JP3753182B1 - 分流式空気調和装置及びその制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】定風量装置、デュアル変風量装置、エアフィルタ、自動バルブ付き熱交換コイル及び加湿器を備えた分流式空気調和装置において、室内還り空気(還気)のみが通風される空気調和装置の入り口側に定風量装置を、還気及び外気取り入れ空気(外気)の両者が通風される空気調和装置の入り口側にデュアル変風量装置を設置することにより、各通風路の風量を一定化させる。
風量装置及び熱交換コイルの自動バルブを、室内の各種外気取り入れ信号と温湿度信号に基づいて、順次比例制御することで、適切な外気取り入れ量と安定した温湿度の維持を可能とする。
【選択図】図3
Description
詳しくは本発明は、CAV及びD−VAVを用いて、一定風量の室内還り空気(以下、還気と称す)及び外気取り入れ空気(以下、外気と称す)を空気調和装置内の各通風路に分配して、分流する空気を冷却(加熱)・除湿(加湿)処理する分流式空気調和装置に関するものである。
すなわち還気、外気及び排気を空気処理(温度、湿度、炭酸ガス濃度等)の目的等に応じた信号により、空気調和装置内の空気抵抗の異なる各通風路に、風量を一定化させて分配し分流させることにより、室内温湿度と必要な外気取り入れ量(以下、外気量と称す)とを安定して制御する分流式空気調和装置に関するものである。
その際前記還気は、還気のみが温度制御される1以上の通風路と、外気とともに温湿度制御される1以上の通風路とに分配され、一部は排気として屋外に排出される。
外気は、上記還気と合流する通風路に分配される。
標準仕様(汎用使用)の空気調和機としては、垂直型、水平型、コンパクト型等がある。
2台以上の空気調和機を一括制御するシステムの場合は、運転する空気調和機の台数制御も可能になる。但し、この場合は2台以上の空気調和機から送風される給気を合流させる空気混合箱を、空気調和機の出口側に設ける必要がある。
但し、2台以上の空気調和機を使用した空気調和装置の各通風路は、各空気調和機内にあるものとして分離されている。
図1で、各通風路に設けられた熱交換コイル15a,15b,15cはおのおの自動バルブ14a,14b,14cを有しており、室内の温度センサー4及び湿度センサー5の信号に応じて、自動バルブは14a、次いで14b、次いで14cの順に比例制御される。
低負荷時に還気のみが通風する通風路12cにある熱交換コイル15cでは、冷水、温水を必要としない期間があり、その際熱交換コイル15cには冷水も温水も流れない。すなわち、その通風路12cに分流する還気をバイパス状態にすることが可能となり、その結果、冷房時はエネルギーを消費せずに再熱できるという効果がある。
図2上の状態点では、図1の通風路12aを通風する還気(室内温湿度a点)と湿度の高い外気(外気温湿度b点)との混合空気(混気)の温湿度c点が、室内温湿度設定になるように、熱交換コイル15aにより熱交換されて、冷却除湿d点まで冷却除湿される。
通風路12bを通風する還気aは熱交換コイル15bにより熱交換されて、必要負荷に応じた冷却e点まで冷却される。
通風路12cを通風する還気aは、熱交換コイル15cの自動バルブが全閉のため熱交換せずにa’(aと同じ)点となる。
これら3つの熱交換コイルを通風した点d,e,a’は混合されて給気g点となる。
この給気の温湿度g点を、温度、湿度及び外気量に関する室内信号に基づいて、自動バルブ14a,14b,14cを順次比例制御することにより、吹き出し温度差△t(給気と室温との温度差)を適正に変化させて、夏季及び中間期の低負荷時に、再熱なしで除湿制御することを可能とする。
a点 室内温湿度点
a’点 自動バルブ全閉時に分流されて熱交換コイル15cを通風する空気の温湿度 点(aと同じ)
b点 外気温湿度点
c点 aとbの混合空気の温湿度点
d点 cの冷却除湿点
e点 分流された還気aの冷却点
f点 d及びeが合流した混合空気の温湿度点
g点 給気点(a’及びfの混合点)
