JP3749365B2 - 化粧品容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は化粧品容器に係り、特に紫外線により変色や変質を発生する化粧品を内包する化粧品容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、化粧品(例えば、コンパクト等)においても量販化が進み、これに伴い化粧品を化粧品容器に内包した状態で店頭或いは店内に展示し、購買者が直接この展示された化粧品を化粧品容器と共に手に取り判断し、購買することが行なわれている。このように、購買者が直接化粧品を見て購入するか否かを判断する商品を、一般にセルフ商品と称している。
【0003】
従って、セルフ商品として販売される化粧品は、化粧品容器の外部から内包されている化粧品を視認する必要があるため、よって化粧品容器を構成する容器本体は、少なくとも化粧品が目視できる部分が透明領域とされている。具体的には、この種の化粧品容器は透明樹脂により形成されており、よって化粧品容器の外部から内包された化粧品を見ることができる構成とされていた。
【0004】
上記のように、セルフ商品の場合、購買者が直接商品を見て購買するか否かを決定するが、この際にセルフ商品が化粧品の場合、化粧品の色は購買者が商品を購入するか否かを決定する大きな要素となる。このため、化粧品を内包する化粧品容器は、化粧品を明確に確認することができるよう、高い透明性が要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなセルフ商品として化粧品を販売する場合、例えばコンパクトにおいては、内部のファンデーションの色が判るよう、ファンデーション容器の蓋を開いた状態で化粧品容器に収納することが行なわれる。
しかるに、透明領域を有する化粧品容器では、この透明領域から紫外線が容器内部に侵入することが考えられる。前記のように、化粧品容器の透明領域の形成位置は化粧品を視認しうる位置に設定されているため、容器内部に侵入した紫外線は化粧品に照射されることとなる。
【0006】
よって、単に透明領域を有した化粧品容器では、容器内部に侵入する紫外線により、化粧品に変色や変質を発生するおそれがあるという問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなさたれものであり、内包される化粧品の視認性を確保しつつ紫外線による化粧品の変色や変質を防止しうる化粧品容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、次に述べる手段を講じることにより解決することができる。請求項1に記載の発明に係る化粧品容器は、化粧品が収納された化粧品容器を内包すると共に、少なくとも前記化粧品が目視できる部分が透明領域とされた容器本体と、紫外線を吸収する特性を有しており、前記化粧品の少なくとも前記紫外線により変質する部位を覆うように配設される紫外線吸収部材とを具備し、前記紫外線吸収部材は、前記化粧品容器の前面全体を覆う形状に成形されており、前記化粧品容器に取り付けられた状態で前記容器本体内に装着されることにより、前記容器本体内において前記化粧品容器を固定するための紫外線吸収トレイであり、前記紫外線吸収部材の厚さは、10μm以上0.5mm以下であることを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1又は2に記載の化粧品容器において、前記紫外線吸収部材は、基材に紫外線吸収剤が配合或いは被膜形成された構成であることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の化粧品容器において、前記紫外線吸収部材は、基材そのものが紫外線吸収能を有するものであることを特徴とするものである。
【0013】
上記の各手段は、次のように作用する。請求項1に記載の発明によれば、容器本体内に侵入する紫外線は紫外線吸収トレイで吸収されるため、化粧品に照射されるのを防止することができる。また、紫外線吸収部材の厚さを10μm以上0.5mm以下とすることにより、透明性を維持しつつ紫外線の吸収を確実に行うことができる。即ち、紫外線吸収部材の厚さが10μm未満であると、紫外線の吸収を確実に行うことができない。また、紫外線吸収部材の厚さが0.5mmを超えると、紫外線吸収部材に色が付くようになり、透明性が劣化する。よって、紫外線吸収部材の厚さを上記範囲に設定することにより、透明性及び紫外線吸収性を共に良好なものとすることができる。よって、紫外線により化粧品に変質が発生することを防止でき、セルフ商品として販売しても化粧品の信頼性を高めることができる。また、容器本体全体に紫外線吸収機能を持たせる構成に比べ、低コスト化を図ることができる。
【0014】
また、請求項2に記載の発明によれば、紫外線吸収部材を基材に紫外線吸収剤が配合或いは被膜形成された構成とすることにより、加工性よく容易に紫外線吸収部材を形成することができる。
【0015】
また、請求項3に記載の発明によれば、紫外線吸収部材として基材そのものが紫外線吸収能を有するものを用いたことにより、紫外線吸収部材を製造する際に紫外線吸収剤の配合処理及び塗布処理は不要となり、容易かつ安価に紫外線吸収部材を製造することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について、図面と共に説明する。
図1は本発明の第1実施例である化粧品容器10Aを示す斜視図である。本実施例に係る化粧品容器10Aは、図示されるようにコンパクト容器16を内包する容器を例に挙げている。しかるに、本発明の適用はコンパクト容器16に限定されるものではなく、他の化粧品容器にも適用できるものである。
【0021】
先ず、化粧品容器10A内に収納されるコンパクト容器16の構成について説明する。コンパクト容器16は、大略するとコンパクト容器本体18とコンパクト容器蓋体20とにより構成されており、コンパクト容器蓋体20はヒンジ部22でコンパクト容器本体18に連結されることにより、コンパクト容器本体18に対して開閉可能な構成とされている。
【0022】
また、コンパクト容器本体18には、凹部が形成されており、この凹部内にはレフィール容器(図示せず)に充填された状態の化粧品24(例えば、ファンデーション,おしろい等)が収納されている。この化粧品24は、例えば体質顔料,白色顔料,着色顔料,結合剤,香料等が配合されており、この中には紫外線により変色したり変質する物質も含まれている。
【0023】
続いて、上記構成とされたコンパクト容器16の販売態様について説明する。前記したように、化粧品においても量販化が進み、これに伴い化粧品24を装填したコンパクト容器16を化粧品容器10Aに内包し、これを図3に示されるような陳列台32のラックバー34に掛け、店頭或いは店内に展示することが行なわれている。購買者は、この展示されたコンパクト容器16を化粧品容器10Aと共に手に取り、直接的にコンパクト容器16に収納されている化粧品24を見て購入するか否かを判断する。
【0024】
この購入するか否かの判断を購買者が行なう際、化粧品24の色が購入を決定する大きな要因とになる。このため、購買者が直接的に化粧品24の色を判別しうるよう、コンパクト容器16を化粧品容器10Aに収納する際、コンパクト容器16のコンパクト容器蓋部20は開いた状態で化粧品容器10Aに収納されると共に、化粧品容器10Aは透明樹脂により形成される。
【0025】
しかるに、前記したように、化粧品24は紫外線により変色したり変質する物質も含まれているため、単に透明樹脂よりなる化粧品容器10Aを用いた場合、化粧品24が紫外線により変色,変質するおそれがある。
続いて、上記構成とされたコンパクト容器16を内包する化粧品容器10Aについて説明する。化粧品容器10Aは、例えば透明樹脂よりなる矩形状を有した容器本体12と、この容器本体12の開口を閉蓋する蓋部14とを有した構成であり、また蓋部14は容器本体12と一体的な構成とされている。
【0026】
この化粧品容器10Aは、蓋部14を開蓋した状態でコンパクト容器16を内部に収納し、蓋部14を閉蓋することによりコンパクト容器16を内包する。また、蓋部14には図3に示した連列状態でラックバー34に掛けるためのフック部26が形成されている。このフック部26にはラックバー34を挿通する孔が形成されており、また蓋部14に対し切り起こした状態で使用される。
【0027】
この化粧品容器10Aは、コンパクト容器16をコンパクト容器蓋部20は開いて収納した状態において、少なくとも化粧品24の位置と対向する部分が無色透明とされており、よって購買者が直接的に化粧品24の色を判断しうる構成とされている。しかるに、単に化粧品24の位置と対向する部分を無色透明とした構成では、紫外線により化粧品24が変色,変質するおそれがあることは前述した通りである。
【0028】
そこで本実施例では、図1及び図2に示されるように、コンパクト容器16と化粧品容器10Aの容器本体12との間に紫外線吸収シート30(紫外線吸収部材)を配設したことを特徴とするものである。
この紫外線吸収シート30は紫外線を吸収する特性を有し、樹脂よりなるシート基材に紫外線吸収剤を配合するか、或いはシート基材に紫外線吸収剤を例えば塗布,印刷等により被膜することにより形成されている。この紫外線吸収シート30は、上記のようにシート基材に紫外線吸収剤を配合或いは被膜形成することにより形成されるため、加工性よく容易に形成することができる。
【0029】
ここで用いられる紫外線吸収剤としては、例えばベンゾトリアゾール系(製品名:チヌビン),ポリエチレンナフタレート(PEN),超微粒子セラミックス系(酸化セリウム,酸化チタン,塩化亜鉛等を分散粒子系100nm以下に超微粒子化したもの)を採用することができる。尚、上記した三種の紫外線吸収剤の内、それ自体のみでフィルム形成或いは膜形成ができるのは、ポリエチレンナフタレートである。
【0030】
また、紫外線吸収シート30としては、上記の構成とされたものの他、シート基材そのものが紫外線吸収能を有するものを用いることも可能である。この場合には、紫外線吸収シート30を製造する際、紫外線吸収剤の配合処理及び塗布処理等は不要となり、更に容易かつ安価に紫外線吸収シート30を製造することができる。
【0031】
