JP3746515B2 - 携帯電話接続システム - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、携帯電話用の接続システムに関し、特に携帯電話へのデータ、電力、及び他のアクセサリの接続を可能とするコネクタシステムに関する。
【背景技術】
声の伝送、コンピュータ、ファクス、及び他のデータ用のメディアとして携帯電話の使用の要求が増大している。携帯電話に取り付けられる部品を小さくすることについて強い要求があり、特に相互接続システムについて強い要求がある一方で特にコンピュータ化されたデータの伝送、或いは受信に関し外部機器との高信頼性の接続が必要とされている。更に、システムは小型で信頼性があるだけではなく、安価でなければならないが、それはこのような大量生産の消費財については特に重要である。更に、携帯電話がホルダ、或いは受け台に置かれているとき、或いはホルダから離れている時、データ、電力、及び他の用途に接続できる携帯電話接続システムを有することが望ましい。言い換えれば、コネクタシステムは可能ならば、ホルダに携帯電話を単に置くだけで迅速、且つ信頼性のある接続ができ、或いは、携帯電話がホルダから離れているときはケーブルコネクタに差し込んで迅速、且つ信頼性のある接続ができなければならない。電話が移動でき、及び接続回数が多いために、接続システムは堅固で外部の損傷から十分に保護されることも重要である。
【発明の開示】
従って、本発明の目的は、小型、堅固、且つ多用途の携帯電話接続システムを提供することである。
更に本発明の目的は、電力、及びデータ関連装置の如き複数の異なる装置用に接続するための小型の安価な携帯電話接続装置を提供することである。
本発明の目的は、絶縁ハウジングとその中に並置して配置された複数の同様なストリップコンタクトを有する、携帯電話に組み付けるための電話内コネクタを含む携帯電話接続システムを提供することにより達成される。このコンタクトはエッジコンタクトを受容するための頂部接触面と、プリント(PCB)板と接触するための接触部を有し、コネクタは、電力、データ、及び信号用コンタクトを有し、接続システムは、更に電話内コネクタと嵌合するための相補形のコネクタを有する。この相補形のコネクタの一つは、ハウジングに取り付けられ弾性的に変位可能なコンタクトを有するクレードルコネクタであり、このコンタクトは、非常に柔軟な蛇行したばね部を有し、長い移動距離を可能にしてコネクタの位置の公差を補償すると共に損傷からコンタクトを保護することもしている。クレードルコンタクトは略平坦な金属板から打ち抜かれ、電話内コネクタの相手方ストリップコンタクトと接触する接触部は、横に曲げようとする力に対して剛性を増大するためにそれらの長さに沿ってエンボスが形成されるのが有効である。クレードルコネクタは、電話内コネクタに係止されるためのラッチを設けることが有効であり、このラッチはクレードルコンタクトの先端を越えて伸び、その保護を確実にする。クレードルコンタクトは、クレードルコネクタハウジング内で、柔軟性があるためにばね部に損傷を受けることなく十分に変位されて、たとえ外部の物体がコンタクトへ衝突してもそれらは過応力によって損傷を受けることがないという効果を有する。更に、ラッチ手段は異なるプラグと異なるラッチ位置でラッチ係合するために電話内コネクタの複数のラッチ位置の位置決めにより、充電プラグ、或いは電話内コネクタとは別体の信号用コネクタの如き他の相補形コネクタのプラグ挿入を可能とする利点がある。これは、携帯電話が受け台、又はホルダステーションから離れているときに、別体の信号用、或いはバッテリー充電プラグを携帯電話に接続するのに有用である。一実施形態においては、電話内コネクタハウジングは、異なる用途用に異なるコネクタを受容するための複数の個別の室をそこ中に有してもよく、この室は、そこを横切って位置する複数の並置された略同じストリップコンタクトを有する中央支持部材によって横断されている。このコンタクトは、頂部接触面、及び頂部表面の端部から略直交して延びる側部接触面を有する。データコネクタのばね付勢されたコンタクトは、このように相手方コンタクトの頂面に対し当接してそれと接続することができるが、一方、電力用コネクタのフォーク形コンタクトは、相手方コンタクトの側面に接触してデータ、電力、或いは他の用途を電話内コンタクトへ同時に接続することをを可能にしている。
電話内コンタクトは接触用の頂壁及び側壁を有する複数の略同じターミナルを有する構造であるため、安価な接続システムが提供されるにも係わらずそこへ接続されるべき相当異なるコンタクト要件を有するコネクタを許容する。例えば、高電流の電力用コンタクトは側面に高い接触圧を加えることができるが、高電流を必要としないデータ用コンタクトは、電話内コンタクトの頂面に単に変位されているだけであり、これによって比較的低嵌合力で迅速、且つ信頼性のある接続を可能としている。更に、電話内コネクタは、電話を単に置くだけでクレードルコネクタに接続することができる。
電話内コネクタへのデータコネクタの正しい極性を確実にするために、電話内データコネクタ受容室は、データコネクタの側壁の長さに適合する異なる長さの対向する側壁を設けて確実に正しく方向付けをしてもよい。データコンタクトを保護するためにデータコンタクトの先端の上方に、或いは越えて延びるデータコネクタの側壁は、並置したデータコンタクトの列のいずれの側に設けてもよい。データコネクタの側壁には、データコンタクトの先端近傍の端部にラッチフック部材を設けることができ、側壁は弾性的に内側に変位可能であり電話内コネクタの側壁の肩と係合するラッチ部材として作用する。データコネクタは、ラッチ機構を解放するためにいずれかの側で把持(即ち、側壁に対し押圧)するのみで、電話内コネクタに迅速に差し込み、取り外しができる。
電話内コネクタ用コンタクトは、略一定幅の薄い金属ストリップから形成され、隣接する間隔を狭くし非常にコンパクトな配列で取り付けることができる。
他の実施形態では電話内コネクタのみが頂面を有し、クレードルコネクタは複数の同様な柔軟な略平板状のばねコンタクトを有するが、いずれも電力及びデータ用である。後者の接続システムは、非常に安価であり、また非常に簡単且つ信頼性のあるコネクタの接続を可能としている。後者の実施形態ではラッチ手段は、また案内手段でもあり極性を有し、特に信号用又は電力用コネクタの如き外部のコネクタの正確な方向付けを確実にしている。
電話内コネクタの接続部は、有利な実施形態では、コネクタのプリント板受容スロット内に逆に折り曲げられて電話用プリント板の端縁に沿う回路トレースに対し弾性的に変位する弾性接触ビームを有する。コネクタはこのように、電話内のプリント板の端縁に挿入されて、プリント板内に占める面積が最小になるようにしている。後者は、小型化及び携帯電話の部品点数の増大により重要であり、部品は可能な限り占有面積を最小にすべきである。
【発明を実施するための形態】
以下、本発明の実施形態について添付図を参照して詳細に説明する。
最初に図1乃至図3を参照すると、携帯電話接続システムは、携帯電話に組付けられる、特に携帯電話のプリント板に接続される電話内コネクタ2を有する。電話内コネクタ2は、夫々電力用、データ用、及びオーディオ用コネクタを受容して接続するための複数の室6、8、10を有する絶縁ハウジング4を含む。室6、8、10の中央を横切って延びるのは、ハウジング4の基壁14から頂壁16へ延びるコンタクト中央支持バー12であり、このコンタクト支持バー12は、ハウジング4の嵌合端18の下にある。ストリップ状に打ち抜き折り曲げされたコンタクトは、頂壁21及び側部接触壁22(図16参照)を有し中央支持バー12を横切って位置し、U字状にその周りに折り曲げられる。コンタクト20は、底壁14を通って一つの側壁22からハウジング4のプリント板受容端24の方へ延びている延長部を有し、この延長部は接触部21、22の方へ逆に上方へ折り曲げられて接触部26を形成する。接触部26は、プリント板受容端24から延びるスロット28から離隔している。携帯電話のプリント板は、このようにしてスロット28に挿入されて、接触部26はその回路トレースに対し弾性的に変位されて、コンタクトとプリント板が相互接続される。コンタクト20は、略一定幅の金属ストリップ形状であるので、互いに近接して並置し非常に小型の配列にすることができる。
ハウジング4の室6、8、10は、中央支持バー12へ平行に延び、端部が端壁32によって連結された、ハウジング4の側壁30によって形成され、それにより隣接する室は、ハウジング室内で側壁30から延びる壁34によって部分的に仕切られている。
データプラグ室8は、側壁30の内側に沿って嵌合面32近傍に延びるラッチ肩36、38を含み、一つのラッチ肩36は、データプラグの極性付けの為の他のラッチ肩38より長い。後者によってデータプラグが、電話内コネクタのデータコンタクトに確実、且つ正確に接続される。
図4乃至図7、及び図16を参照すると、データプラグ40は、絶縁ハウジング42、及びこの絶縁ハウジング42内のキャビティ46に取り付けられた複数のデータコンタクト44を有する。コンタクト44は、相互に連結する複数のU曲げ部を形成した非常に柔軟なばね部48を有する略平坦な打ち抜かれた金属板、及びハウジング42の嵌合面壁54を通るスロット52を通過して突出する接触部50を含む。接触部50は、嵌合面54を超えて突出する湾曲した接触端52を有し、コンタクトのばね部は接触端を嵌合面54の下に変位させるのに十分な柔軟性を有している。これらのコンタクトは、公差を大きく吸収することを可能にする一方で、相手方コンタクトに対し、略一定の接触圧を維持している。
並置したコンタクト44の列の各側に接しているのは、ハウジング42から一体に延びる自由端64を有する弾性ラッチ部材58、60であり、自由端64は上方に延びコンタクト44の先端を僅かに越えてコンタクト44を保護する。ラッチアーム58は、それらの自由端に電話内コネクタハウジングのラッチ肩38と係合してデータコネクタを電話内コネクタに確実に保持するフック部材66を含む。データコネクタは、その各側を保持して弾性ラッチ部材58、60を押圧することにより電話内コネクタから簡単に抜去できる。対向するラッチ部材66、64は、夫々ラッチ肩36、38の長さに等しい異なる長さを有し、電話内コネクタに対するデータコネクタの正しい極性付けを確実にしている。データプラグが電話内コネクタ2にラッチ止めされると、電話内コンタクト20の頂面21に対しコンタクト端52が変位される。データコネクタコンタクトが柔軟であり、それらが保護され、及び電話内コネクタの頂面21が形成されていることにより、電話内コネクタは、図11に示すごとくデータコネクタのデータコンタクト44に非常に似ているデータコンタクトを有するクレードルコネクタ80に簡単に押し込むことができる。後者により信頼性のある、簡単な接続が行われる。
図15、及び図8乃至図10を参照すると、オーディオコネクタ100は、絶縁ハウジング102、及びこのハウジング102のキャビティ106内に位置し、並置された複数の板状フォーク形コンタクト104を有する。フォーク形コンタクト104は、基部108、及びそこからハウジング102の嵌合面112へ延びる片持状の一対の離隔した接触アーム110を有する。弾性接触アーム110は、電話内コンタクトの側壁22と接触するそれらの自由端116近傍にある接触突起114を有する。それが打ち抜かれた金属板の平面内で接触アームが弾性的に曲げられているために、比較的高い弾性力を有し相手方コンタクトの側壁22に対し高い接触圧を付与する。
図9及び図10を参照すると、電力用コネクタは図8及び図8aのオーディオコネクタと極めて類似の手法で構成されているが、電源用コンタクトに高い電圧が加わるため絶縁壁120によって分離された2個のフォーク形コンタクトのみがあり、これにより電力用コンタクト間に漏電、或いはスパークが生じることが阻止される。
図17乃至図29を参照して、携帯電話接続システムの第2実施形態について説明する。最初に図17乃至図21を参照して、電話内コネクタ202は携帯電話のプリント板205の端縁203に、電話の電力とデータの機能を接続するために組付けるためのものである。電話内コネクタ202は絶縁ハウジング204及び複数の打ち抜き形成されたコンタクト206を有する。コンタクト206は相補形コネクタ、或いは携帯電話接続システムのコネクタと嵌合する為の接触部208、及びプリント板の端縁203に沿う回路トレース211に対し弾性的に変位するプリント板接続部210を含む。
コンタクト206は、略一定の幅Wの金属ストリップ内に並置して打ち抜き折り曲げされる。接触部208は、接触パッド212を形成する実質的に平坦な頂面であり、相手方コンタクトがそれに対し単に変位される。パッド212は、ハウジングの凹部214内に位置し、外部の物体に対する幾分かの保護となっている。コンタクト212は、壁部216によって互いに仕切られ、外部の物体に対する更なる保護、及び隣接するコンタクト間及び外部の物体間の電気的な抵抗となっている。コネクタハウジング204には、コンタクト206をその中に受容するために個別のスロット218が設けられており、コンタクトの幅とスロット218の間に締まり嵌めがなされてコンタクトはその中に保持される。プリント板接続部210には、逆向きに折り曲げられ、プリント板の端縁223を受容するキャビティ224内に変位された接触凸部222を有する片持ち梁の接触アーム220が設けられる。コネクタ202が、プリント板205の端縁上に位置し、弾性コンタクトが逆向きに折り曲げられて端縁に近接して位置する為に、コネクタはプリント板205に非常に短くかつ最小の面積で接続される。これにより、非常に小型となり、プリント板上の面積はわずかで良い。
コネクタ202には、相補形コネクタの相補形のラッチ部材を受容するためのキャビティ226、228が形成されている。ラッチ部材226、228は、コネクタの端部ではなく、コンタクト206間に位置しており、オーディオ、データの如き別体のプラグ、或いは電力用プラグを電話内コネクタの一方のラッチ部材226、或いは他方のラッチ部材228、或いはクレードルコネクタの場合両方に接続することができ、これにより種々のコネクタシステムが電話内コネクタ202に接続可能となる。電話がそのホルダ、或いは受け台から離れていた場合、電力用プラグ、及び信号用プラグを、例えば隣接して、夫々ラッチ部材226、及びラッチ部材228へ確実にラッチ係合して同時に接続することができる。
図22乃至図26を参照すると、携帯電話接続システムは、携帯電話が受容されるベースステーション、受け台、或いはホルダのプリント板221に取り付けるためのクレゾールコネクタ230を含む。このホルダ、或いは受け台は、例えば自動車内に設けられても良く、また電話に電力、データ信号及び他の機能を供給しても良い。クレードルコネクタ230は、絶縁ハウジング232、及び金属板から打ち抜き成型され並置された、電話内コネクタのコンタクト206と接触する複数の略平板状のコンタクト234を有する。コンタクト234は、第一実施形態のデータ用コンタクト44と構成が同様であり、電力用プラグコネクタのコンタクトの図29に示したのと同じ非常に柔軟な曲がりくねったばね部236、及びコネクタハウジングの頂壁242を通過して延びるキャビティ240を通過して突出する接触部238を有する。
クレードルコネクタ230では、接地用コンタクトの如きある種のコンタクトの先端257は、信号用コンタクトの先端259を超えて延び、最初に接地接続し、最後に接地接続を解除して静電気による放電を小さくし、或いは阻止している。
クレードルコネクタ230は、ハウジングの頂壁242の隅部に取り付けられた短絡バー235を更に有する。各接触部238は、その下側を横に延びる延長部239を有する。この延長部239は、第1肩241、及びそこから段差となり自由端245(図25d参照)へ延びる第2肩243を有する。短絡バー235は、接地コンタクト257に整列して位置決めされた切欠き(凹み)247を設けた金属板である。下側のコンタクト259の第1肩241は、接地ストリップ235に当接し、これにより切欠き247を形成しているので、接地コンタクト257は、その第2肩243で短絡バー235と当接して、最初に接触し最後に接触を解除する為に更に上方に延びるコンタクトを得ている。全てのコンタクト257、259はこのように同様な手法で製造することができ、非常に簡単な短絡バーには一定の間隔で切欠きを設けるだけで良く、製造方法及び組み立てを非常に安価にしている。短絡バー235は、ハウジングの全長を超えて連続したストリップとして延び、複数のクレードルコネクタ230をまとめて連結して取り扱い或いは運搬するのに用いられ、次に短絡バーを剪断し、そこに取り付けられたコネクタが切り離される。
コンタクト234は、その基部229が取り付けられている別体の絶縁ベース231を設けてクレードルコネクタハウジング232に組み付ける事が出来る。絶縁ベース231には立壁227を設けてコンタクトのばね部236を分離し、案内し、支持することができる。絶縁ベース231及びコンタクト234は、ハウジング232の取り付け面から挿入され、ラッチ手段或いは他の手段により確実にそこへ固定される。ハウジング232の取り付け面223に近い側壁を貫通するキャビティ225は、コンタクトの基部229の延長部を受容して、基部をハウジング内に確実に固定する。ハウジングは簡単かつ安価に組み立てられる。
図27乃至図29には、クレードルコネクタ230のコンタクト234と同様な、バネ端接触部を有する電力用プラグ233が示されている。接触部238は、キャビティ240内で十分変位され、かつ多数の曲がりくねった形状による非常に柔軟なばねのおかげで、コンタクトへの過応力、あるいは損傷の虞れはない。接触部238の横の曲げ強度は、接触部に凸部250をエンボス加工することによって増大する。接触部がキャビティ240内に完全に受容可能であることに加えてこの構成によってコネクタの強度は相当増大し、これにより、コンタクトに衝突する可能性の或る外部の物体から保護される。更に、コンタクト234が略平板状であることと、コネクタ230、及びプラグコネクタ233の如き他のコネクタのコンタクトと同じものを使用していることにより、小型、且つ安価な設計が達成される。
クレードルコネクタ230には、電話内コネクタ202のラッチキャビティ226、228内に夫々受容されるラッチ254、256が形成されている。プラグコネクタ233には、電話内コネクタ202のラッチキャビティ266の一つに受容される同様なラッチ258が設けられる。ラッチ254、256、258は、最も外側のコンタクトの先端257を超えて十分に延びているので、コンタクトの保護手段となり、且つ相手方のコンタクトと接触する前に確実に嵌合中のコネクタが正しく位置決めされ、案内される。ラッチ254、256、258は、電話内コネクタキャビティ226の極性付け凹部262と相補形の極性付け突起260(図27参照)を有し、プラグコネクタ233、及び携帯電話システムの他のコネクタが電話内コネクタに確実に正しく方向付けされる。
図27乃至図29を参照して、電力用プラグ233は、絶縁体突き刺し(ピアシング)接続部270を有し、この接続部270は、ばね部236から延びハウジング268の端壁274を通って延びるキャビティ272を通過して受容される電力ケーブルを突き刺す。スタッファキャップ276は横断キャビティ278内に受容され案内されてケーブルをピアシングコンタクト280上へ押圧してケーブルの内部導体と接続する。
図30a及び図30bを参照すると、クレードルコネクタ230は、図30aに示す如く垂直に取り付けられてコンタクト234の接続部271がプリント板221の貫通孔内に取り付けられるか、或いは図30bに示すごとくコネクタは直交して取り付けられる。図30bのコネクタの方向は、接続部271がプリント板221の回路パッド上に配置されてその上に引き続き半田付けされるような方向であり、クレードルコネクタの端壁275には肩273が形成されて、ハウジングをプリント板の平面に対し正しく位置決めすると共に位置合わせしている。
図31a及び図31bを参照すると、クレードルコネクタ230'の代替実施形態が示されている。クレードルコネクタ230'は、前述のクレードルコネクタ230と極めて類似しているが若干の相違があり、これについては絶縁ベース231'に関して説明する。ベース231'は、図31bに示すごとくプリント板221に当接する斜面223'を有し、この斜面223'はプリント板の平面に関してコネクタが鋭角に延長されて形成される。コンタクト234'のベース229'は、取り付け面223'へ位置合わせし、且つ平行な部分282を有する延長部280を設けて、これをプリント板221の回路トレースへ当接させて接続することができる。ベース231'はプリント板のキャビティ286内に垂直位置に挿入される鉤部284を有し、これによりコネクタ230は、取り付け面223'がプリント板に対し当接するまで回転させることができ、鉤部284は、プリント板の穴286のコーナー290に対し延長部288を係合させてプリント板にベース231を錠止する。組み立て容易でありながらプリント板へコネクタを堅固に取り付け可能にしている。第1実施形態のコンタクト234に対し、コンタクト234'は僅かに変更が加えられ、また前述の実施形態のハウジングと同様なハウジング232'を使用しているが、単に異なるベース231'を用いることにより図30aに示すごとく垂直か、図30bに示すごとく水平か、或いは図31bに示すごとく傾斜した種々の異なる角度で取り付けられる安価なコネクタ230、230'を提供している。
従って、携帯電話用の非常に小型の接続システムが提供されることが利点となり、この接続システムは容易に、迅速に接続される(例えば、電話がベースステーションのコネクタ上に置かれる)非常に小型に配列された高低両電力接続用に供給される。後者は更に非常に安価な方法でなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の電話内コネクタの斜視図である。
【図2】図1のコネクタの平面図である。
【図3】図2の矢印3方向の図である。
【図4】第一実施形態のデータコネクタの斜視図である。
【図5】図4のコネクタの嵌合面の図である。
【図6】図5の矢印6方向の図である。
【図7】図5の矢印7方向の図である。
【図8】第1実施形態のオーディオプラグの斜視図である。
【図8a】オーディオプラグの嵌合面の図である。
【図9】第1実施形態の電力用プラグの斜視図である。
【図10】図9の電力用プラグの嵌合面の図である。
【図11】第1実施形態のクレードルコネクタの斜視図である。
【図12】図11のコネクタの嵌合面の図である。
【図13】図12の矢印13方向の図である。
【図14】図12の矢印14方向の図である。
【図15】第1実施形態の電話内コネクタに嵌合されたオーディオプラグの断面した斜視図である。
【図16】第1実施形態の電話内コネクタに接続されたデータプラグの断面した3次元斜視図である。
【図17】電話内コネクタの第2実施形態の嵌合面の斜視図である。
【図18】図17の矢印18方向の図である。
【図19】図17の矢印19方向の図である。
【図20】図17の20−20線に沿う断面図である。
【図21】図17乃至図20のコネクタへ接続されるプリント板の部分である。
【図22】図17乃至図20の電話内コネクタに嵌合するクレードルコネクタの第2実施形態の平面図である。
【図23】図22の矢印23方向の図である。
【図24】図22の矢印24方向の図である。
【図25a】図22の矢印25a方向の図である。
【図25b】図22の線25bに沿う断面図である。
【図25c】図22の線25cに沿う断面図である。
【図25d】図22のコネクタのコンタクト及びショーティングバーの斜視図である。
【図26】図22乃至図25のクレードルコネクタへ接続されるプリント板の部分である。
【図27】図18乃至図20の電話内コネクタに接続される別体の電力用プラグの斜視図である。
【図28】図27のプラグの嵌合面の図である。
【図29】図28の29−29線に沿う断面図である。
【図30a】プリント板へ取り付けられた、図22のクレードルコネクタの側面図である。
【図30b】プリント板へ図30aの方向とは異なる方向に取り付けられた、図22のクレードルコネクタの側面図である。
【図31a】プリント板へ傾斜して取り付けられる他の実施形態のクレードルコネクタの断面図である。
【図31b】プリント板へ傾斜して取り付けられる他の実施形態のクレードルコネクタの断面図である。
本発明は、携帯電話用の接続システムに関し、特に携帯電話へのデータ、電力、及び他のアクセサリの接続を可能とするコネクタシステムに関する。
【背景技術】
声の伝送、コンピュータ、ファクス、及び他のデータ用のメディアとして携帯電話の使用の要求が増大している。携帯電話に取り付けられる部品を小さくすることについて強い要求があり、特に相互接続システムについて強い要求がある一方で特にコンピュータ化されたデータの伝送、或いは受信に関し外部機器との高信頼性の接続が必要とされている。更に、システムは小型で信頼性があるだけではなく、安価でなければならないが、それはこのような大量生産の消費財については特に重要である。更に、携帯電話がホルダ、或いは受け台に置かれているとき、或いはホルダから離れている時、データ、電力、及び他の用途に接続できる携帯電話接続システムを有することが望ましい。言い換えれば、コネクタシステムは可能ならば、ホルダに携帯電話を単に置くだけで迅速、且つ信頼性のある接続ができ、或いは、携帯電話がホルダから離れているときはケーブルコネクタに差し込んで迅速、且つ信頼性のある接続ができなければならない。電話が移動でき、及び接続回数が多いために、接続システムは堅固で外部の損傷から十分に保護されることも重要である。
【発明の開示】
従って、本発明の目的は、小型、堅固、且つ多用途の携帯電話接続システムを提供することである。
更に本発明の目的は、電力、及びデータ関連装置の如き複数の異なる装置用に接続するための小型の安価な携帯電話接続装置を提供することである。
本発明の目的は、絶縁ハウジングとその中に並置して配置された複数の同様なストリップコンタクトを有する、携帯電話に組み付けるための電話内コネクタを含む携帯電話接続システムを提供することにより達成される。このコンタクトはエッジコンタクトを受容するための頂部接触面と、プリント(PCB)板と接触するための接触部を有し、コネクタは、電力、データ、及び信号用コンタクトを有し、接続システムは、更に電話内コネクタと嵌合するための相補形のコネクタを有する。この相補形のコネクタの一つは、ハウジングに取り付けられ弾性的に変位可能なコンタクトを有するクレードルコネクタであり、このコンタクトは、非常に柔軟な蛇行したばね部を有し、長い移動距離を可能にしてコネクタの位置の公差を補償すると共に損傷からコンタクトを保護することもしている。クレードルコンタクトは略平坦な金属板から打ち抜かれ、電話内コネクタの相手方ストリップコンタクトと接触する接触部は、横に曲げようとする力に対して剛性を増大するためにそれらの長さに沿ってエンボスが形成されるのが有効である。クレードルコネクタは、電話内コネクタに係止されるためのラッチを設けることが有効であり、このラッチはクレードルコンタクトの先端を越えて伸び、その保護を確実にする。クレードルコンタクトは、クレードルコネクタハウジング内で、柔軟性があるためにばね部に損傷を受けることなく十分に変位されて、たとえ外部の物体がコンタクトへ衝突してもそれらは過応力によって損傷を受けることがないという効果を有する。更に、ラッチ手段は異なるプラグと異なるラッチ位置でラッチ係合するために電話内コネクタの複数のラッチ位置の位置決めにより、充電プラグ、或いは電話内コネクタとは別体の信号用コネクタの如き他の相補形コネクタのプラグ挿入を可能とする利点がある。これは、携帯電話が受け台、又はホルダステーションから離れているときに、別体の信号用、或いはバッテリー充電プラグを携帯電話に接続するのに有用である。一実施形態においては、電話内コネクタハウジングは、異なる用途用に異なるコネクタを受容するための複数の個別の室をそこ中に有してもよく、この室は、そこを横切って位置する複数の並置された略同じストリップコンタクトを有する中央支持部材によって横断されている。このコンタクトは、頂部接触面、及び頂部表面の端部から略直交して延びる側部接触面を有する。データコネクタのばね付勢されたコンタクトは、このように相手方コンタクトの頂面に対し当接してそれと接続することができるが、一方、電力用コネクタのフォーク形コンタクトは、相手方コンタクトの側面に接触してデータ、電力、或いは他の用途を電話内コンタクトへ同時に接続することをを可能にしている。
電話内コンタクトは接触用の頂壁及び側壁を有する複数の略同じターミナルを有する構造であるため、安価な接続システムが提供されるにも係わらずそこへ接続されるべき相当異なるコンタクト要件を有するコネクタを許容する。例えば、高電流の電力用コンタクトは側面に高い接触圧を加えることができるが、高電流を必要としないデータ用コンタクトは、電話内コンタクトの頂面に単に変位されているだけであり、これによって比較的低嵌合力で迅速、且つ信頼性のある接続を可能としている。更に、電話内コネクタは、電話を単に置くだけでクレードルコネクタに接続することができる。
電話内コネクタへのデータコネクタの正しい極性を確実にするために、電話内データコネクタ受容室は、データコネクタの側壁の長さに適合する異なる長さの対向する側壁を設けて確実に正しく方向付けをしてもよい。データコンタクトを保護するためにデータコンタクトの先端の上方に、或いは越えて延びるデータコネクタの側壁は、並置したデータコンタクトの列のいずれの側に設けてもよい。データコネクタの側壁には、データコンタクトの先端近傍の端部にラッチフック部材を設けることができ、側壁は弾性的に内側に変位可能であり電話内コネクタの側壁の肩と係合するラッチ部材として作用する。データコネクタは、ラッチ機構を解放するためにいずれかの側で把持(即ち、側壁に対し押圧)するのみで、電話内コネクタに迅速に差し込み、取り外しができる。
電話内コネクタ用コンタクトは、略一定幅の薄い金属ストリップから形成され、隣接する間隔を狭くし非常にコンパクトな配列で取り付けることができる。
他の実施形態では電話内コネクタのみが頂面を有し、クレードルコネクタは複数の同様な柔軟な略平板状のばねコンタクトを有するが、いずれも電力及びデータ用である。後者の接続システムは、非常に安価であり、また非常に簡単且つ信頼性のあるコネクタの接続を可能としている。後者の実施形態ではラッチ手段は、また案内手段でもあり極性を有し、特に信号用又は電力用コネクタの如き外部のコネクタの正確な方向付けを確実にしている。
電話内コネクタの接続部は、有利な実施形態では、コネクタのプリント板受容スロット内に逆に折り曲げられて電話用プリント板の端縁に沿う回路トレースに対し弾性的に変位する弾性接触ビームを有する。コネクタはこのように、電話内のプリント板の端縁に挿入されて、プリント板内に占める面積が最小になるようにしている。後者は、小型化及び携帯電話の部品点数の増大により重要であり、部品は可能な限り占有面積を最小にすべきである。
【発明を実施するための形態】
以下、本発明の実施形態について添付図を参照して詳細に説明する。
最初に図1乃至図3を参照すると、携帯電話接続システムは、携帯電話に組付けられる、特に携帯電話のプリント板に接続される電話内コネクタ2を有する。電話内コネクタ2は、夫々電力用、データ用、及びオーディオ用コネクタを受容して接続するための複数の室6、8、10を有する絶縁ハウジング4を含む。室6、8、10の中央を横切って延びるのは、ハウジング4の基壁14から頂壁16へ延びるコンタクト中央支持バー12であり、このコンタクト支持バー12は、ハウジング4の嵌合端18の下にある。ストリップ状に打ち抜き折り曲げされたコンタクトは、頂壁21及び側部接触壁22(図16参照)を有し中央支持バー12を横切って位置し、U字状にその周りに折り曲げられる。コンタクト20は、底壁14を通って一つの側壁22からハウジング4のプリント板受容端24の方へ延びている延長部を有し、この延長部は接触部21、22の方へ逆に上方へ折り曲げられて接触部26を形成する。接触部26は、プリント板受容端24から延びるスロット28から離隔している。携帯電話のプリント板は、このようにしてスロット28に挿入されて、接触部26はその回路トレースに対し弾性的に変位されて、コンタクトとプリント板が相互接続される。コンタクト20は、略一定幅の金属ストリップ形状であるので、互いに近接して並置し非常に小型の配列にすることができる。
ハウジング4の室6、8、10は、中央支持バー12へ平行に延び、端部が端壁32によって連結された、ハウジング4の側壁30によって形成され、それにより隣接する室は、ハウジング室内で側壁30から延びる壁34によって部分的に仕切られている。
データプラグ室8は、側壁30の内側に沿って嵌合面32近傍に延びるラッチ肩36、38を含み、一つのラッチ肩36は、データプラグの極性付けの為の他のラッチ肩38より長い。後者によってデータプラグが、電話内コネクタのデータコンタクトに確実、且つ正確に接続される。
図4乃至図7、及び図16を参照すると、データプラグ40は、絶縁ハウジング42、及びこの絶縁ハウジング42内のキャビティ46に取り付けられた複数のデータコンタクト44を有する。コンタクト44は、相互に連結する複数のU曲げ部を形成した非常に柔軟なばね部48を有する略平坦な打ち抜かれた金属板、及びハウジング42の嵌合面壁54を通るスロット52を通過して突出する接触部50を含む。接触部50は、嵌合面54を超えて突出する湾曲した接触端52を有し、コンタクトのばね部は接触端を嵌合面54の下に変位させるのに十分な柔軟性を有している。これらのコンタクトは、公差を大きく吸収することを可能にする一方で、相手方コンタクトに対し、略一定の接触圧を維持している。
並置したコンタクト44の列の各側に接しているのは、ハウジング42から一体に延びる自由端64を有する弾性ラッチ部材58、60であり、自由端64は上方に延びコンタクト44の先端を僅かに越えてコンタクト44を保護する。ラッチアーム58は、それらの自由端に電話内コネクタハウジングのラッチ肩38と係合してデータコネクタを電話内コネクタに確実に保持するフック部材66を含む。データコネクタは、その各側を保持して弾性ラッチ部材58、60を押圧することにより電話内コネクタから簡単に抜去できる。対向するラッチ部材66、64は、夫々ラッチ肩36、38の長さに等しい異なる長さを有し、電話内コネクタに対するデータコネクタの正しい極性付けを確実にしている。データプラグが電話内コネクタ2にラッチ止めされると、電話内コンタクト20の頂面21に対しコンタクト端52が変位される。データコネクタコンタクトが柔軟であり、それらが保護され、及び電話内コネクタの頂面21が形成されていることにより、電話内コネクタは、図11に示すごとくデータコネクタのデータコンタクト44に非常に似ているデータコンタクトを有するクレードルコネクタ80に簡単に押し込むことができる。後者により信頼性のある、簡単な接続が行われる。
図15、及び図8乃至図10を参照すると、オーディオコネクタ100は、絶縁ハウジング102、及びこのハウジング102のキャビティ106内に位置し、並置された複数の板状フォーク形コンタクト104を有する。フォーク形コンタクト104は、基部108、及びそこからハウジング102の嵌合面112へ延びる片持状の一対の離隔した接触アーム110を有する。弾性接触アーム110は、電話内コンタクトの側壁22と接触するそれらの自由端116近傍にある接触突起114を有する。それが打ち抜かれた金属板の平面内で接触アームが弾性的に曲げられているために、比較的高い弾性力を有し相手方コンタクトの側壁22に対し高い接触圧を付与する。
図9及び図10を参照すると、電力用コネクタは図8及び図8aのオーディオコネクタと極めて類似の手法で構成されているが、電源用コンタクトに高い電圧が加わるため絶縁壁120によって分離された2個のフォーク形コンタクトのみがあり、これにより電力用コンタクト間に漏電、或いはスパークが生じることが阻止される。
図17乃至図29を参照して、携帯電話接続システムの第2実施形態について説明する。最初に図17乃至図21を参照して、電話内コネクタ202は携帯電話のプリント板205の端縁203に、電話の電力とデータの機能を接続するために組付けるためのものである。電話内コネクタ202は絶縁ハウジング204及び複数の打ち抜き形成されたコンタクト206を有する。コンタクト206は相補形コネクタ、或いは携帯電話接続システムのコネクタと嵌合する為の接触部208、及びプリント板の端縁203に沿う回路トレース211に対し弾性的に変位するプリント板接続部210を含む。
コンタクト206は、略一定の幅Wの金属ストリップ内に並置して打ち抜き折り曲げされる。接触部208は、接触パッド212を形成する実質的に平坦な頂面であり、相手方コンタクトがそれに対し単に変位される。パッド212は、ハウジングの凹部214内に位置し、外部の物体に対する幾分かの保護となっている。コンタクト212は、壁部216によって互いに仕切られ、外部の物体に対する更なる保護、及び隣接するコンタクト間及び外部の物体間の電気的な抵抗となっている。コネクタハウジング204には、コンタクト206をその中に受容するために個別のスロット218が設けられており、コンタクトの幅とスロット218の間に締まり嵌めがなされてコンタクトはその中に保持される。プリント板接続部210には、逆向きに折り曲げられ、プリント板の端縁223を受容するキャビティ224内に変位された接触凸部222を有する片持ち梁の接触アーム220が設けられる。コネクタ202が、プリント板205の端縁上に位置し、弾性コンタクトが逆向きに折り曲げられて端縁に近接して位置する為に、コネクタはプリント板205に非常に短くかつ最小の面積で接続される。これにより、非常に小型となり、プリント板上の面積はわずかで良い。
コネクタ202には、相補形コネクタの相補形のラッチ部材を受容するためのキャビティ226、228が形成されている。ラッチ部材226、228は、コネクタの端部ではなく、コンタクト206間に位置しており、オーディオ、データの如き別体のプラグ、或いは電力用プラグを電話内コネクタの一方のラッチ部材226、或いは他方のラッチ部材228、或いはクレードルコネクタの場合両方に接続することができ、これにより種々のコネクタシステムが電話内コネクタ202に接続可能となる。電話がそのホルダ、或いは受け台から離れていた場合、電力用プラグ、及び信号用プラグを、例えば隣接して、夫々ラッチ部材226、及びラッチ部材228へ確実にラッチ係合して同時に接続することができる。
図22乃至図26を参照すると、携帯電話接続システムは、携帯電話が受容されるベースステーション、受け台、或いはホルダのプリント板221に取り付けるためのクレゾールコネクタ230を含む。このホルダ、或いは受け台は、例えば自動車内に設けられても良く、また電話に電力、データ信号及び他の機能を供給しても良い。クレードルコネクタ230は、絶縁ハウジング232、及び金属板から打ち抜き成型され並置された、電話内コネクタのコンタクト206と接触する複数の略平板状のコンタクト234を有する。コンタクト234は、第一実施形態のデータ用コンタクト44と構成が同様であり、電力用プラグコネクタのコンタクトの図29に示したのと同じ非常に柔軟な曲がりくねったばね部236、及びコネクタハウジングの頂壁242を通過して延びるキャビティ240を通過して突出する接触部238を有する。
クレードルコネクタ230では、接地用コンタクトの如きある種のコンタクトの先端257は、信号用コンタクトの先端259を超えて延び、最初に接地接続し、最後に接地接続を解除して静電気による放電を小さくし、或いは阻止している。
クレードルコネクタ230は、ハウジングの頂壁242の隅部に取り付けられた短絡バー235を更に有する。各接触部238は、その下側を横に延びる延長部239を有する。この延長部239は、第1肩241、及びそこから段差となり自由端245(図25d参照)へ延びる第2肩243を有する。短絡バー235は、接地コンタクト257に整列して位置決めされた切欠き(凹み)247を設けた金属板である。下側のコンタクト259の第1肩241は、接地ストリップ235に当接し、これにより切欠き247を形成しているので、接地コンタクト257は、その第2肩243で短絡バー235と当接して、最初に接触し最後に接触を解除する為に更に上方に延びるコンタクトを得ている。全てのコンタクト257、259はこのように同様な手法で製造することができ、非常に簡単な短絡バーには一定の間隔で切欠きを設けるだけで良く、製造方法及び組み立てを非常に安価にしている。短絡バー235は、ハウジングの全長を超えて連続したストリップとして延び、複数のクレードルコネクタ230をまとめて連結して取り扱い或いは運搬するのに用いられ、次に短絡バーを剪断し、そこに取り付けられたコネクタが切り離される。
コンタクト234は、その基部229が取り付けられている別体の絶縁ベース231を設けてクレードルコネクタハウジング232に組み付ける事が出来る。絶縁ベース231には立壁227を設けてコンタクトのばね部236を分離し、案内し、支持することができる。絶縁ベース231及びコンタクト234は、ハウジング232の取り付け面から挿入され、ラッチ手段或いは他の手段により確実にそこへ固定される。ハウジング232の取り付け面223に近い側壁を貫通するキャビティ225は、コンタクトの基部229の延長部を受容して、基部をハウジング内に確実に固定する。ハウジングは簡単かつ安価に組み立てられる。
図27乃至図29には、クレードルコネクタ230のコンタクト234と同様な、バネ端接触部を有する電力用プラグ233が示されている。接触部238は、キャビティ240内で十分変位され、かつ多数の曲がりくねった形状による非常に柔軟なばねのおかげで、コンタクトへの過応力、あるいは損傷の虞れはない。接触部238の横の曲げ強度は、接触部に凸部250をエンボス加工することによって増大する。接触部がキャビティ240内に完全に受容可能であることに加えてこの構成によってコネクタの強度は相当増大し、これにより、コンタクトに衝突する可能性の或る外部の物体から保護される。更に、コンタクト234が略平板状であることと、コネクタ230、及びプラグコネクタ233の如き他のコネクタのコンタクトと同じものを使用していることにより、小型、且つ安価な設計が達成される。
クレードルコネクタ230には、電話内コネクタ202のラッチキャビティ226、228内に夫々受容されるラッチ254、256が形成されている。プラグコネクタ233には、電話内コネクタ202のラッチキャビティ266の一つに受容される同様なラッチ258が設けられる。ラッチ254、256、258は、最も外側のコンタクトの先端257を超えて十分に延びているので、コンタクトの保護手段となり、且つ相手方のコンタクトと接触する前に確実に嵌合中のコネクタが正しく位置決めされ、案内される。ラッチ254、256、258は、電話内コネクタキャビティ226の極性付け凹部262と相補形の極性付け突起260(図27参照)を有し、プラグコネクタ233、及び携帯電話システムの他のコネクタが電話内コネクタに確実に正しく方向付けされる。
図27乃至図29を参照して、電力用プラグ233は、絶縁体突き刺し(ピアシング)接続部270を有し、この接続部270は、ばね部236から延びハウジング268の端壁274を通って延びるキャビティ272を通過して受容される電力ケーブルを突き刺す。スタッファキャップ276は横断キャビティ278内に受容され案内されてケーブルをピアシングコンタクト280上へ押圧してケーブルの内部導体と接続する。
図30a及び図30bを参照すると、クレードルコネクタ230は、図30aに示す如く垂直に取り付けられてコンタクト234の接続部271がプリント板221の貫通孔内に取り付けられるか、或いは図30bに示すごとくコネクタは直交して取り付けられる。図30bのコネクタの方向は、接続部271がプリント板221の回路パッド上に配置されてその上に引き続き半田付けされるような方向であり、クレードルコネクタの端壁275には肩273が形成されて、ハウジングをプリント板の平面に対し正しく位置決めすると共に位置合わせしている。
図31a及び図31bを参照すると、クレードルコネクタ230'の代替実施形態が示されている。クレードルコネクタ230'は、前述のクレードルコネクタ230と極めて類似しているが若干の相違があり、これについては絶縁ベース231'に関して説明する。ベース231'は、図31bに示すごとくプリント板221に当接する斜面223'を有し、この斜面223'はプリント板の平面に関してコネクタが鋭角に延長されて形成される。コンタクト234'のベース229'は、取り付け面223'へ位置合わせし、且つ平行な部分282を有する延長部280を設けて、これをプリント板221の回路トレースへ当接させて接続することができる。ベース231'はプリント板のキャビティ286内に垂直位置に挿入される鉤部284を有し、これによりコネクタ230は、取り付け面223'がプリント板に対し当接するまで回転させることができ、鉤部284は、プリント板の穴286のコーナー290に対し延長部288を係合させてプリント板にベース231を錠止する。組み立て容易でありながらプリント板へコネクタを堅固に取り付け可能にしている。第1実施形態のコンタクト234に対し、コンタクト234'は僅かに変更が加えられ、また前述の実施形態のハウジングと同様なハウジング232'を使用しているが、単に異なるベース231'を用いることにより図30aに示すごとく垂直か、図30bに示すごとく水平か、或いは図31bに示すごとく傾斜した種々の異なる角度で取り付けられる安価なコネクタ230、230'を提供している。
従って、携帯電話用の非常に小型の接続システムが提供されることが利点となり、この接続システムは容易に、迅速に接続される(例えば、電話がベースステーションのコネクタ上に置かれる)非常に小型に配列された高低両電力接続用に供給される。後者は更に非常に安価な方法でなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の電話内コネクタの斜視図である。
【図2】図1のコネクタの平面図である。
【図3】図2の矢印3方向の図である。
【図4】第一実施形態のデータコネクタの斜視図である。
【図5】図4のコネクタの嵌合面の図である。
【図6】図5の矢印6方向の図である。
【図7】図5の矢印7方向の図である。
【図8】第1実施形態のオーディオプラグの斜視図である。
【図8a】オーディオプラグの嵌合面の図である。
【図9】第1実施形態の電力用プラグの斜視図である。
【図10】図9の電力用プラグの嵌合面の図である。
【図11】第1実施形態のクレードルコネクタの斜視図である。
【図12】図11のコネクタの嵌合面の図である。
【図13】図12の矢印13方向の図である。
【図14】図12の矢印14方向の図である。
【図15】第1実施形態の電話内コネクタに嵌合されたオーディオプラグの断面した斜視図である。
【図16】第1実施形態の電話内コネクタに接続されたデータプラグの断面した3次元斜視図である。
【図17】電話内コネクタの第2実施形態の嵌合面の斜視図である。
【図18】図17の矢印18方向の図である。
【図19】図17の矢印19方向の図である。
【図20】図17の20−20線に沿う断面図である。
【図21】図17乃至図20のコネクタへ接続されるプリント板の部分である。
【図22】図17乃至図20の電話内コネクタに嵌合するクレードルコネクタの第2実施形態の平面図である。
【図23】図22の矢印23方向の図である。
【図24】図22の矢印24方向の図である。
【図25a】図22の矢印25a方向の図である。
【図25b】図22の線25bに沿う断面図である。
【図25c】図22の線25cに沿う断面図である。
【図25d】図22のコネクタのコンタクト及びショーティングバーの斜視図である。
【図26】図22乃至図25のクレードルコネクタへ接続されるプリント板の部分である。
【図27】図18乃至図20の電話内コネクタに接続される別体の電力用プラグの斜視図である。
【図28】図27のプラグの嵌合面の図である。
【図29】図28の29−29線に沿う断面図である。
【図30a】プリント板へ取り付けられた、図22のクレードルコネクタの側面図である。
【図30b】プリント板へ図30aの方向とは異なる方向に取り付けられた、図22のクレードルコネクタの側面図である。
【図31a】プリント板へ傾斜して取り付けられる他の実施形態のクレードルコネクタの断面図である。
【図31b】プリント板へ傾斜して取り付けられる他の実施形態のクレードルコネクタの断面図である。
Claims (12)
- 絶縁ハウジング及び該絶縁ハウジングの中に並置した複数のストリップコンタクトを有し、携帯電話に組み込むための電話内コネクタと、前記ストリップコンタクトに電気的に接続するための、前記電話内コネクタと嵌合する複数の相補形コネクタとを具備し、前記ストリップコンタクトは、前記相補形コネクタのコンタクトを受容するための頂部接触面とプリント板と接触する接続部を有し、前記相補形コネクタのコンタクトは、非常に柔軟な蛇行したばね部を有して前記相補形コネクタの位置の公差を補償する為の大きな変位量を可能とし、前記コンタクトを損傷から保護する携帯電話接続システムにおいて、
前記電話内コネクタの並置された前記ストリップコンタクトは、電力、データ及び信号用コンタクトを有し、
前記複数の相補形コネクタの一つは、ハウジングに取り付けられ弾性的に変位可能な前記コンタクトを有するクレードルコネクタであり、
前記携帯電話接続システムは、前記クレードルコネクタ及び他の前記相補形コネクタの挿入を可能とするラッチ手段を有し、
該ラッチ手段は、前記電話内コネクタの異なる位置に異なる前記相補形コネクタをラッチ止めする、前記電話内コネクタの複数のラッチ位置を有することを特徴とする携帯電話接続システム。 - 前記クレードルコネクタの前記コンタクトは、略平板状の金属板から打ち抜かれることを特徴とする請求項1記載の携帯電話接続システム。
- 前記クレードルコネクタは、該クレードルコネクタを前記電話内コネクタに保持する為のラッチを設け、該ラッチは前記クレードルコネクタの前記コンタクトの先端を越えて延び確実に該先端を保護することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電話接続システム。
- 前記クレードルコネクタの前記コンタクトは、該コンタクトの柔軟性により前記ばね部に損傷を受ける事なく前記クレードルコネクタのハウジング内に十分変位されて、外部の物体が前記コンタクトに当接した場合であっても過応力によって損傷を受けることがないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の携帯電話接続システム。
- 前記ストリップコンタクトの前記接続部は、電話のプリント板に対し、自由端近傍に設けられた接触凸部を変位させる弾性接触アームを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の携帯電話接続システム。
- 前記電話内コネクタの前記相手方のストリップ状コンタクトと係合する前記クレードルコネクタの前記コンタクトの接触部は、該接触部の長さに沿ってエンボス加工され横方向の折り曲げ力に対し剛性を増大させたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の携帯電話接続システム。
- 前記クレードルコネクタ(230、230')は、複数のクレードルコンタクト(234)を相互接続する短絡バー(235)を有し、静電気による放電から保護することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の携帯電話接続システム。
- 前記クレードルコンタクト(234)は、延長部(239)、隣接する接触部(238)を有し、前記接触部は前記電話内コネクタの前記コンタクトストリップ(206)に当接し、前記延長部(239)は前記短絡バー(235)に当接することを特徴とする請求項7記載の携帯電話接続システム。
- 前記短絡バーは、金属板から打ち抜かれたストリップであることを特徴とする請求項7又は8記載の携帯電話接続システム。
- 前記クレードルコネクタは、隣接する前記電力用コンタクト、或いは信号用コンタクト(259)より更に延びて、最初に接続し最後に非接続となる接地コンタクト(257)を有することを特徴とする請求項7、8又は9記載の携帯電話接続システム。
- 前記接地コンタクト(257)は、隣接する前記信号コンタクトと同じであることを特徴とする請求項10記載の携帯電話接続システム。
- 前記短絡バー(235)は、前記接地コンタクト(257)の位置にある切欠き(247)を有し、前記コンタクト(234)は、前記コンタクトの変位方向に互いにオフセットした2個の肩(241、243)を有し、前記肩は前記短絡バーに当接し、前記接地コンタクトが前記信号コンタクトを超えて延びるように切欠きを設け、それにより前記信号コンタクト(259)は第1肩(241)が前記短絡バーに当接し、前記接地コンタクトは第2肩(243)が前記短絡バーに当接することを特徴とする請求項11記載の携帯電話接続システム。
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