JP3725351B2 - 記録媒体搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体を用いる記録再生装置に関し、特に、記録又は再生時等に記録媒体を搬送するための記録媒体搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の記録再生装置に備えられている記録媒体搬送装置として、特公平6−9097号公報、実公平6−14317号公報に開示されたものが知られている。
【0003】
これら文献の記録媒体搬送装置は、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Video Disc又はDigital Versertile Disc)等のディスクをクランプ機構へ搬送し、光ピックアップによる記録再生を可能にするために設けられており、ディスク挿入口に沿って設けられたディスクガイドと、ディスクガイドの直後の位置に設けられた搬送ローラと、搬送ローラを駆動するための駆動モータと、搬送ローラの前方に設けられた光センサ等を備えて構成されている。
【0004】
使用者がディスクをディスク挿入口からディスクガイドに沿って挿入すると、光センサがこのディスクの挿入端を光学検知して駆動モータを起動させ、この駆動モータの駆動力を受けて搬送ローラがディスクに接触しつつ所定方向に回転し、ディスクをクランプ機構側へ自動的に搬入する。ディスクがクランプ機構の所定位置(クランプ位置)に到達すると搬送ローラの回転が停止し、更に、クランプ機構がディスクを保持することで、光ピックアップによる記録再生が行われるようになっている。
【0005】
一方、使用者が、クランプ機構に装着されているディスクの取り出しを操作スイッチの操作により指示すると、クランプ機構がディスク保持を解除すると共に、搬送ローラがディスクに接触しつつ逆回転の動作を開始し、ディスク挿入口側へ自動的に搬出する。そして、ディスクの挿入端の近傍部分が搬送ローラに接触する位置まで来ると、ディスクを過度に搬出するのを防止するために搬送ローラが停止するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の記録媒体搬送装置では、ディスクの搬入と搬出のときだけ搬送ローラを駆動させ、他のときには停止させている。例えば、記録再生装置にディスクが挿入されていないときやディスクがクランプ機構に装着されているときには、搬送ローラを停止させている。
【0007】
ところが、搬送ローラは、記録再生装置に単に固定される静止部材とは異なり、軸受機構等によって回転自在に支承される可動部材であるため、上記の停止時であっても、完全な静止状態に保たれるものではない。例えば、記録再生装置に外部から振動等が加わると、この振動を受けて搬送ローラが自然に回転したり、軸受機構の支承部分との間で微動する場合がある。このように搬送ローラが僅かではあっても動くと、それに伴って不要なビビリ音等の原因となる振動が発生し、使用者に不快感を与えるおそれがあった。また、ディスクの再生中には、この不要なビビリ音等の不要振動により、音飛びの原因になる虞があった。
【0008】
特に、車載用の記録再生装置では、その性質上、搬送ローラが振動等しやすいという特有な環境下で使用されるため、上記のような問題の発生を未然に防止するための静粛構造を備える必要性が高まっている。
【0009】
本願発明者は、搬送ローラと軸受機構の支承部分とを極めて精密に構成し、その支承部分でのガタツキの発生を解消する方法を講じたが、上記のように搬送ローラが可動部材であることから、外部振動を受けてある特定の周波数で共振したり、搬送ローラの個体差によって共振周波数が変化する等の不確実性が伴うことから、最適な静粛設計を行うことが困難であった。
【0010】
また、この方法により静粛構造の搬送装置を実現しようとすると、構造が複雑となり、またコスト高を招くという問題があった。
【0011】
本発明は、このような上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、静粛性を有し、且つ外部振動に対する音飛びにも強い記録媒体搬送装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明は、記録媒体を所定の搬入位置から所定の装着位置へ搬入、又は前記記録媒体を所定の装着位置から所定の搬入位置へ排出する記録媒体搬送装置において、前記記録媒体の搬送又は排出を行う搬送ローラと、前記搬送ローラの一端に相対的に圧接する当接手段とを備え、前記搬送ローラは、少なくとも前記当接手段が圧接する一端が可撓性材料で形成されると共に、前記当接手段の圧接による前記一端の変形を許容する隙間が形成され、前記記録媒体の非搬送時に、前記当接手段の圧接により前記一端が前記隙間内に変形することで前記搬送ローラが固定されることを特徴とする。
