JP3742788B2 - 空缶処理システムおよび空缶処理方法 - Google Patents
空缶処理システムおよび空缶処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3742788B2 JP3742788B2 JP2002308919A JP2002308919A JP3742788B2 JP 3742788 B2 JP3742788 B2 JP 3742788B2 JP 2002308919 A JP2002308919 A JP 2002308919A JP 2002308919 A JP2002308919 A JP 2002308919A JP 3742788 B2 JP3742788 B2 JP 3742788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- empty
- oil
- heating
- processing system
- coating layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B7/00—Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
- F27B7/20—Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
- F27B7/32—Arrangement of devices for charging
- F27B7/3205—Charging
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B1/00—Preliminary treatment of ores or scrap
- C22B1/005—Preliminary treatment of scrap
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B21/00—Obtaining aluminium
- C22B21/0038—Obtaining aluminium by other processes
- C22B21/0069—Obtaining aluminium by other processes from scrap, skimmings or any secondary source aluminium, e.g. recovery of alloy constituents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B7/00—Working up raw materials other than ores, e.g. scrap, to produce non-ferrous metals and compounds thereof; Methods of a general interest or applied to the winning of more than two metals
- C22B7/001—Dry processes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G7/00—Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals
- F23G7/003—Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals for used articles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B7/00—Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B7/00—Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
- F27B7/10—Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined internally heated, e.g. by means of passages in the wall
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D17/00—Arrangements for using waste heat; Arrangements for using, or disposing of, waste gases
- F27D17/004—Systems for reclaiming waste heat
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D17/00—Arrangements for using waste heat; Arrangements for using, or disposing of, waste gases
- F27D17/008—Arrangements for using waste heat; Arrangements for using, or disposing of, waste gases cleaning gases
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D3/00—Charging; Discharging; Manipulation of charge
