JP3757353B2 - モニタ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は管理人室や集合玄関を有する集合住宅におけるモニタ装置に係り、特に各部屋に設置されたモニタ装置の電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のモニタ装置を有するインターホンシステムの構成を示すブロック図、図6は同モニタ装置の構成を示すブロック図、図7は同モニタ装置の動作を示す突入電流の波形図である。
図5において、TCは管理人室CRに設けられた通話制御装置、VCは管理人室CRに設けられ、内部に電源供給回路PSを有する映像制御装置、EPはマンション等の集合住宅の集合玄関に設けられ、操作盤やインターホンを有する集合玄関機、CMは集合玄関機EPに設けられたカメラ、VA1〜VAnは映像アダプタ、J1〜Jnは集合住宅の複数の部屋R1〜Rnにそれぞれ設けられたインターホンを備えた住宅情報盤、M1〜Mnは集合住宅の複数の部屋R1〜Rnにそれぞれ設けられたモニタ装置である。
また、L1は通話・制御線、L2は映像線、L3は制御線である。
【0003】
この従来のモニタシステムは住宅情報盤J1・・Jnと集合玄関機EPとの間でモニタ機能を有する。
訪問者が例えば集合玄関機EPの図示しないテンキーを操作して訪問すべき部屋番号例えば101を入力し、次に図示しない呼出スイッチを押すと、集合玄関機EPから通話・制御線L1を介して通話制御装置TCに住宅コードと呼出コードからなる呼出信号が送出される。通話制御装置TCは集合玄関機EPから呼出信号を受信すると、その呼出信号が通話・制御線L1を介して101号室の住宅情報盤J1に送出し、その後訪問者と101号室の居住者との間で通話が行われる。
【0004】
このとき、集合玄関機EPのカメラCMが訪問者を撮像し、カメラCMから映像線L2を介して映像制御装置VCに映像信号が送出される。映像制御装置VCはカメラCMから映像信号を受信すると、その映像信号と内蔵された電源供給回路PSが出力する電源信号を重畳して各映像アダプタVA1に送出している。そして、通話が行われている101号室の住宅情報盤J1からそれに対応する映像アダプタVA1に制御線L3を介して制御信号が送られると、映像アダプタVA1は対応するモニタ装置M1と映像線L2との回線を接続して映像信号と電源信号を101号室のモニタ装置M1に送出することにより、モニタ装置M1が起動してモニタ装置M1、即ち後述のLCD6に訪問者が映し出されることとなる。従って、101号室の居住者は訪問者との通話とモニタ装置M1の映像とで訪問者を確認することができる。
そして、集合玄関に入館用の自動ドアがある場合には、住宅情報盤J1の図示しない解錠スイッチを操作すると、通話・制御線L1を介して集合玄関機EPの電気錠に解錠信号が送られ、自動ドアが開放される。
【0005】
図6は各モニタ装置Mの構成を示し、1は映像アダプタVAからの重畳して送出された電源信号と映像信号を分離する信号分離回路、2Aは信号分離回路1より分離して出力された電源信号に基づき電源を信号復調回路3と第1MPU4に供給する第1電源回路、2Bは信号分離回路1より分離して出力された電源信号に基づき電源をLCD電源回路8とインバータ回路9に供給する第2電源回路である。信号復調回路3は画像の劣化を防止するために映像制御装置VCから送出された変調された映像信号を復調し、第1MPU4は信号復調回路3を駆動制御する。
また、LCD駆動回路5は信号復調回路3の復調信号に基づきLCD( Liquid Crystal Display )6に映像を映出するものである。第2MPU7はLCD駆動回路5を駆動制御する。8はLCD駆動回路5とLCD6に電源を供給するLCD電源回路、9はLCD画面の6のバックライト10に交流電源を供給するインバータ回路である。
【0006】
従来のモニタ装置Mは上記のように構成されており、映像制御装置VCより映像アダプタVAを介して信号分離回路1に重畳された映像信号と電源信号が入力されると、信号分離回路1は映像信号と電源信号とを分離し、映像信号を信号復調回路3に出力し、電源信号を第1及び第2電源回路2A、2Bに出力する。
電源信号を受けた第1電源回路2Aは起動して立ち上がり、信号復調回路3と第1MPU4を駆動させる。駆動した第1MPU4は信号復調回路3に制御信号を出力し、制御信号を受けた信号復調回路3は復調した映像信号をLCD駆動回路5に出力する。
【0007】
また、電源信号を受けた第2電源回路2Bも第1電源回路2Aと同時に起動して立ち上がり、LCD電源回路8とインバータ回路9に電源を供給し、LCD電源回路8がLCD駆動回路5及び第2MPU7を駆動させ、駆動した第2MPU7はLCD駆動回路5に制御信号を出力し、制御信号を受けたLCD駆動回路5はLCD6に映像信号に基づく映像を映出させ、インバータ回路9はバックライト10を直ぐに点灯させるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のモニタ装置では、信号分離回路1からの電源信号を受けた第1電源回路2Aと第2電源回路2Bが同時に立ち上がり、それぞれに接続されて消費電力が大きい信号復調回路3やLCD電源回路8やインバータ回路7等の各機器に電源を同時に供給するようにしているから、図7に示すように突入電流が大きくなり、装置全体の発熱量も多くなるという問題があった。
【0009】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、突入電流を小さくし、装置全体の発熱量も少ないモニタ装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るモニタ装置は、映像信号を処理する信号処理回路と、該信号処理回路からの映像信号に基づき映像を表示するLCDと、該LCDのバックライトに交流電源を供給するインバータ回路とを備えたモニタ装置において、前記信号処理回路と電源制御回路に電源を供給する第1の電源回路と、LCD駆動回路の駆動を開始させる第2の電源回路と、前記LCDの駆動を開始させる第3の電源回路と、前記インバータ回路に電源を供給する第4の電源回路と、前記電源制御回路の電圧指令に基づいて、第4の電源回路が出力する電圧を制御する電圧制御回路とを設け、前記第1の電源回路によって駆動された前記電源制御回路は、所定時間経過後にバックライト点灯電圧指令値を電圧制御回路に出力して、第4の電源回路がバックライト点灯電圧をインバータ回路に出力するように制御させ、前記バックライト電圧指令値を出力してから一定時間後に、前記第2の電源回路と前記第3の電源回路に、電圧出力指令を出力するようにしたものである。
【0011】
また、もう1つの本発明に係るモニタ装置は、映像信号を処理する信号処理回路と、該信号処理回路からの映像信号に基づき映像を表示する表示装置と、該表示装置のバックライトに交流電源を供給するインバータ回路とを備えたモニタ装置において、前記信号処理回路と電源制御回路に電源を供給する第1の電源回路と、前記インバータ回路に電源を供給する第4の電源回路と、前記電源制御回路の電圧指令に基づいて、第4の電源回路が出力する電圧を制御する電圧制御回路とを設け、第1の電源回路によって駆動された前記電源制御回路は、所定時間経過後にバックライト点灯電圧指令値を電圧制御回路に出力して、第4の電源回路がバックライト点灯電圧をインバータ回路に出力するように制御させ、前記バックライト点灯電圧指令値を出力してから一定時間経過後に、バックライト点灯電圧値より低いバックライト点灯維持電圧指令値を電圧制御回路に出力して、第4の電源回路がバックライト維持電圧をインバータ回路に出力させるように制御させ、前記バックライト維持電圧指令値を出力してから一定時間後に、表示装置の駆動回路の駆動を開始させる第2の電源回路と表示装置の駆動を開始させる第3の電源回路に、電圧出力指令を出力するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態に係るモニタ装置の構成を示すブロック図、図2は同モニタ装置の動作を示す波形図、図3は映像制御装置内の電源供給回路のブロック図、図4は同電源供給装置の動作を示す波形図である。
図1において、1は映像アダプタVAからの重畳して送出された電源信号と映像信号を分離する信号分離回路、2Aは信号分離回路1より分離して出力された電源信号に基づき電源を信号処理回路としての信号復調回路3と電源制御回路であるMPU4に供給する第1電源回路、2Bは信号分離回路1より分離して出力された電源信号に基づき電源をLCD駆動回路5に供給する第2電源回路、2Cは信号分離回路1より分離して出力された電源信号に基づき電源をLCD6に供給する第3電源回路、2Dは信号分離回路1より分離して出力された電源信号に基づき電源をスイッチ手段12を介してインバータ回路9に供給する第4電源回路である。
なお、第1〜第4電源回路2A〜2Dはそれぞれ異なる電圧を発生する回路であり、また第2〜第4電源回路2B〜2Dが表示装置のための電源を供給する電源回路である。
【0014】
信号復調回路3は画像の劣化を防止するために映像制御装置VCから送出された変調された映像信号を復調し、MPU4は信号復調回路3及びLCD駆動回路5を駆動制御すると共に第2電源回路2B、第3電源回路2C、電圧制御回路11及びスイッチ手段12を駆動制御する。
また、LCD駆動回路5は信号復調回路3の復調信号に基づき表示装置であるLCD( Liquid Crystal Display )6に映像を映出するものである。
さらに、電圧制御回路11はMPU4の電圧指令に基づいて第4電源回路2Dが出力する電圧を制御する。スイッチ手段12はMPU4からのオン・オフ指令に基づいて第4電源回路2Dから供給された電圧をインバータ回路9に供給したり、供給を停止したり切り換えるためのものである。
【0015】
図3は映像制御装置VC内の電源供給回路PSの構成を示している。
21は電源供給回路PSにおける交流電源の交流を直流に変換して出力する直流電源回路、22は直流電源回路21から出力された直流電流の定常許容電流以上の過電流を検出して出力する過電流検出器、23は過電流検出器22から出力された直流電流を電流制限回路24に供給したり、供給を停止したりするスイッチで、常時はオンしているものである。電流制限回路24は過電流検出器22からの直流電流で所定制限値以上の過電流を抑制して制限値を出力する。
25は過電流検出器22からの過電流検出信号を受けて起動し、規定時間に達するとスイッチ23をオフし、規定時間の間に過電流検出信号が消失した場合はリセットして通常状態に戻る第1タイマ、26は第1タイマ25が規定時間に達したときに起動してスイッチ23をオフし、それから規定時間に達するとスイッチ23をオンにして通常状態に戻る第2タイマである。
【0016】
次に、本発明の実施の形態1のモニタ装置の動作について説明する。
住宅情報盤Jから対応する映像アダプタVAに制御信号が送られると、映像アダプタVAは対応するモニタ装置Mと映像線L2との回線を接続し、映像信号と電源信号がモニタ装置Mに送られる。
映像制御装置VCより映像アダプタVAを介して重畳された映像信号と電源信号がモニタ装置Mの信号分離回路1に入力されると、信号分離回路1は映像信号と電源信号を分離し、映像信号を信号復調回路3に出力し、電源信号を第1から第4電源回路2A〜2Dに出力する。
電源信号を受けた第1電源回路2Aは起動して立ち上がり、信号復調回路3とMPU4を駆動させる。従って、信号復調回路3とMPU4の駆動により、図2のイに示すように第1段の突入電流が発生する。
【0017】
駆動したMPU4は信号復調回路3とLCD駆動回路5に制御信号を出力し、それから例えば0.9秒の所定時間経過後にバックライト点灯電圧指令値を電圧制御回路11に出力すると共にスイッチオン信号をスイッチ手段12に出力する。そして、MPU4からの制御信号を受けた信号復調回路3は復調した映像信号をLCD駆動回路5に出力する。
次に、MPU4からの所定電圧指令値であるバックライト点灯電圧指令値を受けた電圧制御回路11は第4電源回路2Dがバックライト点灯電圧を出力するよう制御し、第4電源回路2Dはバックライト点灯電圧をスイッチ手段12を介してインバータ回路9に出力し、インバータ回路9はバックライト10を点灯させる。従って、次にインバータ回路9の駆動により、図2のロに示すように第2段の突入電流が発生する。
【0018】
さらに、MPU4はバックライト10を点灯させるバックライト点灯電圧指令値を出力してから例えば100msec の一定時間経過後にバックライト点灯電圧値より低いバックライト点灯維持電圧指令値を電圧制御回路11に出力し、電圧制御回路11は第4電源回路2Dがバックライト10の点灯を維持する所定電圧を出力するよう制御し、第4電源回路2Dはバックライト点灯維持電圧をスイッチ手段12を介してインバータ回路9に出力し、インバータ回路9はバックライト10の点灯を維持する。
【0019】
そして、MPU4がバックライト点灯維持電圧指令値を電圧制御回路11に出力してから、例えば80msec の一定時間後に電圧出力指令を第2電源回路2Bと第3電源回路2Cに出力し、第2電源回路2BはLCD駆動回路5の駆動を開始させ、第3電源回路2CはLCD6の駆動を開始させる。従って、LCD駆動回路5とLCD6の駆動により、図2のハに示すように第3段の突入電流が発生する。
そして、信号復調回路3、LCD駆動回路5及びLCD6が駆動を開始してバックライト10が点灯して始めてLCD6に映像信号に基づいた映像が映出される。
【0020】
このように、本発明の実施の形態のモニタ装置Mでは、映像制御装置VCより信号分離回路1に重畳された映像信号と電源信号が入力された場合に、信号分離回路1は映像信号と電源信号を分離し、映像信号を信号復調回路3に出力し、電源信号を第1〜第4電源回路2A〜2Dに出力するが、第1電源回路2Aから電源の供給を受けたMPU4の電圧出力指令により、まず第1電源回路2Aが信号復調回路3を駆動させ、次にそれから所定時間経過後に第4電源回路2Dがインバータ回路9を駆動させ、さらに第2電源回路2BがLCD駆動回路5を駆動させると共に第3電源回路2CがLCD6を駆動させるようにしたから、全体の起動時間は延びるとしても分散して小さい突入電流値及び短い突入時間しか発生せず、発熱も小さく抑えることができるため、第1〜第4電源回路2A〜2Dや信号復調回路、LCD駆動回路5、LCD6及びインバータ回路10について許容損失の小さな部品で構成することができる。
従って、従来と同じ容量の電源供給回路PSを使っても大きな負荷としての信号復調回路3、LCD駆動回路5、LCD6、インバータ回路9等を駆動することができる。
【0021】
また、MPU4が電圧制御回路11に出力する電圧出力指令は当初の一定時間のバックライト10を点灯させるバックライト点灯電圧指令値と、一定時間経過後に出力される当該バックライト点灯電圧値より低いバックライト点灯維持電圧指令値とからなるから、その電圧出力指令を受けた第4電源回路2Dは当初の一定期間はバックライト点灯電圧をインバータ回路9に出力し、一定時間経過後に当該バックライト点灯電圧より低いバックライト点灯維持電圧をインバータ回路9に出力し、インバータ回路9はバックライト10をバックライト点灯電圧で点灯させ、点灯後はそれより低いバックライト点灯維持電圧で点灯を維持するため、消費電力を節約することができる。
【0022】
さらに、映像制御装置VC内の電源供給回路PSの動作について図3に基づいて説明する。
上述したように、モニタ装置Mに重畳した映像信号と電源信号が供給され、信号復調回路3やLCD駆動回路5等が駆動を開始するときに突入電流が発生するが、それに伴い電源を供給する映像制御装置VCの電源供給回路PSの直流電源回路21の出力にも過電流が発生する。ここで、過電流とは定常許容電流を越えたものをいう(図4参照)。
【0023】
その過電流の発生を過電流検出器22が検出すると、第1タイマ25が起動する。このときスイッチ23はオンしているから過電流検出器22が検出した過電流は電流制限回路24に出力される。電流制限回路24では所定制限値以上の過電流を抑制して制限値を出力し、その状態から図4のaに示すように第1タイマ25が規定時間に達しないうちに過電流が消失した場合には第1タイマ25はリセットされて通常状態に戻る。このとき、スイッチ23はオンのままとなる。
また、電流制限回路24が制限値を出力している状態で第1タイマ25が例えば30msの規定時間に達すると図4のbに示すようにスイッチ23をオフにする。
そして、第1タイマ25が規定時間に達してスイッチ23をオフにしたとき、それと同時に第2タイマ26が起動し、第1タイマ25をリセットすると共にスイッチ23のオフ状態を維持し、第2タイマ26が例えば2秒間の規定時間に達するとスイッチ23をオンし、通電状態に戻る。
【0024】
従って、この映像制御装置VCの電源供給回路PSはモニタ装置Mで突入電流が発生した場合に、出力する過電流を所定の制限値以上に抑えて出力し、しかもそれが所定の規定時間以上続くときにはモニタ装置Mに供給しないようにしたもので、モニタ装置M及び電源供給回路PSが必要以上に発熱しないようにして安全を図っている。
また、本発明の実施の形態のモニタ装置Mは突入電流が分散されて小さいために、制限値を越える過電流が長時間持続することがないが、万一モニタ装置Mの故障により大きな突入電流が生じ、それに伴い制限値を越える過電流が発生してもその過電流は電流制限回路24でカットされてモニタ装置Mに供給され、かつ長時間持続する場合は電源供給をオフするから安全である。
なお、第1〜第4電源回路2A〜2Dは、それぞれ異なる電圧を発生するとしたが、それぞれ電圧を供給する回路に最適な電圧を出力できればよく、一部の電源回路同じ電圧を発生するようにしてもよい。
【0025】
なお、本実施の形態においては、第1電源回路が起動してから、第2電源回路を起動させるようにしたが、複数の電源回路が時間をずらして起動するのであれば、その順番は逆であってもよい。また、第2、第3電源回路も時間をずらして起動させるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、信号分離回路は外部から信号分離回路に重畳された映像信号と電源信号が入力されると、映像信号と電源信号を分離し、映像信号を信号処理回路に出力し、電源信号を第1〜第4電源回路に出力するが、第1の電源回路によって駆動された電源制御回路は、所定時間経過後にバックライト点灯電圧指令値を電圧制御回路に出力して、第4の電源回路がバックライト点灯電圧をインバータ回路に出力するように制御させ、バックライト電圧指令値を出力してから一定時間後に、第2の電源回路と第3の電源回路に、電圧出力指令を出力するようにしたので、全体の起動時間は延びるとしてもこれら各機器の駆動に伴う分散した小さい突入電流を発生させることができ、発熱も小さく抑えることができるため、第1〜第4電源回路や信号処理回路、LCD駆動回路、LCD及びインバータ回路について許容損失の小さな部品で構成することができることとなり、従来と同じ容量の電源供給回路PSを使っても大きな負荷としての信号処理回路、LCD駆動回路、LCD、インバータ回路などを駆動することができるという効果がある。
【0027】
また、もう1つの本発明によれば、第1の電源回路によって駆動された電源制御回路は、所定時間経過後にバックライト点灯電圧指令値を電圧制御回路に出力して、第4の電源回路がバックライト点灯電圧をインバータ回路に出力するように制御させ、バックライト点灯電圧指令値を出力してから一定時間経過後に、バックライト点灯電圧値より低いバックライト点灯維持電圧指令値を電圧制御回路に出力して、第4の電源回路がバックライト維持電圧をインバータ回路に出力させるように制御させ、バックライト維持電圧指令値を出力してから一定時間後に、表示装置の駆動回路の駆動を開始させる第2の電源回路と表示装置の駆動を開始させる第3の電源回路に、電圧出力指令を出力するようにしたので、インバータ回路はバックライトをバックライト点灯電圧で点灯させ、点灯後はバックライト点灯維持電圧で点灯を維持するため、諸費電力を節約することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るモニタ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同モニタ装置の動作を示す波形図である。
【図3】映像制御装置内の電源供給回路のブロック図である。
【図4】同電源供給装置の動作を示す波形図である。
【図5】従来のモニタ装置を有するモニタシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】同モニタ装置の構成を示すブロック図
【図7】同モニタ装置の動作を示す突入電流の波形図である。
【符号の説明】
1 信号分離回路
2A 第1電源回路
2B 第2電源回路
2C 第3電源回路
3 信号復調回路
4 MPU(電源制御回路)
5 LCD駆動回路
6 LCD画面
9 インバータ回路
10 バックライト
11 電圧制御回路
12 スイッチ手段
M モニタ装置

Claims (2)

  1. 映像信号を処理する信号処理回路と、該信号処理回路からの映像信号に基づき映像を表示するLCDと、該LCDのバックライトに交流電源を供給するインバータ回路とを備えたモニタ装置において、
    前記信号処理回路と電源制御回路に電源を供給する第1の電源回路と、
    LCD駆動回路の駆動を開始させる第2の電源回路と、
    前記LCDの駆動を開始させる第3の電源回路と、
    前記インバータ回路に電源を供給する第4の電源回路と、
    前記電源制御回路の電圧指令に基づいて、第4の電源回路が出力する電圧を制御する電圧制御回路とを設け、
    前記第1の電源回路によって駆動された前記電源制御回路は、所定時間経過後にバックライト点灯電圧指令値を電圧制御回路に出力して、第4の電源回路がバックライト点灯電圧をインバータ回路に出力するように制御させ、
    前記バックライト電圧指令値を出力してから一定時間後に、前記第2の電源回路と前記第3の電源回路に、電圧出力指令を出力することを特徴とするモニタ装置。
  2. 映像信号を処理する信号処理回路と、該信号処理回路からの映像信号に基づき映像を表示する表示装置と、該表示装置のバックライトに交流電源を供給するインバータ回路とを備えたモニタ装置において、
    前記信号処理回路と電源制御回路に電源を供給する第1の電源回路と、
    前記インバータ回路に電源を供給する第4の電源回路と、
    前記電源制御回路の電圧指令に基づいて、第4の電源回路が出力する電圧を制御する電圧制御回路とを設け、
    第1の電源回路によって駆動された前記電源制御回路は、所定時間経過後にバックライト点灯電圧指令値を電圧制御回路に出力して、第4の電源回路がバックライト点灯電圧をインバータ回路に出力するように制御させ、
    前記バックライト点灯電圧指令値を出力してから一定時間経過後に、バックライト点灯電圧値より低いバックライト点灯維持電圧指令値を電圧制御回路に出力して、第4の電源回路がバックライト維持電圧をインバータ回路に出力させるように制御させ、
    前記バックライト維持電圧指令値を出力してから一定時間後に、表示装置の駆動回路の駆動を開始させる第2の電源回路と表示装置の駆動を開始させる第3の電源回路に、電圧出力指令を出力することを特徴とするモニタ装置。
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