JP3736877B2 - 腱鞘切開刀 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はいわゆるばね指等の手術において腱鞘を切開する際に使用する腱鞘切開刀に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明者は先にいわゆるばね指の治療に好適に使用できる腱鞘切開刀を提案した(特公平5−55136号)。ばね指とは指の屈伸が円滑にできず、指を屈伸させたときに一定の角度でひっかかり、さらに屈曲あるいは伸展させるとばねのように指がはねる症状である。ばね指の治療には手術によって腱鞘を切開する方法がある。腱鞘は屈筋腱を包んでいるもので、手術によって腱鞘を切開することにより指が容易に屈伸できるようにする。
【0003】
前記腱鞘切開刀は腱鞘を切開する際に使用するもので、経皮的手術と開放的手術にともに好適に使用することができる。図10に従来の腱鞘切開刀の全体図、図11にその刃部の拡大図を示す。腱鞘切開刀は手でしっかりと支持するためのグリップ部10と、グリップ部10に取り付けたシャフト12と、シャフト12の先端部の側面から若干突出させて設けた刃部14と、刃部14の下部から刃部14の突出方向と同方向に延出させたガイド部16とから成る。
【0004】
腱鞘切開刀を使用する場合は、図12に示すように屈筋腱18と腱鞘20との間にガイド部16の先端を進入させ、屈筋腱18の上でガイド部16を滑らせるようにして徐々に腱鞘20を切開する。経皮的手術の場合は腱鞘の真上の皮膚を腱鞘切開刀がはいるだけ小さく切開し、この切開部分から刃部14を中に入れて手術する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の腱鞘切開刀はガイド部16によって刃部14の進み方向をガイドするようにして切開するから、経皮的手術の場合のように手術部分が直接目視できない場合でも屈筋腱を切ったりすることなく安全、確実に手術できるという利点がある。しかしながら、腱鞘切開刀を使用するにあたっては実際に腱鞘を切開する部位を目視しやすいことが安全に手術する上で重要である。また、腱鞘切開刀は何度も手術をすると切れ味が鈍ってくるから研磨して使用するが、研磨を繰り返すと刃が薄くなり強度が劣化して使えなくなる。したがって、腱鞘切開刀としては切れ味が良く、耐久性の高いものが求められる。
【0006】
本発明はこれらの問題点を解消すべくなされたものであり、その目的とするところは、腱鞘切開手術の際に確実にかつ安全に手術することができ、また切れ味にすぐれ腱鞘切開が容易にでき、より耐久性の高い腱鞘切開刀を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、グリップと、グリップに取り付けたシャフトと、シャフトの先端部の側面に設けた刃部と、刃部の下部から刃部の突出方向に延設したガイド部とを有する腱鞘切開刀において、前記刃部の尖端に設けた刃を、前記ガイド部の上面から刃部の立ち上がり部分については円弧状に形成し、この円弧状に形成した立ち上がり部分から上方の、刃の中間部分と刃の上部部分については前記シャフトの軸線方向と略平行となる直線的に形成し、前記刃部の上部を、前記シャフトの側面から突出する段差形状に形成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る腱鞘切開刀の好適な実施形態について比較例とともに説明する。
図1は本発明に係る腱鞘切開刀の一実施形態の全体図を示す。実施形態の腱鞘切開刀は図10に示す従来例と全体的構成は同じであり、グリップ部10、シャフト12、刃部14、ガイド部16から成る。本実施形態の腱鞘切開刀の特徴点は図2に拡大して示す刃部14の構成にあり、刃部14の尖端に設けた刃をガイド部16の上面から刃部14の立ち上がり部分にかけて円弧状に形成し、円弧状に形成した刃から上方にかけてシャフト12の軸線方向と略平行に直線的に形成した点にある。なお、刃部14の尖端は円弧状の部分から上方の直線状の部分にかけて全長にわたって刃となっている。
【0009】
図3〜5は刃部14の刃の角度が異なる腱鞘切開刀の作用を説明するための説明図である。図3、4、5はガイド部16と刃のなす角が80°、75°、45°の場合を例示する。
図は経皮的手術の場合で、表皮22を切開し、切開した部分から腱鞘切開刀を差し入れて腱鞘20を切開している。経皮的手術の場合は最小限の皮膚切開で行うから、切開すべき腱鞘20の部位を触知し、その真上の表皮20を小さく切開して腱鞘切開刀を入れるようにする。
【0010】
腱鞘切開刀で腱鞘20を切開する場合は、ガイド部16を屈筋腱18と腱鞘20との間に進入させ、ガイド部16でガイドしつつ刃部14を進めるようにして切開する。ガイド部16を腱鞘20に進入させる際にはガイド部16で腱鞘20の入口部分を探る必要があるが、入口部分にガイド部16が入ると「あたり」が感じられるから、これによって知ることができる。腱鞘20の厚さにもよるが、図のように腱鞘20は刃部14の付け根位置で切開される。
【0011】
なお、経皮的手術の場合のように腱鞘20の位置が直接目視できない場合に腱鞘20の入口部分を探る方法として、腱鞘切開刀とまったく同形で刃部14に刃を形成していない切開刀をもう1本用意しておき、この切開刀を表皮20の切開部分から差し入れて腱鞘20の入口部を探るようにするとよい。腱鞘の入口部が確認できたら、グリップを把持している指の角度を保持したまま、切開刃が形成されている本来の腱鞘切開刀に持ち替え、先に切開刀を差し入れた位置と同位置にガイド部16を差し入れて腱鞘20の切開を進めるようにする。
【0012】
切開を行う腱鞘20の軸と平行方向をTとすると、ガイド部16が進む軌跡はTと平行になる。図6に示すように、このとき直線Tと刃のなす角αを図のように傾斜角と呼ぶことにするが、この傾斜角は腱鞘切開刀の構造上90°が最大値である。
刃部14で腱鞘20を切開する場合、刃の傾斜角が大きいほど、すなわちシャフト12の軸線方向と刃とが平行に近いほど切れ味が劣る。図3〜5の例では図5に示す例がもっとも切れ味が良く、図3の例が最も切れ味が劣る。切れ味が良いということは、使用によって刃が摩耗してきても切れ味を保つことができ、その意味で耐久性が優れるということである。これに対して、刃の傾斜角が大きいと刃がわずかに摩耗しても切れ味に影響があらわれ、この意味で刃の耐久性が劣る。
【0013】
一方、刃部14の刃の傾斜角が小さい場合には、切れ味が鋭いだけに、刃部14を進めていって腱鞘20を切開している際に、血管や神経に刃があたるとこれらを損傷してしまうという危険性がある。これに対し、刃の傾斜角が大きい場合には、切れ味が鈍いから血管や神経といった弾力性に富んだ組織に刃が当たってもよほど不用意にしない限りこれらを損傷する危険性は少ない。
【0014】
腱鞘切開刀では図1、2に示すように刃部14の上部でシャフト12を若干絞り形状にして段差14aを設けているが、この段差14aは実際の手術において非常に重要な働きをしている。
すなわち、経皮的手術の場合には腱鞘切開刀で腱鞘20を切開している際に、刃部14で腱鞘20を切開している切開部分を直接目視することはできない。経皮的手術では表皮22をわずかに切開するだけであるから表皮22が直接視界を遮ることになるからである。また、開放的手術においても、術野を展開している開創鉤24の周囲から皮下脂肪が回り込んでくる場合には、刃部14で腱鞘20を切開している部位を覆い隠してしまうことになり、このような場合にも直接目視することができなくなる。
【0015】
しかしながら、このような場合でも刃部14によって腱鞘20を切開している部位をある程度目測で把握できないと的確に手術ができなかったり、危険を伴ったりする。そのため、実際の手術においては刃部14の上部の段差14aのコーナー部を視認し、このコーナー部の位置から刃部14の切開位置を把握するようにする。刃部14のコーナー部(A点)と刃部14の切開位置(B点)とを視認した場合、A点とB点の視認角βが大きければ切開位置の把握が難しくなるし、視認角βが小さければより確実に切開位置を把握できるようになる。図3〜5に示す例では刃がシャフト12に平行に近い図3に示す腱鞘切開刀の場合が目測の誤差が最も小さく腱鞘切開手術用として使いやすい。
【0016】
また、刃部14の上部に設けた段差14aは腱鞘切開刀を使用している際にガイド部16が皮下脂肪の下に隠れてしまっている場合でも、段差14a部分が視認できるとガイド部16の深さが判断でき、腱鞘切開刀を操作する際により的確に操作することが可能になる。
【0017】
図7〜8は開放的手術で刃の角度が異なる腱鞘切開刀を用いた場合である。開放的手術はある程度広く皮膚が切開できる場合で、開創鉤24で軟部組織を展開して行う。図7に示すように表皮22を切開し、開創鉤24で切開部分を展開して腱鞘切開刀で腱鞘20を切開する。開放的手術では屈筋腱18と腱鞘20が直視できる状態にあるから、腱鞘20の入口部にガイド部16を進入させ刃部14で腱鞘20を切開する。
【0018】
開放的手術の場合も上記経皮的手術の場合と同様に、刃部14の刃の傾斜角が小さいほど刃の切れ味が良く、したがって刃の耐久性が向上する。また、ガイド部16に対し刃が起立しているほど刃部14の切開位置の把握がしやすく、より確実な手術が可能になる。
【0019】
開放的手術の場合も腱鞘切開刀で腱鞘20を切開している際に、刃部14の深部が皮下脂肪23等で隠されて直接視認できなくなる場合がある。このような場合は、刃部14の段差14aのコーナー部(A点)の位置から刃部14の位置と深さを把握することができ、腱鞘切開刀を不必要に深くしたりすることなく、また見当違いの方向にガイド部16を押し進めるといったことを防止することができる。
【0020】
また、開放的手術では皮膚を切開して手術するが、この場合、図7〜8に示すように、刃部14の刃がシャフト12の方向と平行に近い場合には切開する範囲が小さくて済ませられるのに対して、刃の傾斜角が大きい場合には図9に示すように腱鞘切開刀を入れるため皮膚切開を大きくしなければならないという不利がある。
【0021】
以上説明したように、腱鞘切開刀による経皮的手術および開放的手術ともに、従来の腱鞘切開刀では一方において刃の切れ味と耐久性を向上させるには刃の傾斜角を小さくすることが望ましいのに対して、他方、刃部の切開位置を確実に把握して安全に手術できるようにするには刃の傾斜角を大きくするのが望ましいといった相反する条件が生じている。
【0022】
この点、本発明に係る腱鞘切開刀ではこれらの条件を補完して、好適な腱鞘切開を可能にするという特徴がある。
図2では刃部14の尖端に設けた刃を、ガイド部16から刃部14への立ち上がり部分K部と、刃の中間部分であるJ部と、刃の上部部分であるH部の3部分に分けて示している。K部はガイド部16の上面から刃部14にかけて円弧状に形成した部分であり、J部とH部はシャフト12の軸線方向と略平行に直線的に形成した部分である。K部とJ部とは滑らかに連続するよう形成されている。
【0023】
刃部14の刃の各部の作用は次のとおりである。
K部は実際に腱鞘20を切開する主たる部分である。K部は円弧状に形成されているから、腱鞘20に進入する際の刃の傾斜角は図5等の例にくらべても小さく、したがって腱鞘20を切開する作用はきわめて有効で、飛躍的に切れ味を向上させることができる。
腱鞘20を切開する場合は、ガイド部16を腱鞘20と屈筋腱との間に差し入れ、腱鞘切開刀を引き上げるようにして横に押しながら切開する。これによって刃部14は腱鞘20の一番高い部分(M部)をすべるように移動して腱鞘20を切開する。この場合、腱鞘20の切開にもっとも寄与するのはK部である。
【0024】
J部はK部の上にあたる部分で、小児などの厚みの薄い腱鞘の場合はK部でほとんど腱鞘20が切開できる。しかし、肥厚をともなう「ばね指」、「ドケルバン氏腱鞘炎」などの厚い腱鞘を切開する場合にはJ部も腱鞘切開に加わるようになる。ただし、この場合もK部で切開して薄くなった部分を切開するから切れ味が良いことに変わりはない。
【0025】
H部は通常は切開作用に寄与しない部分であるが、柔軟な腱鞘20の場合は、切開した際に浮き上がってくることがある。その場合はH部が切開に寄与することになる。また、長年の使用でJ部の刃が摩耗してくると切開操作の実効部分がJ部からH部に移動してくる。これによって、刃の寿命を延ばすことができる。また、H部の上端のコーナー部(A点)は切開操作の際に刃部14の深さを目測したり刃部14による切開位置を把握する基準位置として重要である。
【0026】
本実施形態の腱鞘切開刀は上記のように構成したことにより、刃部14による切開時の切れ味を効果的に向上させることができ、またJ部、H部はシャフト12と略平行に起立させたことから刃部14による切開位置と目視基準位置とのずれを小さくすることができ、切開位置を確実に把握することができて的確で安全な手術を可能にする。また、J部あるいはH部に血管または神経等があたってもこれらを傷つけたりしにくいという点でも好適である。
【0027】
【発明の効果】
本発明の腱鞘切開刀は、上述したように、切れ味にすぐれかつ耐久性が高く、経皮的手術においても開放的手術においても切開位置の把握がしやすく的確で安全に手術できる手術器具として提供することができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】腱鞘切開刀の側面図
【図2】腱鞘切開刀の刃部を拡大して示す説明図。
【図3】経皮的手術による腱鞘切開刀の使用例を示す説明図。
【図4】経皮的手術による腱鞘切開刀の使用例を示す説明図。
【図5】経皮的手術による腱鞘切開刀の使用例を示す説明図。
【図6】腱鞘切開刀の刃の傾斜角を示す説明図である。
【図7】開放的手術による腱鞘切開刀の使用例を示す説明図。
【図8】開放的手術による腱鞘切開刀の使用例を示す説明図。
【図9】開放的手術による腱鞘切開刀の使用例を示す説明図。
【図10】腱鞘切開刀の従来例の側面図。
【図11】腱鞘切開刀の従来例の刃部を拡大して示す説明図。
【図12】腱鞘切開刀の使用方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 グリップ
12 シャフト
14 刃部
14a 段差
16 ガイド部
18 屈筋腱
20 腱鞘
22 表皮
23 皮下脂肪
24 開創鉤
Claims (1)
- グリップと、グリップに取り付けたシャフトと、シャフトの先端部の側面に設けた刃部と、刃部の下部から刃部の突出方向に延設したガイド部とを有する腱鞘切開刀において、
前記刃部の尖端に設けた刃を、
前記ガイド部の上面から刃部の立ち上がり部分については円弧状に形成し、この円弧状に形成した立ち上がり部分から上方の、刃の中間部分と刃の上部部分については前記シャフトの軸線方向と略平行となる直線的に形成し、
前記刃部の上部を、前記シャフトの側面から突出する段差形状に形成したことを特徴とする腱鞘切開刀。
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