JP3728880B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インバータ回路を用いて放電灯を高周波点灯させる放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図8に示す。この従来例は直流電源Eを高周波に変換するインバータ回路1から成り、インバータ回路1の高周波出力は出力トランスT1 の1次巻線n1 に入力され、出力トランスT1 の2次出力は2次巻線n2 と直流カット用コンデンサC3 を介して放電灯LAに図9(a)に示すように印加され、放電灯LAが高周波点灯される。出力トランスT1 はリーケージ出力トランス構成をとっており、リーケージインダクタとコンデンサC2 は直列共振回路を形成しており、制御回路2によりインバータ回路1の動作周波数を変化させることにより予熱・始動・点灯の各動作モードが設定されて、放電灯LAの点灯を制御する。また、放電灯LAが寿命末期状態になった場合、放電灯のランプ電圧が上昇することを出力トランスT1 に設けられた3次巻線n3 とダイオードD2 を介して検出し、図9(b)に示すその検出電圧が内部のエミレス基準電圧Laを越えると制御回路2にインバータ回路1の動作を間欠発振動作(その周期をTA、発振動作期間TA1 、発振停止期間TA2 、TA=TA1 +TA2 )させる信号を送出するエミレス検出回路3が付加されている。但し、エミレス検出回路3が動作するのは制御回路2からの動作周波数が点灯モードに移行した後である。その理由は、予熱・始動モードでは正常な放電灯LAであっても放電灯LAに印加される電圧が高いためエミレスと誤判定される場合があるからである。更に、直流電源Eより、抵抗R3 、フィラメントf1 、抵抗RA1 、フィラメントf2 、抵抗R2 、ダイオードD1 、無負荷検出用コンデンサC1 と抵抗R1 の並列回路を介して直流電流が流れることによって無負荷検出用コンデンサC1 に直流電圧Vsが発生することを検出してフィラメントf1 ,f2 の有無を判別する無負荷検出回路4が付加されている。ZD1 はツェナーダイオードである。
【0003】
そして、図9(c)に示すように無負荷検出回路4の検出電圧である上記無負荷検出用コンデンサC1 の電圧Vsが所定の基準電圧Lb以下になると放電灯LAのフィラメントf1 ,f2 の少なくとも一方が断線していると判断し、無負荷検出回路4から無負荷検出信号が制御回路2へ出力される。この時制御回路2からインバータ回路1に発振停止信号が送出され、同時に、エミレス検出回路3の検出動作も停止するようになっている。
【0004】
この様な構成において、放電灯LAが寿命末期になるとエミレス検出回路3の働きによりインバータ回路1は間欠発振動作を行い、インバータ回路1の部品や出力トランスT1 に印加されるストレスを低減し、また、放電灯LAのフィラメントf1 ,f2 の少なくとも一方が断線すると無負荷検出回路4の検出により発振停止状態となるため、放電灯点灯装置として安全且つ信頼性の高いものが提供できる。
【0005】
図9中t1 ,t2 、t3 は発振停止のタイミングを示し、(イ)は正常点灯時、(ロ)はエミレス時、(ハ)は無負荷時を夫々示す。
ところで上記従来例にあっては次のような課題がある。
つまり、放電灯LAがエミレス状態になった時、コンデンサC3 には図8中に示す極性の直流電圧が充電され、その充電電圧Vc3 がインバータ回路1の直流電源Eの電圧より高い状態になる場合がある。この状態はフィラメントf1 側がエミレスになった場合や、元々放電灯LAの管電圧が高い場合(例えば40W以上の放電灯)にエミレスになると起こり易い。そしてエミレス検出回路3により、インバータ回路1は間欠発振動作に入るが、発振停止期間(図9中のTA2 )において、Vc3 >Eとなっているため、無負荷検出回路4のコンデンサC1 には、直流電源Eからの直流電流が供給されなくなる。この状態は電圧Vc3 が直流電源Eの電圧以下に放電される迄続く。すると、コンデンサC1 には電流供給が無くなるため、無負荷検出用コンデンサC1 、抵抗R1 の時定数によりコンデンサC1 の電荷は放電され、その結果無負荷検出回路4が働きエミレス検出回路3の動作を停止させる。
【0006】
その後、Vc3 ≦Eになると、再び直流電源EからコンデンサC1 へ充電電流が流れ、無負荷検出用コンデンサC1 の電圧が上昇し、無負荷検出回路4から制御回路2へ発振開始信号が送出される。
この状態が繰り返されることにより、放電灯LAがエミレス時に、本来、周期TA(内、発振停止期間TA2 )で間欠発振動作を行なう筈であるにも関わらず、無負荷検出回路4の動作により、TA2 が非常に短くなり、間欠発振周期も短くなり、その結果放電灯LAに高電圧が印加される予熱・始動モードの繰り返しが短い周期で行なわれ、従ってインバータ回路1の部分や出力トランスT1 へのストレスが増大し、また発熱も高くなるといった問題点が生じる。図10は上記の動作時の放電灯LAの印加電圧(同図(a))と、無負荷検出回路4の検出電圧(同図(b))を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところはエミレス検出時に、確実に間欠発振を行なうようにし、部品のストレスを低減することによって、より信頼性の高い放電灯点灯装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成すために、請求項1の発明では、直流電源と、直流電源を高周波に変換して直流カット用コンデンサと予熱型の放電灯の直列回路からなる負荷回路に高周波電力を供給するインバータ回路と、上記放電灯のフィラメントの有無を直流電源からの直流電流の有無によって判別し、フィラメント無しと判断した場合にインバータ回路の発振動作を停止させる無負荷検出回路と、上記放電灯のエミレス状態を検出し、インバータ回路の動作を所定周期で発振動作と発振停止とを繰り返えす間欠発振動作とするエミレス検出回路とを備え、上記放電灯のエミレス時に上記直流カット用コンデンサに充電された直流電圧が上記間欠発振動作中の発振停止期間に放電される間、無負荷検出回路が動作することにより間欠発振動作周期が上記所定周期よりも短くなるようにした放電灯点灯装置において、エミレス検出回路によりエミレスを検出した場合に、無負荷検出回路の検出動作を実質的に停止させる停止手段を付加して成ることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記無負荷検出回路は、直流電源より第1の抵抗、放電灯の両側のフィラメントの非電源側端間に接続された第2の抵抗、ダイオード、無負荷検出用コンデンサと第3の抵抗の並列回路から成り、上記無負荷検出用コンデンサの直流電圧を検出することによりフィラメントの有無を検出するようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、上記停止手段として、インバータ回路の発振動作時と、発振停止時とで上記無負荷検出用コンデンサの容量を切り替えるようにした手段で構成したことを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1又は2の発明において、上記停止手段として、インバータ回路の発振停止後、一定期間上記無負荷検出用コンデンサと第3の抵抗による時定数を変化させるようにした手段で構成したことを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明では、請求項1又は2の発明において、上記停止手段として、発振停止時に上記無負荷検出用コンデンサの放電経路を無くすようにする手段で構成したことを特徴とする。
請求項6の発明では、請求項1又は2の発明において、上記停止手段として、エミレス検出回路より出力される検出信号により一定時間の間、上記無負荷検出用コンデンサの容量を切り替える若しくは上記無負荷検出用コンデンサと第3の抵抗の時定数を変化させる若しくは上記無負荷検出用コンデンサの放電経路を無くすようにしたことを特徴とする。
【0012】
請求項7の発明では、直流電源と、直流電源を高周波に変換して直流カット用コンデンサと予熱型の放電灯の直列回路からなる負荷回路に高周波電力を供給するインバータ回路と、上記放電灯のフィラメントの有無を直流電源からの直流電流の有無によって判別し、フィラメント無しと判断した場合にインバータ回路の発振動作を停止させる無負荷検出回路と、上記放電灯のエミレス状態を検出し、インバータ回路の動作を所定周期で発振動作と発振停止とを繰り返えす間欠発振動作とするエミレス検出回路とを備え、上記放電灯のエミレス時に上記直流カット用コンデンサに充電された直流電圧が上記間欠発振動作中の発振停止期間に放電される間、無負荷検出回路が動作することにより間欠発振動作周期が上記所定周期よりも短くなるようにした放電灯点灯装置において、上記無負荷検出回路の検出出力が上記フィラメント無しから有りの状態へ変化してから所定時間後、発振開始へ移行させるタイマ要素を設けるとともに、上記所定周期の内の発振停止期間が上記所定時間以下となるようにしたことを特徴とする。
【0013】
請求項8の発明では、請求項7の発明において、上記タイマ要素は上記エミレス検出回路が動作開始時に限時動作を開始することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように図8に示す従来例回路と基本的な構成は同じであるが、次の点で相違する。
つまり図8の回路における無負荷検出回路4の入力側に設けてある無負荷検出用コンデンサC1 を、図1に示すようにコンデンサC11、C12の直列回路に置き替えるとともに、コンデンサC12にトランジスタQ4 を並列接続し、またダイオードD4 をトランジスタD4 に対して逆並列接続している。そして出力トランスT1 に第4の巻線n4 を設け、インバータ回路1が発振動作中は巻線n4 に誘起される電圧をダイオードD3 、コンデンサC4 で整流・平滑し、コンデンサC4 の両端電圧を抵抗R7 ,R8 で分圧して抵抗R8 の両端電圧をトランジスタQ4 のベース・エミッタ間に印加し、コンデンサC4 の電圧が所定電圧以上あるときにトランジスタQ4 をオン状態とすることによりコンデンサC12を短絡し、無負荷検出回路4の入力側のコンデンサ容量を増加させるようにしている。
【0015】
その他の構成は従来例回路と同じであるので、同じ構成には同じ番号、記号を付して説明は省略する。
而して本実施形態ではコンデンサC11と抵抗R1 からなる放電時定数を大きくすることが可能となるため、従来例で述べたコンデンサVC3がVC3>Eの状態からVC3≦Eの状態になる迄の間にコンデンサC11の電圧が無負荷検出回路4の基準電圧よりも下回らないようにすることができ、従って、無負荷検出回路4が動作すること無く、安定な間欠発振動作が可能となり、インバータ回路1のストレス、発熱の増加を防止することができ、信頼性の高い放電灯点灯装置が実現できる。
【0016】
図2はこの時の放電灯LAの印加電圧(同図(a))と、無負荷検出回路4の検出電圧(同図(b))を示す。
尚インバータ回路1が動作して無いときは、巻線n4 から出力が無くなるので、トランジスタQ4 がオフとなる。このオフによりコンデンサC11とC12の直列容量が無負荷検出用のコンデンサの容量となり、容量としては低い値となっている。そのため電源投入時は、コンデンサC11とC12の直列回路の電圧が前述の基準電圧Lbよりも高くなる時間が短くて済み、従ってインバータ回路1の動作開始も速やかに行なわれ、電源投入後から放電灯LAが点灯する迄の時間も短くでき、不快感を無くすことができる。
【0017】
またインバータ回路1が発振開始すると、コンデンサC12はトランジスタQ4 により短絡されるので、無負荷検出電圧Vsが低下するが、その時にも無負荷検出電圧Vsが基準電圧Lbを下回らないようにコンデンサC11,C12の容量を設定しておけば良い。
またインバータ回路1の発振開始と同時に、抵抗R2 を介して高周波電流がダイオードD1 により整流されて、コンデンサC11の充電電流となり、コンデンサC11の電圧を上昇させる作用があるため、無負荷検出電圧Vsが基準電圧Lbを下回ることは無く、安定な動作を行なうことができる。
【0018】
尚エミレス検出回路3の動作は従来例と同じであるから、その動作説明を省略する。
(実施形態2)
実施形態1は無負荷検出回路4の入力側に設ける無負荷検出用コンデンサの容量を変化させるようにしたものであるが、本実施形態では、図3に示すように、図8の回路に於ける抵抗R1 に代えて抵抗R11とR12の直列回路をコンデンサC1 に並列接続し、抵抗R12に実施形態1と同様にトランジスタQ4 を並列接続したものである。すなわちインバータ回路1の発振開始が開始されると、実施形態1と同様にトランジスタQ4 がオンして抵抗R12が短絡され、無負荷検出電圧が低下し、発振停止時には、トランジスタQ4 のオフにより抵抗R11とR12の直列抵抗がコンデンサC1 の放電抵抗となり、その抵抗値が大きくなって、CRの放電時定数を大きくすることができる。以上により実施形態1と同様の効果が得られる。
【0019】
(実施形態3)
本実施形態は、実施形態1、2と基本的な構成は同じものであるが、実施形態1、2ではトランシジスタQ4 のオン、オフを出力トランスT1 に設けた巻線n4 の出力により行なうようにしたものであるが、本実施形態は図4に示すように無負荷検出用コンデンサC1 にトランジスタQ4 を介して抵抗R1 を並列接続し、トランジスタQ4 のベースにはタイマ回路5の出力を接続し、タイマ回路5のトリガ信号としてはエミレス検出回路3が動作を開始した場合のみ出力される信号をタイマ回路10に与えるようになっている。
【0020】
つまり図5(a)に示すように放電灯LAの両端電圧に対応して図5(b)に示すようにエミレス検出回路3がエミレスを検出してインバータ回路1の発振を停止させるエミレス動作が開始されると、その開始に対応した信号をタイマ回路10が受けて限時動作を開始し、図5(c)に示すように出力を”H”から”L”に一定時間切換える。これによりトランジスタQ4 が一定時間オフし、無負荷検出用コンデンサC1 にトランジスタQ4 を介して並列に接続してある抵抗R1 を切離し、無負荷検出用コンデンサC1 の放電経路を無くすようになっている。従って本実施形態においても従来例で述べた問題点を解決することができ、実施形態1,2と同様の効果が得られる。
【0021】
図5(d)は無負荷検出電圧Vsを示す。
尚その他の構成は図8の回路構成と同じであるため、図4では要部のみを示してその他の構成は省略している。
(実施形態4)
上記実施形態1〜3では無負荷検出用のコンデンサの時定数を切り替えるようにしたものであるが、本実施形態では、図6に示すように無負荷検出回路4の構成を無負荷検出電圧Vsの立ち上がり時を遅らせる遅延回路40と、無負荷判別信号送出回路41とで構成したものである。その他の構成は図8の回路と同じであるので、省略する。
【0022】
而して本実施形態では、図8においてエミレス検出回路3が働き、出力トランスT1 の1次巻線n1 と放電灯LAとの間に挿入しているコンデンサC3 に直流電源Eより高い電圧が充電され、無負荷検出用コンデンサC1 への充電電流が無くなり、無負荷検出用コンデンサC1 の電圧、つまり無負荷検出電圧Vsが図7(b)に示すように低下し、無負荷検出のための基準電圧Vbを下回ると、無負荷検出動作が働くが、コンデンサC3 の電圧VC3が、VC3≦Eとなった時点でコンデンサC1 への充電が再び開始し、基準電圧Vbより無負荷検出電圧Vsが高くなっても、遅延回路40の働きにより、所定時間、発振開始信号を無負荷判別信号送出回路41から送出しないようなっている。そこで上記所定時間をTBとすると、
TB≧TA2
となるように設定してやれば、無負荷検出回路4によりエミレス検出動作を禁止するようにしていても、期間TBの間は発振停止を継続するため、従来例で述べたような問題点を解決することができ、従って実施形態1乃至3と同様の効果が得られる。
【0023】
尚図7(a)は放電灯LAの印加電圧を示す。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明乃至請求項8の発明は、上述のように構成しているので、エミレス検出時の間欠発振動作を所定の周期で確実に行なうことができ、そのためインバータ回路の部品のストレスを抑え、高信頼性の放電灯点灯装置を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明は実施形態1の回路図である。
【図2】同上の動作説明用波形図である。
【図3】本発明の実施形態2の回路図である。
【図4】本発明の実施形態3の要部の回路図である。
【図5】同上の動作説明用波形図である。
【図6】本発明の実施形態4の要部の回路図である。
【図7】同上の動作説明用波形図である。
【図8】従来例の回路図である。
【図9】同上の動作説明用波形図である。
【図10】同上の動作説明用波形図である。
【符号の説明】
1 インバータ回路
2 制御回路
3 エミレス検出回路
4 無負荷検出回路
C11,C12 コンデンサ
C2 〜C4 コンデンサ
R1 〜R3 、R8 、R7
T1 出力トランス
Claims (8)
- 直流電源と、直流電源を高周波に変換して直流カット用コンデンサと予熱型の放電灯の直列回路からなる負荷回路に高周波電力を供給するインバータ回路と、上記放電灯のフィラメントの有無を直流電源からの直流電流の有無によって判別し、フィラメント無しと判断した場合にインバータ回路の発振動作を停止させる無負荷検出回路と、上記放電灯のエミレス状態を検出し、インバータ回路の動作を所定周期で発振動作と発振停止とを繰り返えす間欠発振動作とするエミレス検出回路とを備え、上記放電灯のエミレス時に上記直流カット用コンデンサに充電された直流電圧が上記間欠発振動作中の発振停止期間に放電される間、無負荷検出回路が動作することにより間欠発振動作周期が上記所定周期よりも短くなるようにした放電灯点灯装置において、エミレス検出回路によりエミレスを検出した場合に、無負荷検出回路の検出動作を実質的に停止させる停止手段を付加して成ることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 上記無負荷検出回路は、直流電源より第1の抵抗、放電灯の両側のフィラメントの非電源側端間に接続された第2の抵抗、ダイオード、無負荷検出用コンデンサと第3の抵抗の並列回路から成り、上記無負荷検出用コンデンサの直流電圧を検出することによりフィラメントの有無を検出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
- 上記停止手段として、インバータ回路の発振動作時と、発振停止時とで上記無負荷検出用コンデンサの容量を切り替えるようにした手段で構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の放電灯点灯装置。
- 上記停止手段として、インバータ回路の発振停止後、一定期間上記無負荷検出用コンデンサと第3の抵抗による時定数を変化させるようにした手段で構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の放電灯点灯装置。
- 上記停止手段として、発振停止時に上記無負荷検出用コンデンサの放電経路を無くすようにする手段で構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の放電灯点灯装置。
- 上記停止手段として、エミレス検出回路より出力される検出信号により一定時間の間、上記無負荷検出用コンデンサの容量を切り替える若しくは上記無負荷検出用コンデンサと第3の抵抗の時定数を変化させる若しくは上記無負荷検出用コンデンサの放電経路を無くすようにした請求項1又は2記載の放電灯点灯装置。
- 直流電源と、直流電源を高周波に変換して直流カット用コンデンサと予熱型の放電灯の直列回路からなる負荷回路に高周波電力を供給するインバータ回路と、上記放電灯のフィラメントの有無を直流電源からの直流電流の有無によって判別し、フィラメント無しと判断した場合にインバータ回路の発振動作を停止させる無負荷検出回路と、上記放電灯のエミレス状態を検出し、インバータ回路の動作を所定周期で発振動作と発振停止とを繰り返えす間欠発振動作とするエミレス検出回路とを備え、上記放電灯のエミレス時に上記直流カット用コンデンサに充電された直流電圧が上記間欠発振動作中の発振停止期間に放電される間、無負荷検出回路が動作することにより間欠発振動作周期が上記所定周期よりも短くなるようにした放電灯点灯装置において、上記無負荷検出回路の検出出力が上記フィラメント無しから有りの状態へ変化してから所定時間後、発振開始へ移行させるタイマ要素を設けるとともに、上記所定周期の内の発振停止期間が上記所定時間以下となるようにしたことを特徴とする放電灯点灯装置。
- 上記タイマ要素は上記エミレス検出回路が動作開始時に限時動作を開始することを特徴とする請求項7記載の放電灯点灯装置。
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