JP3747868B2 - 洗濯機 - Google Patents

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  • Detergent Compositions (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗剤泡の作用によって汚れの除去を効率的に行う洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、代表的な洗濯機は、パルセータと呼ばれる撹拌翼を回転させて洗濯するものであり、この種の洗濯機の構成を図9を参照しながら説明する。
【0003】
図9に示すように、外槽1は、底部に撹拌翼2を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽3を内包し、吊り棒4により洗濯機外枠5に吊り下げている。モータ6は、Vベルト7および減速機構兼クラッチ8を介して、撹拌翼2または洗濯兼脱水槽3を駆動する。排水弁9は洗濯兼脱水槽3内の洗濯水を排水し、給水弁10は洗濯兼脱水槽3内に給水するものである。
【0004】
洗濯兼脱水槽3には脱水時の振動を低減させるための流体バランサー11を設け、洗濯兼脱水槽3の上部に蓋12を開閉自在に配設している。制御装置13は、モータ6、排水弁9、給水弁10などを制御して、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御するものである。
【0005】
上記構成において動作を説明すると、洗濯兼脱水槽3に洗濯物と所定量の洗剤を投入した後、運転を開始すると制御装置13により給水弁10を制御して洗濯兼脱水槽3内に所定量の水を給水し、その後制御装置13により、モータ6を制御して撹拌翼2を駆動する。撹拌翼2の回転によって洗濯兼脱水槽3内の洗濯物と水とを撹拌し、この撹拌によって洗剤を徐々に溶解して洗濯水となり、洗濯物の汚れに作用することとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この構成の洗濯機の場合、撹拌翼2の回転によって洗濯兼脱水槽3内の洗濯物を撹拌するといった機械力のみによって洗浄力を確保しているため、洗濯兼脱水槽3の底部にある洗濯物には機械力が伝わりやすいので、高い洗浄力が得られるが、逆に洗濯兼脱水槽3の上部にある洗濯物には機械力が伝わりにくいため、洗浄力が得られず、洗いむらが大きくなるといった問題を有していた。
【0007】
本発明は上記課題を解決するもので、溶解した洗濯水を洗剤泡にして洗濯兼脱水槽内の洗濯物に上方からかけることで、洗浄力を確保し、洗いむらを低減することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、洗濯兼脱水槽の中央内底部に撹拌翼を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽を内包する外槽の上部開口部にカバー体を取り付け、洗濯兼脱水槽および撹拌翼を回転駆動するモータと、洗濯兼脱水槽内に給水する給水弁と、洗剤泡を発生させるための発泡体と、ホースを介して発泡体と連通するエアポンプと、モータ、給水弁およびエアポンプなどの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、外槽には、その内部空間の一部を仕切って縦方向に長く上下端部に開口部を有する泡用通路を形成し前記泡用通路の上端部の開口部は、カバー体に洗濯兼脱水槽の内方向に開口した泡吐出部と連通し、泡用通路の下端部の開口部は、外槽の内底部と連通し、発泡体は、泡用通路の内部の下端部近傍で、かつその中心が下端部の開口部の上端面より上になる位置に設けたものである。
【0009】
これにより、溶解した洗濯水を洗剤泡にして洗濯兼脱水槽内の洗濯物に上方からかけることができ、洗浄力を確保できて、洗いむらを低減することができるとともに、発生した洗剤泡が泡用通路から逃げないため、より多くの洗剤泡を上からかけて洗濯することができ、たくさんの洗剤成分を洗濯兼脱水槽内の洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗浄力を高めることができる
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、中央内底部に撹拌翼を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、前記外槽の上部開口部に取り付けたカバー体と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を回転駆動するモータと、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水弁と、洗剤泡を発生させるための発泡体と、ホースを介して前記発泡体と連通するエアポンプと、前記モータ、給水弁およびエアポンプなどの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記外槽には、その内部空間の一部を仕切って縦方向に長く上下端部に開口部を有する泡用通路を形成し前記泡用通路の上端部の開口部は、前記カバー体に設けられ前記洗濯兼脱水槽の内方向に開口した泡吐出部と連通し前記泡用通路の下端部の開口部は、前記外槽の内底部と連通し、記発泡体、前記泡用通路の内部の下端部近傍で、かつその中心が前記下端部の開口部の上端面より上になる位置に設けたものであり、洗濯水を洗剤泡にして、カバー体に設けた泡吐出部より洗濯兼脱水槽内の洗濯物に向けて洗剤泡をかけて洗濯することによって、洗浄力を高めることができ、また、洗濯水を洗剤泡にすることにより、体積が増えるため、少ない洗濯水で洗濯兼脱水槽内の洗濯物に洗剤成分を汚れに作用させることができるとともに、上から洗剤泡をかけることにより、洗濯兼脱水槽の上にある洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗いむらを低減することができ、また、発生した洗剤泡が泡用通路から逃げないため、より多くの洗剤泡を上からかけて洗濯することができ、たくさんの洗剤成分を洗濯兼脱水槽内の洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗浄力を高めることができる
【0011】
請求項に記載の発明は、上記請求項に記載の発明において、発泡体は、軸方向が略水平の略円筒形状とし、その発泡体の両平面部側に保持部を設け、泡用通路内の内壁に前記保持部を係止する係止部を設けたものであり、発泡体を着脱自在に固定でき、また、保持部の発泡体からの抜けを防止でき、洗剤泡を確実に発生させることができる。
【0012】
請求項に記載の発明は、上記請求項に記載の発明において、略円筒形状の発泡体の両平面部側に設けた保持部のうち、いずれか一方の保持部の内部を中空とし、一端をホースと接続し、他端を発泡体の内部と接続したものであり、保持部を空気送入部と兼用するため、部品点数の削減となり、組み立てが簡単にできる
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0014】
(実施例1)
図1に示すように、外槽14は、回転自在に配設した洗濯兼脱水槽15を内包し、吊り棒16により洗濯機外枠17に吊り下げている。モータ18は、Vベルト19および減速機構20を介して洗濯兼脱水槽15および洗濯兼脱水槽15の内底部に回転自在に配設した撹拌翼21を回転駆動する。
【0015】
カバー体22は、外槽14の上部開口部に設け、泡吐出部23を形成するものであり、泡吐出部23は、洗濯兼脱水槽15の内方向に向けて開口している。泡用通路24は、外槽14の一部を仕切って縦方向に長く、上下端部に開口部を有するよう形成している。この泡用通路24の下端の開口部25を外槽14の内底部と連通させ、泡用通路24の上端の開口部は、泡吐出部23に連通している。泡用通路24内に発泡体26を設け、この発泡体26は、ホース27を介してエアポンプ28と連通している。
【0016】
発泡体26は、図2に示すように、略円筒形状をしており、両平面側の内部にそれぞれ第1の保持部29と第2の保持部30を挿入している。第1の保持部29は中空としており、発泡体26の内部に挿入していない端部は、ホース27に挿入している。
【0017】
泡用通路24内に、図3に示すように、第1の保持部29および第2の保持部30を係止する係止部31を設けており、第1の保持部29と第2の保持部30を挿入した発泡体26を係止部31に着脱自在としている。また、係止部31は両側から第1の保持部29と第2の保持部30および発泡体26を挟む構成としており、このため、第1の保持部29および第2の保持部30は容易に発泡体26からは抜けない構成としている。また、発泡体26は、泡用通路24内の底面、内壁、および係止部31に接しない位置に設けてある。
【0018】
発泡体26は、図4に示すように、略円筒の軸方向が略水平方向で、かつ下端部の開口部25の上端面より発泡体26の中心が上になる位置に係止部31により固定している。
【0019】
給水弁32は、洗濯兼脱水槽15内に水を給水するものであり、排水弁33は外槽14内の洗濯水を排水するものである。
【0020】
制御装置34は、図5に示すように構成しており、制御手段35は、マイクロコンピュータで構成し、パワースイッチング手段36を介してモータ18、エアポンプ28、給水弁32、排水弁33などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する。入力設定手段37は、運転コース等を設定するもので、制御手段35は入力設定手段37からの情報を入力して、その情報を基に表示手段38で表示して使用者に知らせる。記憶手段39は、制御手段35により制御するのに必要なデータを記憶している。なお、40は商用電源、41は電源スイッチである。
【0021】
上記構成において動作を説明すると、洗濯兼脱水槽15内に洗濯物と洗剤を投入した後、運転を開始すると、制御手段35は、給水弁32を作動させて給水を開始し、同時に、洗濯兼脱水槽15が回転を始める。洗濯兼脱水槽15内の水位が設定水位に達するまでの間、洗濯兼脱水槽15を回転する。このように洗濯兼脱水槽15を回転しながら給水を行った場合、洗濯兼脱水槽15の回転によって生じる撹拌力によって、投入された洗剤が溶解する。
【0022】
設定水位に達した時点で給水弁32の動作を停止し、洗濯兼脱水槽15の回転は継続する。制御手段35によってエアポンプ28が作動して、泡用通路24内に設けた洗濯水中の発泡体26にホース27、第1の保持部29を通して空気が送られる。この結果、図1に示すように、発泡体26に送られた空気は、発泡体26から出るときに気泡となって上昇し、洗濯水面に達して洗剤泡が発生する。洗剤泡は泡用通路24を通って上昇し、カバー体22の泡吐出部23から洗濯兼脱水槽15内の洗濯物にかけられる。
【0023】
このようにして洗剤泡を汚れた衣類の表面あるいは衣類を通過させることによって、泡に油および油に付着した粒子汚れが結合して持ち去ることになる。また、泡が衣類通過中に破泡すると衣類に高濃度の洗剤液がしみ込むことになり、これによっても汚れが落ちやすい状態となる。このようにして衣類の洗浄が可能となる。
【0024】
このことにより、洗濯水を泡にすることで、泡を汚れた洗濯物の表面あるいは洗濯物を通過させることによって、油および油に付着した粒子汚れを結合して持ち去ることや、泡が洗濯物通過中に破泡すると洗濯物に高濃度の洗剤液がしみ込むことが可能となり、洗浄力を高めることができる。また、洗濯水を泡にすることにより、体積が増えるため、少ない洗濯水で洗濯物の汚れに洗剤成分を作用させることができるとともに、洗剤泡を上方よりかけることにより、洗濯兼脱水槽15の上にある機械力が伝わりにくい洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗いむらを低減することができる。
【0025】
また、発泡体26は泡用通路24の内部で下端部近傍で、かつ略円筒の軸方向が略水平方向に設けてあるため、より少ない水量で発泡体26は洗剤液に浸漬することができる。そのため、より少ない水量で洗剤泡を発生させることができる。
【0026】
このことにより、より少ない洗濯水を洗剤泡にして、上から洗剤泡をかけて洗濯することができ、濃度の高い洗剤泡、すなわち、たくさんの洗剤成分を洗濯兼脱水槽15内の洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗浄力を高めることができる。
【0027】
また、発泡体26は、下端部の開口部25の上端面より発泡体26の中心が上になる位置に設けてあるため、発生した気泡は外槽14の内底部方向へ逃げにくく、発生した気泡を効率よく泡用通路24に上昇させることができる。
【0028】
このことにより、より多くの洗剤泡を上からかけて洗濯することができ、たくさんの洗剤成分を洗濯兼脱水槽15内の洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗浄力を高めることができる。
【0029】
また、発泡体26は、泡用通路24内の底面、内壁、および係止部31に接しない位置に設けてあるが、図6に示すように、もし、発泡体26が泡用通路24内の底面および内壁に接している場合、底面および内壁が抵抗となってしまい、発泡体26から気泡(○印)が発生しにくく、また発生しても、発泡体26表面から発生した気泡は破裂してしまい、大きな気泡となってしまう。そのため、洗剤泡も大きく、洗剤密度も低くなり、適切な洗浄効果を得ることができない。
【0030】
このことにより、発泡体を泡用通路24内の底面、内壁および係止部31より離すことで、洗剤泡の発生が妨げられることなく、洗濯水をより効率よく洗剤泡にして、上から洗剤泡をかけて洗濯することができ、たくさんの洗剤成分を洗濯兼脱水槽15内の洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗浄力を高めることができる。
【0031】
また、発泡体26は略円筒形状としているため、発泡体26の肉厚が均一となり、ホース27を通して送られた空気は均一に分散して発泡体26表面から気泡となる。もし、発泡体の肉厚が不均一な場合、図7に示すように、ホース27を通して送られた空気は肉厚の薄い部分から集中して気泡(○印)となり、肉厚が均一なものと比較して、気泡が発生し得る発泡体の表面積は狭くなってしまう。
【0032】
このことにより、発泡体26を略円筒形状として、発泡体26の肉厚を均一にすることで、効率よく気泡が発生し得る発泡体の表面積を大きくでき、洗濯水をより多くの洗剤泡にして、上から洗剤泡をかけて洗濯することができ、たくさんの洗剤成分を洗濯兼脱水槽15内の洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗浄力を高めることができる。
【0033】
また、発泡体26は、両平面側の内部にそれぞれ第1の保持部29と第2の保持部30を挿入し、泡用通路24内に第1の保持部29および第2の保持部30を係止する係止部31を設けて、第1の保持部29と第2の保持部30を挿入した発泡体26は、係止部31に着脱自在で、かつ係止部31は両側から第1の保持部29と第2の保持部30および発泡体26を挟む構成としており、このため、第1の保持部29および第2の保持部30は容易に発泡体26からは抜けない構成としている。
【0034】
このことにより、発泡体26を泡用経路24内に着脱自在に固定でき、また、発泡体26からのホース27、および第1の保持部29、第2の保持部30の抜けを防止でき、洗剤泡を確実に発生させることができる。
【0035】
また、第1の保持部29は中空としており、発泡体26内部に挿入されていない端部は、ホース27に挿入する構成としている。
【0036】
このことにより、第1の保持部29を空気送入部と兼用するため、部品点数の削減となり、組み立てが簡単にできる。
【0037】
(実施例2)
図8に示すように、発泡体42は略球形状をしており、発泡体42の内部に保持部43を挿入している。保持部43は中空としている。泡用通路24内には、保持部43を係止する係止部45を設けており、発泡体42は、泡用通路24の下端部の開口部25(図1または図4参照)の上端面より発泡体42の中心が上になる位置に係止部45により固定している。また、発泡体42は、泡用通路24内の底面、内壁、および係止部45に接しない位置に設けてある。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0038】
上記構成において動作を説明すると、発泡体42は略球形状としているため、発泡体42の肉厚がほぼ均一となり、ホース27を通して送られた空気は均一に分散して発泡体42表面から気泡となるため、肉厚が不均一なものと比較して、気泡が発生し得る発泡体の表面積を広くできる。
【0039】
このことにより、発泡体42を略球形状として、発泡体42の肉厚をほぼ均一にすることで、効率よく気泡が発生し得る発泡体の表面積を大きくでき、洗濯水をより多くの洗剤泡にして、上から洗剤泡をかけて洗濯することができ、たくさんの洗剤成分を洗濯兼脱水槽15内の洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗浄力を高めることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、中央内底部に撹拌翼を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、前記外槽の上部開口部に取り付けたカバー体と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を回転駆動するモータと、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水弁と、洗剤泡を発生させるための発泡体と、ホースを介して前記発泡体と連通するエアポンプと、前記モータ、給水弁およびエアポンプなどの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記外槽には、その内部空間の一部を仕切って縦方向に長く上下端部に開口部を有する泡用通路を形成し前記泡用通路の上端部の開口部は、前記カバー体に設けられ前記洗濯兼脱水槽の内方向に開口した泡吐出部と連通し前記泡用通路の下端部の開口部は、前記外槽の内底部と連通し、記発泡体、前記泡用通路の内部の下端部近傍で、かつその中心が前記下端部の開口部の上端面より上になる位置に設けたから、洗濯水を洗剤泡にして、カバー体に設けた泡吐出部より洗濯兼脱水槽内の洗濯物に向けて洗剤泡をかけて洗濯することによって、洗浄力を高めることができ、また、洗濯水を洗剤泡にすることにより、体積が増えるため、少ない洗濯水で洗濯兼脱水槽内の洗濯物に洗剤成分を汚れに作用させることができるとともに、上から洗剤泡をかけることにより、洗濯兼脱水槽の上にある洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗いむらを低減することができ、また、発生した洗剤泡が泡用通路から逃げないため、より多くの洗剤泡を上からかけて洗濯することができ、たくさんの洗剤成分を洗濯兼脱水槽内の洗濯物の汚れに作用させることができるため、洗浄力を高めることができる
【0041】
また、請求項に記載の発明によれば、発泡体は、軸方向が略水平の略円筒形状とし、その発泡体の両平面部側に保持部を設け、泡用通路内の内壁に前記保持部を係止する係止部を設けたから、発泡体を着脱自在に固定でき、また、保持部の発泡体からの抜けを防止でき、洗剤泡を確実に発生させることができる。
【0042】
また、請求項に記載の発明によれば、略円筒形状の発泡体の両平面部側に設けた保持部のうち、いずれか一方の保持部の内部を中空とし、一端をホースと接続し、他端を発泡体の内部と接続したから、保持部を空気送入部と兼用するため、部品点数の削減となり、組み立てが簡単にできる
図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】 (a)同洗濯機の発泡体の側断面図
(b)同洗濯機の発泡体の断面図
【図3】 同洗濯機の発泡体を泡用通路に取り付けた状態の拡大側断面図
【図4】 同洗濯機の発泡体を泡用通路に取り付けた状態の断面図
【図5】 同洗濯機のブロック回路図
【図6】 同洗濯機の発泡体を泡用通路に接して取り付けた状態の拡大側断面図
【図7】 同洗濯機の発泡体とは別の発泡体の断面図
【図8】 本発明の第2の実施例の洗濯機の発泡体を泡用通路に取り付けた状態の側断面図
【図9】 従来の洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
14 外槽
15 洗濯兼脱水槽
21 撹拌翼
22 カバー体
23 泡吐出部
24 泡用通路
25 開口部
26 発泡体
27 ホース
28 エアポンプ

Claims (3)

  1. 中央内底部に撹拌翼を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、前記外槽の上部開口部に取り付けたカバー体と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を回転駆動するモータと、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水弁と、洗剤泡を発生させるための発泡体と、ホースを介して前記発泡体と連通するエアポンプと、前記モータ、給水弁およびエアポンプなどの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記外槽には、その内部空間の一部を仕切って縦方向に長く上下端部に開口部を有する泡用通路を形成し前記泡用通路の上端部の開口部は、前記カバー体に設けられ前記洗濯兼脱水槽の内方向に開口した泡吐出部と連通し前記泡用通路の下端部の開口部は、前記外槽の内底部と連通し、記発泡体、前記泡用通路の内部の下端部近傍で、かつその中心が前記下端部の開口部の上端面より上になる位置に設けた洗濯機。
  2. 発泡体は、軸方向が略水平の略円筒形状とし、その両平面部側に保持部を設け、泡用通路内の内壁に前記保持部を係止する係止部を設けた請求項記載の洗濯機。
  3. 略円筒形状の発泡体の両平面部側に設けた保持部のうち、いずれか一方の保持部の内部を中空とし、一端をホースと接続し、他端を発泡体の内部と接続した請求項記載の洗濯機。
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