更に、本実施例では、紫外線吸収シート30の厚さを10μm以上で、かつ0.5mm以下に設定している。紫外線吸収シート30の厚さを上記範囲に設定することにより、透明性を維持しつつ紫外線の吸収を確実に行なうことができる。即ち、紫外線の吸収率は紫外線吸収シート30の厚さと関係しており、紫外線吸収シート30の厚さが10μm未満であると、紫外線の吸収を確実に行なうことができなくなる。また、紫外線吸収シート30は厳密にいうと若干の色を有しているため、紫外線吸収シート30の厚さが0.5mmを越えると紫外線吸収シート30の色が目立つようになり透明性が劣化する。
【0032】
よって、上記した理由により、紫外線吸収シート30の厚さを10μm以上で、かつ0.5mm以下に設定することにより、透明性及び紫外線吸収性を共に良好なものとすることができる。
上記構成とされた紫外線吸収シート30は、容器本体12の少なくとも化粧品24が目視できる透明領域をその内部から覆うよう配設される。具体的には、紫外線吸収シート30の配設範囲は、紫外線の影響を防ぎたい領域の面積の70%以上に設定することが現実的である。この構成とすることにより、透明樹脂よりなる容器本体12に侵入する紫外線は、この紫外線吸収シート30で吸収されて化粧品24に照射されるのを防止することができる。
【0033】
よって、紫外線により化粧品24に変色や変質が発生することを防止でき、コンパクト容器16(化粧品24)を購買者自信が判断して購入するセルフ商品として販売しても、化粧品24の劣化がないため商品としての信頼性を高めることができる。
次に本発明の第2実施例について説明する。
【0034】
図4は本発明の第2実施例である化粧品容器10Bを示している。尚、図4において、図1及び図2に示した構成と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。
先に図1及び図2を用いて説明した第1実施例に係る化粧品容器10Aは、容器本体12と別個に紫外線吸収シート30を設け、これにより紫外線による化粧品24の劣化を防止する構成とした。
【0035】
これに対し、本実施例に係る化粧品容器10Bは、容器本体12の少なくとも化粧品24が目視できる部分に設けられた透明領域に、直接的に紫外線吸収部36(紫外線吸収部材)を形成したことを特徴とするものである。この紫外線吸収部36は、上記透明領域に紫外線吸収剤を配合或いは被膜形成することにより形成される。
【0036】
従って、本実施例の構成としても、前記した第1実施例と同様に、容器本体内12に侵入する紫外線を紫外線吸収部36で吸収することができ、よって化粧品24に紫外線が照射されるのを防止することができる。これにより、紫外線により化粧品24に変色や変質が発生することを防止でき、セルフ商品として販売しても化粧品24の信頼性を高めることができる。
【0037】
また、本実施例の構成では、容器本体12に直接的に紫外線吸収部36を形成する構成であるため、第1実施例に係る化粧品容器10Aに比べて部品点数を削減することができ、低コスト化を図ることができる。
更に、本実施例の変形例として、例えば容器本体12の全体に紫外線吸収剤を塗布することにより、容器本体12の全体に紫外線吸収機能を持たせることも可能である。しかるに、この構成では高価な紫外線吸収剤を多量用いることになり、本実施例の構成に比べコスト高となってしまう。
【0038】
また、紫外線が照射されない部位に紫外線吸収剤を配設しても、化粧品24に対する劣化防止機能は本実施例と略同一である。よって、本実施例で示した構成の方が現実的な構成である。
次に本発明の第3実施例について説明する。
図5は本発明の第3実施例である化粧品容器10Cを示している。尚、図5において、図1及び図2に示した構成と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。
【0039】
本実施例に係る化粧品容器10Cは、容器本体12と別個に紫外線吸収トレイ38を設けたことを特徴とするものである。この紫外線吸収トレイ38は、コンパクト容器16をコンパクト容器蓋部20を開いた状態で容器本体12に固定するため、またスポンジバフ23を所定位置に係止するために配設されるものである。
【0040】
また、紫外線吸収トレイ38の他の機能としては、化粧品24に配合されている有機顔料の退色防止、スポンジバフ23の退色防止,容器本体12の隙間から進入する埃の化粧品24への付着防止等が挙げられる。
このコンパクト容器16及びスポンジバフ23を固定するトレイは透明樹脂により形成されており、また一般にセルフ商品用の容器本体に広く用いられている。しかるに、従来では、このトレイに紫外線吸収機能を持たせたものは存在しなかった。
【0041】
これに対し、紫外線吸収トレイ38は、透明樹脂よりなる基材に紫外線吸収剤を配合するか、或いは基材に紫外線吸収剤を例えば塗布,印刷等により被膜することにより紫外線吸収機能を持たせた構成としている。即ち、紫外線吸収トレイ38は、トレイとしての本来の機能であるコンパクト容器16及びスポンジバフ23を固定する機能に加え、紫外線吸収機能を有した構成とされている。
【0042】
よって、紫外線により化粧品24に変色や変質が発生することを防止でき、コンパクト容器16(化粧品24)を購買者自信が判断して購入するセルフ商品として販売しても、化粧品24の劣化がないため商品としての信頼性を高めることができる。
また、紫外線吸収トレイ38は、容器本体12内にコンパクト容器16を固定する機能と、上記のように紫外線を吸収する機能との二つの機能を有している。このため、本実施例の構成による化粧品容器10Cによれば、紫外線吸収部材とトレイとを別個に設ける構成に比べ、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができる。
【0043】
次に本発明の第4実施例について説明する。
図6は本発明の第4実施例である化粧品容器10Dを示している。尚、図6において、図1及び図2に示した構成と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。
通常、コンパクト容器16では、化粧品24の表面にこれを保護する透明な保護フィルムが設けられる。本実施例に係る化粧品容器10Dは、この保護フィルムを紫外線吸収フィルム40としたことを特徴とするものである。
【0044】
この紫外線吸収フィルム40は、透明樹脂よりなる基材に紫外線吸収剤を配合するか、或いは基材に紫外線吸収剤を例えば塗布,印刷等により被膜することにより紫外線吸収機能を持たせた構成としている。即ち、紫外線吸収フィルム40は、保護フィルムとしての本来の機能である化粧品24を保護する機能に加え、紫外線吸収機能を有した構成とされている。
【0045】
よって、紫外線により化粧品24に変色や変質が発生することを防止でき、コンパクト容器16(化粧品24)を購買者自信が判断して購入するセルフ商品として販売しても、化粧品24の劣化がないため商品としての信頼性を高めることができる。また、上記のように、紫外線吸収フィルム40は化粧品24の保護機能と紫外線の吸収機能の二つの機能を併せ持つため、紫外線吸収部材と保護フィルムとを別個に設ける構成に比べ、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、次に述べる種々の効果を実現することができる。請求項1に記載の発明によれば、容器本体内に侵入する紫外線は紫外線吸収トレイで吸収されるため化粧品に照射されるのを防止することができ、紫外線により化粧品に変質が発生することを防止でき、セルフ商品として販売しても化粧品の信頼性を高めることができる。また、紫外線吸収トレイは、容器本体内に化粧品容器を固定する機能と、上記のように紫外線を吸収する機能との二つの機能を有しているため、紫外線吸収部材とトレイとを別個に設ける構成に比べ、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができる。さらに、透明性を維持しつつ紫外線の吸収を確実に行うことができる。よって、容器本体全体に紫外線吸収機能を持たせる構成に比べ、低コスト化を図ることができる。
【0048】
また、請求項2に記載の発明によれば、紫外線吸収部材を基材に紫外線吸収剤が配合或いは被膜形成された構成としたことにより、加工性よく容易に紫外線吸収部材を形成することができる。
【0049】
また、請求項3に記載の発明によれば、紫外線吸収部材として基材そのものが紫外線吸収能を有するものを用いたことにより、紫外線吸収部材を製造する際に紫外線吸収剤の配合処理及び塗布処理は不要となり、容易かつ安価に紫外線吸収部材を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である化粧品容器の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例である化粧品容器の化粧品装着状態における化粧品装と紫外線吸収シートとの位置関係を示す斜視図である。
【図3】化粧品容器が陳列される陳列台を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例である化粧品容器の斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例である化粧品容器の斜視図である。
【図6】本発明の第4実施例である化粧品容器の斜視図である。
【符号の説明】
10A〜10D 化粧品容器
12 容器本体
14 蓋体
16 コンパクト容器
18 コンパクト容器本体
20 コンパクト容器蓋体
24 化粧品
26 フック部
30 紫外線吸収シート
32 陳列台
34 ラックバー
36 紫外線吸収部
38 紫外線吸収トレイ
40 紫外線吸収フィルム
Claims (3)
- 化粧品が収納された化粧品容器を内包すると共に、少なくとも前記化粧品が目視できる部分が透明領域とされた容器本体と、
紫外線を吸収する特性を有しており、前記化粧品の少なくとも前記紫外線により変質する部位を覆うように配設される紫外線吸収部材とを具備し、
前記紫外線吸収部材は、前記化粧品容器の前面全体を覆う形状に成形されており、前記化粧品容器に取り付けられた状態で前記容器本体内に装着されることにより、前記容器本体内において前記化粧品容器を固定するための紫外線吸収トレイであり、
前記紫外線吸収部材の厚さは、10μm以上0.5mm以下であることを特徴とする化粧品容器。 - 前記紫外線吸収部材は、基材に紫外線吸収剤が配合或いは被膜形成された構成であることを特徴とする請求項1記載の化粧品容器。
- 前記紫外線吸収部材は、基材そのものが紫外線吸収能を有するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧品容器。
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