。速度検出部31は、自動車Aの走行速度を検出し、ブレーキ状態検出部32は、ブレーキの操作状態を検出し、アクセル状態検出部33は、アクセルの操作状態を検出し、ハンドル角度検出部34は、ハンドルの角度を検出し、時計35は、現在の時刻を検出する。速度検出部31乃至時計35のそれぞれは、検出した各走行状態情報を制御部13に出力する。
【0043】
次に、図2に示したように、自動車Aの前方に自動車Bが走行している状況において、自動車Aの走行状態情報を記録する場合の記録装置1の処理手順を、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0044】
ステップS1において、記録装置1の走査型レーダ11は、自動車Bまでの距離、相対速度、および方角を検出し、検出結果を制御部13に出力する。ここで、ステップS1における自動車Bまでの距離および相対速度の検出方法について、図8のフローチャートを参照して説明する。
【0045】
ステップS11において、走査型レーダ11のレーダ送受信部21は、図9に示すように、走査中心に対して所定の角度の範囲内で走査角度を変化させて、電波を出射するとともに、自動車Bおよび道路面などの反射体からの反射波を受信する処理を開始する。なお、図6に示すレーダ送受信部21のアンテナ41Aの面の大きさは、この例の場合、100cm2程度であるので、それから出力される電波は、約3度程度の広がりを有する。
【0046】
さらに具体的に説明すると、レーダ送受信部21の電圧制御発振器61は、三角波発振器62の出力する信号(三角波)のレベルが大きくなったとき、より高い周波数の信号を出力し、そのレベルが小さくなったとき、より低い周波数の信号を出力する。換言すれば、電圧制御発振器61は、三角波発振器62の出力で周波数変調された信号を出力する。
【0047】
電圧制御発振器61より出力された変調波は、サーキュレータ63を介してアンテナ41Aから電波として発射される。この電波は、例えば、自動車Bまたは道路面で反射され、その反射波は、アンテナ41Aで受信される。
【0048】
アンテナ41Aで受信された信号は、サーキュレータ63を介して、距離/速度検出部23の乗算器71に入力される。この乗算器71には、電圧制御発振器61が出力した変調波(発射波)も入力されており、乗算器71は、電圧制御発振器61より入力された発射波の信号と、アンテナ41Aからサーキュレータ63を介して入力された反射波の信号とを乗算し、そのビート成分(差の成分)を出力する。この差の成分は、増幅器72で増幅される。
【0049】
レーダ送受信部21の電圧制御発振器61、三角波発振器62、サーキュレータ63、およびアンテナ41A、並びに距離/速度検出部23の乗算器71および増幅器72は、FMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)の原理に従って動作するものである。
【0050】
即ち、図10(A)に示すように、電圧制御発振器61(アンテナ41A)から出力される送信変調波(発射波)は、三角波発振器62の出力する三角波に対応して、周期的に増減する。これに対して、アンテナ41Aで受信した受信変調波(反射波)は、送信変調波に対して位相的にずれている。時間軸方向(図10の水平方向)のずれは、走査型レーダ11と、反射体(例えば、自動車Bまたは道路面)との距離(電波が送信された後、返ってくるまでの時間)に対応している。これに対して、図中縦軸方向の周波数成分の変化は、いわゆるドプラー効果による走査型レーダ11(自動車A)と反射体との間の相対的な速度に対応している。
【0051】
いま、ビート成分の周波数をfbとすると、この周波数fbは、次式で表される。
b=(4Δf×fm/C)R±(2f0/C)V ・・・(1)
【0052】
なお、上記式において、Δfは、電圧制御発振器61の出力する変調波の周波数変調幅を表し、fmは、三角波発振器62が出力する三角波の周波数を表し、Cは、光速を表し、f0は、電圧制御発振器61の出力する搬送波の中心周波数を表し、Rは、走査型レーダ11(自動車A)から反射体までの距離を表し、Vは、走査型レーダ11(自動車A)と反射体との間の相対速度(m/sec)を表している。
【0053】
ここで、図10(A)に示すように、送信変調波の周波数が上昇しているときのビート成分の周波数をfup、送信変調波の周波数が低下しているときのビート成分の周波数をfdnとすると、次式が成立する。
r=(fdn+fup)/2
v=(fdn−fup)/2 ・・・(2)
【0054】
ここで、frは、ビート信号の周波数の走査型レーダ11と反射体との間の距離に対応する成分(距離周波数)であり、fvは、両者の相対速度に対応する周波数(速度周波数)を表している。(2)式が成立すると、次式が得られる。
dn=fr+fv
up=fr−fv ・・・(3)
【0055】
この関係が、図10(B)に示されている。
【0056】
上記(1)式と(2)式を整理して次式が得られる。
V=(C/2f0)fv
R=(C/4Δf×fm)fr ・・・(4)
【0057】
このように、FMCW方式のレーダ装置においては、発射波と反射波のビート成分から、反射体までの距離Rと、反射体との間の相対速度Vを求めることができる。
【0058】
以上のようにして、ビート成分が得られたとき、図8のステップS12に進み、高速フーリエ変換処理が、距離/速度検出部23のFFT演算器74において実行される。即ち、増幅器72より出力されたビート成分は、A/D変換器73によりA/D変換された後、FFT演算器74に入力される。FFT演算器74は、入力されたビート成分を高速フーリエ変換し、図11に示すような、ビート成分の周波数スペクトラムを求める。
【0059】
次に、ステップS13進み、距離/速度検出部23の相対速度検出装置75は、FFT演算器74の出力から走査型レーダ11と反射体の相対速度を演算する。この相対速度Vは、上述した式(4)から求められる。
【0060】
ステップS14においては、距離/速度検出部23の距離検出装置76により、ピーク周波数検出処理が実行される。即ち、距離検出装置76は、例えば、図11に示したような周波数スペクトラムの中から最も強度(振幅値)の大きい成分が、本来のビート成分のスペクトラムであるとして、これを検出し、そのときのfrを検出する。距離検出装置76は、検出したfrを、式(4)に代入し、距離Rを算出する。
【0061】
このようにして、反射体までの距離Rおよびその相対速度Vが算出され、その算出結果は、距離/速度決定部24に供給される。距離/速度決定部24は、距離/速度検出部23により算出され入力された反射体の距離Rおよび相対速度Vの中から、距離/速度検出部23から入力される、強度が最大の反射波に対応する距離Rおよび相対速度Vを選択する。すなわち、この例の場合、距離/速度決定部24により選択された距離Rおよび相対速度Vは、自動車Bまでの距離R1およびその相対速度V1を表す。なお、距離R1は、正確には、走査型レーダ11から自動車Bの重心までの距離を示している。
【0062】
次に、ステップS1における自動車Bが位置する方角の検出方法について説明する。走査型レーダ11の距離/速度決定部24は、例えば、図12に示すように、走査方角検出部22から入力された走査方角のうち、距離/速度検出部23から入力される、強度が最大の反射波に対応する走査方角θを選択する。すなわち、この例の場合、距離/速度決定部24により選択された走査方角θは、自動車Bが位置する方角θ1を表す。なお、方角θ1は、正確には、走査型レーダ11の走査中心から自動車Bの重心点までの方角を示している。
【0063】
以上のようにして検出された、自動車Bの距離R1、相対速度V1、および方角θ1は、制御部13に出力される。なお、距離R1および角度θ1は、図13に示すように対応されて制御部13に出力される。その後、図7のステップS2に進む。
【0064】
ステップS2において、制御部13は、自動車Aの走行状態が、走行異常状態であるか否かを判定する。例えば、制御部13は、ステップS1で検出された自動車Bとの相対速度V1および方角θ1、走行状態検出部12の速度検出部31から入力される自動車Aの走行速度、およびハンドル操作による回避可能条件に基づいて、この場合における安全な車間距離Rsを算出し、ステップS1で検出された距離R1が、安全な車間距離Rsを満たしているか否か(距離R1が距離Rsより大きいか否か)を判定する。制御部13は、距離R1が距離Rsより大きくない(小さい)と判定した場合、走行異常状態であると判定する。
【0065】
ステップS2において、制御部13は、走行異常状態であると判定した場合、ステップS3に進み、走行状態検出部12から供給される各走行状態情報を記憶部14を出力する処理を開始し、記憶部14は、入力される各走行状態情報を記憶する。これにより、走行状態情報(走行速度、ブレーキ操作状態、アクセル操作状態、ハンドル角度、および時刻)の記録が開始される。
【0066】
次に、ステップS4において、制御部13は、自動車Aの走行状態が走行異常状態ではなくなり、正常状態に戻るまで待機し、すなわち、例えば、自動車Bとの距離R1が、車間距離Rsより大きくなり、十分に車間距離が保持されるまで待機する。ステップS4で、自動車Aの走行状態が走行異常状態ではないと判定した場合、制御部13は、ステップS5に進み、走行状態情報の記憶部14への出力を停止する。すなわち、走行状態情報の記録が停止される。
【0067】
以上のようにして、走行状態情報が記録される。
【0068】
図14を参照して、上述した走行状態情報記録処理を、より具体的に説明する。
【0069】
時刻t11において、走行異常状態が検知されると(ステップS2)、走行状態情報の記録が開始される(ステップS3)。その後、走行状態が、走行異常状態でなくなるまで、走行状態情報の記録が継続され(ステップS4)、走行異常状態でなくなったとき、すなわち、走行状態が正常状態に戻ったとき(時刻t12)、走行状態情報の記録が停止される(ステップS5)。その後、再び自動車Aの走行状態が、走行異常状態になったとき(時刻t13)、走行状態情報の記録が開始され、正常に戻ったとき(時刻t14)、記録が停止される。
【0070】
以上のようにして、走行状態情報が記録される。すなわち、走行状態情報は、自動車Aの走行状態が、事故を誘因するような走行異常状態になったときから走行状態情報の記録が開始され、走行状態が正常に戻ったとき、その記録が停止される。その結果、走行状態が走行異常状態になったときの走行状態情報が、確実に、かつ、効率的に記録される。
【0071】
図15は、記録装置1の他の利用例を示している。すなわち、この例の場合、ビデオカメラ81が新たに自動車Aに搭載されている。ビデオカメラ81は、例えば、自動車Aの前方の風景を撮像し、撮像結果に対応する画像データを記録装置1に出力する。
【0072】
図16は、この例における記録装置1の構成例を示している。なお、図3における場合と対応する部分については、同一の符号を付してあり、以下では、その説明は省略する。すなわち、画像処理部91がさらに設けられている。
【0073】
画像処理部91には、ビデオカメラ81からの画像データが入力され、画像処理部91は、入力された画像データに対して、制御部13が処理することができるように、所定の画像処理を施し、制御部13に出力する。
【0074】
制御部13は、自動車Aの走行状態が走行異常状態であると判定したとき、画像処理部91から入力される画像データも記憶部14に出力する。すなわち、この例の場合、走行状態情報に加え、ビデオカメラ81により撮像された画像が記録される。
【0075】
なお、以上においては、走行状態情報記録装置1およびビデオカメラ81が自動車Aの前部に取り付けられた場合を例として説明したが、それらを後部にも取り付けることができる。これにより、後ろから追突された場合、その状況が映像として記録されるので、追突した自動車の記録(自動車の色、ナンバーなど)を残すことができる。
【0076】
図17は、上述のような走行状態検出装置1として機能するコンピュータ101の一実施の形態の構成を示すブロック図である。CPU111にはバス115を介して入出力インタフェース116が接続されており、CPU111は、入出力インタフェース116を介して、ユーザから、キーボード、マウスなどよりなる入力部118から指令が入力されると、例えば、ROM112、ハードディスク114、またはドライブ120に装着される磁気ディスク131、光ディスク132、光磁気ディスク133、若しくは半導体メモリ134などの記録媒体に格納されているプログラムを、RAM113にロードして実行する。これにより、上述した各種の処理(例えば、図7および図8のフローチャートにより示される処理)が行われる。さらに、CPU111は、その処理結果を、例えば、入出力インタフェース116を介して、LCDなどよりなる表示部117に必要に応じて出力する。なお、プログラムは、ハードディスク114やROM112に予め記憶しておき、コンピュータ101と一体的にユーザに提供したり、磁気ディスク131、光ディスク132、光磁気ディスク133,半導体メモリ134等のパッケージメディアとして提供したり、衛星、ネットワーク等から通信部119を介してハードディスク114に提供することができる。
【0077】
なお、本明細書において、媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0078】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0079】
【発明の効果】
本発明によれば、車両の第1の状態を誘因する可能性がある第2の状態が検出されたときの走行状態を、確実に、かつ、効率的に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の記録方法を説明する図である。
【図2】本発明を適用した走行状態情報記録装置1の利用例を示す図である。
【図3】図2の走行状態情報記録装置1の内部の構成例を示す図である。
【図4】図3の走査型レーダ11の外観の構成例を示す図である。
【図5】図4の駆動部43の構成例を示す図である。
【図6】図3のレーダ送受信部21および距離/速度検出部23の構成例を示すブロック図である。
【図7】走行状態情報記録処理を説明するフローチャートである。
【図8】距離および速度の検出処理を説明するフローチャートである。
【図9】 走査状態を説明する図である。
【図10】走査型レーダ11の動作を説明する図である。
【図11】ビート信号の強度とビート周波数の関係を示す図である。
【図12】反射波の強度と反射体の方角の関係を示す図である。
【図13】自動車Bまでの距離R1とその方角θ1を示す図である。
【図14】走行状態情報の記録処理を説明するタイミングチャートである。
【図15】走行状態情報記録装置1の他の利用例を示す図である。
【図16】図15の状態情報記録装置1の構成例を示す図である。
【図17】コンピュータ101の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 走行状態情報記録装置
11 走査型レーダ
12 走行状態検出部
13 制御部
14 記憶部
21 レーダ送受信部
22 走査方角検出部
23 距離/速度検出部
24 距離/速度決定部
31 速度検出部
32 ブレーキ状態検出部
33 アクセル状態検出部
34 ハンドル角度検出部
35 時計
41 レーダ部
42 揺動軸
43 駆動部
61 電圧制御発振器
62 三角波発振器
71 乗算器
72 増幅器
73 A/D変換器
74 FFT演算器
75 相対速度検出装置
76 距離検出装置

Claims (3)

  1. 車両の走行状態を記録する情報処理装置において、
    前記車両の走行状態を検出する第1の検出手段と、
    前記車両の第1の状態を誘因する可能性がある、前記車両の第2の状態を検出する第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段により、前記第2の状態が検出されたとき、前記第1の検出手段により検出された前記走行状態の記録の開始を指令する記録開始指令手段と、
    前記記録開始指令手段により指令された前記走行状態の記録の終了を指令する記録終了指令手段と、
    前記記録開始指令手段により前記走行状態の記録の開始が指令される毎に、前記記録開始指令手段により前記走行状態の記録の開始が指令されたときから前記記録終了指令手段により記録の終了が指令されるまでの時間の、前記第1の検出手段により検出された前記走行状態を記録する記録手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 車両の走行状態を記録する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記車両の走行状態を検出する第1の検出ステップと、
    前記車両の第1の状態を誘因する可能性がある、前記車両の第2の状態を検出する第2の検出ステップと、
    前記第2の検出ステップの処理で、前記第2の状態が検出されたとき、前記第1の検出ステップの処理で検出された前記走行状態の記録の開始を指令する記録開始指令ステップと、
    前記記録開始指令ステップの処理で指令された前記走行状態の記録の終了を指令する記録終了指令ステップと、
    前記記録開始指令ステップの処理で前記走行状態の記録の開始が指令される毎に、前記記録開始指令ステップの処理で前記走行状態の記録の開始が指令されたときから前記記録終了指令ステップの処理で記録の終了が指令されるまでの時間の、前記第1の検出ステップの処理で検出された前記走行状態を記録する記録ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  3. 車両の走行状態を記録する情報処理用のプログラムであって、
    前記車両の走行状態を検出する第1の検出ステップと、
    前記車両の第1の状態を誘因する可能性がある、前記車両の第2の状態を検出する第2の検出ステップと、
    前記第2の検出ステップの処理で、前記第2の状態が検出されたとき、前記第1の検出ステップの処理で検出された前記走行状態の記録の開始を指令する記録開始指令ステップと、
    前記記録開始指令ステップの処理で指令された前記走行状態の記録の終了を指令する記録終了指令ステップと、
    前記記録開始指令ステップの処理で前記走行状態の記録の開始が指令される毎に、前記記録開始指令ステップの処理で前記走行状態の記録の開始が指令されたときから前記記録終了指令ステップの処理で記録の終了が指令されるまでの時間の、前記第1の検出ステップの処理で検出された前記走行状態を入力する入力ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
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