- F27D3/08—Screw feeders; Screw dischargers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G2201/00—Pretreatment
- F23G2201/30—Pyrolysing
- F23G2201/303—Burning pyrogases
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G2201/00—Pretreatment
- F23G2201/50—Devolatilising; from soil, objects
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G2203/00—Furnace arrangements
- F23G2203/20—Rotary drum furnace
- F23G2203/211—Arrangement of a plurality of drums
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スチール材とアルミニウム材で構成される空缶の表面の塗装層を除去するとともに、スチール材とアルミニウム材とを分離して再利用可能にする空缶処理システムおよび空缶処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、飲料水等を収容するために、スチール材とアルミニウム材とからなる缶が用いられている。このような缶は、一般に、底部と周面部がスチール材で構成され、蓋部がアルミニウム材で構成されている。そして、周面部の表面には、塗装が施されている。また、使用後の空缶は、廃棄物処理施設において再生処理が行われ、新たな材料として再利用される。この場合、スチール材とアルミニウム材とを分離して、別々に再生処理することも行われている(例えば、特許文献1参照)。この再生処理では、空缶を加熱手段で加熱したのちに、造粒機によってスチール材とアルミニウム材とを分離している。
【0003】
【特許文献1】
特許第3284398号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した空缶を再生処理する場合、表面に形成されている塗装層を除去する必要があり、この塗装層を燃焼するためには、高温加熱が必要となる。しかしながら、スチール材とアルミニウム材とで構成される空缶を高温で加熱すると、空缶の蓋部を構成するアルミニウム材が、過度に酸化してしまいアルミニウム材の再生率が低下するという問題が生じる。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、空缶表面の塗装層を除去でき、かつ、アルミニウム材の再生率を向上させて、スチール材とアルミニウム材とを分離できる空缶処理システムおよび空缶処理方法を提供することである。
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明による空缶処理システムの構成上の特徴は、スチール材とアルミニウム材とからなり表面に塗装が施された空缶を加熱装置で加熱することにより、空缶の表面の塗装層を炭化させるとともに、スチール材とアルミニウム材とを、熱膨張率の差を利用して分離して再生するための空缶処理システムであって、空缶を加熱装置に搬送する搬送装置と、搬送装置で搬送される空缶の表面にオイルを塗布するためのオイル供給装置とを備えたことにある。
【0007】
前記のように構成した本発明の構成によれば、搬送装置で、空缶を加熱装置に搬送する際に、オイル供給装置から供給されるオイルを空缶の表面に塗布するようになっている。したがって、空缶が加熱装置で加熱される際には、空缶の表面に付着したオイルが燃焼し、その燃焼熱によって、空缶の塗装層が加熱される。このため、加熱装置による加熱を低温に設定しても空缶の塗装層は充分に加熱され炭化する。この結果、アルミニウム材が過度に、加熱されて酸化することを抑制でき、アルミニウム材の再生率が向上する。また、加熱装置による加熱温度をアルミニウム材の酸化を抑制できる低温に設定すると、アルミニウム材よりも酸化し難いスチール材の再生率は、さらに高くなる。
【0008】
また、本発明による空缶処理システムの他の構成上の特徴は、加熱装置を、回転式のロータリーキルンで構成したことにある。これによると、空缶は、ロータリーキルンの中で回転しながら加熱される。このため、空缶を構成するスチール材とアルミニウム材とは、熱膨張の違いにより係合部が外れ易くなるとともに、回転による振動で分離するか、または分離し易い状態になる。この結果、加熱処理後に、スチール材とアルミニウム材との分離処理が容易に行えるようになる。この場合、ロータリーキルンは、上流側から下流側にかけて下り傾斜になるようにして設置することが好ましい。これによって、空缶は下流側にスムーズに搬送される。
【0009】
本発明による空缶処理システムのさらに他の構成上の特徴は、搬送装置を、空缶を通過させる筒体と、筒体の内部に設けられ、周面に螺旋状のスクリュー部が形成された軸体とで構成したことにある。これによると、空缶は、筒体と軸体との間でスクリュー部によって螺旋状に回転しながら加熱装置に搬送される。したがって、オイル供給装置から供給されるオイルを効率よく、空缶の表面に塗布できる。特に、塗装が施されている空缶の周面部には、効果的なオイル塗布ができる。
【0010】
