JP3732335B2 - 画像入力装置及び画像入力方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、連続する複数枚の画像から撮影したときカメラ等の撮像手段の姿勢と位置及び撮影した対象物の3次元形状を復元する画像入力装置及び画像入力方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
対象物の3次元形状を復元する研究は、自律移動ロボットの視覚をはじめとして様々な分野で進められている。特に近年は電子技術の飛躍的な進歩による計算機や電子機器の普及が急速に進み、手軽に3次元情報の立体表示が楽しめるようになった。それに対して実世界の対象物や情景の3次元情報入力技術の発展が期待されている。
【0003】
対象物までの距離や形状を測定する方法は、対象物に光波や超音波を照射する能動的な方法とステレオ画像法に代表される受動的な方法がある。能動的方法は、光や電波,音波の波動を対象に照射し、対象からの反射波の伝播時間を計測することにより対象までの距離を求める方法やカメラと位置関係が既知の光源から特定のパターンを持ったスリット光やスポット光等を対象物に照射し、その歪みを観測して対象物の形状を求める光投影法などがある。能動的方法は一般に装置の小型化に問題がある反面、高速かつ高精度に距離を測定できるという特徴がある。一方、受動的方法は多眼立体視と運動立体視に大別される。多眼立体視は互いの位置と姿勢が既知である複数のカメラを用いて対象物を撮影した画像から各画像間の特徴点または領域の対応付けを行い、三角測量の原理で被写体の3次元形状を計算する方法である。しかし画像に重畳されたノイズ等により対応付けの誤差が存在したり、視差が十分にとれない場合に、大きな距離測定誤差を生じやすいという問題点がある。運動立体視は1台のカメラを移動させながらある対象物を撮影し、連続する画像間の対応付けを行い、カメラの位置と姿勢及び被写体の3次元形状を計算する方法で行なわれる。この方法も多眼立体視と同様の問題点があるほか、多眼立体視とは異なり画像間のカメラの位置と姿勢情報が未知であり、一般に複雑な非線形方程式を反復演算で解く必要がる。そのため、計算量が膨大であり、その解も不安定になりやすい。
【0004】
この受動的方法の問題点に対し、画像以外に距離や加速度,角速度,磁気など画像以外のセンサを併用して、小さな計算コストで3次元形状復元を図る方法が特開平7−181024号公報や特開平9−81790号公報,特開平9−187038号公報等に開示されている。特開平7−181024号公報に示された方法は、撮像装置に加速度センサや角速度センサなどの移動量検出部を設置し、移動量検出部で得られたカメラの移動量を並進運動成分(基線長)と回転成分に分解し、対応点探索結果より対象物の3次元形状を復元している。また、特開平9−81790号公報に示された方法は、撮影装置の動きを角速度センサ及び加速度センサにより検出し、異なる視点からの光軸が任意の点で交わるように光軸方向を補正して特徴点の消失を防ぎながら3次元復元を高速に行うようにしている。特開平9−187038号公報に示された方法は、複数の視点位置から物体の一部が重複するように物体を撮影し、レンズ位置信号とカメラ位置信号より撮像パラメータを求め、撮像パラメータと各画像データを用いてシャッターを押すたびに物体の距離分布を求め、距離分布より3次元モデルを形成するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開平7−181024号公報に示された方法は、移動量検出部の設置により異なる視点間のカメラの相対的な位置と姿勢を求めることにより高速化と装置の小型化が可能になるが、移動量計算時に機械的な角速度センサ等のセンサ信号を積分する必要があるため、経時的に移動量の誤差成分が蓄積されるという問題がある。また、特開平9−81790号公報に示された方法は、対象物とカメラの距離があらかじめ設定されているため、特定の撮影条件のもとでのみ3次元形状を復元することができる。さらに、光軸の向きを変えるための駆動機構が必要であるため、装置の構造が複雑になってしまう。特開平9−187038号公報に示された方法は、カメラ位置は加速度センサ又は振動ジャイロの出力信号を積分することにより求められるが、各センサの出力信号を積分処理することにより、経時的に移動量の誤差成分が蓄積されるという問題がある。
【0006】
この発明はかかる問題を解消し、移動しながら物体を撮影する条件のもとで、計算コストが少なく撮影した対象物の姿勢検出を実現することができる画像入力装置及び画像入力方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る画像入力装置は、撮像手段と対応検出手段と運動検出手段及び3次元演算手段を有し、撮像手段は被写体の画像を入力し、対応検出手段は撮像手段を移動して撮像したときに、撮像手段から得られた複数枚の画像間の対応点を求め、運動検出手段は姿勢算出手段と視線ベクトル算出手段と並進成分算出手段を有し、姿勢算出手段は撮像手段を移動して撮像するとき、撮像手段の各視点における重力方向に対する姿勢を検出する加速度センサと、磁気方位を検知して撮像手段の重力回りの回転角を検出する磁気センサと撮像手段の回転角速度を検知する角速度センサのいずれか一方又は双方の検出値から撮像手段の姿勢情報を算出し、視線ベクトル算出手段は姿勢算出手段で算出した姿勢情報と撮像手段で撮像したときの焦点距離から各対応点の視線ベクトルを算出し、並進成分算出手段は対応点の視線ベクトル群より撮像手段の並進運動成分を算出し、3次元演算手段は算出した撮像手段の姿勢情報と並進運動成分及び特徴点の対応付け結果から被写体の3次元形状を計算して復元することを特徴とする。
【0008】
