JP3751839B2 - 材料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粒体を一定量だけ供給する材料供給装置に関し、特に詳しくは粒体であるベースペレットやマスターカラーバッチを所定量だけ押出機に供給するのに好適な材料供給装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来例の材料供給装置としては、図12及び図13に示す特開平8−1749号公報に開示されたものがある。
【0003】
この材料供給装置100は、図12に示すように、ベースペレット101が収容されたベースペレット用ホッパー102と、各色のマスターカラーバッチ103がそれぞれ収容された複数のマスターカラーバッチ用ホッパー104と、ベースペレット用ホッパー102及び各マスターカラーバッチ用ホッパー104の下端に開口され、他端側が単一の材料供給口107にそれぞれた開口された複数の材料輸送管105,106と、この各材料輸送管105,106の途中に介在された複数の計量器108,109とを備えている。材料輸送管105,106は各ホッパー103,104の下端に連通された垂直部105a,106aとこれに連通された水平部105b,106bと、水平部105b,106bの他端に連通された傾斜部105c,106cとからそれぞれ構成されており、水平部105b,106bの箇所に計量器108,109が設けられている。
【0004】
図13に示すように、ベースペレット用ホッパー102側の計量器108は、水平部105bの径がベースペレット用ホッパー102側より材料供給口107側の方が大きく形成され、この双方の径の相違によって形成されるスペースが第1エアーノズル110として設けられている。この第1エアーノズル110より圧縮空気を水平管105b内に噴射できるようになっている。また、水平部の最奥位置には第2エアーノズル111が設けられ、この第2エアーノズル111より圧縮空気を水平管105b内に噴射できるようになっている。
【0005】
また、マスターカラーバッチ用ホッパー104側の計量器109は、第2エアーノズル111が設けられていない点を除いて前記ベースペレット用ホッパー102側の計量器108と同様に構成されている。
【0006】
上記構成において、ベースペレット用ホッパー102とマスターカラーバッチ用ホッパー104内のベースペレット101及びマスターカラーバッチ103は自重により材料輸送管105,106の水平部105b,106bの位置に落下され、ベースペレット101は第1エアーノズル110の圧縮空気流の負圧、及び、第2エアーノズル111の圧縮空気流の送風圧によって材料供給口107に搬送される。マスターカラーバッチ103は,図示しない第1エアーノズルの圧縮空気流の負圧によって材料供給口107に搬送される。材料供給口107に搬送されたベースペレット101とマスターカラーバッチ103はここで合流して共に押出機112に供給される。ベースペレット101の搬送量は第1及び第2エアーノズル110,111からの噴射量及び噴射スピードにより、マスターカラーバッチ103の搬送量は第1エアーノズルからの噴射量及び噴射スピードによりそれぞれ調整される。以上により、ベースペレット101とマスターカラーバッチ103とはそれぞれ所定量だけ搬送され、これらが所定の混合割合で混合されることによって所定の色相の材料が押出機112に供給されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の材料供給装置100では、計量器108,109が送風によってベースペレット101やマスターカラーバッチ103を飛ばすことによって所定量だけ搬送するので、ベースペレット101やマスターカラーバッチ103の粒体の大きさや送風のわずかな変化等によって飛ぶ量が可変され、正確な量を供給できない。従って、色ムラが発生し易いという問題がある。また、計量器108,109の構造が複雑でもある。
【0008】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、構造が簡単で、且つ、正確な量の粒体を供給できる材料供給装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、粒体が自重により落下することによって輸送される材料輸送通路を設け、この材料輸送通路内に一定容量のスペースである定容量スペースを設定し、この定容量スペースの上面を材料輸送通路に対して遮断・開口する上側シャッター手段と、前記定容量スペースの下面を前記材料輸送通路に対して遮断・開口する下側シャッター手段とを設け、前記上側シャッター手段を開口位置とし、且つ、前記下側シャッター手段を遮断位置として前記定容量スペースに粒体を投入し、この粒体が投入された前記定容量スペースに対して上側シャッター手段を遮断位置とし、且つ、下側シャッター手段を開口位置とすることによって前記定容量スペースに投入された粒体を落下させることによって一定容量の粒体を供給するようにした材料供給装置において、前記定容量スペースの容積を可変する定容量可変手段を設け、この定容量可変手段は前記材料輸送通路を形成し、互いに一端側がオーバーラップ状態で装着され、少なくとも一方が上下方向に移動可能な上下の輸送ガイド管を有し、この上下移動可能な輸送ガイド管と共に少なくとも一方の前記シャッタープレートが一体的に移動可能に設けられたことを特徴とする。
【0010】
この材料供給装置では、上側シャッター手段と下側シャッター手段の開閉によって一定容量の定容量スペースには毎回常に満杯の粒体が投入され、この投入された粒体のみが落下により供給されるもので、材料の計量が所定のシャッター手段を装備することによって行うことができる。特に、粒体の供給量が調整でき、可動の輸送ガイド管及びシャッタープレートを上下動することによって定容量スペースの容積が可変できる。
【0017】
請求項の発明は、請求項記載の材料供給装置であって、前記定容量スペースは前記材料輸送通路の一部であり、前記上側シャッター手段及び下側シャッター手段のそれぞれは、前記材料輸送通路に対して前記定容量スペースを遮断する遮断位置と、前記材料輸送通路に対して前記定容量スペースを連通させる開口位置との間で移動可能なシャッタープレートを有し、前記上側シャッター手段のシャッタープレートは、前記材料輸送通路の一部を有するシャッターベース部材に形成された左右一対のスライド孔に挿入され、前記シャッタープレートの貫通孔が前記材料輸送通路内に位置される開口位置と前記貫通孔が前記スライド孔に入り込んで前記材料輸送通路より退出する遮断位置との間でスライド移動自在に設けられ、前記シャッタープレートに前記貫通孔の退出方向側の周囲に凸部を設け、前記シャッターベース部材に前記凸部が挿入される凹部を設けたことを特徴とする。
【0018】
この材料供給装置では、2枚のシャッタープレートの可動によって定容量スペースへの粒体の投入動作及び定容量スペースからの排出動作がなされる。特に、上側シャッター手段のシャッタープレートを開口位置にあって、粒体が定容量スペースに投入されると、貫通孔の中及びその周辺に粒体が充填された状態となり、このような状態でシャッタープレートを開口位置から遮断位置に移動される際に、貫通孔の中等の粒体が押圧されるが、シャッタープレートの凸部の移動によってシャッターベース部材の凹部のスペースが徐々に形成され、この凹部に押圧された粒体が流入できる。
【0025】
請求項の発明は、ベースペレットが自重により落下することによって輸送される材料輸送通路を設け、この材料輸送通路内に一定容量のスペースである定容量スペースを設定し、この定容量スペースの上面を材料輸送通路に対して遮断・開口する上側シャッター手段と、前記定容量スペースの下面を材料輸送通路に対して遮断・開口する下側シャッター手段とを設け、前記上側シャッター手段を開口位置とし、且つ、前記下側シャッター手段を遮断位置として前記定容量スペースに前記ベースペレットを投入し、このベースペレットが投入された前記定容量スペースに対して前記上側シャッター手段を遮断位置とし、且つ前記下側シャッター手段を開口位置とすることによって前記定容量スペースに投入されたベースペレットを落下させることによって一定容量のベースペレットを供給するベースペレット定量供給手段と、マスターカラーバッチが自重により落下することによって輸送される上方通路部とこの上方通路部に水平方向にシフトした位置に配置され、前記マスターカラーバッチが自重により落下することによって輸送される下方通路部と、前記上方通路部と下方通路部との間を連通する水平通路部とから構成される材料輸送通路を設け、この材料輸送通路の前記水平通路部に計量用貫通孔を有する計量プレートを配置し、前記計量プレートの前記計量用貫通孔の上面が上方通路部に対して開口され、且つ、前記計量貫通孔の下面が下方通路部に対して遮断される材料投入位置と、前記計量プレートの前記計量用貫通孔の上面が上方通路部に対して遮断され、且つ、前記計量貫通孔の下面が下方通路部に対して開口される材料落下位置との間で移動自在に設け、前記計量プレートを材料投入位置として前記計量用貫通孔に前記マスターカラーバッチを投入し、このマスターカラーバッチが投入された前記計量プレートを材料落下位置として前記計量用貫通孔に投入されたマスターカラーバッチを落下させることによって一定容量のマスターカラーバッチを供給するマスターカラーバッチ定量供給手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】
この材料供給装置では、上側シャッター手段と下側シャッター手段の開閉によって一定容量の定容量スペースには毎回常に満杯のベースペレットが投入され、この投入されたベースペレットのみが落下により供給され、また、計量プレートの材料投入位置と材料落下位置との移動によって一定容積の計量用貫通孔には毎回常に満杯のマスターカラーバッチが投入され、この投入されたマスターカラーバッチのみが落下により供給されるもので、ベースペレットの計量が所定のシャッター手段を装備することによって、また、マスターカラーバッチの計量が所定の計量シャッターを装備することによって行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
図1〜図11は本発明の一実施形態を示し、図1は材料供給装置の正面図、図2は材料供給装置の側面図、図3は上側シャッタープレートが開口位置で、下側シャッタープレートが閉塞位置であるベースペレット定量供給手段の断面図、図4は上側シャッタープレートが閉塞位置で、下側シャッタープレートが閉塞位置であるベースペレット定量供給手段の断面図、図5は昇降プレートを上昇させたベースペレット定量供給手段の断面図、図6は上側シャッター手段の平面図、図7は上側シャッター手段の分解部分断面図、図8は下側シャッター手段の平面図、図9はマスターカラーバッチ定量供給手段の断面図、図10は計量プレート等を示す平面図、図11(A)〜(C)はそれぞれ高さの異なる計量プレートを装着した状態を示す側面図である。
【0029】
図1,図2に示すように、材料供給装置1は、粒体であるベースペレットNaを内部に収容するベースペレット用ホッパー2と、粒体である各色のマスターカラーバッチMBを内部にそれぞれ収容する複数のマスターカラーバッチ用ホッパー3と、ベースペレット用ホッパー2内から搬送されるベースペレットNaを定量だけ供給するベースペレット定量供給手段4と、各マスターカラーバッチ用ホッパー3内から搬送されるマスターカラーバッチMBを定量だけ供給する複数のマスターカラーバッチ定量供給手段5と、ベースペレット定量供給手段4及び複数のマスターカラーバッチ定量供給手段5から供給されるベースペレットNa及びマスターカラーバッチMBを集合させる材料集合手段6と、この材料集合手段6により集合された材料の供給先を選択的に切り替えできる供給先切替手段7と、この供給先切替手段7の切り替え先に設けられた複数のミキシング手段8とを備えている。
【0030】
図3〜図5に示すように、ベースペレット用ホッパー2は、下方部が下方に向かうに従って徐々に縮径する形状を有し、この最下端部に開口部10が設けられている。また、図1に示すように、複数のマスターカラーバッチ用ホッパー3は、ベースペレット用ホッパー2の周囲に配置されている。そして、図9に示すように、マスターカラーバッチ用ホッパー3も、ベースペレット用ホッパー2と同様に、下方部が下方に向かうに従って徐々に縮径する形状を有し、この最下端部に開口部11が設けられている。
【0031】
図3〜図5に示すように、ベースペレット定量供給手段4は、ベースペレット用ホッパー2の開口部10に上端が開口し、下端が後述する集合用ロート71に開口された材料輸送通路12を有する。この材料輸送通路12はほぼ垂直方向に延設されており、ベースペレット用ホッパー2内のベースペレットが自重により落下することによって輸送される。材料輸送通路12は、ベースペレット2の下部に固定された上部フレーム13の孔と、この上部フレーム13の下面に固定されたシャッターベース部材14の孔と、このシャッターベース部材14の下面に固定された固定輸送ガイド管15と、この固定輸送ガイド管15の下端側にオーバーラップ状態で上端側が装着された可動輸送ガイド管16と、この可動輸送ガイド管16の下端側にオーバーラップ状態で上端側が固定された下方の可動輸送ガイド管17とによって構成されている。
【0032】
そして、材料輸送通路12の一部、具体的にはシャッターベース部材14と固定輸送ガイド管15及び上方の可動輸送ガイド管16により形成される箇所は、定容量スペース20として設けられている。この定容量スペース20の上面は材料輸送通路12に対して上側シャッター手段21によって遮断・開口される。この定容量スペース20の下面は材料輸送通路12に対して下側シャッター手段22によって遮断・開口される。
【0033】
図3〜図6に示すように、上側シャッター手段21は、スライド孔23が形成された前記シャッターベース部材14と、このシャッターベース部材14のスライド孔23に挿入され、矢印a方向にスライド自在に設けられた上側シャッタープレート25と、この上側シャッタープレート25の一端にジョイント部26を介して駆動ロッド27が連結されたエアーシリンダ28とを有している。上側シャッタープレート25には貫通孔24が設けられており、この貫通孔24が材料輸送通路12内に位置し、材料輸送通路12に対して定容量スペース20の上面が開口される開口位置(図3、図5の位置、図6の実線位置)と、貫通孔24が材料輸送通路12外に退出し、材料輸送通路12に対して定容量スペース20の上面が遮断される遮断位置(図4の位置、図6の仮想線位置)との間でエアーシリンダ28の駆動力によって変移される。
【0034】
また、図7に示すように、シャッターベース部材14は、上下2つの分割ベース部材14a,14bが組み付けられ、この組み付けられた2つの分割ベース部材14a,14bの間に形成される隙間によってスライド孔23が形成される。そして、このスライド孔23に挿入されるシャッタープレート25の上下面には貫通孔24の退出方向側の周囲に凸部30が設けられ、シャッターベース部材14にはこの凸部30がスライド挿入される凹部31が設けられている。凸部30の高さ及び凹部31の深さは粒体であるベースペレットの大きさよりも十分に大きい寸法に設定されている。
【0035】
図3〜図5及び図8に示すように、下側シャッター手段22は、可動輸送ガイド管16の外周に固定され、可動輸送ガイド管16と共にスライド孔32が形成されたシャッターベース33と、このシャッターベース33のスライド孔32に挿入され、図中矢印b方向にスライド自在に設けられた下側シャッタープレート35と、この下側シャッタープレート35の一端にジョイント部36を介して駆動ロッド37が連結されたエアーシリンダ38とを有している。下側シャッタープレート35には貫通孔34が設けられており、この貫通孔34が材料輸送通路12内に位置し、材料輸送通路12に対して定容量スペース20の下面が開口される開口位置(図8の仮想線位置)と、貫通孔34が材料輸送通路12外に退出し、材料輸送通路12に対して定容量スペース20の下面が遮断される遮断位置(図3〜図5の位置、図8の実線位置)との間でエアーシリンダ38の駆動力によって変移される。
【0036】
また、ベースペレット定量供給手段4には定容量スペース20の容量を可変できる定容量可変手段40が設けられている。この定容量可変手段40は、上下の可動輸送ガイド管16,17及び下側シャッター手段22が一体的に固定された昇降プレート41を有し、この昇降プレート41の下面にはガイドロッド42とアクチュエータ43の駆動ロッド44とが固定されている。ガイドロッド42は垂直方向に延び、下部フレーム45に固定されたガイド支持部46に挿入されている。アクチュエータ43は下部フレーム45に固定されており、アクチュエータ45の駆動により下側シャッター手段22及び上下の可動輸送ガイド管16,17が上下方向(図3〜図5の矢印c方向)に移動される。この移動によって定容量スペース20の実質ストロークSが可変され、これによって定容量スペース20の容積が可変される。図3及び図4にて実線で示す位置は最下方位置であり、図3及び図4にて仮想線で示す位置は最上位置であり、この最下方位置と最上方位置との間の所定の各位置で停止される。図5の位置はその1つの停止位置である。
【0037】
図9に示すように、各マスターカラーバッチ定量供給手段5は、マスターカラーバッチ用ホッパー3の開口部11に上端が開口し、下端が後述する集合用ロート71に開口された材料輸送通路50を有する。この材料輸送通路50はマスターカラーバッチが自重により落下することによって輸送される上方通路部50aとこの上方通路部50aに水平方向にシフトした位置に配置され、マスターカラーバッチが自重により落下することによって輸送される下方通路部50cと、上方通路部50aと下方通路部50cとの間を連通する水平通路部50bとから構成されている。
【0038】
材料輸送通路50の上方通路部50aは、マスターカラーバッチ用ホッパー3の下部に固定されたホッパーベース51に形成された孔と、このホッパーベース51の下面に固定され、ホッパーアダプター52で連結された2つの輸送ガイド管53a,53bに形成された孔と、この下方の輸送ガイド管53bの下面に固定されたシャッターベース54に形成された孔の一部によって構成されている。材料輸送通路50の水平通路部50bはシャッターベース54に形成された孔の一部によって構成されている。材料輸送通路50の下方通路部50cはシャッターベース54に形成された孔の一部と、シャッターベース54の下面に固定されたベースプレート54aに形成された孔と、下部フレーム45に固定された管アダプタ55を介して接続された輸送ガイド管56に形成された孔によって構成されている。
【0039】
シャッタープレート57は、ホッパーベース51に図9の矢印d方向にスライド自在に設けられている。シャッタープレート57には貫通孔57aが設けられており、この貫通孔57aが材料輸送通路50内に開口する開口位置と貫通孔57aが材料輸送通路50から外部に外れて材料輸送通路50を遮断する遮断位置(図9の位置)との間で手動で変移される。また、ホッパーアダプター52にはノブ52aが設けられ、このノブ52aを緩めることにより上方の輸送ガイド管53aと共にマスターカラーバッチ用ホッパー3が取り外し可能とされている。
【0040】
図11(C)に示すように、シャッターベース54は、上ベース部材60と下ベース部材61とこれらの間に介在された高さ調整部材62とがネジ63で締結されており、上ベース部材60に上方通路部50aを形成する孔が、下方べース部材61に下方通路部50cを形成する孔が、上べース部材60と下ベース部材61及び高さ調整部材62に囲まれて水平通路部50bがそれぞれ形成されている。この水平通路部50bの両側は外部に露出されており、この水平通路部50bに計量用貫通孔64が設けられた計量プレート65が図9,図10の矢印e方向にスライド自在に設けられている。
【0041】
計量プレート65の一端はジョイント部66を介してエアーシリンダ67の駆動ロッド68に接続されている。このエアーシリンダ67の駆動によって計量プレート65は、その計量用貫通孔64の上面が上方通路部50aに対して開口し、且つ、計量用貫通孔64の下面が下方通路部50cに対して閉塞される材料投入位置(図9,図10の位置)と、計量用貫通孔64の上面が上方通路部50aに対して閉塞し、且つ、計量用貫通孔64の下面が下方通路部50cに対して開口される材料落下位置との間で水平方向に移動される。
【0042】
さらに、図11(C)に示すように、シャッターベース54は、高さ調整部材62の高さh1に応じて内部の水平通路部50bの高さh2を可変することができる。そして、複数高さの計量プレート65a,65bとこれに対応する複数高さの高さ調整部材62a,62bを別途用意することによって、図11(A),(B)に示すように、高さの異なる、つまり、計量用貫通孔64の容積の異なる計量プレート65a,65bに交換できるようになっている。尚、計量プレート65は、高さh2が同じで計量用貫通孔の容積のみが異なるものを用意すれば、計量プレート65の交換が容易になる。
【0043】
また、噴射ノズル孔69は、計量プレート65が材料落下位置に位置する状態にあって、計量用貫通孔64が位置する水平通路部50bの上面に開口されている。この噴射ノズル孔69にはエアーホース70が接続されており、噴射ノズル孔69よりエアーが噴射されるようになっている。
【0044】
図1及び図2に示すように、材料集合手段6は、ベースペレット用の可動輸送ガイド管17(材料輸送通路12)、及び、マスターカラーバッチ用の複数の輸送ガイド管56(材料輸送通路50)の全ての下端が導かれている集合用ロート71を有し、この集合用ロート71の下端部には排出口部71aが設けられている。
【0045】
図1及び図2に示すように、供給先切替手段7は、下部フレーム45に対して矢印f方向にスライド自在に設けられたスライド部材72と、このスライド部材を駆動するエアーシリンダ73とを有している。スライド部材72には4箇所に材料受け口72aが設けられ、エアーシリンダ73の駆動によって各材料受け口72aが選択的に集合用ロート71の排出口部71aの真下位置に配置されるように変移される。4つの材料受け口72aにはそれぞれ材料輸送管74a〜74dが接続され、3本の材料輸送管74a〜74cは図示しない押出装置への材料供給通路用に使用され、他の1本の材料輸送管74dはベースペレット排出通路用に使用されている。尚、図中80は、集合用ロート71の排出口部71aの真下に位置しない材料輸送管74a〜74cの材料受け口72aにゴミ等が入らないようにするほこり防止プレートである。
【0046】
図1及び図2に示すように、複数のミキシング手段8は、3台のミキシングタンク75を有し、この各ミキシングタンク75に3本の材料輸送管74a〜74cの下端がそれぞれ接続されている。各ミキシングタンク75には図示しないエアー攪拌手段と図示しないエアークリーニング手段が設けられている。
【0047】
このエアー攪拌手段によってミキシングタンク75内に供給されたベースペレットNaとマスターカラーバッチMBとがエアー攪拌によりミキシングされる。エアークリーニング手段はエアーブローによってミキシングタンク75内のクリーニングを行うものであり、今までと異なる混合材料の供給を受ける際に行う。各ミキシングタンク75の下方には輸送通路81への開閉を行うシャッタープレート76が設けられ、このシャッタープレート76を開口位置とすることによってミキシングタンク75内の混合材料を図示しない各押出機に供給することができるようになっている。
【0048】
次に、前記構成の材料供給装置1の材料供給動作を説明する。ベースペレット用ホッパー2には所望品質のベースペレットNaが、また、使用する少なくとも1つのマスターカラーバッチ用ホッパー3には所望品質で、且つ、所望色相のマスターカラーバッチMBが、それぞれ収容されている。また、ベースペレット定量供給手段4の上側シャッタープレート25及び下側シャッタープレート35が共に遮断位置にあり、使用するマスターカラーバッチ定量供給手段5のシャッタープレート57が開口位置に位置し、計量プレート65が材料投入位置に位置するものとする。ここで、マスターカラーバッチ定量供給手段5のシャッタープレート57が開口位置に位置されていることからマスターカラーバッチ用ホッパー3内のマスターカラーバッチMBが自重により落下して計量プレート65の計量用貫通孔64はマスターカラーバッチで満たされている。また、供給先切替手段7では所望のミキシングタンク75に接続される材料輸送管74a〜74cの材料受け口72aがミキシングタンク75の排出口部71aの真下となるように切り替え設定されている。
【0049】
先ず、図3に示すように、ベースペレット定量供給手段4の上側シャッタープレート25が遮断位置から開口位置に変移され、ベースペレット用ホッパー2内のベースペレットNaが定容量スペース20に自重により落下し、定容量スペース20がベースペレットNaで満杯になる。次に、図4に示すように、ベースペレット定量供給手段4の上側シャッタープレート25が開口位置から遮断位置に変移され、その後に下側シャッタープレート35が遮断位置から開口位置に変移される。すると、定容量スペース20に投入されたベースペレットNaが自重により落下し、材料輸送通路12を通って集合用ロート71に供給される。
【0050】
一方、マスターカラーバッチ定量供給手段5の計量プレート65が材料投入位置から材料落下位置に変移されると共に、噴射ノズル孔69よりエアーが噴射される。すると、計量プレート65の変移によって計量用貫通孔64内のマスターカラーバッチMBも共に変移し、材料落下位置まで変移されると、マスターカラーバッチMBがその自重及び噴射ノズル孔69からのエアー噴射によって落下し、材料輸送通路50を通って集合用ロート71に供給される。尚、計量プレート65の往復動は、必要とするマスターカラーバッチMBの量により2往復される場合もある。
【0051】
集合用ロート71に輸送されたベースペレットNa及びマスターカラーバッチMBは、ここで合流し、集合用ロート71の排出口部71aより真下に配置された材料輸送管74a〜74cを通ってミキシングタンク75内に輸送される。ミキシングタンク75内に輸送されたベースペレットNa及びマスターカラーバッチMBはここでエアー攪拌されてミキシングされる。ミキシングされたベースペレットNa及びマスターカラーバッチMBの混合材料が図示しない所望の押出機へと供給される。そして、ベースペレットNa及びマスターカラーバッチMBの混合材料を必要とする量が得られるまで以上の動作を繰り返す。
【0052】
以上、この材料供給装置1では、上側シャッター手段21と下側シャッター手段22の開閉によって一定容量の定容量スペース20には毎回常に満杯のベースペレットNaが投入され、この投入されたベースペレットNaのみが落下により供給されるものであり、材料の計量が所定のシャッター手段21,22を装備することによって行うことができる。従って、構造が簡単で、且つ、正確な量のベースペレットNaを供給できる。
【0053】
さらに、定容量スペース20は、材料輸送通路12の一部であり、上側シャッター手段21及び下側シャッター手段22のそれぞれは、材料輸送通路12に対して定容量スペース20を遮断する遮断位置と連通させる開口位置との間で移動可能なシャッタープレート25,35を有して構成されているので、2枚のシャッタープレート25,35の可動によって定容量スペース20へのベースペレットNaの投入動作及び定容量スペース20からの排出動作がなされるため、制御が容易である。さらに、定容量スペース20の容積を可変できる定容量可変手段40を設けたので、ベースペレットMBの供給量が調整できるため、例えば混合比率の調整が容易に可能である。
【0054】
また、定容量可変手段40は、材料輸送通路12を形成する上下の可動輸送ガイド管16,17及び下側シャッタープレート35が一体的に移動できるように設けて構成されているので、定容量スペース20の実質ストロークSの可変によって定容量スペース20の容積変化が容易にできる。さらに、上側シャッタープレート25又は双方のシャッタープレート25,35が可動輸送管と共に上下動するように構成しても良い。
【0055】
さらに、上側シャッター手段21の上側シャッタープレート25は、材料輸送通路12の一部を有するシャッターベース部材14に形成されたスライド孔23に挿入され、上側シャッタープレート25の貫通孔24が材料輸送通路12内に位置される開口位置と貫通孔24がスライド孔23に入り込んで材料輸送通路12より退出する遮断位置との間でスライド移動自在に設けられ、シャッタープレート25には貫通孔24の退出方向側の周囲に凸部30を設け、シャッターベース部材14にはこの凸部30がスライド挿入される凹部31を設けた。従って、上側シャッター手段21の上側シャッタープレート25を開口位置にあって、べースペレットNaが定容量スペース20に投入されると、貫通孔24の中及びその周辺にベースペレットNaが充填された状態となり、このような状態で上側シャッタープレート25を開口位置から遮断位置に移動される際に、貫通孔24の中等のベースペレットNaが押圧されるが、上側シャッタープレート25の凸部30の移動によってシャッターベース部材14の凹部31のスペースが徐々に形成され、この凹部31に押圧されたベースペレットが流入できる。以上より、上側シャッタープレート25とスライド孔23との間へのベースペレットNaの噛み込みを防止できる。つまり、上側シャッタープレート25の均一な厚みに対応させてスライド孔23を形成すると、上側シャッタープレート25を開口位置から遮断位置に移動される際に、貫通孔24の中等のベースペレットNaが押圧されて上側シャッタープレート25とスライド孔23との間にベースペレットNaが噛み込み、上側シャッタープレート25が動作不良になるおそれがあるが、本実施形態ではこのようなベースペレットNaの噛み込みによる動作不良事故を防止できるものである。
【0056】
尚、上側シャッタープレート25を遮断位置から開口位置に移動される際に、上側シャッタープレート25の上方にはベースペレットNaが充填されている状態であるが、上側シャッタープレート25の移動によって貫通孔24が徐々に開口され、この貫通孔24にベースペレットが流入するため、上側シャッタープレート25とスライド孔23との間にベースペレットが噛み込むことで上側シャッタープレーと25が動作不良になることはない。
【0057】
また、マスターカラーバッチMBが自重により落下することによって輸送される上方通路部50aとこの上方通路部50aに水平方向にシフトした位置に配置され、マスターカラーバッチMBが自重により落下することによって輸送される下方通路部50cと、上方通路部50aと下方通路部50cとの間を連通する水平通路部50bとから構成される材料輸送通路50を設け、この材料輸送通路50の水平通路部50bに計量用貫通孔64を有する計量プレート65を配置し、計量プレート65の計量用貫通孔64の上面が上方通路部50aに対して開口され、且つ、計量貫通孔64の下面が下方通路部50cに対して遮断される材料投入位置と、計量プレート65の計量用貫通孔64の上面が上方通路部50aに対して遮断され、且つ、計量貫通孔64の下面が下方通路部50cに対して開口される材料落下位置との間で水平方向に移動自在に設けたので、計量プレート65の材料投入位置と材料落下位置との移動によって一定容積の計量用貫通孔65には毎回常に満杯のマスターカラーバッチMBが投入され、この投入されたマスターカラーバッチMBのみが落下により供給されるものであり、マスターカラーバッチMBの計量が所定の計量プレート65を装備することによって行うことができる。従って、構造が簡単で、且つ、正確な量のマスターカラーバッチMBが供給できる。
【0058】
さらに、計量プレート65は、計量用貫通孔64の容積が異なるものに交換可能であるので、所望容積の計量用貫通孔を有する計量プレート65a,65bに交換することにより目的とする定量のマスターカラーバッチMBを供給できる。また、計量プレート65の計量用貫通孔64よりマスターカラーバッチMBを落下させるのに自重とエアー噴射とを用いたため、確実に計量用貫通孔64よりマスターカラーバッチMBを落下させることができる。但し、エアー噴射を用いなくてもマスターカラーバッチMBの輸送が可能である。
【0059】
また、ベースペレットNa及びマスターカラーバッチMBの輸送が基本的に全てベースペレットNa及びマスターカラーバッチMBの自重によって行われるため、この点からも安価で、且つ、構造が簡単な装置を提供できる。
【0060】
さらに、材料輸送通路50の上端は内部にベースペレットNaを収容するベースペレット用ホッパー2の下端部に接続され、材料輸送通路50の下端は供給先切替手段7を介して供給通路と排出通路とに切り替え可能に設けられたので、上側シャッター手段21と下側シャッター手段22とを共に開口位置とする共に供給先切替手段7を排出通路側に切り替えることによりベースペレット用ホッパー2内のベースペレットNaを排出通路を介して排出できるため、ベースペレット用ホッパー2内のベースペレットNaの品種替えを容易に行うことができる。
【0061】
また、材料供給装置1では、色相の異なるマスターカラーバッチMBの混合材料を得るためには、目的とする色相のマスターカラーバッチMBのマスターカラーバッチ用ホッパー3及びマスターカラーバッチ定量供給手段5に切り替えて上述の動作を行えば良い。さらに、ベースペレットNa及びマスターカラーバッチMBの混合材料を供給する押出機を可変したい場合には、供給先切替手段7により切り替えを行えば良い。そして、1回の供給動作ではほぼ定容量スペース20の容積分(正確には定容量スペース20の容積+計量用貫通孔64の容積)の混合材料が供給され、この定容量スペース20の容積分の混合材料が供給動作毎に間欠的に供給できる。従って、例えば異なる電線色の色替えを頻繁に行うカラークイックチェンジ工法を採る電線被覆装置においては、要求した材料(ベースペレットとマスターカラーバッチ)が不足なく複数台の押出機へ供給される必要があるが、本実施形態の材料供給装置1はこれらの要求を満たすものである。つまり、本実施形態の材料供給装置1は、小ロット生産に適し、ストライプ付きの電線の製造に適し、また、色替え時にロスの発生を十分に小さく抑えることができる。
【0062】
尚、前記実施形態では、ベースペレット定容量供給手段4は、定容量スペース20の上面及び下面を遮断・開口する上側シャッター手段21及び下側シャッター手段22を設けて計量する構成であり、マスターカラーバッチ定容量供給手段5は、材料輸送通路50の水平通路部50bに計量用貫通孔64を有する計量プレート65を設けて計量する構成であるが、この逆に、マスターカラーバッチ定容量供給手段5は上側シャッター手段21及び下側シャッター手段22を設けて計量する構成とし、ベースペレット定容量供給手段4は計量用貫通孔64を有する計量プレート65を設けて計量する構成としても良い。
【0063】
また、ベースペレット定容量供給手段4及びマスターカラーバッチ定容量供給手段5の双方が共に上側シャッター手段21及び下側シャッター手段22を設けて計量する構成としても良く、このように構成した場合には、ベースペレット用ホッパー2内のベースペレットNaのみならずマスターカラーバッチ用ホッパー3内のマスターカラーバッチMBの品種替えをも容易に行うことができる。
【0064】
さらに、ベースペレット定容量供給手段4及びマスターカラーバッチ定容量供給手段5の双方が共に計量用貫通孔64を有する計量プレート65を設けて計量する構成としても良く、このように構成した場合には、ベースペレットNa及びマスターカラーバッチMBの計量動作がそれぞれ計量プレートのみの制御で行うことができる。但し、定容量スペース20の上面及び下面に上側シャッター手段21及び下側シャッター手段22を設ける構成は、ベースペレットNaのように量が多いものを計量するのに適しており、また、計量用貫通孔64の計量プレート65を使用する構成は、マスターカラーバッチのように量が少ないものを計量するのに適しているため、前記実施形態のような組み合わせが最も実用的に優れている。
【0065】
また、前記実施形態の材料供給装置1では、ベースペレットNa及びマスターカラーバッチMBをそれぞれ定量だけ供給する場合について説明したが、本発明はベースペレットやマスターカラーバッチ以外の粒体についても同様に適用できることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項の発明によれば、定容量可変手段は材料輸送通路を形成し、互いに一端側がオーバーラップ状態で装着され、少なくとも一方が上下方向に移動可能な上下の輸送ガイド管を有し、この上下移動可能な輸送ガイド管と共に少なくとも一方のシャッタープレートが一体的に移動可能に設けられたので、可動の輸送ガイド管及びシャッタープレートを上下動することによって定容量スペースの容積が可変でき、定容量スペースの容積変化が容易にできる。
【0070】
請求項の発明によれば、上側シャッター手段のシャッタープレートを開口位置にあって、粒体が定容量スペースに投入されると、貫通孔の中及びその周辺に粒体が充填された状態となり、このような状態でシャッタープレートを開口位置から遮断位置に移動される際に、貫通孔の中等の粒体が押圧されるが、シャッタープレートの凸部の移動によってシャッターベースの凹部のスペースが徐々に形成され、この凹部に押圧された粒体が流入できるため、シャッタープレートとスライド孔との間への粒体の噛み込みを防止できる。
【0074】
請求項の発明によれば、上側シャッター手段と下側シャッター手段の開閉によって一定容量の定容量スペースには毎回常に満杯のベースペレットが投入され、この投入されたベースペレットのみが落下により供給され、また、計量プレートの材料投入位置と材料落下位置との移動によって一定容積の計量用貫通孔には毎回常に満杯のマスターカラーバッチが投入され、この投入されたマスターカラーバッチのみが落下により供給されるもので、ベースペレットの計量が所定のシャッター手段を装備することによって、また、マスターカラーバッチの計量が所定の計量シャッターを装備することによって行うことができる。従って、構造が簡単で、且つ、それぞれ正確な量のベースペレット及びマスターカラーバッチを供給でき、色ムラの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示し、材料供給装置の全体の正面図である。
【図2】 本発明の一実施形態を示し、材料供給装置の全体の側面図である。
【図3】 本発明の一実施形態を示し、上側シャッタープレートが開口位置で、下側シャッタープレートが閉塞位置であるベースペレット定量供給手段の断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態を示し、上側シャッタープレートが閉塞位置で、下側シャッタープレートが閉塞位置であるベースペレット定量供給手段の断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態を示し、昇降プレートを上昇させたベースペレット定量供給手段の断面図である。
【図6】 本発明の一実施形態を示し、上側シャッター手段の平面図である。
【図7】 本発明の一実施形態を示し、上側シャッター手段の分解部分断面図である。
【図8】 本発明の一実施形態を示し、下側シャッター手段の平面図である。
【図9】 本発明の一実施形態を示し、マスターカラーバッチ定量供給手段の断面図である。
【図10】 本発明の一実施形態を示し、計量プレート等を示す平面図である。
【図11】 本発明の一実施形態を示し、(A)〜(C)はそれぞれ高さの異なる計量プレートを装着した状態を示す側面図である。
【図12】 従来例の材料供給装置の構成図である。
【図13】 従来例の材料供給装置の計量器の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 材料供給装置
2 ベースペレット用ホッパー
3 マスターカラーバッチ用ホッパー
4 ベースペレット定量供給手段
5 マスターカラーバッチ定量供給手段
6 材料集合手段
7 供給先切替手段
8 ミキシング手段
12,50 材料輸送通路
14 シャッターベース部材
16 可動上ガイド管
17 可動下ガイド管
20 定容量スペース
21 上側シャッター手段
22 下側シャッター手段
23 スライド孔
24,34 貫通孔
25 上側シャッタープレート(シャッタープレート)
30 凸部
31 凹部
35 下側シャッタープレート(シャッタープレート)
40 定容量可変手段
50a 上方通路部
50b 水平通路部
50c 下方通路部
64 計量用貫通孔
65 計量プレート
Na ベースト(粒体)
MB マスターカラーバッチ(粒体)

Claims (3)

  1. 粒体が自重により落下することによって輸送される材料輸送通路を設け、この材料輸送通路内に一定容量のスペースである定容量スペースを設定し、この定容量スペースの上面を材料輸送通路に対して遮断・開口する上側シャッター手段と、前記定容量スペースの下面を前記材料輸送通路に対して遮断・開口する下側シャッター手段とを設け、前記上側シャッター手段を開口位置とし、且つ、前記下側シャッター手段を遮断位置として前記定容量スペースに粒体を投入し、この粒体が投入された前記定容量スペースに対して前記上側シャッター手段を遮断位置とし、且つ、前記下側シャッター手段を開口位置とすることによって前記定容量スペースに投入された粒体を落下させることによって一定容量の粒体を供給するようにした材料供給装置において、
    前記定容量スペースの容積を可変する定容量可変手段を設け、この定容量可変手段は前記材料輸送通路を形成し、互いに一端側がオーバーラップ状態で装着され、少なくとも一方が上下方向に移動可能な上下の輸送ガイド管を有し、この上下移動可能な輸送ガイド管と共に少なくとも一方の前記シャッタープレートが一体的に移動可能に設けられたことを特徴とする材料供給装置。
  2. 請求項記載の材料供給装置であって、
    前記定容量スペースは前記材料輸送通路の一部であり、前記上側シャッター手段及び下側シャッター手段のそれぞれは、前記材料輸送通路に対して前記定容量スペースを遮断する遮断位置と、前記材料輸送通路に対して前記定容量スペースを連通させる開口位置との間で移動可能なシャッタープレートを有し、前記上側シャッター手段のシャッタープレートは、前記材料輸送通路の一部を有するシャッターベース部材に形成された左右一対のスライド孔に挿入され、前記シャッタープレートの貫通孔が前記材料輸送通路内に位置される開口位置と前記貫通孔が前記スライド孔に入り込んで前記材料輸送通路より退出する遮断位置との間でスライド移動自在に設けられ、前記シャッタープレートに前記貫通孔の退出方向側の周囲に凸部を設け、前記シャッターベース部材に前記凸部が挿入される凹部を設けたことを特徴とする材料供給装置。
  3. ベースペレットが自重により落下することによって輸送される材料輸送通路を設け、この材料輸送通路内に一定容量のスペースである定容量スペースを設定し、この定容量スペースの上面を材料輸送通路に対して遮断・開口する上側シャッター手段と、前記定容量スペースの下面を材料輸送通路に対して遮断・開口する下側シャッター手段とを設け、前記上側シャッター手段を開口位置とし、且つ、前記下側シャッター手段を遮断位置として前記定容量スペースに前記ベースペレットを投入し、このベースペレットが投入された前記定容量スペースに対して前記上側シャッター手段を遮断位置とし、且つ、前記下側シャッター手段を開口位置とすることによって前記定容量スペースに投入されたベースペレットを落下させることによって一定容量のベースペレットを供給するベースペレット定量供給手段と、スターカラーバッチが自重により落下することによって輸送される上方通路部とこの上方通路部に水平方向にシフトした位置に配置され、前記マスターカラーバッチが自重により落下することによって輸送される下方通路部と、前記上方通路部と下方通路部との間を連通する水平通路部とから構成される材料輸送通路を設け、この材料輸送通路の前記水平通路部に計量用貫通孔を有する計量プレートを配置し、前記計量プレートの前記計量用貫通孔の上面が上方通路部に対して開口され、且つ、前記計量貫通孔の下面が下方通路部に対して遮断される材料投入位置と、前記計量プレートの前記計量用貫通孔の上面が上方通路部に対して遮断され、且つ、前記計量貫通孔の下面が下方通路部に対して開口される材料落下位置との間で移動自在に設け、前記計量プレートを材料投入位置として前記計量用貫通孔に前記マスターカラーバッチを投入し、このマスターカラーバッチが投入された前記計量プレートを材料落下位置として前記計量用貫通孔に投入されたマスターカラーバッチを落下させることによって一定容量のマスターカラーバッチを供給するマスターカラーバッチ定量供給手段とを備えたことを特徴とする材料供給装置。
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