JP3742076B2 - 移動通信端末装置のローミングリスト更新方法及び移動通信端末装置 - Google Patents

移動通信端末装置のローミングリスト更新方法及び移動通信端末装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信端末装置のローミングリスト更新方法及び移動通信端末装置に係り、特に複数の移動通信システムと通信する処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動通信端末装置の利用者は、移動通信システムを運営する通信事業者と加入契約を締結する。その後、上記端末装置は、上記通信事業者が運営する移動通信システムと通信する。しかし、それだけでなく、上記端末装置は、上記通信事業者とは異なる通信事業者が運営する移動通信システムと通信すること、即ち、ローミングが行なわれている。
【0003】
ここで、上記契約を締結した通信事業者が運営する移動通信システムと、上記異なる通信事業者が運営する移動通信システムとは、異なる国で運営されていても良く、また、同じ国で運営されていても良い。更には、同じ地域で運営されていても良い。
【0004】
また、同一の通信事業者によって異なる地域で、または、同じ地域で複数の移動通信システムが運営されており、移動通信端末装置はそれらのシステムと通信する処理が知られている。これも、ローミングの一形態である。
【0005】
ローミングを行なうために、移動通信端末装置は、技術的に通信可能で、かつ、契約上通信が許されている複数の移動通信システムを表すローミングリスト(PRL、Preferred Roaming List)と呼ばれる情報を記憶して、その情報に基いて通信可能な移動通信システムを捕捉し、捕捉したシステムと通信する。
【0006】
また、同じ地域において複数の移動通信システムと通信可能であれば、移動通信端末装置は、ローミングリストの情報に基いて、その複数のシステムの中のいずれのシステムを選択して、選択したシステムを捕捉して、捕捉したシステムと通信する。
【0007】
ここで、ローミングリストの仕様は、IS−683A規格で定められており、チャネル番号や、移動通信システムの識別子とチャネル番号と優先度の組などが記憶されている。そして、移動通信端末装置は、電源投入の際や基地局を見失った際に、ローミングリストに番号が記憶されたチャネルを選び、そのチャネル番号と組となって記憶されている移動通信システムを捕捉する。
【0008】
通信事業者が移動通信システムの増設や廃棄を行なったため、また、通信事業者の統合や分離のため、更には、通信事業者間の契約の締結により、移動通信端末装置が通信する移動通信システムが変更されることがある。それが変更された場合、ローミングリストにその変更を反映させる必要がある。
【0009】
また、移動通信端末装置が同じ地域において複数の移動通信システムと通信可能な場合、その端末装置がその複数のシステムの中のいずれのシステムを優先して選択するかが変更されることがある。この場合にも、ローミングリストにその変更を反映させる必要がある。
【0010】
そこで、同じ地域で複数の移動通信システムと通信が可能な場合に、いずれのシステムと通信することが通信料金の面で、または、通信品質の面で有利かを考慮して、移動通信端末装置は、ローミングリストの内容を変更する処理が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0011】
【特許文献1】
特開2002−320260号公報(第2頁、図6)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、利用者識別子(例えば、IMSI、User International Subscriber Identity。)などを着脱可能な外部記憶媒体(例えば、SIM、Subscriber Identity Module。)に記憶させる方式において、ローミングリストは、上記外部記憶媒体に記憶される。そして、上記外部記憶媒体に記憶される情報は、移動通信端末装置の電源投入時に読み出されて、使用される。
【0013】
そこで、通信事業者がローミングリストを更新しても、その更新は外部記憶媒体に記憶された情報の更新に止まる。そして、その更新は、移動通信端末装置が読み出して使用中のローミングリストには及ばない。そのため、通信事業者が行なったローミングリストへの更新を反映させて移動通信端末装置を動作させるために、利用者は、移動通信端末装置の電源を切断して、改めて電源を投入する必要がある問題点があった。
【0014】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、通信事業者が行なったローミングリストへの更新が直ちに反映されて動作する移動通信端末装置のローミングリスト更新方法及び移動通信端末装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の移動通信端末装置のローミングリスト更新方法は、少なくともチャネル識別情報と、移動通信システム識別情報とを含むローミングリストを着脱可能な外部記憶媒体に記憶し、更新データに基づき前記外部記憶媒体に記憶されたローミングリストを更新し、電源投入のまま、その更新されたローミングリストを読み出し、その読み出されたローミングリストに含まれる前記チャネル識別情報と前記移動通信システム識別情報とに従って、移動通信システムを捕捉することを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、外部記憶媒体に記憶されたローミングリストが更新されると、その更新されたローミングリストを読み出して、直ちに移動通信端末装置が使用中のローミングリストを更新することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明による移動通信端末装置のローミングリスト更新方法及び移動通信端末装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図である。この装置は、装置全体の制御を行なう制御部11と、基地局(図示せず)との間で電波の送受信を行なうアンテナ12aと、通信部12bと、送受信部13と、スピーカ14aと、マイクロフォン14bと、通話部14cと、出力部15と、入力部16と、電子メール送受信部17と、ローミングリスト更新部18と、着脱可能な外部記憶媒体21とからなる。
【0019】
外部記憶媒体21には、外部記憶媒体21への情報の書き込み、及び、読み出しを制御するローミング制御部22が内蔵され、また、ローミングリスト23と、ローミングリスト23への書き込み動作の終了ステータスが格納される書き込みステータス24とが記憶される。
【0020】
(第1の実施形態)
上記のように構成された、本発明の第1の実施形態に係る移動通信端末装置の各部の動作を、図1を参照して説明する。
【0021】
まず、通信部12bは、アンテナ12aが受信した高周波信号を送受信部13へ出力し、また、送受信部13から出力される高周波信号をアンテナ12aより送信する。
【0022】
送受信部13は、通信部12bからの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによって得られたデジタル音声信号を通話部14cへ、また、制御信号を制御部11に送る。更には、通話部14cから出力されるデジタル音声信号、及び制御部11から出力される制御信号を変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部12bに送る。
【0023】
次に、通話部14cは、送受信部13から出力されるデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅してスピーカ14aに送る。また、マイクロフォン14bから出力されるアナログ音声信号を増幅し、それをデジタル音声信号に変換して送受信部13に送信する。
【0024】
出力部15は、例えばLCDの表示装置であり、制御部11より起動されることにより、表示動作を開始する。入力部16からの入力操作に応答して制御部11より起動されるまで、出力部15には同じ内容が表示される。
【0025】
入力部16は、複数のキーからなり、制御部11の起動により動作を開始し、利用者が入力操作したキー入力に応じて、そのキーを識別するコードを制御部11へ通知して動作を終了する。
【0026】
次に、電子メール送受信部17の動作を説明する。電子メール送受信部17は、電子メールの送受信を行なう装置であり、利用者が入力部16の所定のキースイッチ(図示せず)を操作することにより、制御部11によって起動され、電子メールの送信動作を開始する。
【0027】
電子メール送受信部17は、続いて、利用者によって入力部16からキー入力される電子メールの宛先メールアドレスと、本文データに基づいて電子メール(送信メール)を作成する。そして、作成された送信メールは制御部11経由で送受信部13へ送られ、更に、通信部12b、アンテナ12a、基地局を介してメールサーバ装置(図示せず)に送信される。
【0028】
また、電子メール送受信部17は、メールサーバ装置から基地局、アンテナ12a、通信部12b、送受信部13を介して送られた電子メール(受信メール)を制御部11経由で受信する。そして、受信された受信メールは、出力部15に送られて、表示される。
【0029】
更に、電子メール送受信部17は、受信メールがローミングリスト23を更新するための、ローミングリスト23の一部、または、全部が含まれる電子メールである場合、ローミングリスト更新部18を起動して、上記メールをローミングリスト更新部18に送る。
【0030】
電子メール送受信部17は、受信メールがローミングリスト23を更新するための電子メールであることを、そのメールのヘッダ部に所定の情報が記憶されていることによって判断するが、これに限るものではない。例えば、そのメールの標題(Subject)部や、本文データに所定の情報が記憶されていることによって判断しても良い。また、受信メールに添付された添付ファイルのファイル名や、添付ファイル内のデータによって判断しても良い。
【0031】
なお、ローミングリスト23を更新するための電子メールは、通信事業者が必要と認める場合に、通信事業者が運営するメールサーバ装置から送られるとしても良い。また、利用者が上記ローミングリスト23の更新を要求した際に、通信事業者が運営するメールサーバ装置から送られるとしても良い。上記要求は、利用者がその旨を示す送信メールを通信事業者が運営するメールサーバ装置に送ることによって、通信事業者に伝えられても良い。
【0032】
次に、ローミングリスト23に記憶されるデータの一例を、図2を参照して説明する。ローミングリスト23は、アクイジションテーブル(Acquisition Table)23aと、システムテーブル(System Table)23bとの2つのテーブルからなる。
【0033】
アクイジションテーブル23aは、アクイジションインデックス23cと、チャネル番号23dとが対応を取って記憶されたデータテーブルである。ここで、チャネル番号23dは、制御信号を送受信するチャネルの番号を示す。
【0034】
また、システムテーブル23bは、システム識別子23eと、アクイジションインデックス23fと、優先度23gとが対応を取って記憶されたデータテーブルである。ここで、システム識別子23eは、移動通信システムの識別子を示す。また、優先度23gは、複数の移動通信システムと通信可能な場合、その複数のシステムの内、いずれのシステムを優先して捕捉するかを示す。
【0035】
なお、ローミングリスト23には、上記以外のデータが含まれていても良い。即ち、IS−683A規格によると、アクイジションテーブル23aには移動通信システムの通信方式等が、更に記憶されると規定されている。また、システムテーブル23bには、移動通信システムが運営される地域や、通信している移動通信システムを表すために出力部15に表示される内容等が、更に記憶されると規定されている。ローミングリスト23には、これらのデータが含まれていても良い。
【0036】
次に、ローミングリスト更新部18の動作を説明する。図3は、ローミングリスト更新部18の動作のフローチャートを示す。ローミングリスト更新部18は、電子メール送受信部17に起動されて動作を開始する(ステップ18a)。そして、電子メール送受信部17からローミングリスト23を更新するための受信メールを受信する(ステップ18b)。
【0037】
ローミングリスト更新部18は、次に、ローミング制御部22を起動して、ステップ18bで受信したローミングリスト23を更新するための受信メールをローミング制御部22に送ることによって、ローミング制御部22はその受信メールをローミングリスト23に書き込む(ステップ18c)。また、ローミング制御部22は、その時の書き込みが正常に行われたか否かのステータス情報を書き込みステータス24に書き込む。
【0038】
次に、移動通信端末の電源の切断と再投入を待つことなく、所定時間、例えば、数秒間待って、ローミング制御部22を起動して、ローミング制御部22を経由して書き込みステータス24を読み出して、そのステータス情報調べることにより上記ローミングリスト23の書き込みが正常終了したことを確認する(ステップ18d)。そして、再びローミング制御部22を起動して、ローミング制御部22を経由してローミングリスト23を読み出す(ステップ18e)。
【0039】
ローミングリスト更新部18は、次に、読み出したローミングリスト23を制御部11の内部メモリにローミングリスト写として格納して(ステップ18f)、終了する(ステップ18g)。
【0040】
なお、ステップ18dで、上記ローミングリスト23の書き込みが正常終了したことが確認できない場合には、ローミングリスト更新部18は、所定時間待って、再度書き込みステータス24を読み出して、確認する。再度読み出しても書き込みの正常終了が確認できない場合には、ローミングリスト更新部18は、終了する。
【0041】
次に、ローミング制御部22の動作を説明する。図4は、ローミング制御部22の動作のフローチャートを示す。ローミング制御部22は、制御部11又はローミングリスト更新部18のいずれかの装置によって起動されて動作を開始する(ステップ22a)。
【0042】
続いて、上記の起動した装置から指示を受信し(ステップ22b)、その指示が書き込みであるか、読み出しであるかを調べる(ステップ22c)。書き込みの指示は、ローミングリスト23の書き込みである。また、読み出しの指示は、詳細には、ローミングリスト23の読み出しと、書き込みステータス24の読み出しとのいずれかである。
【0043】
上記指示が書き込みであれば、ローミング制御部22は、ローミングリスト23の一部、または、全部をローミング制御部22を起動した装置(ローミングリスト更新部18)から受信して、更新されたデータをローミングリスト23に格納する(ステップ22d)。そして、上記書き込みが正常終了したことを書き込みステータス24に格納して(ステップ22e)、終了する(ステップ22f)。
【0044】
もし、上記指示が読み出しであれば、ローミング制御部22は、上記指示の詳細に従って、ローミングリスト23と、書き込みステータス24とのいずれかを読み出して、上記ローミング制御部22を起動した装置に送って(ステップ22g)、終了する(ステップ22f)。
【0045】
ステップ22dで、ローミングリスト23への書き込みが異常終了した場合には、ローミング制御部22は、ステップ22eで、上記書き込みが異常終了したことを書き込みステータス24に格納する。
【0046】
上記の説明では、ローミングリスト23への書き込みが正常終了したか、または、異常終了したかのステータス情報は、書き込みステータス24に記憶されるとした。しかし、ここに限るものではなく、外部記憶媒体21内に記憶されればどこに記憶されても良い。
【0047】
例えば、外部記憶媒体21内の電子メールボックス(図示せず)内に電子メールデータの一部として記憶されても良い。また、外部記憶媒体21内の電話番号簿(図示せず)内に電話番号や、氏名の一部として記憶されても良い。
【0048】
次に、制御部11の移動通信システムを捕捉する動作を説明する。制御部11は、移動通信端末装置の電源投入時に、ローミング制御部22を起動して、ローミング制御部22を経由してローミングリスト23を読み出す。次に、ローミングリスト23から読み出されたローミングリスト写を、制御部11の内部メモリに記憶する。そして、移動通信端末装置の電源投入の際と、基地局を見失った際に、制御部11の内部メモリに記憶されたローミングリスト写のデータに従って、移動通信システムを捕捉する。
【0049】
即ち、制御部11は、まず、アクイジションテーブル23aからアクイジションインデックス23cと、チャネル番号23dとが対応したデータを1組読み出す。そして、その読み出したアクイジションインデックス23cの値と等しいアクイジションインデックス23fをシステムテーブル23bから検索する。これにより、この検索によって得られたアクイジションインデックス23fに対応するシステム識別子23eと、優先度23gとが得られる。
【0050】
次に、制御部11は、上記チャネル番号23dのチャネルを用いて制御信号を送受信することによって、上記システム識別子23eによって識別される移動通信システムを捕捉して、通信する。
【0051】
上記システムテーブル23bからの検索によって、システム識別子23eと、優先度23gとが対応したデータを複数組得た場合、制御部11は、それらのデータの優先度23gが示す優先順位に従って、移動通信システムを捕捉する。即ち、まず、優先度23gが最も高いシステム識別子23eによって識別される移動通信システムの捕捉を行ない、それが不可能な場合、次に優先度23gが高いシステム識別子23eによって識別される移動通信システムを捕捉する。
【0052】
もし、上記全てのシステム識別子23eによって識別される移動通信システムの捕捉が不可能であれば、制御部11は、アクイジションテーブル23aからアクイジションインデックス23cと、チャネル番号23dとが対応した別のデータを1組読み出して、上記の動作を繰り返し実行する。
【0053】
アクイジションテーブル23aの全てのデータを用いても移動通信システムの捕捉が不可能な場合、制御部11は、移動通信端末装置は移動通信システムが運営されている範囲外に位置すると判断し、例えば、「通信圏外」に位置する旨の表示を出力部14に表示する。そして、所定時間経過後に、上記移動通信システムの捕捉の動作を繰返す。
【0054】
(第2の実施形態)
第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、ローミングリスト更新部18の動作とローミング制御部22の動作にある。そこで、第2の実施形態におけるローミングリスト更新部18の動作とローミング制御部22の動作を、それぞれフローチャートを用いて説明する。なお、これらの装置の第2の実施形態における動作は、第1の実施形態における動作と殆ど同じである。そこで、同じ動作のステップには同じ符号を付けて、その説明を省略する。
【0055】
図5は、第2の実施形態におけるローミングリスト更新部18の動作のフローチャートを示す。ローミングリスト更新部18は、ステップ18cで、ローミングリスト23を更新するための受信メールをローミング制御部22に送った後、終了する(ステップ18i)。そして、ローミング制御部22から起動され、ローミング制御部22からローミングリスト23の書き込みの正常終了の通知を受け(ステップ18j)、続いて、ステップ18eのローミングリスト23の読み出し以降の動作を行なう。
【0056】
図6は、第2の実施形態におけるローミング制御部22の動作のフローチャートを示す。ローミング制御部22は、ステップ22dで、ローミングリスト23への書き込みが正常終了した後、ローミングリスト更新部18を起動して、ローミングリスト23への書き込みが正常終了した旨を通知して(ステップ22i)、終了する。
【0057】
ステップ22dで、ローミングリスト23への書き込みが異常終了した場合は、ローミング制御部22は、ステップ22iの動作を行なわずに終了する。
【0058】
なお、ローミングリスト23は暗号化されたデータであっても良い。また、ローミングリスト23の一部、または、全部が含まれる電子メールは暗号化されたデータであっても良い。その場合、ローミング制御部22は、上記暗号化されたデータの暗号を解く。暗号が解けない場合、ローミング制御部22は、与えられた指示が異常終了したと判断する。
【0059】
更に、ローミングリスト23の一部、または、全部が含まれる電子メールは冗長データが付加され、誤り耐性が高いデータであっても良い。その場合、ローミング制御部22は、上記冗長データが付加されたデータの誤りの検出と誤りの訂正を行なう。誤りが検出され、かつ、誤りの訂正が不可能な場合、ローミング制御部22は、与えられた指示が異常終了したと判断する。
【0060】
また、ローミングリスト23を更新するための、ローミングリスト23の一部、または、全部は、電子メールとして移動通信端末装置に送られ、電子メール送受信部によって受信されるとは限らない。Webデータとして送られ、Web送受信部(図示せず)によって受信されるとしても良い。また、制御信号として送られ、制御部11によって受信されるとしても良い。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、通信事業者が行なったローミングリストの更新が直ちに反映されて、その反映されたローミングリストに従って移動通信システムを捕捉することができる。そのため、移動通信端末が通信する移動通信システムの変更に直ちに対応できる。また、移動通信端末が優先して通信する移動通信システムの変更に直ちに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の実施形態に係るローミングリスト。
【図3】 本発明の第1の実施形態に係るローミングリスト更新部のフローチャート。
【図4】 本発明の第1の実施形態に係る外部記憶媒体に内蔵された制御部のフローチャート。
【図5】 本発明の第2の実施形態に係るローミングリスト更新部のフローチャート。
【図6】 本発明の第2の実施形態に係る外部記憶媒体に内蔵された制御部のフローチャート。
【符号の説明】
11 制御部
17 電子メール送受信部
18 ローミングリスト更新部
21 外部記憶媒体
22 ローミング制御部
23 ローミングリスト
23a アクイジションテーブル
23b システムテーブル
23c、23f アクイジションインデックス
23d チャネル番号
23e システム識別子

Claims (10)

  1. 少なくともチャネル識別情報と、移動通信システム識別情報とを含むローミングリストを着脱可能な外部記憶媒体に記憶し、
    更新データに基づき前記外部記憶媒体に記憶されたローミングリストを更新し、電源投入のまま、その更新されたローミングリストを読み出し、
    その読み出されたローミングリストに含まれる前記チャネル識別情報と前記移動通信システム識別情報とに従って、移動通信システムを捕捉する
    ことを特徴とする移動通信端末装置のローミングリスト更新方法。
  2. 前記更新データとして前記ローミングリストの一部、または、全部を含む電子メールを受信し、
    前記電子メールによって前記外部記憶媒体に記憶されたローミングリストを更新することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末装置のローミングリスト更新方法。
  3. 前記更新データとして前記ローミングリストの一部、または、全部を含む通信制御情報を受信し、
    前記通信制御情報によって前記外部記憶媒体に記憶されたローミングリストを更新することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末装置のローミングリスト更新方法。
  4. 前記外部記憶媒体に記憶されたローミングリストの更新が完了したことを確認し、
    その更新が完了したことが確認されたローミングリストを読み出すことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の移動通信端末装置のローミングリスト更新方法。
  5. 前記ローミングリストの更新、及び前記ローミングリストの更新が完了したことを示すステータス情報を前記外部記憶媒体に記憶し、そのステータス情報の読み出しを行うローミング制御手段を前記外部記憶媒体に内蔵し、
    前記ローミング制御手段からの前記ステータス情報を受信して前記更新が完了したことを確認することを特徴とする請求項4に記載の移動通信端末装置のローミングリスト更新方法。
  6. 前記更新が完了したことを示すステータス情報が前記外部記憶媒体内の電子メールボックス又は電話番号リストに記憶されることを特徴とする請求項5に記載の移動通信端末装置のローミングリスト更新方法。
  7. 前記ローミングリストの更新、及び前記ローミングリストの更新が完了したことの通知を行うローミング制御手段を前記外部記憶媒体に内蔵し、前記ローミング制御手段からの通知を受信して前記更新が完了したことを確認することを特徴とする請求項4に記載の移動通信端末装置のローミングリスト更新方法。
  8. 少なくともチャネル識別情報と、移動通信システム識別情報とを含むローミングリストを記憶する着脱可能な外部記憶媒体と、
    更新データに基づき前記外部記憶媒体に記憶されたローミングリストを更新する手段と、
    前記更新手段によって前記外部記憶媒体に記憶されたローミングリストが更新されると、電源投入のまま、前記更新が確認されたローミングリストを読み出す手段と、
    前記読み出し手段によって読み出されたローミングリストに含まれる前記チャネル識別情報と前記移動通信システム識別情報とに従って、移動通信システムを捕捉する手段とを有することを特徴とする移動通信端末装置。
  9. 前記更新データとして前記ローミングリストの一部、または、全部を含む電子メール又は通信制御情報を受信し、
    前記更新手段は、前記電子メール又は通信制御情報によって前記外部記憶媒体に記憶されたローミングリストを更新することを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末装置。
  10. 前記ローミングリストの更新が完了したことを示すステータス情報を前記外部記憶媒体に記憶し、そのステータス情報の読み出しを行うローミング制御手段を更に有し、
    前記読み出し手段は、前記ローミング制御手段からの前記ステータス情報を受信して前記更新が完了したことを確認することを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末装置。
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