JP3755523B2 - データ処理装置及び処理方法 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能などの多機能を備えた複合機であるMFP(Multi Function Peripheral)等に用いられるデータ処理装置及び処理方法に関する。
上記のようなMFPは、多機能を実現するために、複数の入力手段、例えばパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)等の外部装置からネットワークを介して送られてくるプリントジョブを受信する受信部や、ファクシミリ(以下FAXという)装置等の外部装置から通信回線網を介して送られてくるFAXジョブを受信する受信部や、原稿を読み取るための原稿読取部等を備えている。
また、前記原稿読取部で読み取った画像データや前記外部装置からのプリントデータ等を印字するプリンタ部や、原稿読取部で読み取った画像データ等を外部装置に送信する送信部等を備えている。また、各入力手段から入力されたデータを記憶するファイルメモリを備えている。
このファイルメモリへ蓄積されるデータの記憶容量を小さくするために、一般には、データを圧縮及び伸張する圧縮/伸張器が設けられている。そして、入力されたデータは、圧縮/伸張器に転送されて圧縮され、この圧縮されたデータがファイルメモリに蓄積されるものとなされている。
このようなMFPにおいて、外部装置から送信されてきたジョブ(外部ジョブ)と、原稿読取部で読み取った原稿の画像データを外部へ送信するスキャンジョブとが、同時に入力され、両ジョブの圧縮/伸張器による処理の要求(データ入力における圧縮器の使用要求またはデータ取り出しにおける伸張器の使用要求)とが、重なる場合がある。例えば、外部ジョブのデータを圧縮または伸張処理中に、スキャンジョブを起動して、原稿の画像データを圧縮または伸張処理したいという要求がなされる場合がある。
このような場合、従来では、外部ジョブの終了後にスキャンジョブを実行するとか、外部ジョブのページ間でスキャンジョブを実行すること等が行われていたが、外部ジョブが早期に印字する必要のないものであっても、スキャンジョブを指示したユーザは常に待たされることになり、問題があった。
また、下記特許文献1には、確認プリントの確認待機中に次ジョブが入力されると、次ジョブを優先して出力することが記載されている。
また、特許文献2には、少ない量のジョブを優先して出力することが記載されている。
特開平10−278388号公報 特開平8−44515号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2の技術では、次ジョブや少ない量のジョブが常に優先的に処理されるため、先に入力された外部ジョブを先に処理すべき場合や、外部ジョブのデータ量がスキャンジョブよりも少なくても、外部ジョブを先に処理する必要がない場合には、対応できないことになり、操作性が良くなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、外部から送信される外部ジョブについての圧縮手段または伸張手段による処理の要求と、前記スキャンジョブのデータの圧縮手段または伸張手段による処理の要求とが重なった場合に、両ジョブを実情に応じて好適に処理することにより、操作性を改善したデータ処理装置及び処理方法の提供を課題とする。
上記課題は、原稿を読み取る原稿読取手段と、外部から送信される外部ジョブを受信可能な受信手段と、前記原稿読取手段によって読み取られた原稿の画像データを、スキャンジョブとして外部に送信可能な送信手段と、前記受信手段によって受信した外部ジョブのデータを印字する印字手段と、前記スキャンジョブにおける画像データまたは前記外部ジョブのデータを圧縮し、かつ圧縮されたデータを伸張する1個または複数個の圧縮/伸張手段と、前記外部ジョブのデータの前記圧縮/伸張手段による処理の要求と、前記スキャンジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求とが重なった場合に、前記外部ジョブの1部目を印字手段が印字しているときは、前記スキャンジョブの前記圧縮/伸張手段による処理を待機させるように、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブ及びスキャンジョブの処理の実行を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするデータ処理装置によって解決される。

このデータ処理装置では、外部ジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求と、スキャンジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求とが重なった場合に、前記外部ジョブの1部目を印字手段が印字しているときは、前記スキャンジョブの前記圧縮/伸張手段による処理を待機させるように、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブ及びスキャンジョブの処理の実行が、制御手段により制御される。従って、外部ジョブの1部目の印字については、外部ジョブを優先してスキャンジョブを待機させることにより、その外部ジョブのユーザは出力物を早く入手することができる。このため、次ジョブや少ない量のジョブが常に優先的に処理される場合に較べて、より実情に即した制御が可能となり、操作性が向上する。

