JP3750632B2 - 試運転ツールを備えた設備機器の遠隔管理システム - Google Patents

試運転ツールを備えた設備機器の遠隔管理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、試運転ツールを備えた設備機器の遠隔管理システム特に、設備機器の設置情報を把握するための試運転ツールを備えた設備機器の遠隔管理システム関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、建物(ビル、住宅等)に設置された設備機器(空調機器、照明機器、給湯器等)の管理を行うために、管理センタにおいて、建物に設置された設備機器を一括して管理するシステムが提案されている。この管理センタは、建物から離れた場所に設けられ、設備機器のメーカーもしくはその保守サービス業者等によって管理される。
【0003】
ところで、設備機器を遠隔管理するために、管理センタが実際の設備機器の設置情報(実設置情報)を把握しておく必要がある。このため、管理センタでは、建物の設計業者や設備機器の施工業者などが作成する図面などを入手する。そして、管理センタでは、これらの図面などを元に設置情報を推定する。設備機器の設置は、これらの図面などを元に行われていると考えられるので、実設置情報と推定される設置情報とは、同一であると考えられる。つまり、管理センタにおいて、推定される設置情報を把握すれば、実設置情報を把握することができると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実際には、物理的な理由や人為的なミスなどのため、これらの図面などの通りに設備機器が設置されていないことがある。つまり、推定される設置情報と実設置情報とが、同一でないことがある。このため、管理センタが、推定される設置情報を把握するだけでは、実設置情報を把握することができないことがある。
【0005】
このため、実際には、設備機器の遠隔管理を始める前に、設備機器の遠隔管理の担当者などが、設備機器の設置される建物に実際に出向いて実設置情報を把握している。例えば、空調機の遠隔管理システムにおいては、空調機の実設置情報を把握するために、担当者などが現地で管理対象の空調機全てについて設置情報を試運転ツールに入力している。また、空調機における設置情報は、空調機器の設置される場所・空調機器の属する冷媒系統名・室外機の機種名・室内機の機種など非常に多くの項目からなる。つまり、管理センタが設備機器の実設置情報を把握するためには、担当者などが非常に多くの項目からなる設置情報を機器毎に一台一台試運転ツールに入力する必要がある。このため、管理センタが設備機器の設置情報を把握するために、担当者が多大な時間を費やしている。
【0006】
本発明の課題は、設備機器の遠隔管理システムにおいて、初期設定の作業時間を短縮する試運転ツールを備えた設備機器の遠隔管理システム提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る設備機器の遠隔管理システムは、設備機器と、コントローラと、試運転ツールと、管理センタとを備える。コントローラは、設備機器を制御する。試運転ツールは、コントローラに接続可能であり、設備機器の遠隔管理の開始前に、前記設備機器の設備情報を把握する。管理センタはコントローラに接続される。
【0008】
試運転ツールはさらに、事前に予想設置情報を受け付ける受付手段と、受け付けた予想設置情報を保持する保持手段と、保持手段により保持される予想設置情報を修正する修正手段とを備える。
設備機器は、設備機器の実際の設置情報をコントローラに対して送信する。コントローラは、設備機器から実際の設置情報を受信し、受信した実際の設置情報を試運転ツールに送信する。
【0009】
試運転ツールは、予想設置情報と実際の設置情報とが同一か否かを判定し、同一の場合にはコントローラを介して管理センタへ予想設置情報を送信し、同一でない場合には同一となるよう修正手段によって予想設置情報を修正する。
管理センタは、試運転ツールから送信される予想設置情報を元に、設備機器の遠隔管理を行う。
【0010】
従来の試運転ツールにおいては、上記の【発明が解決しようとする課題】の欄で説明したように、担当者などが現地において機器毎に一台一台試運転ツールに情報入力する必要がある。それゆえに、試運転ツールが予想設置情報を前もって保持させておく、という発想は存在していない。ところが、本発明の発明者は、設備機器の試運転に時間を多く費やしている原因を詳細に調査したところ、本発明を創出するに至った。
【0011】