【0013】
かかる構造によれば、搬送ローラが記録媒体から離間すると、搬送ローラの一端に当接手段が相対的に圧接し、その圧接により可撓性を有する一端が隙間側に変形して当接手段とその一端との間の接触抵抗が増加する。この結果、搬入又は搬出が完了した状態では、搬送ローラは振動などによって動かないように当接手段に固定される。
【0014】
【実施の形態】
以下、CDやDVD等の記録媒体(以下、ディスクという)を用いる車載用記録再生装置に適用される記録媒体搬送装置の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】
(第1の実施の形態)
第1の実施形態を図1ないし図9を参照して説明する。図1の斜視図に示すように、本車載用記録再生装置1は、略矩形状の筐体2にフロントパネル3が取り付けられており、フロントパネル3に形成されているスリット状のディスク挿入口4に、使用者がCDやDVD等のディスクDSの先端部分を挿入すると、筐体2内に設けられている記録媒体搬送装置が自動的に搬入を行う。また、図示しない取り出しボタン(イジェクトボタン)を使用者が操作すると、筐体2内に挿入されているディスクDSをその記録媒体搬送装置が自動的に搬出し、ディスク挿入口4を介して出力するようになっている。
【0016】
図2は筐体2内に組み込まれた記録媒体搬送装置の構造を示す平面図、図3及び図4は記録媒体搬送装置の構造を示す側面図、図5は搬送ローラの構造を示す図である。
【0017】
図2(a)において、この記録媒体搬送装置は、金属製のシャーシ5の上方に配設された搬送ローラ6と、駆動モータ7と、駆動モータ7の駆動力を搬送ローラ6に伝達するための複数個のギヤ8〜11と、搬送ローラ6に対向するようにしてシャーシ5に成形された長溝状の凹部12と、凹部12の両端に搬送ローラ6に対向するようにして突設された突部13,14とを備えて構成されている。
【0018】
また、シャーシ5には、少なくとも一対の光センサP1,P2が搬送ローラ6を挟むようにして配設されており、光センサP1はディスクDSが挿入されたことを検出し、光センサP2はディスクDSが排出位置に至ったことを検出するために設けられている。
【0019】
突部13,14は、図2(a)中の仮想線x1−x1に沿ったシャーシ5の縦断面構造を示す同図(b)のように、凹部12の両側端に曲げ加工等を施すことで一体成形されている。
【0020】
搬送ローラ6は、図5(a)の平面図に示すように、金属製のシャフト15に一対の略円錐台状のローラ部材16,17が一体化され、更に、シャフト15の両端に支軸18,19が突設された構造を有している。尚、ローラ部材16,17は共に同一形状となっており、合成ゴムなどの摩擦抵抗が大きく可撓性を有する材料で成形されている。
【0021】
シャフト15は、図5(b)の平面図に示すように、所定の直径及び長さに成形された中軸であり、支軸18,19は共にシャフト15よりも小さい直径で所定長さに設計されている。
【0022】
また、図5(c)の縦断面図に示すように、ローラ部材16,17は、シャフト15を圧入させるための長手方向に延びる貫通穴16a,17aが一様の内径で成形され、更に、外径寸法が支軸18,19側ほど大きくなるように一定の傾きをもって設計されることで、支軸18,19側ほど肉厚となっている。また、図示していないが、ローラ部材16,17の小径側の先端部には、上記の傾きよりも大きな傾きのテーパ面が形成されており、これによって、その先端部分に鋭角なエッジが発生するのを未然に防止している。
【0023】
そして、ローラ部材16,17の貫通穴16a,17a中にシャフト15を圧入して固着し、ローラ部材16,17の小径側の端部を一定の間隔で対向配置させることでシャフト15の中心領域を露出させ、更に、図5(d)の縦断面図に示すように、ローラ部材16,17の大径側の端部16b,17bを支軸18,19側にそれぞれ所定量オーバッラップさせることによって、搬送ローラ6が構成されている。
【0024】
