JP3756264B2 - 周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法 - Google Patents

周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3756264B2
JP3756264B2 JP25218796A JP25218796A JP3756264B2 JP 3756264 B2 JP3756264 B2 JP 3756264B2 JP 25218796 A JP25218796 A JP 25218796A JP 25218796 A JP25218796 A JP 25218796A JP 3756264 B2 JP3756264 B2 JP 3756264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
image data
periodic pattern
linear
pitch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25218796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1078307A (ja
Inventor
敏 清水
稔 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP25218796A priority Critical patent/JP3756264B2/ja
Publication of JPH1078307A publication Critical patent/JPH1078307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3756264B2 publication Critical patent/JP3756264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,シヤドウマスク等の周期性パターンを有する試料のパターン欠陥を検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、シヤドウマスクのような周期的な開口を有する、即ち、単位開口を単位パターンとして、単位パターンが周期的に配列されている工業製品の欠陥検出を行う方法は種々知られている。
例えば、試料面に対し垂直な方向から見える欠陥に関しては、カメラで撮影したビデオ信号を調べてパターン認識を行う方法、欠陥のないパターンを同様に撮影して得られた信号と比較して欠陥を検出する方法、あるいはコヒーレント光を照射した時の周期性パターンの光の回折現象を利用する方法等が知られている。しかし、これらの方法には検査に費やされる時間が大きいという問題があった。
【0003】
この為、本願の出願人により、検査時間を少なくする方法として、図8(a)に示すようにCCDラインセンサカメラ等を用いて試料を透過した透過光を撮影し、得られた画像データ(信号)を処理する方法や、図8(b)に示すように試料からの正反射光をCCDラインセンサカメラ等を用いて撮影し、得られた画像データ(信号)を処理する方法が提案されている。
図8(a)に示す方法は、試料の孔(開口)890の大小欠陥やピンホールを検出するためのもので、図8(b)は試料の孔(開口)890のエグレ欠陥(図8(b)(ロ)に示す850)を検出するためのものである。
しかしながら、図8(a)や図8(b)に示す方法の場合、撮影される周期性パターンの単位パターン間のピッチとCCDラインセンサカメラ等の1画素ピッチの不整合により、撮影された画像信号(画像データ)に、無視できない周波数成分がのる場合があり、これが欠陥検出の感度低下をもたらしてしまうため問題となっていた。
尚、以降、線状領域撮影手段により撮影される周期性パターンの単位パターン間のピッチと線状領域撮影手段の1画素ピッチの不整合により、撮影された画像信号(画像データ)に、無視できない周波数成分がのる場合、この周波数成分のことをモアレと言う。
【0004】
一方、本出願人により、試料の孔(開口)のエグレ欠陥を検出する方法で、モアレの影響を受けない方法も特開平5−302820号にて開示されている。
この方法は、試料を透過した斜光をCCDラインセンサカメラ等で撮影し、得られたデータを処理することにより欠陥を検出する方法であり、図9(a)に示すようにして欠陥検出が行われていた。
しかしながら、この方法の場合、図9(b)に示すように、光が試料の開口(パターン)890のピッチおきに透過されるため、CCDラインセンサカメラ801が試料807を見込む角度(仰角θと言う)で最適な角度、即ち最適仰角を調整する必要があった。
また、この方法の場合、特定の方向の透過光で検査すると、図9(b)に示すように、エグレ欠陥851は検出されてもエグレ欠陥852は検出されない。このため、図9(c)に示すように、各種方向(位置)のエグレの検出には、その方向にあった透過光による検査が必要とした。即ち、検査部位毎(方向毎)に検査を必要とした。
このように、図9示す、試料を透過した斜光を線CCDラインセンサカメラ等で撮影する方法では、モアレの影響を受けず、エグレ欠陥の検出はできるが、検査タクトが増加するという問題であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、シヤドウマスクのような周期的な孔(開口とも言う)を有する工業製品の欠陥を検出する方法においては、いずれも、検査に費やす時間が大きくなるという問題か、モアレの影響を受け欠陥検出感度が低下するという問題があり、この対応が求められていた。
