JP2757277B2 - エアゾール容器 - Google Patents

エアゾール容器

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JP2757277B2
JP2757277B2 JP6111775A JP11177594A JP2757277B2 JP 2757277 B2 JP2757277 B2 JP 2757277B2 JP 6111775 A JP6111775 A JP 6111775A JP 11177594 A JP11177594 A JP 11177594A JP 2757277 B2 JP2757277 B2 JP 2757277B2
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隆史 奥野
勇 片桐
聡 目加多
政澄 田中
重和 三間
泱 藤尾
弘章 杉浦
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OOSAKA ZOSENJO KK
Kao Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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OOSAKA ZOSENJO KK
Kao Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温下におかれても容
器本体の破裂等を防止できるエアゾール容器に関する。
【0002】
【従来の技術】火中に投じたり外気温が異常に上昇した
場合にも、容器本体の破裂を防止できるエアゾール容器
が、実公平5-38848 号公報や特開昭61-179号公報等に掲
載されている。
【0003】上記公報記載の考案は、バルブ機構を、熱
溶融性樹脂を介して容器本体に装着したものである。従
って、高温下で上記樹脂が溶解してバルブ機構が離脱
し、容器本体の内容物を外部へ排出して、容器本体の破
裂を防止している。
【0004】また、上記公報記載の発明は、バルブ機構
が、容器本体の口元部及び首部まで延びた取付プレート
によって上記口元部に取り付けられたものである。従っ
て、高温下で容器本体の内部圧力が上昇すると、バルブ
機構が押し出されて取付プレートが変形し、口元部とバ
ルブ機構間に生じたリーク通路及び取付プレートの変形
部から、容器本体の内容物が排出されて、容器本体の破
裂を防止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報記
載の考案では、高温下でバルブ機構が勢いよく飛び出す
虞れがあり危険である。また、上記公報記載の発明で
は、高温下で容器本体の口元部や首部が熱変形して取付
プレートが口元部から外れ、この結果、バルブ機構が取
付プレートとともに、容器本体から飛び出してしまう虞
れがある。
【0006】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、高温下にあっても、バルブ機構が飛び出し
たり容器本体が破裂することがなく、安全性の高いエア
ゾール容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、容器本体の首部に口元部が連設され、この口元部に
バルブ機構が配設され、このバルブ機構が、上記容器本
体の上記口元部及び上記首部のそれぞれの外周まで延び
た取付プレートにによって上記容器本体に取り付けられ
たエアゾール容器において、上記口元部の外面部におけ
る上記首部側端部に、上記容器本体の略軸方向へ延びる
溝が形成されたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、口元部の外周面における首部側
に段差が形成され、最も外側の段部に、容器本体の略軸
方向へ延びる溝が形成されたものである。
【0009】
【作用】従って、請求項1に記載の発明に係るエアゾー
ル容器によれば、エアゾール容器を高温下におくと、容
器本体の口元部における首部側端部が熱変形して、取付
プレートの保持力が弱くなると共に、容器本体の内部圧
力が上昇して、容器本体が変形し、首部の変形により取
付プレートの裾部が押し広げられる。これらの結果、取
付プレートが、バルブ機構と共に容器本体の軸方向へ若
干移動し、バルブ機構と容器本体との間にリーク通路が
形成される。請求項1に記載の発明では、容器本体の口
元部の首部側に、容器本体の略軸方向へ延びる溝が形成
されているので、上記リーク通路がこの溝に連通して、
容器本体の内容物が、これらのリーク通路及び溝を経て
外部へ排出される。故に、高温下にあっても、バルブ機
