JP3726833B2 - 自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置 - Google Patents

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本発明は、自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置に関する。
自動二輪車等の車両に搭載されるエンジンは、その内部に多くの摺動部や回転部を有するため、潤滑装置を用いて各部に潤滑オイルを供給し、潤滑オイルの働きにより各部の摩擦抵抗を減らし、エンジンの機能を充分に発揮させるようになっている。また、潤滑オイルでエンジン各部を積極的に冷却するようにしたものもある。
例えば、ウェットサンプ方式を採用するサイクルエンジンの潤滑装置の一般的な潤滑オイルの経路は、エンジンのエンジンケース下部に設けられたオイルパンに貯留されている潤滑オイルが、オイルポンプで吸い上げられ、オイルフィルタで瀘過されて、場合によってはオイルクーラによって冷却された後、エンジンケース内に形成されたメインギャラリを経由してエンジン内各潤滑部に送られるようになっている。
そして、オイルポンプからメインギャラリに至るオイル通路は、エンジンケースの型構成上の理由から、オイルフィルタの取付面と直交させるのが一般的である。
しかしながら、オイルポンプやオイルフィルタ、オイルクーラの配置などエンジンの構成によってはオイル通路を構成するために多くの連絡通路が必要になる。その結果、エンジンケースの加工時間が上昇したり、連絡通路のメクラ栓が多く必要になるなど、コストアップの要因となる。
また、連絡通路はオイル通路同様、エンジンケースの型構成上の理由から互いに直交して配置されるが、その結果オイル通路が長くなると共に、互いに直交して配置されるため、油圧の低下を招くおそれがある。この不要な油圧低下はオイルポンプの不要な大型化を招き、レイアウトの制約や重量の増加、メカニカルロスの増加など、好ましいものではない。
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、オイルポンプからメインギャラリに至るオイル通路の簡素化および短縮化を図った自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置を提供することを目的とする。
本発明に係る自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、エンジン周りの車体フレームをタンクレールとセンターフレームとで構成し、上下方向に少なくとも二分割可能なエンジンケースと前傾して配置されたシリンダブロックとを備え、クランクシャフトのエンジン後方側にミッション機構を配置し、上下のエンジンケースの合せ面を後上がりにし、このエンジンケース下面にオイルパンを取り付ける一方、このオイルパン内の潤滑オイルをオイルポンプからメインギャラリに導くオイル通路を形成し、このオイル通路の途中にオイルフィルタおよびオイルクーラを配置した自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置において、上記メインギャラリを上記エンジンの幅方向にクランクシャフトと平行に配設すると共に、上記オイルポンプから上記エンジンケースの正面に向かって延設されるオイル吐出通路をこのオイルポンプから上記エンジンケースの合せ面に平行に配置し、ストレーナ、上記オイルポンプおよび上記ミッション機構が鉛直方向に並べて配置されると共に、上記オイルフィルタおよびオイルクーラが上記エンジンの燃焼室の下方に配置され、さらに上記オイルフィルタの取付座および上記オイルクーラの取付座上記下側のエンジンケースの正面に幅方向に並べて配置されたものである。
また、上述した課題を解決するために、請求項2に記載したように、上記オイルポンプのオイル汲み上げ口車両進行方向に向かって上記オイルポンプ中心の後側とされる一方、オイル吐出口車両進行方向に向かって上記オイルポンプ中心の前側にそれぞれ配置され、上記エンジンケースからのオイルが、上記エンジンケースの合せ面に平行にエンジンケースから吐出されるものである。
さらに、上述した課題を解決するために、請求項3に記載したように、上記4サイクルエンジンを並列4気筒エンジンとし、上記オイルフィルタとオイルクーラとをこの並列4気筒エンジンの中央部に位置する気筒の下方に配置したものである。
本発明に係る自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置によれば、各通路を互いに干渉させずに最短距離で配設可能になり、オイル通路が簡素化してコストダウンが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明を適用した自動二輪車の一例を示す左側面図である。
図1に示すように、この自動二輪車1は車体フレーム2を有し、その前方にヘッドパイプ3が設けられる。ヘッドパイプ3には図示しないサスペンション機構を内装し、前輪4を回動自在に支持する左右一対のフロントフォーク5やハンドルバー6等から構成されるステアリング機構7が設けられ、ハンドルバー6により前輪4が左右に回動自在に操舵される。
一方、車体フレーム2は、例えばツインチューブ型のもので、ヘッドパイプ3の直後で左右方向に拡開された後、互いに平行に後斜下方に延びる左右一対のタンクレール8と、このタンクレール8の後端部に接続され、略上下方に向かって延びる左右一対のセンターフレーム9と、このセンターフレーム9の後上端から後方に延びる左右一対のシートレール10とから構成される。
タンクレール8の上方には燃料タンク11が配置され、シートレール10の上方には運転シート12が配置される。また、センターフレーム9の略中央下部にはピボット軸13が架設され、このピボット軸13にスイングアーム14がピボット軸13廻りにスイング自在に枢着されると共に、このスイングアーム14の後端に後輪15が回動自在に軸支される。そして、前後輪4,15間の車体中央下部、燃料タンク11下方にはエンジン16が配置される。
さらに、この自動二輪車1は車体の前部が流線形のカウリング17で覆われており、走行中の空気抵抗低減と、走行風圧からのライダの保護とが図られている。
図2はエンジン16の左側面図あり、大部分を縦断面で示す。また、図3はエンジン16の右側面図であり、一部分を縦断面で示す。さらに、図4は図2のIV−IV線に沿う断面図である。図2〜図4に示すように、エンジン16は4サイクル並列四気筒エンジンであり、主にシリンダヘッドカバー18、シリンダヘッド19、シリンダブロック20、そしてエンジンケース21から外形が構成される。
エンジンケース21は分割式であり、例えば図における上下方向に三分割され、シリンダブロック20が一体に形成されたアッパーエンジンケース21aと、センターエンジンケース21bと、ロアーエンジンケース21cとから構成される。
シリンダブロック20は直立よりやや前傾して配置され、各エンジンケース21a,21b,21cの合せ面はシリンダブロック20の中心軸に直交して前下がり(または後ろ上がり)に形成される一方、下側のエンジンケースであるロアーエンジンケース21cの下面は略水平に形成される。
アッパーエンジンケース21aとセンターエンジンケース21bとの合せ面内側には軸受部22がそれぞれ上下に分割して形成され、これらの軸受部22にエンジン16の幅方向に延びるクランクシャフト23が回転自在に支持される。
クランクシャフト23には、コンロッド24の大端部24aが連結され、また、コンロッド24の小端部24bにはピストン25が連結される。そして、シリンダブロック20内にはピストン25が図における上下方向摺動自在に収納される。また、シリンダヘッド19とピストン25との間の空間には燃焼室26が形成され、その中央部には外方から点火プラグ27がねじ結合される。
ピストン25の往復ストロークはクランクシャフト23により回転運動に変換され、センターエンジンケース21bとロアーエンジンケース21cとによって形成される空間内の図示しないクラッチ機構およびミッション機構を経てドライブチェーン28(図1参照)を介して駆動輪である後輪15に伝達される。
クランクシャフト23の一端には充電装置29が設けられる。一方、クランクシャフト23の他端にはカムチェーンドライブスプロケット30が設けられる。カムチェーンドライブスプロケット30は、シリンダヘッド19内に設けられた動弁装置31のカムシャフト32端に設けられたカムスプロケット33にカムチェーン34を介して作動連結される。そして、クランクシャフト23の回転がカムチェーン34を介してカムシャフト32に伝達されることにより、動弁装置31が作動され、吸・排気バルブ35を開閉操作する。なお、シリンダヘッド19の上部はシリンダヘッドカバー18により塞がれる。
この自動二輪車1に用いられるエンジン16への混合気供給手段は燃料噴射式であって、シリンダヘッド19に形成された吸気ポート36にフューエルインジェクタ37を備えたスロットルボディ38が接続される。スロットルボディ38は、その吸気通路39内にスロットルバルブ40を備え、このスロットルバルブ40の下流側に直接燃料を噴射するフューエルインジェクタ37が設けられる。そして、スロットルボディ38はエンジン16の後上方に配置され、スロットルボディ38の上流側にはエアクリーナ41が接続される。
ところで、エンジン16にはエンジン潤滑装置が備えられており、ロアーエンジンケース21c下部に設けられたオイルパン42内に貯留された潤滑オイルがオイルポンプ43によってオイルフィルタ44およびオイルクーラ45を経由してクランクシャフト23や動弁装置31、ミッション機構(図示せず)等のエンジン16内各部に圧送される。
図5はロアーエンジンケース21cの平面図であり、図6はロアーエンジンケース21cの正面図である。図2〜図6に示すように、ロアーエンジンケース21cの例えば車両の進行方向に向かって右側面には例えばクランクシャフト23によって駆動されるオイルポンプ43が配置される。オイルポンプ43のオイル汲み上げ口46からはオイルパン42内に向かってオイル汲み上げ通路47が延設され、その上流端には潤滑オイル中の比較的大きな異物を除去するストレイナ48が設けられる。
一方、オイルポンプ43のオイル吐出口49からは第一オイル通路であるオイル吐出通路50がロアーエンジンケース21cの正面に向かってセンターエンジンケース21bとロアーエンジンケース21cとの合せ面と平行に、すなわち前下がりに、且つ車両の進行方向軸51線と平行に配設される。
ロアーエンジンケース21cの正面は略水平に形成されたオイルパン42との合せ面と直交して、すなわち略垂直に形成され、この面にオイルフィルタの取付座52およびオイルクーラの取付座53がエンジン16の幅方向に配置される。本実施形態においては、オイルフィルタの取付座52はオイルポンプ43が配置された側、すなわち車両の進行方向に向かって右側に配置され、オイルクーラの取付座53は反対側の左側に配置される。なお、図6はロアーエンジンケース21cの正面図であるため、オイルフィルタの取付座52は左側、オイルクーラの取付座53は右側に示される。
オイルフィルタの取付座52に取り付けられるオイルフィルタ44は、詳細には図示しないが、円形状の取付面を有し、その中央部にオイル出口54が、このオイル出口54の周囲にオイル入口55が形成され、オイル入口55とオイル出口54との間にフィルタエレメント56が設けられた一般的なものである。また、オイルフィルタの取付座52にはオイル流入口57およびオイル流出口58が同心上に配置され、オイルフィルタのオイル出口54に対応してオイル流出口58が中心側に、オイルフィルタのオイル入口55に対応してオイル流入口57が外周側にそれぞれ配置され、オイル流入口57にオイル吐出口49から延設された前記オイル吐出通路50の下流端が接続される。
一方、オイルクーラの取付座53に取り付けられるオイルクーラ45も、詳細には図示しないが、円形状の取付面を有し、その中央部にオイル入口(図示せず)が、このオイル入口の周囲にオイル出口(図示せず)が形成され、オイル入口とオイル出口との間にウォータジャケット(図示せず)が設けられた水冷式のものである。また、オイルクーラの取付座53にはオイル流入口59およびオイル流出口60が同心上に配置され、オイルクーラ45のオイル出口に対応してオイル流出口60が外周側に、オイルクーラ45のオイル入口に対応してオイル流入口59が中心側にそれぞれ配置される。
そして、オイルフィルタのオイル流入口57およびオイルクーラのオイル流出口60は互いに上下方向に離間して、本実施形態においてはオイルフィルタのオイル流入口57の上方にオイルクーラのオイル流出口60が配置される(図6参照)。
オイルフィルタのオイル出口54に接続されるオイル流出口58とオイルクーラ45のオイル入口に接続されるオイル流入口59とは連通路61によって連通される。連通路61は、オイルフィルタ44およびオイルクーラの取付座53後方、オイル吐出通路50の下方にクランクシャフト23と平行に配置された主通路61aと、この主通路61aとオイルフィルタのオイル流出口58およびオイルクーラのオイル流入口59とを繋ぐ第二オイル通路である二本の接続路61bとから構成され、これらの接続路61bはオイルフィルタの取付座52およびオイルクーラの取付座53が形成されるロアーエンジンケース21cの正面に対して直交し、且つ略水平に形成されたロアーエンジンケース21cとオイルパン42との合せ面と平行、すなわち略水平に配設される。
オイル吐出通路50の上方、且つクランクシャフト23の下方にはメインギャラリ62がエンジン16の幅方向にクランクシャフト23と平行に配設される。また、オイルクーラ45のオイル出口に接続されるオイル流出口60からメインギャラリ62に向かって第三オイル通路であるオイル供給通路63がセンターエンジンケース21bとロアーエンジンケース21cとの合せ面と平行に、すなわち後ろ上がりに、且つ車両の進行方向軸51線と平行に配設される。
そして、オイル吐出通路50、連通路61およびオイル供給通路63とでオイルポンプ43からメインギャラリ62に至るオイル通路を形成し、さらに、メインギャラリ62からアッパーエンジンケース21aとセンターエンジンケース21bとの合せ面内側に設けられたクランクシャフト23の軸受部22に向かってオイル供給路64が延設される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
オイルパン42内の潤滑オイルはオイルポンプ43によって汲み上げられ、オイル吐出通路50を経てオイルフィルタ44に圧送される。潤滑オイルはオイル入口55からオイルフィルタ44内に導かれ、フィルタエレメント56によって濾過された後、オイル出口54から連通路61(主通路61aおよび接続路61b)を経てオイル入口からオイルクーラ45に導かれる。オイルクーラ45にて冷却された潤滑オイルはオイル出口からオイル供給通路63を経てメインギャラリ62に導かれ、さらにオイル供給路64を通ってクランクシャフト23の軸受部22に達し、この軸受部22を潤滑すると共に、潤滑オイルはクランクシャフト23内に形成された別のオイル供給路65を経てクランクシャフト23とコンロッド24の大端部24aとの摺接面に導かれると共に、メインギャラリ62からは図示しない他のオイル供給路を経てエンジン16各部に導かれる。
そして、エンジン16各部を潤滑した潤滑オイルはエンジンケース21内を自然落下したり、図示しないオイル戻し穴やオイル戻し通路等を経由してオイルパン42内に戻され、再循環される。
オイル吐出通路50およびオイル供給通路63を共にセンターエンジンケース21bとロアーエンジンケース21cとの合せ面と平行に、すなわち前下がり(または後ろ上がり)に配設すると共に、オイルフィルタのオイル出口54とオイルクーラ45のオイル入口とを連通させる連通路61の接続路61bをロアーエンジンケース21cの正面に対して直交し、且つロアーエンジンケース21cとオイルパン42との合せ面と平行に、すなわち略水平に配設したことにより狭い範囲内でも各通路が互いに干渉することなく、また、最短距離で配設可能になる。その結果、オイル通路が簡素化し、エンジンケース21の加工時間の短縮化や部品点数の削減が図られ、コストダウンが可能となる。
また、オイルフィルタの取付座52にオイル流入口57およびオイル流出口58を同心上に配置し、また、オイルクーラの取付座53にオイル流入口59およびオイル流出口60を同心上に配置し、ロアーエンジンケース21cの正面に対して直交する連通路61の接続路61bに繋がるオイルフィルタのオイル流出口58およびオイルクーラのオイル流入口59をそれぞれ中心側に配置したことにより、オイル通路の不用意な交差、すなわち各通路の互いの干渉が防げる。
さらに、オイル吐出通路50およびオイル供給通路63が接続されるオイルフィルタのオイル流入口57およびオイルクーラのオイル流出口60をそれぞれ外周側に配置し、且つ正面視で互いに上下方向に離間して配置したことにより、オイル通路の不用意な交差、すなわち各通路の互いの干渉が防げる。
本発明に係る4サイクルエンジンの潤滑装置の一実施形態を示す自動二輪車の左側面図。 エンジンの左側面断面図。 エンジンの右側面図。 図2のIV−IV線に沿う断面図。 ロアーエンジンケースの平面図。 ロアーエンジンケースの正面図。
符号の説明
16 4サイクルエンジン
21a アッパーエンジンケース
21b センターエンジンケース
21c ロアーエンジンケース(下側のエンジンケース)
23 クランクシャフト
42 オイルパン
43 オイルポンプ
44 オイルフィルタ
45 オイルクーラ
46 オイル汲み上げ口
49 オイル吐出口
50 オイル吐出通路(第一オイル通路)
52 オイルフィルタの取付座
53 オイルクーラの取付座
54 オイルフィルタのオイル出口
55 オイルフィルタのオイル入口
61b 連通路の接続路(第二オイル通路)
62 メインギャラリ
63 オイル供給通路(第三オイル通路)

Claims (3)

  1. エンジン周りの車体フレームをタンクレールとセンターフレームとで構成し、上下方向に少なくとも二分割可能なエンジンケースと前傾して配置されたシリンダブロックとを備え、クランクシャフトのエンジン後方側にミッション機構を配置し、上下のエンジンケースの合せ面を後上がりにし、このエンジンケース下面にオイルパンを取り付ける一方、このオイルパン内の潤滑オイルをオイルポンプからメインギャラリに導くオイル通路を形成し、このオイル通路の途中にオイルフィルタおよびオイルクーラを配置した自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置において、上記メインギャラリを上記エンジンの幅方向にクランクシャフトと平行に配設すると共に、上記オイルポンプから上記エンジンケースの正面に向かって延設されるオイル吐出通路をこのオイルポンプから上記エンジンケースの合せ面に平行に配置し、ストレーナ、上記オイルポンプおよび上記ミッション機構が鉛直方向に並べて配置されると共に、上記オイルフィルタおよびオイルクーラが上記エンジンの燃焼室の下方に配置され、さらに上記オイルフィルタの取付座および上記オイルクーラの取付座上記下側のエンジンケースの正面に幅方向に並べて配置されたことを特徴とする自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置。
  2. 上記オイルポンプのオイル汲み上げ口車両進行方向に向かって上記オイルポンプ中心の後側とされる一方、オイル吐出口車両進行方向に向かって上記オイルポンプ中心の前側にそれぞれ配置され、上記エンジンケースからのオイルが、上記エンジンケースの合せ面に平行にエンジンケースから吐出される請求項1記載の自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置。
  3. 上記4サイクルエンジンを並列4気筒エンジンとし、上記オイルフィルタとオイルクーラとをこの並列4気筒エンジンの中央部に位置する気筒の下方に配置した請求項1または2記載の自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置。
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