本発明は、このような状況のもと、シヤドウマスクのような周期的な開口を有する、即ち、単位開口を単位パターンとして、単位パターンが周期的に配列されている工業製品の欠陥検出を、図8(a)ないし図8(b)に示す方法と同じく、照明手段から試料を経た正反射光ないし透過光にて行い、モアレの影響を受けない欠陥検出方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の周期性パターンを有する試料の欠陥検出装置は、一定速度で移動する、周期性パターンを有する試料の欠陥を検出する欠陥検出方法であって、試料の移動方向に対して垂直な方向の、試料の線状領域を線状光源にて照明し、該線状照明から試料を経た正反射光もしくは透過光を線状領域撮影手段により撮影する工程と、該線状領域撮影手段により得られた画像データから試料の欠陥検出を行う画像データ処理工程とを有し、前記画像データ処理工程は、線状領域撮影手段により直接的ないし間接的に得られた第一の画像データに対し、微分フィルターを用いた微分演算処理を施して、第二の画像データを得て、得られた第二の画像データを所定のスライスレベルと比較する比較処理を施して、欠陥部を検出するものであり、線状領域撮影手段により撮影される周期性パターンの単位パターン間のピッチが、線状領域撮影手段の1画素ピッチの整数倍に相当するもので、前記微分フィルターは、前記周期性パターンの単位パターン間のピッチと、前記線状領域撮影手段の1画素ピッチとの比に応じて、欠陥部を強調するサイズ、係数としたものであることを特徴とするものである。
そして、上記において、線状領域撮影手段をCCDラインセンサカメラとしたことを特徴とするものである。
そしてまた、上記における比較処理が、得られた第二の画像データを所定のスライスレベルで2値化する二値化処理であることを特徴とするものである。
また、上記において、試料をシヤドウマスクまたはカラーフィルターとしたことを特徴とするものである。
【0007】
尚、周期性パターンを有する試料とは、単位形状を周期的に繰り返した試料で、例えばシヤドウマスクのように開口を周期的に繰り返した工業製品を言い、シヤドスマスクのように単位形状である開口を1つのパターンとして扱い、これを繰り返して配列されているものを周期性パターンを有する試料としている。
シヤドウマスクの他には、カラー撮像管用分解フィルター、フオトマスク、フレネルレンズ等、一定の光学的性質形状を持つ単位(これを単位パターンと言う)が一次元的、二次元的に規則的に配列されている工業製品、或いは単位パターンがその光学的性質、形状および一次元方向、二次元方向の配列ピッチを徐々に変化させながら繰り返し配列されている工業製品等が周期性パターンを有する試料として挙げられる。無地の紙、フィルム、鉄板、塗布面等もこれに準じる。
また、正反射光とは、試料への入射光と試料からの反射光とが、試料面に垂直な面に対し、互いに同じ角度で反対側である反射光を意味しており、線状領域撮影手段により撮影されて得られたデータおよび、さらに処理手段により処理されたデータを画像データと、総称して言っている。
【0008】
【作用】
本発明の周期性パターンを有する試料の欠陥検出装置は、上記のように構成することにより、一定速度で移動する単位パターンが周期的に配列されている工業製品の欠陥検出を、照明手段から試料を経た正反射光ないし透過光にて行い、撮影される周期性パターンの単位パターン間のピッチと線状領域撮影手段の1画素ピッチの不整合により、撮影された画像信号(画像データ)に、無視できない周波数成分、即ちモアレが発生しない欠陥検出方法の提供を可能としている。
詳しくは、試料の移動方向に対して垂直な方向の、試料の線状領域を線状光源にて照明し、該線状照明から試料を経た正反射光もしくは透過光を線状領域撮影手段により撮影する工程と、該線状領域撮影手段により得られた画像データから試料の欠陥検出を行う画像データ処理工程とを有し、前記画像データ処理手段は、線状領域撮影手段により直接的ないし間接的に得られた第一の画像データに対し、微分演算処理等のフィルタ処理を施して第二の画像データを得て、得られた第二の画像データを所定のスライスレベルと比較する比較処理を施して、欠陥部を検出するものであり、線状領域撮影手段により撮影される周期性パターンの単位パターン間のピッチが、線状領域撮影手段の1画素ピッチの整数倍に相当するものであることによりこれを達成している。
具体的には、線状領域撮影手段をCCDラインセンサカメラとしたことにより装置全体を簡単なものとしており、特に、試料をシヤドウマスクとしたこと場合には、有効である。
【0009】
【実施例】
本発明の周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法を実施例を挙げ図に基づいて説明する。
図1は、本実施例の欠陥検出方法の工程を示したフロー図であり、図2は本実施例の特徴部である撮影される周期性パターンのピッチと撮影手段の画素との関係を示した図である。
また、図3は、本実施例を実施するための装置構成の概略図であり、図4は撮影のしくみを説明するための図で、図4(b)は図4(a)のA1−A2における断面を示している。