この試運転ツールでは、担当者などが設備機器の設置される現地に向かう前に、受付手段が予想設置情報を受け付ける。さらに、保持手段が、受け付けた予想設置情報を保持する。設備機器の設置される現地では、担当者などが試運転ツールを用いて予想設置情報と実際の設置情報とを比較し、実際の設置情報を把握する。
【0012】
ここでは、設備機器の設置される現地で、担当者などが設備機器の設置情報をツールに入力するのではない。担当者が現地に向かう前に、担当者などによって予想設置情報が試運転ツールに入力され、保持される現地において、試運転ツールを用いて予想設置情報と設備機器の実際の設置情報との比較および修正を行えばよい。その結果、担当者などが、現地において試運転ツールに入力する情報量が低減される。このため、設備機器の遠隔管理システムの初期設定に費やされる時間が短縮される。
【0013】
請求項2に係る設備機器の遠隔管理システムは、請求項1に記載の設備機器の遠隔管理システムであって、試運転ツールの受付手段は選択手段を有する。この選択手段は、事前に予想設置情報を入力するか若しくは前記設備機器の設置される現地で予想設置情報を入力するかを選択させることができる。
ここでは、現地に向かう前だけでなく、現地においても、担当者が予想設置情報を試運転ツールに入力することができるようになる。このため、試運転ツールの利便性が向上する
【0014】
【発明の実施の形態】
<本発明のシステムの構成>
本発明の一実施形態に係る空調機の遠隔管理システム1の構成を図1に示す。このシステム1は、主に、試運転ツール10と、コントローラ40と、空調機30と、管理センタ50とから構成される。
【0015】
<試運転ツール10>
試運転ツール10は、空調機30の遠隔管理を行う際に、空調機30またはコントローラ40のメーカー、若しくはそれらの保守サービス業者の担当者などが、管理対象である空調機30の設置情報(実設置情報)を把握するために用いられる。
【0016】
空調機30の実設置情報としては、具体的には、空調機30を管理するために各空調機30に割り振られるアドレス・空調機30の属する冷媒系統名・室内機31および室外機の設置日付・機種名・機種コード・機番などがある。
試運転ツール10としては、持ち運び可能な端末機器(ノートパソコン等)と、この機器にインストールされた試運転ソフトとが、用いられる。また、試運転ツール10は、コントローラ40に接続可能である。
【0017】
この試運転ツール10は、入力部11と、受付部12と、保持部13と、処理部14と、修正部15と、表示部20とを有する。入力部11は、担当者が試運転ツール10に予想設置情報を入力する部品であり、例えば、キーボードやマウスなどである。予想設置情報は、空調機30の設置状況を示す設計図面などから予想される空調機30の設置情報である。受付部12は、担当者などにより入力される予想設置情報を入力部11から受け付ける。さらに、受付部12は、選択部12aを有する。選択部12aは、予想設置情報を事前に入力するか、空調機30の設置される現地に行ってから入力するかを選択することができる。保持部13は、受付部12により受け付けられる予想設置情報を保持する。処理部14は、コントローラ40に対して実設置情報を提供するよう指令を出す。そして、処理部14は、コントローラ40から提供される実設置情報と予想設置情報とを比較する。さらに、処理部14は、実設置情報と予想設置情報とが同一の場合、コントローラ40を介して管理センタ50に対して予想設置情報を送信する。修正部15は、実設置情報と予想設置情報とが異なる場合に、予想設置情報を修正する。表示部20は、例えば、パソコンのディスプレイなどであり、予想設置情報の入力状況や、実設置情報と予想設置情報との比較結果などが表示される。これらの画面については後に詳述する。
【0018】
<空調機30>
図2に空調機30の外観図を示す。空調機30は、ビルや住宅などユーザの建物内に設置され、通信線を介してコントローラ40と接続される。空調機30は、冷房・暖房・除湿などの運転を行い、室内の空気の調和を行う。この空調機30は、室内の壁面や天井などに取り付けられる室内機31と、室外に設置される室外機32とから構成される。室外機32内には室外熱交換機や圧縮機などが収納され、室内機31内には室内熱交換機が収納されている。そして、各熱交換機、圧縮機、各種バルブ、これらを接続する冷媒配管などが、冷媒回路を構成している。
【0019】
空調機30は、上記構成部品の他に、さらに、送信部35を備える(図1参照)。この送信部35は、コントローラ40から空調機30の設置情報の提供指令が送信された際に、コントローラ40対して空調機30の実際の設置情報(実設置情報)を送信する。空調機30の設置情報としては、例えば、空調機30の設置されるアドレス・冷媒系統情報等がある。
なお、本実施の形態において、空調機30は、いわゆる業務用のパッケージエアコンを用いているが、これに代えて、いわゆる家庭用のルームエアコンまたは、空調機全般としてもよい。
【0020】
<コントローラ40>
コントローラ40は、空調機30を制御するために空調機30の設置される建物内に設置され、インターネットなどのネットワークを介して管理センタ50と接続される。また、このコントローラ40は通信部41を有する(図1参照)。この通信部41は、試運転ツール10から空調機30の実設置情報の提供指令が送信される際に、空調機30に対して空調機30の実設置情報の提供指令を送信する。そして、通信部41は、空調機30の送信部35から送信される空調機30の実設置情報を受信する。さらに、通信部41は、取得した空調機30の実設置情報を試運転ツール10に対して送信する。
【0021】
<管理センタ50>
管理センタ50は、空調機30を遠隔管理するために、空調機30の設置される建物から離れた場所に設けられる。管理センタ50は、コントローラ40とインターネットなどのネットワークまたは公衆回線などを介して接続される。また、管理センタ50は、コントローラ40から設置情報を取得する。そして、管理センタ50は、取得した設置情報を元にコントローラ40を介して空調機30の遠隔管理を行う。
【0022】
<本システム1の作用>
(設置情報の把握作業)
図3に管理センタ50が、空調機30の実設置情報を把握する際の、作業のフローを示す。
まず、担当者などが空調機30の設置される現地に向かう前の作業について説明する。担当者などが、施工業者等から建物の建築図面や空調機30の設置図面などを入手する(ステップS101)。これらの図面には、建物を建築した時点または空調機30を設置した時点での、空調機30の設置情報の全てまたは一部が明示されている。これらの図面および資料を元にして、担当者などは予想設置情報を取得する(ステップS102)。その後、担当者などが、試運転ツール10に対して予想設置情報の入力を開始する。
【0023】
試運転ツール10への予想設置情報の入力においては、まず、選択部12aにおいて、担当者は、現地での入力であるか、事前での入力であるかを選択する(ステップS103)。その後、担当者などが、予想設置情報を試運転ツール10に対して入力する(ステップS104)。入力された予想設置情報は、受付部12によって受け付けられる(ステップS105)。さらに、受付部12によって受け付けられる予想設置情報は、保持部13に保持される(ステップS106)。その後、担当者などは、試運転ツール10を持って、現場に向かう。(ステップS107)
次に、現場での作業について説明する。現場では、まず、担当者などが、試運転ツール10とコントローラ40とを接続する(ステップS108)。その後、予想設置情報と実設置情報とを比較するために、処理部14が通信部41に対して実設置情報の提供指令を送信する(ステップS109)。処理部14から実設置情報の提供指令を受けた通信部41は、送信部35に対して実設置情報の提供指令を送信する(ステップS110)。通信部41から実設置情報の提供指令を受けた送信部35は、通信部41に実設置情報を送信する(ステップS111)。その後、通信部41は送信部35から送信された実設置情報を処理部14に対して送信する(ステップS112)。そして、処理部14は、保持部13の保持する予想設置情報と通信部41から受信した実設置情報とを比較する(ステップS113)。予想設置情報と実設置情報とが異なる場合、担当者などは、入力した予想設置情報を修正部15によって修正する(ステップS114)。その後、処理部14は、修正された予想設置情報とコントローラ40から受信した実設置情報とを比較する。(ステップS113)予想設置情報と実設置情報とが同一の場合、処理部14は、コントローラ40を介して設置情報を管理センタ50に送信する(ステップS115)。管理センタ50は、処理部14から設置情報を受信し、受信した設置情報を元に空調機30の遠隔管理を行う(ステップS116)。
【0024】
なお、本発明の一実施形態に係る空調機30の遠隔管理システム1においては、担当者などが試運転ツール10を事前に予想設置情報を入力する場所から現地に持っていっている。これに代えて、インターネットなどのネットワークを介して現地に予想設置情報を送信してもよい。さらに、担当者が、予想設置情報をフレキシブルディスクなどの記憶媒体に保持させ、記憶媒体を現地に持っていってもよい。
【0025】
また、本発明の一実施形態に係る空調機30の遠隔管理システム1においては、試運転ツール10として、持ち運び可能な端末機器(ノートパソコン等)と、この機器にインストールされた試運転ソフトとを利用している。これに代えて、据え置き型複数の端末機器と、これらの機器にインストールされた試運転ソフトとを利用してもよい。例えば、これらの端末機器は、事前に担当者などが予想設置情報を入力する場所に据え置かれる端末機器と、現地に据え置かれる端末機器とである。
【0026】
(表示部20の表示)
この空調機30の遠隔監視システム1では、試運転ツール10の表示部20上に、予想設置情報の入力内容・入力された予想設置情報と実設置情報との比較結果などを示す画面が表示される。
以下、表示部20上に表示される各種の画面について説明する。
【0027】
〔「作業モード」選択画面21〕
図4に「作業コード」選択画面21を示す。
この「作業コード」選択画面21は、担当者などが試運転ツール10に予想設置情報を入力しようとする際に、表示部20に最初に表示される画面である。この画面21には、主に、「試運転」ボタン21aと、「事前入力」ボタン21bとが表示される。
【0028】
担当者などが、現場へ向かう事前に予想設置情報を入力しようとする際には、「事前入力」ボタン21bを押すと、事前入力モードが選択される。担当者などが、現場で予想設置情報を入力しようとする際には、「試運転」ボタン21aを押すと、試運転モードが選択される。
【0029】
〔「冷媒系統一覧」画面〕
図5に「冷媒系統一覧」画面22を示す。
「冷媒系統一覧」画面22は、ある冷媒系統に属する室外機32および室内機31の予想設置情報の入力画面に移行するための導入画面である。「冷媒系統一覧」画面22には、主に、「冷媒系統一覧表」22aと「室外機」ボタン22bと「室内機」ボタン22cとが表示される。担当者などが、「冷媒系統一覧表」22a内の一つの冷媒系統を選択した後、「室外機」ボタン22bを選択すると、図6に示す「室外機設定」画面23が表示部20に表示される。また、担当者などが、「冷媒系統一覧表」内の一つの冷媒系統を選択した後、「室内機」ボタン2cを選択すると、図7に示す「室内機設定」画面24が表示部20に表示される。
【0030】
〔「室外機設定」画面23〕
「室外機設定」画面23は、室外機32に関する予想設置情報を入力する画面である。「室外機設定」画面23には、主に、「系統名」欄23aと、「設置日付」欄23bと、「機種名」欄23cと、「変更」ボタン23dと、「OK」ボタン23eとが表示される。
【0031】
まず、担当者などは、「系統名」欄23aに、室外機32が空調作業を行う領域名(例えば、2階全域、北館3階など)を入力する。次に、担当者などは、「設置日付」欄23bに、室外機32の設置された日付を入力する。そして、担当者などは、「機種名」欄23cに、室外機32の機種名を入力する。その後、担当者などが「変更」ボタン23dを選択すると、「室外機設定」画面23において入力された予想設置情報が、受付部12によって受け付けられ、保持部13により保持される。担当者などが予想設置情報を修正する際も、「系統名」や「機種名」などを修正後、「変更」ボタン23dを選択すると、修正された予想設置情報が、受付部12によって受け付けられ、保持部13により保持される。予想設置情報を入力した後、担当者などが、「OK」ボタン23eを選択すると、「室外機設定」画面23から「冷媒系統一覧」画面22に戻る。
【0032】
〔「室内機設定」画面24〕
「室内機設定」画面24は、室内機31に関する予想設置情報を入力する画面である。「室内機設定」画面24には、主に、「室内機一覧」表24aと、「機種名」欄24bと、「設置場所」欄24cと、「変更」ボタン24dと、「OK」ボタン24eとが表示される。
【0033】
まず、担当者などは、「室内機一覧」表24a内の、室内機名を選択する。次に、担当者などは、「機種名」欄24bに室内機31の機種名を入力する。そして、担当者などは、「設置場所」欄24cに室内機31の設置される場所の名前(例えば、1階事務所、3階会議室など)を入力する。その後、担当者などが「変更」ボタン24dを選択すると、「室内機設定」画面24において入力された予想設置情報が、受付部12によって受け付けられ、保持部13により保持される。担当者などが予想設置情報を修正する際も、「機種名」や「設置場所」などを修正後、「変更」ボタン24dを選択すると、修正された予想設置情報が、受付部12によって受け付けられ、保持部13により保持される。予想設置情報を入力した後、担当者などが、「OK」ボタン24eを選択すると、「室内機設定」画面24から「冷媒系統入力」画面に22戻る。
【0034】
<本システム1の特徴>
(1)
この空調機の遠隔管理システム1では、試運転ツール10が、担当者により事前に入力される予想設置情報を受け付け、保持する。このため、空調機の遠隔管理システム1の初期設定時に、担当者などが現地で試運転ツール10に予想設置情報を入力する作業量が低減される。その結果、空調機の遠隔管理システム1の初期設定に要する時間が短縮される。
【0035】
(2)
この空調機の遠隔管理システム1では、担当者が、現地に向かう前においても、現地においても、どちらの場合であっても、担当者が、試運転ツール10に予想設置情報を入力することができる。このため、試運転ツール10の利便性が向上する。
【0036】
(3)
この空調機の遠隔管理システム1では、試運転ツール10が入力された予想設置情報を修正する修正部15を有する。このため、予想設置情報を誤って入力した際や、予想設置情報と実設置情報とが同一でない場合などでも、担当者等は、予想設置情報を修正することができる。その結果、試運転ツール10の利便性が向上する。
【0037】
(4)
空調機30の稼働時間が長い空調システムにおいては、システムの初期設定に多大な時間をとれないために、空調機の遠隔管理システムを導入できない場合がある。
しかし、この空調機の遠隔管理システム1では、空調機の遠隔管理システム1の初期設定に要する時間が短縮される。このため、空調機30の稼働時間が長い空調システムであっても、空調機30の遠隔管理システムを導入できる可能性が高まる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に係る発明では、担当者が現地に向かう前に、予想設置情報が試運転ツールに入力され、保持される。このため、担当者は、現地において、予想設置情報と設備機器の実際の設置情報との比較および修正を行えばよい。その結果、担当者などが、現地において試運転ツールに入力する情報量が低減される。このため、設備機器の遠隔管理システムの初期設定に費やされる時間が短縮される。
【0039】
請求項2に係る発明では、現地に向かう前だけでなく、現地においても、担当者が予想設置情報を試運転ツールに入力することができる。このため、試運転ツールの利便性が向上する
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る空調機の遠隔管理システムの構成図。
【図2】 空調機の外観図。
【図3】 空調機の遠隔管理システムのフロー図。
【図4】 「作業コード」選択画面の図。
【図5】 「冷媒系統入力」画面の図。
【図6】 「室外機設定」画面の図。
【図7】 「室内機設定」画面の図。
【符号の説明】
1 空調機の遠隔管理システム(設備機器の遠隔管理システム)
10 試運転ツール
12 受付部(受付手段)
12a 選択部(選択手段)
13 保持部(保持手段)
15 修正部(修正手段)
30 空調機(設備機器)
40 コントローラ
50 管理センタ

Claims (2)

  1. 設備機器(30)と、
    前記設備機器(30)を制御するコントローラ(40)と、
    前記コントローラ(40)に接続可能であり、前記設備機器の遠隔管理の開始前に、前記設備機器の設備情報を把握するための試運転ツール(10)と、
    前記コントローラ(40)に接続される管理センタ(50)と、
    を備え、
    前記試運転ツール(10)は、事前に予想設置情報を受け付ける受付手段(12)と、受け付けた前記予想設置情報を保持する保持手段(13)と、前記保持手段(13)により保持される前記予想設置情報を修正する修正手段(15)とを備え、
    前記設備機器(30)は、前記設備機器(30)の実際の設置情報を前記コントローラ(40)に対して送信し、
    前記コントローラ(40)は、前記設備機器(30)から前記実際の設置情報を受信し、受信した前記実際の設置情報を前記試運転ツール(10)に送信し、
    前記試運転ツール(10)は、前記予想設置情報と前記実際の設置情報とが同一か否かを判定し、同一の場合には前記コントローラ(40)を介して管理センタ(50)へ前記予想設置情報を送信し、同一でない場合には同一となるよう前記修正手段(15)によって前記予想設置情報を修正し、
    前記管理センタ(50)は、前記試運転ツール(10)から送信される前記予想設置情報を元に、前記設備機器(30)の遠隔管理を行う、
    設備機器の遠隔管理システム(1)
  2. 前記試運転ツール(10)の前記受付手段(12)は、前記予想設置情報を事前に入力するか若しくは前記設備機器の設置される現地で入力するかを選択可能な選択手段(12a)を有する、
    請求項1に記載の設備機器の遠隔管理システム(1)
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