JP3747556B2 - 産業車両 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークリフト等の産業車両に係り、詳しくは座席シートが固定されたエンジンフードとカウンタウェイトとを備えた産業車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の産業車両、例えばフォークリフトは、図5に示すように、フォークリフト51の車体51aの前側に設けられたフォーク52に荷を載せ、所定の場所に荷を運搬している。また、車体51aの後側には、カウンタウェイト53が設けられている。フォーク52に荷を載せると、フォークリフト51の重心が前方に移動し、フォークリフト51の後側が浮き上がる。このため、フォークリフト51の後側に、重りとしての役割を果たすカウンタウェイト53が設けられている。これにより、フォークリフト51の荷役安定性及びフォークリフト51の走行安定性が保たれる。
【0003】
カウンタウェイト53の前方には、エンジン(図示せず)を覆うようにエンジンフード54が設けられ、エンジンフード54上には座席シート55が固定されている。エンジンフード54は、ヒンジ部材56を介してカウンタウェイト53に回動可能に連結されている。そして、エンジンの点検作業時はエンジンフード54が開放される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
フォークリフト51の安定性等を保つには、カウンタウェイト53を重くすることが必要であり、カウンタウェイト53は大きくなる。従来のフォークリフトは、エンジンフード54の上面とカウンタウェイト53の上面とがほぼ同じ高さに形成されているため、車体51aの後部が比較的長くなり、フォークリフトの旋回半径は大きくなる。フォークリフトの作業性を高めるため、旋回半径を小さくしたいという要求があり、この要求を満たすには、フォークリフト51の車体長を短くする必要がある。そして、カウンタウェイト53の重量を確保しつつフォークリフト51の車体長を短くするには、図5に鎖線で示すように、カウンタウェイト53を縦長にすることが考えられる。
【0005】
しかし、エンジンの保守点検等の作業を行う場合には、作業者は、エンジンフード54を開放させる必要がある。そして、カウンタウェイト53を縦長にしたフォークリフトについて、エンジンフード54を開放すると、エンジンフード54の上に固定された座席シート55がエンジンフード54の後方に設けられたカウンタウェイト53に当たり、エンジンフード54の開放角度が十分に確保できないといった問題がある。
【0006】
また、エンジンフードの開放方向をエンジンフードの側方にすれば、カウンタウェイトに当たることはない。しかし、開放されたエンジンフードは不安定になる。また、保守点検作業の際にエンジンフードを開放させるための余分な作業空間を確保する必要がある。
【0007】
一方、カウンタウェイトの高さに合わせてエンジンフードの位置を上げれば、エンジンフード開放時に座席シートがカウンタウェイトに当たってエンジンフードの開放角度を確保できなくなる問題は解消できる。しかし、座席シートの位置が高くなって、フォークリフトの重心が高くなる。従って、フォークリフトの走行安定性に欠けることとなる。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、旋回半径を小さくでき、しかもエンジンフードの開放角度を十分に確保することができる産業車両を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明では、座席シートが固定されたエンジンフードと、前記エンジンフードの後方に近接して配設されたカウンタウェイトとを備え、前記エンジンフードはカウンタウェイト側に開放される産業車両であって、前記カウンタウェイトの上端は前記エンジンフードより高い位置まで設けられ、前記カウンタウェイトの上面には、前記エンジンフード全開時の前記座席シート対応位置に前記座席シートの一部を収容可能な凹部が設けられ、前記凹部は、前記エンジンフード側も開放され、前記エンジンフードの全開時に前記座席シートの一部が収容された状態で前記座席シートの下方に収容空間が存在するように形成され、その底面には前記エンジンフード側に左右方向に延びる規制部が形成され、前記規制部には前記凹部の内側と外側とを連通させる連通部が形成された。
【0010】
請求項2に記載の発明では、請求項1の発明において、前記凹部の底面は、前記エンジンフード側に向かって下降傾斜するように形成されている。
【0012】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2の発明において、前記凹部底面には、緩衝部材が取り付けられている
従って、各請求項に記載の発明によれば、カウンタウェイトを縦長としたことから、産業車両の車体長が短くなる。このため、産業車両の旋回半径が小さくなる。また、エンジンフードの開放時に座席シートの一部が、カウンタウェイト上面に設けられた凹部に収容され、凹部がない場合に比較してエンジンフードの開放角度が大きくなる。また、エンジンフードの全開状態においても凹部に収容スペース存在するため、凹部を小物入れとして使用できる。そして、エンジンフード側に規制部を設けているので、エンジンフードの閉鎖時に凹部を小物入れとして使用したとき、小物が凹部外に出るのが規制部によって阻止される。また、規制部には連通部が設けられているので、凹部内に雨水が入っても連通部を通って流れ落ちる。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、凹部内に雨水が入っても傾斜により流れ落ちる。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、座席シートが凹部に当たっても、座席シートが傷つきにくくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明をフォークリフトに具体化した第1の実施の形態を、図1及び図2に従って説明する。
【0016】
図1に示すように、産業車両としてのフォークリフト1の車体1aの前側には、フォーク2が設けられている。一方、このフォーク2に荷を載せ、運搬する作業でのフォークリフトの安定性確保のため、車体1aの後側には、重りとしての役割を果たすカウンタウェイト3が設けられている。カウンタウェイト3は、後側が円弧形状に形成されている。そして、カウンタウェイト3は、前後方向の長さを短くするため、縦長に形成され、カウンタウェイト3の上端は、エンジンフード4の上端より高く形成されている。また、カウンタウェイト3の前側には、切欠部3bが設けられている。このカウンタウェイト3は、鉄板で所定の外径形状に形成された中空体に鉛を充填して形成されている。
【0017】
カウンタウェイト3には、エンジンフード4寄りの上面に凹部3aが形成されている。図2(a)に示すように、凹部3aは、エンジンフード4側にも開放されたほぼ半円柱形状の窪みにより形成されている。また、凹部3aの底面は、水平に形成されている。凹部3aを設けた位置は、エンジンフード全開時の座席シート対応位置、即ちエンジンフード4の上面が垂直となるエンジンフードの開放角度が90度の時に、座席シート5の上端後部5aが凹部3aの底面に接触する位置となるように設けられている。
【0018】
カウンタウェイト3の前方には、エンジン(図示せず)を覆うようにエンジンフード4が設けられており、エンジンフード4上には座席シート5が固定されている。
【0019】
エンジンフード4の後方には、ヘッドガード6を支持する2本の支柱7が設けられている。図2(a)に示すように、支柱7は、カウンタウェイト3に設けられた切欠部3bと対応する位置に配置されている。
【0020】
図2(a),(b)に示すように、支柱7には、第1ブラケット8が取り付けられている。第1ブラケット8は、四角形の板で形成されている。また、支柱7に溶接により固定されている。一方、エンジンフード4には、第2ブラケット9が取り付けられている。第2ブラケット9は、L字状に形成され、エンジンフード4の上部後方に溶接により固定されている。第2ブラケット9は、第1ブラケット8に対して回動軸10を介して回動可能に支持されている。そして、エンジンフード4は開放角度90度(エンジンフード4の上面が垂直となる状態)まで開放可能となっている。
【0021】
次に、上記のように構成されたフォークリフト1の作用について説明する。
エンジンの保守点検等の作業を行う場合、作業者はエンジンフード4を開放する。図1に二点鎖線で示すように、エンジンフード4を開放すると、エンジンフード4及び座席シート5は、回動軸10を中心として後方に回動される。すると、座席シート5は、座席シート5の上端後部5aがカウンタウェイト3の凹部3aの底面に接触するまで回動され、座席シート5の一部が凹部3a内に収容される。この時のエンジンフード4の開放角度はほぼ90度になる。
【0022】
カウンタウェイト3の上面に凹部3aを設けたことから、座席シート5の上端後部5aが凹部3aの底面に接触するまでエンジンフード4は開放される。このため、カウンタウェイト3の上端をエンジンフード4の上端より高い位置まで設けたフォークリフト1であっても、エンジンフード4の開放角度が大きくなり、エンジンの保守点検等の作業が行いやすくなる。
【0023】
また、エンジンフード4の開放角度はほぼ90度になることから、エンジンフード4及び座席シート5の重心は、カウンタウェイト3側に移動する。従って、エンジンフード4及び座席シート5は、凹部3aに係止され、エンジンフード4をステー等により係止する必要がなくなる。
【0024】
一方、カウンタウェイト3は、前後方向の長さを短くしているが、エンジンフード4の上端より高い縦長に形成されている。このため、カウンタウェイト3の重りとしての役割に問題は生じない。従って、フォークリフト1の荷役作業の際にもフォークリフト1は安定している。また、カウンタウェイト3の前後方向の長さが短くなった分だけ車体1a全体の長さが短くなり、フォークリフト1の旋回半径が小さくなる。
【0025】
上記実施の形態によれば、以下に示す効果を有する。
(イ)カウンタウェイト3に凹部3aを設けたことから、エンジンフード4を開放すると、座席シート5の一部が凹部3aに収容され、凹部3aがない場合に比較して全開時のエンジンフード4の開放角度が大きくなる。
【0026】
(ロ)エンジンフード4の開放角度はほぼ90度になることから、エンジンフード4及び座席シート5は、凹部3aに係止され、エンジンフード4をステー等により係止する必要がなくなる。
【0027】
(ハ)カウンタウェイト3を縦長にして、カウンタウェイト3の上端をエンジンフード4の上端より高く形成したことから、カウンタウェイト3の前後方向の長さを短くしてもカウンタウェイト3の重りとしての役割に問題は生じない。従って、フォークリフト1の荷役作業の際にもフォークリフト1は安定している。また、カウンタウェイト3の前後方向の長さを短くしたことにより、車体1a全体の長さが短くなって、フォークリフト1の旋回半径を小さくすることができる。その結果、フォークリフト1の作業性が向上する。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を図3(a),(b)に従って説明する。
なお、この実施の形態においては、前記第1の実施の形態と同様の部材については同一の符号を付して詳しい説明を省略する。従って、以下には第1の実施の形態と異なった点を中心に説明する。
【0028】
図3(a),(b)に示すように、この実施の形態では、凹部3aの形状が異なる点が第1の実施の形態と異なっている。
凹部3aは、エンジンフード4の全開時に座席シート5の一部が凹部3aに収容された状態での座席シート5の下方に収容空間11が存在するように形成されている。即ち、図3(a)に示すように、凹部3aのエンジンフード4側の底部に、さらにほぼ半円柱形状の凹部が設けられている。従って、凹部3aの底部は段差を有している。凹部3aのエンジンフード4側の底面には、エンジンフード4側に左右方向に延びる規制部としての突条12が形成されている。そして、突条12には、凹部3aの内側13と外側14とを連通させる連通部15が形成されている。なお、凹部3aを設けた位置は、第1の実施の形態と同様である。
【0029】
この実施の形態では、凹部3aのエンジンフード4側の底部にさらに凹部を設けたので、エンジンフード4の全開状態においても座席シート5の下方に収容空間11が存在する。このため、エンジンフード4の全開状態においても収容空間11に小物を置くことができる。
【0030】
また、エンジンフード4側に突条12を設けているので、凹部3aを小物入れとして使用したとき、凹部3a内に置かれた小物は、凹部3aから出にくく、フォークリフト1から落ちにくくなる。
【0031】
さらに、突条12には連通部15が設けられているので、凹部3a内に雨水が入っても、雨水は連通部15を通って凹部3a外に流れ落ちる。
この実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加えて、以下に示す効果を有する。
【0032】
(イ)エンジンフード4の全開状態においても凹部3a内に収容空間11が存在するため、凹部3aを小物入れとして使用できる。
(ロ)エンジンフード4側に突条12を設けているので、エンジンフード4の閉鎖時に凹部3aを小物入れとして使用したとき、小物が凹部3a外に出るのを突条12によって阻止でき、フォークリフト1から落ちにくくなる。
【0033】
(ハ)突条12には連通部15が設けられているので、凹部3a内に雨水が入っても連通部15を通って流れ落ち、雨水が凹部3a内に溜まることはない。
なお、実施の形態は上記に限らず、例えば以下の場合であってもよい。
○ エンジンフード4全開時の開放角度は90度に限らず、保守点検作業に支障がない程度に開放されていればよく、90度より小さくてもよい。この場合は開放状態に保持するステーが必要となる。従って、開放角度は90度以上である方が好ましい。90度より大きくする場合、エンジンフード4の幅を支柱7の幅より狭くする必要がある。
○ 凹部3aの底面は、例えば、図4(a)に示すように、エンジンフード4側に向かって下降傾斜するように形成してもよい。この場合、凹部3a内に雨水が入っても傾斜により流れ落ち、雨水が凹部3aに溜まることがなくなる。
○ 凹部3aの底面に、図4(b)に示すように、緩衝部材16を取り付けてもよい。緩衝部材16としては、例えばゴム、スポンジ等がある。この場合、座席シート5が凹部3aに当たっても、座席シート5が傷つきにくくなる。
○ 凹部3aの形状は、座席シート5の一部が収容可能であればよく、例えば、カウンタウェイト3の上面の内、座席シート5が当接する位置のみをくり抜いた穴を形成したものであってもよい。また、カウンタウェイト3の上面に前後方向又は左右方向に延びる溝を形成したものであってもよい。
○ 座席シート5の形状は、背もたれ後部が後方に傾斜したものに限らず、例えば背もたれ後部がエンジンフード4上面に対して垂直に形成されたものであってもよい。この場合、エンジンフード4全開時には、座席シート5の上端端部5aのみでなく、座席シート5の背もたれ後部上面が凹部3aの底面に接触する場合もある。
○ 第2の実施の形態において、連通部15に変えて孔を形成してもよい。孔は凹部3aの前方に設けたものの他、側方に設けてもよい。この場合であっても、雨水は孔を通って流れ落ち、凹部3aに雨水が溜まることはなくなる。
○ カウンタウェイト3の構成は、前記のものに限らず、全体を鉛あるいは鋳物で形成してもよい。
○ エンジンフード4は、ヒンジを介してカウンタウェイト3に回動可能に連結してもよい。
○ 突条12は、凹部3aに置いた小物を係止し、荷物の落下が防止できるものであればよく、例えば突起を点在させてもよい。
○ 第1ブラケット8の取付位置は、エンジンフード4後方であればよく、例えば回動軸10の位置が高くなるようにとりつけてもよい。この場合、回動軸10の位置が上昇したことに伴い、座席シート5がカウンタウェイト3の凹部3aに当接しにくくなり、エンジンフード4の開放角度が大きくなる。
【0034】
以下に、前記実施の形態から把握できる技術的思想を効果とともに説明する。
(1) エンジンフード幅を支柱間幅より狭くした。この場合、エンジンフードの開放角度を90度以上にすることができる。また、開放されたエンジンフード及び座席シートの重心がカウンタウェイト側に移動するので、全開状態においてエンジンフードをステー等により係止する必要がなくなる。
【0035】
(2) 前記産業車両は、フォークリフトである。この場合、旋回半径を小さくでき、しかもエンジンフードの開放角度を十分に確保することができるフォークリフトを提供できる。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、各請求項に記載の発明によれば、カウンタウェイトに凹部を設けたことから、エンジンフードを全開したとき、座席シートの一部が凹部に収容され、凹部がない場合に比較してエンジンフードの開放角度が大きくなる。また、カウンタウェイトを縦長にして、カウンタウェイトの上端をエンジンフードの上端より高く形成したことから、カウンタウェイトの重量を確保しつつ、カウンタウェイトの長さを短くすることができる。従って、フォークリフトの車体長さが短くなり、フォークリフトの旋回半径を小さくすることができる。また、エンジンフードの全開状態においても凹部内に収容空間が存在するため、凹部を小物入れとして使用できる。また、エンジンフード側に規制部を設けているので、エンジンフードの閉鎖時に凹部を小物入れとして使用したとき、小物が凹部外に出るのを規制部によって阻止でき、フォークリフトから落ちにくくなる。さらに、規制部には連通部が設けられているので、凹部内に雨水が入っても連通部を通って流れ落ち、雨水が凹部内に溜まりにくい。
【0037】
請求項2に記載の発明によれば、凹部内に雨水が入っても傾斜により流れ落ち、雨水が凹部に溜まることがなくなる。
【0039】
請求項3に記載の発明によれば、座席シートが凹部に当たっても、座席シートが傷つきにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のフォークリフトの一部破断概略側面図。
【図2】(a)は同じくエンジンフード付近の一部破断概略平面図、(b)は(a)の部分拡大図。
【図3】(a)は第2の実施の形態の一部破断概略部分側面図、(b)は同じく一部破断概略部分平面図。
【図4】(a),(b)は別の実施形態における一部破断概略部分側面図。
【図5】従来のフォークリフトの側面図。
【符号の説明】
1…産業車両としてのフォークリフト、3…カウンタウェイト、3a…凹部、4…エンジンフード、5…座席シート、11…収容空間、12…規制部としての突条、13…凹部内側、14…凹部外側、15…連通部、16…緩衝部材。
Claims (3)
- 座席シートが固定されたエンジンフードと、前記エンジンフードの後方に近接して配設されたカウンタウェイトとを備え、前記エンジンフードはカウンタウェイト側に開放される産業車両であって、
前記カウンタウェイトの上端は前記エンジンフードより高い位置まで設けられ、前記カウンタウェイトの上面には、前記エンジンフード全開時の前記座席シート対応位置に前記座席シートの一部を収容可能な凹部が設けられ、
前記凹部は、前記エンジンフード側も開放され、前記エンジンフードの全開時に前記座席シートの一部が収容された状態で前記座席シートの下方に収容空間が存在するように形成され、その底面には前記エンジンフード側に左右方向に延びる規制部が形成され、前記規制部には前記凹部の内側と外側とを連通させる連通部が形成されたことを特徴とする産業車両。 - 前記凹部の底面は、前記エンジンフード側に向かって下降傾斜するように形成されている請求項1に記載の産業車両。
- 前記凹部底面には、緩衝部材が取り付けられている請求項1又は2に記載の産業車両。
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