JP3754938B2 - ルーフ機構格納部のカバー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前提部分に記載の構成を有する、格納可能なルーフ機構を備えた車両、特にハードトップ車のルーフ機構格納部のカバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DE 44 46 483 C2は、ハードトップ車のための上述したようなカバー装置を開示しており、このカバー装置において、ルーフ機構は、フロントルーフ部と、そこに接続されたリアウィンドウ部とを有している。該ルーフ機構は、車体に支持された確動制御装置により枢回されて、車体の後部にある座席後部領域の後方に配設されたルーフ機構格納部に入ることができる。このルーフ機構格納部は、後部に向かいたたみ込むことのできるルーフ機構格納部リッドで閉じることができる。開閉過程中に、閉じたルーフ機構格納部リッドの前縁部と車体座席後部領域の後縁部との間に、カバーユニットにより閉じることのできる空間が形成される。このカバーユニットは、前側カバー部材,中央カバー部材及び後側カバー部材に加えて、2つの側部カバー部材を有しており、これらカバー部材は、ルーフ機構が格納されたカバーユニットの閉位置において、空間の実質的に平らな連続カバーを形成する。このカバーは、同高となる仕方で、座席後部領域及び閉じたルーフ機構格納部リッドに隣接する。
【0003】
この既知のカバー装置において、折りたたみ装置が設けられていて、これにより、後側カバー部材と中央カバー部材とを、ほぼ垂直に位置決めされた固定位置へと移動させることができる。この固定位置においては、後側カバー部材及び中央カバー部材の下側面が互いに当接する。この折りたたみ位置において、中央カバー部材及び後側カバー部材は、前側カバー部材の後縁部と隣接している。ルーフ機構の枢回に必要な調整通路を空けるために、カバー部材は折りたたみできることが必要である。また、全てのカバー部材は、キャリッジ(carriage)の態様で車両の長手方向に一緒に調整することができる。この場合、ルーフ機構が格納されたときに、開口部を覆うことができるように、車両の長手方向に調整できることが必要である。ここで、上述の開口部は、ルーフ機構格納部リッドの前縁部の直前にルーフ機構が格納されたときにのみ形成されると共に、ルーフ機構が閉じられるときにリアウィンドウ部の下縁部領域により閉じられる。従って、既知のカバー装置のカバーユニットは、閉じたルーフ機構に割り当てられる前側閉止位置を有しており、この前側閉止位置において、諸カバー部材は前方へ変位されてルーフ機構のために開口部を空ける。また、既知のカバー装置のカバーユニットは、この前側閉止位置だけでなく、格納されたルーフ機構に割り当てられる後側閉止位置を有しており、この後側閉止位置において、後側へ変位される諸カバー部材が開口部を閉じる。包括的に見ると、この既知カバー装置では、異なる調整可能性を実現することが比較的に複雑である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、明記すると、冒頭に述べた形式のカバー装置について、比較的に経済的な構造を有する有利な実施例を提供するという課題に関するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題は、請求項1に記載の特徴を有するカバー装置によって解決される。即ち、本発明のカバー装置は、後側カバー部材が、前側カバー部材に枢回可能に調整できる仕方で装着され、前記後側カバー部材の前記調整のため、入力端の線状調整を前記後側カバー部材の枢回調整に変換するレバー装置が前記前側カバー部材に取り付けられており、該後側カバー部材が、前記前側カバー部材の後縁部及びルーフ機構格納部リッドの前縁部の間の開口部を閉じる作動位置と、前記後側カバー部材が前記開口部を空ける不作動位置との間に調整できることを特徴とするものである。有利な諸実施例は従属請求項に提案されている。
