JP3737614B2 - 音声信号を利用した放送確認システム、及びこのシステムに使用される音声素材制作装置及び放送確認装置 - Google Patents

音声信号を利用した放送確認システム、及びこのシステムに使用される音声素材制作装置及び放送確認装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばコマーシャル等の契約された番組素材を含む特定の音声素材信号が放送局にて放送されたか否かを確認するための音声信号を利用した放送確認システム、及びこのシステムに使用される音声素材制作装置及び放送確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えばラジオ放送,有線放送等の音声による放送において、多数のコマーシャル放送が行なわれている。このようなコマーシャル放送は、例えば広告代理店等を介して放送局とスポンサーとの間に、放送時刻や放送内容等に関する契約が締結されている。このため、コマーシャル放送においては、契約された時間に契約されている内容のものが確かに放送されたか否かを確認する必要がある。
【0003】
そこで、従来では、実際に放送波を受信して放送内容をテープレコーダ等に収録し、監視者が収録内容を再生してみて所定のコマーシャルが放送されたか否かを確認し、その確認内容をスポンサーに連絡し、所定のコマーシャルが放送されなかった場合には、契約違反による補償をするというような事が行なわれている。
【0004】
しかしながら、上述した従来の方法では、放送局にて放送されたコマーシャル放送を受信側にてテープレコーダ等に収録し、この収録したコマーシャル放送の全ての放送内容を再生して確認するという人の手を介した繁雑な作業を行なわなければならないという不都合がある。
【0005】
また、従来では、コマーシャル放送を自動的に確認するために、コマーシャルのスタート部分を音声信号と映像信号との変化によって見つけ、コマーシャルの内容をエネルギー分布等によって、あらかじめ登録してあるコマーシャル信号の情報と比較して確認する方法も考慮されているが、多数の放送内容を確実に識別することは困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来では、監視者が放送局にて放送されたコマーシャル放送をテープレコーダ等に収録し、この収録された全ての放送内容を再生して確認するという、人の手を介した繁雑な作業を行なっていた。また、コマーシャル放送を自動的に確認するために、コマーシャルのスタート部分を音声信号と映像信号との変化によって見つけ、コマーシャルの内容をエネルギー分布等によって、あらかじめ登録してあるコマーシャル放送の情報と比較して確認する方法も考慮されているが、多数の放送内容を確実に識別することは困難であった。
【0007】
この発明の目的は、確認すべき特定の音声素材信号が放送局にて放送されたか否かの確認を自動的に行ない得る音声信号を利用した放送確認システム、及びこのシステムに使用される音声素材制作装置及び放送確認装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る音声信号を利用した放送確認システムは、放送局により放送される特定の音声素材信号を制作する音声素材制作装置と、放送局にて放送波により伝送される特定の音声素材信号を含む放送信号を受信して、特定の音声素材信号の内容の確認を行なう放送確認装置とを具備し、音声素材制作装置は、特定の音声素材信号の周波数帯中で予め決められた複数の周波数を、その音声素材信号の内容を確認するための識別情報に応じて選択的に除去することで、音声素材信号に識別情報を重畳する識別情報重畳手段を備え、放送確認装置は、放送信号から特定の音声素材信号を抽出し、その周波数帯中の予め決められた複数の周波数の有無を判別することにより識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、この識別情報抽出手段により抽出された識別情報から特定の音声素材信号の内容を把握し、別途提供される特定の音声素材信号の内容を示す情報と比較する識別情報比較手段と、この識別情報比較比較手段による比較結果に加えて、少なくとも特定の音声素材信号の放送時刻及び放送チャンネルを含む確認情報を蓄積する確認情報蓄積手段とを具備してなることを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、特定の音声素材信号の周波数帯中で予め決められた複数の周波数を、その音声素材信号の内容を確認するための識別情報に応じて選択的に除去することで、音声素材信号に識別情報を重畳させて、この特定の音声素材信号を放送局に送るようにしている。そして、放送局にて放送された放送信号から特定の音声素材信号を抽出され、その周波数帯中の予め決められた複数の周波数の有無を判別することにより識別情報を抽出され、この識別情報が別途提供される特定の音声素材信号の内容を示す情報と比較されることにより、放送波により伝送された特定の音声素材信号が正当に契約されたものであるか、もしくは契約された特定の音声素材信号が放送局にて所定の時間に放送されたか否かの判断がなされ、その判断結果を含み、かつこの特定の音声素材信号の放送時間及び放送チャンネルを含む確認情報が蓄積される。
【0010】
この結果、放送局からの放送を聴くリスナーに対して、識別情報を付加することにより聴覚に影響を及ぼすことなく、また、蓄積された確認情報に基づいて、特定の音声素材信号の放送状況の確認及び管理を人の手による確認操作を必要とすることなく自動的に行なうことが可能となる。さらに、契約された特定の音声素材信号が放送局にて約束の時間に放送されたか否かを確認することも可能となる。
【0011】
この発明に係る音声素材制作装置は、放送局により放送される特定の音声素材信号を制作する音声素材制作装置を対象にしている。そして、特定の音声素材信号の周波数帯中で予め決められた複数の周波数を、その音声素材信号の内容を確認するための識別情報に応じて選択的に除去することで音声素材信号に識別情報を重畳する識別情報重畳手段を備え、放送局にて放送波により伝送される特定の音声素材信号を含む放送信号を受信して、特定の音声素材信号から識別情報を抽出することでその内容の確認を行なえるようにしたことを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、特定の音声素材信号の周波数帯中で予め決められた複数の周波数を、その音声素材信号の内容を確認するための識別情報に応じて選択的に除去することで音声素材信号に識別情報を重畳し、これにより、受信側で、特定の音声素材信号を受信することで、この特定の音声素材信号から識別情報を抽出させてその内容の確認を行なえるようにしている。このため、抽出された識別情報に基づいて、放送局にて放送される特定の音声素材信号の内容を人の手による確認操作を必要とすることなく自動的に確認を行なうことが可能となる。
【0013】
この発明に係る放送確認装置は、放送局により放送される特定の音声素材信号が、その制作の際に、特定の音声素材信号の周波数帯中で予め決められた複数の周波数について、その音声素材信号の内容を確認するための識別情報に応じて選択的に除去されているとき、放送信号から特定の音声素材信号を抽出し、その周波数帯中の予め決められた複数の周波数の有無を判別することにより識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、この識別情報抽出手段により抽出された識別情報から特定の音声素材信号の内容を把握し、別途提供される特定の音声素材信号の内容を示す情報と比較する識別情報比較手段と、この識別情報比較手段による比較結果に加えて、少なくとも特定の音声素材信号の放送時刻及び放送チャンネルを含む確認情報を蓄積する確認情報蓄積手段とを具備してなることを特徴とする。
【0014】
この構成によれば、放送局にて放送される特定の音声素材信号がその制作の際に、特定の音声素材信号の周波数帯中で予め決められた複数の周波数について、その音声素材信号の内容を確認するための識別情報に応じて選択的に除去されている場合に、放送局にて放送波により伝送された放送信号から特定の音声素材信号の識別情報を抽出し、この識別情報と、別途提供される特定の音声素材信号の内容を示す情報とが比較されることにより、放送波により伝送された特定の音声素材信号が正当に契約されたものであるか、もしくは契約された特定の音声素材信号が放送局にて所定の時間に放送されたか否かの判断がなされ、その判断結果を含み、かつこの特定の音声素材信号の放送時間及び放送チャンネルを含む確認情報が蓄積される。
【0015】
この結果、蓄積された確認情報に基づいて、特定の音声素材信号の放送状況の確認及び管理を人の手による確認操作を必要とすることなく自動的に行なうことが可能となる。さらに、契約された特定の音声素材信号が放送局にて約束の時間に放送されたか否かを確認することも可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施の形態である放送確認システムに用いられ、放送局により放送されるべき特定の音声素材信号を制作する音声素材制作装置のブロック構成を示している。
【0017】
すなわち、音声素材制作装置は、音声素材発生器11,マルチバンド帯域阻止フィルタ(BEF)12及びコード発生器13により構成されている。音声素材発生器11は、放送局により放送される特定の音声素材信号であるコマーシャル音声放送信号を発生する。そして、このコマーシャル音声放送信号は、マルチバンドBEF12に供給されることになる。このマルチバンドBEF12は、複数のBEFを有しており、これら複数のBEFを外部の制御でそれぞれオン/オフできる機能を有している。また、このマルチバンドBEF12には、コード発生器13から発生されるコマーシャル音声放送信号の内容を識別するための識別情報である識別コードが供給される。
【0018】
コード発生器13は、コマーシャル毎に付加されている識別コードであるデジタルコード信号が入力されると、このデジタルコード信号に基づいて、図2に示すような周波数の組み合わせに変換する。
【0019】
すなわち、コード発生器13は、図2に示す周波数帯域f1 〜f2 を有する音声信号において、デジタルコード信号に応じて決められた周波数F1 〜Fn を帯域(Δf)で除去し、除去する周波数の組合せを、マルチバンドBEF12に入力する。そして、マルチバンドBEF12は、この除去された周波数の組み合わせを識別コードとして該当するコマーシャル音声放送信号に重畳して出力する。なお、識別コードは、除去した周波数の時間的な変化により形成されてもよい。
【0020】
また、除去される周波数帯域Δfは、人間の聴覚に影響を及ぼさない程度の音量、音色に対応する帯域間隔である。
また、識別コードを重畳する過程は、コマーシャルの場合、コマーシャル制作の最終段階で行い、前述の方法によって識別コードを重畳したコマーシャル音声放送信号を例えばテープレコーダ等にて磁気テープ等に収録し、放送局に持ち込んで放送に使用する。なお、通信回線等を用いて識別コードを重畳したコマーシャル音声放送信号を放送局に伝送するようにしてもよい。
【0021】
図3は、この発明の一実施の形態である放送確認システムに用いられ、放送局にて放送波により伝送されるコマーシャル音声放送信号の内容を確認するための放送確認装置のブロック構成を示している。
【0022】
図3において、放送局から伝送されたコマーシャル音声放送信号は、アンテナ20にて受信され、チューナ21及び増幅器22を介してスピーカ23にて音響再生される。一方、チューナ21を通過したコマーシャル音声放送信号は、識別情報抽出手段である周波数分析器24に供給される。
【0023】
周波数分析器24は、入力されたコマーシャル音声放送信号に対して周波数分析処理を行なうことで、除去されている周波数の検出を行ない、この検出結果を識別コード解読用のCPU(Central Processing Unit) 25に出力する。
【0024】
CPU25には、放送局からコマーシャル音声放送信号の識別コードを含む放送スケジュールの情報が放送波とは別の伝送経路を介して入力される。そして、CPU25は、周波数分析器24の出力に対して、除去されている狭帯域周波数の組み合わせと時間的変化とから識別コードを再生し、この識別コードを放送局から伝送される識別コードを含む放送スケジュールと比較し、この比較結果に加えて、このコマーシャル音声放送の放送時刻と放送チャンネルとを確認情報として情報蓄積装置26に蓄積する。なお、放送スケジュールには、放送時刻,放送内容の種類,スポンサー名,放送チャンネル等の確認するために必要な情報が含まれている。
【0025】
この情報蓄積装置26に蓄積されたコマーシャル音声放送の確認情報は、必要に応じて報告書として帳表出力されるか、もしくは電話回線を介して放送局もしくは音声素材制作装置に通知される。
【0026】
したがって、上記実施の形態によれば、音声素材制作装置のコード発生器13にてコマーシャル音声放送信号の周波数帯中で予め決められた複数の周波数を、その音声素材信号の内容を確認するための識別情報に応じて選択的に除去することで、音声素材信号に識別情報をマルチバンドBEF12にて重畳させて、この特定の音声素材信号を放送局に送るようにしている。
【0027】
このため、狭帯域Δfで除去した複数の周波数の組み合わせで識別コードを作成することで、コーマシャル音声放送を聴くリスナーに対して、識別コードにより聴覚に影響を及ぼすことなく、かつコーマシャル音声放送の放送内容を阻害されることなく、放送局にて放送されるコーマシャル音声放送の放送内容を識別コードを検出することで自動的に確認が行なえる。
【0028】
そして、放送確認装置の周波数分析器24にて放送局にて放送された放送信号からコマーシャル音声放送を抽出し、このコマーシャル音声放送の周波数帯から除去された周波数の有無を検出することで放送内容を把握し、この放送内容を放送局から放送波とは別の伝送経路を介して与えられた識別情報を含む放送スケジュールとCPU25にて比較されることにより、放送波により伝送されたコマーシャル音声放送が正当に契約されたものであるか、もしくは契約されたコマーシャル音声放送が放送局にて所定の時間に放送されたか否かの判断がなされ、その判断結果を含み、かつこのコマーシャル音声放送の放送時間及び放送チャンネルを含む確認情報を情報蓄積装置26に蓄積している。
【0029】
このため、情報蓄積装置26に蓄積された確認情報に基づいて、コマーシャル音声放送の放送状況の確認及び管理を人の手による確認操作を必要とすることなく自動的に行なうことが可能となる。さらに、契約されたコマーシャル音声放送が放送局にて約束の時間に放送されたか否かを確認することも可能となる。
【0030】
また、上記実施の形態において、同一のスポンサーが多数の放送局からコマーシャル音声放送を行なうように依頼することが多いから、全国各地に放送確認装置を設け、各地域における確認情報を電話回線を介して音声素材制作装置に送り、これを収集せしめれば各地域における放送確認をオンラインで行なうことのできる放送確認システムとなる。
【0031】
なお、この発明は上記実施の形態に必ずしも限定されるものではなく、この他その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることはもちろんのことである。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、確認すべき特定の音声素材信号が放送局にて放送されたか否かの確認を自動的に行ない得る音声信号を利用した放送確認システム、及びこのシステムに使用される音声素材制作装置及び放送確認装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る音声信号を利用した放送確認システムに使用される音声素材制作装置の一実施の形態を示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態における周波数帯からコマーシャル音声放送信号を識別するための識別コードを形成するために示す図。
【図3】この発明に係る音声信号を利用した放送確認システムに使用される放送確認装置の一実施の形態を示すブロック構成図。
【符号の説明】
11…音声素材発生器、
12…マルチバンドBEF、
13…コード発生器、
21…チューナ、
22…増幅器、
23…スピーカ、
24…周波数分析器、
25…CPU、
26…情報蓄積装置。

Claims (7)

  1. 放送局により放送される特定の音声素材信号を制作する音声素材制作装置と、前記放送局にて放送波により伝送される前記特定の音声素材信号を含む放送信号を受信して、前記特定の音声素材信号の内容の確認を行なう放送確認装置とを具備し、
    前記音声素材制作装置は、前記特定の音声素材信号の内容を確認するための識別情報に応じて、前記特定の音声素材信号の周波数帯を、人間の聴覚に影響を及ぼさない程度の帯域間隔で選択的に除去する識別情報重畳手段を備え、
    前記放送確認装置は、前記放送信号から前記特定の音声素材信号を抽出し、その周波数帯中の周波数の有無を判別することにより前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    この識別情報抽出手段により抽出された前記識別情報から前記特定の音声素材信号の内容を求める内容算出手段とを具備してなることを特徴とする音声信号を利用した放送確認システム。
  2. 前記内容算出手段により求められた前記特定の音声素材信号の内容と、別途提供される前記特定の音声素材信号の内容を示す情報と比較する識別情報比較手段と、
    この識別情報比較手段による比較結果に加えて、少なくとも前記特定の音声素材信号の放送時刻及び放送チャンネルを含む確認情報を蓄積する確認情報蓄積手段とをさらに具備してなることを特徴とする請求項1記載の音声信号を利用した放送確認システム。
  3. 前記音声素材制作装置の識別情報重畳手段は、前記特定の音声素材信号の周波数帯から除去する周波数の組み合わせ、時間的な変化の少なくともいずれか一方により識別情報を音声素材情報に重畳することを特徴とする請求項1記載の音声信号を利用した放送確認システム。
  4. 放送局により放送される特定の音声素材信号を制作する音声素材制作装置において、
    前記特定の音声素材信号の内容を確認するための識別情報に応じて、前記特定の音声素材信号の周波数帯を、人間の聴覚に影響を及ぼさない程度の帯域間隔で選択的に除去する識別情報重畳手段を備え、
    前記放送局にて放送波により伝送される前記特定の音声素材信号を含む放送信号を受信して、前記特定の音声素材信号から前記識別情報を抽出することでその内容の確認を行なえるようにしたことを特徴とする音声素材制作装置。
  5. 前記識別情報重畳手段は、前記特定の音声素材信号の周波数帯から除去する周波数の組み合わせ、時間的な変化の少なくともいずれか一方により識別情報を音声素材情報に重畳することを特徴とする請求項4記載の音声素材制作装置。
  6. 放送局により放送される特定の音声素材信号が、その制作の際に、前記特定の音声素材信号の内容を確認するための識別情報に応じて、前記特定の音声素材信号の周波数帯を、人間の聴覚に影響を及ぼさない程度の帯域間隔で選択的に除去されているとき、
    前記放送信号から前記特定の音声素材信号を抽出し、その周波数帯中の周波数の有無を判別することにより前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    この識別情報抽出手段により抽出された前記識別情報から前記特定の音声素材信号の内容を求める内容算出手段とを具備してなることを特徴とする放送確認装置。
  7. 前記内容算出手段により求められた前記特定の音声素材信号の内容と、別途提供される前記特定の音声素材信号の内容を示す情報と比較する識別情報比較手段と、
    この識別情報比較手段による比較結果に加えて、少なくとも前記特定の音声素材信号の放送時刻及び放送チャンネルを含む確認情報を蓄積する確認情報蓄積手段とをさらに具備してなることを特徴とする請求項6記載の放送確認装置。
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