JP3760818B2 - Frp用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物、塗装方法および自動車反射鏡 - Google Patents

Frp用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物、塗装方法および自動車反射鏡 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一液型でポットライフの制限がなく、しかも密着性、耐熱性に優れたFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物、その塗装方法及びその塗装方法によって塗装された自動車反射鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
繊維強化複合材料(以下「FRP」ともいう)は、軽量で耐食性、耐衝撃性に優れた素材として、自動車反射鏡等の分野を含む広範な用途に使用されている。このような用途として、例えば、自動車反射鏡においては、FRPを用いて成形体の形成がなされ、その表面にアルミニウム等の金属を真空蒸着することによって目的物が作製されている。しかし、このような場合、アルミニウム等の金属を直接FRP成形体に蒸着すると、金属の光輝感がなく、反射鏡として必要な光学特性を確保することができない。このため、金属蒸着の前に、予めFRP表面に下塗り塗料を塗布し硬化させ、光学特性の改善がはかられている。
【0003】
このような目的に使用される下塗り塗料としては、例えば、アクリル系樹脂及び硝化綿系樹脂よりなるラッカー、ウレタン樹脂塗料、アルキド樹脂塗料、紫外線硬化型塗料等の種々のものが知られている。これらのうち、紫外線硬化型塗料は、極めて短時間で硬化するので、生産性の向上、省スペース化等の利点を有しており、FRP用下塗り塗料として好適である。
【0004】
このような紫外線硬化型塗料として、例えば、特願平5−168048号には、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート等の分子内に複数個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物と、イソシアヌレート型ポリイソシアネートとを含有してなる組成物が提案されている。また、他の紫外線硬化型塗料において、シランカップリング剤を添加して塗膜性能を保持させる技術も提案されている。しかしながら、これらはいずれも二液型であるので、必然的にポットライフの制限があった。また、耐熱性が必ずしも充分ではなかった。
【0005】
またラジカル重合性の紫外線硬化型塗料として、例えば、再公表WO95/32250には、分子内に少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物15〜80重量部、油変性アルキド樹脂85〜20重量部及び増感剤2〜15重量部を含有させ、必要に応じて、更に、アミノ樹脂を、上記分子内に少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を有する化合物及び上記油変性アルキド樹脂の合計100重量部に対して、5〜20重量部を含有させる組成物が提案されている。しかしながら、ラジカル重合性の紫外線硬化型塗料は、薄膜時に酸素障害による硬化不良が生じる場合もあり、塗膜の体積収縮による密着力低下等が生じることもあり必ずしも充分ではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の現状に鑑み、一液型でポットライフの制限がなく、しかも充分の密着性、耐熱性を有し、かつ薄膜時にも硬化性良好なFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は、FRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物として、カチオン重合性モノマーおよび又はオリゴマー15〜80重量部、油変性アルキド樹脂85〜20重量部、及び光カチオン重合開始剤0.5〜15重量部を含有させ、必要に応じて、更に、(メタ)アクリロイル基を有する化合物を、上記カチオン重合性モノマーおよび又はオリゴマーと上記油変性アルキド樹脂の合計100重量部に対して、1〜40重量部を含有し、更に光ラジカル重合開始剤0.1〜4重量部含有させるところにある。
【0008】
また本発明は、上記FRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物の塗装方法及びその塗装方法によって塗装された自動車反射鏡にもある。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物(以下「本発明の組成物」ともいう)は、カチオン重合性モノマー及び/またはオリゴマー、油変性アルキド樹脂、及び、光カチオン重合開始剤を必須成分とする。
【0010】
本発明の第一の成分は、カチオン重合性モノマー及び/またはオリゴマーであり、本発明においては、上記カチオン重合性モノマー及び/またはオリゴマーは、紫外線照射によって光カチオン重合開始剤の作用により重合し、硬化して、下塗り塗膜の形成に与かる。
【0011】
上記カチオン重合性モノマー及び/またはオリゴマーとしては、例えば、▲1▼エポキシ基含有化合物、▲2▼アリル基含有化合物、▲3▼ビニル基含有化合物、▲4▼オキセタン化合物等を挙げることができる。
【0012】
上記▲1▼エポキシ基含有化合物としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂、クレゾール−ノボラック型エポキシ樹脂、脂肪族系エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、変性脂環式エポキシ樹脂等が挙げられる。
【0013】
上記エポキシ基含有化合物としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂として、アデカオプトマーKRM−2540(旭電化社製)、アデカオプトマーKRM−2400(旭電化社製)、アデカオプトマーKRM−2405(旭電化社製)、アデカオプトマーKRM2410(旭電化社製)、アデカオプトマーKRM−2510(旭電化社製);ビスフェノールF型エポキシ樹脂としてはアデカオプトマーKRM−2490(旭電化社製);水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂としてはアデカオプトマーKRM−2408(旭電化社製);クレゾール−ノボラック型エポキシ樹脂としてはアデカオプトマーKRM−2650(旭電化社製);脂肪族系エポキシ樹脂としてはアデカオプトマーKRM−2755(旭電化社製)、アデカオプトマーKRM−2750(旭電化社製)、アデカオプトマーKRM−2722(旭電化社製)、アデカオプトマーKRM−2720(旭電化社製)、CAT003(ダイセルUCB社製);脂環式エポキシ樹脂としてはセロキサイド3000(ダイセルUCB社製)、セロキサイド2000(ダイセルUCB社製)、セロキサイド2021A(ダイセルUCB社製)、セロキサイド2021P(ダイセルUCB社製);変性脂環式エポキシ樹脂としては、UVACURE1531(ダイセルUCB社製)、UVACURE1534(ダイセルUCB社製)、UVACURE1533(ダイセルUCB社製)等を挙げることができる。
【0014】
また、上記▲2▼アリル基含有化合物としては、例えば、ジアリルフタレートである。▲3▼ビニル基含有化合物としては、2−エチルヘキシルビニルエーテル、ブタンジオール−1,4−ジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ヘキサンジオールビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、メチルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、プロピレンカーボネートプロペニルエーテル、ビニル-4-ヒドロキシブチルエーテル、ビニルプロピオネート、ビニルカルバゾール、N-ビニルピロリドンである。▲4▼オキセタン化合物としては、例えば、3−エチル−3−ヒドロキシエチルオキセタン、1,4ビス[(3−エチル−3−オキセタニルメトキシ)メチル]ベンゼンである。
【0015】
本発明の組成物は、上記第一の成分であるカチオン重合性モノマー及び/またはオリゴマーを15〜80重量部含有させて構成する。15重量部未満であると耐熱性に劣り、80重量部を超えると密着性が低下するので、上記範囲に限定される。好ましくは、30〜50重量部である。
【0016】
本発明の第二の成分は、油変性アルキド樹脂である。油変性アルキド樹脂は、FRPに対する密着性を付与する。油変性アルキド樹脂としては特に限定されず、例えば、多価アルコールと多塩基酸又はその酸無水物に加えて、更に、変性剤として、油脂又は油脂脂肪酸を使用することによって得ることができるもの等を挙げることができる。
【0017】
