JP3750201B2 - 排気還流装置の故障診断方法およびその装置 - Google Patents

排気還流装置の故障診断方法およびその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載されているエンジンの排気還流装置の故障を工場等において診断する方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平6−58210号公報に示されるように、エンジンの排気通路と吸気通路とを連通させる排気還流通路に、この通路を開閉する排気還流制御弁を介設したエンジンにおいて、エンジンの運転中に排気還流制御弁を一時的に開閉させ、その開閉前後の吸気通路内又は排気還流弁内の圧力の変動が所定範囲内にあるか否かを検出し、この検出結果に基づいて排気還流系が故障しているか否かを判定するようにした排気還流装置の故障診断方法は知られている。
【0003】
この装置によると、排気還流制御弁が作動しないような故障が生じた場合に、上記圧力の変動が生じないことから、エンジンの運転中にその故障が判別される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記公報に示されている故障診断装置は、通常走行中に排気還流装置の故障を診断するものであるが、製造工場での出荷時等における検査でも、排気還流装置の故障を診断することが要求される。この場合、工場等に設置される外部の検査装置を用いて容易に、かつ能率良く故障診断を行うことが望まれる。また、排気還流装置においては、排気還流制御弁が弁体とこれを作動する圧力式アクチュエータとからなり、上記駆動手段が上記圧力式アクチュエータに対する負圧導入用ソレノイドバルブと大気圧導入用ソレノイドバルブとからなっており、これらのバルブの作動不良等、各種の故障を判別することが要求される。
【0005】
なお、特公平7−18776号公報には、車載の制御ユニットがセンサ出力やアクチュエータ動作の異常あるいはコンピュータ処理の異常を自己診断する装置として、通常モード時に実行される第1の診断プログラムと、テストモード時に実行される第2の自己診断プログラムと、表示プログラムとを記憶手段が記憶し、テストスイッチ及び通電スイッチの切換操作に応じて上記3つのプログラムのうちの1つを実行するようにしたものが示されている。この装置によると、修理工場等ではテストモードを選択することができる。しかし、この公報は、制御ユニットとこれに接続されたセンサ及びアクチュエータからなる一般的な制御系の故障診断について示しているにすぎず、排気還流装置の故障診断の効果的な方法は示されていない。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑み、工場等での検査時に排気還流装置の故障を容易に能率良く、かつ適正に診断することができる排気還流装置の故障診断方法およびその装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の故障診断方法は、エンジンの排気通路と吸気通路とを接続する排気還流通路と、この排気還流通路中に設けられて排気還流量を調節する排気還流制御弁と、電気信号に応じて上記排気還流制御弁を駆動する駆動手段と、上記排気還流制御弁の作動位置を検出する検出手段と、上記駆動手段及び検出手段に接続された制御部とを備え、上記排気還流制御弁が弁体とこれを作動する圧力式アクチュエータとからなり、上記駆動手段が上記圧力式アクチュエータに対する負圧導入用ソレノイドバルブと大気圧導入用ソレノイドバルブとからなるものであり、これらのソレノイドバルブにより上記アクチュエータに対する負圧および大気圧の導入割合が調整され、負圧導入割合が多くなるにつれて排気還流制御弁の開度が大きくなるように構成された排気還流装置の故障を診断する方法であって、外部のテスト装置から上記制御部にテスト用の駆動指令信号を送信することにより、上記排気還流制御弁を所定の初期状態からこれよりも大きな所定開度にまで開くように上記両ソレノイドバルブをフィードバック制御する第1の制御状態と、これに次いで排気還流制御弁の開度を一定に保持すべく上記両ソレノイドバルブをともに閉状態とする第2の制御状態と、上記排気還流制御弁を初期状態に戻すように上記大気圧導入用ソレノイドバルブを開く第3の制御状態とに順次移行するように上記駆動手段を制御し、上記第 1 乃至第 3 の各制御状態においてそれぞれ、上記検出手段により上記排気還流制御弁の作動位置を検出してその検出値を示す出力を上記テスト装置により上記制御部から受信し、これらの検出値に基づいて上記負圧導入用ソレノイドバルブおよび大気圧導入用ソレノイドバルブの各断線、ショートを判別するものである。