前記制御手段は、前記外部ジョブの2部目以降の印字のときは、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブの処理とスキャンジョブの処理とを並行して行わせるものとしても良い。

2部目以降の印字については1部目ほどの早急入手の必要性がないので、外部ジョブとスキャンジョブとを並行処理させたものである。

上記並行処理に関しては、前記制御手段は、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブの処理とスキャンジョブの処理を交互に切り換えることにより、これら処理を並行して行わせるものとしても良い。また、前記複数個の圧縮/伸張手段のうちの少なくとも各1個を外部ジョブの処理とスキャンジョブの処理に割り当てることにより、これら処理を並行して行わせるものとしても良い。
いずれの場合にも、圧縮/伸張手段の交互切換または同時割り当てにより、外部ジョブ及びスキャンジョブの並行処理が確実に実行される。
また、制御手段による具体的な制御の他の例として、外部ジョブが1部先出しプリントジョブである場合に、前記制御手段は、前記外部ジョブの1部目の印字が終了すると、前記圧縮/伸張手段によるスキャンジョブの処理を優先して行わせるものとしても良い。

外部ジョブが1部先出しプリントジョブである場合には、2部目以降は急を要しないので、1部目については外部ジョブを優先し、2部目以降についてはスキャンジョブの処理を優先させたものである。
また、原稿を読み取る原稿読取手段と、外部から送信される外部ジョブを受信可能な受信手段と、前記原稿読取手段によって読み取られた原稿の画像データを、スキャンジョブとして外部に送信可能な送信手段と、前記受信手段によって受信した外部ジョブのデータを印字する印字手段と、前記スキャンジョブにおける画像データまたは前記外部ジョブのデータを圧縮し、かつ圧縮されたデータを伸張する1個または複数個の圧縮/伸張手段と、前記外部ジョブのデータの前記圧縮/伸張手段による処理の要求と、前記スキャンジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求とが重なった場合に、外部ジョブが親展プリントジョブであるときは、前記外部ジョブの印字開始前であれば、前記圧縮/伸張手段によるスキャンジョブの処理を優先して行わせ、外部ジョブを印字手段が印字中のときは、印字終了後に、前記圧縮/伸張手段によるスキャンジョブの処理を行わせるように、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブ及びスキャンジョブの処理の実行を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするデータ処理装置に構成しても良い。

親展プリントジョブの場合には、データ入力後、ユーザが操作パネルへ移行してIDコードないしパスワード等を入力するまで印字開始不可能なため、印字開始前であれば、圧縮/伸張手段によるスキャンジョブの処理を優先して行わせ、印字中であれば親展プリントを早期入手の必要があるため、外部ジョブを優先し、外部ジョブの終了後にスキャンジョブを行わせるものである。
また、前記課題は、原稿を原稿読取手段により読み取るステップと、外部から送信された外部ジョブを受信するステップと、前記原稿読取手段によって読み取られた原稿の画像データを、スキャンジョブとして外部に送信するステップと、前記受信した外部ジョブのデータを印字するステップと、1個または複数個の圧縮/伸張手段による前記外部ジョブのデータの処理の要求と、前記スキャンジョブのデータの処理の要求とが重なった場合に、前記外部ジョブの1部目を印字手段が印字しているときは、前記スキャンジョブの前記圧縮/伸張手段による処理を待機させるように、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブ及びスキャンジョブの処理の実行を制御するステップと、を備えたことを特徴とするデータ処理方法によっても解決される。

このデータ処理方法では、外部ジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求と、スキャンジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求とが重なった場合に、前記外部ジョブの1部目を印字手段が印字しているときは、前記スキャンジョブの前記圧縮/伸張手段による処理を待機させるように、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブ及びスキャンジョブの処理の実行が制御される。従って、外部ジョブの1部目の印字については、外部ジョブを優先してスキャンジョブを待機させることにより、その外部ジョブのユーザは出力物を早く入手することができ、次ジョブや少ない量のジョブが常に優先的に処理される場合に較べて、より実情に即した制御が可能となり、操作性が向上する。

請求項1に係る発明によれば、外部ジョブの1部目の印字については、外部ジョブを優先してスキャンジョブを待機させることにより、その外部ジョブのユーザは出力物を早く入手することができるから、従来のように、次ジョブや少ない量のジョブが常に優先的に処理される場合に較べて、より実情に即した制御が可能となり、操作性を向上できる。

請求項2に係る発明によれば、2部目以降の印字の場合は、外部ジョブとスキャンジョブとを並行処理させることにより、スキャンジョブの処理が待たされる不都合を解消できる。

請求項3に係る発明によれば、圧縮/伸張手段の交互切換により、外部ジョブ及びスキャンジョブの並行処理を確実に実行できる。
請求項4に係る発明によれば、圧縮/伸張手段の同時割り当てにより、外部ジョブ及びスキャンジョブの並行処理を確実に実行できる。
請求項5に係る発明によれば、外部ジョブが1部先出しプリントジョブである場合に、1部目については外部ジョブを優先し、2部目以降についてはスキャンジョブの処理を優先させることにより、外部ジョブのユーザは、1部目の出力物を早期に入手でき、またスキャンジョブのユーザにとっても、処理が待たされる不都合を防止できる。
請求項6に係る発明によれば、外部ジョブが親展プリントジョブの場合に、外部ジョブの印字が開始されるまでスキャンジョブのユーザがスキャンジョブの処理を待たされる不都合を防止できる。一方、親展プリントジョブのユーザは、親展プリントが印字中である場合には外部ジョブが優先されるので、親展プリントジョブの出力物を早期に入手できる。
請求項7に係る発明によれば、外部ジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求と、スキャンジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求とが重なった場合に、前記外部ジョブの1部目を印字手段が印字しているときは、前記スキャンジョブの前記圧縮/伸張手段による処理を待機させるように、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブ及びスキャンジョブの処理の実行が制御されるから、外部ジョブの1部目の印字については、外部ジョブを優先してスキャンジョブを待機させることにより、その外部ジョブのユーザは出力物を早く入手することができ、次ジョブや少ない量のジョブが常に優先的に処理される従来の場合に較べて、より実情に即した制御が可能となり、操作性が向上する。
次に、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るデータ処理装置としてのMFP1のブロック図である。
このデータ処理装置は、複数個の入力手段と複数個の出力手段を備えている。即ち、入力手段としての原稿読取部2及び外部コントローラインターフェース部(図面では、外部コントローラI/Fと記す)12と、出力手段(印字手段)としてのプリンタ部3と、入力手段及び出力手段の両方として機能するイーサネット(EtherNet)コントローラ4と、同じく入力手段及び出力手段の両方として機能するFAXコントローラ11を備えている。
前記原稿読取部2は、原稿を読み取るためのスキャナを備え、読み取った原稿の画像データは、読取画像インターフェース部(図面ではIR画像I/Fと記す)21を介して、バス調停器8に送られるものとなされている。
前記外部コントローラインターフェース部12は、図示しない外部プリンタコントローラからのプリントジョブを受信する。前記プリンタ部3は、バス調停器8から転送されてきた画像データを用紙等に印字するものである。
また、前記イーサネットコントローラ4は、イーサネット41を介してジョブの送受を行うものであり、パソコン、インターネットFAX装置等の外部装置40からイーサネット41を介して送信されてきたプリントジョブやインターネットFAXジョブを受信し、あるいは原稿読取部2で読み取った原稿の画像データを、イーサネット41を介して外部装置40へ送信する。
また、前記FAXコントローラ11は、電話回線51を介して外部FAX装置50との間でFAXジョブの送受を行うものであり、外部FAX装置50から電話回線51を介して送信されてきたFAXジョブを受信し、あるいは原稿読取部2で読み取った原稿の画像データを、電話回線51を介して外部FAX装置50へFAX送信する。
さらに、MFP1は、ワークメモリ5、ファイルメモリ6、圧縮・伸張制御部7、前述したバス調停器8、CPU9、メモリコントローラPCIブリッジ10、操作パネル13を備えている。
前記ワークメモリ5は、イーサネットコントローラ4や外部コントローラインターフェース部12が受信したプリントジョブに含まれるデータ、FAXコントローラ11が受信したFAX受信ジョブに含まれるデータ、あるいは原稿読取部2で読み取られた画像データ、等の出力対象データを展開したり、他のデータを記憶したりするものである。
前記圧縮・伸張制御部7は、この実施形態では並列接続された4個の圧縮/伸張器71〜74を備え、これら圧縮/伸張器71〜74を制御して、前記出力対象データの圧縮及び伸張を前記圧縮/伸張器71〜74に行わせる。各圧縮/伸張器71〜74は圧縮動作または伸張動作のいずれかを行うことができる。
前記ファイルメモリ6は、圧縮/伸張器71〜74で圧縮された出力対象データを蓄積保存する。
前記バス調停器8は、転送制御部81によって、前記出力対象データのMFP内の各部への転送を行うものである。
前記メモリコントローラPCIブリッジ10は、ワークメモリ5に対するデータの入力及び出力状態等を制御するとともに、CPU9のバスとPCIバスとを接続するものである。
前記CPU9は、メモリコントローラPCIブリッジ10、転送制御部81、圧縮・伸張制御部7等、MFP1の全体を統括的に制御する。例えば、圧縮・伸張制御部7を介して圧縮/伸張器71〜74の動作を制御する。そのほか、CPU9は、各種の機能を有する。例えば、外部から送信された外部ジョブのデータ、あるいはスキャンジョブのデータの圧縮または伸張処理の要求があったかどうかを判断する機能を有する。また、ジョブの種類を判断する機能を有し、外部ジョブが1部先出しプリントジョブであるか否かや、親展プリントジョブであるか否かや、外部ジョブのプリント(印字)が1部目であるか2部目以降かを判別する機能や、圧縮/伸張器71〜74によるジョブの処理済み頁枚数を計数する機能等を有する。
ここで、スキャンジョブとは、原稿読取部2によって読み取られた原稿の画像データを外部に送信するジョブをいう。また、前記1部先出しプリントジョブとは、複数部のプリントのうち、まず一部のみをプリントし、その後所定の指示に基づいて残りの部数をプリントすること、またはそのジョブを削除することが可能なものをいう。また、前記親展プリントジョブとは、プリント要求者がMFP1にプリント指示をした時点で直ちにプリント処理が開始される通常のプリントモードとは異なり、プリント要求者がプリント指示後にMFP1に赴いて、そこで操作パネル13からIDコードないしパスワード等を入力した時点で初めてプリント処理が開始されるものをいう。
前記操作パネル13は、各種の操作を行うためのものであり、スキャンジョブモードの設定キー、スキャン開始スタートキーのほか、前記親展プリントジョブの場合のIDコードないしパスワードを入力するためのテンキー、各種のタッチキーを備えるとともに、表示部等を備えている。
図1に示したMFP1において実行可能なジョブの種類は、コピージョブ、スキャンジョブ、内部プリンタジョブ(インターネットFAX受信ジョブも含む)、外部コントローラプリントジョブ、FAX送信ジョブ、FAX受信ジョブである。また、これらジョブのうち、外部から送信されてくる外部ジョブとしては、内部プリンタジョブ、外部コントローラプリントジョブ、FAX受信ジョブがある。また、各ジョブについて、データの流れとしては、データ入力とデータ出力がある。
前記各ジョブについて、データの流れを説明すると次の通りである。
[データ入力]
コピージョブ、スキャンジョブ、FAX送信ジョブについては、原稿読取部2で読み取られた画像データが、読取画像インターフェース部21を介してワークメモリ5に転送され、さらに圧縮/伸張器71〜74に転送されて圧縮され、ファイルメモリ6に記憶される。
内部プリンタジョブについては、パソコンやインターネットFAX装置等の外部装置40からイーサネット41を経由して送信されてきたプリントデータがイーサネットコントローラ4で受信され、ワークメモリ5に展開されたのち、圧縮/伸張器71〜74に転送されて圧縮され、ファイルメモリ6に記憶される。
FAX受信ジョブについては、電話回線51を介して外部FAX装置50から送られてきた画像データが、FAXコントローラ11で受信され、ワークメモリ5に転送され、次いで、圧縮/伸張器71〜74に転送されて圧縮され、ファイルメモリ6に記憶される。
外部コントローラプリントジョブについては、外部コントローラから送られてきたプリントデータが、外部コントローラインターフェース部12で受信され、ワークメモリ5に転送されたのち、圧縮/伸張器71〜74に転送されて圧縮され、ファイルメモリ6に記憶される。
[データ出力]
コピージョブ、内部プリンタジョブ、外部コントローラプリントジョブ、FAX受信ジョブについては、ワークメモリ5からから読み出された圧縮データは圧縮/伸張器71〜74で伸張され、ワークメモリ5、プリンタインターフェース部31を経由してプリンタ部3に転送され、プリントされる。
スキャンジョブについては、ファイルメモリ6から読み出された圧縮データは圧縮/伸張器71〜74で伸張され、ワークメモリ5を経由してイーサネットコントローラ4へ転送され、イーサネット41を介して外部装置40へと送信される。
FAX送信ジョブについては、ファイルメモリ6から読み出された圧縮データは圧縮/伸張器71〜74で伸張され、ワークメモリ5を経由してFAXコントローラ11へ転送され、電話回線51を介して外部FAX装置50へと送信される。
図1に示したMFP1において、外部ジョブについての圧縮/伸張器71〜74による処理要求と、スキャンジョブについての圧縮/伸張器71〜74による処理要求が重なったときに、CPU9が行う圧縮/伸張器切換処理の内容を図2のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明では、外部ジョブを「プリントジョブ」と記載する。
この処理は、あるジョブが圧縮又は伸張の処理を起動しようとする時、又は、圧縮/伸張器71〜74の処理が完了した場合に毎回コールされるものとする。
まず最初にS101で、CPU9は、圧縮又は伸張の要求があるかどうか判断する。要求がなければ(S101の判断がNO)、処理を終了する。要求があれば(S101の判断がYES)、S102に移行し、圧縮/伸張器71〜74が全て使用中か否か判断する。
S102で全て使用中であれば(S102の判断がYES)、切換は不可能であるので、次に圧縮/伸張器71〜74の処理が完了するまで処理を保留するため、そのまま終了する。
S102で全て使用中でなければ(S102の判断がNO)、S103で切換可否判断処理のサブルーチンをコールする。詳細は後述するが、このサブルーチンで種々の条件を判断した結果、要求ジョブに対して圧縮/伸張器71〜74の使用が可能と判断した場合は、切換要求フラグがセットされて戻ってくる。
次いで、S104では、上記S103のサブルーチンでの出力から、切換要求フラグがセットされているか否かを判断し、セットされていれば(S104の判断がYES)、S105で要求ジョブへの切換処理を行う。切換要求フラグがセットされていなければ(S104の判断がNO)、要求ジョブへの切換を保留するため終了する。
前記図2におけるS103の切換可否判断処理のサブルーチンの内容を、図3のフローチャートに示す。
図3において、まずS201で、現在実行中のプリントジョブについて次の処理を待っている状態(「次プリントジョブ処理待ち」という)か否かを判断する。次プリントジョブ処理待ちであれば(S201の判断がYES)、S211で、スキャンジョブについて次の処理を待っている状態(「次スキャンジョブ処理待ち」という)か否かを判断する。
次スキャンジョブ処理待ちのとき(S211の判断がYES)、即ちプリントジョブ、スキャンジョブともに処理待ちであれば、S221へ移行し、プリントジョブとスキャンジョブのマルチアクセス制御に移行する。
S201において、次プリントジョブ処理待ちでなければ(S201の判断がNO)、S202で次スキャンジョブ処理待ちかどうか判断し、処理待ちであれば(S202の判断がYES)、S231のスキャンジョブ優先切換処理(詳細は後述)のサブルーチンをコールする。S202でスキャンジョブ処理待ちでなければ(S202の判断がNO)、現在どのジョブも動作していない状態で新たなジョブが起動され圧縮又は伸張の要求が発生したことから、S203で無条件に切換フラグをセットして、リターンする。
また、S211において、次スキャンジョブ処理待ちでなければ(S211の判断がNO)、S251のプリントジョブ優先切換処理のサブルーチンをコールする。
以下に、前述のプリントジョブとスキャンジョブのマルチアクセス制御について詳細を説明する。
S221で、プリントジョブがプリンタ部3により印字開始済みであるか否かを判断する、開始済みでなければ(S221の判断がNO)、S222へ移行し、プリントジョブは親展プリントか否かを判断する。親展プリントであれば(S222の判断がYES)、プリントジョブのデータ入力の終了後に、操作パネル13からユーザがIDコードないしパスワードを入力するまではプリント開始不可能なため、プリントジョブの処理を急ぐ必要はない。従ってS231へ移行し、スキャンジョブ優先切換処理のサブルーチンをコールする。
プリントジョブが親展プリントでなければ(S222の判断がNO)、S241ヘ移行し交互切換処理のサブルーチンをコールする。
一方、S221でプリントジョブが印字開始済みであれば(S221の判断がYES)、S223へ移行し、1部目をプリント中であるか否かを判断する、1部目をプリント中であれば(S223の判断がYES)、プリントジョブのユーザはできるだけ早くプリント出力を取得したいため、S251でプリントジョブ優先切換処理のサブルーチンをコールする。
S223において、1部目プリント中でなければ(S223の判断がNO)、S261で、1部先出しプリントか否かを判断する。1部先だしプリントであれば(S261の判断がYES)、2部目以降は急を要しないので、S231のスキャンジョブ優先切換処理に移行する。1部先出しプリントでなければ(S261の判断がNO)、S241の交互切換処理に移行する。
このように、外部ジョブとスキャンジョブの処理要求が重なった場合において、外部ジョブが1部目のプリント中であるときは、外部ジョブの処理が優先され、外部ジョブが印字開始前の親展プリントジョブ、または1部先出しプリントジョブの2部目以降であれば、スキャンジョブが優先され、それ以外のときは交互に処理が行われる。従って、実情に即した制御が行われ、操作性の良いものとなる。
次に、図3に示した前記交互切換処理(S241)、プリントジョブ優先切換処理(S251)、スキャンジョブ優先切換処理(S231)の各サブルーチンのフローチャートを図4(a)(b)(c)に示す。
図4(a)の交互切換処理では、プリントジョブとスキャンジョブの処理を交互に実行するため、まずS301で、要求ジョブがプリントかどうか判断する。プリントジョブであれば(S301の判断がYES)、S302で、1回前がスキャンジョブについて圧縮又は伸張処理を行ったかどうか判断する。スキャンジョブの処理であれば(S302の判断がYES)、スキャンジョブからプリントジョブへ処理を切り替えるためにS304へ移行し、切換要求フラグをセットする。
S302においてスキャンジョブの処理でなければ(S302の判断がNO)、1回前もプリントジョブの処理を行っていたので、次はスキャンジョブを処理する必要があるので、S305にて切換フラグをリセットする。
S301の判断において、要求ジョブがプリントジョブでない、換言すればスキャンジョブである場合には(S301の判断がNO)、S303で、1回前がスキャンジョブについて圧縮又は伸張の処理を行ったかどうか判断する。スキャンジョブの処理でなければ(S303の判断がNO)、プリントジョブからスキャンジョブへ処理を切り替えるためにS304へ移行し、切換要求フラグをセットする。
S303においてスキャンジョブの処理であれば(S303の判断がYES)、1回前もスキャンジョブの処理を行っていたので、次はプリントジョブを処理する必要があるので、S305にて切換フラグをリセットする。
図4(b)のプリントジョブ優先切換処理では、S311で、要求ジョブがプリントかどうか判断する。プリントジョブであれば(S311の判断がYES)、S312で、切換要求フラグをセットし、プリントジョブでなければ(S311の判断がNO)、S313で、切換要求フラグをリセットする。
即ち、このプリントジョブ優先切換処理では、要求ジョブがプリントである時のみ切換要求フラグをセットし、プリントジョブでなければ切換要求フラグをリセットすることにより、プリントジョブの圧縮又は伸張処理の要求のみ受け付けて、優先的にプリントジョブの処理を行う。
図4(c)のスキャンジョブ優先切換処理では、S321で、要求ジョブがスキャンジョブかどうか判断する。スキャンジョブであれば(S321の判断がYES)、S322で、切換要求フラグをセットし、スキャンジョブでなければ(S321の判断がNO)、S323で、切換要求フラグをリセットする。
即ち、このスキャンジョブ優先切換処理では、要求ジョブがスキャンジョブである時のみ切換要求フラグをセットし、スキャンジョブでなければ切換要求フラグをリセットすることにより、スキャンジョブの圧縮又は伸張処理の要求のみ受け付けて、優先的にスキャンジョブの処理を行う。
図5は、図3に示した切換可否判断処理(図2のS103)の他の実施形態を示すフローチャートである。
この実施形態では、圧縮/伸張器71〜74によるプリントジョブの処理済み頁枚数に応じて、圧縮/伸張器71〜74による処理を切り換えるものである。
まずS401で、次プリントジョブ処理待ちか否かを判断する。次プリントジョブ処理待ちであれば(S401の判断がYES)、S411で、次スキャンジョブ処理待ちか否かを判断する。
次スキャンジョブ処理待ちであれば(S411の判断がYES)、両ジョブとも処理待ちであるので、S421ヘ移行し、プリントジョブとスキャンジョブのマルチアクセス制御に移行する。
S401において、次プリントジョブ処理待ちでなければ(S401の判断がNO)、S402で次スキャンジョブ処理待ちかどうか判断し、処理待ちであれば(S402の判断がYES)、S428のスキャンジョブ優先切換処理のサブルーチンをコールする。S402でスキャンジョブ処理待ちでなければ(S402の判断がNO)、現在どのジョブも動作していない状態で新たなジョブが起動され圧縮又は伸張の要求が発生したことから、S403で無条件に切換フラグをセットして、リターンする。
また、S411において、次スキャンジョブ処理待ちでなければ(S411の判断がNO)、S425のプリントジョブ優先切換処理のサブルーチンをコールする。
次に、S421以下に示される、プリントジョブとスキャンジョブの処理枚数に応じたマルチアクセス制御について詳細を説明する。
まずS421及びS422で、スキャンジョブとプリントジョブの処理枚数が両方確定しているかどうか判断する、少なくとも一方が確定していなければ(S421の判断がNOまたはS422の判断がNO)、S426へ移行し、交互切換処理のサブルーチンをコールする。
両方確定している場合(S421の判断がYES及びS422の判断がYES)、S423、S424、S427でスキャンジョブとプリントジョブのそれぞれの処理枚数が10頁より多いか少ないかを判断して、その結果によりどちらを優先するか、交互切換にするかを決定する。
1.スキャンジョブ処理枚数>10(S423の判断がYES)、かつ、プリン トジョブ処理枚数>10(S424の判断がYES)の場合
プリントジョブを優先する必要があるため、S425ヘ移行しプリントジョブ優先切換処理のサブルーチンをコールする。
2.スキャンジョブ処理枚数>10(S423の判断がYES)、かつ、プリン トジョブ処理枚数<=10(S424の判断がNO)の場合
プリントジョブとスキャンジョブを交互に処理する必要があるため、S426へ移行し、交互切換処理のサブルーチンをコールする。
3.スキャンジョブ処理枚数<=10(S423の判断がNO)、かつ、プリン トジョブ処理枚数>10(S427の判断がYES)の場合
スキャンジョブを優先する必要があるため、S428へ移行しスキャンジョブ優先切換処理のサブルーチンをコールする。
4.スキャンジョブ処理枚数<=10(S423の判断がNO)、かつ、プリン トジョブ処理枚数<=10(S427の判断がNO)の場合
プリントジョブを優先する必要があるため、S425へ移行しプリントジョブ優先切換処理のサブルーチンをコールする。
それぞれの切換処理のサブルーチンに関しては、図4に示したものと同じであるので説明は省略する。
図5に示した実施形態では、処理枚数の大小の判断を10ぺージで行ったが、この枚数は自由に変更可能であるし、MFP1の使用環境に応じて、プリントジョブ優先又はスキャンジョブ優先を、ユーザ設定に応じて切り換えることも可能である。また、プリントジョブの処理枚数だけでなく、スキャンジョブの処理枚数をも考慮して切換を行う場合を示したが、スキャンジョブの処理枚数は考慮しなくても良い。しかし、考慮した方が、ユーザの意向に即した細かな制御を行うことができる。
ところで、以上示した実施形態では、圧縮/伸張器71〜74による処理を交互に切り換えることにより、プリントジョブとスキャンジョブを並行処理する場合を示したが、4個の圧縮/伸張器71〜74の動作割り当てを切り換えて、プリントジョブとスキャンジョブを同時処理することにより、並行処理しても良い。
図6は、このような並行処理を示すものであり、(a)は並行切換処理のサブルーチンを示すフローチャートであり、(b)はプリントジョブ優先切換処理のサブルーチンを示すフローチャート、(c)はスキャンジョブ優先切換処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
なお、図6(a)の並行切換処理は図3のS241の交互切換処理に、図6(b)のプリントジョブ優先切換処理は図3のS251のプリントジョブ優先切換処理に、図6(c)のスキャンジョブ優先切換処理は図3のS231のスキャンジョブ優先切換処理に、それぞれ対応するものである。
図6(a)の並行切換処理では、プリントジョブとスキャンジョブに、4個の圧縮/伸張器71〜74のうち2個づつを割り当てて同時に処理を行うため、まずS501で、スキャンジョブで使用する圧縮/伸張器を2個設定する。さらにS502で、プリントジョブで使用する圧縮/伸張器を2個設定する。そして、S503で、切換要求フラグをセットする。この切換要求によって、図2のS105の要求ジョブへの切換処理において、2つのジョブの要求を同時に起動する。
一方、図6(b)に示すプリントジョブ優先切換処理では、S511で、プリントジョブで使用する圧縮/伸張器を4個に設定する。さらに、S512で、要求ジョブがプリントかどうか判断する。プリントジョブであれば(S512の判断がYES)、S513で、切換要求フラグをセットし、プリントジョブでなければ(S512の判断がNO)、S514で、切換要求フラグをリセットする。
即ち、要求ジョブがプリントである時のみ切換要求フラグをセットし、プリントジョブでなければ切換要求フラグをリセットすることにより、プリントジョブの圧縮又は伸張処理の要求のみ受け付けて、優先的にプリントジョブの処理を行う。
また、図6(c)に示すスキャンジョブ優先切換処理では、S521で、スキャンジョブで使用する圧縮/伸張器を4個に設定する。さらに、S522で、要求ジョブがスキャンジョブかどうか判断する。スキャンジョブであれば(S522の判断がYES)、S523で、切換要求フラグをセットし、スキャンジョブでなければ(S522の判断がNO)、S524で、切換要求フラグをリセットする。
即ち、要求ジョブがスキャンジョブである時のみ切換要求フラグをセットし、スキャンジョブでなければ切換要求フラグをリセットすることにより、スキャンジョブの圧縮又は伸張処理の要求のみ受け付けて、優先的にスキャンジョブの処理を行う。
また、電源投入時の初期設定及びスキャンジョブまたはプリントジョブのどちらか一方の要求しかない場合は、スキャンジョブで使用する圧縮/伸張器として4個全てを設定し、プリントジョブで使用する圧縮/伸張器として4個全てを設定する。
なお、上記の例では、スキャンジョブの処理とプリントジョブの処理を並行して行うための圧縮/伸張器71〜74の割り当てを、各ジョブに対して2個づつ行ったが、各1個のみでも良いし、あるいは各ジョブに対する割り当て個数を異なるものに設定しても良い。
請求項1に係る発明によれば、外部ジョブの実行状態が、外部ジョブを早期に処理すべきものである状態のときは、前記圧縮/伸張手段により外部ジョブが優先的に処理され、外部ジョブの実行状態が、外部ジョブを早期に処理すべきものでない状態のときは、前記圧縮/伸張手段によりスキャンジョブが優先的に処理されるように、制御できるから、従来のように、次ジョブや少ない量のジョブが常に優先的に処理される場合に較べて、より実情に即した制御が可能となり、操作性を向上できる。
請求項2に係る発明によれば、外部ジョブの1部目の印字について外部ジョブを優先することにより、その外部ジョブのユーザは出力物を早く入手することができる。また、2部目以降の印字の場合は、外部ジョブとスキャンジョブとを並行処理させることにより、スキャンジョブの処理が待たされる不都合を解消できる。
請求項3に係る発明によれば、圧縮/伸張手段の交互切換により、外部ジョブ及びスキャンジョブの並行処理を確実に実行できる。
請求項4に係る発明によれば、圧縮/伸張手段の同時割り当てにより、外部ジョブ及びスキャンジョブの並行処理を確実に実行できる。
請求項5に係る発明によれば、外部ジョブが1部先出しプリントジョブである場合に、1部目については外部ジョブを優先し、2部目以降についてはスキャンジョブの処理を優先させることにより、外部ジョブのユーザは、1部目の出力物を早期に入手でき、またスキャンジョブのユーザにとっても、処理が待たされる不都合を防止できる。
請求項6に係る発明によれば、外部ジョブが親展プリントジョブの場合に、外部ジョブの印字が開始されるまでスキャンジョブのユーザがスキャンジョブの処理を待たされる不都合を防止できる。一方、親展プリントジョブのユーザは、親展プリントが印字中である場合には外部ジョブが優先されるので、親展プリントジョブの出力物を早期に入手できる。
請求項7に係る発明によれば、圧縮/伸張手段による外部ジョブの処理量に応じて、ユーザに最適な制御を行うことができる。
請求項8に係る発明によれば、外部ジョブの処理量に加えてスキャンジョブの処理量によっても、処理が変更されるから、より細かな制御を行うことができる。
請求項9に係る発明によれば、外部ジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求と、スキャンジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求とが重なった場合に、前記外部ジョブの実行状態に応じて、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブ及びスキャンジョブの処理の実行が制御されるから、次ジョブや少ない量のジョブが常に優先的に処理される従来の場合に較べて、より実情に即した制御が可能となり、操作性が向上する。
この発明の一実施形態に係るデータ処理装置の構成を示すブロック図である。 図1のデータ処理装置における圧縮/伸張器切換処理の内容を示すフローチャートである。 図2のフローチャートにおけるS103の切換可否判断処理の内容を示すフローチャートである。 図3のフローチャートにおけるS231の交互切換処理、S241のプリントジョブ優先切換処理及びスキャンジョブ優先処理の内容を示すフローチャートである。 図2のフローチャートにおけるS103の切換可否判断処理の他の実施形態を示すフローチャートである。 プリントジョブとスキャンジョブの並行処理の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MFP(データ処理装置)
2 原稿読取部
3 プリンタ部
4 イーサネットコントローラ(受信手段、送信手段)
5 ワークメモリ
6 ファイルメモリ
7 圧縮/伸張制御部
71〜74 圧縮/伸張器
9 CPU(制御手段)
12 外部コントローラインターフェース部(受信手段)

Claims (7)

  1. 原稿を読み取る原稿読取手段と、
    外部から送信される外部ジョブを受信可能な受信手段と、
    前記原稿読取手段によって読み取られた原稿の画像データを、スキャンジョブとして外部に送信可能な送信手段と、
    前記受信手段によって受信した外部ジョブのデータを印字する印字手段と、
    前記スキャンジョブにおける画像データまたは前記外部ジョブのデータを圧縮し、かつ圧縮されたデータを伸張する1個または複数個の圧縮/伸張手段と、
    前記外部ジョブのデータの前記圧縮/伸張手段による処理の要求と、前記スキャンジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求とが重なった場合に、前記外部ジョブの1部目を印字手段が印字しているときは、前記スキャンジョブの前記圧縮/伸張手段による処理を待機させるように、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブ及びスキャンジョブの処理の実行を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記外部ジョブの2部目以降の印字のときは、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブの処理とスキャンジョブの処理とを並行して行わせる請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブの処理とスキャンジョブの処理を交互に切り換えることにより、これら処理を並行して行わせる請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数個の圧縮/伸張手段のうちの少なくとも各1個を外部ジョブの処理とスキャンジョブの処理に割り当てることにより、これら処理を並行して行わせる請求項2に記載のデータ処理装置。
  5. 外部ジョブが1部先出しプリントジョブである場合に、前記制御手段は、前記外部ジョブの1部目の印字が終了すると、前記圧縮/伸張手段によるスキャンジョブの処理を優先して行わせる請求項1に記載のデータ処理装置。
  6. 原稿を読み取る原稿読取手段と、
    外部から送信される外部ジョブを受信可能な受信手段と、
    前記原稿読取手段によって読み取られた原稿の画像データを、スキャンジョブとして外部に送信可能な送信手段と、
    前記受信手段によって受信した外部ジョブのデータを印字する印字手段と、
    前記スキャンジョブにおける画像データまたは前記外部ジョブのデータを圧縮し、かつ圧縮されたデータを伸張する1個または複数個の圧縮/伸張手段と、
    前記外部ジョブのデータの前記圧縮/伸張手段による処理の要求と、前記スキャンジョブのデータの圧縮/伸張手段による処理の要求とが重なった場合に、外部ジョブが親展プリントジョブであるときは、前記外部ジョブの印字開始前であれば、前記圧縮/伸張手段によるスキャンジョブの処理を優先して行わせ、外部ジョブを印字手段が印字中のときは、印字終了後に、前記圧縮/伸張手段によるスキャンジョブの処理を行わせるように、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブ及びスキャンジョブの処理の実行を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  7. 原稿を原稿読取手段により読み取るステップと、
    外部から送信された外部ジョブを受信するステップと、
    前記原稿読取手段によって読み取られた原稿の画像データを、スキャンジョブとして外部に送信するステップと、
    前記受信した外部ジョブのデータを印字するステップと、
    1個または複数個の圧縮/伸張手段による前記外部ジョブのデータの処理の要求と、前記スキャンジョブのデータの処理の要求とが重なった場合に、前記外部ジョブの1部目を印字手段が印字しているときは、前記スキャンジョブの前記圧縮/伸張手段による処理を待機させるように、前記圧縮/伸張手段による外部ジョブ及びスキャンジョブの処理の実行を制御するステップと、
    を備えたことを特徴とするデータ処理方法。

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