使用される油脂又は油脂脂肪酸としては特に限定されず、不乾性油、半乾性油及び乾性油のうちのいずれのものであっても良く、このようなものとしては、例えば、ヤシ油、大豆油、トール油、サフラワー油、アマニ油、キリ油、ヒマシ油、これらの油脂の油脂脂肪酸類等を挙げることができる。
【0018】
本発明においては、上記油変性アルキド樹脂の油長は特に限定されず、短油、中油及び長油のうちのいずれであっても良い。本明細書中、「油長」とは、油の含有量を重量百分率に基づいて表した値をいう。このような油変性アルキド樹脂の具体例としては、例えば、ヤシ油変性アルキド樹脂として、ベッコゾール1323−60−EL(大日本インキ化学工業社製、油長28%);トール油変性アルキド樹脂として、ベッコゾールET−6502−60(大日本インキ化学工業社製、油長65%);大豆油変性アルキド樹脂として、ベッコゾールES−6505−70(大日本インキ化学工業社製、油長65%)、ベッコゾールOD−E−198−50(大日本インキ化学工業社製、油長28%)、ベッコゾールES−4020−55(大日本インキ化学工業社製、油長40%)、ベッコゾールP−470−70(大日本インキ化学工業社製、油長65%);サフラワー油変性アルキド樹脂として、ベッコゾールJ−557(大日本インキ化学工業社製、油長51%);アマニ油変性アルキド樹脂として、ベッコゾール45−163(大日本インキ化学工業社製、油長28%)、ベッコゾールEL−4501−50(大日本インキ化学工業社製、油長45%)、ベッコゾールEL−6501−70(大日本インキ化学工業社製、油長65%)等を挙げることができる。
【0019】
本発明の組成物固形分中の油長は、上記油変性アルキド樹脂の油長、及び、カチオン重合性モノマー及び/またはオリゴマーと上記油変性アルキド樹脂との混合比の、これら2つの要因により決定される。上記油変性アルキド樹脂の油長は、油変性アルキド樹脂を構成する油脂の種類により決定される。
【0020】
本発明の組成物は、上記第二の成分である油変性アルキド樹脂を、85〜20重量部含有させて構成する。85重量部を超えると耐熱性が低下し、20重量部未満であると密着性が劣るので、上記範囲に限定される。好ましくは、80〜50重量部である。
【0021】
本発明の第三の成分は、光カチオン重合開始剤である。光カチオン重合開始剤としては特に限定されず、例えば、CYRACURE6990(ユニオンカーバイド社製)、UVACURE1590(ダイセルUCB社製)、UVACURE1591(ダイセルUCB社製)、サンエイドSI-110(三新化学社製)、サンエイドSI-110(三新化学社製)、サンエイドSI-100L(三新化学社製)、サンエイドSI-80L(三新化学社製)、サンエイドSI-60L(三新化学社製)、アデカオプトマーSP-100(旭電化社製)、アデカオプトマーSP-150(旭電化社製)、アデカオプトマーSP-152(旭電化社製)、アデカオプトマーSP-170(旭電化社製)、アデカオプトマーSP-172(旭電化社製)、等を挙げることができる。本発明においては、これらのうち1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0022】
本発明の組成物は、上記第三の成分である上記光カチオン重合開始剤を、上記第一の成分及び上記第二の成分の合計100重量部に対して、0.5〜15重量部含有させて構成する。0.5重量部未満であると密着性、耐熱性に劣り、15重量部を超えても効果は変わらないが、経済上不利であるので、上記範囲に限定される。好ましくは、0.5〜10重量部である。
【0023】
本発明においては、上記第一〜第三の成分に加えて、必要に応じて、第四の成分として、(メタ)アクリロイル基を有する化合物を含有させて、相溶性、硬化性を更に向上させることができる。
上記(メタ)アクリロイル基を有する化合物としては、例えば、ポリオールと(メタ)アクリル酸とを反応させて得られるもの、分子内に末端イソシアネート基を有する化合物に、水酸基及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物を付加して得られるウレタンアクリレート、エポキシ基又はグリシジル基を有する化合物と(メタ)アクリル酸とを反応させて得られるエポキシアクリレート等を挙げることができる。
【0024】
上記ポリオールと(メタ)アクリル酸とを反応させて得られるものは、オリゴエステルアクリレートである。上記ポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、トリメチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラメチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ネオベンチルグリコール、1,2−ヘキシレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、1,10−デカンジオール、シクロヘキサンジオール、2−ブテン−1,4−ジオール、3−シクロヘキセン−1,1−ジメタノール、テトラヒドロフルフリルアルコール、2−ヒドロキシプロピルアルコール、フェノキシエチルアルコール、4−メチル−3−シクロヘキセン−1,1−ジメタノール、3−メチレン−1,5−ペンタンジオール、(2−ヒドロキシエトキシ)−1−プロパノール、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−ブタノール、5−(2−ヒドロキシエトキシ)−ペンタノール、3−(2−ヒドロキシプロポキシ)−1−ブタノール、4−(2−ヒドロキシプロポキシ)−1−ブタノール、5−(2−ヒドロキシプロポキシ)−1−ペンタノール、1−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−ブタノール、1−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−ペンタノール、水素化ビスフェノールA、グリセリン、ジグリセリン、ポリカプロラクトン、1,2,6−ヘキサントリオール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ペンタントリオール、3−(2−ヒドロキシエトキシ)−1,2−プロパンジオール、3−(2−ヒドロキシブロボキシ)−1,2−プロパンジオール、6−(2−ヒドロキシエトキシ)−1,2−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコール、スピログリコール、2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシプロピロキシフェニル)プロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート、ジ(2−ヒドロキシエチル)−1−アセトキシエチルイソシアヌレート、ジ(2−ヒドロキシエチル)−2−アセトキシエチルイソシアヌレート、マニトール、グルコース等のポリオール類を挙げることができ、更に、これらのポリオール類にエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ε−カプロラクトン、γ−ブチロラクトン等を付加反応させて得られるアルキレンオキサイド変性又はラクトン変性のポリオール;過剰のこれらのポリオール類と多塩基酸又はその酸無水物とを縮合して得られる末端水酸基を有するポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール等をも挙げることができる。
【0025】
上記多塩基酸又はその酸無水物としては特に限定されず、例えば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメット酸、メチルシクロヘキセントリカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ハイミック酸、コハク酸、ドデシニルコハク酸、メチルグルタル酸、ピメリン酸、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、クロロマレイン酸、ジクロロマレイン酸、シトラコン酸、メサコン酸、イタコン酸、テトラヒドロフタル酸、カービック酸、ヘット酸、アコニット酸、グルタコン酸、これらの酸無水物等を挙げることができる。
【0026】
上記第4の成分としては、例えばNKエステルADP−6(新中村化学工業社製)、NKエステルATMM−3L(新中村化学工業社製)、NKエステルAPG−200(新中村化学工業社製)、KAYARAD T−1420(T)(日本化薬社製)、KAYARAD DPHA(日本化薬社製)、等が挙げられる。本発明の組成物は、上記第4の成分である(メタ)アクリロイル基を有する化合物を、上記第一の成分及び上記第二の成分の合計100重量部に対して、1〜40重量部含有させることが好ましい。1重量部未満であると低照射量時の硬化性の改善が充分ではなく、40重量部を超えても低照射量時の硬化性は変わらないが、密着性が低下する。より好ましくは、3〜20重量部である。
【0027】
本発明において、上記第4の成分を加えたときには第5の成分として光ラジカル重合開始剤を含有させる。光ラジカル重合開始剤としては、例えばイルガキュア651(チバスペシャルティ・ケミカルズ社製)、イルガキュア184(チバスペシャルティ・ケミカルズ社製)、イルガキュア1000(チバスペシャルティ・ケミカルズ社製)、イルガキュア907(チバスペシャルティ・ケミカルズ社製)、イルガキュア149(チバスペシャルティ・ケミカルズ社製)、イルガキュア261(チバスペシャルティ・ケミカルズ社製)、イルガキュア1800(チバスペシャルティ・ケミカルズ社製)、カヤキュアDETX−S(日本化薬社製)、カヤキュアEPA(日本化薬社製)、カヤキュアDMBI(日本化薬社製)、等を挙げることができる。本発明においては、これらのうち1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0028】
本発明の組成物は、上記第5の成分である上記光ラジカル重合開始剤を、上記第4の成分である(メタ)アクリロイル基を有する化合物100重量部に対して、0.1〜4重量部含有させて構成する。0.1重量部未満であると密着性、耐熱性に劣り、4重量部を超えても効果は変わらないが、経済上不利であるので、上記範囲に限定される。好ましくは、0.5〜3重量部である。
【0029】
本発明においては、上記第一の成分、第二の成分及び第三の成分に加えて、又は、上記第四の成分、第5の成分を有する場合には、上記第一の成分、第二の成分、第三の成分及び第四の成分、第5の成分に加えて、更に、溶剤、表面調整剤等を添加することができる。
【0030】
上記溶剤は、本発明の組成物を希釈して塗装しやすくする作用を有し、上記溶剤としては特に限定されないが、濡れ性を高めるためには低表面張力溶剤が好ましく、このようなものとしては、例えば、アルコール系溶剤、ケトン系溶剤等を挙げることができ、更に、これらに加えて、蒸発速度やコスト等に鑑み、酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、キシレン等を併用することもできる。なお、上記溶剤の配合量は、必要に応じて増減することができる。
【0031】
上記表面調整剤としては特に限定されず、例えば、フッ素系添加剤、セルロース系添加剤等を挙げることができる。上記フッ素系添加剤は、表面張力を低下させて濡れ性を高めることにより、FRP素材に塗布するときのハジキを防止する作用を有し、具体例としては、例えば、メガファックF−177(大日本インキ化学工業社製)、メガファックF−117(大日本インキ化学工業社製)等を挙げることができる。また、上記セルロース系添加剤は、塗布時の造膜性を付与する作用を有し、流動性を低下させるために数平均分子量15000以上の高分子量品が好ましく、このようなものとしては、例えば、セルロースーアセテート−ブチレート樹脂等を挙げることができる。
【0032】
本発明においては、上記フッ素系添加剤の量が多くなると、蒸着アルミニウムやトップコートとの密着性の低下等をきたし、また、上記セルロース系添加剤の量が多くなると、本発明の組成物の固形分含有量が低下し、塗膜が付着しにくくなるので、上記フッ素系添加剤及び上記セルロース系添加剤を併用することが好ましい。
【0033】
本発明においては、上記表面調製剤の添加量は、上記第一の成分、第二の成分及び第三の成分の三成分の合計、又は、上記第四の成分を有する場合には、これに上記第四の成分を加えた四成分の合計100重量部に対して、上記フッ素系添加剤及び上記セルロース系添加剤の合計量が、0.01〜3.0重量部が好ましい。上記フッ素系添加剤を単独で用いる場合には、0.01〜1.0重量部が好ましく、上記セルロース系添加剤を単独で用いる場合には、0.5〜5.0重量部が好ましい。
【0034】
本発明の組成物を用いて、自動車反射鏡を製造するにあたっては、例えば、FRP成形品を水系洗浄剤で洗浄し、乾燥した後、本発明の組成物を成形品の表面に塗布し、その後、紫外線照射してベースコート層を形成する。
【0035】
上記塗布は、エアースプレー塗装、静電塗装、浸潰塗装等によって行うことができる。上記塗布においては、乾燥膜厚が5〜40μmとなるように行い、上記紫外線照射の前に、60〜130℃で、3〜30分、好ましくは5〜20分の条件で、プレヒートして溶剤を蒸発させる。上記プレヒートの温度が60℃未満であると、耐湿性、耐熱性に劣り、130℃を超えると性能に影響はないが、経済上不利である。
【0036】
上記紫外線照射は、上記プレヒートの後、400〜5000mJ/cm程度の条件で行う。上記紫外線照射によって本発明の組成物を硬化させることができる。上記紫外線照射にあたっては、通常当該分野で用いられているヒュージョンランプ、高圧水銀灯、メタルハライドランプ等を用いることができる。
【0037】
本発明の組成物を塗装し硬化した後、その硬化塗膜の上に、例えば、アルミニウム等の金属を真空蒸着し、必要に応じて、更に、腐食防止のために、蒸着された金属の上にクリヤー塗装を施し、100〜120℃で5〜15分程度の条件で焼き付け、乾燥膜厚3〜20μmのトップコート層を形成することにより、目的物である自動車反射鏡を得ることができる。
【0038】
上記クリヤー塗装に使用されるクリヤー塗料としては、例えば、アクリル系ラッカー塗料、アクリルメラミン硬化系クリヤー塗料、アルミキレート硬化型アクリル系塗料等を挙げることができる。
【0039】
本発明の組成物を適用することができるFRP成形体としては特に限定されず、例えば、ヘッドランプ、テイルランプ、サイドランプ等の目動車反射鏡等を挙げることができ、なかでも、比較的大光量が必要なヘッドランプに好適に用いることができる。
【0040】
上記第一〜第三の成分を含有し、上記第四の成分を含有しない本発明の組成物は、上記自動車反射鏡等のみならず、更に、例えば、オフセット印刷を施した印刷紙等に適用することができ、印刷紙を保護し美粧効果を付与することによってオフセットインキ及び紙との密着性に優れた紙加工品を得ることができる。
【0041】
【実施例】
以下実施例により本発明を具体的に説明するが、これら実施例は一例であって本発明を限定するものではない。なお、以下の実施例中、各成分の配合量は重量部で表した。
【0042】
実施例1〜4、比較例1〜3
表1に示した各成分を、表1に示した重量部配合し、各実施例および比較例のFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物を調整した。なお、比較例3は本発明の第1の成分である、カチオン重合性化合物、および第2の成分である油変性アルキド樹脂の替わりに、(メタ)アクリロイル基を有する化合物とポリイソシアネート(三井化学社製、商品名オレスター2000)とし、光ラジカル重合開始剤であるチバスペシャルティ・ケミカルズ社製イルガキュア651、日本化薬社製カヤキュアDETX−Sを併用した。
【0043】
(FRP製自動車反射鏡の作製)
自動車反射鏡用のFRP成形品をIPA洗浄し、乾燥後、得られた各FRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物を、乾燥膜厚が10〜15μmになるようにその表面にエアースプレー塗装した。その後、80℃で10分の条件でプレヒートして溶剤を除去し、80W/cmのオゾンタイプ拡散型の高圧水銀灯を使用し、1000mJ/cmの照射量で紫外線を照射することによって硬化させ、FRP成形品の表面にベースコート層を形成した。次に、得られたベースコート層の表面にアルミニウムを真空蒸着した後、更に、その上から、ユピカコート3002A(日本ユピカ社製)を20重量部、トルエンを35重量部、ソルベッソ#100を40重重部、n−ブタノールを5重量部の組成によって調製した上塗り塗料を、乾燥膜厚が3μmになるようにエアースプレー塗布し、120℃で10分間の条件で焼き付けてトップコート層を形成し、FRP製自動車反射鏡を作製した。
【0044】
(性能試験評価方法)
得られたFRP製自動車反射鏡を、下記の項目について性能試験を行い、評価した。結果を表1に示した。
1.塗膜外観
外観を目視で観察して虹や白化、クラック、フクレ等の欠陥の有無を検査し、欠陥のないものを〇とし、僅かに欠陥のあるものを△とし、欠陥のあるものを×とした。
2.光沢
目視観察により、光沢の充分なものを〇とし、不充分なものを×とした。
3.密着性
カッターナイフで反射鏡表面を100個の2mm巾の碁盤目に切り、この上からセロハン粘看テープを貼って急速に剥がすことによって、剥離しないで残った碁盤目の数を数えて測定した。100/100残ったものを〇、99/100〜91/100残ったものを△、90/100以下残ったものを×とした。
4.耐湿性
50℃、95RH%の恒温恒湿器に240時間放置し、取り出した後、軽く布でぬぐい、外観及び密着性を上述の方法と同様にして評価した。
5.耐熱性
180℃の熱風循環式乾燥炉の中に96時間放置し、取り出した後、室温まで放冷し、外観及び密着性を上述の方法と同様にして評価した。
6.ポットライフ
40℃で1カ月間保存し、その貯蔵安定性を観察し、粘度変化が著しくなく、ゲルの発生がないものを〇とし、粘度変化が著しいか又はゲルが発生しているものを×と評価した。
7.硬化性(タック感)
下塗り塗膜の紫外線照射により硬化した直後のタック感を、指触にて評価した。タック感の無いものを○として、僅かにタック感があるものを△、タック感が明らかにあるものを×と評価した。
【0045】
【表1】
Figure 0003760818
【0046】
実施例5〜9、比較例4
表2に示した各成分を、表2に示した重量部配合し、各実施例および比較例のFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物を調整した。なお、FRP製自動車反射鏡の作製にあっては、紫外線の照射量を400mJ/cmとした以外は実施例1と同様とした。また性能試験評価においても実施例1と同様に行いその結果を表2に示した。
【0047】
【表2】
Figure 0003760818
【0048】
実施例10〜13、比較例5〜6
表3に示した各成分を、表3に示した重量部配合し、各実施例および比較例のFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物を調整した。なお、FRP製自動車反射鏡の作製にあっては、FRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物の乾燥塗膜の膜厚を、表3に記した膜厚となるように塗装した以外は実施例1と同様とした。また性能試験評価においても実施例1と同様に行いその結果を表3に示した。
【0049】
【表3】
Figure 0003760818
【0050】
【発明の効果】
本発明の組成物は、カチオン重合性モノマー及び/またはオリゴマー化合物、油変性アルキド樹脂、(メタ)アクリロイル基を有する化合物、及び光重合開始剤のそれぞれを特定して構成しているので、一液型でポットライフの制限がなく、外観に優れ、耐熱性、耐湿性及び薄膜時の硬化性も充分であり、かつ密着性に優れており、FRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り用途に好適に使用することができ、また、自動車反射鏡用途に使用した場合、金属光沢、密着性、耐熱性に優れたFRP用金属蒸着を形成することができる。更に、印刷分野に使用して、印刷紙を保護し美粧効果を付与することができる。

Claims (5)

  1. カチオン重合性モノマー及び/またはオリゴマー15〜80重量部、油変性アルキド樹脂85〜20重量部、及び、光カチオン重合開始剤0.5〜15重量部を含有してなることを特徴とするFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物。
  2. カチオン重合性モノマー及び/またはオリゴマー15〜80重量部、油変性アルキド樹脂85〜20重量部、及び、光カチオン重合開始剤0.5〜15重量部を含有し、更に、(メタ)アクリロイル基を有する化合物を、上記カチオン重合性モノマー及び/またはオリゴマーと上記油変性アルキド樹脂の合計100重量部に対して、1〜40重量部を含有し、更に光ラジカル重合開始剤0.1〜4重量部を含有してなることを特徴とするFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物。
  3. 油変性アルキド樹脂が、トール油、ヤシ油、大豆油、サフラワー油、アマニ油、キリ油、ヒマシ油及びこれらの油脂の脂肪酸よりなる群から選択された少なくとも1種によって変性されてなるものである請求項1又は2記載のFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物。
  4. FRP成形体の表面に、請求項1又は2記載のFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物を、乾燥膜厚5〜40μmとなるように塗布した後、60〜130℃の温度で5〜30分間プレヒートし、その後、400〜5000mJ/cmの紫外線を照射することを特徴とするFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物の塗装方法。
  5. 自動車反射鏡用FRP成形体表面に、請求項4記載の塗装方法によって塗装し、硬化させて形成されたFRP用金属蒸着用紫外線硬化型下塗り液状組成物の塗膜上に、金属が真空蒸着され、更に、前記真空蒸着された金属上に、乾燥膜厚3〜20μmのトップコート層が形成されてなることを特徴とする自動車反射鏡。
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