JP3761535B2 - 情報記録方法及び情報記録装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は一度だけ記録可能な追記型の光ディスクにデータを記録させる情報記録方法および情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
データの記録を一度だけ行なわすことができる追記型光ディスクが開発されている。この追記型光ディスクは、反射層の直前の、記録時の線速度を一定にするためのウォブリング信号や位置情報が形成されているプリグルーブ内に塗布されている有機色素にレーザ光を照射させて光学的変化をおこさせて情報を記録させるようにしている。
【0003】
このような追記型光ディスクへデータを記録する従来の装置は図5に示すようなフォーマットに従って記録を行なうようにしていた。すなわち、図5(A)は追記型光ディスク(CD−R)の記録フォーマットを示しており、PCAは書込パワーをチェックするエリア、RIはリードインエリア、DATAは書込データエリア、ROはリードアウトエリアである。
【0004】
従来のCD−Rへのデータの書込は、図5(A)に示すように、追記するデータ毎にRIデータおよびROデータを追記データの前後に付加してCD−Rに書込むようにしている。また、CD−Rに書込む各データのフォーマットは、図5(B)に示すように、書込データの一定長毎に同期信号(SYNC)および同期信号番号(S#)を付加して書込むようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来のCD−Rへのデータの書込は、追記するデータ毎に多量のリードインデータおよびリードアウトデータを付加して書込むようにしていた。
【0006】
このため、CD−Rに追記する回数に従ってリードインおよびリードアウトエリアが増加し、その分、必要なデータを記録する記録領域が減少することになる。また、このように記録されたデータを再生するときは、どこまで書込が行なわれているかが不明であるので、最後のリードアウトを判定することができず、最後のリードアウトエリアを通過して読取を行い、そこで書込みが行なわれていない(フォーマッティングされていない)ことを知ることによって判定を行なうようにしている。
【0007】
したがって、フォーマッティングされていなければ、スピンドルサーボ制御に用いる同期信号が得られず、同期はずれを生じ、再度複雑な処理によって同期をとり情報を再生しなければならなかった。本発明は追記回数が増加してもデータ記録領域の減少が少なく、かつ最終追記データ位置が容易に判定できるようにした追記型光ディスクへの情報記録方法および記録再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するための手段を説明する前に、図4を参照して、本発明の原理を説明する。図4(A)は本発明に用いられるCD−Rの記録フォーマット、図4(B)は書込データフォーマットである。図4(B)に示す書込データフォーマットは図5(B)で説明したと同様なフォーマットを使用する。
【0009】
図4(A)において、書込パワーチェックエリア(PCA)、リードインエリア(RI)、データ(DATA)およびリードアウトエリア(RO)は、図5(A)で説明したと同様である。本発明では、追記するデータの前に記録するデータのディレクトリや記録終了位置を示すパーティションアドレス等を記録するマネージメント情報エリア(MA)と記録データの次に記録終了位置を示すパーティションエリア(PA)を設ける。MAやPAは、RIやROよりデータ量が非常に少ないので、MAやPAを付加したことによるデータ領域の減少は非常に少なくなる。
【0010】
PAに書込むデータは予め定められた2進数のデータ(P)を書込む。図5(A)に示すように、最初の書込(Chapter 1)がなされたCD−Rに、2回目の追記(Chapter )を行う場合は、先ずMAを読出してPA位置を知り、PA位置にパーティションデータ(P)が記録されているか否かを判定し、(P)が記録されている場合は、(P)以外の(E)なるデータを再書込した後で、Chapter 2で示すMA,DATAおよびPAを書込むようにする。したがって、複数の追記が行なわれた場合は、最後に追記されたChapter のPAのみ終了位置を示すパーティションデータ(P)が記録され、その以前のChapter のPAは(E)が再書込されて(P)以外のデータに変化し、容易に書込終了位置を知ることができる。
【0011】