本発明による空缶処理システムのさらに他の構成上の特徴は、搬送装置の軸体を、所定間隔でオイル吐出孔が形成されたパイプで構成するとともに、軸体をオイル供給装置に連結し、オイル供給装置から送られてくるオイルを、オイル吐出孔から前記搬送装置の筒体内に吐出させるようにしたことにある。これによると、軸体に、空缶を搬送するためのスクリュー部と、空缶に向けてオイルを吐出するためのオイル吐出孔とが設けられているため、搬送される空缶とオイル吐出孔との距離が短くなり、空缶の表面に、さらに効果的なオイル塗布ができる。この場合、搬送装置は、上流側から下流側にかけて下り傾斜になるようにして設置することが好ましい。
【0011】
また、本発明による空缶処理方法の構成上の特徴は、スチール材とアルミニウム材とからなり表面に塗装が施された空缶の表面にオイルを塗布するオイル塗布工程と、空缶を加熱することにより空缶表面の塗装層を炭化させる塗装層炭化工程と、塗装層炭化工程における加熱によって、スチール材とアルミニウム材とが膨張の差から分離しかかった空缶を攪拌させることにより、スチール材とアルミニウム材とを分離させる分離工程とを備えたことにある。
【0012】
前記のように構成した本発明の構成によれば、オイルが塗布された空缶を、加熱することにより、空缶表面の塗装層を炭化させ、その加熱による熱膨張の違いからスチール材とアルミニウム材とを分離しやすい状態にする。その際、空缶を、攪拌させることにより、塗装層の炭化およびスチール材とアルミニウム材との分離を効率的に行うようにしている。すなわち、空缶を攪拌することにより、空缶の表面をむら無く加熱することができ、塗装層の炭化を良好な状態で行うことができる。
【0013】
その際、空缶の表面にはオイルが塗布されているため、加熱温度を低温に設定しても塗装層はオイルの燃焼によって充分に加熱され炭化する。この結果、アルミニウム材が過度に、加熱されて酸化することを抑制でき、アルミニウム材の再生率が向上する。この場合、オイル塗布工程で用いるオイルとしては、空缶の表面に付着し易い粘性の高いオイルを用いることが好ましい。このような粘性の高いオイルを使用すると、一旦、空缶の表面に付着したオイルが、すぐに空缶表面から流れ落ちることなく、空缶の表面に付着したままの状態を維持できる。この結果、空缶を加熱する際、オイルの燃焼熱が、空缶の塗装層を十分に炭化させることのできるものとなる。また、オイルとしては、再生油を用いることが好ましい。これによって、安価につく。
【0014】
本発明による空缶処理方法の他の構成上の特徴は、塗装層炭化工程での空缶の加熱温度を350℃〜450℃に設定して、アルミニウム材の酸化を抑制するようにしたことにある。すなわち、これによると、加熱温度は、塗装層を燃焼させるための温度でなく、オイルを燃焼できる程度の低温になる。この結果、塗装層は、オイルの燃焼熱によって加熱されて炭化するため、空缶から容易に除去することができる。また、アルミニウム材は、加熱温度が低温であるため、酸化が抑制されて再生率が大幅に向上する。また、その際、アルミニウム材は、スチール材との熱膨張率の違いから、スチール材との係合を解除されかかった状態になり、後の工程でのスチール材とアルミニウム材との分離が効果的に行える。
【0015】
また、空缶をバーナー等の発火装置で加熱する場合には、火が、直接空缶に当たらないようにすることが好ましい。これによって、低温加熱が可能になる。さらに、加熱を一時的、または断続的に行って、空缶の過度の加熱を防止することも好ましい。これによっても、低温加熱が可能になる。また、一旦、加熱を停止したのちに、温度が必要以上に低下すると、再度加熱を開始することもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による空缶処理システムの一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態による空缶処理システム10を示している。この空缶処理システム10は、本発明の加熱装置としての回転式のロータリーキルン20と、本発明の搬送装置としてのスクリュー型搬送装置30と、本発明のオイル供給装置を構成する再生油タンク40と、重油タンク50とを備えている。
【0017】
ロータリーキルン20は、図2ないし図4に示すように、台部21に設けられた回転筒体22、回転筒体22を軸線周りに回転可能な状態で支持する一対のガイド部23,24、回転筒体22を回転駆動させるための駆動装置25、前炉26および後炉27を備えている。台部21は、3つの部分で構成されており、上流側(図2および図3の左側)に設置された上下2段からなる上流台部21a、中央に設置された中台部21bおよび下流側(図2および図3の右側)に設置された下流台部21cとからなっている。
【0018】
そして、上流台部21aの上下段部における各上面と下流台部21cの上面とは水平になっており、中台部21bの上面は、上流から下流にかけて下り傾斜になった傾斜面になっている。回転筒体22は、外周面における上流側部分と下流側部分とにそれぞれフランジ状のガイド突部22a,22bが形成されており、ガイド突部22a,22b間におけるガイド突部22bの近傍には、駆動装置25の駆動部25aが係合するためのフランジ状の係合突部22cが形成されている。
【0019】
一対のガイド部23,24は、それぞれ中台部21bの上面における上流側と下流側に設置され、回転筒体22を上流端よりも下流端が下方に位置するように傾斜させて支持している。ガイド部23,24は、それぞれ、ガイド突部22a,22bの周面に沿うようにして一定間隔で設けられた複数のローラ23a,24aと、ローラ23a,24aを回転可能に支持する支持部23b,24bとを備えている。
【0020】
また、駆動装置25は、中台部21bの上面における係合突部22cの近傍位置に設置されて、その駆動部25aを係合突部22cに係合させている。したがって、駆動装置25を駆動させると、回転筒体22は、ガイド突部22a,22bの周面を、ガイド部23,24の複数のローラ23a,24aにおける周面に当て、ガイド部23,24によってガイドされた状態で、軸線周りに回転する。
【0021】
前炉26は、回転筒体22の上流側開口を塞ぐようにして上流台部21aの下段部に設置されている。そして、前炉26の上流側の側部における略中央には、回転筒体22の中心軸に向けてバーナー26aが設けられており、このバーナー26aの発火によって、回転筒体22の内部に搬送される空缶(図示せず)が加熱される。また、前炉26の下端部には、ダストコンベア28が連結され、前炉26の上端部には、上流台部21aの上段部に設置された再燃焼炉29が連結されている。
【0022】
ダストコンベア28は、前炉26および回転筒体22の内部で発生する燃焼による炭化物や粉状のダストを外部に排出する。再燃焼炉29は、前炉26および回転筒体22の内部で発生する温度が略400℃の排ガスを、850℃まで加熱して排ガスろ過装置(図示せず)に送る。排ガスろ過装置は、排ガスをろ過して外部に排気する。
【0023】
後炉27は、回転筒体22の下流側開口を塞ぐようにして下流台部21cに設置されている。そして、後炉27の下流側の側部における中央には、回転筒体22の中心軸に向けてバーナー27aが取り付けられており、このバーナー27aの発火によって、回転筒体22内を搬送される空缶が加熱される。
【0024】
前炉26の上流側には、スクリュー型搬送装置30が連結されている。スクリュー型搬送装置30は、上流台部21aの下段部に設置された台部31上に取り付けられており、図5ないし図7に示すように構成されている。すなわち、スクリュー型搬送装置30は、本発明の筒体としてのケーシングパイプ32と、ケーシングパイプ32内に回転可能に取り付けられた本発明の軸体としての搬送スクリュー33と、搬送スクリュー33を回転駆動させるための回転駆動装置34とで構成されている。
【0025】
図5に示すように、台部31の上面は、上流端が下流端よりも高くなった傾斜面に形成され、ケーシングパイプ32もその傾斜面に沿って傾いた状態で設置されている。また、ケーシングパイプ32は両端面が閉塞されており、上流端における上面には、投入シュート32aが形成されている。この投入シュート32aは、搬送コンベア38(図1参照)を介して搬送されてくる空缶を受けてケーシングパイプ32内に落下させるためのもので、上面の開口部が広く形成されている。また、ケーシングパイプ32の下流端における下面には、ケーシングパイプ32内を通過した空缶を落下させるための排出口32bが形成されている。ケーシングパイプ32の下流側部分は、前炉26を貫通しており、その排出口32bが形成されている部分は、回転筒体22内に達している。
【0026】
搬送スクリュー33は、ケーシングパイプ32の内部に、ケーシングパイプ32と同軸的に取り付けられており、パイプ状の軸部33aと、軸部33aの周面に螺旋状に形成されたスクリュー部33bとで構成されている。また、軸部33aには、軸部33aの内部と外部を連通する吐出孔33cが、一定間隔を保って複数個形成されている。この搬送スクリュー33の軸部33aは、ケーシングパイプ32の両端面に取り付けられたベアリングからなる回転支持部材35a,35bおよび台部31の上面における上流端に設置された回転支持部材36によって、軸線回りに回転可能に支持されている。
【0027】
回転駆動装置34は、モータ34aと回転軸34bとで構成されており、回転軸34bに取り付けられた歯車状のプーリ37aがチェーンベルト37bを介して、軸部33aの端部に取り付けられた歯車状のプーリ37cに連結されている。したがって、モータ34aを駆動させることにより、その回転力が、プーリ37a,37cおよびチェーンベルト37bを介して、軸部33aに伝達され、搬送スクリュー33が回転する。また、図3および図4に示すように、上流台部21aの近傍には、空缶処理システム10を制御するための制御装置および空缶処理システム10を操作するための操作パネルを備えた制御盤39が設置されている。
【0028】
再生油タンク40は、使用済みの廃油を再生処理した本発明のオイルとしての再生油を収容しておくためのタンクであり、図1に示したように配管41を介して、搬送スクリュー33の軸部33aに連結されている。そして、配管41には、ボール弁42a,42b,42c、ストレーナ43a,43b、オイルプレヒータ44、ポンプ45、圧力計46a,46b、電磁弁42dおよび操作弁42eが設けられている。また、電磁弁42dは、搬送コンベア38の駆動装置38aと電気的に接続されており、制御盤39の操作により、搬送コンベア38の駆動と連動して作動する。
【0029】
このため、操作弁42eを開けて、制御盤39を操作することにより、ポンプ45を駆動させるとともに、電磁弁42dを開けると、再生油タンク40から配管41を介して、スクリュー型搬送装置30に再生油が供給される。その際、再生油は、ストレーナ43a,43bによってろ過され、不純物を除去されるとともに、オイルプレヒータ44によって予熱され、また、ボール弁42a,42bによって逆流を防止される。また、圧力計46a,46bは、配管41内の圧力を表示する。
【0030】
また、再生油タンク40は、配管41から分岐した配管41aを介して、バーナー26aにも接続されている。この配管41aには、電磁弁42fおよび操作弁42gが設けられている。したがって、操作弁42gを開けることにより、再生油タンク40から送られる再生油の一部は、バーナー26aに供給される。さらに、配管41における配管41と配管41aとの分岐点よりも上流側に位置する部分からは、再生油を再生油タンク40に還流するための配管41bが分岐して、再生油タンク40に接続されている。この配管41bには、ボール弁42hが設けられている。ボール弁42hは、空缶処理システム10が駆動していないときのみに開成して、スクリュー型搬送装置30やバーナー26aに通じる配管40,41aに残った再生油を再生油タンク40に回収させる。
【0031】
また、配管41と配管41bとは安全弁42iを介して接続されている。このため、配管41内の圧力が所定値を超えた場合には、安全弁42iが開き、この安全弁42i、配管41bを介して、再生油は、再生油タンク40に回収される。また、バーナー26aには、配管47aを介してバーナー26aに圧縮空気を供給するための圧縮空気供給装置47が接続され、配管48aを介してバーナー26aに燃料ガスを送るための燃料ガス供給装置48が接続されている。配管47a,48aには、各種の弁等が設けられているが、詳しい説明は省略する。なお、再生油タンク40、配管41、軸部33aの吐出孔33cおよび配管41に設けられた各弁等で、本発明のオイル供給装置が構成されている。
【0032】
重油タンク50は、空缶加熱および排ガス燃焼用の重油を収容しておくためのタンクであり、配管51,51aを介して、後炉27のバーナー27aに連結されている。そして、配管51には、ボール弁52a、ストレーナ53a,53b、仕切弁52b,52c、流量計54、貯蔵ボンベ55、ポンプ56、圧力計57aおよび電磁弁52d,52e,52fが設けられている。また、電磁弁52eは、電磁弁42fに電気的に接続されており、電磁弁42fと連動して作動する。貯蔵ボンベ55は、ポンプ56の作動により重油タンク50から送られストレーナ53aで濾過された重油を、一時的に貯蔵する。
【0033】
このため、制御盤39を操作することにより、ポンプ56を駆動させるとともに電磁弁52d,52eを開けると、貯蔵ボンベ55から配管51aを介して、後炉27のバーナー27aに重油が供給される。その際、重油は、ストレーナ53bによってろ過されて不純物を除去される。また、貯蔵ボンベ55は、配管51aから分岐した配管51bを介して、再燃焼炉29のバーナー29aにも接続されている。この配管51bには、ボール弁52g、ストレーナ53c、圧力計57bおよび電磁弁52h,52iが設けられている。したがって、電磁弁52h,52iを開けることにより重油タンク50から貯蔵ボンベ55を介して送られる重油の一部は、バーナー29aにも供給される。
【0034】
さらに、バーナー29aと貯蔵ボンベ55とは、配管51cによって接続されており、バーナー29aに供給された重油をこの配管51cを介して貯蔵ボンベ55に回収することができる。この配管51cには、圧力計57b、電磁弁52j、コントロールモータ58によって制御される弁52kおよびボール弁52lが設けられている。また、前炉26と再燃焼炉29には、それぞれ、温度警報計59a,59bが取り付けられて、温度に異常が生じた場合には警報を発する。
【0035】
温度警報計59aは、電磁弁42f,52eと電気的に接続されており、前炉26に温度異常が生じた際に、電磁弁42f,52eを閉じて、バーナー26aへの再生油の供給およびバーナー27aへの重油の供給を停止する。温度警報計59bは、コントロールモータ58および電磁弁52iに電気的に接続されている。そして、再燃焼炉29に温度異常が生じた際に、電磁弁52iを閉じてバーナー29aへの重油の供給を停止するとともに、コントロールモータ58の制御により弁52kを開けて、配管51bを介してバーナー29aに供給される重油を、貯蔵ボンベ55に回収させる。また、配管51,41は、配管51dによって接続されており、重油タンク50の重油を配管41に送ることもできる。
【0036】
この構成において、使用済みの空缶を再生処理する場合には、まず、制御盤39を操作することによって、空缶処理システム10が備える各装置を作動させる。これによって、バーナー26a,27aが発火して回転筒体22内の雰囲気温度を略400℃に昇温するとともに、駆動装置38aが駆動されて搬送コンベア38の搬送ベルトを走行させる。その状態にして、搬送コンベア38の上流端に空缶を載せる。空缶は、搬送コンベア38によって搬送コンベア38の下流端に搬送されて落下し、投入シュート32aからケーシングパイプ32内に入っていく。
【0037】
そして、空缶は、モータ34aの駆動によって回転する搬送スクリュー33のスクリュー部33bによって回転させられながら回転筒体22に向かって搬送される。その際、駆動装置38aに連動して、電磁弁42dが開くため、再生油タンク40から供給される再生油が、軸部33a内に送られ、吐出孔33cから吐出する。このため、空缶がケーシングパイプ32内を通過するまでに、空缶の表面には再生油が付着する。
【0038】
表面に再生油が付着した空缶は、排出口32bから落下して、駆動装置25の駆動によって回転する回転筒体22内に入っていく。回転筒体22内に入った空缶は、前炉26のバーナー26aと後炉27のバーナー27aとの発火により加熱されながら、回転筒体22の上流端から下流端に搬送される。この際、バーナー26a,27aは、回転筒体22の中央部または中央部よりもやや上方に向けて、バーナー26a,27aの発火が直接空缶に当たらないようにしておく。
【0039】
これによって、空缶は、蓋部を構成するアルミニウム材を過度に酸化させることなく、表面の塗装層を炭化させて除去することができる。すなわち、この加熱温度は、空缶表面に付着する再生油を着火できる温度であればよく、塗装層は、再生油の燃焼熱によって充分に加熱される。また、回転筒体22内の温度が適温である400℃に達すると、バーナー26a,27aの発火を停止させた状態で空缶を回転筒体22内で搬送することが好ましい。そして、回転筒体22内の温度が低下、例えば、350℃以下になると、再度、バーナー26a,27aを発火させるといった操作を行うこともできる。これによって、空缶の加熱温度を適正温度に維持することができる。
【0040】
また、空缶が回転筒体22内を通過する際、空缶は、加熱されるとともに、振動を受けて、空缶を構成するスチール材とアルミニウム材とが分離するか、または分離しかかった状態になる。すなわち、空缶は、一般に、底部と周面部とを構成する円筒状のスチール材の開口縁部と、蓋部を構成する円板状のアルミニウム材の周縁部とが巻き付けられた状態でかしめられている。
【0041】
このため、空缶を加熱することにより、そのスチール材とアルミニウム材との係合部が、互いの熱膨張率の違いから係合を解除しようとして変形する。また、回転筒体22内を通過する際、空缶は、回転筒体22の回転により、攪拌されるとともに振動される。この攪拌によって、空缶の表面全体が略均一に加熱されて、塗装層の良好な炭化が可能になる。また、振動によって、スチール材とアルミニウム材とは、さらに分離しようとする。この結果、回転筒体22内を通過するまでに、空缶のスチール材とアルミニウム材とは、分離するか、または分離しかかった状態になる。
【0042】
そして、回転筒体22の下流端に搬送された空缶は、後炉27の下部に設けられた排出口27bから排出されて下方に落下する。排出口27bから落下した空缶は、コンベアによって、造粒機(図示せず)に搬送され、造粒機内でスチール材とアルミニウム材とに完全に分離されたのちに、それぞれ粒状のスチールペレットとアルミニウムペレットとに成形される。また、その際、回転筒体22内で発生する炭化物や粉塵は、ダストコンベア28によって、外部に送られて処理され、排ガスは、再燃焼炉29に送られて高温加熱して完全燃焼したのちに濾過されて外部に放出される。
【0043】
このように、この空缶処理システム10によれば、空缶の表面に再生油を付着させて、空缶を加熱し、その加熱による再生油の燃焼熱を利用して、空缶表面の塗装層を加熱燃焼するようにしている。したがって、回転筒体22内の温度を高温に設定しなくとも、塗装層の炭化除去が容易にできる。この結果、回転筒体22内を350℃〜450℃程度の低温に設定することができ、アルミニウム材の酸化を最小限に抑制することができる。これによって、アルミニウム材の再生率が大幅に向上する。また、この温度では、スチール材の酸化も低く抑えることができるためスチール材の再生率も向上する。
【0044】
また、スクリュー型搬送装置30に再生油を供給するためのオイル供給装置が、パイプ状の軸部33aと吐出孔33cを含んでいるため、搬送スクリュー33によって搬送される空缶と吐出孔33cとの距離が短くなり、空缶の表面への効果的な再生油塗布ができる。これによって、塗装層の炭化除去が効果的に行える。
【0045】
また、本発明は、前記実施形態に限定するものでなく、適宜変更実施が可能である。例えば、加熱装置としては、回転式のロータリーキルン20でなく、筒体を上下または左右に振動させる装置や、空缶をロールコンベア上で搬送しながら加熱する装置等でもよい。また、スクリュー型搬送装置30に再生油を供給するための吐出孔33cは、軸部33aに限らず、ケーシングパイプ32にも受けてもよい。さらに、搬送装置としては、スクリュー型搬送装置30に限らず、ローラコンベア等の搬送装置としてもよい。
【0046】
また、前記実施形態では、オイルとして、再生油を用いているが、重油や廃油、または他のオイルを用いることもできる。ただし、ある程度、粘性の高いオイルを使用することが好ましい。例えば、灯油のように流動性がよく空缶に付着してもすぐに流れ落ちるようなものは控え、加熱時まで、空缶の表面への付着を維持できるオイルを使用することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による空缶処理システムを示す構成図である。
【図2】 図1に示した空缶処理システムが備えるロータリーキルンの正面図である。
【図3】 ロータリーキルンの平面図ある。
【図4】 ロータリーキルンの側面図である。
【図5】 図1に示した空缶処理システムが備えるスクリュー型搬送装置の正面図である。
【図6】 スクリュー型搬送装置の平面図ある。
【図7】 スクリュー型搬送装置の側面図である。
【符号の説明】
10…空缶処理システム、20…ロータリーキルン、22…回転筒体、23,24…ガイド部、25…駆動装置、26…前炉、26a,27a…バーナー、27…後炉、30…スクリュー型搬送装置、32…ケーシングパイプ、33…搬送スクリュー、33a…軸部、33b…スクリュー部、33c…吐出孔、34…回転駆動装置、40…再生油タンク、50…重油タンク。
Claims (6)
- スチール材とアルミニウム材とからなり表面に塗装が施された空缶を加熱装置で加熱することにより、前記空缶の表面の塗装層を炭化させるとともに、前記スチール材とアルミニウム材とを、熱膨張率の差を利用して分離して再生するための空缶処理システムであって、
前記空缶を、前記加熱装置に搬送する搬送装置と、
前記搬送装置で搬送される前記空缶の表面にオイルを塗布するためのオイル供給装置と
を備えたことを特徴とする空缶処理システム。 - 前記加熱装置を、回転式のロータリーキルンで構成した請求項1に記載の空缶処理システム。
- 前記搬送装置を、前記空缶を通過させる筒体と、前記筒体の内部に設けられ、周面に螺旋状のスクリュー部が形成された軸体とで構成した請求項1または2に記載の空缶処理システム。
- 前記搬送装置の軸体を、所定間隔でオイル吐出孔が形成されたパイプで構成するとともに、前記軸体をオイル供給装置に連結し、前記オイル供給装置から送られてくるオイルを、前記オイル吐出孔から前記搬送装置の筒体内に吐出させるようにした請求項3に記載の空缶処理システム。
- スチール材とアルミニウム材とからなり表面に塗装が施された空缶の表面にオイルを塗布するオイル塗布工程と、
前記空缶を加熱することにより、前記空缶表面の塗装層を炭化させる塗装層炭化工程と、
前記塗装層炭化工程における加熱によって、熱膨張の差からスチール材とアルミニウム材とが分離しかかった空缶を攪拌させることにより、前記スチール材とアルミニウム材とを分離させる分離工程と
を備えたことを特徴とする空缶処理方法。 - 前記塗装層炭化工程での空缶の加熱温度を350℃〜450℃に設定して、アルミニウム材の酸化を抑制するようにした請求項5に記載の空缶処理方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002308919A JP3742788B2 (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | 空缶処理システムおよび空缶処理方法 |
US10/310,727 US6884387B2 (en) | 2002-10-23 | 2002-12-04 | Empty-can treatment system and empty-can treatment method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002308919A JP3742788B2 (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | 空缶処理システムおよび空缶処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004141757A JP2004141757A (ja) | 2004-05-20 |
JP3742788B2 true JP3742788B2 (ja) | 2006-02-08 |
Family
ID=32105252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002308919A Expired - Fee Related JP3742788B2 (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | 空缶処理システムおよび空缶処理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6884387B2 (ja) |
JP (1) | JP3742788B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4684164B2 (ja) * | 2006-05-11 | 2011-05-18 | 陽一 佐藤 | 空き缶処理方法 |
JP2009028585A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-12 | Act Engineering:Kk | 缶体の缶胴から蓋体を分離する方法および装置 |
CN110910050A (zh) * | 2020-02-19 | 2020-03-24 | 蒙娜丽莎集团股份有限公司 | 一种智能空窑管理***及方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3490500A (en) * | 1966-11-05 | 1970-01-20 | Schloemann Ag | Plant for the treatment of rolled wire from the roll heat |
US4168993A (en) * | 1978-08-10 | 1979-09-25 | Morgan Construction Company | Process and apparatus for sequentially forming and treating steel rod |
GB2085925B (en) * | 1980-10-20 | 1985-01-09 | Alcan Int Ltd | Decorating of aluminium scrap |
JPH0813050A (ja) * | 1994-07-05 | 1996-01-16 | Nippon Chuzo Kk | アルミニウム空缶の再生方法及び再生装置 |
