JP3755305B2

JP3755305B2 - Floor heating panel

Info

Publication number: JP3755305B2
Application number: JP20019998A
Authority: JP
Inventors: 洋今西
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1998-07-15
Filing date: 1998-07-15
Publication date: 2006-03-15
Anticipated expiration: 2018-07-15
Also published as: JP2000030841A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床暖房パネルに関し、詳しくは配線部の発熱対策に有効な裏面シートの構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、パネル基材の上面にヒータ線とコネクタとが設置され、パネル基材の裏面をシート材で覆うようにした床暖房パネルが知られている。このシート材はコネクタのある配線部の接触不良等による発火のおそれをなくすために、パネル基材の裏面に貼着されるものであり、その品質において難燃性能（自己消火性能）が必要であり、従来では、自己消火性を有するシート材をパネル基材の裏面全面に亘って接着するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、自己消火性を有するシート材は一般に高価であり、またこれを接着する接着剤も高価であり、そのために従来のようにパネル基材の裏面全面に亘って自己消火性を有するシート材を接着するような場合にあっては、コスト高を招くという問題があった。
【０００４】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、自己消火性を有するシート材及びその接着剤のコスト削減を図ることができる安価な床暖房パネルを提供するにあり、また別の目的とするところは、自己消火性を有するシート材の難燃性能アップに加えて強度アップを図ることができる床暖房パネルを提供するにあり、さらに別の目的とするところは、２層構造のシート材の反りを簡単に防止でき、組み立て工程を楽に行えるようにした床暖房パネルを提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明はパネル基材２の上面にヒータ線３と配線部４とが設置され、パネル基材２の裏面をシート材で覆うようにした床暖房パネルにおいて、パネル基材２の裏面のうち配線部４と対応する裏面部分２ａが自己消火性を有するシート材８で覆われ、自己消化性を有するシート材８が、水酸化アルミニウム紙８ａとポリプロピレン樹脂層８ｂとを積層して構成されると共に水酸化アルミニウム紙８ａの表面に接着剤１０が塗布され、上記自己消化性を有するシート材８で覆われていない残りの裏面部分２ｂがクラフト紙９で覆われ、上記自己消化性を有するシート材８が上記接着剤１０にてパネル基材２の裏面部分２ａに貼着されていると共に、上記クラフト紙９が上記接着剤１０と同一の接着剤にてパネル基材２の裏面部分２ｂに貼着されていることを特徴としており、このように構成することで、配線部４と対応する裏面部分２ａにおいては自己消火性を有するシート材８によって配線部４の接触不良等による発火のおそれをなくすことができ、また残りの裏面部分２ｂには自己消化性のない比較的安価なクラフト紙９ａを貼着することによって、材料コストを削減できると共に、上記シート材８，クラフト紙９ａを同一の接着剤にてパネル基材２の裏面部分２ａ，２ｂに貼着することによって、接着剤のコスト削減を図ることができる。また上記自己消化性を有するシート材８が、水酸化アルミニウム紙８ａとポリプロピレン樹脂層８ｂとを積層して構成されているので、水酸化アルミニウム紙８ａにより難燃性能がアップし、且つ、強度が弱い水酸化アルミニウム紙８ａにポリプロピレン樹脂層８ｂを積層することで水酸化アルミニウム紙８ａの強度アップを図ることができる。
【０００６】
また、上記積層構造の自己消火性を有するシート材８の断面形状を反り防止のための凹凸状に形成するのが好ましく、この場合、シート材８を水酸化アルミニウム紙８ａとポリプロピレン樹脂層８ｂとの２層構造としても、断面を凹凸形状にすることで、反りの発生を防止できるようになる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明すると、床暖房パネル１は、図１、図２に示すように、例えば厚さ８．１ｍｍのロックウールボード１１と合板枠材２０とからなるパネル基材２の表面にはヒータ線３とコネクタ５とが設置され、さらにその上面には、アルミ箔１２を介して、例えば厚さ３．７ｍｍの表層材１３が積層されている。一方、パネル基材２の裏面のうち配線部４と対応する裏面部分２ａは自己消火性を有するシート材８で覆われ、残りの裏面部分２ｂは自己消火性のないシート材９で覆われており、これら両シート材８，９が同一の接着剤にてパネル基材２の裏面部分２ａ，２ｂにそれぞれ貼着されるようになっている。