図1、図2、図3、図4中、100は欠陥検出装置、110は試料(シヤドウマスク)、120はCCDラインセンサカメラ、130は線状光源(蛍光灯)、130Aは線状領域、140は搬送装置、150はカメラ回転移動制御部、160はカメラ移動部、170は信号処理部、180は制御部、190は孔(開口部)、191は孔配列方向、192はテーパー部、200は法線方向である。
図3に示す装置は、搬送装置140上に置かれ、順次搬送されてくる周期性のパターンを有する試料(シヤドウマスク)110に対し、搬送方向に垂直の方向に置かれた線状光源130にて照明を行い、試料110からの透過光をCCDラキインセンサカメラ120にて撮影し、得られた信号データ(画像データ)を信号処理部170にて処理して欠陥検出を行う欠陥検出装置である。本実施例では、図9に示す方法のように、最適仰角調整や検査部位毎(方向毎)の検査を必要としない。
【0010】
本実施例は孔(開口)を周期的に配列させたシヤドウマスクの欠陥検出を、図3に示す装置にて、図4に示す撮影の仕方にて、且つ、図2に示すように撮影される周期性パターンのピッチと撮影手段の画素との関係を設定して、撮影した画像データを処理して、欠陥検出を行う場合の、欠陥検出方法である。
先ず、図2に示すように、撮影されるシヤドウマスクの孔(開口)190のピッチとCCDラインセンサカメラ120の画素の関係を設定する。(図1(S10))
撮影されるシヤドウマスクの孔(開口)190のピッチが、CCDラインセンサカメラ120の1画素ピッチの整数倍に相当するように設定する。
本実施例では、図2に示すように、撮影されるシヤドウマスクの孔(開口)、即ち、撮影された周期性パターンの1ピッチとCCDラインセンサカメラの画素ピッチとの比が3:1である。
【0011】
次いで、図3に示す装置にシヤドウマスク(試料)を載せながら、試料の表面の線状領域を線状光源にて照明し、該線状照明から試料を経た正反射光を線状領域撮影手段により撮影して、順次、図5に示すようにスキヤン(走査)に対応する画像データNi(Dij)を得る。(図1(S20))
ここで、Ni(Dij)はi番目のスキヤン(走査)に対応する画像データであり、Dijはi番目のスキヤンにおけるCCDラインセンサカメラのj番目の画素におけるデータ値を意味する。
【0012】
次いで、CCDラインセンサカメラの全画素に対して、各画素のデータ毎に、図5に示すように、i番目のスキヤンのデータNi、i+1番目のスキヤンのデータNi+1、i+2番目のスキヤンのデータNi+2を積算する積算処理を行い、第一の画像データSiを作成する。(図1(S30))
積算処理を行うのは、複数分のスキヤン(走査)の画像データを積算処理することにより、ランダムノイズの影響を少なくするためである。
積算された第一の画像データSiは、図6(a)に示されるように、小さな周波数成分を持つ大きなウネリにのったデータであり、この程度の周波数成分のウネリでは、欠陥検出への影響はでない。
第一の画像データSiからは、撮影される周期性パターンの単位パターン間のピッチと線状領域撮影手段の1画素ピッチの不整合により、撮影された画像信号(画像データ)に、無視できない周波数成分は除去されている。
図6(a)に示すウネリの原因は、撮影される周期性パターンの単位パターンの単位パターン間のピッチと線状領域撮影手段の1画素ピッチとの整合が完全でないためである。
尚、積算は3スキヤン(走査)分の画像データとは特に限定はされないことは言うまでもない。
【0013】
次いで、第一の画像データに対し、微分演算処理等のフィルタ処理を施して欠陥部を強調させた第二の画像データ得る。(図1(S40))
本実施例では、図2に示すように撮影された周期性パターンの1ピッチ(最小ピッチ)とCCDラインセンサカメラの画素ピッチとの比が3:1であるので、フィルタとしては、図7(a)に示す微分フィルターを用いた。
撮影された周期性パターンの1ピッチ(最小ピッチ)とCCDラインセンサカメラの画素ピッチとの比が2:1とした場合には、フィルタのサイズ、係数を変えた図7(b)に示すフィルタを用いれば良い。
また、上記のフィルタ処理は、要素配列を有するフィルターを用いて、積算された画像データ(第一の画像データ)に対して積和演算する処理である。
尚、ここでは、撮影手段(CCDラインセンサカメラ120)から得られ、積算された画像データ(信号データ)Si(Dij)と空間フィルターテーブルW(Ak)を用い、Si(Dij)とW(Ak)との積和演算を行うことをフィルタ処理と言い、この処理に用いられるW(Ak)をフィルターと言い、一般には微分フィルターないし空間フィルターと呼ぶ。
フィルタ処理により得られた第二の画像データは、図6(b)に示されるように、欠陥部が強調されたデータである。
【0014】
更に、第二の画像データを所定のスライスレベルで2値化する2値化処理を施して、欠陥部のみを抽出する。(図1(S50))
2値化後のデータは図6(c)に示すものであり、欠陥部のみが検出される。
このようにして、撮影される周期性パターンの単位パターン間のピッチと線状領域撮影手段の1画素ピッチの不整合により、撮影された画像信号(画像データ)に、無視できない周波数成分が発生しないようにしているため、欠陥検出を確実に行うことを可能としている。
【0015】
本実施例に用いた図3に示す装置について、更に説明しておく。
図3において、検査対象である試料(シヤドウマスク)110は、搬送装置140により、矢印の方向に移動し、順次、CCDラインセンサカメラ120の下側を通過する。
また、図4に示すように、CCDラインセンサカメラ120のスキヤン(走査)方向と試料(シヤドウマスク)110の孔(開口)190の配列方向191が平行となるように、回転駆動制御部150によって調整する。
線状光源130としては螢光灯を用いたが、試料110の進行方向に直交する方向の試料の線状領域130Aを照射し、試料(シヤドウマスク)110を透過した透過光をCCDラインセンサカメラ120にて撮影できるように設定した。
【0016】
尚、図3に示す装置においては、撮影の視野の調整が出来、試料110の周期性パターンの単位パターン間のピッチが、線状領域撮影手段の1画素ピッチの整数倍であるように、CCDラインセンサカメラ120の視野を調整している。
本実施例の場合は、撮影される試料110の周期性パターンの単位パターン間のピッチが、線状領域撮影手段の1画素ピッチの3倍に合わせてある。
【0017】
信号処理部170は、CCDラインセンサカメラ120による撮影にて得られた画像データを処理して欠陥検出を行うものであり、図1に示す、スキヤン(走査)により得られた画像データを積算する積算処理、積算されたて得た画像データ(第一の画像データ)に対して積和演算して第二の画像データを得るフィルタ処理、得られた第二の画像データについて所定のスライスレベルで2値化する2値化処理等を行うものである。
【0018】
尚、上記実施例は、図8(a)に示す方法においてモアレの影響のないものとしたものであるが、図8(b)に示す方法においても、撮影される周期性パターンの1ピッチ(最小ピッチ)をCCDラインセンサカメラの画素ピッチの整数倍にしておくことにより、モアレの影響をなくすことができることは言うまでもない。
【0019】
【効果】
本発明は、上記のように、シヤドウマスクのような単位パターンが周期的に配列されている工業製品の欠陥検出を、照明手段から試料を経た正反射光ないし透過光にて行い、撮影される周期性パターンの単位パターン間のピッチと線状領域撮影手段の1画素ピッチの不整合により、撮影された画像信号(画像データ)に、無視できない周波数成分、即ちモアレが発生しない欠陥検出方法の提供を可能とし、結果的に欠陥検出をより確実なものとしている。
また、図9に示す、試料を透過した斜光を撮影する方法のように最適仰角調整や検査部位毎(方向毎)の検査を行う必要がなく、作業性の面でも優れた欠陥検出方法の実施が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の欠陥検出方法の工程を示したフロー図
【図2】撮影される周期性パターンのピッチと撮影手段の画素との関係を示した図
【図3】本実施例を実施するための装置構成の概略図
【図4】撮影のしくみを説明するための図
【図5】信号の積算を説明するための図
【図6】積算後の画像データおよびフィルタ処理後の画像データを示した図
【図7】微分フィルタを示した図
【図8】従来の欠陥検出方法を説明するための図
【図9】従来の欠陥検出方法を説明するための図
【符号の説明】
100 欠陥検出装置
110 試料(シヤドウマスク)
120 CCDラインセンサカメラ
130 線状光源(蛍光灯)
130A 線状領域
140 搬送装置
150 カメラ回転移動制御部
160 カメラ移動部
170 信号処理部
180 制御部
190 孔(開口部)
191 孔配列方向
192 テーパー部
195 孔のピッチ(単位パターン最小ピッチ)
200 法線方向
801 CCDラインセンサカメラ
802 線状光源
803 レンズ
805 回転ステージ
806 一軸移動ステージ
807 試料
808 保持支柱
809 カメラコントローラ及び信号処理装置
810 コントローラ
811 制御コンピュータ
830 透過光
835 正反射光
850、851、852 エグレ欠陥
890 孔(開口)
892 テーパー部

Claims (4)

  1. 一定速度で移動する、周期性パターンを有する試料の欠陥を検出する欠陥検出方法であって、試料の移動方向に対して垂直な方向の、試料の線状領域を線状光源にて照明し、該線状照明から試料を経た正反射光もしくは透過光を線状領域撮影手段により撮影する工程と、該線状領域撮影手段により得られた画像データから試料の欠陥検出を行う画像データ処理工程とを有し、前記画像データ処理工程は、線状領域撮影手段により直接的ないし間接的に得られた第一の画像データに対し、微分フィルターを用いた微分演算処理を施して、第二の画像データを得て、得られた第二の画像データを所定のスライスレベルと比較する比較処理を施して、欠陥部を検出するものであり、線状領域撮影手段により撮影される周期性パターンの単位パターン間のピッチが、線状領域撮影手段の1画素ピッチの整数倍に相当するもので、前記微分フィルターは、前記周期性パターンの単位パターン間のピッチと、前記線状領域撮影手段の1画素ピッチとの比に応じて、欠陥部を強調するサイズ、係数としたものであることを特徴とする周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法。
  2. 請求項1において、線状領域撮影手段をCCDラインセンサカメラとしたことを特徴とする周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法。