構が飛び出したり容器本体が破損することが無く、エア
ゾール容器の安全性を向上させることができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明によれば、容
器本体の口元部における外周面の首部側に段差が形成さ
れているので、高温下で上記口元部の内側の段部が熱変
形し、容器本体の内部圧力の上昇により変形した容器本
体の首部によって取付プレートの裾部が押し広げられ、
更に、上記内部圧力の上昇により取付プレートがバルブ
機構と共に容器本体の軸方向へ移動したとき、この裾部
が上記内側の段部から外れ、外側の段部に係止される。
この時、この外側の段部に、容器本体の略軸方向へ延び
る溝が形成されているので、この溝が上記取付プレート
の移動により、バルブ機構と容器本体との間に生じたリ
ーク通路と連通して、容器本体の内容物がこれらリーク
通路及び溝を経て外部へ排出される。従って、この場合
も、高温下にあって、エアゾール容器の安全性を向上さ
せることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面に基づいて
説明する。図1は、本発明に係るエアゾール容器の第1
実施例を示す全体側面図である。図2(A)は、図1の
要部を拡大して示す断面図であり、図2(B)は、図2
(A)の口元部を示す斜視図である。図3は、図1のエ
アゾール容器が高温下におかれたときの図2(A)に対
応する断面図である。図4(A)は、エアゾール容器の
第2実施例における要部断面図であり、図4(B)は、
図4(A)の口元部を示す斜視図である。図5(A)
は、エアゾール容器の第3実施例における要部断面図で
あり、図5(B)は、図5(A)の口元部を示す斜視図
である。図6(A)、(B)、(C)は、エアゾール容
器の第4、第5及び第6実施例のそれぞれの口元部を示
す斜視図である。図7(A)及び(B)は、エアゾール
容器の第7及び第8実施例のそれぞれの口元部を示す斜
視図である。図8は、エアゾール容器の第9実施例を示
す要部断面図である。図9(A)は、エアゾール容器の
第10実施例を示す要部断面図であり、図9(B)は、
図9(A)の口元部を示す斜視図である。図10(A)
は、エアゾール容器の第11実施例を示す要部断面図で
あり、図10(B)は、図10(A)の口元部を示す斜
視図である。図11(A)、(B)及び(C)は、エア
ゾール容器の第12、第13及び第14実施例のそれぞ
れの口元部を示す半段面図である。図12(A)、
(B)、(C)及び(D)は、エアゾール容器の第1
5、第16、第17及び第18実施例のそれぞれの口元
部を示す半断面図である。図13は、エアゾール容器の
第19実施例を示す要部断面図である。
【0012】図1〜図3に示す第1実施例のエアゾール
容器10は、容器本体11の口元部14に、取付プレー
トとしてのマウンティングカップ12を介してバルブ機
構13が取り付られて構成される。容器本体11内に液
体や気体の内容物が充填され、この内容物がバルブ機構
13の操作により外部へ吐出される。
【0013】容器本体11は、ポリエチレンテレフタレ
ート等のプラスチック樹脂にて、上記口元部14、首部
15、胴部16及び底部17が順次連続して成形された
ものである。この容器本体11は通常、約70℃以上の
高温下で熱変形する。また、この容器本体11の口元部
14は、首部15に対し外方へ膨出して形成される。
【0014】バルブ機構13は、フランジ部18Aを有
するバルブハウジング18に、ステム19が軸方向に移
動自在に内蔵され、図2の下部に、容器本体11の底部
まで延びるディップチューブ20が嵌合されたものであ
る。バルブハウジング18のフランジ18Aが、容器本
体11の口元部14の上面14Aにパッキン21を介し
て載置される。前記マウンティングカップ12は、この
フランジ部18Aから容器本体11の口元部14の外周
を覆い、首部15の口元部14側外周まで延びて、バル
ブハウジング18を容器本体11に取り付ける。このマ
ウンティングカップ12は、例えばアルミニウム合金等
にて構成される。
【0015】ステム19とバルブハウジング18との間
にコイルスプリング22が介在される。また、ステム1
9には、軸方向に延びる吐出通路23が穿設されるとと
もに、この吐出通路23に連通し、外周面に対向する連
通路24が半径方向に形成される。更に、バルブハウジ
ング18の天面とマウンティングカップ12との間に、
連通路24の開口を閉止可能とするステムラバー25が
介装される。従って、通常時には、コイルスプリング2
2の付勢力によって連通路24がステムラバー25によ
り閉止され、ステム19をコイルスプリング22の付勢
力に抗して押圧することにより連通路24が開かれて、
容器本体11の内容物がディップチューブ20を経、バ
ルブハウジング18内及び連通路24を通り、吐出通路
23から外部へ吐出される。
【0016】さて、上記口元部14は、その外周面にお
ける下端部(つまり首部15側端部)26がテーパ面に
形成される。この下端部26に、容器本体11の軸方向
に延びる溝27が形成されている。この溝27は1個、
或いは口元部14の周方向に適宜間隔をおいて複数個形
成される。この溝27は、エアゾール容器10が高温下
におかれて容器本体11が図3に示すように熱変形し、
マウンティングカップ12の裾部28が、熱変形した首
部15によって押し拡げられた時、エアゾール容器10
の外部に連通する。
【0017】従って、上記第1実施例によれば、エアゾ
ール容器10を高温下に置くと、図3に示すように、容
器本体11の口元部14における下端部26が熱変形し
て、マウンティングカップ12の裾部28を保持する保
持力が弱くなると共に、容器本体11の内部圧力が上昇
して容器本体11が変形し、その首部15の変形により
マウンティングカップ12の裾部28が押し拡げられ
る。これらの結果、マウンティングカップ12が、バル
ブ機構13と共に容器本体11の軸方向に若干移動し、
バルブ機構13のフランジ部18Aと容器本体11の口
元部14における上面14Aとの間にリーク通路29が
形成される。このリーク通路29が、口元部14の下端
部26における溝27に連通して、容器本体11の内容
物が、これらのリーク通路29及び溝27を経て外部へ
排出される。故に、高温化にあっても、バルブ機構13
が飛び出したり容器本体11が破損することがなく、エ
アゾール容器10の安全性を向上させることができる。
【0018】以下、第2〜第19実施例を順次説明す
る。これらの各実施例において、前記第1実施例と同様
な部分は、同一の符号を付すことにより説明を省略す
る。
【0019】図4に示す第2実施例のエアゾール容器3
0では、容器本体11の口元部31の下端部32が直角
に形成されている。
【0020】図5に示す第3実施例のエアゾール容器3
3では、容器本体11の口元部31の外周面に溝34が
形成される。この溝34は、口元部31の上面14Aか
ら下面14Bへ貫通して形成される。
【0021】図6(A)に示す第4実施例のエアゾール
容器10では、容器本体11の口元部31における外周
面に、傾斜した溝35が形成される。この溝35も、図
5に示す溝34と同様に、口元部14の上面14Aから
下面14Bに貫通して形成される。図6(B)に示す第
5実施例のエアゾール容器では、容器本体11の口元部
31における外周面に、上面14Aから下面14Bへ屈
曲して延びる溝36が形成されている。図6(C)に示
す第6実施例のエアゾール容器では、容器本体11の口
元部31に溝37が形成される。この溝37は、口元部
31の下面14Bから容器本体11の軸方向に延び、口
元部31の周方向に若干延びたものである。
【0022】図7(A)に示す第7実施例のエアゾール
容器では、容器本体11の口元部31の下端部32の一
部が山形に窪み、この凹陥部38が溝として機能する。
図7(B)に示す第8実施例のエアゾール容器では、こ
の凹陥部38が口元部31の周方向に複数形成されたも
のである。
【0023】上述の第2〜第8実施例においても口元部
31の溝27、34、35、36及び37並びに凹陥部
38が、高温下において形成されるリーク通路29に連
通して、容器本体11の内容物を外部へ排出するので、
エアゾール容器の安全性を向上させることができる。
【0024】図8に示す第9実施例のエアゾール容器4
0では、口元部14の下端部26に、熱溶融部材41を
固着し、この熱溶融部材41の外周部に溝39を形成し
たものである。従って、このエアゾール容器40では、
高温下でまず熱溶融部材41が熱変形するので、容器本
体11の内部圧力の上昇により、マウンティングカップ
12がバルブ機構13と共に容器本体11の軸方向に移
動して、リーク通路29が早期に形成される。このリー
ク通路29が、上記熱溶融部材41の溝39に連通する
ので、容器本体11の内容物を遅滞なく外部へ排出で
き、エアゾール容器40の安全性を向上させることがで
きる。
【0025】図9に示す第10実施例のエアゾール容器
42では、容器本体11の口元部43の外周面における
下端部44(首部側端部)に周方向に、連続して延びる
段差45が形成される。従って、下端部44には、この
段差45の両側に内側端部46および外側端部47が形
成され、この外側端部47に溝48が刻設される。この
溝48は、容器本体11の軸方向に延び、図9(B)に
示すように、口元部43の周方向に複数個形成される。
【0026】従って、このエアゾール容器42を高温下
におくと、容器本体11の口元部43における内側端部
46が熱変形し、容器本体11の内部圧力の上昇により
変形した容器本体11の首部15によってマウンティン
グカップ12の裾部28が押し拡げられ、上記内部圧力
の上昇により、マウンティングカップ12がバルブ機構
13と共に容器本体11の軸方向へ移動して、このマウ
ンティングカップ12の裾部28が内側端部46から外
れ、外側端部47に係止される。この時、この外側端部
47の溝48が、マウンティングカップ12の移動によ
り、バルブ機構13と容器本体11との間に生じたリー
ク通路29に連通して、容器本体11の内容物がこれら
リーク通路29及び溝48を経て外部へ排出される。従
って、この場合にも高温下にあって、バルブ機構13が
飛び出したり容器本体11が破損することがなく、エア
ゾール容器42の安全性を向上させることができる。
【0027】図10に示す第11実施例のエアゾール容
器50では、容器本体11の口元部51における下端部
52に、図10(B)に示すように複数の突起部53が
形成され、これらの突起部53と下端部52とによって
段差が構成される。この突起部53が内側段部として機
能し、下端部52が外側段部として機能する。溝48
は、下端部52に1個、或いは口元部51の周方向に沿
って複数個形成される。
【0028】このエアゾール容器50においては、高温
下において突起部53が早期に熱変形して、マウンティ
ングカップ12の裾部28が、容器本体11の突起部5
3から外れて下端部52に係止され、リーク通路29が
形成される。このため、容器本体11の内容物は、リー
ク通路29及び溝48を経て早期に外部へ排出され、エ
アゾール容器50の安全性を向上させることができる。
【0029】図11(A)に示す第12実施例のエアゾ
ール容器における口元部54では、内側段部55と外側
段部56の角部が湾曲して形成されている。また、図1
1(B)に示す第13実施例のエアゾール容器における
口元部57では、外側段部58の下面がテーパ面形状に
形成される。図11(C)に示す第14実施例のエアゾ
ール容器における口元部59では、内側段部60の側面
がテーパ面形状に形成され、外側段部61が外方へ膨出
して構成される。
【0030】これらの第12〜第14実施例では、内側
段部55、58及び60の形状によってマウンティング
カップ12の裾部28が滑り易くなり、容器本体11の
内容物を早期に排出して、エアゾール容器の安全性を向
上させることができる。
【0031】図12(A)に示す第15実施例のエアゾ
ール容器における口元部62では、内側段部63が突起
形状に形成され、図12(B)に示す第16実施例のエ
アゾール容器における口元部64では、内側段部65が
突起形状に形成されると共に、外側段部66が上方へ向
かい漸次拡径して設けられる。また、図12(C)に示
す第17実施例のエアゾール容器における口元部67で
は、内側段部68が断面半円形状に形成される。
【0032】これらの第15〜第17実施例では、内側
段部63、65及び68が熱変形しやすく、マウンティ
ングカップ12の裾部28を容易に滑らすことができる
ので、この場合にも、容器本体11の内容物を早期に外
部へ排出でき、エアゾール容器の安全性を向上させるこ
とができる。
【0033】図12(D)に示す第18実施例のエアゾ
ール容器における口元部69では、下端部に2つの段差
70A及び70Bが形成される。これにより、口元部6
9には内側段部71、中央段部72及び外側段部73が
順次形成され、外側段部73に溝48が設けられる。口
元部69の下端部は、複数の段部に分れる程熱変形しや
すくなるので、高温下で内側段部71及び中央段部72
が早期に熱変形し、マウンティングカップ12の裾部2
8がこれらの内側段部71及び中央段部72を滑って外
側段部73にて係止される。この時、マウンティングカ
ップ12が移動する容器本体11の軸方向に沿う移動量
が大きくなるので、リーク通路29を大きくでき、容器
本体11の内容物を容易かつ迅速に外部へ排出でき、エ
アゾール容器の安全性を向上させることができる。
【0034】図13に示す第19実施例のエアゾール容
器80では、容器本体11の口元部81における外側段
部82は、光或いは熱が照射されて結晶化して構成さ
れ、熱変形されにくく加工処理される。口元部81のう
ち上記結晶化処理がなされない部分によって、内側段部
83が形成される。上記外側段部82に溝48が形成さ
れる。結晶化された外側段部82は、結晶化されない内
側段部83が熱変形する約70℃の高温においても熱変
形することがない。従って、このエアゾール容器80に
あっては、高温下においても外側段部82が熱変形しに
くいので、この外側段部82に形成された溝48が変形
せず、容器本体11の内容物を外部へ確実に排出でき、
エアゾール容器80の安全性を向上させることができ
る。
【0035】
【発明の効果】請求項1及び請求項2に記載の発明に係
るエアゾール容器によれば、高温下にあっても、バルブ
機構が飛出したり容器本体が破裂することがなく、安全
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るエアゾール容器の第1実
施例を示す全体側面図である。
【図2】図2(A)は、図1の要部を拡大して示す断面
図であり、図2(B)は、図2(A)の口元部を示す斜
視図である。
【図3】図3は、図1のエアゾール容器が高温下におか
れたときの図2(A)に対応する断面図である。
【図4】図4(A)は、エアゾール容器の第2実施例に
おける要部断面図であり、図4(B)は、図4(A)の
口元部を示す斜視図である。
【図5】図5(A)は、エアゾール容器の第3実施例に
おける要部断面図であり、図5(B)は、図5(A)の
口元部を示す斜視図である。
【図6】図6(A)、(B)、(C)は、エアゾール容
器の第4、第5及び第6実施例のそれぞれの口元部を示
す斜視図である。
【図7】図7(A)及び(B)は、エアゾール容器の第
7及び第8実施例のそれぞれの口元部を示す斜視図であ
る。
【図8】図8は、エアゾール容器の第9実施例を示す要
部断面図である。
【図9】図9(A)は、エアゾール容器の第10実施例
を示す要部断面図であり、図9(B)は、図9(A)の
口元部を示す斜視図である。
【図10】図10(A)は、エアゾール容器の第11実
施例を示す要部断面図であり、図10(B)は、図10
(A)の口元部を示す斜視図である。
【図11】図11(A)、(B)及び(C)は、エアゾ
ール容器の第12、第13及び第14実施例のそれぞれ
の口元部を示す半段面図である。
【図12】図12(A)、(B)、(C)及び(D)
は、エアゾール容器の第15、第16、第17及び第1
8実施例のそれぞれにおける口元部を示す半断面図であ
る。
【図13】図13は、エアゾール容器の第19実施例を
示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 エアゾール容器 11 容器本体 12 マウンティングカップ 13 バルブ機構 14 口元部 15 首部 26 口元部の下端部 27 溝 28 マウンティングカップの裾部 29 リーク通路 42 エアゾール容器 43 口元部 45 段差 46 内側段部 47 外側段部 48 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 目加多 聡 大阪府茨木市水尾1丁目7番24号 (72)発明者 田中 政澄 京都府八幡市八幡源氏垣外53−8 (72)発明者 三間 重和 京都府京都市伏見区西尼崎町889−1 桃山アーバンハイツ312号 (72)発明者 藤尾 泱 埼玉県北葛飾郡栗橋町大字高柳2223−6 (72)発明者 杉浦 弘章 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式 会社吉野工業所内 (56)参考文献 特開 平5−254575(JP,A) 特開 昭61−179(JP,A) 実開 平4−48187(JP,U) 実開 平1−99452(JP,U) 実開 昭63−45469(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 83/44 B05B 9/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の首部に口元部が連設され、こ
    の口元部にバルブ機構が配設され、このバルブ機構が、
    上記容器本体の上記口元部及び上記首部のそれぞれの外
    周まで延びた取付プレートによって上記容器本体に取り
    付けられたエアゾール容器において、 上記口元部の外周面における上記首部側端部に、上記容
    器本体の略軸方向へ延びる溝が形成されたことを特徴と
    するエアゾール容器。
  2. 【請求項2】 上記口元部の外周面における上記首部側
    に段差が形成され、最も外側の段部に、容器本体の略軸
    方向へ延びる溝が形成された請求項1に記載のエアゾー
    ル容器。
JP6111775A 1994-04-28 1994-04-28 エアゾール容器 Expired - Fee Related JP2757277B2 (ja)

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