JP3748679B2 - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ Download PDF

Info

Publication number
JP3748679B2
JP3748679B2 JP23840097A JP23840097A JP3748679B2 JP 3748679 B2 JP3748679 B2 JP 3748679B2 JP 23840097 A JP23840097 A JP 23840097A JP 23840097 A JP23840097 A JP 23840097A JP 3748679 B2 JP3748679 B2 JP 3748679B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
yoke
defect
coil
pole piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23840097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1189207A (ja
Inventor
伸昭 渡部
清 當摩
信義 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP23840097A priority Critical patent/JP3748679B2/ja
Publication of JPH1189207A publication Critical patent/JPH1189207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3748679B2 publication Critical patent/JP3748679B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、狭いスペースに設置するのに有利な小型のステッピングモータの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ステッピングモータには種々のタイプのものがあるが、本発明で対象とするステッピングモータは、回転子が、径方向に多極に着磁された円柱形の永久磁石で構成されており、固定子が、回転子の全周面を囲むようにして配置されたコイルと、回転子の周面に対向して櫛歯状に配置された複数の磁極片とで構成されているタイプのステッピングモータである。そのようなタイプのステッピングモータの従来例としては、実開平3−117367号公報に記載されたものがあるが、その構成を図8の分解斜視図によって説明する。
【0003】
回転子21は、径方向に多極に着磁された円柱形の永久磁石製である。また、固定子は、構成の同じ二つのブロックから成っていて、各ブロックは、夫々、軸受け22,取付板23,ヨークケース24,コイル体25,ヨークプレート26で構成されている。このうち、各ヨークケース24は、軸受け22を取り付けた取付板23と一体化されており、且つ回転子21の周面に対向させて配置させた複数の磁極片24aを有している。また、各コイル体25は、中空で環状のケース内にコイルを収容したものであって、コイルはケースの環状に沿って、即ち、回転子21の周面を囲むようにして巻回されている。更に、各ヨークプレート26には、上記の磁極片24aとは逆方向に延伸され、上記の磁極片24aとは交互に配置されている複数の磁極片26aが形成されている。そして、夫々のコイル体25とヨークプレート26は、回転子21と共に二つのヨークケース24内に収容され、それらのヨークケース24を溶接等の適宜の手段によって相互に取り付けてある。
【0004】
また、この従来例においては、固定子が、上記したように二つのブロックに構成されているが、一つのブロックで構成されたモータもある。即ち、その場合の構成としては二つあって、第1の構成は、図8において、回転子21を上方のブロックのヨークケース24とヨークプレート26との間に配置し、下方のブロックのヨークケース24に一体化されている軸受け22と取付板23(図面上、明示されていない)を、上方のブロックのヨークプレート26に一体化させたものである。また、第2の構成は、上方のブロックのヨークプレート26と、下方のブロックのコイル体25とヨークプレート26とを取り除いたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これらのような構成をしたステッピングモータは、通常、光学機器,情報機器,音響機器等の比較的コンパクト性を要求される機器に用いられることが多い。そのため、機器内の狭いスペースへのレイアウトが有利となるように、小型化が要求されているが、図8に示されているような円形形状を、そのまま小型化してしまうと、回転子の直径とコイルの巻き数のいずれか一方又は両方を減少させざるを得なくなり、駆動力が大きく低下してしまうという問題点がある。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、回転子の直径とコイルの巻き数を減少させることなく、円形状をしたモータケースの一部を変形して小型化を可能にした構成のステッピングモータを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のステッピングモータは、多極に着磁された永久磁石を有する回転子の周面に対し略等間隔となるように配置され該回転子の回転軸と平行に且つ同一方向へ延伸して形成されている複数の磁極片と該複数の磁極片を囲むように形成されている筒状の壁とを有していると共に該回転軸に対して垂直な面で視た平面形状が略円形の一部を直線で欠損した欠損部を有する形状をしており該欠損部には該壁を形成しておらず且つ該欠損部の該回転子側には該磁極片を形成していない第1ヨーク部材と、前記磁極片と前記壁との間に配置されていて前記回転子の全周面を囲むようにしてコイルボビンにコイルを巻回していると共に前記欠損部に対応する位置では前記欠損部と平行になるようにして該コイルを巻回してなるコイル体と、前記回転子の周面に対し略等間隔となるように配置され前記回転子の回転軸と平行に且つ前記第1ヨーク部材の磁極片とは逆の方向へ延伸して形成され前記第1ヨーク部材の磁極片とは交互に配置された複数の磁極片を有していると共に前記回転子の回転軸に対して垂直な面で視た平面形状が前記第1ヨーク部材と略同じ形状をしていてその欠損部を前記第1ヨーク部材の欠損部に合せて配置されており該欠損部の前記回転子側には該磁極片を形成していない第2ヨーク部材とを備えているようにする。
また、本発明の上記のステッピングモータにおいては、好ましくは、前記第2ヨーク部材が、前記欠損部を除き、前記各磁極片を囲むようにして形成されている筒状の壁を有しているようにする。
また、本発明の上記のステッピングモータにおいては、好ましくは、前記各ヨーク部材は、前記回転子を間にして前記各欠損部とは反対側に、対称的に形成された他の欠損部を有していて、該他の欠損部には前記壁を形成しておらず、且つ該他の欠損部の前記回転子側には前記磁極片を形成していないように構成されており、前記コイルボビンは、該他の欠損部と対応する位置でも、該他の欠損部と平行になるようにして前記コイルを巻回しているようにする
た、上記の目的を達成するために、本発明のもう一つのステッピングモータは、第1ブロックが、多極の永久磁石回転子の周面に対し略等間隔となるように配置され該回転子の回転軸と平行に且つ同一方向へ延伸して形成されている複数の磁極片と該複数の磁極片を囲むように形成されている筒状の壁とを有していると共に該回転軸に対して垂直な面で視た平面形状が略円形の一部を直線で欠損した欠損部を有する形状をしており該欠損部には該壁を形成しておらず且つ該欠損部の該回転子側には該磁極片を形成していない第1ヨークケースと、前記磁極片と前記壁との間に配置されていて前記回転子の全周面を囲むようにしてコイルボビンにコイルを巻回していると共に前記欠損部に対応する位置では前記欠損部と平行になるようにして該コイルを巻回してなる第1コイル体と、前記回転子の周面に対し略等間隔となるように配置され前記回転子の回転軸と平行に且つ前記第1ヨークケースの磁極片とは逆の方向へ延伸して形成され前記第1ヨークケースの磁極片とは交互に配置された複数の磁極片を有していると共に前記回転子の回転軸に対して垂直な面で視た平面形状が前記第1ヨークケースと略同じ形状をしていてその欠損部を前記第1ヨークケースの欠損部に合せて配置されており該欠損部の前記回転子側には該磁極片を形成していない第1ヨークプレートと、を備えており、また、第2ブロックが、第1ヨークケース,第1コイル体,第1ヨークプレートと夫々同じ構成の第2ヨークケース,第2コイル体,第2ヨークプレートを備えていて、第1ブロックと第2ブロックとは、第1ヨークプレートと第2ヨークプレートを隣接させて相互に取り付けられているようにする。
また、本発明のステッピングモータにおいては、好ましくは、前記各ヨークケースと各ヨークプレートは、前記回転子を間にして前記各欠損部とは反対側に、対称的に形成された他の欠損部を有していて、該他の欠損部には前記壁を形成しておらず、且つ該他の欠損部の前記回転子側には前記磁極片を形成していないように構成されており、前記各コイルボビンは、該他の欠損部と対応する位置でも、該他の欠損部と平行になるようにして前記各コイルを巻回しているようにする
に、本発明のステッピングモータは、好ましくは、前記各ヨークプレートには、夫々、一方の欠損部に切欠き部が、他方の欠損部に折曲部が形成されていて、第1ブロックと第2ブロックとは、各ヨークプレートの切欠き部と折曲部とを係合させて、相互に取り付けられているようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1〜図7に示した実施例によって説明する。尚、図1は実施例の正面図であり、図2は図1の左側面図である。また、図1において上下の構成体を分離し、矢印Aの方向を視たのが図3であり、矢印Bの方向を視たのが図4であり、それらを重ね、図1の上方から視たのが図5である。更に、図6は実施例の分解斜視図である。図7は図6に示したヨークプレートの単品図であって、図7(a)は平面図であり、図7(b)は側面図である。
【0009】
本実施例の回転子1は永久磁石製であって、径方向に10極に着磁されている。固定子は対称的に同じように構成した二つのブロックから成っている。そこで、先ず、主に図6を参照しながら上方のブロックから説明する。軸受け2は、回転子1の回転軸の上端を軸受けするものであって、取付板3に圧入されている。取付板3はヨークケース4の上面に溶接にて取り付けられており、その表面には商品名や型式番号等が表記されている。ヨークケース4は、円筒形を平行な二つの直線で、軸と平行に切断したような形状をしていて、平面の外形形状は小判状である。そして、上記のようにして切断された二つの欠損部の壁部4aには夫々窓部4b,4cが形成されている。また、図6の左側の壁部4aには、上下寸法が窓部4b,4cよりも小さな窓部4dが形成されている。更に、図6においては分かりにくいが、ヨークケース4には、折り曲げ加工によって下方に向けて曲げた磁極片4eが、回転子1の左側に一つ、右側に二つ形成されている。
【0010】
ヨークケース4の壁部4aと磁極片4eとの間に配置されている本実施例のコイル体は、コイルボビン5とそれに巻回されたコイルとで構成されているが、コイルの図示は省略されている。また、コイルボビン5には、コイルを外部回路に接続するための端子部5a,5bが形成されている。ヨークプレート6は、欠損部の一方に下方への折曲部6aが形成され、欠損部の他方には切欠き部6bが形成されている。また、このヨークプレート6には、上方へ向けて折り曲げられた磁極片6cが、回転子1の左側に二つ、右側に一つ形成されている。そして、左側の二つの磁極片6cは、上記したヨークケース4の左側の一つの磁極片4eを挟むようにして配置され、ヨークプレート6の右側の一つの磁極片6cは、上記したヨークケース4の右側の二つの磁極片4eに挟まれるようにして配置され、夫々の磁極片4e,6cは、回転子1の周面に対し、等間隔に対向されている。従って、固定子の上方のブロックは6極ということになり、欠損部には磁極片が存在しないことになる。
【0011】
次に、図6における下方のブロックについて説明する。上記したように上方のブロックと下方のブロックは、対称的な構成をしている。回転子1の回転軸の下端を支承している軸受け7は、取付板8に圧入されており、取付板8はヨークケース9の下面に溶接されている。ヨークケース9は、上記のヨークケース4と同じように、外形形状が小判状をしている。そして、二つの欠損部の壁部9aには夫々窓部9b,9cが形成されており、左側の壁部9aには窓部9dが形成されている。また、このヨークケース9には、上方へ向けて折り曲げた磁極片9eが、回転子1の左側に一つ、右側に二つ(図6においては一つだけ見えている)形成されている。
【0012】
下方のブロックにおいても、コイル体は、コイルボビン10とそれに巻回されたコイルとで構成され、且つコイルボビン10には端子部10a,10bが形成されているが、コイルの図示は省略されている。ヨークプレート11は、図7に明示されているように、一方の欠損部に上方への折曲部11aが形成され、他方の欠損部には切欠き部11bが形成されている。また、このヨークプレート11には、下方へ向けて折り曲げられた磁極片11cが、回転子1の左側に二つ、右側に一つ形成されている。そして、左側の二つの磁極片11cは、ヨークケース9の左側の一つの磁極片9eを挟むようにして、また、ヨークプレート11の右側の一つの磁極片11cは、ヨークケース9の右側の二つの磁極片11eに挟まれるようにして配置され、夫々の磁極片9e,11cは、回転子1の周面に対し、等間隔に対向されている。従って、固定子の下方のブロックも6極ということになり、欠損部には磁極片が存在しないことになる。
【0013】
上記の説明からも分かるように、本実施例においては、二つのブロックは全く対称的に構成されているので、各部品の共通化が図れるようになっている。そして、その最終組立時においては、ヨークプレート6の折曲部6aをヨークプレート11の切欠部11bに係合させ、ヨークプレート11の折曲部11aをヨークプレート6の切欠部6bに係合させることによって、二つのブロックの12極の磁極片が、図5に示すように、左右に6極ずつ、夫々回転子1の回転方向に等間隔に配置されることになる。本実施例においては、それらの係合作業を、窓部4b,9cと窓部4c,9bから目視で確認しながら行えるので、極めて好都合である。
【0014】
また、コイルボビン5,10は、ヨークプレート6,11を挟んでいて、図2から分かるように、端子部5a,5b,10a,10bを、上下から交互に嵌め込んで、窓部4d,9dから外部へ突き出させる。このようにして、二つのブロックを組み付けた後、ヨークケース4,9を適宜な手段によって相互に取り付けることになるが、通常の場合は、このような小型のモータにおいては、分解して修理するようなことをしないから、溶接で固定するのが普通である。尚、このようにしてモータを製作した後、各種機器に組み付ける場合には、ヨークケース4,9のいずれかを、機器に溶接してもよいが、図1に一点鎖線で示すように、取付板8を左右に張出し、ビスや溶接によって固定するようにしてもよい。
【0015】
上記のように、本実施例によれば、ヨークケース4,9とヨークプレート6,11とに、二つの欠損部を形成し、それらの欠損部には磁極片4e,9eを形成しないような構成にしたから、回転子1の直径を小さくしたり、コイルボビン5,10に巻回されているコイルの巻き数を少なくすることなしに、平面上の外形形状を小さくすることが可能である。また、ヨークケース4,9の欠損部に窓部4b,4c,9b,9cを形成せず、全周に亘って壁部4aを形成しても差し支えなく、その場合には小型化の点で、上記の実施例に若干劣るが、磁界が外部から影響され難い点で勝ることになる。更に、欠損部は一つだけであっても、上記した従来例よりは小型化が可能になる。
【0016】
尚、上記の実施例においては、固定子が二つのブロックで構成されているが、本発明は、固定子が単一のブロックで構成されているステッピングモータにも適用することが可能である。即ち、上記の実施例において、上方のブロックのみとする場合には、一つの方法としては、ヨークプレート6の下面に取付板8と軸受け7を取り付けるようにすればよいし、もう一つの方法としては、実施例におけるヨークプレート6,11、コイルボビン10を取り除けば良いことになる。但し、後者の場合には、ヨークケース9に形成されている磁極片9eの配置を、回転子1の左側に二つ形成し、右側に一つ形成するようにする必要がある。そして、これらのように構成した場合においても、欠損部には必ずしも窓部を形成しなくても、また、欠損部を一つだけ形成するだけでも、従来例よりは小型化が可能になる。更に、上記の前者の構成の場合には、ヨークプレート6が板材であるため、そこには欠損部を形成しなくても、小型化についてはそれなりの効果を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、従来、回転子の形状に合わせて平面形状が円形をしていたヨークケースに、その円形の一部を略直線的に切断した欠損部を形成すると共に、その欠損部には、回転子の周面に対向する磁極片を形成しないようにしたから、回転子の直径を小さくしたり、コイルの巻き数を少なくすることなしに、平面上の外形形状を小さくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1において上下の構成体を分離し、矢印Aの方向を視た図である。
【図4】図1において上下の構成体を分離し、矢印Bの方向を視た図である。
【図5】図3と図4を重ね、図1の上方から視た図である。
【図6】実施例の分解斜視図である。
【図7】図6に示したヨークプレートの単品図であって、図7(a)は平面図であり、図7(b)は側面図である。
【図8】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1,21 回転子
2,7,22 軸受け
3,8,23 取付板
4,9,24 ヨークケース
4a,9a 壁部
4b,4c,4d,9b,9c,9d 窓部
4e,6c,9e,11c,54a,56a 磁極片
5,10 コイルボビン
5a,5b,10a,10b 端子部
6,11,26 ヨークプレート
6a,11a 折曲部
6b,11b 切欠き部
25 コイル体

Claims (6)

  1. 多極に着磁された永久磁石を有する回転子の周面に対し略等間隔となるように配置され該回転子の回転軸と平行に且つ同一方向へ延伸して形成されている複数の磁極片と該複数の磁極片を囲むように形成されている筒状の壁とを有していると共に該回転軸に対して垂直な面で視た平面形状が略円形の一部を直線で欠損した欠損部を有する形状をしており該欠損部には該壁を形成しておらず且つ該欠損部の該回転子側には該磁極片を形成していない第1ヨーク部材と、前記磁極片と前記壁との間に配置されていて前記回転子の全周面を囲むようにしてコイルボビンにコイルを巻回していると共に前記欠損部に対応する位置では前記欠損部と平行になるようにして該コイルを巻回してなるコイル体と、前記回転子の周面に対し略等間隔となるように配置され前記回転子の回転軸と平行に且つ前記第1ヨーク部材の磁極片とは逆の方向へ延伸して形成され前記第1ヨーク部材の磁極片とは交互に配置された複数の磁極片を有していると共に前記回転子の回転軸に対して垂直な面で視た平面形状が前記第1ヨーク部材と略同じ形状をしていてその欠損部を前記第1ヨーク部材の欠損部に合せて配置されており該欠損部の前記回転子側には該磁極片を形成していない第2ヨーク部材とを備えていることを特徴とするステッピングモータ。
  2. 前記第2ヨーク部材が、前記欠損部を除き、前記各磁極片を囲むようにして形成されている筒状の壁を有していることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  3. 前記各ヨーク部材は、前記回転子を間にして前記各欠損部とは反対側に、対称的に形成された他の欠損部を有していて、該他の欠損部には前記壁を形成しておらず、且つ該他の欠損部の前記回転子側には前記磁極片を形成していないように構成されており、前記コイルボビンは、該他の欠損部と対応する位置でも、該他の欠損部と平行になるようにして前記コイルを巻回していることを特徴とする請求項1又は2に記載のステッピングモータ。
  4. 第1ブロックが、多極の永久磁石回転子の周面に対し略等間隔となるように配置され該回転子の回転軸と平行に且つ同一方向へ延伸して形成されている複数の磁極片と該複数の磁極片を囲むように形成されている筒状の壁とを有していると共に該回転軸に対して垂直な面で視た平面形状が略円形の一部を直線で欠損した欠損部を有する形状をしており該欠損部には該壁を形成しておらず且つ該欠損部の該回転子側には該磁極片を形成していない第1ヨークケースと、前記磁極片と前記壁との間に配置されていて前記回転子の全周面を囲むようにしてコイルボビンにコイルを巻回していると共に前記欠損部に対応する位置では前記欠損部と平行になるようにして該コイルを巻回してなる第1コイル体と、前記回転子の周面に対し略等間隔となるように配置され前記回転子の回転軸と平行に且つ前記第1ヨークケースの磁極片とは逆の方向へ延伸して形成され前記第1ヨークケースの磁極片とは交互に配置された複数の磁極片を有していると共に前記回転子の回転軸に対して垂直な面で視た平面形状が前記第1ヨークケースと略同じ形状をしていてその欠損部を前記第1ヨークケースの欠損部に合せて配置されており該欠損部の前記回転子側には該磁極片を形成していない第1ヨークプレートと、を備えており、また、第2ブロックが、第1ヨークケース,第1コイル体,第1ヨークプレートと夫々同じ構成の第2ヨークケース,第2コイル体,第2ヨークプレートを備えていて、第1ブロックと第2ブロックとは、第1ヨークプレートと第2ヨークプレートを隣接させて相互に取り付けられていることを特徴とするステッピングモータ。
  5. 前記各ヨークケースと各ヨークプレートは、前記回転子を間にして前記各欠損部とは反対側に、対称的に形成された他の欠損部を有していて、該他の欠損部には前記壁を形成しておらず、且つ該他の欠損部の前記回転子側には前記磁極片を形成していないように構成されており、前記各コイルボビンは、該他の欠損部と対応する位置でも、該他の欠損部と平行になるようにして前記各コイルを巻回していることを特徴とする請求項に記載のステッピングモータ。
  6. 前記各ヨークプレートには、夫々、一方の欠損部に切欠き部が、他方の欠損部に折曲部が形成されていて、第1ブロックと第2ブロックとは、各ヨークプレートの切欠き部と折曲部とを係合させて、相互に取り付けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載のステッピングモータ。
JP23840097A 1997-09-03 1997-09-03 ステッピングモータ Expired - Fee Related JP3748679B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23840097A JP3748679B2 (ja) 1997-09-03 1997-09-03 ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23840097A JP3748679B2 (ja) 1997-09-03 1997-09-03 ステッピングモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1189207A JPH1189207A (ja) 1999-03-30
JP3748679B2 true JP3748679B2 (ja) 2006-02-22

Family

ID=17029645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23840097A Expired - Fee Related JP3748679B2 (ja) 1997-09-03 1997-09-03 ステッピングモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3748679B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4641595B2 (ja) * 2000-07-14 2011-03-02 日本電産コパル株式会社 クローポール永久磁石型ステッピングモータ
JP3896253B2 (ja) 2001-02-14 2007-03-22 日本電産サンキョー株式会社 モータ
JP3711252B2 (ja) 2001-06-13 2005-11-02 ミネベア株式会社 クローポール型ステッピングモータ
KR100466135B1 (ko) * 2002-05-22 2005-01-13 주식회사 모아텍 고 토르크용 스텝핑 모터
JP2006087211A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Seiko Precision Inc ステッピングモータ及び電子機器
JP4679114B2 (ja) * 2004-10-29 2011-04-27 日本電産コパル株式会社 ステッピングモータ。
JP2006254663A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Nidec Sankyo Corp モータ
JP4891600B2 (ja) * 2005-12-02 2012-03-07 日本電産コパル株式会社 ギヤドステッピングモータ
JP5134222B2 (ja) * 2006-08-30 2013-01-30 日本電産コパル株式会社 ステッピングモータ
JP2008263691A (ja) 2007-04-11 2008-10-30 Minebea Co Ltd 小径ステッピングモータ、そのボビン、及びそのモータの組立方法
JP4575490B2 (ja) * 2008-11-29 2010-11-04 日本電産コパル株式会社 クローポール永久磁石型ステッピングモータ
JP4575489B2 (ja) * 2008-11-29 2010-11-04 日本電産コパル株式会社 クローポール永久磁石型ステッピングモータ
JP4652440B2 (ja) * 2008-11-29 2011-03-16 日本電産コパル株式会社 クローポール永久磁石型ステッピングモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1189207A (ja) 1999-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3748679B2 (ja) ステッピングモータ
JPH1189128A (ja) 電動機の固定子およびその製造方法
US4080544A (en) Electric motor
JPS6285667A (ja) Pm型ステツピングモ−タ
JP2646319B2 (ja) コアレスモータ
JPH08251902A (ja) ステップモータ
JP2573894Y2 (ja) Pm型ステッピングモ−タ
JPH01138953A (ja) 回転電機用固定子の製造方法
US6838792B2 (en) Low-profile stepping motor with two coils arranged flush with each other horizontally
JP3269393B2 (ja) ステッピングモータ
JP2003009499A (ja) クローポール型ステッピングモータのモータ構造
JPH04271240A (ja) 電動機の固定子及び直巻式電動機の固定子の製造方法
JP2002078268A (ja) モータ
JP2000134837A (ja) 同期電動機
JPH0731121A (ja) ステップモータ
JP3598677B2 (ja) ステッピングモータ
JPH07191377A (ja) 電磁駆動モーターユニット
JPH09117123A (ja) ステッピングモータ
JP3069741U (ja) ステッピングモ―タ
JPH0837770A (ja) 二相モータ
JP3598675B2 (ja) ステッピングモータ
JPH08149784A (ja) ステッピングモータの軸受保持構造
JPH11215798A (ja) ステッピングモータ
JPH10174415A (ja) ステッピングモータ
JPH09289767A (ja) ステッピングモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050922

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121209

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121209

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131209

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees