JP3749051B2 - 暴発を防止したエアゾール容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本願発明は、誤ってエアゾール容器が火中に投入されられたり、または、外気の温度が異常に上昇する中にエアゾール容器が長い時間放置されたりして、容器の内圧が異常に急上昇した場合に、エアゾール容器が不慮の爆発を起こしたりすることがないように、内圧が限度以上に上昇したエアゾール容器内の噴射剤を速やかに外部へ漏洩せしめて内圧を低下させることにより、爆発の発生を防止する機構を備えたエアゾール容器、中でも、熱可塑性合成樹脂を用いて容器本体を形成したエアゾール容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から広く使用されているエアゾール容器に於いて、容器が爆発するのを防止する機構を備えたものとしては、例えば、特公昭51−25610号公報に見るように、金属製のエアゾール容器の一部に噴射剤を逃がすための孔を穿孔すると共に、該穿孔部を低融点の金属で溶融密封しておいて、容器が火中で高温に加熱された場合には該密封部分が溶融開口するようにしたものがあり、また、特公昭51−81606号公報に見るように、容器の内圧が異常に高圧となった場合には金属の巻き締め部が緩んで噴射剤を外部に逃がすようにしたものがある。
【0003】
しかし、上記したエアゾール容器は、いずれも容器本体に金属を用いて形成したものであるから、前者のエアゾール容器に関しては、火炎等により高温に加熱される場合には有効に機能するが、外気温や化学変化に起因する異常な高圧を生じた場合には爆発する恐れがあり、また、後者のエアゾール容器に関しては、大型の容器には適しているが、小型のものや巻き締め部を有しない容器には不向きであり、いずれの容器も急激に温度が上昇した場合には、容器内の噴射物を迅速に外部へ放出することができず、爆発を防止するための効果が充分であるとは言えなかった。
【0004】
そこで、高温に曝されたエアゾール容器の内圧が急激に上昇した場合でも、容器の開口部が大きく開いて迅速に内容物を放出して、確実に爆発を防止するようにしたものとして、実公平5−38848号公報に見るように、容器本体の上端部に金属製の蓋体を固定すると共に、該蓋体の中央部に噴射バルブ機構のハウジングを内周面に挿入固定した断面コの字型をした熱溶融性の樹脂被覆体を装着して、高温下で樹脂部分が溶解してバルブ機構が離脱し、容器本体の内容物を外部へ排出して、容器本体の破裂を防止した考案が提案されている。
しかし、前記した考案のような構造をした容器に於いては、容器が高温下に曝されるとバルブ機構が勢いよく飛び出す虞れがあり、全く危険を伴わないと断言することはできない。
【0005】
また、最近では従来のように金属を用いて容器本体を成形したエアゾール容器に代わって、合成樹脂を用いて成形した軽量で安価なエアゾール容器も使用されるようになってきた。
そこで、本願の出願人は、そのような合成樹脂製のエアゾール容器が高温下に曝されるようなことがあっても、バルブ機構が飛び出したり、容器本体が破裂するようなことがなくて、且つ、軽量で安全性が高いエアゾール容器に関する種々の研究を行って、その結果を特開平7−300168号に見るような発明として先に提案している。
【0006】
上記の発明は、図11に示したように、熱可塑性樹脂をブロー成形した中空容器をエアゾール容器の本体に用いたものであり、その噴射ノズル部分の具体的な構造は図12(a)に示すように、ポリエチレンテレフタレート樹脂を用いて成形した容器本体50の口頸部51の開口端部である口元51aに、噴射のためのバルブ機構53をパッキング54を介して装着せしめると共に、該バルブ機構のステム56を囲むようにして弾性ゴム55を設けて、該ステム56に設けた噴射のための連通口56aを開閉可能となして、前記バルブ機構53をマウンティングカップ52からなる取付プレートにより、前記口頸部51及び口元部51aの外周面まで覆うようにして容器本体50に固定したものである。
そして、前記エアゾール容器は、容器本体50の口頸部a51の開口端部である口元部51aの外側周面には、図12(b)に示すように、容器本体の肩部方向へ一つの凹溝51bを形成するか、あるいは、図12(c)に示すように、一条の傾斜凹溝51cを形成しておいて、前記エアゾール容器内の圧力ガス等の排出溝となるようにしたものである。
【0007】
上記のような構成にしたエアゾール容器が異常な高温下に曝されると、容器本体50の口頸部51および口元部51aの外周部分が熱変形を起こして、取付プレート52の保持力が弱くなると同時に、該容器内の圧力が上昇するのに伴って容器本体50が変形しようとするから口頸部51が変形することになる。
その結果、取付プレート52の裾部52aが、図12(a)に示すように押し広げられるので、前記取付プレートは、バルブ機構53と共に容器本体の開口軸方向へ若干移動するので、バルブ機構53と容器本体の口元部52aとの間に隙間Cが発生する。
その結果、上記隙間Cが、前記容器本体の口元部51aの外周部分に形成されている凹溝部51bまたは51cに連通して、容器内の噴射剤等の内容物は、前記隙間及び凹溝部を経て外部へ排出されるようになるので、前記噴射バルブ機構53が容器の口頸部51からはずれて不用意に飛び出したり、あるいは、容器本体50が破損するようなことがないように形成したものである。
【0008】
上記発明のような構造にしたことにより、合成樹脂製中空容器を用いたエアゾール容器の安全性については、一応は従来のものよりも向上させることはできたが、しかし、温度の急上昇に伴う容器本体の変形は、常に容器全体で均一な状態で発生するとは限らない。
従って、容器本体が異常に偏ったような変形になった場合には、噴射バルブ機構が不用意に飛び出すことがあり、上記のような構成では安全性に未だ不充分な点があることが分かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、上記したような問題点を解決するために創案されたものであり、エアゾール容器が高い温度に曝されて内部の圧力が必要以上に上昇しても、また、容器本体の形状がどのような形に変形したとしても、容器内の必要以上に高くなった圧力は外部へ放出して、容器内の圧力が所定以下に保たれるようにして、エアゾール容器の噴射バルブ機構が不用意に飛び出したり、容器本体が破裂することがないようにした、安全性が高い熱可塑性合成樹脂製のエアゾール容器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、エアゾール容器を構成する熱可塑性合成樹脂からなる容器本体の口頸部の開口端部である口元部に噴射用のバルブ機構を嵌合して設けると共に、該口元部の外面部分その他に容器内の高圧となったガス等の噴射物質を漏出させるための排出溝等を設けておいて、前記バルブ機構を前記容器本体の口元部及び口頸部のそれぞれの外周部まで被せるように覆ったマウンティングカップ等の取付け板によって容器本体に固定することによりエアゾール容器を形成して、該エアゾール容器が火炎や高い外気温等に曝され加熱状態になって、該容器内の圧力が異常に上昇した場合には、容器本体の口頸部が外向きに開くように変形して、前記口元部の外面部に設けた排気のための凹溝に連通する噴射物の漏洩路が形成されるように構成する。
【0011】
【実施の形態】
口頸部2と肩部3と胴壁部4と底壁部5とを備えてなるエアゾール容器の容器本体1を、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂等の熱可塑性樹脂をブロー成形して成形すると同時に、前記口頸部2の開口端である口元部分2Aの外周側面に、容器内にある噴射用の高圧ガス等の噴射物質を漏洩させるための排出用の溝となる凹溝や凹凸部2aを形成して、前記口頸部2内に噴射用のバルブ機構6をパッキング8を介して噴射可能に嵌着すると共に、該容器内に噴射用加圧ガスと噴射物質を充填した後、前記噴射バルブ機構6を前記容器本体1の口元部分2A及びその下部の口頸部2の外周部分まで延びたマウンティングカップ7からなる取付け板によってかしめることにより容器本体1に固定して、噴霧可能なエアゾール容器1Aを構成する。
【0012】
上記のような構成にしたエアゾール容器は、例え誤って火中に投入されたり、高い外気温に曝されたりして、該容器内の圧力が異常に上昇した場合でも、容器本体1の口頸部2aが少しばかり変形して、前記取付けプレート7の保持力が弱くなると共に該取付けプレートの裾部7aが押し広げられて、取付けプレートがバルブ機構6と共に容器本体1の開口部の軸方向へ若干移動することにより、前記バルブ機構と容器本体との間に漏洩通路となる間隙Cが形成される。
【0013】
そして、上記間隙8が容器本体の口元部2Aの外周側面に設けた凹凸部により形成される排出溝と連通して、容器本体内の内容物が前記漏洩通路及び排出溝を経て容器の外部へ排出されるので、容器本体1の口頸部2に嵌着された前記バルブ機構6が、容器本体から抜けて飛び散ったり、容器本体が破裂するようなことを防いで、エアゾール容器の安全性を保つことができる。
【0014】
【実施例】
以下に、本願発明について、最適な実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
実施例1.
本願発明は、図11に示したのと同様な形状をした熱可塑性合成樹脂製のエアゾール容器を形成するのに、PET樹脂やその他の適性な熱可塑性合成樹脂を用いて中空状をした容器本体をブロー成形するに際して、従来と同様に、口頸部2と肩部3と胴部4と底部5とを備えた容器本体1を成形するのと同時に、該容器の口頸部を図1(b)に示すように、該容器本体の口頸部2の開口先端部である口元部分2Aをやや膨出するように形成した外周側面に、縦方向のリブ状に突出した突起部2aを形成して容器本体1を成形する。
【0015】
上記のような形状に成形された中空容器本体1には、嵌着用のフランジ部9aを有するハウジング9内に噴射通路10aを形成したステム10を収納してなる噴射バルブ機構6が、図1(a)に示したように、口頸部2の開口端部である口元部2Aにパッキング8を介して嵌合、固定され、且つ、マウンティングカップ7からなる取り付け板により該バルブ機構の外側面を包むように覆うと共に、前記口元外側面のリブ状突起2aを覆って密閉するように口頸部2にかしめ加工を施して噴射可能に取り付けられてエアゾール容器が形成される。
【0016】
上記のように構成したエアゾール容器に於いて、前記バルブ機構6は、バルブハウジング9の凹所内に噴射通路10aを有するステム10をスプリング12を介挿して軸方向に上下動可能に収容されると共に、該ステム10は弾性ゴム(ステムラバー)11により密閉状態に支持され、且つ、該ハウジング9下端の吸い込み口9dに容器本体1Aの底部まで延びる吸い上げチューブ14を嵌合して形成されている。
また、前記ステム10には軸方向に延びる噴射通路10aが形成されると共に、該噴射通路からステム10外周面に連通する連通路10bが半径方向に穿設されていて、該ステム10とバルブハウジング9との間には弾性ゴム11が前記連通路10bの開口を開閉するように装着されている。
【0017】
そして、前記のように構成したバルブ機構6は、バルブハウジング9のフランジ部9aを容器本体1の口元部2Aにパッキング8を介して載置するようにして嵌合されて、且つ、アルミニウム合金等からなる取り付け板のマウンティングカップ7により前記弾性ゴム11、フランジ部9a及び口元部2Aの外周面に設けたリブ状突起を覆うと共に、口元部2A下の口頸部まで覆ってかしめることにより、容器本体1の口頸部2に密閉状態に取り付けられている。
【0018】
上記のような構成をした本願発明のエアゾール容器1Aは、通常の状態に於いては、バルブハウジング9内に設けられた噴射通路10aを備えたステム10は、コイルスプリング12により上方へ付勢されており、該噴射通路が容器内に通ずる連通路10bの開口は弾性ゴム11により開閉可能に閉止されいて、使用時に、ステム10の先端に設けた噴射ヘッド部20をコイルスプリング12の付勢力に抗して押し下げると、ステム10が下方へ移動して前記連通路10bの開口部が開いた状態になり、容器本体1の内容物は吸い上げチューブ14を経て、バルブハウジング9内の空間部及び連路10b、噴射通路10aを通って、ステム先端部に設けられた噴射ノズル13から外部へ勢い良く噴射されるような構成になっいる。
【0019】
上記のように構成されたエアゾール容器1Aが、火炎中や直射日光が当たる高温下に置かれると、容器本体1の口頸部2には熱変形を発生して、特に、口元部2Aの下端部が熱変形を受け易いので、マウンティングカップ7の裾部7aを保持する保持力が弱くなると共に、エアゾール容器1Aの内部圧力が急上昇して、図2に示すように、容器本体1の口頸部2が外に開くように変形することによりマウンティングカップ7の裾部7aが押し拡げられた状態になる。
従って、マウンティングカップ7が、バルブ機構6と共に容器本体1の開口部の軸方向に若干移動した形になるので、バルブハウジング9のフランジ部9aの下端部のパッキング8面と容器本体1の口頸部2の口元部2Aの上端面との間には隙間13が生じて、矢印Cで示すようにガス等の漏洩通路が形成される。
【0020】
その結果、前記漏洩通路Cは、口元部2Aの外側面に設けた縦長のリブ状突起2aにより形成される排出溝に連通するので、容器本体1A内の噴射物は前記漏洩通路Cを通って排出溝から容器外へ放出される。
それ故に、本願発明のエアゾール容器1Aが高温下に曝されたとしても、バルブ機構6が口頸部2から抜け出して飛び散ったり、容器本体1Aが破裂するようなこともないので、エアゾール容器の安全性を従来のものよりも向上させることができる。
【0021】
尚、上記した実施例に於いては、容器本体の口頸部の口元部2Aの外周側面に設けたリブ状突起2aは、図1(b)に示すように、一条の縦長のものを表面の高さが同一になるように複数形成したものであるが、リブ状突起はこのような形状に限られることなくて、図3(a)に示すように、下方に向かって高くなるように傾斜せしめたテーパー面を有する突起2bに形成すしておけば、マウンティングカップ7を被せる際して円滑に行うことができる。
更に、図3(b)に示すように、平行な二条の突起2cを形成しておけば、容器本体がどのように変形しようとも、漏洩通路Cに連通する排出溝を確実に確保することがてきる。
また、図3(c)に示すように、螺旋ネジ状に突起2dを形成しておいても良いことが確認できて、このようなネジ形状にする場合には、従来から使用されているネジ蓋形式の中空容器を転用して使用することも可能である。
【0022】
実施例2.
実施例1の場合と同様にしてPET樹脂等の熱可塑性樹脂をブロー成形することにより、エアゾール容器を構成するための容器本体を成形すると共に、該容器本体の口頸部2の開口端部である口元部分2Aの外周面に、図4(a)または4(b)に示すように、大粒の梨地状をした凹部2eまたは凸部2fを設けてデコボコ状に形成した容器本体を成形する。
【0023】
そして、口頸部2の口元部2Aに上記のようにデコボコ状構造の凹部2eまたは凸部2fを成形した容器本体1に、図5に示したように、実施例1で用いたのと同じ構造をした噴射バルブ機構6を、パッキング8を介して口元部2Aに嵌合、固定した後、マウンティングカップ7を前記バルブ機構の上面に被せると共に、前記口元部の外周面の凹凸部2e,2fを覆ってから、ローラー等の手段によるかしめ加工を施すことにより口頸部2を密閉することにより、前記噴射バルブ機構6を容器本体に噴射可能に取り付けてエアゾール容器1Aを形成した。
【0024】
上記のような構成をしたエアゾール容器1Aは、火炎や直射日光等の高温下に曝されて限度以上の温度(70℃程度)になると、容器本体1Aの口頸部2に熱変形を生じる結果、マウンティングカップ7の裾部7aを保持しておく保持力が弱くなり、急上昇した容器本体1Aの内部圧力によりマウンティングカップ7の裾部7aが押し拡げられた状態になり、バルブハウジング9のフランジ部9aの下端部のパッキング8面と容器本体1Aの口頸部2の口元部2aの上端面との間には、実施例1と同じように隙間が生じてガス等の漏洩通路が形成されて、口元部2Aの外周面の凹状2eまたは凸状2fにより形成された間隙溝に連通する放出路が形成される。
【0025】
尚、上記した容器本体1Aの口頸部2には、ブロー成形時に凹部または凸部をデコボコ状に成形したが、このようなデコボコ状の突起を成形する代わりに、ブロー成形したままの中空容器の口頸部2にサンドフラスト加工を施すか、あるいは、ブロー成形金型の口頸部面を粗面に仕上げておいて、容器本体の口頸部2の外周面に梨地状の凹部2eまたは凸部2fを形成してもよい。
このようにして凹凸部を形成した容器本体1に噴射バルブ機構6を嵌合、固定したエアゾール容器は、容器内の圧力が限度以上となった場合には、口頸部全周面に漏洩通路が形成されるので、ガス等は確実に速やかに放出することが可能である。
【0026】
実施例3.
実施例1の場合と同様にPET樹脂等の熱可塑性樹脂のブロー成形を行って、エアゾール容器を構成する中空容器の本体を成形するが、その際に該容器本体の口頸部2の開口端部である口元部分2Aの外周面に、リブ状や凹凸状をした突起部等を形成することなしに、滑らかな面に形成した容器本体を成形する。
【0027】
上記のようにして口元部の外周面を滑らかにな構造に成形した容器本体1に、実施例1で用いたのと同じ構造にした噴射バルブ機構6を、パッキング8を介して口頸部2に嵌合、固定した後、図6に示すように筒状をしたスカート部7bの内周面に縦長の凹溝7cを形成した独特のマウンティングカップ7を、前記バルブ機構6の上面を覆うようにして口頸部2の口元部2Aの下部まで被せてから、前記マウンティングカップ7にかしめ加工を施して口頸部2を密閉するように固定して、前記噴射バルブ機構6を容器本体1に噴射可能に取り付けたエアゾール容器1Aを構成する。
【0028】
上記のようにして構成されたエアゾール容器が、火炎や直射日光等の高温下に曝されて70℃を超える限度以上の温度に達すると、容器本体1内の噴射物が膨張して高圧になると共に、容器本体1の口頸部2にも熱変形が生ずることになり、マウンティングカップ7の裾部7aを保持している保持力が弱くなって、裾部7aが押し拡げられた状態になるので、バルブハウジング9のフランジ部9aの下端のパッキング8面と容器本体1の口頸部2の口元部2Aの上端面との間には、実施例1と同様に隙間が生じてガス等の漏洩通路Cが形成されて、該漏洩通路が前記マウンティングカップ7の内周面に設けられた凹溝7cに連通して放出路が形成されることになる。
【0029】
実施例4.
実施例3の場合と同様にPET樹脂等の熱可塑性樹脂のブロー成形を行って、口頸部の開口端の口元部分の外周面に突起状物がない滑らかな通常の中空容器を成形してエアゾール容器を構成する容器本体を形成する。
そして、上記のように形成した容器本体の口頸部に、本発明の独特な構造をした噴射バルブ機構を嵌着、固定して、図7(a)に示すようなエアゾール容器を構成したものである。
【0030】
本発明の噴射バルブ機構6Aは、図7(a)に示したように、バルブハウジング9の中央凹所内に噴射ノズル部を形成するステム10がスプリング12を介して容器の開口軸方向に上下動可能に収容されると共に、該ステム10は弾性ゴム11により該ハウジングに密閉状態にして固定されており、更に、該ハウジング9の下端部の吸い込み口9dには容器本体1の底部まで延びる吸い上げチューブ14を嵌合して構成さている。
そして、前記ステム10には、中心軸に沿って噴射路10aが形成されると共に、該噴射通路からステム外周面に連通する連通孔10bが半径方向に穿設されており、前記ステム10とバルブハウジング9との間には、前記ステムの上下動に合わせて連通孔10bの開口部を開閉するように弾性ゴム11を装着して固定されている。
【0031】
本願発明は、上記のように構成したバルブ機構6Aに於いて、図7(b)に示したように、バルブハウジング9のフランジ部9aに加圧ガス等の噴射物を逃がすための漏洩孔9bを複数箇所に穿設すると共に、前記フランジ部9aの内寄りの面には漏洩孔に通ずる凹溝9cを形成して、更に、前記弾性ゴムの表面には前記凹溝9cに連通する凹溝11aを形成して、本発明独特の噴射バルブ機構6Aを構成したものである。
そして、上記両凹溝9c,11aにより、前記バルブハウジング9の上面部を覆ったマウンティングカップ7の内面との間に前記漏洩孔9bに連通するように排出溝が形成されて、該排出溝の先端部は前記バルブ機構6Aの中心部に設けたステム10の開口10bの上部面に達するように構成されている。
【0032】
上記のような構造にした噴射バルブ機構6Aを、図7(a)に示したように、容器本体1の口頸部2の開口端部である口元部2Aにパッキング8を介して嵌合、固定して、取り付け板であるマウンティングカップ7をバルブハウジング9の上面を覆うように被せると共に、前記口元部の下まで外周面を包むように被せて、ローラー等のかしめ手段によりかしめ加工を行って口頸部2に噴射可能に取り付けてエアゾール容器を構成する。
【0033】
上記のような構造にしたエアゾール容器が、火炎や直射日光等による高温の下に曝されると、容器内の噴射ガスが膨張して高圧状態になると共に、容器本体の口頸部2にも熱変形が生ずるようになり、マウンティングカップ7の裾部7aを保持している力が弱くなって、図8に示したように、裾部7aが押し拡げられた状態になると、バルブハウジング9のフランジ部9aの下面とパッキング8面との間に隙間が生じてガス等の漏洩通路Cが形成される。
【0034】
その結果、前記漏洩通路Cは、フランジ部9aに穿設された漏洩孔9bと連通して、更には、バルブハウジング9面に形成した凹溝9cを通ってステム10面に達する排出路が形成されるので、容器本体1内の高圧になったガス等の噴出物は、漏洩通路C、漏洩孔9b、凹溝9c,11aを通って、マウンティングカップ9とステム10との隙間から極めてスムーズに排出されることになる。
従って、上記のような構成にした本願発明のエアゾール容器は、高温下に曝されたとしてもバルブ機構6Aが口頸部2から抜け出して飛び散ったり、容器本体1が破裂するようなこともないので、エアゾール容器の安全性を従来のものよりも向上させることができる。
【0035】
尚、上記した実施例に於いては、バルブ機構6を構成するバルブハウジング9のフランジ部9aに漏洩孔9bが穿設したものに、更に、前記ハウジングのフランジ部9aの上面及び弾性ゴム11の上面にそれぞれ凹溝9c,11aを形成することにより、前記ハウジングの上面とマウンティングカップの内面との間に噴射ガス等の噴射物を放出するための排出路を形成するようにしたものである。
しかし、本願発明に於いては、上記のようにフランジ部9a及び弾性ゴム11の表面に凹溝を形成する代わりに、図9(b)に示すように、マウンティングカップ17の天板部分17cの内面に、バルブハウジング9のフランジ部9aの漏洩孔9bに連通するように凹溝17bを形成して、図9(a)に示すように、バルブハウジング9の上面を覆うようにして、口頸部2の口元部2Aの下まで外周面まで包むように被せてから、ローラー等のかしめ手段によりかしめ加工を行って口頸部2に噴射可能に取り付けてエアゾール容器1Aを構成してもよい。
このように構成したエアゾール容器1Aであっても、容器の温度が急激に高くなったり、容器の内圧が異常に上昇した際には、前記実施例と同様に、内容物が排出される通路が形成されて、安全を維持することができる。
【0036】
実施例5.
実施例1と同様にして、PET樹脂その他の適性な熱可塑性樹脂を用いてブロー成形を行って、エアゾール容器を構成するための容器本体を成形して、図10(b)に示すように、該容器本体の口頸部2の開口端部である口元部2Aには、その外周面の中程に一条の凹状の周溝2hと該周溝を複数の横切る縦溝2jとを形成した容器本体1Aに成形する。
【0037】
上記のような構造に成形した容器本体1には、上記した実施例に用いたのと同じようにして、前記バルブハウジング9内に噴射ヘッドを形成するステム10を収納してなる噴射バルブ機構6を、本体口頸部2の口元2Aに嵌合すると共にパッキング8を介してフランジ部9aで固定して、且つ、前記バルブ機構6の上面をマウンティングカップ7により包むように覆うと共に、前記口元外周面の凹溝部分2h,2jを覆って密閉するようにかしめ加工を行って、バルブ機構6が噴射可能に取り付けられたエアゾール容器に形成される。
【0038】
上記のような構成をしたエアゾール容器が、火炎や直射日光等による高温の下に曝されると、容器内で高圧状態になった噴射ガスや加熱により軟化した容器本体11の口頸部2に熱変形が生じて、マウンティングカップ7の裾部分7aの保持力が弱くなって、図10(a)に示したように、裾部7aが押し拡げられた状態になり、バルブハウジング9のフランジ部9aの下面とパッキング面8との間に隙間が生じてガス等の漏洩通路Cが形成される。
【0039】
そして、前記漏洩通路Cが、容器本体の口頸部2の口元部2Aの外周面に設けた縦溝2jの上部に連通するので、該縦溝から中間部の凹状周溝2h、そして該周溝から縦溝の下部へと連通した複数の排出路が形成される。
そこで、容器本体1の内圧が限度以上の高圧になったガス等の噴出物は、前記漏洩通路、上部縦溝、凹状周溝、下部縦溝を経て、マウンティングカップ7と口元部2Aの下部の口頸部2との隙間から速やかに放出される。
従って、上記のような構成にしたエアゾール容器は、高温下に曝されたとしてもバルブ機構6が口頸部2から抜け出して飛び散ったり、容器本体1Aが破裂するようなこともない、安全性の面で従来品よりも一層向上させたものとすることができる。
【0040】
【発明の効果】
本願発明は、エアゾール容器が高い温度下に曝されて、内圧が急上昇したり、容器本体が歪にどのように変形したとしても、容器内のガス等が漏洩する通路を口元部に複数箇所設けてあるので、内部のガス等は速やかに放出できるので、容器が高温に曝されるどのような場所に置かれたとしても、バルブ機構が口頸部から抜け出して飛び散ったり、容器本体が破裂するような恐れもなくて、安全性に富んだものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第一実施例を示し、(a)は噴射ヘッド部の断面図、(b)は容器口頸部の斜視図である。
【図2】図1に示した容器が熱膨張変形して内容物が漏洩する図である。
【図3】図1に示した第一実施例の容器本体の変形例を示した図である。
【図4】第二実施例で用いる容器本体を示した図である。
【図5】図4に示した容器本体にバルブ機構を装着した図である。
【図6】第三実施例を示した図である。
【図7】第四実施例を示した図である。
【図8】図7に示した容器の本体が熱膨張変形して内容物が漏洩する図である。
【図9】第四実施例の変形例を示した図である。
【図10】第五実施例を示した図である。
【図11】合成樹脂製の容器本体を用いた一般的なエアゾール容器を示す図である。
【図12】本願発明の先行例を示した、(a)は部分断面図、(b)(c)は容器の口頸部を示す図である。
【符号の説明】
1. 容器本体
1A. エアゾール容器
2. 口頸部
2A. 口元部
2a. 突起部
3. 肩部
4. 胴部
5. 底部
6. 噴射バルブ機構
7. マウンティングカップ
8. パッキング
9. ハウジング
10. 噴射口
11. 弾性ゴム
12. コイルスプリング
13. 噴射ノズル
14. 吸い上げチューブ

Claims (11)

  1. 熱可塑性合成樹脂を二軸延伸ブロー成形して口頸部と肩部と胴部と底部を備えた中空容器を形成して、前記口頸部の開口端部をやや膨出せしめて口元部を形成すると共に口頸部を熱膨張変形し易いように形成して容器本体となして、前記容器本体の口元部には、バルブハウジング内に噴射通路と連通路とを設けたステムをスプリングを介挿して軸方向に上下動可能に収容して、該ステムの連通路を弾性ゴムにより開閉可能に支持してなるバルブ機構を、バルブハウジングのフランジ部にパッキングを介して嵌着すると共に、前記バルブハウジングの上面を覆うようにして前記口頸部の口元部下の外周部までマウンティングカップを被せて噴射可能に嵌合、固定して構成したエアゾール容器に於いて、
    前記口元部の外側周面には複数の凹凸状の突起部が設けられていて、口頸部の熱膨張変形により内部ガス等の漏洩通路が形成されるようにしたことを特徴とする暴発を防止したエアゾール容器。
  2. 前記口元部の外側周面に設けた凹凸状の突起部は、縦方向のリブ状をした突起で形成されていることを特徴とする請求項1に記載する暴発を防止したエアゾール容器。
  3. 前記口元部の外側周面に設けた凹凸状の突起部は、下方が高いテーパー面を有する縦方向のリブ状をした突起で形成されていることを特徴とす請求項1に記載する暴発を防止したエアゾール容器。
  4. 前記口元部の外側周面に設けた凹凸状の突起部は、平行な二条の縦方向のリブ状をした突起で形成されていることを特徴とする請求項1に記載する暴発を防止したエアゾール容器。
  5. 前記口元部の外側周面に設けた凹凸状の突起部は、螺旋ネジ状をした突起で形成されていることを特徴とする請求項1に記載する暴発を防止したエアゾール容器。
  6. 前記口元部の外側周面に設けた凹凸状の突起部は、梨地状に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載する暴発を防止したエアゾール容器。
  7. 前記口元部の外側周面に設けた凹凸状の突起部は、梨地状に凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載する暴発を防止したエアゾール容器。
  8. 前記口元部の外側周面に設けた凹凸状の突起部は、外側周面の中程に一条または複数条の凹状周溝と該周溝を縦方向に横切る凹溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載する暴発を防止したエアゾール容器。
  9. 熱可塑性合成樹脂をブロー成形して口頸部と肩部と胴部と底部を備えた中空容器を形成して、前記口頸部の開口端部をやや膨出せしめて口元部を形成すると共に口頸部を熱膨張変形し易いように形成して容器本体となして、前記容器本体の口元部には、バルブハウジング内に噴射通路と連通路とを設けたステムをスプリングを介挿して軸方向に上下動可能に収容して、該ステムの連通路を弾性ゴムにより開閉可能に支持してなるバルブ機構を、バルブハウジングのフランジ部にパッキングを介して嵌着すると共に、前記バルブハウジングの上面を覆うようにして前記口頸部の口元部下の外周部までマウンティングカップを被せて噴射可能に嵌合、固定して構成したエアゾール容器に於いて、
    前記口頸部に被せたマウンティングカップのスカート部の内周面に縦長の凹溝が設けられていて、口頸部の熱膨張変形により内部ガス等の漏洩通路が形成されるようにしたことを特徴とする暴発を防止したエアゾール容器。
  10. 熱可塑性合成樹脂をブロー成形して口頸部と肩部と胴部と底部を備えた中空容器を形成して、前記口頸部の開口端部をやや膨出せしめて口元部を形成すると共に口頸部を熱膨張変形し易いように形成して容器本体となして、前記容器本体の口元部には、バルブハウジング内に噴射通路と連通路とを設けたステムをスプリングを介挿して軸方向に上下動可能に収容して、該ステムの連通路を弾性ゴムにより開閉可能に支持してなるバルブ機構を、バルブハウジングのフランジ部にパッキングを介して嵌着すると共に、前記バルブハウジングの上面を覆うようにして前記口頸部の口元部下の外周部までマウンティングカップを被せて噴射可能に嵌合、固定して構成したエアゾール容器に於いて、
    前記バルブハウジングのフランジ部に漏洩孔を穿設すると共に該フランジ部の内寄りの面に漏洩孔に通ずる凹溝を形成し、更に、前記弾性ゴム面にフランジ部の凹溝に通ずる凹溝を形成して、口頸部の熱膨張変形により内部ガス等の漏洩通路が形成されるようにしたことを特徴とする暴発を防止したエアゾール容器。
  11. 熱可塑性合成樹脂をブロー成形して口頸部と肩部と胴部と底部を備えた中空容器を形成して、前記口頸部の開口端部をやや膨出せしめて口元部を形成すると共に口頸部を熱膨張変形し易いように形成して容器本体となして、前記容器本体の口元部には、バルブハウジング内に噴射通路と連通路とを設けたステムをスプリングを介挿して軸方向に上下動可能に収容して、該ステムの連通路を弾性ゴムにより開閉可能に支持してなるバルブ機構を、バルブハウジングのフランジ部にパッキングを介して嵌着すると共に、前記バルブハウジングの上面を覆うようにして前記口頸部の口元部下の外周部までマウンティングカップを被せて噴射可能に嵌合、固定して構成したエアゾール容器に於いて、
    前記バルブハウジングのフランジ部に漏洩孔を穿設すると共に、前記口頸部に被せたマウンティングカップの天板部の内面に前記漏洩孔に通ずる凹溝を形成し、口頸部の熱膨張変形により内部ガス等の漏洩通路が形成されるようにしたことを特徴とする暴発を防止したエアゾール容器。
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