JPH09192640A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-29 | Nissei Kogyo Kk | 空缶処理システム |
JP3284398B2 (ja) * | 1996-08-23 | 2002-05-20 | 日青鋼業株式会社 | 空缶処理システム |
JPH11309441A (ja) | 1998-02-27 | 1999-11-09 | Myuuzero Suishin Kiko Kk | スチ―ル缶からの高品位スチ―ル及びアルミニウム回収システム |
JP2002001292A (ja) | 2000-06-22 | 2002-01-08 | Masataka Hanashima | 飲料缶からの資源回収方法 |
JP4027592B2 (ja) * | 2000-12-28 | 2007-12-26 | 株式会社栗本鐵工所 | 空缶処理方法 |
-
2002
- 2002-10-23 JP JP2002308919A patent/JP3742788B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-12-04 US US10/310,727 patent/US6884387B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20040080084A1 (en) | 2004-04-29 |
US6884387B2 (en) | 2005-04-26 |
JP2004141757A (ja) | 2004-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4827854A (en) | Reflux volatilization system | |
US3705711A (en) | Internally heated rotary drum furnace with smoke abater | |
US4941822A (en) | Apparatus for heat treating contaminated particulate material | |
KR101223910B1 (ko) | 폐활성탄 재생장치 | |
US4683664A (en) | Apparatus for drying metal turnings or scrap | |
JP3742788B2 (ja) | 空缶処理システムおよび空缶処理方法 | |
GB2025590A (en) | Method and apparatus for removing combustible material fr | |
FR2634192A1 (fr) | Procede et dispositif de destruction des boues de dechets | |
JP2001090922A (ja) | ロータリキルン | |
EP0426925B1 (fr) | Procédé et installation de traitement de déchets urbains et/ou industriels | |
EP0181348A1 (en) | SAND REGENERATION SYSTEM WITH COMBINED THERMAL RECOVERY AND HEAT EXCHANGER. | |
TW202231882A (zh) | 鋅回收方法 | |
JP2007309588A (ja) | 乾燥設備における配管内清掃装置 | |
KR200179494Y1 (ko) | 폐타이어 소각과 후처리시스템 | |
FR2730424A1 (fr) | Procede et installation de regeneration d'absorbants utilises pour traiter les produits de combustion dans des chaudieres thermiques | |
JP2003262315A (ja) | 含水性有機物の加熱処理方法とその施設 | |
JP4685702B2 (ja) | アルミニウム切粉等の処理装置の運転方法 | |
KR100352530B1 (ko) | 폐타이어 소각과 후처리시스템 | |
JPH0241454Y2 (ja) | ||
JP2013176713A (ja) | アスベスト含有廃棄物の溶融無害化処理装置及びその処理方法 | |
JP3744401B2 (ja) | 加熱処理方法と加熱処理装置 | |
KR100236616B1 (ko) | 폐기처리되는 자동차용 엔진블럭으로부터 철 스크랩과알루미늄을 분리처리하는 방법과 장치 | |
JPH10169956A (ja) | 含油スラッジの処理方法と装置 | |
JPH0747289A (ja) | 使用済触媒の再生方法 | |
JP2003064376A (ja) | 廃棄物の定量搬入炭化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051025 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118 Year of fee payment: 7 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131118 Year of fee payment: 8 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |