JP3739066B2 - テレビジョンカメラ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の色相を選択し、該選択された色相である被写体部分を表示する場合に、その色相毎に各々異なる色で強調して表示可能とするための映像信号を生成する機能を有するテレビジョンカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術としては、選択された色相に対して輪郭強調信号のレベルを制御する機能を有したテレビジョンカメラについて記述した文献、例えば、「1994年テレビジョン学会年次大会講演予稿集」テレビジョン学会(映像情報メディア学会)発行、頁459〜頁460に示されているように、色相適応型補正回路を有し、所定の色相範囲内の色相を有する被写体部分に施される輪郭強調信号について、上記範囲外の色相を有する被写体部分に比べより強調する、あるいは強調しないようにすることを可能としたテレビジョンカメラがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術においては、2種類以上の選択された色相範囲の輪郭補正量をそれぞれ制御する場合、それら複数の色相範囲ごとの被写体部分の撮像位置の範囲が、オペレータにより表示画面上で区別することが困難であるという欠点がある。
【0004】
本発明は、前述の欠点を除去するために、選択された各々の色相範囲に応じた表示信号(以後これをゲート信号と呼ぶ。)を生成し、このゲート信号を映像信号のR(赤)、G(緑)、B(青)成分に加算することで、上記被写体部分に応じた撮像範囲をそれぞれ異なる色でオペレーターに表示可能とする機能を有するテレビジョンカメラを実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、テレビジョンカメラ装置において、撮像素子から出力された映像信号からDTL(輪郭強調)信号を発生するDTL信号発生回路と、上記映像信号から色相範囲を検知し、それぞれ所定の色相範囲の映像信号に応じてDTL信号のゲインを制御するためのゲインコントロール信号及びゲート信号を出力する複数の色相演算処理回路とを有し、上記ゲート信号により、映像信号の内、上記それぞれ所定の色相範囲に応じた映像信号部分がそれぞれ異った色でゲートされて表示されるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図1〜図3を用いて本発明の一実施例を説明する。この実施例は、色相演算処理回路が2個の場合について説明される。
【0007】
図1は本発明を用いたテレビジョンカメラのブロック構成例を示す図である。図1において、ズームレンズ1より得られた光は撮像素子2によって映像信号となり、さらにプリアンプ3で増幅された信号aとなる。信号aは、A/Dコンバータ4によってディジタル化されたR、G、B映像信号cとなる。この信号cはDTL信号発生回路5に入力され、ここで輪郭部分のみの波形とされるH.DTL信号、およびV.DTL信号となり、それら信号はDTL信号ゲインコントロール回路6に入力される。このゲインコントロール回路6には後述する色相演算処理回路11,12からの出力であるゲインコントロール信号が入力され、この信号に応じて、選択された2種類の「色相の輪郭強調信号」(以後フレッシュトーンDTL信号と呼ぶ)のゲインが、それぞれ0〜2.0以上の範囲のいずれかの値に設定される。
【0008】
さらに、DTL信号ゲインコントロール回路6内のゲインである全ての色相のゲインとしては、0〜1.0以上の範囲のいずれかの値に設定される。そして、DTLゲインコントロール信号発生回路13からのゲインコントロール信号に応じたゲインと全ての色相のゲインを乗算して全ての色相についてレベル調整をしたDTLゲインとされ、さらにDTL信号発生回路5の出力であるH.DTL、V.DTL信号に乗算処理され、処理された信号がD/Aコンバータ7へ出力される。D/Aコンバータ7は、DTL信号ゲインコントロール回路6の出力であるディジタル化されたDTL信号をアナログDTL信号に変換して加算回路8へ出力する。ここでプリアンプ3の出力aは加算回路8に出力され、D/Aコンバータ7の出力であるDTL信号が付加された後に映像信号処理回路9に出力される。加算回路8の出力は、映像信号処理回路9でレベル調整等が行われた後に映像本線系出力信号10となり後段(図示せず)へ出力される。
【0009】
次に、A/Dコンバータ4の出力cは、色相演算処理回路11に入力される。色相演算処理回路11では、入力されたR、G、B映像信号から任意の色相範囲を検出した後にその色相範囲のゲイン値に応じたゲインコントロール信号をDTLゲインコントロール回路6へ出力する。さらに、A/Dコンバータ出力cは、色相演算処理回路12に入力され、上記色相演算処理回路11における処理と同様の処理が行なわれる。ただし、目的とする色相は異なる。そして色相演算処理回路12からは、上記と同様にゲインコントロール信号が出力される。
【0010】
なお、色相演算処理回路11,12は、従来技術と同様に図3の様なブロック構成となっている。この内フレッシュトーンゲート回路からは、それぞれ設定された色相範囲内に色相がある被写体部分の映像信号タイミングに応じたタイミングを表わすゲート信号がそれぞれ出力される。このゲート信号は、それぞれANDゲート回路13,14に入力される。このANDゲート回路13,14には、共に制御信号15が入力される。この制御信号15は通常動作時は、例えば値「0」となり、オペレーターがフレッシュトーンDTLを調整時に、フレッシュトーンDTLでDTL補正量が制御された被写体領域を確認時は、例えば値「1」となる。
【0011】
ANDゲート回路13,14は、制御信号15が、例えば値「0」の場合は、固定値「0」を出力し、制御信号15が例えば値「1」の場合は、それぞれ入力されたゲート信号を出力する。それぞれ出力された信号は共に加算回路8に入力される。そのため、通常動作時は加算回路8には固定値「0」の信号がANDゲート回路13,14から入力され、被写体領域確認時は、色相演算処理回路11,12から出力されたゲート信号がそれぞれ加算回路8に入力される。
【0012】
加算回路8は、制御信号15が値「1」の場合に、すなわち、色相演算処理回路11,12からのゲート信号が入力された場合は、それぞれのゲート信号に応じて、色相演算回路11からのゲート信号によっては選択された被写体部分の色が、例えば、緑色を強調した映像信号を出力する。また、色相演算回路12からのゲート信号によっては、選択された被写体部分の色が、例えば、赤色を強調した映像信号を出力する。
【0013】
そうすることにより、2種類以上の色相を選択して、この色相に対してのみの輪郭強調信号のレベルを制御する機能を有するテレビジョンカメラにおいて、各々のゲート信号を、例えば、映像信号のR、G、B成分に1つづつ重複なく加算して、各々のゲート信号に応じた被写体部分異なる色でそれぞれ表示する機能が実現できる。
【0014】
ここでは、実施例として2個の色相演算処理回路を有する場合について記載したが、例えば、本実施例の色相演算処理回路部分を3個にし、かつ入力端子を3個持つDTLゲインコントロール信号発生回路にすれば3種のゲート信号に応じた被写体部分を画面上にそれぞれ表示することができる。
【0015】
又、本実施例ではDTL信号のみをディジタル信号処理し、D/A変換してから映像信号と混合し、かつゲート信号もアナログ信号で映像信号、DTL信号と混合する例を挙げているが、映像信号、DTL信号、ゲート信号共ディジタル信号処理し、ディジタル信号でもって混合することも可能である。
【0016】
【発明の効果】
本発明により、選択された2種類以上の色相について輪郭補正制御量を他の色相に比べ変化させる場合に、それぞれの色相に応じた被写体領域が、それぞれ異なった色で強調されて表示できる様にしたことで、被写体内のどこにフレッシュトーンDTL信号が効いているかを容易に見分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図。
【図2】DTLゲインコントロール信号発生回路の出力波形を示す図。
【図3】色相演算処理回路のブロック構成例を示す図。
【符号の説明】
1…ズームレンズ、2…撮像素子、3…プリアンプ、4…A/Dコンバータ、5…DTL信号発生回路、6…DTL信号ゲインコントロール回路、7…D/Aコンバータ、8…加算回路、9…映像信号処理回路、10…映像本線系出力信号、11,12…色相演算処理回路、13,14…ANDゲート回路、15…制御信号。

Claims (1)

  1. 所定の色相に対して輪郭強調 ( DTL ) 信号のレベルを制御する機能を有するテレビジョンカメラ装置において、撮像素子から出力された映像信号から輪郭強調信号を発生するDTL信号発生回路と、上記映像信号から2種類以上の所定の色相範囲を検知し、それぞれ検知した所定の色相範囲の映像信号に応じてそれぞれ対応する輪郭強調信号のゲインを制御するためのゲインコントロール信号及びそれぞれ検知した所定の色相範囲の映像信号であることを表すゲート信号を出力する複数の色相演算処理回路と、上記ゲイン制御された輪郭強調信号を上記映像信号に加算する加算回路とを有し、上記輪郭強調信号レベルの制御された被写体領域確認時、上記各色相演算処理回路から出力されたゲート信号を上記加算回路に入力し、上記それぞれ所定の色相範囲にある映像信号部分に加算し、上記各ゲート信号に応じた被写体部分を異なる色でそれぞれ表示することを特徴とするテレビジョンカメラ装置
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