JP2646050B2 - 扉の錠装置 - Google Patents

扉の錠装置

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JP2646050B2
JP2646050B2 JP3358965A JP35896591A JP2646050B2 JP 2646050 B2 JP2646050 B2 JP 2646050B2 JP 3358965 A JP3358965 A JP 3358965A JP 35896591 A JP35896591 A JP 35896591A JP 2646050 B2 JP2646050 B2 JP 2646050B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機、ロッカー等
の扉に取付けられる扉の錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動販売機の扉の錠装置が泥棒に
よって破壊されているという事件が起こっている。けだ
し、自動販売機には常に多額のお金が入っているからで
ある。
【0003】しかして、泥棒が扉の錠装置を破壊する方
法としては、たとえば錠装置を構成するシリンダー錠の
鍵穴(鍵用切欠部)にドリルを差し込み、ラッチ機構を
破壊すると言う手口を上げることができる。
【0004】そこで、現在、このような手口を用いる泥
棒に対する具体的な対策が要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の欠点に鑑み、泥棒がラッチ機構を容易に破壊する
ことができないような扉の錠装置を得ることである。ま
た錠装置を構成する錠把手が扉にやや面一状態に取付け
られた錠筐体から突出しないことである。また前記錠装
置の解錠操作の際に、錠把手が錠筐体からスムースに飛
び出すことができることである。さらに、錠把手が飛び
出しの状態に於いて、シリンダー錠を錠把手から簡単に
取り外すことができることも従属的に発明の目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の扉の錠装置は、
嵌合凹所15を有する錠筐体11と、この錠筐体に内装
されると共に後端部28dが該錠筐体の後部から突出す
るスリーブ状ロック部材28と、このロック部材28の
一部28aを入れることができる挿入胴部22及び前記
嵌合凹所に錠筐体の表面と略同一になるように嵌合する
把手部23とを有する錠把手21と、錠筐体11内に設
けられ、かつ、錠把手を常時飛び出し方向へ付勢するバ
ネ部材30と、錠把手の嵌合孔24に表面が略突出しな
いように嵌め込まれたシリンダー錠31と、このシリン
ダー錠の駆動体33の駆動軸33aが嵌合すると共に、
錠把手に設けられたラッチ27と係合するように錠把手
に内装された回動杆26とを備え、前記シリンダー錠の
外筒体32の後端面から突出する駆動体33に、該駆動
体に形成された鍵用切欠部37内に嵌入し、かつ、シリ
ンダー錠に挿入された鍵36の挿入部36aと対向する
障害部39bを有するドリル用障害片39を係合装着し
たことを特徴とする。
【0007】上記構成に於いて、錠把手21の挿入胴部
22内には、該挿入胴部の内周壁と隔離し、かつ、挿入
胴部と一体に設けられたラッチ取付部25が設けられ、
またシリンダー錠31は、錠把手21に枢支されたラッ
チ部材40の回動操作により着脱自在に係脱することを
特徴とする。
【0008】そして、本発明の構成上の主要部は、例え
ばシリンダー錠の外筒体32Bの後端面から突出する駆
動体33Bに、駆動体に形成された鍵用切欠部37B内
に嵌入し、かつ、シリンダー錠に挿入された鍵36の挿
入部36aと交差するドリル用障害ピン39Bを固定的
に設けたことにより、またシリンダー錠の外筒体32の
後端面から突出する駆動体33Cに、駆動体に形成され
た鍵用切欠部37C内に埋められ、かつ、シリンダー錠
に挿入された鍵36の挿入部36aと対向するドリル用
障害片39Cを設けることにより、さらには、回動杆D
の嵌合孔にドリル障害板39Dを嵌入することにより、
特定発明と同一の課題を達成することができる。
【0009】
【作用】泥棒が自動販売機からお金を盗もうとし、錠装
置のシリンダー錠の駆動体の鍵用切欠部(鍵穴)にドリ
ルを挿入したと仮定する。
【0010】しかして、ドリルで鍵用切欠部を削って行
っても、ドリルの先端部は上下動ラッチ用の回動杆の前
方あるいは内部で必ずドリル用障害片等と突き当たる。
したがって、泥棒はラッチ機構を容易には破壊すること
ができない。
【0011】なお、錠装置を解錠操作するときは、まず
錠筐体から錠把手をバネ部材のバネ力を利用して所要量
飛び出させる。次に錠把手のラッチ部材を指で操作しな
がら、該錠把手から鍵を介してシリンダー錠を引き抜
く。
【0012】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を詳細
に説明する。
【0013】図1ないし図10は本発明の第1実施例で
ある。Xは自動販売機、ロッカーなどの扉10に扉の表
面10aと略同一面になるように取付けられる扉の錠装
置である。この錠装置Xは、基本的には扉10に固定的
に取付けられる錠筐体11と、この錠筐体11に把手部
の表面が錠筐体の表面と同一になるように格納される錠
把手21と、この錠把手に錠の表面が錠把手の表面と略
同一になるように格納されるシリンダー錠31との組み
合せから成る。そこで、これらの基本的部材11、2
1、31についてさらに詳しく説明する。
【0014】まず錠筐体11に於いて、12は周壁がト
ラック状に形成された嵌合取付部、13は取付部12の
前端部に突壁状に周設されたフランジ部、14は嵌合取
付部の後端部の上方寄りの位置に円筒状に突出形成され
た筒状突出部、15は嵌合取付部およびフランジ部の前
面部に昔の鍵穴状に形成された嵌合凹所、16は嵌合凹
所15と直交して連通するように嵌合取付部12および
筒状突出部14に貫設された嵌合孔、17は嵌合取付部
の前記嵌合孔が形成された内壁の適宜部位に形成された
後述するラッチ部材収納用の収納溝、18は筒状突出部
14の周壁面の下方に形成された後述する上下動ラッチ
と係合する係合孔である。
【0015】次に錠把手21に於いて、22は錠筐体1
1の嵌合取付部12の嵌合孔16に遊嵌合する円筒状の
挿入胴部、23は嵌合凹所15に嵌入する把手部で、こ
の把手部23と前記挿入胴部22は全体としてL型状に
一体成形されている。
【0016】24は挿入胴部22内の前方部に形成され
たシリンダー錠31の嵌合孔、25は図4で示すように
同じく挿入胴部22内の後方部に下方の一部を除いて挿
入胴部22の内周壁と隔離し、かつ、挿入胴部と一体に
設けられたラッチ取付部、26はラッチ取付け部25に
その軸方向に形成された嵌合孔と嵌合しかつ角型嵌合孔
を有する筒状回動杆、27はラッチ取付部25の後端部
に嵌合し、かつ、前記回動杆26の回動により上下動す
る上下動ラッチである。
【0017】28はたとえば錠把手21の挿入胴部22
の内周壁とラッチ取付部25の外周壁との間に形成され
た空間的に組み込まれ、かつ、後端部が前述した錠筐体
11の筒状突出部14から突出するスリーブ状ロック部
材である。
【0018】29は下端部が上下動ラッチ27のバネ収
納部に収納され、一方、他端部がスリーブ状ロック部材
28のスリーブ28aに形成された軸方向切欠部28b
を通って挿入胴部の内壁と圧接する上下動ラッチ用の圧
縮バネである。
【0019】30は挿入胴部22のラッチ取付部25の
後端面とスリーブ状ロック部材28の鍔状ストッパー壁
28cとの間に介装され、かつ、後述する鍵でシリンダ
ー錠31を解錠操作すると錠筐体11から錠把手21を
所要量飛び出すように付勢するバネ部材である。
【0020】なお、前記スリーブ状ロック部材28の後
端部にはオネジ28dが形成され、このオネジ28dと
螺合する固着具を用いて図示しない長板状のロック板が
固定的に取付けられる。
【0021】次に図示しないピンタンブラー等を内蔵す
るシリンダー錠31に於いて、32は外周囲の一部にオ
ネジ32aを有する外筒、33は後端部に前述した回動
杆26に嵌入する角型状の駆動軸33aを有する駆動
体、34は外筒32に嵌合しかつテーパ状の切欠面34
aを有するリング状スペーサ、35は外筒32のオネジ
32aと螺合し、かつ、後述するラッチ部材と係合する
係合リングである。なお、36は普通の一般的な鍵であ
る。
【0022】しかして、シリンダー錠31の駆動体33
には図4および図5で示すように軸方向に鍵36の挿入
部36aと嵌り合う鍵用切欠部37が形成されている。
この切欠部37は、本実施例では半径方向に切欠されて
いると共に、駆動軸33aの後端部まで形成されてい
る。そして、図5で示すように駆動体33の前記外筒体
32から貫通状態に突出する駆動嵌合部33bの突出後
端部には周溝38が形成されている。
【0023】39は前記駆動体33の駆動嵌合部33b
の周溝38に嵌着されると共に、鍵用切欠部37を介し
てシリンダー錠31に挿入された鍵36の挿入部36a
と対向するドリル用障害片である。このドリル用障害片
39は、本実施例ではシリンダー錠31の外筒32から
駆動体33が抜けないよう、いわゆるリテーナー(抜け
出し防止部材)の役割を果す。
【0024】しかして、ドリル用障害片39は、図7お
よび図8で示すように半円状の係合部39aと、この係
合部39aの中央部の内側から鍵用切欠部37に嵌入す
ることができるように延設された障害部39bとから成
り、前記障害部39bは進入して来るドリルの先端部を
中心部に集めることができるように湾曲状に形成されて
いる。なお、ドリル用障害片39は超硬合金を素材とす
るか、またはドリルで簡単に削られないような硬さまで
焼入れがなされている。
【0025】次に40は錠把手21に枢支されかつシリ
ンダー錠31の係合リング35と係脱するラッチ部材で
ある。このラッチ部材40は錠把手の挿入胴部22の前
方部に形成された切欠部22aに設けられている。ラッ
チ部材40は枢支ピン41を介して錠把手の挿入胴部2
2の外周部に突出形成された対向する軸受部22b、2
2bに軸支され、かつ、枢支ピン41に巻装されたバネ
部材42により常時一方向に付勢されている。またラッ
チ部材40は全体としてブロック状に形成され、その外
側後端部には指の爪が係合する突起状部40aが形成さ
れ、一方、内側先端部には錠把手の挿入胴部22の内周
壁からテーパ状に突出する係合爪部40bが形成されて
いる。
【0026】上記構成に於いて、まず錠装置Xの錠筐体
11、錠把手21およびシリンダー状31の関係につい
て説明する。
【0027】しかして、図4で示すように錠筐体11の
嵌合孔16に錠把手21が嵌合し、かつ、錠把手21の
嵌合孔24に格納されたシリンダー錠31が施錠状態に
なっている時は、上下動ラッチ27は圧縮バネ29のバ
ネ力により錠筐体11の係合孔18と係合している。こ
の場合錠把手21を付勢するバネ部材30は収縮してい
る。
【0028】そこで、シリンダー状31の鍵用切欠部3
7(鍵穴)に鍵36を差し込み駆動体33を回転して解
錠操作をすると、駆動体33の駆動軸33aにより回動
杆26が回転し、上下動ラッチ27は圧縮バネ29のバ
ネ力に抗して係合解除の方向へ移動し、錠筐体11の係
合孔18から外れる。そうすると、錠把手21はバネ部
材30のバネ力により外方向へ押され、図3で示すよう
に錠把手21内から所要量飛び出す。この場合錠把手2
1の挿入胴部22に装着された上下動ラッチ27も錠筐
体の筒状突出部14の内壁をスライドしながら軸方向へ
一緒に移動する。
【0029】次に錠把手21が図3で示すよう錠筐体1
1から飛び出した場合に於いても、シリンダへ錠31は
錠把手21側のラッチ部材40の係合爪部40bがシリ
ンダー錠31の係合リング35と係合しているので、そ
のまま錠把手21に格納されている。しかし、前記ラッ
チ部材40は図3で示すように露出する。
【0030】そこで、シリンダー錠31を錠把手21か
ら取り外す時は、たとえば親指でラッチ部材40を押し
て回動操作し、ラッチ部材40の係合爪部40bをシリ
ンダー錠31の係合リング35からその係合を解除させ
る。そして、そのままの状態で鍵36を引っ張ると、シ
リンダー錠31は図2で示すように錠把手21から抜き
出される。一方、抜き出されたシリンダー錠31を錠把
手21に嵌め込む時は、シリンダー錠31を錠把手21
に嵌合孔24に押し込むと係合リング35がラッチ部材
40の係合爪部40bのテーパ面と摺接し、そのためラ
ッチ部材40はバネ部材42のバネ力に孔して回転し、
シリンダー錠31は「パチン」と言う具合に錠把手21
に格納される。
【0031】次に泥棒がドリルを用いて錠装置Xの施錠
機構を破壊しようとする場合について説明する。
【0032】図10で示すように今仮に泥棒が自動販売
機からお金を盗もうとし、錠装置Xのシリンダー錠31
の駆動体33の鍵用切欠部(鍵穴)37にドリルDを挿
入したとする。
【0033】しかして、ドリルDで鍵用切欠部37を削
って行っても、ドリルDの先端部は上下揺動ラッチ用の
回動杆26の前方で必ずドリル用障害片39の障害部3
9bと突き当たる。したがって、泥棒はラッチ機構を容
易には破壊することができない。
【0034】
【他の実施例】次に本発明の他の実施例につき説明す
る。なお、これらの実施例の説明に当たって、前記実施
例と同一の部分には同一あるいは同様の符号を付し、重
複する説明を省略する。
【0035】図11ないし図13に示す第2実施例に於
いて、前記第1実施例と主に異なる点は、駆動体33B
である。すなわち、駆動体33Bの外筒32Bから突出
する駆動嵌合部50に鍵用切欠部(鍵穴)37Bと交差
する取付け溝51を形成し、この取付け溝51に焼き入
れ等がなされたリテーナー兼用のドリル用障害ピン39
Bを鍵用切欠部と交差して固定的に設けてある。
【0036】このように構成しても、前記第1実施例と
同一の作用、効果がある。
【0037】図14ないし図16に示す実施例に於い
て、前記第1実施例と主に異なる点は、駆動体33Cで
ある。すなわち、駆動体33Cの駆動軸52の鍵用切欠
部37C(鍵用切欠部の先端部)にドリル用障害片39
Cを埋設状態に取り付けると共に、駆動体33Cの周溝
38Cに図16で示すようなオーム型状の外拡変位可能
な弾性リテーナー53を係合装着してある。
【0038】このように構成しても、前記第1実施例と
同一の作用、効果がある。
【0039】図17ないし図19に示す第4実施例に於
いて、前記第1実施例と主に異なる点は、上下動ラッチ
27Dを作動させる回動杆26Dの駆動体33D用の嵌
合孔54に焼入れ等がなされたドリル用障害板39Dを
嵌入したことである。なお、この実施例は、前述した第
1実施例ないし第3実施例のいずれかと組み合せても良
い。
【0040】このようにしても、前記第1実施例と同様
の作用、効果がある。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。
【0042】(1)泥棒がドリルで鍵用切欠部(鍵穴)
を削って行っても、ドリルDの先端部はラッチ機構の前
方で必ずドリル用障害片(板やピンも含む)と突き当た
る。したがって、泥棒はラッチ機構を容易に破壊するこ
とができない。
【0043】(2)錠装置を構成する錠把手21が扉1
0にやや面一状態に取付けられた錠筐体11から突出し
ない。また錠筐体11に内装されると共に後端部28d
が該錠筐体の後部から突出するスリーブ状ロック部材2
8が設けられ、このロック部材28の一部28aが錠把
手21の挿入胴部22に入り込んでいるので、錠装置の
解錠操作の際に、錠把手が錠筐体からスムースに飛び出
す。また錠把手21の把手部23が錠筐体の嵌合凹所1
5に該錠筐体の表面と略同一になるように嵌合するの
で、泥棒がドライバーなどの七つ道具で錠把手を錠筐体
から引き出そうとしても、そう簡単にはできない。さら
に、鍵を回転操作すると錠把手が錠筐体から自動的に所
要量飛び出すので、扉の解錠操作が容易である。そし
て、錠筐体から飛び出した錠把手からシリンダー錠を取
り出す場合は、指でラッチ部材を回動操作しながら鍵を
引っ張ると、シリンダー錠は錠把手から簡単に抜ける。
【0044】(3)泥棒がドリルでシリンダー錠を破壊
しても、ラッチ機構およびその他の部分はそのまま使用
することができる。したがって、破壊された各規格のシ
リンダー錠のみを交換するだけで良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ないし
【図10】本発明の第1実施例を示す各説明図である。
特に図1は全体の分解斜視図、図2は錠把手とシリンダ
ー錠との関係を示す斜視図、図3はシリンダー錠と錠筐
体との関係を示す斜視図である。また図7および図8は
要部(ドリル用障害片)の各説明図である。
【図11】ないし
【図13】本発明の第2実施例を示す各説明図である。
【図14】ないし
【図16】本発明の第3実施例を示す各説明図である。
【図17】ないし
【図19】本発明の第4実施例を示す各説明図である。
【符号の説明】
X…錠装置、10…扉、11…錠筐体、21…錠把手、
26…回動体、30…バネ部材、31…シリンダー錠、
32、32B…外筒、33、33B、33C、33D…
駆動体、33a、52…駆動軸、33b、50…駆動嵌
合部、36…鍵、37、37B、37C…鍵用切欠部、
38、38C…周溝、39、39C…ドリル用障害片、
39B…ドリル用障害ピン、39D…ドリル用障害板、
40…ラッチ部材、53…弾性リテーナー。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合凹所15を有する錠筐体11と、こ
    の錠筐体に内装されると共に後端部28dが該錠筐体の
    後部から突出するスリーブ状ロック部材28と、このロ
    ック部材28の一部28aを入れることができる挿入胴
    部22及び前記嵌合凹所に錠筐体の表面と略同一になる
    ように嵌合する把手部23とを有する錠把手21と、錠
    筐体11内に設けられ、かつ、錠把手を常時飛び出し方
    向へ付勢するバネ部材30と、錠把手の嵌合孔24に表
    面が略突出しないように嵌め込まれたシリンダー錠31
    と、このシリンダー錠の駆動体33の駆動軸33aが嵌
    合すると共に、錠把手に設けられたラッチ27と係合す
    るように錠把手に内装された回動杆26とを備え、前記
    シリンダー錠の外筒体32の後端面から突出する駆動体
    33に、該駆動体に形成された鍵用切欠部37内に嵌入
    し、かつ、シリンダー錠に挿入された鍵36の挿入部3
    6aと対向する障害部39bを有するドリル用障害片3
    9を係合装着したことを特徴とする扉の錠装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、錠把手21の挿入胴
    部22内には、該挿入胴部の内周壁と隔離し、かつ、挿
    入胴部と一体に設けられたラッチ取付部25が設けら
    れ、またシリンダー錠31は、錠把手21に枢支された
    ラッチ部材40の回動操作により着脱自在に係脱するこ
    とを特徴とする扉の錠装置。
  3. 【請求項3】 嵌合凹所15を有する錠筐体11と、こ
    の錠筐体に内装されると共に後端部28dが該錠筐体の
    後部から突出するスリーブ状ロック部材28と、このロ
    ック部材28の一部28aを入れることができる挿入胴
    部22及び前記嵌合凹所に錠筐体の表面と略同一になる
    ように嵌合する把手部23とを有する錠把手21と、錠
    筐体11内に設けられ、かつ、錠把手を常時飛び出し方
    向へ付勢するバネ部材30と、錠把手の嵌合孔24に表
    面が略突出しないように嵌め込まれたシリンダー錠31
    と、このシリンダー錠の駆動体33Bの駆動軸33aが
    嵌合すると共に、錠把手に設けられたラッチ27と係合
    するように錠把手に内装された回動杆26とを備え、前
    記シリンダー錠の外筒体32Bの後端面から突出する駆
    動体33Bに、駆動体に形成された鍵用切欠部37B内
    に嵌入し、かつ、シリンダー錠に挿入された鍵36の挿
    入部36aと交差するドリル用障害ピン39Bを固定的
    に設けたことを特徴とする扉の錠装置。
  4. 【請求項4】 嵌合凹所15を有する錠筐体11と、こ
    の錠筐体に内装されると共に後端部28dが該錠筐体の
    後部から突出するスリーブ状ロック部材28と、このロ
    ック部材28の一部28aを入れることができる挿入胴
    部22及び前記嵌合凹所に錠筐体の表面と略同一になる
    ように嵌合する把手部23とを有する錠把手21と、錠
    筐体11内に設けられ、かつ、錠把手を常時飛び出し方
    向へ付勢するバネ部材30と、錠把手の嵌合孔24に表
    面が略突出しないように嵌め込まれたシリンダー錠31
    と、このシリンダー錠の駆動体33Cの駆動軸33aが
    嵌合すると共に、錠把手に設けられたラッチ27と係合
    するように錠把手に内装された回動杆26とを備え、前
    記シリンダー錠の外筒体32の後端面から突出する駆動
    体33Cに、駆動体に形成された鍵用切欠部37C内に
    埋められ、かつ、シリンダー錠に挿入された鍵36の挿
    入部36aと対向するドリル用障害片39Cを設けたこ
    とを特徴とする扉の錠装置。
  5. 【請求項5】 嵌合凹所15を有する錠筐体11と、こ
    の錠筐体に内装されると共に後端部28dが該錠筐体の
    後部から突出するスリーブ状ロック部材28と、このロ
    ック部材28の一部28aを入れることができる挿入胴
    部22及び前記嵌合凹所に錠筐体の表面と略同一になる
    ように嵌合する把手部23とを有する錠把手21と、錠
    筐体11内に設けられ、かつ、錠把手を常時飛び出し方
    向へ付勢するバネ部材30と、錠把手の嵌合孔24に表
    面が略突出しないように嵌め込まれたシリンダー錠31
    と、このシリンダー錠の駆動体33Dの駆動軸33aが
    嵌合すると共に、錠把手に設けられたラッチ27Dと係
    合するように錠把手に内装された回動杆26Dとを備
    え、前記回動杆26Dの嵌合孔にドリル障害板39Dを
    嵌入したことを特徴とする扉の錠装置。
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