この発明に係る画像入力方法は、撮像手段を移動して複数の視点で被写体の画像を入力し、撮像手段から得られた複数枚の画像間の対応点を求め、各視点における撮像手段の重力方向に対する姿勢を加速度センサで検出し、撮像手段の重力回りの回転角を、磁気方位を検知する磁気センサあるいは撮像手段の回転角速度を検知する角速度センサ又は磁気センサと角速度センサの両方で検出し、撮像手段の重力方向に対する姿勢と重力回りの回転角から撮像手段の姿勢情報を算出し、算出した姿勢情報と撮像手段で撮像したときの焦点距離から各対応点の視線ベクトルを算出し、算出した対応点の視線ベクトル群より撮像手段の並進運動成分を算出し、算出した撮像手段の姿勢情報と並進運動成分及び特徴点の対応付け結果から被写体の3次元形状を計算して復元することを特徴とする。
【0009】
上記加速度センサの検出値に含まれる重力加速度以外の加速度成分と前記磁気センサの検出値に含まれる地磁気以外の磁場を乱れとして検出する乱れ信号検出手段を有することが望ましい。そして、加速度センサの検出値に含まれる重力加速度以外の加速度成分を乱れとして検出したときに、加速度センサの出力信号から算出した姿勢情報を磁気センサで求めた姿勢情報又は磁気センサで求めた姿勢情報と角速度センサで求めた姿勢情報で補償する。また、磁気センサの検出値に含まれる地磁気以外の磁場を乱れとして検出したときに、磁気センサの出力信号から算出した姿勢情報を加速度センサで求めた姿勢情報又は加速度センサで求めた姿勢情報と角速度センサで求めた姿勢情報で補償したり、加速度センサの検出値に含まれる重力加速度以外の加速度成分と前記磁気センサの検出値に含まれる地磁気以外の磁場を乱れとして検出したときに、加速度センサと磁気センサの出力信号から算出した姿勢情報を角速度センサで求めた姿勢情報で補償する。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の画像入力装置は撮像手段と対応検出手段と運動検出手段と3次元演算手段及び記憶手段を有する。撮像手段は被写体を撮影し、その画像情報を電気信号に変換する。対応検出手段は撮像手段を移動しながら連続的に撮影した画像間の特徴点の対応付けを行う。運動検出手段は撮像手段を移動して撮影しているときに、撮像手段の姿勢情報を算出し、算出した姿勢情報と撮影した画像間の特徴点の対応付け結果から撮像手段の位置情報である並進成分を算出するものであり、センサ部と前処理手段と姿勢算出手段と視線ベクトル算出手段と並進成分算出手段及び乱れ信号検出手段を有する。センサ部には撮像手段の重力方向に対する姿勢を検出する3軸加速度センサと撮像手段の重力回りの回転角を磁気方位を検知する3軸磁気センサ及び撮像手段の回転角速度を検知する3軸角速度センサを有する。3次元演算手段は運動検出手段から出力される姿勢情報と並進成分及び対応検出手段の対応付け結果より三角測量の原理で被写体の3次元構造を算出する。記憶手段は得られた姿勢情報と並進成分と被写体の3次元形状及び各画像を記録する。
【0011】
撮像手段で撮影している画像取込み開始を指令すると、運動検出手段の姿勢算出手段は画像と加速度信号及び磁気信号あるいは角速度信号を取り込み、撮像手段の姿勢の初期値を検出する。そののち画像取り込み停止が指令されるまで、一定時間間隔ごとに画像撮影と姿勢算出を行う。この姿勢算出を行なうときに、乱れ信号検出手段が3軸加速度センサの信号に乱れを検出した場合、姿勢算出手段は加速度センサの出力信号から算出した姿勢情報を磁気センサの出力信号で求めた姿勢情報と角速度センサの出力信号で求めた姿勢情報で補償する。そして各時刻における画像及び姿勢情報と加速度信号の乱れ検出の有無を示す検出結果を記憶手段に格納する。画像取込み停止が指令が出されると、対応検出手段は記憶手段に格納された時系列の画像情報より対応付けを行い、視線ベクトル算出手段は対応付け結果と姿勢情報により各時刻における対応点のワールド座標系を基準とした視線ベクトルを算出する。並進成分算出手段は対応点の視線ベクトル群より並進成分を求める。3次元演算手段は並進成分と姿勢情報より、三角測量の原理で被写体の3次元形状復元を行う。
【0012】
【実施例】
図1はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図である。図に示すように、画像入力装置1は撮像手段2と焦点距離検出手段3と運動検出手段4と対応検出手段5と3次元演算手段6及び記憶手段7を有する。撮像手段2はレンズとCCD等の画像センサとサンプル・ホールド回路等より構成され、被写体を撮影し、その画像情報を電気信号に変換する。焦点距離検出手段3は、撮像手段2のレンズの位置に応じて焦点距離を求めて符号化して出力する。運動検出手段4は撮像手段2を移動して撮影しているときに、撮像手段2の姿勢情報と位置情報である並進成分を算出する。対応検出手段5は撮像手段2を移動しながら連続的に撮影した画像間の特徴点の対応付けを行う。この対応付けには動画像における一般的な特徴追跡法、例えば動画像圧縮で使用されているブロックマッチング等の相関法や時空間により画像の速度場を求めて画像の動きベクトルを算出する方法等が利用される。3次元演算手段6は運動検出手段4から出力される姿勢情報と並進成分及び対応検出手段5の対応付け結果より三角測量の原理で被写体の3次元構造を算出する。記憶手段7は半導体メモリや磁気テープ等からなり、得られた姿勢情報と並進成分と被写体の3次元形状及び各画像を記録する。
【0013】
運動検出手段4は、図2,図3のブロック図に示すように、センサ部41と前処理手段42と姿勢算出手段43と視線ベクトル算出手段44及び並進成分算出手段45を有する。センサ部41には、図2に示すように、撮像手段2の重力方向に対する姿勢を検出する3軸加速度センサ411a,411b,411cと、撮像手段2の重力回りの回転角を磁気方位を検知する3軸磁気センサ412a,412b,412cを有したり、図3に示すように、3軸加速度センサ411a,411b,411cと3軸磁気センサ412a,412b,412c及び撮像手段2の回転角速度を検知する3軸角速度センサ413a,413b,413cを有する。