  3. 請求項1ないし2における比較処理が、得られた第二の画像データを所定のスライスレベルで2値化する二値化処理であることを特徴とする周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法。
  4. 請求項1ないし3において、試料をシヤドウマスクまたはカラーフィルターとしたことを特徴とする周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法。
JP25218796A 1996-09-04 1996-09-04 周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法 Expired - Fee Related JP3756264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25218796A JP3756264B2 (ja) 1996-09-04 1996-09-04 周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25218796A JP3756264B2 (ja) 1996-09-04 1996-09-04 周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1078307A JPH1078307A (ja) 1998-03-24
JP3756264B2 true JP3756264B2 (ja) 2006-03-15

Family

ID=17233716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25218796A Expired - Fee Related JP3756264B2 (ja) 1996-09-04 1996-09-04 周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3756264B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040045172A (ko) * 2002-11-22 2004-06-01 갈란트 프리시젼 머시닝 캄파니, 리미티드 스캔 장치용 영상 캡춰 방법
WO2007126027A1 (ja) 2006-04-26 2007-11-08 Sharp Kabushiki Kaisha カラーフィルタ検査方法およびカラーフィルタ製造方法並びにカラーフィルタ検査装置
KR101229125B1 (ko) 2009-07-30 2013-02-01 경희대학교 산학협력단 주기 구조물의 비파괴 검사 방법
CN104251768B (zh) * 2014-09-18 2017-03-08 常熟实盈光学科技有限公司 判定摄像头模组中镜头阴影效应的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1078307A (ja) 1998-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070237385A1 (en) Defect inspection apparatus
JP2006220644A (ja) パターン検査方法及びその装置
US7355690B2 (en) Double inspection of reticle or wafer
JP2002014057A (ja) 欠陥検査装置
JP2010025652A (ja) 表面疵検査装置
KR20100056545A (ko) 반도체 기판 이상들을 검출하기 위한 장치 및 방법
JP4633245B2 (ja) 表面検査装置及び表面検査方法
JP2004037248A (ja) 検査装置および貫通孔の検査方法
US7286697B2 (en) System for imaging an extended area
JP2008025990A (ja) 鋼帯表面欠陥の検出方法及び検出装置
JPH05100413A (ja) 異物検査装置
JP3756264B2 (ja) 周期性パターンを有する試料の欠陥検出方法
JP2001209798A (ja) 外観検査方法及び検査装置
JP2010078485A (ja) 印刷物の検査方法
JP2005083906A (ja) 欠陥検出装置
JPH0792100A (ja) 表面検査方法
JP5104438B2 (ja) 周期性パターンのムラ検査装置および方法
JP3810599B2 (ja) 欠陥検出装置
JP2007147376A (ja) 検査装置
JP3332175B2 (ja) 周期性パターンの欠陥検査方法
JP3710915B2 (ja) 表面欠陥の検査方法
JPH1062358A (ja) 周期性パターンを有する試料の欠陥検出装置
JP3827812B2 (ja) 表面欠陥検査装置および表面欠陥検査方法
JP2001235319A (ja) シェーディング補正装置及びシェーディング補正方法及び表面検査装置
JP3202089B2 (ja) 周期性パターンの表面欠陥検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100106

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140106

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees