JP3730749B2

JP3730749B2 - Repair method inside the tube

Info

Publication number: JP3730749B2
Application number: JP10335697A
Authority: JP
Inventors: 康北山; 直機北橋
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1997-04-21
Filing date: 1997-04-21
Publication date: 2006-01-05
Anticipated expiration: 2017-04-21
Also published as: JPH10299979A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダムの導水管などの管渠内の底部を補修する方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、ダムの導水管やその他各種の工業用排水管などの管渠内においては、その管渠内を流れる流体の影響で、管渠内の底部だけが、他の部分に比べて老朽化しやすくなる。そこで、この管渠内の底部だけを補修する補修方法が提案されている。
【０００３】
従来より、この管渠内の底部を補修する補修方法としては、図１０に示すように、管渠ａ内の底部ｂに、円弧状に形成された短尺のコンクリート製の板状体ｃを設置固定し、この板状体ｃを、管渠ａ内の底部ｂの補修する距離全体に渡って、管渠ａの長手方向に沿って連続的に設置固定していた。そして、管渠ａ内の底部ｂと板状体ｃとの間隙にモルタルｄを充填硬化させた後、各板状体ｃの両端部に樹脂モルタルｅを充填して板状体ｃの表面と管渠ａの内周面とが滑らかにつながるように仕上げていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の補修方法の場合、コンクリート製の板状体ｃを使用するため、板状体ｃが重く運搬や設置に手間がかかる。
【０００５】
また、短尺の板状体ｃを管渠ａの長手方向に沿って連続的に設置固定するので、大量の板状体ｃを設置固定しなければならず、施工作業が煩わしいといった不都合を生じることとなる。特に、このような管渠ａ内の補修は、１０００ｍ単位の長距離にわたって行われるため、非常に大量の板状体ｃを設置固定しなければならず、施工作業の煩わしさが顕著になる。
【０００６】
さらに、コンクリート製の板状体ｃの場合、板状体ｃの形状が決まっているので、各種口径の管渠ａに対応することが困難となる。したがって、管渠ａ内の底部ｂと板状体ｃとの間隙にモルタルｄを充填硬化させた後、板状体ｄの両端部に樹脂モルタルｅを充填して板状体ｃの表面と管渠ａの内周面とを滑らかにつなげるようにして仕上げなければならないといった不都合を生じていた。
【０００７】
本発明は、係る実情に鑑みてなされたものであって、管渠内の底部を効率良く補修することができる管渠内の補修方法を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の管渠内の補修方法は、両側縁部に接合部を有する長尺の帯状に形成された樹脂製の長尺プロファイルを、管渠内に連続的に供給するとともに、この管渠内で螺旋状に捲回しながら、この長尺プロファイルの相接する両側縁部相互を接合させ、管渠内に、螺旋管を形成し、この螺旋管を長手方向に沿って切断して管渠内の底部に広げ、この底部の一側縁部から他側縁部にかけて長尺プロファイルによる補修下地を設置固定し、この補修下地を管渠内から保持した状態で、管渠内の底部と補修下地との間隙に裏込剤を充填硬化させるものである。
【０００９】
また、上記課題を解決するための本発明の管渠内の補修方法は、両側縁部に接合部を有する長尺の帯状に形成された樹脂製の長尺プロファイルを、管渠内の長手方向に沿って搬入し、長尺プロファイルの一側縁部に他の長尺プロファイルの他側縁部を接合することによって、管渠内の底部の一側縁部から他側縁部にかけて横並びに連結された長尺プロファイルによる補修下地を設置固定し、この補修下地を管渠内から保持した状態で、管渠内の底部と補修下地との間隙に裏込剤を充填硬化させるものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図１ないし図４は管渠１内の補修方法の概略を示し、図５は同補修方法に使用される長尺プロファイル２を示している。
【００１１】
すなわち、この補修方法は、管渠１内の底部１０に、長尺プロファイルからなる補修下地２０を設置固定し、この補修下地２０と管渠１内の底部１０との間隙に、裏込剤３を充填硬化させるものである。
【００１２】
長尺プロファイル２は、図５に示すように、長尺の帯状に形成され、その外面には、長手方向に沿って複数のリブ２１が突設されている。また、長尺プロファイル２の一側縁部には、長手方向に沿って、上記リブ２１よりも突設高さが低くなされた接合リブ２２が突設されている。一方、長尺プロファイル２の他側縁部のリブ２１の内面には、長手方向に沿って、上記接合リブ２２が接合される接合溝２３が形成されている。
【００１３】
この長尺プロファイル２は、螺旋状に捲回されながら管渠１内に供給される。この捲回状態で、製管装置（図示省略）によって、相接する接合リブ２２と接合溝２３とが接合され、図１に示すように、長尺プロファイル２が螺旋管２ａに形成される。この螺旋管２ａは、外周長さが管渠１内の底部１０の幅と一致するように設定した直径で、補修しようとする管渠１内の長さ全体にわたって形成する。
【００１４】
螺旋管２ａの製管後、図２に示すように、この螺旋管２ａの上端部を長手方向に沿って切断し、管渠１内の底部１０全体に広げて補修下地２０を形成する。この補修下地２０は、両側部にアングル部材４を当接し、アンカーボルト５によって管渠１内に固定される。
【００１５】
固定した補修下地２０は、図３に示すように、管渠１の内側からジャッキなどの保持装置６を利用して抑えた状態にする。そして、補修下地２０と管渠１内の底部１０との間隙に裏込剤３を充填硬化させる。この際、裏込剤３の充填圧で補修下地２０が管渠１の内側に盛り上がろうとするのを、保持装置６によって防止することができる。また、これを利用して保持装置６による補修下地２０の抑え具合を緩く調整することで、管渠１の内側に補修下地２０が若干盛り上がるようにすることもできる。したがって、場所によって裏込剤３の充填量を変えて勾配調整をすることができる。特に、図６に示すように、流体の流れＡを考慮して下り勾配を持たせて施工している導水管などの管渠１の場合、このような樹脂製の長尺プロファイル２からなる補修下地２０によって管渠１内の底部１０を補修すると、流体の抵抗が小さくなって以前よりも流れＡが速くなってしまうこととなる。そのため、図６に示すように、裏込剤３の充填量を変えて下り勾配が緩やかになるように調整することで、流量を考慮した補修を行うことができる。もちろん、裏込剤３の充填量を変えて下り勾配がきつくなるように調整することもできる。
【００１６】
硬化後、図４に示すように、保持装置６を取り除いて作業を完了する。
この補修方法によると、樹脂製の長尺フロファイル２によって補修下地２０を構成するため、割れなどを心配することなく、管渠１内に容易に搬入することができる。
【００１７】
また、この長尺プロファイル２によって形成した螺旋管２ａを切断して広げて補修下地２０を構成するため、連続的に効率良く補修下地２０を形成できる。また、管渠１内の口径が変化しても、長尺プロファイル２によって形成する螺旋管２ａの口径を変更することで、管渠１内の底部１０に合った補修下地２０を形成することかできる。
【００１８】
さらに、補修下地２０は、樹脂製であるため、管渠１内の底部１０に沿わせることができるとともに、容易に切断して寸法調整などを行うこともできる。
なお、本実施の形態では、長尺プロファイル２を螺旋管２ａに形成した後、これを切り開いて補修下地２０としているが、図７ないし図９に示すように、長尺プロファイル２を周方向に横並びに連結することによって補修下地２０を形成して補修を行ってもよい。
【００１９】
すなわち、この補修方法を実施するには、まず、長尺プロファイル２を、補修しようとする管渠１の長さに相当するように切断し、管渠１内の長手方向に沿って搬入する。図７に示すように、この搬入した長尺プロファイル２の接合溝２３がある側の端縁と、管渠１内の底部１０の一側縁部とに、アングル部材４を当接し、アンカーボルト５で固定する。この固定した長尺プロファイル２の接合リブ２２を、他の長尺プロファイル２の接合溝２３に接合する要領で、管渠１内の底部１０の一側縁部から他側縁部にかけて、長尺プロファイル２を横並びに連結する。この連結状態で、管渠１内の底部１０の他側縁部に位置する長尺プロファイル２は、この他側縁部にぴったりと収まるように、長手方向に沿って切断して補修下地２０とする。そして、図８に示すように、この他側縁部に位置する長尺プロファイル２と管渠１の底部１０の他側縁部とに、アングル部材４を当接し、アンカーボルト５で固定する。
【００２０】
以後は、上述した場合と同様に、補修下地２０を、管渠１の内側から保持装置６によって保持した状態で、補修下地２０と管渠１内の底部１０との間隙に裏込剤３を充填硬化させる。図９は、補修完了状態を示している。
【００２１】
また、本実施の形態では、断面馬蹄形状の管渠１について述べているが、この管渠１の断面形状としては、断面馬蹄形状のものに限定されるものではなく、円形、四角形、楕円形などの各種形状のものであっても良い。
【００２２】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項１記載の本発明によると、樹脂製の長尺プロファイルを使用するため、従来のコンクリート製の板状体に比べて軽く、割れないので取扱上細心の注意を払わずに容易に搬入することができる。
【００２３】
また、長尺プロファイルによって管渠内に螺旋管を形成してから、この螺旋管を長手方向に沿って切断して補修下地を構成するため、大量の板状体を設置固定るす従来の方法に比べて容易に施工することができる。また、管渠内の口径が変化しても、長尺プロファイルによって形成する螺旋管の口径を変更して対応することができるとともに、長尺プロファイル自身が樹脂製であるため、口径に沿わせることができる。
【００２４】
さらに、管渠内の底部の一側縁部から他側縁部にかけて設置固定した補修下地を、管渠内から保持した状態で、管渠内の底部と補修下地との間隙に裏込剤を充填硬化させるので、管渠内からの補修下地の保持具合を調整することで、管渠内の底部と補修下地との間隙に充填される裏込剤による補修下地の盛り上がり具合が変わることとなり、これによって管渠内の勾配を調整することができる。
【００２５】
さらに、リブ付きの長尺プロファイルを使用した場合には、このリブが裏込剤との関係でアンカー効果を有することとなるので、長尺プロファイルと管渠とを一体化して優れた施工強度を得ることができる。
【００２６】
また、請求項２記載の本発明によると、樹脂製の長尺プロファイルを使用するため、従来のコンクリート製の板状体に比べて軽く、割れないので取扱上細心の注意を払わずに容易に搬入することができる。
【００２７】
また、管渠の長手方向に沿って搬入した長尺プロファイルを、管渠内の底部の一側縁部から他側縁部にかけて横並びに連結して補修下地を構成しているため、大量の板状体を設置固定する従来の方法に比べて容易に施工することができる。また、管渠内の口径が変化しても接続する長尺プロファイルの数を変更して対応することができるとともに、長尺プロファイル自身が樹脂製であるため、口径に沿わせることができる。
【００２８】
さらに、管渠内の底部の一側縁部から他側縁部にかけて設置固定した補修下地を、管渠内から保持した状態で、管渠内の底部と補修下地との間隙に裏込剤を充填硬化させるので、管渠内からの補修下地の保持具合を調整することで、管渠内の底部と補修下地との間隙に充填される裏込剤による補修下地の盛り上がり具合が変わることとなり、これによって管渠内の勾配を調整することができる。
【００２９】
さらに、リブ付きの長尺プロファイルを使用した場合には、このリブが裏込剤との関係でアンカー効果を有することとなるので、長尺プロファイルと管渠とを一体化して優れた施工強度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）および（ｂ）は、管渠内の補修方法の一工程であって、管渠内に螺旋管を形成した状態を示す水平断面図および垂直断面図である。
【図２】（ａ）および（ｂ）は、管渠内の補修方法の一工程であって、管渠内の底部に補修下地を固定した状態を示す水平断面図および垂直断面図である。
【図３】管渠内の補修方法の一工程であって、補修下地を保持した状態を示す垂直断面図である。
【図４】管渠内の補修方法による補修完了状態を示す垂直断面図である。
【図５】（ａ）および（ｂ）は、管渠内の補修方法に使用される長尺プロファイルを示す部分斜視図および長尺プロファイルの接合状態を示す断面図である。
【図６】管渠内の補修方法による補修の一例を示す垂直側断面図である。
【図７】（ａ）および（ｂ）は、管渠内の補修方法の他の実施の形態を示す一工程であって、管渠内の底部の一側縁部から長尺プロファイルを接続して行く状態を示す水平断面図および垂直断面図である。
【図８】（ａ）および（ｂ）は、管渠内の補修方法の他の実施の形態を示す一工程であって、管渠内の底部に補修下地を形成した状態を示す水平断面図および垂直断面図である。
【図９】管渠内の補修方法の他の実施の形態による補修完了状態を示す垂直断面図である。
【図１０】（ａ）および（ｂ）は、従来の管渠内の補修方法の補修完了状態を示す斜視図および部分拡大断面図である。
【符号の説明】
１管渠
１０底部
２長尺プロファイル
２２接合リブ（接合部）
２３接合溝（接合部）
２ａ螺旋管
２０補修下地
３裏込剤[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for repairing a bottom portion in a pipe rod such as a dam conduit.
[0002]
[Prior art]
In general, pipes such as dam conduits and other industrial drainage pipes are subject to aging compared to other parts due to the effect of fluid flowing in the pipe. Become. In view of this, a repair method for repairing only the bottom portion of the pipe rod has been proposed.
[0003]
Conventionally, as a repairing method for repairing the bottom portion in the pipe rod, as shown in FIG. 10, a short concrete plate c formed in an arc shape is installed on the bottom portion b in the pipe rod a. The plate-like body c was continuously installed and fixed along the longitudinal direction of the tube rod a over the entire repair distance of the bottom portion b in the tube rod a. And after filling and hardening the mortar d in the gap | interval of the bottom part b and the plate-shaped body c in the pipe rod a, it fills the both ends of each plate-shaped body c with the resin mortar e, and the surface of the plate-shaped body c It was finished so that the inner peripheral surface of the tube tub a was smoothly connected.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the above conventional repair method, since the plate-like body c made of concrete is used, the plate-like body c is heavy, and it takes time and labor for transportation and installation.
[0005]
In addition, since the short plate-like body c is continuously installed and fixed along the longitudinal direction of the tube rod a, a large amount of the plate-like body c must be installed and fixed, resulting in inconvenience that the construction work is troublesome. It becomes. In particular, since such repair in the pipe rod a is performed over a long distance of 1000 m, a very large amount of the plate-like body c must be installed and fixed, and the troublesome construction work becomes remarkable.
[0006]
Furthermore, in the case of the plate-like body c made of concrete, since the shape of the plate-like body c is determined, it becomes difficult to cope with the pipe rods a of various diameters. Therefore, after the mortar d is filled and cured in the gap between the bottom portion b and the plate-like body c in the tube rod a, the both ends of the plate-like body d are filled with the resin mortar e and the surface of the plate-like body c and the tube There has been a problem in that it has to be finished by smoothly connecting the inner peripheral surface of the ridge a.
[0007]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a repairing method in a tube vessel that can efficiently repair the bottom portion in the tube tube.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the repair method in the tube cage of the present invention continuously supplies a long profile made of resin formed in a long strip shape having joints on both side edges into the tube rod. At the same time, while winding spirally in the tube, the adjacent side edges of the long profile are joined together to form a spiral tube in the tube, and the spiral tube is moved along the longitudinal direction. Cut and spread to the bottom of the tube, install and fix a repair base with a long profile from one side edge to the other side of the bottom, and hold the repair substrate from the tube in the pipe. A back-filling agent is filled and cured in the gap between the bottom of the bag and the repair base.
[0009]
Moreover, the repair method in the tubular tub of the present invention for solving the above-mentioned problem is that the long profile made of resin formed in the shape of a long strip having joints on both side edge portions in the longitudinal direction in the tub And connecting the other side edge part of the other long profile to the one side edge part of the long profile, thereby connecting side by side from the one side edge part to the other side edge part in the bottom of the tube. The repair base with the long profile thus set is installed and fixed, and a back-filling agent is filled and cured in the gap between the bottom of the pipe casing and the repair base in a state where the repair base is held from the inside of the pipe casing.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 4 show an outline of a repairing method in the pipe rod 1, and FIG. 5 shows a long profile 2 used in the repairing method.
[0011]
That is, in this repair method, a repair base 20 made of a long profile is installed and fixed to the bottom 10 in the pipe rod 1, and the backing agent 3 is placed in the gap between the repair base 20 and the bottom 10 in the pipe rod 1. Is filled and cured.
[0012]
As shown in FIG. 5, the long profile 2 is formed in a long band shape, and a plurality of ribs 21 protrude from the outer surface along the longitudinal direction. In addition, a joining rib 22 having a projecting height lower than that of the rib 21 is provided on one side edge of the long profile 2 along the longitudinal direction. On the other hand, a joining groove 23 to which the joining rib 22 is joined is formed on the inner surface of the rib 21 on the other side edge of the long profile 2 along the longitudinal direction.
[0013]
The long profile 2 is supplied into the tube rod 1 while being spirally wound. In this wound state, the joining rib 22 and the joining groove 23 which are in contact with each other are joined by a pipe making apparatus (not shown), and as shown in FIG. 1, the long profile 2 is formed in the spiral tube 2a. The spiral tube 2a is formed over the entire length in the tube rod 1 to be repaired with a diameter set so that the outer peripheral length matches the width of the bottom portion 10 in the tube tube 1.
[0014]
After the spiral tube 2a is manufactured, as shown in FIG. 2, the upper end portion of the spiral tube 2a is cut along the longitudinal direction, and is spread over the entire bottom portion 10 in the tube rod 1 to form the repair base 20. The repair base 20 abuts the angle member 4 on both sides and is fixed in the pipe rod 1 by the anchor bolt 5.
[0015]
As shown in FIG. 3, the fixed repair base 20 is brought into a state of being suppressed from the inside of the pipe rod 1 by using a holding device 6 such as a jack. Then, the backing agent 3 is filled and cured in the gap between the repair base 20 and the bottom portion 10 in the tube casing 1. At this time, the holding device 6 can prevent the repair base 20 from being swelled inside the pipe rod 1 by the filling pressure of the backing agent 3. In addition, by using this to loosely adjust the degree to which the repair base 20 is held by the holding device 6, the repair base 20 can be slightly raised inside the pipe rod 1. Therefore, the gradient can be adjusted by changing the filling amount of the backing agent 3 depending on the location. In particular, as shown in FIG. 6, in the case of a conduit 1 such as a water conduit constructed with a downward slope in consideration of the fluid flow A, the repair composed of such a long profile 2 made of resin. When the bottom portion 10 in the pipe rod 1 is repaired by the base 20, the resistance of the fluid becomes small and the flow A becomes faster than before. Therefore, as shown in FIG. 6, by adjusting the filling amount of the backing agent 3 so as to make the downward gradient gentle, it is possible to perform repair in consideration of the flow rate. Of course, it is also possible to adjust the filling amount of the backing agent 3 so that the downward gradient becomes tight.
[0016]
After curing, as shown in FIG. 4, the holding device 6 is removed to complete the operation.
According to this repair method, since the repair base 20 is constituted by the long profile 2 made of resin, it can be easily carried into the tube 1 without worrying about cracks.
[0017]
Further, since the repair base 20 is formed by cutting and expanding the spiral tube 2a formed by the long profile 2, the repair base 20 can be formed continuously and efficiently. In addition, even if the diameter in the tube rod 1 changes, can the repair base 20 be formed to match the bottom 10 in the tube rod 1 by changing the diameter of the spiral tube 2a formed by the long profile 2? it can.
[0018]
Furthermore, since the repair base 20 is made of a resin, it can be along the bottom 10 in the tube casing 1 and can be easily cut to adjust its dimensions.
In this embodiment, after the long profile 2 is formed in the spiral tube 2a, the long profile 2 is cut open and used as the repair base 20. However, as shown in FIGS. Repair may be performed by forming the repair base 20 by connecting side by side.