【０００８】
上記パネル基材２は例えば平面視長方形状に形成され、その長手方向の一端部側の上面にコネクタ５を収納するコネクタ収納溝７が形成されており、残りの上面部分にはヒータ線３を収納するヒータ線収納溝６が形成されている。ヒーター線３の接続端部はコネクタ収納溝７内に収納されるコネクタ５を介して外部電源側に電気的に接続される。そして、ヒータ線収納溝６にヒータ線３を収納した状態で、ヒータ線３の上面全体がアルミ箔１２で覆われるようになっており、このアルミ箔１２によりヒータ線３から表層板への熱伝導の均一化が図られている。図１中の１４は過昇温防止装置、１５は過昇温防止装置１４の収納凹所である。
【０００９】
ここで、自己消火性を有するシート材８としては、図３に示すように、水酸化アルミニウム紙８ａの片面にＰＰ（ポリプロピレン樹脂）層（以下、「ＰＰ層８ｂ」という。）をラミネートした不燃シートからなり、その大きさはコネクタ５のある配線部４の裏面部分２ａを覆うことができる大きさを有しており、この水酸化アルミニウム紙８ａの表面（ＰＰ層８ｂとは反対側の面）に接着剤１０を塗布して、パネル基材２の裏面部分２ａに接着されるものである。
【００１０】
一方、パネル基材２の裏面部分２ｂに貼着される自己消火性のないシート材９としては、例えば一般の厚さ０．２ｍｍのクラフト紙９ａが用いられる。このクラフト紙９ａは、クラフト紙用の接着剤、例えば酢酸ビニル系の接着剤を用いてパネル基材２の裏面部分２ａに接着されている。酢酸ビニル系の接着剤は、前記水酸化アルミニウム紙８ａの接着にも適しており、この酢酸ビニル系の接着剤を用いてクラフト紙９ａと水酸化アルミニウム紙８ａの両方がパネル基材２の裏面部分２ａ，２ｂにそれぞれ貼着されている。
【００１１】
しかして、パネル基材２の裏面のうち、配線部４と対応する裏面部分２ａのみに自己消火性を有する水酸化アルミニウム紙８ａを接着し、残りの大部分には一般に安価なクラフト紙９ａを貼着してあるので、水酸化アルミニウム紙８ａの難燃性能によってコネクタ５のある配線部４の接触不良等による発火のおそれをなくすことができる。従って、従来のようにパネル基材２の裏面全面に高価な不燃シートを貼着しなくて済むので、材料コストの削減を図ることができる。
【００１２】
また、本実施形態では、不燃紙としての水酸化アルミニウム紙８ａはＰＰ層８ｂをラミネートした２層構造となっているので、水酸化アルミニウム紙８ａによる難燃性能のアップに加えて、強度が弱い水酸化アルミニウム紙８ａをＰＰ層８ｂによって強度アップが図られるようになる。しかもこの水酸化アルミニウム紙８ａはクラフト紙用の酢酸ビニル系の接着剤で接着可能であるので、同一の接着剤にてクラフト紙９ａと水酸化アルミニウム紙８ａとをパネル基材２の裏面部分２ａ，２ｂにそれぞれ貼着可能となり、接着剤のコスト削減を図ることができ、一層の低コスト化を実現できる。
【００１３】
図４は、ＰＰ層８ｂと水酸化アルミニウム紙８ａとの２層構造のシート材８にエンボス加工を施した場合を示している。図４（ａ）は加工前を示し、（ｂ）は水酸化アルミニウム紙８ａ側から型押した状態を示しており、これにより２層構造のシート材８の断面形状が凹凸状となり、反り防止に効果的となる。つまり、シート材８を２層構造にすることで反りが発生しやすくなっても、断面形状を凹凸状にすることで反りの発生を防止することができ、これにより床暖房パネル１の組み立て工程が楽に行えるようになる。なお、エンボス加工に限らず、例えばミシン目を付けたり、テープを貼ったりして凹凸を付けるようにしてもよいものである。
【００１４】
【発明の効果】
上記のように本発明のうち請求項１記載の発明は、パネル基材の上面にヒータ線と配線部とが設置され、パネル基材の裏面をシート材で覆うようにした床暖房パネルにおいて、パネル基材の裏面のうち配線部と対応する裏面部分が自己消火性を有するシート材で覆われ、自己消化性を有するシート材が、水酸化アルミニウム紙とポリプロピレン樹脂層とを積層して構成されると共に水酸化アルミニウム紙の表面に接着剤が塗布され、上記自己消化性を有するシート材で覆われていない残りの裏面部分がクラフト紙で覆われ、上記自己消化性を有するシート材が上記接着剤にてパネル基材の裏面部分に貼着されていると共に、上記クラフト紙が上記接着剤と同一の接着剤にてパネル基材の裏面部分に貼着されているから、配線部と対応する裏面部分においては自己消火性を有するシート材によって配線部の接触不良等による発火のおそれをなくすことができ、また残りの裏面部分には自己消化性のない比較的安価なクラフト紙を貼着することによって、従来のようにパネル基材の裏面全面に高価な消化性を有するシート材を貼着した場合と比較して材料コストを削減できる。さらに、上記シート材、クラフト紙を同一の接着剤にてパネル基材の裏面部分に貼着したことによって、従来のような高価な接着剤を用いずに、比較的安価な接着剤にてシート材、クラフト紙を貼着できるようになり、一層の低コスト化を実現できる。また、自己消化性を有するシート材が、水酸化アルミニウム紙とポリプロピレン樹脂層とを積層して構成されているから、水酸化アルミニウム紙により難燃性能がアップし、且つ、強度が弱い水酸化アルミニウム紙にポリプロピレン樹脂層を積層することで水酸化アルミニウム紙の強度アップを図ることができる。また水酸化アルミニウム紙は例えばクラフト紙用の酢酸ビニル系接着剤にて接着可能であるので、接着剤のコスト削減にも有効である。
【００１５】
また請求項２記載の発明は、請求項１記載の効果に加えて、積層構造の自己消火性を有するシート材の断面形状を反り防止のための凹凸状に形成したから、シート材を水酸化アルミニウム紙とポリプロピレン樹脂層との２層構造としても、断面を凹凸形状にすることで、反りが発生するのを防止でき、これにより床暖房パネルの組み立て工程を楽に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態の一例を示す分解斜視図である。
【図２】同上の配線部付近の断面図である。
【図３】同上の自己消火性を有するシート材の断面図である。
【図４】（ａ）は同上のシート材にエンボス加工を施す前の断面形状の説明図、（ｂ）は加工後の断面形状の説明図である。
【符号の説明】
１床暖房パネル
２パネル基材
２ａ，２ｂ裏面部分
３ヒータ線
４配線部
８自己消火性を有するシート材
８ａ水酸化アルミニウム紙
８ｂポリプロピレン樹脂層
９クラフト紙 [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a floor heating panel, and more particularly to a structure of a back sheet effective for measures against heat generation in a wiring section.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a floor heating panel is known in which a heater wire and a connector are installed on the upper surface of a panel base material and the back surface of the panel base material is covered with a sheet material. This sheet material is affixed to the back of the panel base material in order to eliminate the risk of ignition due to poor contact of the wiring part with the connector, etc., and its quality requires flame retardancy (self-extinguishing performance). In the related art, a sheet material having self-extinguishing properties is adhered to the entire back surface of the panel base material.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, a sheet material having self-extinguishing properties is generally expensive, and an adhesive for bonding the sheet material is also expensive. For this reason, a sheet material having self-extinguishing properties over the entire back surface of the panel substrate is conventionally used. In the case of bonding, there is a problem that the cost is increased.
[0004]
This invention is made | formed in view of said point, The place made into the objective is to provide the inexpensive floor heating panel which can aim at the cost reduction of the sheet material which has self-extinguishing property, and its adhesive agent. Yes, and another objective is to provide a floor heating panel that can increase the strength in addition to the flame-retardant performance of the self-extinguishing sheet material. An object of the present invention is to provide a floor heating panel that can easily prevent warpage of a sheet material having a two-layer structure and facilitate an assembly process.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides a floor heating panel in which a heater wire 3 and a wiring portion 4 are installed on the upper surface of a panel base material 2 so that the back surface of the panel base material 2 is covered with a sheet material. Of the back surface of the base material 2, the back surface portion 2a corresponding to the wiring portion 4 is covered with a sheet material 8 having self-extinguishing properties, and the sheet material 8 having self-extinguishing properties is formed of aluminum hydroxide paper 8a and polypropylene resin layer 8b. The adhesive 10 is applied to the surface of the aluminum hydroxide paper 8a, and the remaining back surface portion 2b not covered with the self-digestible sheet material 8 is covered with the kraft paper 9, The sheet material 8 having self-digestibility is adhered to the back surface portion 2a of the panel base material 2 with the adhesive 10, and the kraft paper 9 is bonded to the panel base with the same adhesive as the adhesive 10. Material 2 It is characterized in that it is adhered to the back surface portion 2b. With this configuration, in the back surface portion 2a corresponding to the wiring portion 4, contact failure of the wiring portion 4 by the sheet material 8 having self-extinguishing properties, etc. In addition, the material cost can be reduced by sticking a relatively inexpensive kraft paper 9a that is not self-digestible to the remaining back surface portion 2b, and the sheet material 8, craft. By sticking the paper 9a to the back surface portions 2a and 2b of the panel base material 2 with the same adhesive, the cost of the adhesive can be reduced. Moreover, since the sheet material 8 having self-digestibility is formed by laminating the aluminum hydroxide paper 8a and the polypropylene resin layer 8b, the aluminum hydroxide paper 8a improves the flame retardancy and the strength. The strength of the aluminum hydroxide paper 8a can be increased by laminating the polypropylene resin layer 8b on the weak aluminum hydroxide paper 8a.
[0006]
Moreover, it is preferable that the cross-sectional shape of the self-extinguishing sheet material 8 having the above-described laminated structure is formed in an uneven shape for preventing warpage. Even in this two-layer structure, the occurrence of warping can be prevented by making the cross section uneven.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the embodiment of the present invention will be described. As shown in FIGS. 1 and 2, the floor heating panel 1 is a panel base material composed of, for example, a rock wool board 11 having a thickness of 8.1 mm and a plywood frame member 20. The heater wire 3 and the connector 5 are installed on the surface 2, and a surface layer material 13 having a thickness of 3.7 mm, for example, is laminated on the upper surface thereof with an aluminum foil 12 interposed therebetween. On the other hand, the back surface portion 2a corresponding to the wiring portion 4 of the back surface of the panel substrate 2 is covered with a sheet material 8 having self-extinguishing properties, and the remaining back surface portion 2b is covered with a sheet material 9 having no self-extinguishing properties. The two sheet materials 8 and 9 are adhered to the back surface portions 2a and 2b of the panel base material 2 with the same adhesive.
[0008]
The panel base material 2 is formed, for example, in a rectangular shape in plan view. A connector housing groove 7 for housing the connector 5 is formed on the upper surface on one end side in the longitudinal direction, and the heater wire 3 is formed on the remaining upper surface portion. A heater wire storage groove 6 for storage is formed. The connection end of the heater wire 3 is electrically connected to the external power supply side via the connector 5 housed in the connector housing groove 7. In the state where the heater wire 3 is stored in the heater wire storage groove 6, the entire upper surface of the heater wire 3 is covered with the aluminum foil 12, and the heat from the heater wire 3 to the surface layer plate is covered by the aluminum foil 12. The conduction is made uniform. In FIG. 1, reference numeral 14 denotes an excessive temperature rise prevention device, and reference numeral 15 denotes a housing recess for the excessive temperature rise prevention device 14.
[0009]
Here, as the sheet material 8 having self-extinguishing properties, as shown in FIG. 3, a non-combustible material in which a PP (polypropylene resin) layer (hereinafter referred to as “PP layer 8b”) is laminated on one side of an aluminum hydroxide paper 8a. It consists of a sheet, and has a size that can cover the back surface portion 2a of the wiring portion 4 with the connector 5, and the surface of this aluminum hydroxide paper 8a (the surface opposite to the PP layer 8b) ) Is applied to the back surface portion 2a of the panel base material 2.
[0010]
On the other hand, as the sheet material 9 having no self-extinguishing property, which is adhered to the back surface portion 2b of the panel base material 2, for example, a general craft paper 9a having a thickness of 0.2 mm is used. The kraft paper 9a is adhered to the back surface portion 2a of the panel substrate 2 using an adhesive for kraft paper, for example, a vinyl acetate adhesive. The vinyl acetate adhesive is also suitable for bonding the aluminum hydroxide paper 8a. By using this vinyl acetate adhesive, both the kraft paper 9a and the aluminum hydroxide paper 8a are attached to the back surface of the panel substrate 2. The portions 2a and 2b are attached to the respective portions.
[0011]
Thus, the aluminum hydroxide paper 8a having self-extinguishing properties is bonded only to the back surface portion 2a corresponding to the wiring portion 4 among the back surface of the panel base material 2, and generally inexpensive craft paper 9a is bonded to the remaining most portion. Since it is stuck, the risk of ignition due to poor contact of the wiring part 4 with the connector 5 can be eliminated by the flame retardancy of the aluminum hydroxide paper 8a. Therefore, since it is not necessary to stick an expensive non-combustible sheet to the entire back surface of the panel base 2 as in the prior art, the material cost can be reduced.
[0012]
In this embodiment, since the aluminum hydroxide paper 8a as the non-combustible paper has a two-layer structure in which the PP layer 8b is laminated, the strength is low in addition to the improvement in flame retardancy by the aluminum hydroxide paper 8a. The strength of the aluminum hydroxide paper 8a is increased by the PP layer 8b. Moreover, since the aluminum hydroxide paper 8a can be bonded with a vinyl acetate adhesive for kraft paper, the kraft paper 9a and the aluminum hydroxide paper 8a are bonded to the back surface portion 2a of the panel substrate 2 with the same adhesive. , 2b can be adhered to each other, the cost of the adhesive can be reduced, and further cost reduction can be realized.
[0013]
FIG. 4 shows a case where embossing is performed on the sheet material 8 having a two-layer structure of the PP layer 8b and the aluminum hydroxide paper 8a. FIG. 4A shows a state before processing, and FIG. 4B shows a state in which the aluminum hydroxide paper 8a is embossed. As a result, the cross-sectional shape of the sheet material 8 having a two-layer structure becomes uneven, thereby preventing warpage. Effective. That is, even if the sheet material 8 has a two-layer structure, warpage is likely to occur, and the occurrence of warpage can be prevented by making the cross-sectional shape uneven, thereby assembling the floor heating panel 1. Can be done easily. The present invention is not limited to the embossing, for example, or with a perforation, Ru der which may be put irregularities or taped.
[0014]
【The invention's effect】
As described above, the invention according to claim 1 of the present invention is the floor heating panel in which the heater wire and the wiring portion are installed on the upper surface of the panel base material, and the back surface of the panel base material is covered with the sheet material. The back surface portion corresponding to the wiring portion of the back surface of the panel substrate is covered with a self-extinguishing sheet material, and the self-extinguishing sheet material is formed by laminating aluminum hydroxide paper and a polypropylene resin layer. In addition, an adhesive is applied to the surface of the aluminum hydroxide paper, the remaining back surface portion not covered with the self-digestible sheet material is covered with kraft paper , and the self-digestible sheet material is bonded. Since the kraft paper is stuck to the back surface portion of the panel base material with the same adhesive as the adhesive, it is attached to the back surface portion of the panel base material with an agent, and therefore corresponds to the wiring portion. Back side In the minutes can eliminate the risk of fire due to contact failure or the like of the wiring portion by the sheet material having self-extinguishing properties, also be attached a relatively inexpensive kraft paper having no self-extinguishing in the rest of the back portion Thus, the material cost can be reduced as compared with the case where an expensive digestible sheet material is pasted on the entire back surface of the panel base material as in the past. Further, the sheet material, by which is adhered to the back surface part of the panel substrate kraft paper in the same adhesive, without using an expensive adhesive such as conventional seat at a relatively inexpensive adhesive Materials and kraft paper can be pasted, and further cost reduction can be realized. Moreover, since the sheet material having self-digestibility is formed by laminating aluminum hydroxide paper and a polypropylene resin layer, the aluminum hydroxide paper improves flame retardancy and has low strength. The strength of aluminum hydroxide paper can be increased by laminating a polypropylene resin layer on the paper. Moreover, since aluminum hydroxide paper can be bonded with, for example, vinyl acetate adhesive for kraft paper, it is also effective in reducing the cost of the adhesive.
[0015]
In addition to the effect described in claim 1, the invention according to claim 2 is characterized in that the cross-sectional shape of the self-extinguishing sheet material of the laminated structure is formed in a concavo-convex shape for preventing warpage, so that the sheet material is hydroxylated. Even in a two-layer structure of an aluminum paper and a polypropylene resin layer, it is possible to prevent warping by making the cross section uneven, thereby facilitating the assembly process of the floor heating panel.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an example of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the vicinity of the wiring part.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the same self-extinguishing sheet material.
4A is an explanatory diagram of a cross-sectional shape before embossing the sheet material of the above, and FIG. 4B is an explanatory diagram of a cross-sectional shape after processing.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Floor heating panel 2 Panel base material 2a, 2b Back surface part 3 Heater wire 4 Wiring part 8 Self-extinguishing sheet material 8a Aluminum hydroxide paper 8b Polypropylene resin layer 9 Kraft paper

Claims

パネル基材の上面にヒータ線と配線部とが設置され、パネル基材の裏面をシート材で覆うようにした床暖房パネルにおいて、パネル基材の裏面のうち配線部と対応する裏面部分が自己消火性を有するシート材で覆われ、自己消化性を有するシート材が、水酸化アルミニウム紙とポリプロピレン樹脂層とを積層して構成されると共に水酸化アルミニウム紙の表面に接着剤が塗布され、上記自己消化性を有するシート材で覆われていない残りの裏面部分がクラフト紙で覆われ、上記自己消化性を有するシート材が上記接着剤にてパネル基材の裏面部分に貼着されていると共に、上記クラフト紙が上記接着剤と同一の接着剤にてパネル基材の裏面部分に貼着されていることを特徴とする床暖房パネル。In a floor heating panel in which heater wires and wiring sections are installed on the top surface of the panel base material, and the back surface of the panel base material is covered with a sheet material, the back surface portion corresponding to the wiring section of the back surface of the panel base material is self covered with a sheet material having extinguishing properties, a sheet material having a self-extinguishing is adhesive on the surface of the aluminum hydroxide paper with constructed by laminating the aluminum hydroxide paper and a polypropylene resin layer is applied, the The remaining back surface portion not covered with the self-digestible sheet material is covered with kraft paper , and the self-digestible sheet material is adhered to the back surface portion of the panel substrate with the adhesive. The floor heating panel, wherein the kraft paper is adhered to the back surface portion of the panel base material with the same adhesive as the adhesive.

上記積層構造の自己消化性を有するシート材の断面形状を反り防止のための凹凸状に形成したことを特徴とする請求項１記載の床暖房パネル。 The floor heating panel according to claim 1, wherein a cross-sectional shape of the self-digestible sheet material of the laminated structure is formed in an uneven shape for preventing warpage.