また、CD−Rへの追記を終了する場合は、図4(A)に示すように、最後のPAに続いてROを書込ます。つぎに、課題を解決するための手段を説明する。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光ディスクに記録すべきデータと、当該データに関するマネージメント情報と、を含む記録フォーマットに則って当該データと当該マネージメント情報とを前記光ディスクに記録する情報記録方法であって、前記マネージメント情報が記録済みの前記光ディスク上のマネージメント情報エリアと当該マネージメント情報に対応する前記データが記録済みのデータ領域とが、前記光ディスク上において物理的に連続して形成されるように当該マネージメント情報及び当該データを記録すると共に、前記記録フォーマットに則って既に他の前記データが記録されている前記光ディスクに前記記録フォーマットに則って新たな前記データを記録するとき、当該新たなデータに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の前記マネージメント情報エリアに、前記新たなデータに対応する前記マネージメント情報及び前記光ディスク上に既に記録されている前記データに関する前記マネージメント情報を記録するようにする。
【0012】
また、上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、光ディスクに記録すべきデータと、当該データに関するマネージメント情報と、を含む記録フォーマットに則って当該データと当該マネージメント情報とを前記光ディスクに記録する情報記録方法であって、前記光ディスク上においては、前記マネージメント情報が記録済みの前記光ディスク上のマネージメント情報エリアと当該マネージメント情報に対応する前記データが記録済みのデータ領域とが、物理的に連続して形成されるように当該マネージメント情報及び当該データが記録されると共に、前記光ディスクが未書込みか否かを判定し、未書込みである前記光ディスクに対しては、前記記録フォーマットに則って、前記データが記録されるべき前記光ディスク上の書込みデータエリアに当該データを記録すると共に、前記データに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の前記マネージメント情報エリアに当該マネージメント情報を記録し、既に前記データが記録されている前記光ディスクに対しては、前記記録フォーマットに則って、新たな前記データが記録されるべき前記光ディスク上の新たな書込みデータエリアに当該新たなデータを記録すると共に、当該新たなデータに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の新たな前記マネージメント情報エリアに、前記新たなデータに対応する前記マネージメント情報及び既に前記光ディスクに記録されている前記データに関するマネージメント情報を記録するようにする。
【0013】
また、上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、光ディスクに記録すべきデータと、当該データに関するマネージメント情報と、を含む記録フォーマットに則って当該データと当該マネージメント情報とを前記光ディスクに記録する情報記録装置であって、前記マネージメント情報が記録済みの前記光ディスク上のマネージメント情報エリアと当該マネージメント情報に対応する前記データが記録済みのデータ領域とが、前記光ディスク上において物理的に連続して形成されるように当該マネージメント情報及び当該データを記録すると共に、前記記録フォーマットに則って既に他の前記データが記録されている前記光ディスクに前記記録フォーマットに則って新たな前記データを記録するとき、当該新たなデータに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の前記マネージメント情報エリアに、前記新たなデータに対応する前記マネージメント情報及び前記光ディスク上に既に記録されている前記データに関する前記マネージメント情報を記録する記録手段を備える。
【0014】
また、上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、光ディスクに記録すべきデータと、当該データに関するマネージメント情報と、を含む記録フォーマットに則って当該データと当該マネージメント情報とを前記光ディスクに記録する情報記録装置であって、前記光ディスク上においては、前記マネージメント情報が記録済みの前記光ディスク上のマネージメント情報エリアと当該マネージメント情報に対応する前記データが記録済みのデータ領域とが、物理的に連続して形成されるように当該マネージメント情報及び当該データが記録されると共に、前記光ディスクが未書込みか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記光ディスクが未書込みであると判定されたとき、前記記録フォーマットに則って、前記データが記録されるべき前記光ディスク上の書込みデータエリアに当該データを記録すると共に、前記データに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の前記マネージメント情報エリアに当該マネージメント情報を記録する一方、前記判定手段により前記光ディスクに既に前記データが記録されていると判定されたとき、前記記録フォーマットに則って、新たな前記データが記録されるべき前記光ディスク上の新たな書込みデータエリアに当該新たなデータを記録すると共に、当該新たなデータに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の新たな前記マネージメント情報エリアに、前記新たなデータに対応する前記マネージメント情報及び既に前記光ディスクに記録されている前記データに関するマネージメント情報を記録する記録手段と、を備える。
【0026】
【実施例】
本発明の一実施例を図1を参照して説明する。図1は本発明の実施例の構成図である。図1において、1は追記型光ディスク(CD−R)、2はモータ、3はピックアップ、4はサーボ回路、5はレーザ、6はエンコーダ、7はレーザ5のパワー制御回路、8は再生増幅器、9はデコーダ、10はガイド信号デコーダ、11はマネージメント情報読出部、12はマネージメント情報書込部、13はパーティションデータ読出部、14は判定部、15はパーティションデータ(再)書込部、16は制御部、17は入力部、18〜23はインタフェース(I/O)、24は処理を行うプロセッサ(CPU)である。
【0027】
つぎに、図2を参照して、本発明の記録時の動作を説明する。処理S1では、サーボ回路4は、モータ2の回転、ピックアップ3のトラッキングおよびフォーカスを制御するサーボ処理を行なう。処理S2では、制御部16はパワー制御回路7に指令して、図4(A)に示すCD−RのPCA領域でレーザ5の出力を上げ、書込時のパワー最適値のチェックを行う。
【0028】
処理S3では、CD−R1が未書込の光ディスクである場合は処理S4に、また書込済のものである場合は処理S9に移る。処理S4では、マネージメント情報書込部12はマネージメント情報を作成し、I/O18を介して出力し、エンコーダ6でエンコードしてレーザ5の出力を変調し、ピックアップ3よりCD−R1に照射してマネージメント情報の書込を行う。
【0029】
処理S5では、制御部7は、I/O22より入力された記録データをI/O18を介して出力し、CD−R1にデータを書込む。データの書込が終了すると、処理S6では、パーティションデータ(再)書込部15は、パーティションデータ(P)の書込を行う。
【0030】
処理S7では、入力部17よりCD−R1に書込を終了させる入力が入力されていない場合は処理を終了し、入力されている場合は処理S8に移って図4(A)に示すようにリードアウトデータとMOに書込んで処理を終了する。また、処理S3での判定がNOの場合は処理S9に移り、処理S9では、マネージメント情報読出部11は、I/O20を介してCD−R1よりマネージメント情報を読出す。
【0031】
処理S10では、パーティションデータ読出部13は、処理S9で読出されたマネージメント情報の中のパーティションデータが記録されているアドレスに対応するアドレスよりパーティションデータを読出する。処理S11では、判定部14は、処理S10で読出したデータが、正規のパーティションデータ(P)であるか否かを判定し、判定がYESの場合は処理S12に移り、判定がNOの場合は処理S9に移ってマネージメント情報の読出を行い、処理S9〜S11を繰返す。
【0032】
処理S12では、CD−R1に書込エリアが無い場合は処理S8に移り、書込エリアが有る場合は処理S13に移る。処理S13では、パーティションデータ(再)書込部15は、処理S10で読出したパーティションデータのアドレスに、正規のパーティションデータ(P)とは異なるデータ(E)を再書込し、処理S4に移る。
【0033】
すなわち、図4(A)のChapter1のPAで(P)が検出された場合は、Chapter 1のPAに(E)再書込を行い、記録を(P)でないようにし、最後に記録されているChapterのPAのみ(P)が記録される。なお実施例では、処理S4でのマネージメント情報の書込は、書込を行うデータに対するマネージメント情報のみを書込ますようにしていたが、処理S9で読出した以前に記録されているデータに対するマネージメント記録情報も付加して書込を行うようにしてもよい。
【0034】
また、実施例ではパーティションデータ(P)が検出されたら、(E)を書込して追記データを書込み、最後のChapterのPAにのみ(P)が書込まれているようにしていたが、追記データに対するPAにはデータを未書込とし、追記に際して未書込のPAがあったときは、この位置が以前の書込終了位置であると判定して(P)を書込み、続いて追記データを書込むようにしても良い。
【0035】
すなわち、追記したChapterのPAは、図4(B)に示すSYNCおよびS#は書込みが行なわれるが、書込データは未書込とする。このようにしてもSYNCは書込みが行なわれているので、同期はずれの問題は無い。つぎに、図3を参照して、再生時の動作を説明する。
【0036】
処理S21で入力部17より再生コマンドが入力されると処理S22に移ってフォーカス、スピンドルおよびトラッキングのサーボ系の処理が行なわれる。処理S23では、マネージメント情報読出部11は、最初のChapterのMAよりマネージメント情報を読出す。
【0037】
処理S24では、パーティションデータ読出部13は、処理S23で読出したマネージメント情報の中のパーティションデータのアドレスよりデータを読出す。処理S25では、判定部14は、処理S24で読出したデータが正規のパーティションデータ(P)であるか否を判定し、判定がNOの場合は処理S23に移って次のChapterのマネージメント情報を読出して処理S23〜S25を繰返す。
【0038】
処理S25での判定がYESの場合は、処理S26に移って読出されたマネージメント情報を参照して処理S21で入力されたコマンドに対応する位置にヘッドをスキップし、処理S27に移って記録しているデータを読出す。データの読出しが終了し、次のコマンドが入力されている場合は処理S26に移り、入力されていない場合は処理を終了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】同実施例の記録時の動作フローチャートである。
【図3】同実施例の再生時の動作フローチャートである。
【図4】本発明の追記型光ディスクへの記録フォーマットを示す図である。
【図5】従来の追記型光ディスクへの記録フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1 追記型光ディスク(CD−R)
2 モータ
3 ピックアップ
4 サーボ回路
5 レーザ
6 エンコーダ
7 パワー制御回路
8 再生増幅器
9 デコーダ
10 ガイド信号デコーダ
11 マネージメント情報読出部
12 マネージメント情報書込部
13 パーティションデータ読出部
14 判定部
15 パーティションデータ(再)書込部
16 制御部
17 入力部
18〜23 インタフェース(I/O)
24 プロセッサ(CPU)
Claims (10)
- 光ディスクに記録すべきデータと、当該データに関するマネージメント情報と、を含む記録フォーマットに則って当該データと当該マネージメント情報とを前記光ディスクに記録する情報記録方法であって、
前記マネージメント情報が記録済みの前記光ディスク上のマネージメント情報エリアと当該マネージメント情報に対応する前記データが記録済みのデータ領域とが、前記光ディスク上において物理的に連続して形成されるように当該マネージメント情報及び当該データを記録すると共に、
前記記録フォーマットに則って既に他の前記データが記録されている前記光ディスクに前記記録フォーマットに則って新たな前記データを記録するとき、当該新たなデータに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の前記マネージメント情報エリアに、前記新たなデータに対応する前記マネージメント情報及び前記光ディスク上に既に記録されている前記データに関する前記マネージメント情報を記録することを特徴とする情報記録方法。 - 前記マネージメント情報は、記録される前記データのディレクトリを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報記録方法。
- 光ディスクに記録すべきデータと、当該データに関するマネージメント情報と、を含む記録フォーマットに則って当該データと当該マネージメント情報とを前記光ディスクに記録する情報記録方法であって、
前記光ディスク上においては、前記マネージメント情報が記録済みの前記光ディスク上のマネージメント情報エリアと当該マネージメント情報に対応する前記データが記録済みのデータ領域とが、物理的に連続して形成されるように当該マネージメント情報及び当該データが記録されると共に、
前記光ディスクが未書込みか否かを判定し、
未書込みである前記光ディスクに対しては、前記記録フォーマットに則って、前記データが記録されるべき前記光ディスク上の書込みデータエリアに当該データを記録すると共に、前記データに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の前記マネージメント情報エリアに当該マネージメント情報を記録し、
既に前記データが記録されている前記光ディスクに対しては、前記記録フォーマットに則って、新たな前記データが記録されるべき前記光ディスク上の新たな書込みデータエリアに当該新たなデータを記録すると共に、当該新たなデータに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の新たな前記マネージメント情報エリアに、前記新たなデータに対応する前記マネージメント情報及び既に前記光ディスクに記録されている前記データに関するマネージメント情報を記録することを特徴とする情報記録方法。 - 前記マネージメント情報は、前記データのディレクトリを含むことを特徴とする請求項3に記載の情報記録方法。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の情報記録方法において、
前記記録フォーマットは、前記データの記録終了位置を示すパーティションデータを、当該パーティションデータが対応する前記データ及び当該データが対応する前記マネージメント情報と共に前記光ディスクにおける記録可能領域内に記録するように規定した記録フォーマットであることを特徴とする情報記録方法。 - 光ディスクに記録すべきデータと、当該データに関するマネージメント情報と、を含む記録フォーマットに則って当該データと当該マネージメント情報とを前記光ディスクに記録する情報記録装置であって、
前記マネージメント情報が記録済みの前記光ディスク上のマネージメント情報エリアと当該マネージメント情報に対応する前記データが記録済みのデータ領域とが、前記光ディスク上において物理的に連続して形成されるように当該マネージメント情報及び当該データを記録すると共に、
前記記録フォーマットに則って既に他の前記データが記録されている前記光ディスクに前記記録フォーマットに則って新たな前記データを記録するとき、当該新たなデータに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の前記マネージメント情報エリアに、前記新たなデータに対応する前記マネージメント情報及び前記光ディスク上に既に記録されている前記データに関する前記マネージメント情報を記録する記録手段を備えることを特徴とする情報記録装置。 - 前記マネージメント情報は、記録される前記データのディレクトリを含むことを特徴とする請求項6に記載の情報記録装置。
- 光ディスクに記録すべきデータと、当該データに関するマネージメント情報と、を含む記録フォーマットに則って当該データと当該マネージメント情報とを前記光ディスクに記録する情報記録装置であって、
前記光ディスク上においては、前記マネージメント情報が記録済みの前記光ディスク上のマネージメント情報エリアと当該マネージメント情報に対応する前記データが記録済みのデータ領域とが、物理的に連続して形成されるように当該マネージメント情報及び当該データが記録されると共に、
前記光ディスクが未書込みか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記光ディスクが未書込みであると判定されたとき、前記記録フォーマットに則って、前記データが記録されるべき前記光ディスク上の書込みデータエリアに当該データを記録すると共に、前記データに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の前記マネージメント情報エリアに当該マネージメント情報を記録する一方、
前記判定手段により前記光ディスクに既に前記データが記録されていると判定されたとき、前記記録フォーマットに則って、新たな前記データが記録されるべき前記光ディスク上の新たな書込みデータエリアに当該新たなデータを記録すると共に、当該新たなデータに対応する前記マネージメント情報が記録されるべき前記光ディスク上の新たな前記マネージメント情報エリアに、前記新たなデータに対応する前記マネージメント情報及び既に前記光ディスクに記録されている前記データに関するマネージメント情報を記録する記録手段と、
を備えることを特徴とする情報記録装置。 - 前記マネージメント情報は、前記データのディレクトリを含むことを特徴とする請求項8に記載の情報記録装置。
- 請求項6から9のいずれか一項に記載の情報記録装置において、
前記記録フォーマットは、前記データの記録終了位置を示すパーティションデータを、当該パーティションデータが対応する前記データ及び当該データが対応する前記マネージメント情報と共に前記光ディスクにおける記録可能領域内に記録するように規定した記録フォーマットであることを特徴とする情報記録装置。
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