JP3759322B2 - 携帯工具のビット装着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばハンマドリル等の携帯工具にビットをワンタッチで装着するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の携帯工具、例えば、ハンマドリルに対して先端工具としてのビットをワンタッチで装着するための装置としては、例えば、特開平9−70772号公報に開示された態様のものが提供されている。同公報に開示されたものは、図8に示すように、ビット差し込み用の装着孔100が形成されたバレル101の側部に、キー102がビット装着孔100の径方向(図示上下方向)に変位可能に設けられ、該キー102の外周側に規制スリーブ103がバレル101の軸方向に沿って移動可能に設けられるとともに、圧縮ばね104によって図示左方の前進方向にばね付勢されており、さらに、バレル101の先端側に、規制スリーブ103を後退操作するための操作スリーブ105が圧縮ばね106によって図示左方の前進方向にばね付勢されて軸方向に移動可能に設けられている。
【0003】
規制スリーブ103の先端部からほぼ中央部までの内周面に小径のキー規制部103aが、内周面の先端部にテーパ孔状の大径のキー逃がし部103bが連続して形成されている。規制スリーブ103は、キー102の外周側にキー規制部103aを位置させる前進位置と、キー逃がし部103bを位置させる後退位置との間で移動可能となっており、該キー102はキー規制部103aに位置された状態ではその内周側が前記バレル101のビット装着孔100内に突出してビットBのキー溝Baに嵌まり込むように対応し、キー逃がし部103bに位置された状態ではビット装着孔100の径方向外方に後退移動して該ビット装着孔100の内周面と同一面に位置されるように構成されている。
そして、バレル101における前記キー102の後側に位置する部位には規制スリーブ103の前進移動或いは後退位置の位置保持を制御するストッパピン107が設けられている。また、規制スリーブ103の外周軸方向には円形孔110とこれに連続する長溝孔109とがほぼ鍵孔状に形成されている。このストッパピン107はバレル101の径方向に移動可能に設けられるとともにその一方端部が該バレル101の装着孔100内に臨むようにリーフスプリング108により常には付勢され、フランジ部107aを有する段付き状の他方端部が規制スリーブ103に形成した円形孔110或いは長溝孔109内に位置されるようになっている。
しかして、ストッパピン107は、規制スリーブ103が後退端位置にあるとき、その一方端部が該バレル101の装着孔100内に突出されるとともに、フランジ部107aが円形孔110内に位置されて規制スリーブ103の前進移動を阻止し、一方端部が該バレル101の装着孔100に突出しないように押し上げられる(径方向外方に移動する)と、フランジ部107aが円形孔110から脱して該フランジ部107aより小径の軸部107bが長溝孔109内に位置されることによって規制スリーブ103の前進移動を許容するように構成されている。
【0004】
かかる構成にあって、ビットBを装着する場合、操作スリーブ105とともに規制スリーブ103が圧縮ばね104、106に抗して後退位置された状態において、ビットBのキー溝Baとキー102が位置整合させた状態で装着されたときには、該ビットBの差し込み動作によって、ストッパピン107が径方向外方に移動されて、そのフランジ部107aが円形孔110から脱するとともに小径の軸部107bが長溝孔109内に位置されることによって規制スリーブ103の前進移動を許容する。したがって、操作スリーブ105および規制スリーブ103が圧縮ばね104,106により前進位置に移動されるので、キー102が規制スリーブ103のキー規制部103aによって径方向内方に押されてビット装着孔100内に突き出され、ビットBのキー溝Baに嵌まり込んだ状態にロックされ、これによりビットBが抜け不能に装着される。
一方、ビットBを抜き取るために、操作スリーブ105とともに規制スリーブ103を圧縮ばね104、106に抗して後退位置に移動すると、キー102が規制スリーブ103のキー逃がし部103bに位置されて径方向外方(バレル101の径方向外方、以下同じ)に変位可能な状態となり、ビットBをバレル101のビット装着孔100から抜き取ることができる。
そして、ビットBをバレル101のビット装着孔100から抜き取ると、ストッパピン107がリーフスプリング108の付勢力により径方向内方に移動されその一方端部が該バレル101の装着孔100内に突出されるとともに、フランジ部107aが円形孔110内に位置されて規制スリーブ103の前進移動を阻止し、次のビットBの装着動作に対応する構成となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のビット装着装置にあっては、必然的に各部材の組付け、とくに、バレル101とキー102(その装着状態)との関連構成、該キー102と規制スリーブ103(キー逃がし部103bとの対接状態)との関連構成、ストッパピン107と規制スリーブ103の長溝孔109(フランジ部107aと円形孔部との嵌合状態)との関連構成の組付け等にそれぞれ「遊び(ガタ)」が生じた構造となっていた。
ところで、バレル101のビット装着孔100に装着されるビットBは、大別すると、ビット装着孔100に対し差し込む位置が周方向に特定された一か所の位置で行われる縦断面形状の構造をもつビットB、例えば、図10(a)に示すように、円形のビット装着孔100側の内周部の特定位置に形成されたスプライン突条111に対応するスプライン凹条112が形成され、これに対しキー溝Baが形成された縦断面形状の構造をもつビットB(以下、装着時の方向性があるビットBという)と、ビット装着孔100に対し差し込む位置が周方向に特定されず数カ所の任意位置で行われてしまう縦断面形状の構造をもつビットB、例えば、図10(b)及び図11に示すように、六角形のビット装着孔100に対応する縦断面六角形の構造をもつビットB(以下、装着時の方向性がないビットBという)があり、これらのビットB用としてそれぞれの対応のハンマドリルがある。
そして、装着時の方向性があるビットBに対応するハンマドリルに対して上記したビット装着装置をそのまま採用した形態にあっては、仮に、装着時の方向性があるビットB或いは装着時の方向性がないビットBを該ビットBのキー溝Baと装置側のキー102とが位置整合されていない状態で差し込んだとしても、前述した装着時の方向性の構成(この場合は装置側の構成)から何れも差し込むことができないので、不具合は生起しない。
ところが、装着時の方向性がないビットBに対応するハンマドリルに対して上記したビット装着装置をそのまま採用した形態にあっては、この形態に対応するする装着時の方向性がないビットBを該ビットBのキー溝Baと装置側のキー102とが位置整合されていない状態で差し込むことが可能であり、同状態で誤って該ビットBを差し込んだ場合、このビット装着装置は前述したように、バレル101、キー102、規制スリーブ103、ストッパピン103、円形孔110の相互の組付け等に「遊び(ガタ)」があることに起因して、上記各部材が次に示すように動作されてしまう。
すなわち、ビットBの差し込み動作によって、ストッパピン107が径方向外方に移動され、ストッパピン107のフランジ部107aが円形孔110内より外れて前述したように規制スリーブ103及び操作スリーブ105の前進移動を許容する。
すると、前記したようにキー102と規制スリーブ103との間に「遊び(ガタ)」が生じているため、その「遊び(ガタ)」に応じて規制スリーブ103が前進され、図9(a)(b)に示すように、ストッパピン107の軸部107bが長溝孔109内に臨むとともに、そのフランジ部107aの一部が該長溝孔109を形成した規制スリーブ103の外周面に乗り上げてしまい、ストッパピン107の径方向内方への移動が阻止されてしまうため、規制スリーブ103がいつでも前進する状態となってしまう。
そして、ビットBを装着のやり直しのために抜き取ると、規制スリーブ103及び操作スリーブ105は圧縮ばね104及び106によって前進位置に移動されてしまう。
したがって、該規制スリーブ103が前進位置に位置する状態では、キー102の外周側にキー規制部103aが位置するのでキー102は径方向外方へ変位できず、従ってビットBをビット装着孔100内に差し込むことができず、このため、装着のやり直しのためにビットBを再度装着する場合には必ず操作スリーブ105を後退操作して規制スリーブ103を後退させ、これによりキー102の外周側にキー逃がし部103bを位置させて該キー102が径方向外方へ変位可能な状態にする必要があり、この点でビット装着時の操作が面倒であり、結果的に、装着時の方向性がないビットBに対応するハンマドリルに対して上記したビット装着装置をそのまま採用することができないという問題点を生起するものであった。
【0006】
そこで、本発明は、規制スリーブの後退操作をすることなくビットをワンタッチで装着できるとともに、該ビットのキー溝とキー手段との位置が整合されていない状態で装着された場合でも、そのやり直しのための再度の装着に際して該規制スリーブの後退操作を要すことなくビットを簡単に装着することができるビット装着装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の発明は、軸方向に形成された装着孔にビットが差し込まれるバレルと、
該バレルに対し装着孔の径方向への変位可能に設けられ、径方向内方に変位して装着孔内膨出することにより前記ビットのキー溝に係合して該ビットを抜け出し不能に保持するキー手段と、
前記バレルに対し軸方向への移動可能に設けられ、前進位置で前記キー手段の径方向外方への変位を規制して前記キー溝に対する係合状態を保持し、後退位置で前記キー手段の径方向の外方への変位を許容して前記ビットをバレルの装着孔から抜き出し可能とする規制スリーブと、
前記ビットが前記装着孔から抜き出されると該装着孔内に突き出された状態保持されて前記規制スリーブの前進を規制する一方、ビットが装着孔に差し込まれると該ビットにより装着孔内から避退された状態が保持されて前記規制スリーブの前進を許容するストッパ手段とを備え、
前記キー手段は、前記規制スリーブが後退位置にあるとき、前記バレルの装着孔に対し常には膨出可能でかつ前記規制スリーブに対し該装着孔側への膨出可能量に対応する量のみ径方向外方への変位可能に組み込まれ、前記ビットのキー溝とキー手段とが整合位置されていない状態でのビットの差し込みに際し、前記膨出可能量のみ径方向外方に移動して該規制スリーブの前進を規制するとともに該後退位置を維持する構成としたことを要旨とする。
【0008】
上記構成によれば、ビットのキー溝とキー手段とが位置整合する状態でビットを装着した場合、キー手段がビットのキー溝に係合され、かつ規制スリーブが前進して該キーの径方向外方への変位を阻止することにより該キー手段のキー溝に対する係合状態が保持され、これによりビットが抜け不能に装着される。そして、ビット取り外し時において、規制スリーブを後退させると、キー手段が径方向外方へ変位可能になるのでビットを抜き出すことができる。
【0009】
ビットを抜き出すと、ストッパ手段により規制スリーブが前進不能に保持されるので、キー手段はそのまま径方向外方に変位可能な状態に保持され、従って常時ビットを差し込み可能な状態に保持される。このため、次にビットを装着する際には、規制スリーブを後退操作する必要がなく、規制スリーブを何ら操作することなくビットをバレルに差し込むと、ストッパ手段による規制スリーブの前進阻止状態が解除されるので、該規制スリーブが前進されるとともに、キー手段がビットのキー溝に係合され、従ってビットが抜け不能に装着される。
【0010】
そして、ビットのキー溝とキー手段とが位置整合しない状態でビットを装着した場合、キー手段にビットのキー溝が対向(位置)していないため、該キー手段が規制スリーブに対する膨出可能量のみ径方向外方に移動して該規制スリーブの後退位置を維持する。これにより、ビットを一旦抜き出しても規制スリーブは常時ビットを差し込み可能な状態に保持され、再度の装着動作に対応するものである。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、ビットを装着する際に、規制スリーブをいちいち後退させる操作が不要になりより簡単にビットの装着を行うことができることは勿論のこと、ビットのキー溝とキー手段とが位置整合されていない状態で装着した場合、その装着に拘わらず規制スリーブを動作することなく、ビットを一旦抜き出して装着しなおすという、再度の装着動作にそのまま対応することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて例示する。以下説明する実施例では、携帯工具の一例としてハンマドリルに適用した場合について説明する。
【0013】
図1及び図2において、1はハンマドリル本体のケースを示しており、このケース1の先端円筒部の内周側にバレル2が軸受3を介して回転可能に支持されている。バレル2は略筒形状をなすもので、本体に内蔵されたモータ(図示省略)駆動源として回転されるとともに、その後端部にはストライカ4が軸方向に移動可能に挿入され、このストライカ4は同じく前記モータを駆動源とする殴打機構(図示省略)によりその後端面が殴打され、これにより間接的にバレル2内に装着されたビットBの後端面が殴打されるようになっている。
【0014】
さて、バレル2の内周はビットBを差し込むための装着孔2a(以下、単に内周側ともいう)とされており、この装着孔2aは前記ストライカ4の部位からほぼ中央部位までを縦断面円形に形成するとともに一部をスプライン孔とし、この中央部位(スプライン孔の前側)から前側部にかけて前記円形部位を内接円とする縦断面六角形状に形成されている。そして、この装着孔2aに装着されるビットBは、同装着孔2aに対応するように、例えば、図11に示すように、ほぼ後端部が小径の縦断面円形状に、中間部が後述する六角形の内接円とする縦断面円形状に、中間部からほぼ前側にかけて縦断面六角形状に形成(装着時の方向性がない形態)されている。
【0015】
この装着孔2aの軸方向ほぼ先端部寄りであって、図1に示すように周方向の1箇所には、図示するように縦断面円形状の円柱体をなすローラキー等のキー手段5が配置されている。キー手段5はバレル2の径方向に変位可能に設けられており、径方向内方に変位してバレル2の装着孔2a内に突き出され、径方向外方に変位して該バレル2の装着孔2a内に突き出さない状態とされている。なお、キー手段5を保持すべくバレル2の周面に形成した保持孔2bは、キー5が装着孔2a内に必要以上に突き出されないように、若しくは装着孔2a内に脱落しないようにするため、その形状(本実施の形態では対向する上下部が開放された球面状)が適切に設定されている。
【0016】
また、このバレル2の周面であって前記スプライン孔部位には窓部2cが形成され、この窓部2c内にはストッパ手段としての後述する段付き頭部6を有するストッパピン7が該バレル2の内周側2aに差し込まれるビットBにより径方向外方に移動可能に挿通状態で取付けられている。
【0017】
次に、バレル2の外周側には円環形状をなす規制スリーブ8が軸方向に移動可能に支持されている。この規制スリーブ8の内周はほぼ先端部側(図において左側)が段付き形成されて、大径のキー規制部8aと、その前側がより大径のキー逃がし部8bと、そのキー規制部8aと大径のキー逃がし部8bとの段差面部位はほぼ45度のテーパ面8cとなしている。
【0018】
そして、図5に示すように規制スリーブ8が前進位置に位置する状態では、キー手段5の外周側にキー規制部8aが位置され、これによりキー手段5の内周側がバレル2の装着孔2a内に突き出された状態に保持され、キー手段5の突き出し部分がビットBの断面円形状の部位から断面六角形状の部位にわたって形成されたキー溝Baに嵌まり込んで当該ビットBの抜け止めがなされる。
【0019】
一方、図1及び図4に示すように規制スリーブ8が後退部位置に位置する状態ではキー手段5が径方向外方に変位可能となり、規制スリーブ8のテーパ面8cが該キー手段5の外周側に当接位置され、これによりキー手段5の内周側がバレル2の装着孔2a内に若干膨出されかつキー逃がし部8bとの間に該キー手段5の前記膨出量に対応する空間部が形成される状態に保持されて、装着孔2a内に突き出されない状態が許容(若干膨出された状態)され、ビットBを差し込みまたは抜き出し可能となる。
【0020】
また、規制スリーブ8のほぼ後端部側の外周は前記ほぼ先端部側より小径に形成されるとともに、前記ストッパピン7に対応する部位には該ストッパピン7を主体とするストッパ手段が構成されている。すなわち、図3によく示されているように規制スリーブ8の周面の1箇所には該規制スリーブ8の軸方向に沿いかつ該ストッパピン7の軸径に等しい幅の長溝孔9aと、この長溝孔9aの先端部(図では左側)にはそのストッパピン7の段付き頭部6の径より若干大径の円形孔9bがほぼ鍵孔状態で連続して形成されている。
【0021】
そして、前記長溝孔9aまたは円形孔9b内にストッパピン7が挿入されている。このストッパピン7の段付き頭部6は、円形孔9b内には挿通可能であるが長溝孔9a内には挿通不能な径で形成され、その軸部は前記長溝孔9aを挿通可能な径で形成されるとともに該軸部先端は鋭角状に尖らせている。
【0022】
前記バレル2の窓部2c内に挿通されたストッパピン7の外周側にはリング形のリーフスプリング10が装着されており、このリーフスプリング10によってストッパピン7は常に径方向内方に向けて付勢されている。なお、ストッパピン7はビットBが抜き出されたときにストッパピン7の先端が装着孔2a内に必要以上に突き出したり、または装着孔2a内に脱落しないように、その段付き頭部6の下面がバレル2外周面に接する構成とされている。
【0023】
また、前記長溝孔9aと円形孔9bが形成された部位、すなわち、バレル2においては、円形孔9bが形成された部位が該段付き頭部6の厚さとほぼ等しい肉厚部11aにかつその上面を偏平上面11aに形成され、また、長溝孔9aが形成された部位が前記肉厚部より厚くするとともに該円形孔9b部位から斜面11bを介して前記偏平上面11aより高くなした偏平上面11cに形成されている。
【0024】
しかして、図5に示すように規制スリーブ8が前進位置に位置する状態において、ストッパピン7は、その軸部が長溝孔9a内に位置されて段付き頭部6が長溝孔9aにおける斜面11bから偏平上面11cに位置されるので、リーフスプリング10の付勢力に抗してバレル2の径方向外方に移動されて該バレル2の内周側2aに突き出さない状態に保持され、一方、図4に示すように規制スリーブ8が後退位置に位置されて、ビットBが一定量抜き出されると、リーフスプリング10の付勢力によってバレル2の径方向内方に移動されてその段付き頭部6が円形孔9b内に位置されその先端部がバレル2の内周側2aに突き出した状態となる。これによって、規制スリーブ8は前進不能となり後退位置に保持される。そして、規制スリーブ8が後退位置に保持された状態では、キー手段5は常時径方向外方に若干の変位可能な状態に保持され、従ってビットBをいつでも差し込み可能な状態に保持される。
【0025】
次に、上記規制スリーブ8とバレル2との間には、それぞれフランジ12,13を介して圧縮ばね14が介装されており、これにより規制スリーブ8は常時前進側に付勢されている。このため、前記規制スリーブ8の前進不能状態はこの圧縮ばね11の付勢力に抗して保持される。
【0026】
バレル2の先端部とケース1との間には操作スリーブ15が軸方向へ移動可能に支持されている。この操作スリーブ15は前記規制スリーブ8と一体状に形成されていて、規制スリーブ8とともに常時前進側に付勢されている。
【0027】
以上のように構成された本例のビット装着装置によれば、図5に示すビット装着状態においては、図11に示すビットBにあってそのキー溝Baとキー手段とが位置整合された状態でバレル2の装着孔2aに差し込まれて該キー手段5がビットBのキー溝Baに嵌まり込み、かつ操作スリーブ12が圧縮ばね14により前進位置に位置し、また規制スリーブ8も前進位置に位置することにより、キー手段5の外周側には規制スリーブ8のキー規制部8aが位置されるので、該キー手段5は径方向外方への変位が規制され、これによりキー手段5はビットBのキー溝Baに嵌まり込んだ状態に維持され、従ってビットBが抜け不能に装着されている。
【0028】
このビット装着状態において、規制スリーブ8が前進位置に位置しているので、ストッパピン7はリーフスプリング10の付勢力に抗してバレル2の径方向外方に移動されてその軸部が長溝孔9a内に位置されるとともに段付き頭部6が長溝孔9aにおける斜面11bから偏平上面11cに位置されるので、該バレル2の内周側に突き出さない状態に保持される。
【0029】
これに対して、ビットBを抜き出す際には、操作スリーブ15を圧縮ばね14に抗して後退操作すると、規制スリーブ8もともに後退する。この規制スリーブ8の後退過程において、ストッパピン7の軸部が長溝孔9aから円形孔9bに位置されるとともに、その段付き頭部6も円形孔9bの上方に位置されるので、該ストッパピン7がリーフスプリング6によってバレル2の径方向内方に移動されてその段付き頭部6が円形孔9b内に位置されるとともに、その先端部がバレル2の内周側2aに突き出した状態となる。そして、規制スリーブ8がさらに後退されると、キー手段5の外周側には規制スリーブ8のキー逃がし部8bとテーパ面9cが位置されるので、該キー手段5の径方向外方への変位が許容され、これによりビットBを装着孔2aから抜き出すことができる。
【0030】
このように、ビットBを抜き出すと前述したように、ストッパピン7によって規制スリーブ8は前進できずそのまま後退位置に保持され、従ってキー手段5の外周側にはキー逃がし部8bと及びテーパ面8cが位置される状態に保持され、ひいてはキー手段5が径方向外方へ該テーパ面8cに当接されるまでの変位可能な状態に保持される。このことから、次にビットBを装着する際に、再度操作スリーブ15、すなわち、規制スリーブ8を後退操作する必要がない。
【0031】
操作スリーブ12を後退操作することなく、ビットBをバレル2の装着孔2a内に差し込むと、ビットBの差し込み側先端により装着孔2a内に突き出したストッパピン7がリーフスプリング10の付勢力に抗してバレル2の径方向外方に移動されて円形孔9bから外れると、規制スリーブ8が圧縮ばね14により前進位置に戻ろうとし、キー手段5がビットBのキー溝Bas位置整合されているためテーパ面8cにより押されて該ビットBのキー溝Ba内に嵌まり込み、規制スリーブ8は前進位置に移動する。この規制スリーブ8の動作によりストッパピン7の軸部が長溝孔9a内に位置されるとともに段付き頭部6が長溝孔9aにおける斜面11bから偏平上面11cに位置されるので、該バレル2の内周側に突き出さない状態に保持される。
【0032】
すると、キー手段5の外周側にはテーパ面8cからキー規制部8aが位置されるので、キー手段5はその径方向外方への変位が阻止される。従って、キー手段5がビットBのキー溝Ba内に嵌まり込んだ状態にロックされ、これにより図5に示すようにビットBが抜け不能に装着される。
【0033】
このように、ビットBの抜き出し時には操作スリーブ15、すなわち規制スリーブ8を後退操作する必要があるが、操作スリーブ15の後退操作に伴い規制スリーブ8が後退され、かつビットBが抜き出されると、ストッパ手段としてのストッパピン7により規制スリーブ8の前進が阻止されるので、常時ビットBを差し込み可能な状態に保持され、これにより次にビットBを装着する際には操作スリーブ15を後退操作することなく、ビットBを装着孔2aに差し込むことができ、かつ差し込まれるとストッパピン7による規制スリーブ8の前進阻止状態が自動的に解除されて、ビットBが抜け不能に装着されるので、従来に比してビット装着時の操作性がよくなる。
【0034】
そして、前述したように常時ビットBを差し込み可能な状態に保持、すなわち、図1に示すように、規制スリーブ8が後退位置にありかつストッパピン7によりその後退位置が保持され、キー手段5がその内周側をバレル2の装着孔2a内に若干膨出され外周側を規制スリーブ8のキー逃がし部8bと若干の空間を持った状態でテーパ面8cに位置されて径方向外方への若干の変位が許容された状態にあって、バレル2に対する装着時の方向性がない本例の図11に示すビットBにおいて、該ビットBのキー溝Baとキー手段5とが位置整合されていない状態でビットを装着した場合、ビットBの差し込みによってストッパピン7が前述のようにしてリーフスプリング10に付勢力に抗してバレル2の径方向外方に移動されてその段付き頭部6が円形孔9bの上方に上がった状態となり、前述のように規制スリーブ8の前進動作を許容しようとする。(図6参照)
【0035】
しかし、キー手段5は規制スリーブ8に対してテーパ面8cに当接してその内周側がバレル2の内周側2aに若干膨出された状態からバレルの断面円形上の部位及び断面六角形状部位に当接されて径方向外方へその膨出量分だけ移動されることになり、その内周側がテーパ面8cからキー逃がし部8bに当接されてそれ以上の径方向外方への移動が阻止される。すなわち、規制スリーブ8に対してテーパ面8cからその膨出量分だけキー逃がし部8bに位置されて該規制スリーブ8の前進動作を阻止することになって、この状態を維持する。(図6参照)
【0036】
この場合、規制スリーブ8はキー手段5がテーパ面8cからキー逃がし部8bに位置されることによって若干後方に移動されて前述の状態を維持する。
【0037】
この状態は、キー手段5がビットBのキー溝Baに嵌まり込まず、規制スリーブ8、すなわち、操作スリーブ15が前進されないため、ビットBのキー溝Baとキー手段5とが位置整合されていない状態でビットを装着したことが認識できる。(図6参照)
【0038】
そして、上記状態において、再度の装着動作のために、ビットBを抜き出すと、図7に示すように、規制スリーブ8が圧縮ばね14により常に前進側に付勢されているにも拘わらず、キー手段5によりその前進が阻止されているため、ストッパピン7がリーフスプリング10の付勢力によってバレル2の径方向内方に移動され、その段付き頭部6が斜面11bに載ることなく円形孔9b内に位置されるとともに先端部がバレル2の内周側に突き出した状態となり、該規制スリーブ8の前進移動を完全に阻止する。
【0039】
一方、規制スリーブ8が圧縮ばね14により常に前進側に付勢されていることによって該規制スリーブ8が前記の若干後退した分前進され、それ以上の前進が前述のように阻止されるので、これによって、キー手段5は規制スリーブ8のキー逃がし部8bからテーパ面8cに位置されるとともに、その移動分だけバレル2の内周側2aに若干膨出される。
【0040】
この場合も、規制スリーブ8の前進動作を阻止して該規制スリーブ8及びキー手段5を、常時ビットBを差し込み可能な状態に保持することができるため、ビットBのキー溝Baとキー手段5とが位置整合されていない状態でビットを装着した場合の再度の装着動作を簡易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビット装着前の状態におけるビット装着装置の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】ストッパ手段を示す平面図である。
【図4】ビット抜き出し時におけるビット装着装置の縦断面図である。
【図5】ビット装着状態におけるビット装着装置の縦断面図である。
【図6】ビットBのキー溝Baとキー手段5とが位置整合されていない状態のビット装着装置の縦断面図である。
【図7】同じく、ビット装着前(抜き出し時)におけるビット装着装置に縦断面図である。
【図8】従来のビット装着状態におけるビット装着装置の縦断面図である。
【図9】(a)は図8に示す従来の規制スリーブの平面図、(b)は(a)におけるC−C線断面図である。
【図10】(a)は装着時の方向性があるビットBの縦断面図、(b)は装着時の方向性がないビットBの縦断面図である。
【図11】装着時の方向性がないビットBを示す一部破断の斜視図である。
【符号の説明】
2 バレル
5 キー手段
7 ストッパピン
8 規制スリーブ
B ビット
Ba キー溝

Claims (1)

  1. 軸方向に形成された装着孔にビットが差し込まれるバレルと、
    該バレルに対し装着孔の径方向への変位可能に設けられ、径方向内方に変位して装着孔内膨出することにより前記ビットのキー溝に係合して該ビットを抜け出し不能に保持するキー手段と、
    前記バレルに対し軸方向への移動可能に設けられ、前進位置で前記キー手段の径方向外方への変位を規制して前記キー溝に対する係合状態を保持し、後退位置で前記キー手段の径方向の外方への変位を許容して前記ビットをバレルの装着孔から抜き出し可能とする規制スリーブと、
    前記ビットが前記装着孔から抜き出されると該装着孔内に突き出された状態保持されて前記規制スリーブの前進を規制する一方、ビットが装着孔に差し込まれると該ビットにより装着孔内から避退された状態が保持されて前記規制スリーブの前進を許容するストッパ手段とを備え、
    前記キー手段は、前記規制スリーブが後退位置にあるとき、前記バレルの装着孔に対し常には膨出可能でかつ前記規制スリーブに対し該装着孔側への膨出可能量に対応する量のみ径方向外方への変位可能に組み込まれ、前記ビットのキー溝とキー手段とが整合位置されていない状態でのビットの差し込みに際し、前記膨出可能量のみ径方向外方に移動して該規制スリーブの前進を規制するとともに該後退位置を維持する構成とした携帯工具のビット装着装置。
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