[0019]
That is, in order to implement this repair method, first, the long profile 2 is cut so as to correspond to the length of the tube rod 1 to be repaired, and is carried along the longitudinal direction in the tube rod 1. As shown in FIG. 7, the angle member 4 is brought into contact with the end edge of the long profile 2 that is carried in the side where the joining groove 23 is present and the one side edge portion of the bottom portion 10 in the pipe rod 1, and the anchor bolt Fix with 5. In a manner to join the joining rib 22 of the fixed long profile 2 to the joining groove 23 of another long profile 2, the long rib 2 extends from one side edge to the other side edge of the bottom portion 10 in the pipe rod 1. Profile 2 is connected side by side. In this connected state, the long profile 2 located at the other side edge of the bottom portion 10 in the tube rod 1 is cut along the longitudinal direction so as to be snugly fitted to the other side edge, and the repair base 20 To do. Then, as shown in FIG. 8, the angle member 4 is brought into contact with the long profile 2 located at the other side edge and the other side edge of the bottom part 10 of the tube rod 1, and fixed with the anchor bolt 5.
[0020]
Thereafter, in the same manner as described above, the back-up agent 3 is applied to the gap between the repair base 20 and the bottom portion 10 in the pipe rod 1 with the repair base 20 held by the holding device 6 from the inside of the pipe rod 1. Fill and cure. FIG. 9 shows a repair completion state.
[0021]
Further, in the present embodiment, the cross-sectional horseshoe-shaped tube rod 1 is described, but the cross-sectional shape of the tube rod 1 is not limited to a cross-sectional horseshoe-shaped tube shape, and is circular, square, elliptical. It may be of various shapes such as.
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, since a resin-made long profile is used, it is lighter than a conventional concrete plate-like body and does not break, so care must be taken in handling. It can be carried in easily.
[0023]
In addition, a conventional method of installing and fixing a large number of plate-like bodies in order to form a repair base by forming a spiral tube in a tube cage by a long profile and then cutting the spiral tube along the longitudinal direction It can be constructed more easily than In addition, even if the caliber in the tube changes, it can be accommodated by changing the caliber of the spiral tube formed by the long profile, and the long profile itself is made of resin, so it follows the caliber. Can do.
[0024]
Furthermore, in the state where the repair base installed and fixed from one side edge to the other side edge of the bottom of the tube is held from the inside of the tube, a backing agent is applied to the gap between the bottom of the tube and the repair base. By filling and curing, adjusting the repair ground holding condition from the inside of the pipe rod will change the swell of the repair ground due to the back filling agent filled in the gap between the bottom of the pipe rod and the repair ground, As a result, the gradient in the tube can be adjusted.
[0025]
In addition, when a long profile with ribs is used, this rib will have an anchor effect in relation to the backing agent, so the long profile and the pipe rod are integrated to provide excellent construction strength. Obtainable.
[0026]
Further, according to the second aspect of the present invention, since a long profile made of resin is used, it is lighter than a conventional concrete plate-like body and does not break, so it is easy to handle without careful attention in handling. Can be brought in.
[0027]
In addition, since the long profile carried in along the longitudinal direction of the tube rod is connected side by side from one side edge to the other edge of the bottom of the tube rod, a repair base is constructed, so a large number of plates Compared to the conventional method of installing and fixing the state body, it can be easily constructed. In addition, even if the diameter of the pipe rod changes, the number of long profiles to be connected can be changed, and the long profile itself is made of resin, so that it can follow the diameter.
[0028]
Furthermore, in the state where the repair base installed and fixed from one side edge to the other side edge of the bottom of the tube is held from the inside of the tube, a backing agent is applied to the gap between the bottom of the tube and the repair base. By filling and curing, adjusting the repair ground holding condition from the inside of the pipe rod will change the swell of the repair ground due to the back filling agent filled in the gap between the bottom of the pipe rod and the repair ground, As a result, the gradient in the tube can be adjusted.
[0029]
In addition, when a long profile with ribs is used, this rib will have an anchor effect in relation to the backing agent, so the long profile and the pipe rod are integrated to provide excellent construction strength. Obtainable.
[Brief description of the drawings]
FIGS. 1A and 1B are a horizontal sectional view and a vertical sectional view showing a state in which a spiral tube is formed in a tube cage, which is one step of a repair method in the tube tube.
FIGS. 2A and 2B are a horizontal sectional view and a vertical sectional view showing a state in which a repair base is fixed to the bottom of the tubular casing, which is one step of the repairing method in the tubular casing.
FIG. 3 is a vertical cross-sectional view showing a state in which a repair base is held, which is one step of a repair method in a pipe rod.
FIG. 4 is a vertical cross-sectional view showing a repair completion state by a repair method in a pipe rod.
FIGS. 5A and 5B are a partial perspective view showing a long profile used for a repair method in a tube fistula and a cross-sectional view showing a joining state of the long profile. FIG.
FIG. 6 is a vertical cross-sectional view showing an example of repair by a repair method in a pipe rod.
FIGS. 7A and 7B are steps showing another embodiment of the repair method in the tube tub, in which a long profile is connected from one side edge of the bottom in the tube tub. It is the horizontal sectional view and vertical sectional view which show the state which goes.
FIGS. 8A and 8B are horizontal cross-sectional views showing a state in which a repair base is formed on the bottom of the pipe rod, showing another embodiment of a method for repairing the pipe rod. And FIG.
FIG. 9 is a vertical sectional view showing a repair completion state according to another embodiment of the repair method for the inside of the tube.
FIGS. 10A and 10B are a perspective view and a partially enlarged cross-sectional view showing a repair completion state of a conventional repair method in a tube fistula, respectively.
[Explanation of symbols]
1 Pipe 10 Bottom 2 Long profile 22 Joining rib (joint)
23 Joining groove (joining part)
2a Spiral tube 20 Repair base 3 Backing agent

Claims

両側縁部に接合部を有する長尺の帯状に形成された樹脂製の長尺プロファイルを、管渠内に連続的に供給するとともに、この管渠内で螺旋状に捲回しながら、この長尺プロファイルの相接する両側縁部相互を接合させ、管渠内に、螺旋管を形成し、
この螺旋管を長手方向に沿って切断して管渠内の底部に広げ、この底部の一側縁部から他側縁部にかけて長尺プロファイルによる補修下地を設置固定し、
この補修下地を管渠内から保持した状態で、管渠内の底部と補修下地との間隙に裏込剤を充填硬化させることを特徴とする管渠内の補修方法。While continuously feeding the resin long profile formed in the shape of a long strip with joints on both side edges into the tube, and spirally winding in this tube, this long profile Join the edges on both sides of the profile to form a spiral tube in the tube
Cut this spiral tube along the longitudinal direction and spread it to the bottom of the tube, and install and fix a repair base with a long profile from one side edge to the other side edge of this bottom,
A repairing method in a pipe rod characterized by filling and curing a back-filling agent in a gap between the bottom of the pipe rod and the repairing base while the repair base is held from the inside of the pipe rod.

両側縁部に接合部を有する長尺の帯状に形成された樹脂製の長尺プロファイルを、管渠内の長手方向に沿って搬入し、長尺プロファイルの一側縁部に他の長尺プロファイルの他側縁部を接合することによって、管渠内の底部の一側縁部から他側縁部にかけて横並びに連結された長尺プロファイルによる補修下地を設置固定し、
この補修下地を管渠内から保持した状態で、管渠内の底部と補修下地との間隙に裏込剤を充填硬化させることを特徴とする管渠内の補修方法。A long profile made of resin formed in a long strip shape with joints on both side edges is carried along the longitudinal direction in the tube tube, and another long profile is placed on one side edge of the long profile. By fixing the other side edge part, the repair base by the long profile connected side by side from the one side edge part to the other side edge part in the bottom of the tube tube is installed and fixed.
A repairing method in a pipe rod characterized by filling and curing a back-filling agent in a gap between the bottom of the pipe rod and the repairing base while the repair base is held from the inside of the pipe rod.