【0014】
上記のように構成した画像入力装置1の動作を説明するにあたり、まず運動検出手段4で3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cの検出値から撮像手段2の姿勢情報と並進運動成分を算出する動作と、3軸加速度センサ411a〜411cと3軸角速度センサ413a〜413cの検出値から撮像手段2の姿勢情報と並進運動成分を算出する動作を説明する。
【0015】
〔1〕3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cの検出値を使用した場合。
図4に示すように、撮像手段2のxyz座標系のz軸の正方向を光軸方向とし、x軸の正方向を画像面21に対して右向き方向とし、y軸の正方向を画像面21に対して下向き方向とし、図5に示すように、ワールド座標系のY軸の正方向を重力加速度の向きとし、Z軸の正方向を磁気の向きとし、X軸の正方向をXYZの順に右手直交系をなす向きとする。また、簡単のために撮像手段2の移動により生じる運動速度は無視でき、重力加速度と磁場は直交し、かつ磁場は地磁気以外に存在しないと仮定する。なお、厳密には地磁気の伏角が存在し、地磁気と重力加速度とは直交しないが、伏角が既知ならば地磁気の向きと重力加速度が直交する場合と同様に計算できる。また、3軸で地磁気を検出すれば伏角が未知でも姿勢情報を計算可能である。すなわち、X軸の正方向を東向きにとり、Z軸の正方向を北向きにとる。
【0016】
加速度センサ411aは重力加速度のx軸成分を検出し、加速度センサ411bは重力加速度のy軸成分を検出し、加速度センサ411cは重力加速度のz軸成分を検出する。磁気センサ412a〜412cも同様に地磁気のx軸成分とy軸成分及びz軸成分を検出する。前処理手段42は3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cの出力信号のフィルタリングや増幅等の信号処理やA/D変換を行う。姿勢算出手段43は前処理手段42で処理したセンサ信号より撮像手段2の姿勢情報を算出する。視線ベクトル算出手段44は焦点距離検出手段3から出力された焦点距離と姿勢算出手段43で算出した姿勢情報より、対応検出手段5から出力される各時刻における対応点に対してワールド座標系を基準とした視線ベクトルを算出する。並進成分算出手段45は視線ベクトル算出手段44で算出した各時刻の対応点のワールド座標系を基準とした視線ベクトル群より撮像手段2の並進成分を算出する。
【0017】
この撮像手段2の並進成分を算出するときの動作を詳細に説明する。ワールド座標系に対する装置座標系の姿勢をワールド座標系を基準とした下記(1)式の回転行列で記述する。
【0018】
【数1】
Figure 0003732335
【0019】
(1)式において、α,β,γはそれぞれワールド座標系を基準としたX軸とY軸とZ軸回りの回転角であり、このとき画像入力装置1を次ぎの順に回転させたことに相当する。すなわち、XYZ座標系とxyz座標系が一致している状態から、画像入力装置1をZ軸回りにγだけ回転してからX軸回りにαだけ回転し、その後、Y軸回りにβだけ回転する。ここで重力加速度ベクトルgvと地磁気ベクトルMvをワールド座標系において下記(2)式で表わし、加速度センサ411a〜411cと磁気センサ412a〜412cにより検出された装置座標系を基準とした加速度ベクトルavと地磁気ベクトルmvをそれぞれ下記(3)式で表わすと、重力加速度ベクトルgvと加速度ベクトルavの関係及び地磁気ベクトルMvと地磁気ベクトルmvの関係は、回転ベクトルRを用いて下記(4)式と(5)式で記述される。
【0020】
【数2】
Figure 0003732335
【0021】
(3)式において、Mは地磁気の絶対値、φは地磁気の伏角である。(4)式よりX軸回りの回転角αとZ軸回りの回転角γが下記(6)式と(7)式で計算される。
【0022】
【数3】
Figure 0003732335
【0023】
また、X軸回りの回転角αとZ軸回りの回転角γが既知である場合、(5)式により地磁気ベクトルmvからY軸回りの回転角βが下記(8)式と(9)式で計算される。
【0024】
【数4】
Figure 0003732335
【0025】
姿勢算出手段43は以上の計算により回転角α、β、γ及び回転行列Rを3軸加速度センサ411a〜411c及び3軸磁気センサ412a〜412cの検出値より算出する。
【0026】
また、撮像手段2の光学系は、図4に示すように、焦点距離をfとする中心射影モデルであると仮定すると、対象点Aの画像上の点B(x,y)に対する単位視線ベクトルpは下記(10)式で求められる。
【0027】
【数5】
Figure 0003732335
【0028】
但し(10)式の単位視線ベクトルpは撮像座標系を基準とした視線ベクトルである。例えば図6に示すように、第1視点C1で撮像した時刻(t−1)における対象点Aiの画像上の点B1(xt-1,I,t-1,i)と第2視点C2で撮像した時刻tにおける対象点Aiの画像上の点B2(xt,I,t,i)に対しては、下記(11)式と(12)式で単位視線ベクトルpt-1,i,と単位視線ベクトルpt,iが算出される。
【0029】
【数6】
Figure 0003732335
【0030】
この撮像座標系を基準とした時刻(t−1)の単位視線ベクトルpt-1,iと時刻(t)の単位視線ベクトルpt,iをワールド座標系を基準とした視線ベクトルに変換するには、時刻(t−1)及び時刻(t)における姿勢情報すなわち(1)式の回転行列Rt-1と回転行列Rtを必要とする。この回転行列Rt-1と回転行列Rtは姿勢算出手段43により求められるため、視線ベクトル算出手段44は撮像座標系を基準とした単位視線ベクトルpt-1,iと単位視線ベクトルpt,iを(13)式と(14)式でワールド座標系を基準とした視線ベクトルPt-1,iと視線ベクトルPtに変換する。
【0031】
【数7】
Figure 0003732335
【0032】
並進成分算出手段45は、視線ベクトル算出手段44で算出した各時刻の対応点のワールド座標系を基準とした視線ベクトル群より、撮像手段2の並進成分を算出する。例えば図6において、視線ベクトルPt-1,Iと視線ベクトルPtが対応関係にあるとすると、視線ベクトルPt-1,iと視線ベクトルPt及び並進成分を示す単位ベクトルbの3つのベクトルは同一平面上に存在し、下記(15)式のスカラ3重積で表される。
【0033】
【数8】
Figure 0003732335
【0034】
この(15)式を満たすベクトルbが並進運動ベクトルであるが、通常、画像のノイズ等の影響により(15)式は全ての対応点の組に対しては成立しない。そこでN組の対応点がある場合、下記(16)式でスカラ3重積を最小化するベクトルbを求めれば良い。
【0035】
【数9】
Figure 0003732335
【0036】
〔2〕3軸加速度センサ411a〜411cと3軸角速度センサ413a〜413cの検出値を使用した場合。
撮像手段2のxyz座標系は、図4に示すように、z軸の正方向を光軸方向とし、x軸の正方向を画像面21に対して右向き方向とし、y軸の正方向を画像面21に対して下向き方向とし、ワールド座標系は、図7に示すように、Y軸の正方向を重力加速度の向きとする。姿勢算出手段43で3軸加速度センサ411a〜411cと3軸角速度センサ413a〜413cの検出値から回転角α、β、γ及び回転行列Rを算出するために、ワールド座標系に対する撮像手段2の装置座標系の姿勢をワールド座標系を基準とした(1)式の回転行列Rで記述する。また、重力加速度ベクトルgvをワールド座標系において(2)式で表わし、加速度センサ411a〜411cにより検出された装置座標系を基準とした加速度ベクトルavを(3)式で表わすと、重力加速度ベクトルgvと加速度ベクトルavの関係は(4)式で記述される。この(4)式よりX軸回りの回転角αとZ軸回りの回転角γが(6)式と(7)式で計算される。ここで時刻t=0においてβ=0と初期化し、図7に示すように、ワールド座標系のX軸を時刻t=0における装置座標系のx軸の水平面に対する正射影とし、ワールド座標系のZ軸を時刻t=0における装置座標系のz軸の水平面に対する正射影として定義する。
【0037】
一方、3軸角速度センサ413a〜413cで求めた角速度ベクトルqvを下記(17)式とすると、X軸回りの回転角αとY軸回りの回転角β及びZ軸回りの回転角γの時間的な変化は下記(18)式と(19)式及び(20)式で表わせる。
【0038】
【数10】
Figure 0003732335
【0039】
上記(18)式と(19)式及び(20)式を積分することにより、下記(21)式と(22)式及び(23)式で時刻tにおける回転角α、β、γを得ることができる。
【0040】
【数11】
Figure 0003732335
【0041】
上記(21)〜(23)式でα0、γ0はそれぞれ時刻t=0で3軸加速度センサ413a〜413cで求めたα、γの値としβ0=0とする。この計算により、α、β、γ及び回転行列Rを、3軸加速度センサ411a〜411cと3軸角速度センサ413a〜413cの検出値より算出することができる。そして、この場合も視線ベクトル算出手段44と並進成分算出手段45は、前記(10)式〜(16)式に基づき撮像手段2の並進成分を算出する。
【0042】
なお、上記運動検出手段4の動作説明では3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cを使用した場合と、3軸加速度センサ411a〜411cと3軸角速度センサ413a〜413cを使用した場合について説明したが、411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412c及び3軸角速度センサ413a〜413cを同時に使用しても良い。
【0043】
次ぎに、対応検出手段5で連続的に撮影した画像間の特徴点の対応付けを行う動作の一例として、時間的に隣合う2枚の画像において、相互相関によるブロックマッチングにより対応点を検出する方法について説明する。例えば図6に示すように第1視点C1で時刻(t−1)に撮像した画像面I1におけるi番目の特徴点PI(xi0,yi0)と、第2視点C2で時刻tに撮像した画像面I2におけるi番目の特徴点Pi(xi0+dx,yi0+dy)の対応付けを、第8図に示すように(2N+1)と(2P+1)の相関窓51を用いたブロックマッチングで行う場合、下記(24)式で計算される相関相互相関値Siを最大に点を順次対応点として選ぶ。
【0044】
【数12】
Figure 0003732335
【0045】
(24)式でIt-1(x,y)は時刻(t−1)の画像面I1の点(x,y)における濃度、It(x,y)は時刻tの画像面I2の点(x,y)における濃度、MIt-1(x,y)は時刻(t−1)の画像面I1の点(x,y)を中心とする(2N+1),(2P+1)の相関窓51における平均濃度、MIt(x,y)は時刻tの画像面I2の点(x,y)を中心とする(2N+1),(2P+1)の相関窓51における平均濃度を示し、Kは定数である。
【0046】
上記のように構成された画像入力装置1の動作を図9のフローチャートを参照して説明する。撮像手段2で撮影している画像取込み開始を指令すると(ステップS1)、運動検出手段4の姿勢算出手段43はその時刻をt=0に初期化し、画像と加速度信号及び磁気信号あるいは角速度信号を取り込み、撮像手段2の姿勢の初期値α0、β0、γ0を検出する(ステップS2)。初期値α0、γ0は重力加速度信号の検知により行い、β0は磁気信号から求めたり、角速度信号を利用する場合には「0」に初期化する。そして画像取込み停止が指令されるまで一定時間間隔ごとに画像撮影と姿勢算出手段43による姿勢検出を行い、各時刻における画像と姿勢情報を記憶手段7に格納する(ステップS3,S4,S5)。画像取込み停止が指令が出されると、対応検出手段5は記憶手段7に格納された時系列の画像情報より対応付けを行い(ステップS6)、対応付け結果と姿勢情報により視線ベクトル算出手段44は各時刻における対応点のワールド座標系を基準とした視線ベクトルを算出する(ステップS7)。並進成分算出手段45は対応点の視線ベクトル群より(16)式の計算で並進成分bを求める(ステップS8)。3次元演算手段6は並進成分bと姿勢情報より、三角測量の原理で被写体の3次元形状復元を行う(ステップS9)。
【0047】
上記のようにして撮像手段2で撮像した画像と加速度信号及び磁気信号あるいは角速度信号で3次元形状復元を行なっているときに、回転角α,γは(6)式と(7)式から求められるが、撮影時に生じる加速度は重力加速度に比較して無視できるほど小さく、磁場は地磁気以外に存在せず(2)式と(3)式との間に下記(25)式と(26)式の関係が成立していることを前提として計算されている。
【0048】
【数13】
Figure 0003732335
【0049】
そのため、撮影時に生じる加速度が一時的に大きくなったり、他の電気製品からの磁場の影響を受ける場合には、正確な姿勢情報を計算することができない。そこで、図10のブロック図に示すように運動検出手段4に乱れ信号検出手段46を設け、乱れ信号検出手段46により、重力加速度以外の加速度成分の発生と地磁気以外の磁場の発生を検出する。例えば3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cのそれぞれの基準電圧値と感度は記憶手段7に格納されており既知である。そこで3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cの出力電圧値と記憶手段7に格納された基準電圧値と感度より、3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cの検出した加速度及び磁気の絶対値を算出する。算出した加速度の絶対値と重力加速度の絶対値との差があらかじめ定めたしきい値、例えば0.1g以上の場合は、重力加速度以外の加速度成分または外乱が含まれると判断し、姿勢算出手段43に加速度センサ信号の乱れを通知する。また,算出した磁気の絶対値と地磁気の絶対値との差がしきい値、例えば0.1M以上の場合は、地磁気以外の磁気成分または外乱が含まれると判断し、姿勢算出手段43に磁気センサ信号の乱れを通知する。
【0050】
この乱れ信号検出手段46により、重力加速度以外の加速度成分の発生と地磁気以外の磁場の発生を検出しながら3次元形状復元を復元するときの動作を図11のフローチャートを参照して説明する。撮像手段2で撮影している画像取込み開始を指令すると(ステップS11)、運動検出手段4の姿勢算出手段43はその時刻をt=0に初期化し、画像と加速度信号及び磁気信号あるいは角速度信号を取り込み、撮像手段2の姿勢の初期値α0、β0、γ0を検出する(ステップS12)。初期値α0、γ0は重力加速度信号の検知により行い、β0は磁気信号から求めたり、角速度信号を利用する場合には「0」に初期化する。この撮影中に加速度信号の乱れが検出されると初期値α0、γ0の正確な値が出ないので、撮影開始時の撮像手段2の扱いには注意する必要がある。また、磁気信号の乱れが検出された場合にはβ0=0と初期化し、以後の姿勢情報算出には加速度信号と角速度信号のみ使用するようにする。その後は画像取り込み停止が指令されるまで、一定時間間隔ごとに画像撮影、姿勢算出を行い、各時刻における画像及び姿勢情報を記憶手段7に格納する。また、加速度信号と磁気信号の乱れ検出結果をも記憶手段7に格納し、姿勢算出結果に誤差が発生した個所を、後で利用者が確認できるようにする(ステップS13,S14,S15)。画像取込み停止が指令が出されると、対応検出手段5は記憶手段7に格納された時系列の画像情報より対応付けを行い(ステップS16)、対応付け結果と姿勢情報により視線ベクトル算出手段44は各時刻における対応点のワールド座標系を基準とした視線ベクトルを算出する(ステップS17)。並進成分算出手段45は対応点の視線ベクトル群より(16)式の計算で並進成分bを求める(ステップS18)。3次元演算手段6は並進成分bと姿勢情報より、三角測量の原理で被写体の3次元形状復元を行う(ステップS19)。
【0051】
このように加速度センサ信号と磁気センサ信号の乱れを検知することにより、撮像手段2の運動を正確に検出できるとともに信頼性の高い3次元形状復元を行なうことができる。また、加速度センサ信号と磁気センサ信号の乱れを検知した箇所を記憶することにより、利用者が姿勢検出誤差が生じた箇所を知ることができ、使用勝手を高めることができる。
【0052】
次ぎに上記のように乱れ信号検出手段46で加速度センサ信号の乱れを検出したときに、加速度センサ信号による姿勢検出結果を、磁気センサ信号及び角速度センサ信号による姿勢検出結果で補償するときの動作を図12のフローチャートを参照して説明する。撮像手段2で撮影している画像取込み開始を指令すると(ステップS21)、運動検出手段4の姿勢算出手段43はその時刻をt=0に初期化し、画像と加速度信号及び磁気信号あるいは角速度信号を取り込み、撮像手段2の姿勢の初期値α0、β0、γ0を検出する(ステップS22)。初期値α0、γ0は重力加速度信号の検知により行い、β0は磁気信号から求めたり、角速度信号を利用する場合には「0」に初期化する。また、磁気信号の乱れが検出された場合にはβ0=0と初期化し、以後の姿勢情報算出には加速度信号と角速度信号のみ使用するようにする。その後は画像取り込み停止が指令されるまで、一定時間間隔ごとに画像撮影、姿勢算出を行う(ステップS23,S24)。この姿勢算出を行なうときに、乱れ信号検出手段46が3軸加速度センサ411a〜411cの信号に乱れを検出しない場合(ステップS25)、姿勢算出手段43は加速度センサ信号を用いて(6)式と(7)式より回転角α、γを求め、磁気センサ信号を用いて(9)式より回転角βを求めたり、角速度センサ信号を用いて(19)式と(22)式より回転角βを求める(ステップS26)。また、乱れ信号検出手段46が3軸加速度センサ411a〜411cの信号に乱れを検出した場合(ステップS25)、姿勢算出手段43は、まず角速度センサ信号を用いて(21)式と(23)式より回転角α、γを求める。次ぎに、磁気センサ信号と上記で求めた回転角αを用いて(9)式で回転角βを求めたり、角速度センサ信号を用いて(22)式より回転角βを求める(ステップS27)。そして、各時刻における画像及び姿勢情報と加速度信号の乱れ検出の有無を示す検出結果を記憶手段7に格納する(ステップS28)。画像取込み停止が指令が出されると(ステップS23)、対応検出手段5は記憶手段7に格納された時系列の画像情報より対応付けを行い(ステップS29)、対応付け結果と姿勢情報により視線ベクトル算出手段44は各時刻における対応点のワールド座標系を基準とした視線ベクトルを算出する(ステップS30)。並進成分算出手段45は対応点の視線ベクトル群より(16)式の計算で並進成分bを求める(ステップS31)。3次元演算手段6は並進成分bと姿勢情報より、三角測量の原理で被写体の3次元形状復元を行う(ステップS32)。
【0053】
このように加速度センサ信号の乱れが検知されると、加速度センサ信号による姿勢検出結果を、磁気センサ信号及び角速度センサ信号による姿勢検出結果で補償することにより姿勢検出誤差を低減することができる。
【0054】
次ぎに上記のように乱れ信号検出手段46で磁気センサ信号の乱れを検出したときに、磁気センサ信号による姿勢検出結果を角速度センサ信号による姿勢検出結果で補償するときの動作を図13のフローチャートを参照して説明する。撮像手段2で撮影している画像取込み開始を指令すると(ステップS41)、運動検出手段4の姿勢算出手段43はその時刻をt=0に初期化し、画像と加速度信号及び磁気信号あるいは角速度信号を取り込み、撮像手段2の姿勢の初期値α0、β0、γ0を検出する(ステップS42)。初期値α0、γ0は重力加速度信号の検知により行い、β0は磁気信号から求めたり、角速度信号を利用する場合には「0」に初期化する。また、磁気信号の乱れが検出された場合にはβ0=0と初期化し、以後の姿勢情報算出には加速度信号と角速度信号のみ使用するようにする。その後は画像取り込み停止が指令されるまで、一定時間間隔ごとに画像撮影、姿勢算出を行う(ステップS43,S44)。この姿勢算出を行なうときに、乱れ信号検出手段46が3軸磁気センサ412a〜412cの信号に乱れを検出しない場合(ステップS45)、姿勢算出手段43は加速度センサ信号を用いて(6)式と(7)式より回転角α、γを求め、磁気センサ信号を用いて(9)式より回転角βを求めたり、角速度センサ信号を用いて(22)式より回転角βを求める(ステップS46)。また、乱れ信号検出手段46が3軸磁気センサ412a〜412cの信号に乱れを検出した場合(ステップS45)、加速度センサ信号を用いて(6)式と(7)式より回転角α、γを求め、角速度センサ信号を用いて(19)式と(22)式より回転角βを求める(ステップS47)。そして、各時刻における画像及び姿勢情報と加速度信号の乱れ検出の有無を示す検出結果を記憶手段7に格納する(ステップS48)。画像取込み停止が指令が出されると(ステップS43)、対応検出手段5は記憶手段7に格納された時系列の画像情報より対応付けを行い(ステップS49)、対応付け結果と姿勢情報により視線ベクトル算出手段44は各時刻における対応点のワールド座標系を基準とした視線ベクトルを算出する(ステップS50)。並進成分算出手段45は対応点の視線ベクトル群より(16)式の計算で並進成分bを求める(ステップS51)。3次元演算手段6は並進成分bと姿勢情報より、三角測量の原理で被写体の3次元形状復元を行う(ステップS52)。
【0055】
このように磁気センサ信号の乱れが検知されると、磁気センサ信号による姿勢検出結果を角速度センサ信号による姿勢検出結果で補償することにより姿勢検出誤差を低減することができる。
【0056】
次ぎに加速度センサ信号と磁気センサ信号の乱れが検知されたときに、加速度センサ信号と磁気センサ信号による姿勢検出結果を角速度センサ信号による姿勢検出結果で補償するときの動作を図14のフローチャートを参照して説明する。撮像手段2で撮影している画像取込み開始を指令すると(ステップS61)、運動検出手段4の姿勢算出手段43はその時刻をt=0に初期化し、画像と加速度信号及び磁気信号又は角速度信号を取り込み、撮像手段2の姿勢の初期値α0、β0、γ0を検出する(ステップS62)。初期値α0、γ0は重力加速度信号の検知により行い、β0は磁気信号から求めたり、角速度信号を利用する場合には「0」に初期化する。また、磁気信号の乱れが検出された場合にはβ0=0と初期化し、以後の姿勢情報算出には加速度信号と角速度信号のみ使用するようにする。その後は画像取り込み停止が指令されるまで、一定時間間隔ごとに画像撮影、姿勢算出を行う(ステップS63,S64)。この姿勢算出を行なうときに、乱れ信号検出手段46が3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cの信号に乱れを検出しない場合(ステップS65)、姿勢算出手段43は加速度センサ信号を用いて(6)式と(7)式より回転角α、γを求め、磁気センサ信号を用いて(9)式より回転角βを求めたり、角速度センサ信号を用いて(19)式と(22)式より回転角βを求める(ステップS66)。また、乱れ信号検出手段46が3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cの信号のうち3軸加速度センサ411a〜411cの信号に乱れを検出した場合(ステップS65)、姿勢算出手段43は、まず角速度センサ信号を用いて(21)式と(23)式より回転角α、γを求める。次ぎに、磁気センサ信号と上記で求めた回転角αを用いて(9)式で回転角βを求めたり、角速度センサ信号を用いて(19)式と(22)式より回転角βを求める(ステップS67)。また、乱れ信号検出手段46が3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cの信号のうち3軸磁気センサ412a〜412cの信号に乱れを検出した場合(ステップS65)、加速度センサ信号を用いて(6)式と(7)式より回転角α、γを求め、角速度センサ信号を用いて(22)式より回転角βを求める(ステップS67)。さらに、乱れ信号検出手段46が3軸加速度センサ411a〜411cと3軸磁気センサ412a〜412cの両方の信号に乱れを検出した場合(ステップS65)、3軸角速度センサ413a〜413cの信号を用い、(18)式〜(23)式より回転角α、β、γを算出する(ステップS68)。そして、各時刻における画像及び姿勢情報と加速度信号の乱れ検出の有無を示す検出結果を記憶手段7に格納する(ステップS69)。画像取込み停止が指令が出されると(ステップS63)、対応検出手段5は記憶手段7に格納された時系列の画像情報より対応付けを行い(ステップS70)、対応付け結果と姿勢情報により視線ベクトル算出手段44は各時刻における対応点のワールド座標系を基準とした視線ベクトルを算出する(ステップS71)。並進成分算出手段45は対応点の視線ベクトル群より(16)式の計算で並進成分bを求める(ステップS72)。3次元演算手段6は並進成分bと姿勢情報より、三角測量の原理で被写体の3次元形状復元を行う(ステップS73)。
【0057】
このように加速度センサ信号と磁気センサ信号の乱れが検知されたときに、加速度センサ信号と磁気センサ信号による姿勢検出結果を角速度センサ信号による姿勢検出結果で補償するから、姿勢検出誤差を低減することができる。
【0058】
上記実施例は、撮影した画像と算出した姿勢情報を記憶手段7にまとめて格納し、そののち対応検出と並進運動検出及び3次元形状算出をオフライン処理する方式で説明したが、上記処理を実時間処理しても良い。また、撮像手段2が固定焦点である場合には、焦点距離検出手段3を省いても良い。さらに、撮影した画像と算出した姿勢情報と3次元形状情報等を記憶手段7に記憶するのではなく、ネットワークなどに転送しても良い。また、加速度信号や磁気信号が乱れた時刻において角速度センサ信号で姿勢情報の補償を行なう場合について説明したが、信号の乱れる前の時刻における姿勢に角速度信号で検出した微小時刻における角度変化、即ち(21)式〜(23)式のdα、dβ、dγに相当する分を加えるなど、別の補償法をとっても良い。
【0059】
〔具体例1〕実際に撮像手段2で対象物を撮影して撮像手段2の運動を検出した結果を図15から図19に示す。図15は加速度センサ信号により算出した回転角αの値と実際の回転角を示し、図16は角速度センサ信号により算出した回転角αの値と実際の回転角を示し、図17は加速度センサ信号の乱れた時刻において、角速度センサ信号で求めた回転角αで補償した結果と実際の回転角を示す。また、図18は磁気センサ信号により算出した回転角βの値と実際の回転角を示し、図19は磁気センサ信号の乱れた時刻において、角速度センサ信号で求めた回転角βで補償した結果と実際の回転角を示す。図15〜図17に示すように、撮像手段2が回転開始したり停止するときに撮像手段2に加える加速度が大きくなり、加速度センサ信号により算出した回転角αの検出誤差が大きくなったが、角速度センサ信号で求めた回転角αで補償することにより姿勢検出の誤差を大幅に低減することができた。また、図18、図19に示すように、撮像手段2の周囲にあるモータ等から生じる磁場の影響を角速度センサ信号で求めた回転角βで補償することにより姿勢検出誤差を大幅に低減することができた。さらに、対象物を連続撮影した結果、対象物の3次元形状を精度良く復元することができた。
【0060】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、撮像手段の重力方向に対する姿勢を加速度センサで検出し、撮像手段の重力回りの回転角を、磁気方位を検知する磁気センサあるいは撮像手段の回転角速度を検知する角速度センサのいずれか一方又は双方で検出して、移動して撮像する撮像手段の姿勢情報を検知するようにしたから、撮像手段で撮影した被写体の3次元形状を簡単な計算で精度良く復元することができる。
【0061】
また、加速度センサ信号と磁気センサ信号の乱れを検知することにより、撮像手段の運動と3次元形状復元の信頼性を高めることができる。また、信号の乱れを検知した箇所を記憶することにより、利用者が姿勢検出誤差が生じた箇所を知ることができ、利用者の便宜を図ることができる。
【0062】
また、加速度センサ信号の乱れを検知したときに、加速度センサ信号による姿勢検出結果を、磁気センサ信号や角速度センサ信号による姿勢検出結果で補償することにより、撮像手段の姿勢検出誤差を低減することができ、3次元形状を精度良く復元することができる。
【0063】
さらに、磁気センサ信号の乱れを検知したときに、磁気センサ信号による姿勢検出結果を角速度センサ信号による姿勢検出結果で補償することにより、撮像手段の姿勢検出誤差を低減することができ、3次元形状を精度良く復元することができる。
【0064】
また、加速度センサ信号と磁気センサ信号の乱れを検知したときに、加速度センサ信号と磁気センサ信号による姿勢検出結果を角速度センサ信号による姿勢検出結果で補償することにより、撮像手段の姿勢検出誤差をより低減することができ、3次元形状を精度良く復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】運動検出手段の構成を示すブロック図である。
【図3】運動検出手段の他の構成を示すブロック図である。
【図4】撮像手段の装置座標系を示す説明図である。
【図5】ワールド座標系を示す説明図である。
【図6】第1視点と第2視点の視線ベクトルを示す説明図である。
【図7】ワールド座標系と装置座標系の対応を示す説明図である。
【図8】特徴点の対応付けを示す説明図である。
【図9】画像入力装置の3次元形状復元動作を示すフローチャートである。
【図10】乱れ検知手段を有する運動検出手段の構成を示すブロック図である。
【図11】加速度センサ信号と磁気センサ信号の乱れ検知動作を示すフローチャートである。
【図12】加速度センサ信号の乱れ補償動作を示すフローチャートである。
【図13】磁気センサ信号の乱れ補償動作を示すフローチャートである。
【図14】加速度センサ信号と磁気センサ信号の乱れ補償動作を示すフローチャートである。
【図15】加速度センサ信号により算出した回転角と実際の回転角を示す分布図である。
【図16】角速度センサ信号により算出した回転角と実際の回転角を示す分布図である。
【図17】加速度センサ信号により算出した回転角を補償した回転角と実際の回転角を示す分布図である。
【図18】磁気センサ信号により算出した回転角と実際の回転角を示す分布図である。
【図19】磁気センサ信号により算出した回転角を補償した回転角と実際の回転角を示す分布図である。
【符号の説明】
1 画像入力装置
2 撮像手段
3 焦点距離検出手段
4 運動検出手段
5 対応検出手段
6 3次元演算手段
7 記憶手段
41 センサ部
42 前処理手段
43 姿勢算出手段
44 視線ベクトル算出手段
45 並進成分算出手段
46 乱れ信号検出手段
411 加速度センサ
412 磁気センサ
413 角速度センサ

Claims (8)

  1. 撮像手段と対応検出手段と運動検出手段及び3次元演算手段を有し、
    撮像手段は被写体の画像を入力し、
    対応検出手段は撮像手段を移動して撮像したときに、撮像手段から得られた複数枚の画像間の対応点を求め、
    運動検出手段は姿勢算出手段と視線ベクトル算出手段と並進成分算出手段を有し、
    姿勢算出手段は撮像手段を移動して撮像するとき、撮像手段の各視点における重力方向に対する姿勢を検出する加速度センサと、磁気方位を検知して撮像手段の重力回りの回転角を検出する磁気センサと撮像手段の回転角速度を検知する角速度センサのいずれか一方又は双方の検出値から撮像手段の姿勢情報を算出し、
    視線ベクトル算出手段は姿勢算出手段で算出した姿勢情報と撮像手段で撮像したときの焦点距離から各対応点の視線ベクトルを算出し、
    並進成分算出手段は対応点の視線ベクトル群より撮像手段の並進運動成分を算出し、
    3次元演算手段は算出した撮像手段の姿勢情報と並進運動成分及び特徴点の対応付け結果から被写体の3次元形状を計算して復元することを特徴とする画像入力装置。
  2. 前記加速度センサの検出値に含まれる重力加速度以外の加速度成分と前記磁気センサの検出値に含まれる地磁気以外の磁場を乱れとして検出する乱れ信号検出手段を有し、該乱れ信号検出手段で加速度センサの出力信号の乱れを検出したときに、加速度センサの出力信号から算出した姿勢情報を磁気センサで求めた姿勢情報又は磁気センサで求めた姿勢情報と角速度センサで求めた姿勢情報で補償する請求項1記載の画像入力装置。
  3. 前記加速度センサの検出値に含まれる重力加速度以外の加速度成分と前記磁気センサの検出値に含まれる地磁気以外の磁場を乱れとして検出する乱れ信号検出手段を有し、該乱れ信号検出手段で磁気センサの出力信号の乱れを検出したときに、磁気センサの出力信号から算出した姿勢情報を加速度センサで求めた姿勢情報又は加速度センサで求めた姿勢情報と角速度センサで求めた姿勢情報で補償する請求項1記載の画像入力装置。
  4. 前記加速度センサの検出値に含まれる重力加速度以外の加速度成分と前記磁気センサの検出値に含まれる地磁気以外の磁場を乱れとして検出する乱れ信号検出手段を有し、該乱れ信号検出手段で加速度センサと磁気センサの出力信号の乱れを検出したときに、加速度センサと磁気センサの出力信号から算出した姿勢情報を角速度センサで求めた姿勢情報で補償する請求項1記載の画像入力装置。
  5. 撮像手段を移動して複数の視点で被写体の画像を入力し、撮像手段から得られた複数枚の画像間の対応点を求め、各視点における撮像手段の重力方向に対する姿勢を加速度センサで検出し、撮像手段の重力回りの回転角を、磁気方位を検知する磁気センサあるいは撮像手段の回転角速度を検知する角速度センサ又は磁気センサと角速度センサの両方で検出し、撮像手段の重力方向に対する姿勢と重力回りの回転角から撮像手段の姿勢情報を算出し、算出した姿勢情報と撮像手段で撮像したときの焦点距離から各対応点の視線ベクトルを算出し、算出した対応点の視線ベクトル群より撮像手段の並進運動成分を算出し、算出した撮像手段の姿勢情報と並進運動成分及び特徴点の対応付け結果から被写体の3次元形状を計算して復元することを特徴とする画像入力方法。
  6. 前記加速度センサの検出値に含まれる重力加速度以外の加速度成分を乱れとして検出したときに、加速度センサの出力信号から算出した姿勢情報を磁気センサで求めた姿勢情報又は磁気センサで求めた姿勢情報と角速度センサで求めた姿勢情報で補償する請求項5記載の画像入力方法。
  7. 前記磁気センサの検出値に含まれる地磁気以外の磁場を乱れとして検出したときに、磁気センサの出力信号から算出した姿勢情報を加速度センサで求めた姿勢情報又は加速度センサで求めた姿勢情報と角速度センサで求めた姿勢情報で補償する請求項5記載の画像入力方法。
  8. 前記加速度センサの検出値に含まれる重力加速度以外の加速度成分と 前記磁気センサの検出値に含まれる地磁気以外の磁場を乱れとして検出したときに、加速度センサと磁気センサの出力信号から算出した姿勢情報を角速度センサで求めた姿勢情報で補償する請求項5記載の画像入力方法。
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