本発明に従って提案されているような前側カバー部材への後側カバー部材の装着や、後側カバー部材の調整のために備えられた調整運動機能により、例えばアクチュエータ装置のように、諸カバー部材を調整するために設けられた諸手段を簡略化する可能性が与えられる。特に、座席後部領域及びルーフ機構格納部リッドの間にあるルーフ機構のための開口部を空けたり閉ざしたりするために、個々のカバー部材を車両の長手方向に調整する必要がない。これは、後側カバー部材がたたんでしまい込まれるときに、前側カバー部材が空間を閉鎖すべく閉じたルーフ機構の下縁部領域の内側に実質的に同じ高さで当接するようになるような方法で後側カバー部材の寸法が精確に選ばれているために実現されていることである。
【0006】
有利な開発結果の一例では、後側カバー部材は、その不作動位置をとるために前側カバー部材の下側に畳み込むことができるような方法で、前側カバー部材に装着することができる。この実施例においては、ルーフ機構が閉じられるときに、必要とはされていない後側カバー部材が車両の内部外に配設され、その結果、一方では、前側カバー部材により形成された荷物棚の領域において車両内でより広い内部スペースを利用できるようになり、他方では、このようにして得られた全体的な視覚効果は高い審美的価値をもつことになる。
【0007】
好適な一実施例において、後側カバー部材を調整するために、レバー装置を前側カバー部材に取り付けることができる。このレバー装置は、入力端における線状調整を後側カバー部材の枢回調整に変換する。線状運動は、外部駆動装置からレバー装置に特別容易に伝えることができるので、後側カバー部材の調整運動に必要なこの外部駆動装置は、車両の適当な箇所で前側カバー部材の外に比較的に少ない経費で収納することができる。
【0008】
本発明の更に重要な特徴及び利点は、従属請求項、図面、及び図面に関する各図の関連説明から得られる。
【0009】
言うまでもなく、これから更に説明する上述した種々の特徴は、特定の組合せで使用されるだけでなく、本発明の範囲から逸脱することなくその他の組合せで、或いは独立して使用されうる。
【0010】
本発明の好ましい実施例の一例が図面に略示されており、この一例について以下の記載でより詳しく説明することにする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、乗用車の背面図を表わしている(乗用車は背面図以外では図示されていない)。この乗用車は、格納可能なルーフ機構を有しており、従って、コンバーチブル車と呼ばれるものである。このルーフ機構は、ハードトップと好んで呼ばれており、換言すれば、金属もしくはプラスチックから製作された外板エレメントをもつルーフ機構である。同様に、格納可能なルーフ機構が基本的に布材料からなるソフトトップと呼ばれるルーフ機構も可能である。乗用車のリアもしくは後部には、下げたルーフ機構を収容するためのルーフ機構格納部が形成されている。このルーフ機構格納部は、ルーフ機構格納部リッド1で閉じることができるが、該ルーフ機構格納部リッド1は、ルーフ機構格納部を開くために後部に向かい折りたたむことができるように、乗用車の車体に装着されている。ルーフ機構を収容するためのスペースの隣りに或いは下方に、ルーフ機構格納部がブーツもしくは収納部と呼ばれる付加的な収納スペースを含んでいれば、ルーフ機構格納部リッド1は、このブーツもしくは収納部を開くために前方に折りたたむことができるように、具体化することも可能である。
【0012】
ルーフ機構格納部リッド1を閉じたときには、その前縁部2と乗用車の座席後部領域4の後縁部3との間に空間(開口部)が画成されている。この空間は、図1において、前側カバー部材6と、後側カバー部材7と、2つの側部カバー部材8とを有するカバーユニット5によって閉じられている。ルーフ機構が格納されるときに、ルーフ機構格納部リッド1と座席後部領域4との間の空間は、カバーユニット5の4つのカバー部材6,7,8により本質的に隙間なく閉じられ、その際、カバー部材6,7,8は、ほぼ面一でルーフ機構格納部リッド1の表面及び座席後部領域4の後縁部3の表面とほぼ面一で隣り合っている。ルーフ機構が閉じられるときに、後側カバー部材7及び側部カバー部材8は折り畳まれるので、折り畳まれた後側カバー部材7によって開口部17(図3参照)が画成されており、ルーフ機構格納部から引き出されたルーフ機構の後下縁部がこの開口部17を貫通して延在している。一方、折り畳まれた各側部カバー部材8が開口部18を画成し、閉じられたルーフ機構(図3において符号10により表わされている)のC形ピラー(図3において符号9で表わされている)が開口部18(図3参照)を貫通して延在している。前側カバー部材6は、ルーフ機構が閉じられる閉位置において乗用車の内部に荷物棚を形成する。
【0013】
前側カバー部材6は、乗用車の車体回りに枢回できるように装着されており、一方、後側カバー部材7は、前側カバー部材6の回りに枢回できるように装着されている。側部カバー部材8はルーフ機構格納部リッド1の回りに枢回できるように装着されている。本発明に従い提案されているような個々のカバー部材6,7,8の装着により、図2〜図5に関して特に詳細にこれから説明するような特別の調整運動が可能となる。図2及び図3にはカバーユニット5のカバー部材6,7,8とルーフ機構格納部リッド1のみが例示されており、一方、図4及び図5には後側カバー部材7の調整機構に関する詳細が記載されている。
【0014】
図2において、ルーフ機構10はルーフ機構格納部内にしまい込まれており、カバーユニット5はその閉位置に配置されているので、全てのカバー部材6,7,8は一体形状で空間を閉じるように機能している。この過程において、側部カバー部材8及び後側カバー部材7はたたまれておらず、伸びている。
【0015】
前側カバー部材6は、図2の位置において、前縁部11で、座席後部領域4の後縁部3(図1参照)に隣接している。前側カバー部材6は後側カバー部材7の後縁部12で前縁部13と隣接している。後側カバー部材7については、その後縁部14で、ルーフ機構格納部リッド1の前縁部2に隣接している。側部カバー部材8は、ルーフ機構格納部リッド1の前縁部2と、後側カバー部材7の側縁部領域15及び前側カバー部材6の側縁部領域16とに隣接している。更に、側部カバー部材8は、座席後部領域4の後縁部3と隣接している(図1参照)。
【0016】
ルーフ機構を伸ばしてそれを閉位置にするために、ルーフ機構格納部リッド1は、側部カバー部材8を伸ばした作動位置にしたまま、後部へ向かって先ず折り畳まれる。その後、ルーフ機構10はルーフ機構格納部の外部に枢回されて、それまで開いていた乗用車の内部を閉鎖する。前側カバー部材6及び後側カバー部材7の調整運動は同期しているので、前側カバー部材6が適切な時期に前部に向かい折り畳まれると、後側カバー部材7が前側カバー部材6の下側に折り畳んでしまえるようになっている。前側カバー部材6を垂直方向に位置決めする結果として、また、後側カバー部材7を畳み込む結果として、ルーフ機構10のために十分に大きな調整通路を利用することができる。ルーフ機構10が閉じられるときに、前側カバー部材6は次いで後部及び底部に向かい再び折りかえされるが、後側カバー部材7は、前側カバー部材6の下側で、不作動位置と呼ばれる畳み込まれた位置に留まっている。ルーフ機構格納部リッド1を前部に向かいかつ底部に向かい折り返す前に、側部カバー部材8はルーフ機構格納部リッド1の下側に畳み込まれ、その不作動位置に入る。
【0017】
図3は、ルーフ機構10が閉じられ、空間が閉じられて、そしてルーフ機構格納部が閉じられるときに得られる状態を示している。この状態において、前側カバー部材6及びルーフ機構格納部リッド1は同じ閉位置にあり、空間及びルーフ機構格納部を閉じるためにルーフ機構10が格納されるときにも、前側カバー部材6及びルーフ機構格納部リッド1は図2においてこの閉位置を占めている。しかし、図2とは対照的に、この状態では、後側カバー部材7は前側カバー部材6の下側に畳み込まれており、また側部カバー部材8はルーフ機構格納部リッド1の下側に畳み込まれている。
【0018】
後側カバー部材7が折り畳まれその不作動位置にしまい込まれると、ルーフ機構10の下側後縁部(図示せず)の延在する開口部17が前側カバー部材6の後縁部12とルーフ機構格納部リッド1の前縁部2との間に形成される。畳み込まれた各側部カバー部材8は、前側カバー部材とルーフ機構格納部リッド1との間にある、破線で表わされた閉じたルーフ機構10のC形ピラー9のための開口部18を画成している。ルーフ機構10が閉止されるときに、畳み込まれたカバー部材7及び8はこうして隠され、特に審美的に好ましい車両室内を提供する。これは、ルーフ機構10が閉じたときに、前側カバー部材6がその後縁部12で閉じたルーフ機構10の下側内縁部と実質的に連続的に隣接するように、側部カバー部材8及び後側カバー部材7の大きさが選択されている、という事実により特に可能である。
【0019】
図4及び図5によると、後側カバー部材7を調整するために、レバー装置19が前側カバー部材6に直接的に或いは担持板20(破線で表示)を介して間接的に取り付けて設けられている。このレバー装置19は、内端でレバー装置に作用すると共に双頭矢印21により符号化されて表わされた直線状の調整が前側カバー部材6に平行に延びる枢回軸22回りの後側カバー部材7の枢回調整に変換されるような態様で具体化されている。ここで、後側カバー部材7はヒンジ23により前側カバー部材6に装着されている。レバー装置19は、前側カバー部材6上に実質的に垂直に配置されると共に同前側カバー部材6に関して固定されたピボット軸25の回りに枢回することができるように前側カバー部材6に装着された、偏向レバー24を有している。双頭矢印21に沿った偏向レバー24に直線状の調整を加えるために、プッシュプルのケーブルユニット27が符号26で示された部分でこの偏向レバー24に作用している。かかるプッシュプルのケーブルユニット27は、圧縮及び引張に対する剛性は大きい可撓性のチューブ29内を延びる、圧縮及び引張に対する剛性は大きい可撓性ケーブル28から構成されるのが一般的である。このチューブ29は、ホルダ30によって前側カバー部材6に取り付けられている。可撓性ケーブル28は、チューブ29から軸心方向に現われる端部のところに、ロッド部材もしくは管状部材31を有している。この管状部材31は、曲げ剛性が大きく、また引張及び圧縮に対する剛性が大きく、接続部材32を用いて符号26で示された部分で偏向レバー24に対し枢動可能に作用している。プッシュプルのケーブルユニット27は、その外端(図示せず)で、後側カバー部材7の枢回を調整するために使用すべきである適当な外部線状駆動装置に接続することができる。ここで、好適な実施例は、プッシュプルのケーブルユニット27がルーフ機構の枢回を調整するために設けられると共に車体に支持される確動制御装置(図示せず)に一体化されている実施例である。後側カバー部材7の調整は、この確動制御装置とプッシュプルケーブルユニット27との間の機械的確動継手によってルーフ機構の調整運動と確実に同期させることができる。その結果、絶えず一定の同期運動が後側カバー部材7に対して得られる。
【0020】
その上、偏向レバー24には、一端で第1球形自在継手34により偏向レバー24に装着されると共に、他端で第2球形自在継手35により取付部材36に装着された連結ロッド33が作用している。なお、取付部材36は後側カバー部材7に装着されている。後側カバー部材7の作動位置(図4に示す)において、連結ロッド33は前側カバー部材6の下側に沿って実質的に平らに延びており、その結果、比較的に平らな全体構造が得られる。
【0021】
連結ロッド33は、図4の作動位置に達したときにガイドリンク37の中に延びて入る。前側カバー部材6又は担持板20に装着されているこのガイドリンク37は、この場合、連結ロッド33の全長にわたりその長手方向軸線に関して横断する方向に係合する。この構造によって、後側カバー部材7の作動位置が強制的に安定化されると共に、調整されて作動位置に入った後側カバー部材7を確実にロックする手段が形成される。
【0022】
また、空気ばねとして具体化されているばね部材39が偏向レバー24に対して符号38で示す一端で関節式に作用している。この空気ばね39は、符号40で示す他端で前側カバー部材6に対して、固定されてはいるが、ピボット軸25に平行に延びる軸線回りに回転可能に接続されている。空気ばね39は、同空気ばねにより偏向レバー24に、従って、レバー装置19全体にプレストレスを与えて、後側カバー部材7がその折り畳み状態から伸びた作動位置を占めている図4の位置に入れるような方法で、位置決めされ偏向レバー24に接続されている。
【0023】
ここで特に重要なことは、後側カバー部材7が図4に示した作動位置にある場合に、偏向レバー24が第1オーバーセンター位置を占めることである。この第1オーバーセンター位置においては、図4における連結ロッド33の力の伝達方向は偏向レバー24のピボット軸25を左側に通る。これは、第1オーバーセンター位置において、連結ロッド33を介して偏向レバー24に加えられる圧縮力が偏向レバー24を反時計方向に、即ち、後側カバー部材7の不作動化を防止する方向に駆動することを意味している。この結果、後側カバー部材7に作用する復元力が偏向レバー24の枢回を引き起こすことはできない。この範囲で作動位置は安定している。
【0024】
更に、後側カバー部材7が不作動位置(図5に示す)にある場合に、偏向レバー24は第2オーバーセンター位置を有し、この位置においては、図5による空気ばね39の力の方向は偏向レバー24のピボット軸25の真下を通る。これは、第2オーバーセンター位置において、空気ばね39を介して偏向レバー24に加えられる圧縮力(ばね復元力)が偏向レバー24を時計方向に、即ち、後側カバー部材7の作動を防止する方向に駆動することを意味している。これは空気ばね39が不作動位置を固定することを意味する。
【0025】
本発明によるレバー装置19は以下のように作動する。
【0026】
後側カバー部材7を作動位置(図4に示す)から枢回して不作動位置(図5に示す)に入れるために、符号26のところでプッシュプルのケーブルユニット27を介して偏向レバー24に対する張力調整が行われ、その結果、偏向レバー24は時計方向に駆動される。時計方向へ偏向レバー24を回転調整している間、空気ばね39にそのばね力と反対の方向に応力が加えられる。また、この過程において、取付部材36を介して後側カバー部材7に引張力が加えられるように、連結ロッド33はガイドリンク37外に移動される。その結果、設けられている諸レバーアームにより、ピボット軸22回りの後側カバー部材7の枢回調整が確実に行われる。この枢回調整中に、第2球形自在継手35と前側カバー部材6との間の距離が先ず長くなり、再び短くなって、それに応じて連結ロッド33の空間傾斜が同時に変化する。所望の運動を実現するために、後側カバー部材7を前側カバー部材6に装着させているヒンジ23は、例えば、後側カバー部材7が図4の作動位置にあるときに、上述のように規定されたピボット軸22が連結ロッド33の第1及び第2球形自在継手34,35のほぼ間を延びるような方法で、位置決めしうる。
【0027】
図5において、後側カバー部材7はその不作動位置に達しており、即ち、後側カバー部材7は前側カバー部材6の下側に折りたたまれていて、2つのカバー部材6及び7がそれらの上側面を互いに平行に延ばしながら下側面同士をあたかも当接させるようにして、全体的に、非常に平らな配列が得られる。
【0028】
後側カバー部材7の不作動位置に対応付けられる偏向レバー24の第2オーバーセンター位置は、空気ばね39の比較的に強い復元力により偏向レバー24を更に時計方向に、即ち、後側カバー部材7の不作動方向に駆動するという効果を有している。このようにして、後側カバー部材7の不作動位置が確実にされる。後側カバー部材7を付勢もしくは作動するために、空気ばね39の復元力に何よりも先に勝たねばならない圧縮力がプッシュプルのケーブルユニット27を介して偏向レバー24に加えられるべきである。しかし、第2オーバーセンター位置を乗り越えた後は、空気ばね39の復元力は、後側カバー部材7の作動を支援する。
【0029】
前側カバー部材6を調整するために、ピボット駆動装置(図示せず)を設け、これにより、ピボット軸線22に平行に延びる軸線回りに前側カバー部材6を乗用車の車体に関して枢回状に調整することが可能である。このピボット駆動装置は、確動制御装置(既に説明した)と前側カバー部材6のピボット駆動装置との間に機械的確動継手が形成されるような仕方でルーフ機構を調整するため、上述の確動制御装置に好適に組み込まれる。前側カバー部材6を十分に大きく調整可能とするためには、この前側カバー部材6の枢回中心となる軸線を前側カバー部材6からもっと遠い距離又はもっと近い距離のところに配置する必要がありうる。また、このように比較的に大きな調整路(adjustment paths)であっても後側カバー部材7のためのアクチュエータ駆動装置(actuator drive)を確保可能とするために、プッシュプルのケーブルユニット27は、それに対応した可撓構造となっており、これは可撓性のケーブル28及び可撓性のチューブもしくはスリーブ29により実現されている。前述したように、プッシュプルのケーブルユニット27の他端(図4及び図5には示されていない)もまたルーフ機構を調整するため上述の確動制御装置に好適に組み込まれており、この場合、組込みは前側カバー部材6のためのピボット駆動装置の組込みとは基本的に無関係に行うことができる。ルーフ機構10のための確動制御装置に対する前側カバー部材6及び後側カバー部材7のための駆動手段の機械的確動継手によって、前側カバー部材6及び後側カバー部材7の枢回調整は、ルーフ機構の調整運動途中に適当な方式で組み入れることができ、運動途中のこの同期は、ルーフ機構の各調整手順について機械的確動継手により再現可能である。従って、この方法により全運動過程の機能信頼性が促進される。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、座席後部領域及びルーフ機構格納部リッドの間にあるルーフ機構のための開口部を空けたり閉ざしたりするために、個々のカバー部材を車両の長手方向に調整する必要がなく、諸カバー部材を調整するために設けられた諸手段を簡略化することができ、経済的である。また、車両内でより広い内部スペースを利用できるようになり、他方では、このようにして得られた全体的な視覚効果は高い審美的価値をもつことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフ機構が下げられた本発明によるカバー装置を備えた乗用車の後部の斜視図である。
【図2】本発明によるカバー装置のカバーユニットと、ルーフ機構が下げられた自動車(図示せず)のルーフ機構格納部リッドとの斜視図である。
【図3】ルーフ機構が閉止されている状態を示す部分斜視図である。
【図4】作動位置に調整された後側カバー部材が装着された状態を示す、前側カバー部材から見た図である。
【図5】後側カバー部材がその不作動位置に調整されている状態を示す図である。
【図6】ルーフ機構が格納された状態の、本発明のカバー装置を備えた乗用車の後部の斜視図である。
【図7】ルーフ機構が格納された状態を側面から見た構成を示す図である。
【図8】ルーフ機構を展開させるための中間の状態を側面から見た構成を示す図である。
【図9】ルーフ機構を展開させた最終状態を側面から見た構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ルーフ機構格納部リッド
2 前縁部
3 後縁部
4 座席後部領域
5 カバーユニット
6 前側カバー部材
7 後側カバー部材
10 ルーフ機構
12 前側カバー部材の後縁部
17 開口部

Claims (14)

  1. 格納可能なルーフ機構(10)を備えた車両のルーフ機構格納部のカバー装置であって、前記ルーフ機構(10)を車体の後部にある座席後部領域(4)の後方に配設された前記ルーフ機構格納部内に枢回させることが可能であると共に、該ルーフ機構格納部をルーフ機構格納部リッド(1)で閉じることが可能であり、該ルーフ機構格納部リッド(1)は、後部に向かいたたみ込むことができると共に、前側カバー部材(6)及び後側カバー部材(7)を有するカバーユニット(5)で閉じることができる空間を前記閉じたルーフ機構格納部リッド(1)の前縁部(2)と前記座席後部領域(4)の後縁部(3)との間に残している、ルーフ機構格納部のカバー装置において、
    前記後側カバー部材(7)は、前記前側カバー部材(6)に枢回可能に調整できる仕方で装着され、前記後側カバー部材(7)の前記調整のため、入力端の線状調整を前記後側カバー部材(7)の枢回調整に変換するレバー装置(19)が前記前側カバー部材(6)に取り付けられており、該後側カバー部材(7)が、前記前側カバー部材(6)の後縁部(12)及び前記ルーフ機構格納部リッド(1)の前記前縁部(2)の間の開口部(17)を閉じる作動位置と、前記後側カバー部材(7)が前記開口部(17)を空ける不作動位置との間に調整できることを特徴とするカバー装置。
  2. 前記後側カバー部材(7)は、その前記不作動位置において、前記前側カバー部材(6)の下側に折りたたまれていることを特徴とする請求項1に記載のカバー装置。
  3. 前記レバー装置(19)は、前記前側カバー部材(6)に対して実質的に垂直に延びるピボット軸(25)の回りに枢回可能に装着される偏向レバー(24)を有しており、該偏向レバー(24)には、一端に対して前記線状調整が行われると共に、連結ロッド(33)が第1球形自在継手(34)により他端で装着されており、該連結ロッド(33)は、その他端で、第2球形自在継手(35)により前記後側カバー部材(7)に直接又は間接に作用しており、前記偏向レバー(24)に作用する引張調整力により前記連結ロッド(33)を介して前記後側カバー部材(7)に引張調整を行い、該引張調整力で前記後側カバー部材(7)を前記前側カバー部材(6)の下側にたたんでしまい込むことを特徴とする請求項1又は2に記載のカバー装置。
  4. 前記後側カバー部材(7)の前記作動位置に達したときに、前記連結ロッド(33)がその両端間でガイドリンク(37)に入り込み、該ガイドリンク(37)が、その長手方向に関して横断方向に、前記連結ロッド(33)にその両端間で側方から係合することを特徴とする請求項3に記載のカバー装置。
  5. 回転の軸線(22)を中心として前記後側カバー部材(7)が枢回可能に調整しうる仕方で前記前側カバー部材(6)により装着され、前記軸線(22)は、前記連結ロッド(33)の前記球形自在継手(34)及び(35)間で前記後側カバー部材(7)の前記作動位置において、前記前側カバー部材(6)の面への前記連結ロッド(33)の投影面へと延びるようにしたことを特徴とする請求項3又は4に記載のカバー装置。
  6. 前記後側カバー部材(7)の前記作動位置において、前記偏向レバー(24)は、前記連結ロッド(33)を介して前記偏向レバー(24)に加えられる圧力により、前記偏向レバー(24)を、前記後側カバー部材(7)の不作動を防止する方向に駆動する、第1オーバーセンター位置を占めていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のカバー装置。
  7. 前記レバー装置(19)は、前記作動位置から出て前記不作動位置に入る前記後側カバー部材(7)の調整を防止する、及び前記不作動位置から出て前記作動位置に入る前記後側カバー部材(7)の調整を支援する、ばね手段(39)を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のカバー装置。
  8. 前記レバー装置(19)は、前記作動位置から出て前記不作動位置に入る前記後側カバー部材(7)の調整を防止する、又は前記不作動位置から出て前記作動位置に入る前記後側カバー部材(7)の調整を支援する、ばね手段(39)を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のカバー装置。
  9. 前記レバー装置(19)は、前記作動位置から出て前記不作動位置に入る前記後側カバー部材(7)の調整を防止する、及び前記不作動位置から出て前記作動位置に入る前記後側カバー部材(7)の調整を支援する、ばね手段(39)を有し、前記ばね手段(39)は前記偏向レバー(24)に係合することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のカバー装置。
  10. 前記レバー装置(19)は、前記作動位置から出て前記不作動位置に入る前記後側カバー部材(7)の調整を防止する、又は前記不作動位置から出て前記作動位置に入る前記後側カバー部材(7)の調整を支援する、ばね手段(39)を有し、前記ばね手段(39)は前記偏向レバー(24)に係合することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のカバー装置。
  11. 前記後側カバー部材(7)の前記従動位置において、前記偏向レバー(24)は、前記ばね手段(39)を介して前記偏向レバー(24)に加えられる圧力により、前記偏向レバー(24)を、前記後側カバー部材(7)の作動化を防止する方向に駆動する、第2オーバーセンター位置を占めていることを特徴とする請求項9又は10に記載のカバー装置。
  12. 前記レバー装置は、線状の調整を伝達する可撓性継手部材(27)を介して、前記ルーフ機構(10)を調整するため前記車体に支持された確動制御装置に機械的に確実に結合されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のカバー装置。
  13. 前記可撓性継手部材は、プッシュプルのケーブルユニット(27)として具体化されていることを特徴とする請求項12に記載のカバー装置。
  14. 前記レバー装置(19)とは独立して前記ルーフ機構(10)の前記確動制御装置に機械的に確実に結合されているピボット装置が前記前側カバー部材(6)について設けられていることを特徴とする請求項12又は13に記載のカバー装置。
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