【0008】
この方法によると、工場等で車両の検査が行われるときに、検査場所等に設置されているテスト装置からの指令信号の送信により、テストのための上記駆動手段の制御が自動的に行われるともに、上記テスト装置へ送信される上記検出手段の出力に基づき、その値が適正範囲内にない場合に排気還流装置が故障していることが判別される。
【0011】
とくに、大気圧導入用ソレノイドバルブに通電する回路の断線やショート、負圧導入用ソレノイドバルブに通電する回路の断線やショート等、各種の故障の判別が可能となる。
【0012】
上記の方法において、さらに、排気還流制御弁を作動させる制御の前後におけるエンジン回転数検出手段の出力を上記テスト装置により上記制御部から受信し、この制御の前後におけるエンジン回転数検出手段の出力の変化が所定値以下か否かにより排気還流装置が故障かどうかを判別することが好ましい。
【0013】
このようにすると、排気還流が正常に行われた場合はエンジン回転数が所定値以上変化するが、排気還流制御弁の不作動、排気還流通路のリーク、配管の外れ等の故障によって排気還流が行われなかった場合はエンジン回転数が殆ど変化しないことから、このような故障が判別される。
【0015】
駆動指令信号による駆動手段の制御及び故障の判別は、エンジンがアイドル状態にあるときに行うことが好ましい。このようにすると、エンジンが作動されて検査場所等に置かれている状態に相当するアイドル状態で、有効に故障診断が行われる。
【0016】
また、上記方法に使用する故障診断装置は、エンジンの排気通路と吸気通路とを接続する排気還流通路と、この排気還流通路中に設けられて排気還流量を調節する排気還流制御弁と、電気信号に応じて上記排気還流制御弁を駆動する駆動手段と、上記排気還流制御弁の作動位置を検出する検出手段と、上記駆動手段及び検出手段に接続された制御部とを備え、上記排気還流制御弁が弁体とこれを作動する圧力式アクチュエータとからなり、上記駆動手段が上記圧力式アクチュエータに対する負圧導入用ソレノイドバルブと大気圧導入用ソレノイドバルブとからなるものであり、これらのソレノイドバルブにより上記アクチュエータに対する負圧および大気圧の導入割合が調整され、負圧導入割合が多くなるにつれて排気還流制御弁の開度が大きくなるように構成された排気還流装置の故障を診断する装置であって、上記制御部にテスト用端子を介して接続される外部のテスト装置を備え、このテスト装置に、上記制御部に対するテスト用の駆動指令信号の送信及び上記検出手段の出力の受信を行う送受信手段と、上記検出手段の出力により調べられる排気還流制御弁の作動状態に基づいて排気還流装置の故障を判別する故障判別手段とを設け、上記制御部に、上記テスト装置からの駆動指令信号に応じ、上記排気還流制御弁を所定の初期状態からこれよりも大きな所定開度にまで開くように上記両ソレノイドバルブをフィードバック制御する第1の制御状態と、これに次いで排気還流制御弁の開度を一定に保持すべく上記両ソレノイドバルブをともに閉状態とする第2の制御状態と、上記排気還流制御弁を初期状態に戻すように上記大気圧導入用ソレノイドバルブを開く第3の制御状態とに順次移行するように上記駆動手段を制御するテスト用制御手段を設ける一方、上記テスト装置の故障判別手段を、上記第 1 乃至第 3 の各制御状態においてそれぞれ、上記検出手段により上記排気還流制御弁の作動位置を検出させてその検出値を示す出力を上記制御部から受信し、これらの検出値に基づいて上記負圧導入用ソレノイドバルブおよび大気圧導入用ソレノイドバルブの各断線、ショートを判別するように構成したものである。
【0017】
この装置によると、工場等での検査時に、上記故障診断方法が自動的に実行され、排気還流装置の故障の診断が容易に行われる。
【0019】
さらに、エンジン回転数を検出する回転数検出手段を上記制御部に接続するとともに、排気還流制御弁を作動させる制御の前後におけるエンジン回転数検出手段の出力を上記制御部から受信して、この制御の前後におけるエンジン回転数検出手段の出力の変化が所定値以下か否かにより排気還流装置が故障かどうかを判別する機能を上記故障判別手段に持たせることが好ましい。
【0021】
上記のような故障診断装置において、エンジンの制御部にエンジンのアイドル状態を判定するアイドル判定手段を設け、このアイドル判定手段によりアイドル状態が判定されたときにのみ上記駆動指令信号に応じた制御を行うように上記制御部を構成することが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明が適用される排気還流装置を備えたエンジン全体の概略構造を示している。この図において、1はシリンダを有するエンジン本体であり、そのシリンダの燃焼室2には吸気弁によって開閉される吸気ポート3及び排気弁によって開閉される排気ポート4が開口している。上記吸気ポート3には吸気通路5が接続され、排気ポート4には排気通路11が接続されている。
【0023】
上記吸気通路5には、その上流側から順にエアクリーナ6,エアフローセンサ7,スロットル弁8及びサージタンク9が設けられるとともに、吸気ポート5の近傍に、燃料を噴射するインジェクタ10が設けられている。一方、排気通路11には触媒装置12等か設けられている。また、アイドルスイッチ13、エンジン回転数センサ14が吸気通路5、エンジン本体1にそれぞれ具備されている。
【0024】
また、吸気通路5の途中、例えばサージタンク9には、排気通路11に連通するEGR通路(排気還流通路)15が接続され、このEGR通路15には、排気還流量を調節するEGR弁(排気還流制御弁)16が設けられている。
【0025】
上記EGR弁16は、EGR通路15中に設けられたハウジング17と、このハウジング17内に設置された弁体18と、この弁体18を駆動する圧力式アクチュエータ19とを有している。上記アクチュエータ19には、負圧通路21と大気圧通路22とを合流させた作動圧力導入通路20が接続されており、上記負圧通路21はスロットル弁8より下流の吸気通路5に接続され、大気圧通路22はスロットル弁8より上流の吸気通路5に接続されている。
【0026】
上記負圧通路21には負圧導入用ソレノイドバルブ23が設けられ、上記大気圧通路22には大気圧導入用ソレノイドバルブ24が設けられており、これらのソレノイドバルブ23,24によりEGR弁16を駆動する駆動手段が構成されている。そして、上記各ソレノイドバルブ23,24がデューティ制御されることにより、上記アクチュエータ19に対する負圧及び大気圧の導入割合が調節され、それに応じてEGR弁16の開度が調整される。具体的には、上記アクチュエータ19に導入される圧力が大気圧の場合はEGR弁16の弁体18が全閉となり、アクチュエータ19に対して負圧導入割合が多くなるにつれてEGR弁16の弁体18の開度が大きくなるように構成されている。
【0027】
また、上記EGR弁16には、その作動位置(開度)を検出するポジションセンサ(検出手段)25が設けられている。
【0028】
上記各ソレノイドバルブバルブ23,24及びポジションセンサ25は制御部としてのエンジン制御ユニット(ECU)30に接続され、さらに上記エアフローメータ7、アイドルスイッチ13、エンジン回転数センサ14等もエンジン制御ユニット30に接続されている。そして、エンジン制御ユニット30から各ソレノイドバルブ23,24に出力されるデューティ信号によってEGR弁16の作動状態が制御され、例えば通常運転中でEGRを行うべき運転領域にある場合には、上記ポジションセンサ25による検出値と目標値との偏差に応じて各ソレノイドバルブ23,24がデューティ制御されることにより、EGR弁16の作動位置がフィードバック制御されるようになっている。
【0029】
また、上記制御ユニット30は、テスト用端子31を有し、図2に示すように自動車40に搭載された状態で外部のテスト装置41にカプラ42を介して接続可能となっている。上記テスト装置41は、例えば車両の製造工場において出荷時のエンジン検査のため、工場内の所定箇所に設置されており、このテスト装置41には表示手段43が付設されている。
【0030】
図3はエンジン制御ユニット30及びテスト装置41の機能構成を示している。エンジン制御ユニット30は、上記のような通常運転中のEGR制御やその他の各種エンジン制御を行うほかに、上記テスト装置41による排気還流装置の故障診断のための制御も行うもので、テスト用駆動制御手段32を備えている。さらに、各種検出信号等の入出力を行う信号入出力手段33、及びエンジンのアイドル状態を判定するアイドル判定手段34等がエンジン制御ユニット30に含まれている。
【0031】
上記テスト用駆動制御手段32は、上記テスト装置41から駆動指令信号を受け、かつアイドル判定手段34でアイドル状態であることを判定したときにテストモードを実行するようになっており、そのテストモードとしては、駆動指令信号に応じてEGR弁16を所定の初期状態からこれよりも大きな所定開度にまで開くように上記両ソレノイドバルブ23,24を制御する第1の制御状態と、これに次いでEGR弁16の開度を一定に保持すべく上記両ソレノイドバルブ23,24を閉状態とする第2の制御状態と、上記EGR弁16を初期状態に戻すように上記両ソレノイドバルブ23,24を制御する第3の制御状態とに順次移行するようになっている。
【0032】
また、上記信号入出力手段33は、上記テストモードが実行されたとき、テスト装置41からの要求に応じ、ポジションセンサ25から入力したEGR弁作動位置をテスト装置41に送信し、さらに上記テストモードの制御の前後においてエンジン回転数センサ14から入力した信号もテスト装置に送信するようになっている。
【0033】
一方、上記テスト装置41には、送受信手段44と、故障判別手段45とが設けられている。上記送受信手段44は、上記エンジン制御ユニット30に対してテスト用の駆動指令信号の送信を行うとともに、上記テストモードにおける各制御の期間にそれぞれエンジン制御ユニット30にEGR弁作動位置の信号の送信を要求してその信号を受信し、また、上記テストモードの制御の前後におけるエンジン回転数信号も受信するようになっている。
【0034】
また、上記故障判別手段45は、EGR弁16の作動状態に基づいて故障を判別し、具体的には上記第1〜第3の各制御状態においてEGR弁作動位置が適正範囲内にあるか否かを調べることにより、正常か故障かを判別するようになっている。また、テスト装置41に付設された表示手段43は、上記判別手段45によって排気還流装置の故障が判別されたときにその故障の表示を行うようになっている。
【0035】
上記テスト装置41及びエンジン制御ユニット30によって行われる故障診断の方法を、図5(a)のタイムチャートを参照しつつ、図4のフローチャートによって説明する。
【0036】
自動車製造工場での出荷時等に上記エンジン制御ユニット30と上記テスト装置41とが接続された状態で、テスト装置41側で排気還流装置の故障診断の開始のための入力操作が行われると、先ずテスト装置41が、ステップS1で、EGRテストモード起動命令(テスト用駆動指令信号)をエンジン制御ユニット30に送信する。エンジン制御ユニット30は、ステップS101で上記EGRテストモード起動命令を受信すると、ステップS102でアイドルスイッチ13、エンジン回転数センサ14等からの信号に基づいてアイドル状態か否かを調べる。そして、アイドル状態でなければステップS103でテスト中止にして終了するが、アイドル状態であれば、ステップS104以降の処理を行う。
【0037】
ステップS104では、EGRポジションF/Bモードの実行を開始する。このモードは、EGR弁16を初期状態(それまでの状態)からこれよりも大きな所定開度に開くようにフィードバック制御を行うものである。すなわち、図5(a)中に示すように、テストモード起動時点t0までは、EGR弁位置が小さい値、例えばEGR弁全閉位置となっているが、テストモード起動時点t0の直後から、EGR弁位置(EGRポジション)の目標値が所定量だけ大きくされた上でフィードバック制御が行われる。
【0038】
テスト装置41においてはテストモード起動命令送信後、ステップS2で設定時間TA1の経過を待ち、設定時間TA1が経過したとき(図5(a)中のt1の時点)にEGRポジション値送信の要求を行い、それに応じてエンジン制御ユニット30は、ステップS105で、ポジションセンサ25により検出されたEGRポジション値P1をテスト装置41に送信する。
【0039】
テスト装置41は、ステップS3で、エンジン制御ユニット30から送信されたEGRポジション値P1を読み出し、ステップS4で上記EGRポジション値P1が所定範囲内か否かを判別する。
【0040】
一方、エンジン制御ユニット30は、設定時間TB1が経過するまでは上記EGRポジションF/Bモードを持続するが、ステップS106で時間TB1の経過を確認したとき(図5(a)中のt2の時点)から、ステップS107でEGRポジション保持モードの実行を開始する。このモードは、上記負圧導入用ソレノイドバルブ23及び大気圧導入用ソレノイドバルブ24をともに閉じて、EGR弁16のアクチュエータ19内の作動圧力を封じ込める状態とすることにより、EGR弁16をそれまでと同じ開度に保持するものである。
【0041】
テスト装置41においてステップS4で上記EGRポジション値P1が所定範囲内であることを確認した場合は、ステップS5で設定時間TA2の経過を待ち、設定時間TA2が経過したとき(図5(a)中のt3の時点)にEGRポジション値送信の要求を行い、それに応じてエンジン制御ユニット30は、ステップS108で、ポジションセンサ25により検出されたEGRポジション値P2をテスト装置41に送信する。
【0042】
テスト装置41は、ステップS6で、エンジン制御ユニット30から送信されたEGRポジション値P2を読み出し、ステップS7で上記EGRポジション値P2が所定範囲内か否かを判別する。
【0043】
一方、エンジン制御ユニット30は、設定時間TB2が経過するまでは上記EGRポジション保持モードを持続するが、ステップS109で時間TB2の経過を確認したとき(図5(a)中のt4の時点)に、ステップS110でEGRテストモードの実行を終了する。このとき、大気圧導入用ソレノイドバルブ24を開くことにより、EGR弁16を初期状態に戻す。つまり、図5(a)中に示すようにt4の時点より後にEGR弁位置が元の小さい値に戻される。
【0044】
テスト装置41においてステップS7で上記EGRポジション値P2が所定範囲内であることを確認した場合は、ステップS8で設定時間TA3の経過を待ち、設定時間TA3が経過したとき(図5(a)中のt5の時点)にEGRポジション値送信の要求を行い、それに応じてエンジン制御ユニット30は、ステップS111で、ポジションセンサ25により検出されたEGRポジション値P3をテスト装置41に送信する。
【0045】
テスト装置41は、ステップS9で、エンジン制御ユニット30から送信されたEGRポジション値P3を読み出し、ステップS10で上記EGRポジション値P3が所定範囲内か否かを判別する。
【0046】
EGRポジション値P3が所定範囲内であることを確認した場合は、さらにステップS11で、テスト前後でエンジン回転数Neに所定値以上の変化があったか否かが判定される。
【0047】
テスト装置41は上記ステップS4、S7、S10及びS11の各判別に応じて故障か正常かを判定する。すなわち、ステップS4、S7、S10のいずれかの判別でEGRポジション値が所定範囲内になかった場合、あるいは、ステップS11の判別でエンジン回転数に所定値以上の変化がなかった場合は、ステップS12で故障と判定して、表示手段41に故障の表示を行わせる。また、ステップS4、S7、S10の各判別でいずれもEGRポジション値が所定範囲内にあり、かつ、ステップS11の判別でエンジン回転数に所定値以上の変化があった場合は、ステップS13で正常と判定する。
【0048】
なお、図5中のt1時点はt0時点より後でt2時点よりも少し前、t3時点はt2時点より後でt4時点より少し前、t5時点はt4時点よりもある程度後となるように、上記設定時間TA1,TA2,TA3及びTB1,TB2が定められている。
【0049】
以上のような方法によると、製造工場での出荷検査時等において、EGR装置の故障診断が容易に、かつ効果的に行われる。
【0050】
すなわち、出荷時検査の工程でエンジンが作動されて検査場所に置かれているときはアイドル状態にあり、このアイドル状態で上記テスト装置41から指令があれば自動的にEGRテストモードが起動される。そして、EGRポジションF/Bモード、EGRポジション保持モードを順次設定時間だけ実行してからテストモードを終了する処理が自動的に行われるとともに、上記EGRポジションF/Bモード中、EGRポジション保持モード中及びテストモード出力後にそれぞれ、送信要求に応じてEGRポジションP1,P2,P3がエンジン制御ユニット30からテスト装置41に送信され、テスト装置41でこれらEGRポジションP1,P2,P3等に基づいて各種の故障が判別される。
【0051】
具体的に、EGRテストモード中のEGRポジション変化のパターンが各種の故障によってどのように変るかを、図5(b)〜(e)により、図5(a)に示す正常時のパターンと比較しつつ説明する。なお、当実施形態において上記負圧導入用ソレノイドバルブ23はノーマルクローズ(非通電時に閉)、大気圧導入用ソレノイドバルブ24はノーマルオープン(非通電時に開)となっている。
【0052】
EGR弁駆動系において大気圧導入用ソレノイドバルブ24に対する通電回路が断線したときは、このソレノイドバルブ24が制御信号に拘らず開いた状態のままとなり、このような故障の場合、テストモード中のEGRポジション変化は図5(b)のようになる。
【0053】
すなわち、この場合に大気導入側はコントロールできないが、大気圧通路22は通路面積が比較的小さくて空気の流通がある程度制限されており、負圧通路21からの負圧導入量が多ければEGR弁16は開かれるので、上記EGRポジションF/Bモードでは、負圧導入用ソレノイドバルブ23がフィードバック制御されることによりEGR弁16が所定開度まで開かれ、このモード中で調べられるEGRポジションP1は適正範囲内となる。しかし、EGRポジション保持モードに移行すると、上記両ソレノイドバルブ23,24をともに閉とする制御が行われるが、実際には大気圧導入用ソレノイドバルブ24が閉じないため、アクチュエータ19内の負圧が放出されてEGR弁16が閉じてしまう。
【0054】
従ってこの場合は、EGRポジション保持モードに切換わった時点t2より後のEGRポジション変化が正常時と異なることとなり、EGRポジション保持モード中に調べられるEGRポジションP2’が適正範囲外(ステップS7がNO)となり、これによって故障が判別される。
【0055】
上記大気圧導入用ソレノイドバルブ24に対する通電回路がショートしたときは、このソレノイドバルブ24が制御信号に拘らず閉じた状態となり、このような故障の場合、テストモード中のEGRポジション変化は図5(c)のようになる。
【0056】
すなわち、上記EGRポジションF/Bモードでは、負圧導入用ソレノイドバルブ23がフィードバック制御されることによりEGR弁16が所定開度まで開かれ、さらにEGRポジション保持モードでは、負圧導入用ソレノイドバルブ23が閉じられるとともに、大気圧導入用ソレノイドバルブ24が既に閉じていることから、それまでのEGR弁作動位置が保持される。よって、これらの段階でのEGRポジションP1,P2は適正範囲内となる。しかし、EGRテストモード終了の段階で、大気圧導入用ソレノイドバルブ24を開くべく制御されてもこのバルブ24が閉じたままになり、EGRポジション保持モードと同様にEGR弁16が大きな開度に保たれる。
【0057】
従ってこの場合は、EGRテストモード終了時点t4より後のEGRポジション変化が正常時と異なることとなり、EGRテストモード終了後に調べられるEGRポジションP3’が適正範囲外(ステップS10がNO)となり、これによって故障が判別される。
【0058】
上記負圧導入用ソレノイドバルブ23に対する通電回路が断線したときは、このバルブ23が制御信号に拘らず閉じた状態となり、このような故障の場合、テストモード中のEGRポジション変化は図5(d)のようになる。
【0059】
すなわち、上記EGRポジションF/Bモードとされても負圧導入用ソレノイドバルブ23が開かないことにより、負圧がアクチュエータに導入されず、よってEGR弁16は閉じた状態に保たれる。従って、この段階でEGRポジションP1’が適正範囲外(ステップS4がNO)となり、これによって故障が判別される。
【0060】
また、上記負圧導入用ソレノイドバルブ23に対する通電回路がショートしたときは、このバルブ23が制御信号に拘らず開いた状態となる。このような故障の場合、EGR弁16のアクチュエータ19に常に負圧が導入される状態となるので、図5(e)のように、当初からEGR弁16の開度か大きくなり、ステップS4等でEGRポジションが適正範囲より大きいことが判定されることにより、故障が判別される。
【0061】
このようにして、EGR弁16の駆動系統における上記両ソレノイドバルブ23,24の断線、ショート等による各種故障を全て判別することが可能となる。
【0062】
さらに当実施形態では、テスト前後でエンジン回転数に所定値以上の変化か有ったか否かが調べられ(ステップS11)、これによってEGR弁16の駆動系統以外の故障の判別も可能となる。すなわち、正常であれば上記テストモード中の制御によって吸気系への排気ガスの還流が行われ、それに伴ってテスト前後でエンジン回転数が変化するが、故障により排気ガスの還流が行われなかった場合は、テスト前後でエンジン回転数が殆ど変化しない。そして、EGR弁16の駆動が正常に行われていても、EGR通路15やEGR弁16のハウジング17等でリークや配管の外れ等の故障が有った場合に排気ガスの還流が行われないことがある。
【0063】
そこで、上記テストモードの各段階でのEGRポジションを調べることに加え、テスト前後でのエンジン回転数変化を調べれば、EGR系の多種多様な故障の判別が可能となる。
【0064】
なお、上記のような故障診断方法によると、故障の有無の判別に加えて故障の種類の判別も可能であるため、例えば上記ステップS12で故障と判定してこれを表示する際に、故障の種類も表示するようにしておけば、修理等に便利である。
【0065】
また、上記実施形態ではテストモードの各段階でのEGRポジションを調べることによる故障の判別と、テスト前後でのエンジン回転数変化を調べることによる故障の判別とをともに行っているが、両者のうちのいずれか一方だけを行ってもかなりの故障を判別することができる。
【0066】
また、本発明の方法及び装置は、製造工場での出荷時の検査に適用されるほかに、修理工場等での検査診断にも適用することかできる。
【0067】
【発明の効果】
本発明の方法及び装置は、排気通路と、排気還流制御弁と、排気還流制御弁を駆動する駆動手段と、排気還流制御弁の作動状態を検出する検出手段と、制御部とを有する排気還流装置に対し、上記制御部に外部のテスト装置が接続されるようにし、このテスト装置から送信する駆動指令信号により、排気還流制御弁を所定状態に作動させるように上記駆動手段を制御するとともに、上記テスト装置で上記検出手段の出力を受診し、これにより調べられる排気還流制御弁の作動状態に基づいて故障を判別するようにしているため、工場等での検査時に、上記排気還流制御弁の駆動系統等の故障を容易に、かつ適正に診断することができる。
【0068】
とくに、上記排気還流制御弁の駆動手段が負圧導入用ソレノイドバルブと大気圧導入用ソレノイドバルブとからなり、これらのソレノイドバルブにより上記アクチュエータに対する負圧および大気圧の導入割合が調整され、負圧導入割合が多くなるにつれて排気還流制御弁の開度が大きくなるように構成された排気還流装置の故障を診断するものであって、駆動指令信号に基づく制御として、上記排気還流制御弁を所定の初期状態からこれよりも大きな所定開度にまで開くように上記両ソレノイドバルブをフィードバック制御する第1の制御状態と、これに次いで排気還流制御弁の開度を一定に保持すべく上記両ソレノイドバルブをともに閉状態とする第2の制御状態と、上記排気還流制御弁を初期状態に戻すように上記大気圧導入用ソレノイドバルブを開く第3の制御状態とに順次移行し、各制御状態における上記検出手段の出力に基づいて故障の判別を行うようにすることにより、上記両ソレノイドバルブからなる駆動手段の各種の故障を効果的に判別することができる。
【0069】
また、上記のような排気還流制御弁の作動状態を検出する検出手段の出力に基づく故障判別に加え、排気還流制御弁を作動させる制御の前後におけるエンジン回転数検出手段の出力をテスト装置により制御部から受信し、この制御の前後におけるエンジン回転数検出手段の出力の変化に基づいて故障の判別を行うようにすると、排気還流制御弁の駆動系の故障のほかに、排気還流通路のリーク、配管の外れ等の故障も判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法及び装置が適用されるEGR装置を備えたエンジンの一例を示す概略図である。
【図2】エンジン制御ユニットと外部のテスト装置との接続関係を示す概略図である。
【図3】故障診断装置を構成する部分の機能ブロック図である。
【図4】故障診断方法の一例を示すフローチャートである。
【図5】EGRテストモードの実行に伴うEGR弁位置の変化を示すタイムチャートであって、(a)は正常な場合、(b)〜(e)各種の故障があった場合を示す。
【符号の説明】
5 吸気通路
11 排気通路
13 アイドルスイッチ
14 エンジン回転数センサ
15 EGR通路
16 EGR弁
19 アクチュエータ
23 負圧導入用ソレノイドバルブ
24 大気圧導入用ソレノイドバルブ
25 ポジションセンサ
30 エンジン制御ユニット
32 テスト用駆動制御手段
34 アイドル判定手段
41 テスト装置
44 送受信手段
45 故障判別手段

Claims (6)

  1. エンジンの排気通路と吸気通路とを接続する排気還流通路と、この排気還流通路中に設けられて排気還流量を調節する排気還流制御弁と、電気信号に応じて上記排気還流制御弁を駆動する駆動手段と、上記排気還流制御弁の作動位置を検出する検出手段と、上記駆動手段及び検出手段に接続された制御部とを備え、上記排気還流制御弁が弁体とこれを作動する圧力式アクチュエータとからなり、上記駆動手段が上記圧力式アクチュエータに対する負圧導入用ソレノイドバルブと大気圧導入用ソレノイドバルブとからなるものであり、これらのソレノイドバルブにより上記アクチュエータに対する負圧および大気圧の導入割合が調整され、負圧導入割合が多くなるにつれて排気還流制御弁の開度が大きくなるように構成された排気還流装置の故障を診断する方法であって、
    外部のテスト装置から上記制御部にテスト用の駆動指令信号を送信することにより、上記排気還流制御弁を所定の初期状態からこれよりも大きな所定開度にまで開くように上記両ソレノイドバルブをフィードバック制御する第1の制御状態と、これに次いで排気還流制御弁の開度を一定に保持すべく上記両ソレノイドバルブをともに閉状態とする第2の制御状態と、上記排気還流制御弁を初期状態に戻すように上記大気圧導入用ソレノイドバルブを開く第3の制御状態とに順次移行するように上記駆動手段を制御し、
    上記第 1 乃至第 3 の各制御状態においてそれぞれ、上記検出手段により上記排気還流制御弁の作動位置を検出してその検出値を示す出力を上記テスト装置により上記制御部から受信し、これらの検出値に基づいて上記負圧導入用ソレノイドバルブおよび大気圧導入用ソレノイドバルブの各断線、ショートを判別することを特徴とする排気還流装置の故障診断方法。
  2. 排気還流制御弁を作動させる制御の前後におけるエンジン回転数検出手段の出力を上記テスト装置により上記制御部から受信し、この制御の前後におけるエンジン回転数検出手段の出力の変化が所定値以下か否かにより排気還流装置が故障かどうかを判別することを特徴とする請求項1記載の排気還流装置の故障診断方法。
  3. エンジンがアイドル状態にあるときに上記駆動指令信号による駆動手段の制御及び上記故障の判別を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の故障診断方法。
  4. エンジンの排気通路と吸気通路とを接続する排気還流通路と、この排気還流通路中に設けられて排気還流量を調節する排気還流制御弁と、電気信号に応じて上記排気還流制御弁を駆動する駆動手段と、上記排気還流制御弁の作動位置を検出する検出手段と、上記駆動手段及び検出手段に接続された制御部とを備え、上記排気還流制御弁が弁体とこれを作動する圧力式アクチュエータとからなり、上記駆動手段が上記圧力式アクチュエータに対する負圧導入用ソレノイドバルブと大気圧導入用ソレノイドバルブとからなるものであり、これらのソレノイドバルブにより上記アクチュエータに対する負圧および大気圧の導入割合が調整され、負圧導入割合が多くなるにつれて排気還流制御弁の開度が大きくなるように構成された排気還流装置の故障を診断する装置であって、
    上記制御部にテスト用端子を介して接続される外部のテスト装置を備え、このテスト装置に、上記制御部に対するテスト用の駆動指令信号の送信及び上記検出手段の出力の受信を行う送受信手段と、上記検出手段の出力により調べられる排気還流制御弁の作動状態に基づいて排気還流装置の故障を判別する故障判別手段とを設け、
    上記制御部に、上記テスト装置からの駆動指令信号に応じ、上記排気還流制御弁を所定の初期状態からこれよりも大きな所定開度にまで開くように上記両ソレノイドバルブをフィードバック制御する第1の制御状態と、これに次いで排気還流制御弁の開度を一定に保持すべく上記両ソレノイドバルブをともに閉状態とする第2の制御状態と、上記排気還流制御弁を初期状態に戻すように上記大気圧導入用ソレノイドバルブを開く第3の制御状態とに順次移行するように上記駆動手段を制御するテスト用制御手段を設ける一方、
    上記テスト装置の故障判別手段を、上記第 1 乃至第 3 の各制御状態においてそれぞれ、上記検出手段により上記排気還流制御弁の作動位置を検出させてその検出値を示す出力を上記制御部から受信し、これらの検出値に基づいて上記負圧導入用ソレノイドバルブおよび 大気圧導入用ソレノイドバルブの各断線、ショートを判別するように構成したことを特徴とする排気還流装置の故障診断装置。
  5. エンジン回転数を検出する回転数検出手段を上記制御部に接続するとともに、排気還流制御弁を作動させる制御の前後におけるエンジン回転数検出手段の出力を上記制御部から受信して、この制御の前後におけるエンジン回転数検出手段の出力の変化が所定値以下か否かにより排気還流装置が故障かどうかを判別する機能を上記故障判別手段に持たせたことを特徴とする請求項4記載の排気還流装置の故障診断装置。
  6. エンジンの制御部にエンジンのアイドル状態を判定するアイドル判定手段を設け、このアイドル判定手段によりアイドル状態が判定されたときにのみ上記駆動指令信号に応じた制御を行うように上記制御部を構成したことを特徴とする請求項4又は5に記載の排気還流装置の故障診断装置。
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