Δt 吹き出し温度差(給気と室温との温度差)
SHF 顕熱比 (%)(Sensible Heat Factor)
しかしながら、空気調和装置内の各通風路の空気抵抗が異なるため、風量調整ダンパの開閉により還気及び外気を目的の風量に分配する方法は、運転状況の変化により各通風路の風量を一定化させることに限界がある。
そこで室内空気の温湿度に関する設定値の精度を高めるためには、各通風路の空気抵抗の相違や変化が生じても、各通風路の処理風量を一定にする必要があった。
詳しくは、還気を一方の通風路に、他方の通風路には還気及び外気の両者が通風される分流式空気調和装置において、還気のみが通風される前記通風路の入り口側にCAVが、還気及び外気の両者が通風される前記通風路の入り口側にD−VAVが、それぞれ設置されている分流式空気調和装置(以下、空気調和装置という。)に関するものである。
更に、還気のみが通風される前記CAVの下流側にある前記通風路内に、エアフィルタ及び自動バルブ付き熱交換コイルが上流側から順次設置され、還気及び外気の両者が通風される前記D−VAVの下流側にある前記通風路内に、エアフィルタ、自動バルブ付き熱交換コイル及び加湿器が上流側から順次設置されていて、それぞれ分流した空気を混合し、送風機にて給気することを備えた分流式空気調和装置に関するものである。
なお、CAV及びD−VAVは、通風路内に付設されていてもよいし、通風路から分離されて設置されていてもよい。
詳しくは、還気を一方の空気調和機に、他方の空気調和機には還気及び外気の両者が通風される分流式空気調和機群において、還気のみが通風される前記空気調和機の入り口側にCAVが、還気及び外気の両者が通風される前記空気調和機の入り口側にD−VAVが、それぞれ設置されている分流式空気調和機群に関するものである。
更に、還気のみが通風される前記CAVの下流側にある前記空気調和機内に、エアフィルタ、自動バルブ付き熱交換コイル及び送風機が上流側から順次設置され、還気及び外気の両者が通風される前記デュアル変風量装置の下流側にある前記空気調和機内に、エアフィルタ、自動バルブ付き熱交換コイル、加湿器及び送風機が上流側から順次設置されていて、それぞれ分流した空気を、前記各空気調和機の出口側の空気混合箱で、混合給気することを備えた分流式空気調和機群(以下、空気調和装置という。)に関するものである。
この空気調和装置では、各空気調和機から送風される給気を合流させる空気混合箱を、空気調和機の出口側に備えることが必須である。
なおCAV及びD−VAVは、空気調和機に付設されていてもよいし、空気調和機から分離されて設置されていてもよい。
前記CAVと前記D−VAVの下流側にあるそれぞれの通風路または空気調和機に分流された処理空気に対し、温度、湿度及び外気量に関する室内信号に基づき、前記自動バルブ付き熱交換コイルのバルブ開度を、一台ずつ比例制御し、前記加湿器も、一台ずつ制御する。
外気量に関する室内信号としては、室内の炭酸ガス濃度等に関する信号がある。
VAV(変風量装置)とは、流入空気の空気抵抗の変化を自動調整して、温度等の信号に応じて目的風量となるように比例制御する装置のことである。本発明では、還気の一部を屋外に排出する際の風量制御にVAVを使用する。
D−VAV(デュアル変風量装置)とは、二つのVAVを逆比例動作するように連結し、その通風した混気(二つのVAVを通過した混合空気)量を一定に維持する装置である。
本発明に使用されるD−VAVは、温度や外気取り入れ量等の信号に応じて、二つのVAVに通風される還気と外気の混合割合を制御し、混気(還気と外気の混合空気)を一定風量に維持する機能を有するものである。
本発明の自動バルブは、室内の温湿度信号に基づいて、順次比例制御されることにより、冷房時は再熱なしで除湿でき、冷房負荷が変化しても、安定した温湿度の維持を可能とする。
本発明は、還気と外気を分流して熱処理することで、効率良く除湿又は加湿することを可能とする。
すなわち本発明は、CAVを通じて還気のみが通風されている際に、還気及び外気の両者が通風される2台以上のD−VAV、又は1台以上のD−VAVと2台以上の熱交換コイルの自動バルブ及び加湿器を、一台ずつ比例制御する制御システムに関するものである。
A.CAV/D−VAV制御
1.外気冷房制御の場合
室内の設定エンタルピー(kJ/kg)と屋外のエンタルピー等とを比較して屋外のエンタルピー等が低いときは、室内の設定温度になるように一つ目の外気のD−VAVの開度を、最低開度から開度100%まで比例制御する。その際、還気用のVAVの開度は逆比例制御されている。
それでも室内温度が高い場合は、次のD−VAVの外気側の開度の比例制御を開始する。
2.炭酸ガス濃度制御の場合
室内の炭酸ガス濃度等が設定値よりも高い場合、一つ目のD−VAVの外気側の開度を、最低開度から開度100%まで比例制御する。その際、還気用のVAVの開度は逆比例制御されている。
それでも炭酸ガス濃度が高い場合は、次のD−VAVの外気側の開度の比例制御を開始する。
1.冷房の場合
室内湿度を測定し、室内湿度設定に基づき室内湿度が不足していれば、一つ目の熱交換コイル用の自動バルブの比例制御を開始する。その開度を100%としても湿度が不足していれば、次の自動バルブの開度を100%まで比例制御する。更に不足していれば更に次の自動バルブの開度を比例制御して開いて行く。
ここで湿度が不足しているということは、夏季は設定湿度よりも湿度が高い場合のことであり、冬季は設定湿度よりも湿度が低い場合のことである。
2.暖房の場合
室内温度を測定し、室内温度設定に基づき室内温度が低ければ、一つ目の自動バルブの比例制御を開始し、その開度を100%としても室内温度が低いときは、二つ目の自動バルブの開度を100%まで比例制御する。
更に室内温度が低ければ、次の自動バルブの開度を比例制御して開いて行く。
暖房時の加湿は室内湿度を測定しながら、一つ目の加湿器を作動し、それでも湿度が不足していれば、次の加湿器の作動を開始する。
また炭酸ガス濃度等に基づき、熱消費量が大きい外気量を適正量に制御することで、省エネルギー効果も容易に向上させることができる。
更に冷房低負荷時の除湿運転は、自動バルブが閉で熱交換せずに熱交換コイルを通過する還気を再熱に利用しているので、エネルギーの無駄が少ないこと、全水量を分けて複数の自動バルブを順次比例制御するため、低負荷時でも温湿度を精度よく制御可能であること、そして暖房用の加湿器は、外気が通風する側にのみ設けるため加湿効率がよいといった効果がある。
図3は、本発明の実施の形態における3つの通風路を有する場合の空気調和装置の概念図である。
図3において、室内1の吸込口3から送られる還気30は、通風路12a,12b,12cの各入り口側に設置されているD−VAV17a,17b,CAV18と、排気用VAV31に分配される。
CAV18に分配された還気は、ケーシング10内の通風路12cに通風され、通風路12cに設置されているエアフィルタ16cと自動バルブ付き熱交換コイル15cとを順次通過し、温度制御される。
外気19は、D−VAV17a,17bに分配された後、同じくD−VAV17a,17bに分配された前記還気と混合され、ケーシング10内の通風路12a及び12bを通風する。通風された混気は、通風路12a,12bにそれぞれ設置されている各エアフィルタ16a,16b、各自動バルブ付き熱交換コイル15a,15bと、各加湿器13a,13bとをそれぞれ順次通過し、温湿度制御される。
通風路12a,12b,12cを通風した混気及び還気は、ケーシング10内にて合流混合された後、送風機11により空気調和の対象となる室内1に吹出口2から送風される。
各センサーの検出値は制御コントローラ36に取り込まれ、CAV18、D−VAV17、排気用VAV31、自動バルブ14及び加湿器13を自動制御する。
図4は、本発明の実施の形態における3台の空気調和機を組み合わせた場合の空気調和装置の概念図である。
図4において、室内1の吸込口3から送られる還気30は、各空気調和機25a,25b,25cの各入り口側に設置されているD−VAV17a,17b,CAV18と、排気用VAV31に分配される。
CAV18に分配された還気は、空気調和機25cに通風され、空気調和機内に設置されているエアフィルタ16cと自動バルブ付き熱交換コイル15cとを順次通過し、温度制御される。
外気19は、D−VAV17a,17bに分配された後、同じくD−VAV17a,17bに分配された前記還気とともに、各空気調和機25a,25bを通風し、各空気調和機内にそれぞれ設置されているエアフィルタ16a,16b、自動バルブ付き熱交換コイル15a,15bと、各加湿器13a,13bとを順次通過し、温湿度制御される。
空気調和機25a,25b,25cを通風した混気及び還気は、送風機11a,11b,11cにより空気混合箱26に送風された後、空気調和の対象となる室内1に吹出口2から送風される。
各センサーの検出値は制御コントローラ36に取り込まれ、CAV18、D−VAV17、排気用VAV31、自動バルブ14及び加湿器13を自動制御する。
本空気調和装置の制御信号には、外気取り入れ用の立ち上がり時の外気閉止、最少外気量設定、外気冷房、炭酸ガス濃度など各種の外気取り入れ信号及び室内外の温湿度信号があり、その目的に適応した信号が制御コントローラ36からD−VAV17、排気用VAV31、自動バルブ14及び加湿器13に送られている。
本空気調和装置の外気取り入れの動作は、立上り制御が完了後、外気取り入れ信号に基づいて、先にD−VAV17aの外気用VAVが比例制御で開閉し、一方17aの還気用VAVは外気用VAVの逆比例動作で開閉する。
外気の要求が増加して17aの外気用VAVが全開となり、17aの還気用VAVが全閉になると、17aの外気全開信号が17bに送られる。
そこで17bの外気用VAVが比例制御で開閉を開始し、17bの還気用VAVは外気用VAVの逆比例動作で開閉する。
外気の要求が減じて17bの外気用VAVが全閉し、17bの還気用VAVが全開になると、その外気全閉信号が17aに送られ、17aの外気と還気は元の動作に戻り、順次制御が行われる。
その間、排気用VAV31は、17a及び17bの外気用VAVにそれぞれ連動して比例制御されている。
また、CAV18は一定風量になるように常に維持されている
このように本発明の空気調和装置の外気取り入れ方式は、種々の空気調和目的の信号に応じて、D−VAV17a,17bを順次比例制御し、排気用VAV31を連動制御することにより、必要外気量を適正に精度よく取り入れることを可能とする。
1.冷房の場合
本空気調和装置による室温制御は、室内温度信号に基づいて自動バルブ14bを比例制御し、冷房要求が増加して14bが全開になると、その全開信号が14cに送られ、14cの比例制御が開始されるというように、14bと14cが順次比例制御される。
一方冷房要求が減じて14cが全閉になると、その全閉信号を14bに送り、上記14bのみの動作に戻るといった順次制御がなされる。
また冷房運転時は、通風路12aまたは空気調和機25aを通風する外気の比率が高い高湿度な混気を、室内湿度信号に基づいて自動バルブ14aを比例制御して除湿する。
本装置は、このように自動バルブ14bと14cを順次比例制御して温度制御する一方、14aで除湿制御することにより、再熱エネルギーを使わずに精度よく温湿度制御することを可能とする。
本空気調和装置による室温制御は、室内温度信号に基づいて自動バルブ14aを比例制御し、暖房要求が増加して14aが全開になると、その全開信号が14bに送られ、14bの比例制御が開始される。次に14bが全開になると、その全開信号を14cに送り、14cの比例制御が開始されるというように、14a、そして14b、そして14cの順次制御が行われる。
一方暖房要求が減じて14cが全閉になると、その全閉信号を14bに送り、上記14bが全閉になると、その全閉信号を14aに送り、14aのみの動作に戻るという順次制御が行われる。
このように、加熱は自動バルブ14a,14b,14cを順次比例制御することにより、精度よく暖房の温度制御を可能とする。
加湿制御は、立上り制御完了後、室内加湿信号に基づいて、加湿器13aを制御する。加湿要求の増加、又は減少に応じて、13bの順次制御が行われる。
前記のように、外気側の外気又は混気を自動バルブ14で加熱し、併せて加湿器13で加湿するように、通風される空気を分流しているため、本発明では加湿器が小型化されていて、加湿効率がよい。
4 室内温度センサー、 5 室内湿度センサー、 6 室内ガス濃度センサー、
7 給気、 8 給気温度センサー、
10 ケーシング、 11 送風機、 12 通風路、
13 加温器、 14 自動バルブ、 15 熱交換コイル、
16 エアフィルタ、 17 D−VAV、 18 CAV、
19 外気、 20 屋外、 21 屋外温度センサー、
22 屋外湿度センサー、 23 外気取り入れ口、
25 空気調和機、 26 空気混合箱、
30 還気、 31 排気用VAV、 32 排気、
33 排気ファン、 34 排気口、 36 制御コントローラ、
Claims (4)
- 室内還り空気(以下、還気という。)を一方の通風路に、他方の通風路には還気及び外気取り入れ空気(以下、外気という。)の両者が通風される分流式空気調和装置において、還気のみが通風される前記通風路の入り口側に定風量装置が、還気及び外気の両者が通風される前記通風路の入り口側にデュアル変風量装置が、それぞれ設置されており、還気のみが通風される前記定風量装置の下流側にある前記通風路内に、エアフィルタ及び自動バルブ付き熱交換コイルが上流側から順次設置され、還気及び外気の両者が通風される前記デュアル変風量装置の下流側にある前記通風路内に、エアフィルタ、自動バルブ付き熱交換コイル及び加湿器が上流側から順次設置されていて、それぞれ分流した空気を混合し、送風機にて給気することを特徴とする分流式空気調和装置。
- 還気を一方の空気調和機に、他方の空気調和機には還気及び外気の両者が通風される分流式空気調和機群において、還気のみが通風される前記空気調和機の入り口側に定風量装置が、還気及び外気の両者が通風される前記空気調和機の入り口側にデュアル変風量装置が、それぞれ設置されており、還気のみが通風される前記定風量装置の下流側にある前記空気調和機内に、エアフィルタ、自動バルブ付き熱交換コイル及び送風機が上流側から順次設置され、還気及び外気の両者が通風される前記デュアル変風量装置の下流側にある前記空気調和機内に、エアフィルタ、自動バルブ付き熱交換コイル、加湿器及び送風機が上流側から順次設置されていて、それぞれ分流した空気を、前記各空気調和機の出口側に設けた空気混合箱で、混合給気することを特徴とする分流式空気調和機群。
- 請求項1の分流式空気調和装置において、温度、湿度及び外気取り入れ量(以下、外気量という。)に関する室内信号に基づき外気量を制御するために、還気及び外気の両者を分配し通風される前記デュアル変風量装置の外気側開度を他方の通風路ごとに、一台ずつ順番に比例制御し、還気を排気するための変風量装置と排気ファンを備え、前記定風量装置と前記デュアル変風量装置の下流側にあるそれぞれの通風路に分流された処理空気に対し、温度、湿度及び外気量に関する室内信号に基づき、前記自動バルブ付き熱交換コイルのバルブ開度を、一台ずつ比例制御し、前記加湿器も、一台ずつ制御することを特徴とする分流式空気調和装置。
- 請求項2の分流式空気調和機群において、温度、湿度及び外気量に関する室内信号に基づき外気量を制御するために、還気及び外気の両者を分配し通風される前記デュアル変風量装置の外気側開度を他方の空気調和機ごとに、一台ずつ順番に比例制御し、還気を排気するための変風量装置と排気ファンを備え、前記定風量装置と前記デュアル変風量装置の下流側にあるそれぞれの空気調和機に分流された処理空気に対し、温度、湿度及び外気量に関する室内信号に基づき、前記自動バルブ付き熱交換コイルのバルブ開度を、一台ずつ比例制御し、前記加湿器も、一台ずつ制御することを特徴とする分流式空気調和機群。
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