したがって、ローラ部材16,17の端部16b,17b側には、貫通穴16a,17aと支軸18,19によって囲まれた隙間20,21が設けられており、支軸18,19のうち、隙間20,21よりも外側に突出した部分が、後述する可動部材24,25にて回動自在に支持されるようになっている。尚、隙間20,21をローラ部材16,17よりも軟性な軟性材料で封止してあってもよい。
【0025】
図2において、シャーシ5のディスク挿入口4に近接する部分の両側(ディスクDSの搬送方向Xに対して直交する両側)には、紙面上方に向けられた側壁部22,23が一体成形されている。更に、図3(側壁部23側から見た場合の側面図)と図4(側壁部22側から見た場合の側面図)に示すように、側壁部22,23には、可動部材24,25がそれぞれ揺動自在に支持され、可動部材24,25の間に搬送ローラ6の支軸18,19が回動自在に支持され、更に、支軸19にギヤ11が連結されている。
【0026】
かかる支持構造により、搬送ローラ6は、ディスクDSの搬送方向Xに対して直交し且つディスク挿入口4に対して平行に配置され、更に、可動部材24,25と共に揺動することで、凹部12に対する対向間隔が変えられるようになっている。
【0027】
尚、図3(a)及び図4(a)には示されていないが、ディスク挿入口4の内側近傍には、搬送ローラ6による搬送動作が行われる際に、ディスクDSを搬送ローラ6とディスク挿入口4との高さに合わせて略水平に保ちつつ搬送方向Xに案内するためのガイド部材が設けられている。
【0028】
ここで、図3(a)及び図4(a)に示すように、可動部材24,25が上方に揺動すると、駆動モータ7にて常時駆動されるギヤ10にギヤ11が噛合することで搬送ローラ6が回転し、更に、ディスク挿入口4から挿入されるディスクDSに搬送ローラ6が接触することで、ディスクDSの搬入が行われる。
【0029】
また、ディスクDSを搬出する場合には、駆動モータ7が逆回転することで搬送ローラ6も逆回転し、ディスクDSに搬送ローラ6が接触することでディスク挿入口4側への搬出が行われる。
【0030】
図3(b)及び図4(b)に示すように、可動部材24,25が最下方へ揺動すると、ギヤ11がギヤ10から離脱し、搬送ローラ6の下部が凹部12内に収容されると共に、ローラ部材16,17の大径側の端部16b,17bが突部13,14に圧接される。
【0031】
このようにローラ部材16,17の大径側の端部16b,17bが突部13,14にそれぞれ圧接されると、図5(e)の縦断面図に示すように、端部16b,17bが突部13,14に押されて隙間20,21側へ変形し、端部16b,17bと突部13,14間での接触抵抗が増加することにより、搬送ローラ6がシャーシ5側に確実に固定される。
【0032】
尚、図示していないが、可動部材24,25の揺動動作は、シャーシ5に設けられたアクチュエータによって行われるようになっている。
【0033】
更に、図3及び図4において、ディスク挿入口4側の上方を開閉するように揺動する第1の天板部材26が、シャーシ5の両側に立設されている側壁27にて支持されており、第1の天板部材26と可動部材25との間にコイルスプリング28が設けられている。尚、説明の都合上、図3には、第1の天板部材26を支持するための側壁は省略されている。また、図3(a)に代表して示されているように、第1の天板部材26の裏面には、ディスクDSを搬入又は搬出(排出)する際に、ディスクDSの上面に当接すると共に、ディスクDSをローラ部材16,17側に付勢することで、所定方向への搬入又は搬出を行なわせるためのディスクガイド部材26aが設けられている。
【0034】
そして、図3(a)及び図4(a)に示すように、可動部材24,25が上方へ揺動すると、可動部材24,25の上端部が天板部材26を上方へ押し上げることで、天板部材26が上方へ揺動し、搬送ローラ6によるディスクDSの搬入又は搬出が可能となる。
【0035】
一方、図3(b)及び図4(b)に示すように、ディスクDSが所定のクランプ位置に搬送された状態で可動部材24,25が下方へ揺動すると、コイルスプリング28に引かれて天板部材26も下方へ揺動する。これにより、ディスクDSが後述のターンテーブル29に装着される。尚、ターンテーブル29は、シャーシ5の略中央部分に設けられたサーボモータ(図示略)の駆動軸に直結して取り付けられており、記録再生時に、このサーボモータの回転力を受けてディスクDS及びターンテーブル29が一体に回転するようになっている。
【0036】
更に、ディスク挿入口4側の上方を開閉するように揺動する第2の天板部材30が、シャーシ5の後方両側に立設されている側壁31,32にて支持されており、第2の天板部材30とシャーシ5との間にコイルスプリング33が設けられている。この天板部材30の内側面には、ターンテーブル29に装着されるディスクDSを上方から押圧するためのクランプ部材34が設けられている。
【0037】
そして、第1,第2の天板部材26,30の揺動動作は、図示していないアクチュエータによって制御され、図3(a)及び図4(a)に示すように、第2の天板部材30が下方へ揺動すると、クランプ部材34とターンテーブル29との間にディスクDSが挟持され、ディスクDSの記録再生が可能となる。また、図3(b)及び図4(b)に示すように、第2の天板部材30が上方へ揺動すると、ターンテーブル29からクランプ部材34が離間し、ターンテーブル29に装着されているディスクDSの搬出、または新たなディスクDSの搬入が可能となる。
【0038】
図2(a)において、シャーシ5の底面には、ターンテーブル29の回転中心に向けて進退自在な光ピックアップ35が設けられている。すなわち、シャーシ5の底面には、一対のシャフト36,37と、図示しない駆動モータに連動するウォームギヤ38が取り付けられており、シャフト36,37に光ピックアップ35が摺動自在に支承され、更に、光ピックアップ35の一端に設けられた延設部39がウォームギヤ38と噛合している。光ピックアップ35には、ターンテーブル29に装着されるディスクDSの記録再生面側に光ビームを照射し、またその反射光を検出する対物レンズ40が設けられている。そして、上記の駆動モータによってウォームギヤ38が回転すると、その回転量に応じて光ピックアップ35がターンテーブル29側へ進行又は後退し、対物レンズ40に対向するディスクDSのトラックからの情報読み取りやトラックへの情報書き込みが行われるようになっている。
【0039】
次に、以上に説明した構造を有する記録媒体搬送装置の動作を説明する。使用者がディスク挿入口4に新たなディスクDSを挿入すると、図2(a)に示す光センサP1が、ディスクDSの挿入端を光学的に検出し、この検出結果に基づいて図3(a)及び図4(a)に示すように、第1,第2の天板部材26,30が上方に揺動し且つ搬送ローラ6も上方へ移動する。更に、駆動モータ7が回転駆動を開始する。これにより、搬送ローラ6がディスクDSに接触し、ディスクDSをターンテーブル29の設けられているクランプ位置側へ自動的に搬入する。尚、搬送ローラ6のローラ部材16,17は、図5に示したように、端部16b,17b側ほど肉厚な円錐台状に形成されているため、ディスクDSはターンテーブル29の中心軸方向へセンタリングされて搬入される。
【0040】
ディスクDSが上記のクランプ位置まで搬入されると、図3(b)及び図4(b)に示すように、搬送ローラ6が下方へ移動し、同時に駆動モータ7も停止し、更に、第1,第2の天板部材26,30も下方へ揺動する。これにより、搬送ローラ6による搬送動作が停止し、ディスクDSがターンテーブル29とクランプ部材34との間に挟持されることで、ディスクDSの記録再生が可能となる。
【0041】
ここで、搬送ローラ6による搬送動作が停止すると、ローラ部材16,17の端部16b,17bが突部13,14に圧接され、更に、端部16b,17bが隙間20,21側へ変形するため、端部16b,17bと突部13,14間での接触抵抗が増加して、搬送ローラ6がシャーシ5側に確実に固定される。
【0042】
次に、ディスクDSがターンテーブル29とクランプ部材34との間に挟持された状態で、上記のイジェクトボタンを使用者が操作すると、図3(a)及び図4(a)と同様に、第1,第2の天板部材26,30及び搬送ローラ6が上方に移動する。この結果、搬送ローラ6の上方への移動に伴ってディスクDSが上方へ浮き上がることでターンテーブル29とクランプ部材34から離脱する。そして、駆動モータ7が逆回転を開始し、これに伴って搬送ローラ6も逆回転することにより、ディスクDSがディスク挿入口4側へ搬出される。
【0043】
尚、この搬出の際に、光センサP2がディスクDSの挿入端の近傍を検出すると、駆動モータ7が停止する。したがって、ディスクDSの一部分が搬送ローラ6に接触した状態で搬出動作が停止され、最後のディスク取り出し(抜き取り)の作業だけを使用者に促すようになっている。
【0044】
そして、使用者がディスクDSを抜き取ると、これを他の光学センサ等で検出し、搬出動作の最終確認が行われた後、図3(b)及び図4(b)と同様に、第1,第2の天板部材26,30及び搬送ローラ6が下方へ移動して待機状態となる。この待機状態においても、ローラ部材16,17の端部16b,17bが突部13,14に圧接され、更に、端部16b,17bが隙間20,21側へ変形するため、端部16b,17bと突部13,14間での接触抵抗が増加して、搬送ローラ6がシャーシ5側に確実に固定される。更に、ディスクDSが抜き取られると、第1の天板部材26に設けられているディスクガイド部材26aの一端がローラ部材16,17に当接するため、これによっても搬送ローラ6が固定され、外部振動などを受けて搬送ローラ6からビビリ音等が発生するのを防止している。 このように本実施形態によれば、搬送ローラ6による記録媒体搬送が行われないときには、ローラ部材16,17の端部16b,17bを突部13,14に圧接させ、更に、端部16b,17bを隙間20,21側へ変形させて、端部16b,17bと突部13,14間での接触抵抗を増加させるようにしたので、本車載用記録再生装置1が振動しても、搬送ローラ6はシャーシ5側に確実に固定される。このため、従来問題となっていたビビリ音等の原因となる振動の発生を未然に防止することが可能な静粛構造が実現される。また、この静粛構造は極めて簡素な構造であるため、製造コストの上昇を抑えることができるという効果も得られる。
【0045】
次に、本実施形態の変形例について図6を参照して説明する。尚、図6(a)〜(e)は、搬送ローラ6の構造を図5(a)〜(e)に対応して示している。
【0046】
図6(c)において、ローラ部材16,17のそれぞれの大径側の端部16b’,17b’には、貫通穴16a,17aよりも大きな内径の穴16c,17cが成形されている。かかる構造のローラ部材16,17にシャフト15を圧入して固着し、ローラ部材16,17の小径側の端部を一定の間隔で対向配置させることでシャフト15の中心領域を露出させ、更に、図6(d)の縦断面図に示すように、ローラ部材16,17の大径側の端部16b’,17b’とシャフト15の両端とを略一致させることで、搬送ローラ6が構成されている。
【0047】
したがって、ローラ部材16,17の端部16b’,17b’とシャフト15の間には、穴16c,17cによる隙間20’,21’が設けられ、支軸18,19が、図2(a)に示したように可動部材24,25にて回動自在に支持されるようになっている。
【0048】
かかる構造によると、図3(b)及び図4(b)に示したように搬送ローラ6がシャーシ5側に降下すると、図6(e)に示すように、ローラ部材16,17の端部16b’,17b’が突部13,14に圧接され、更に、端部16b’,17b’が隙間20’,21’側へ変形するため、端部16b’,17b’と突部13,14間での接触抵抗が増加して、搬送ローラ6がシャーシ5側に確実に固定され、静粛構造が実現される。
【0049】
尚、図5には、支軸18,19側にローラ部材16,17の端部16b,17bをオーバーラップさせることで隙間20,21を形成する場合、図6には、ローラ部材16,17の端部16b’,17b’の内側に隙間20’,21’を形成する場合を示したが、これらを併用した構造にしてもよい。すなわち、シャフト15の両端の外壁と、それに接するローラ部材16,17の内壁にそれぞれに溝部を形成し、この溝部よって、隙間20,21,20’,21’と同等の機能を発揮する隙間を画成させるようにしてもよい。
【0050】
次に、本実施形態の他の変形例について図7を参照して説明する。尚、図7(a)、(b)、(c)は、搬送ローラ6の構造を図5(a)、(d)、(e)に対応して示している。
【0051】
図7(a)(b)において、この変形例のシャフト15は、図中の一点鎖線内に示すように、その中央部分41が所定の長さだけ小径となっており、図5(c)又は図6(c)に示したローラ部材16,17が圧入・固定されている。ただし、ローラ部材16,17の小径側の先端部16d,17dが小径の中央部分41にオーバーラップすることで、それらの先端部16d,17dと中央部分41との間に隙間42,43が設けられている。また、支軸18,19が、図2(a)に示したように可動部材24,25にて回動自在に支持されるようになっている。
【0052】
更に、この変形例の場合には、シャーシ5の凹部12の中間部分に、シャフト15の中央部分41に対向する突部44が形成される。
【0053】
かかる構造によると、図3(b)及び図4(b)に示したように搬送ローラ6がシャーシ5側に降下すると、図7(e)に示すように、ローラ部材16,17の先端部16d,17dが突部44に圧接され、更に、先端部16d,17dが隙間42,43側へ変形するため、先端部16d,17dと突部44間での接触抵抗が増加して、搬送ローラ6がシャーシ5側に確実に固定され、静粛構造が実現される。
【0054】
次に、本実施形態の更に他の変形例について図8を参照して説明する。尚、図8(a)〜(c)は、搬送ローラ6の構造を図7(a)〜(c)に対応して示している。
【0055】
図8(a)(b)において、この変形例のローラ部材16,17は、図中の一点鎖線内の領域、すなわち先端部16d’,17d’の内側に、貫通穴16a,17aよりも大きな内径の穴が形成されており、これらの穴によって、先端部16d’,17d’とシャフト15との間に隙間45,46が形成されている。また、この変形例の場合にも、シャーシ5の凹部12の中間部分に、シャフト15の中央部分に対向する突部44が形成される。
【0056】
かかる構造によると、図3(b)及び図4(b)に示したように搬送ローラ6がシャーシ5側に降下すると、図8(e)に示すように、ローラ部材16,17の先端部16d’,17d’が突部44に圧接され、更に、先端部16d’,17d’が隙間45,46側へ変形するため、先端部16d’,17d’と突部44間での接触抵抗が増加して、搬送ローラ6がシャーシ5側に確実に固定され、静粛構造が実現される。
【0057】
尚、図7には、シャフト15より細い中央部分41にローラ部材16,17をオーバーラップさせることで隙間42,43を形成する場合、図8には、ローラ部材16,17の端部の内側に隙間45,46を形成する場合を示したが、これらを併用した構造にしてもよい。すなわち、シャフト15の中央部分近傍の外壁と、それに接するローラ部材16,17の内壁にそれぞれに溝部を形成し、この溝部よって、隙間42,43,45,46と同等の機能を発揮する隙間を画成させるようにしてもよい。
【0058】
次に、本実施形態の他の変形例について図9を参照して説明する。尚、図9(a)(b)は、図3(a)(b)に示した搬送ローラ6と側壁部23及び可動部材25の近傍の支持構造を示している。
【0059】
この変形例では、前述した突部13,14,44に代えて、シャーシ5の凹部12に貫通穴47が穿設されている。すなわち、凹部12の前述した突部13,14,44と同じ位置に、貫通穴47が穿設されている。
【0060】
更に、シャーシ5の一端にアーム部材48が揺動自在に支持され、アーム部材48の先端部に、貫通穴47を介して搬送ローラ6に圧接する当接部49が設けられている。
【0061】
より具体的には、図5に示した構造の搬送ローラ6が適用される場合には、アーム部材48の先端部に、貫通穴47を介してローラ部材16,17の端部16b,17bに圧接する当接部49が設けられ、図6に示した構造の搬送ローラ6が適用される場合には、アーム部材48の先端部に、貫通穴47を介してローラ部材16,17の端部16b’,17b’に圧接する当接部49が設けられ、図7に示した構造の搬送ローラ6が適用される場合には、アーム部材48の先端部に、貫通穴47を介してローラ部材16,17の端部16d,17dに圧接する当接部49が設けられ、図8に示した構造の搬送ローラ6が適用される場合には、アーム部材48の先端部に、貫通穴47を介してローラ部材16,17の端部16d’,17d’に圧接する当接部49が設けられる。
【0062】
そして、図3(a)及び図4(a)に示したように、搬送ローラ6が上方に移動すると、それに連動してアーム部材48が貫通穴47から離間するように下方へ揺動し、また、図3(b)及び図4(b)に示したように、搬送ローラ6が下方に移動すると、それに連動してアーム部材48が貫通穴47側へ揺動することで、当接部49が貫通穴47を介して搬送ローラ6に圧接する。
【0063】
かかる構造によると、図9(b)に示すように、搬送ローラ6がシャーシ5側に降下すると、図5〜図8に示した各ローラ部材16,17の端部16b,17b,16b’,17b’,16d,17d,16d’,17d’が、当接部49に押圧されて変形するため、図5〜図8中の(e)に示したのと同様に、搬送ローラ6がシャーシ5側に確実に固定され、静粛構造が実現される。
【0064】
尚、図9では、搬送ローラ6がシャーシ5側に降下することで当接部49に圧接する場合を示しているが、当接部49が搬送ローラ6側に移動(上昇)することで、互いに圧接するようにしてもよい。
【0065】
また、かかる第1の実施形態では、搬送ローラ6の両端又は中央部分に、当接手段である突部13又は44が当接される当接部16b,17b等を設ける場合を示したが、搬送ローラ6の両端又は中央部分に限らず、当接部16b,17b等を他の部分に設けるようにしてもよい。
【0066】
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施形態を図10ないし図13を参照して説明する。尚、この実施形態の記録媒体搬送装置は、本願出願人が先に出願した特願平10−107265号に開示されているものと同様な構造であるため、ここでは、その詳細な構造についての説明を省略し、要点について説明することとする。
【0067】
図10において、この記録媒体搬送装置は、それぞれ別個の搬送ローラ6a,6bが設けられたアーム部材52,53が、シャーシ5の両端に立設されている支持機構50,51によって揺動自在に支持されており、支持機構50,51に設けられた駆動モータ及びギア機構によって、アーム部材52,53が回転駆動されるようになっている。また、図12及び図13に示すように、搬送ローラ6a,6b及びアーム部材52,53は、ディスクDSの搬送方向に対して水平に揺動するようになっている。
【0068】
更に、搬送ローラ6a,7aは、図5又は図6に示したのと同様に、中軸のシャフトに略円錐台状のローラ部材16,17が圧入された構造を有し、大径側の端部には隙間20,21,20’,21’と同様の隙間が設けられている。
【0069】
更に、図11に示すように、搬送ローラ6a,6bの支持機構50,51側の近傍に、シャーシ5から延びる当接部材54,55が立設されている。そして、図12のように、搬送ローラ6a,6bが記録媒体搬送方向Xに対して直交するように縦一列に並ぶと、搬送ローラ6a,6bと当接部材54,55が離間する。また、図13のように、搬送ローラ6a,6bが記録媒体搬送方向Xに対して傾斜すると、搬送ローラ6a,6bと当接部材54,55が互いに圧接するようになっている。
【0070】
かかる構造において、使用者がディスクDSをディスク挿入口4に挿入すると、図12に示すように、搬送ローラ6a,6bが記録媒体搬送方向Xに対して直交するように縦一列に並び、ディスクDSに接触しつつ回転することで、ディスクDSをシャーシ5の奥側にあるクランプ位置へ搬入する。
【0071】
そして、ディスクDSがクランプ位置に到達すると、図13に示すように、搬送ローラ6a,6bが記録媒体搬送方向Xに対して傾斜することで、ディスクDSから離れ、その後、第1の実施形態と同様にターンテーブルとクランプ部材の間にディスクDSがクランプされ、光ピックアプックによる記録再生が行われることとなる。
【0072】
ここで、搬送ローラ6a,6bが記録媒体搬送方向Xに対して傾斜すると、前述したように、搬送ローラ6a,6bの大径側の端部が、当接部材54,55に圧接することで変形する。このため、搬送ローラ6a,6bと当接部材54,55間の摩擦抵抗が増加し、搬送ローラ6a,6bは当接部材54,55に確実に固定されて、静粛構造が実現される。
【0073】
また、ディスクDSが搬出された場合にも、図13と同様に、搬送ローラ6a,6bは記録媒体搬送方向Xに対して傾斜するようになっているため、搬送ローラ6a,6bは当接部材54,55に確実に固定されて、静粛構造が実現される。
【0074】
尚、かかる第2の実施形態では、搬送ローラ6の外側の端部に当接部材54,55を当接する場合を説明したが、搬送ローラ6の他の部分に当接部材54,55を当接させるようにしてもよい。
【0075】
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態を図14ないし図16を参照して説明する。尚、第1の実施形態では、搬送ローラ6がディスクDSの搬送方向Xに対して上下方向に揺動する場合、第2の実施形態では、搬送ローラ6a,6bがディスクDSの搬送方向Xに対して水平方向に揺動する場合を説明したが、本実施形態の図14〜図16は、搬送ローラ6が常時同じ位置で回転するように支持されている場合を示している。
【0076】
図14において、搬送ローラ6の両側端の近傍に、シャーシ5に穿設された一対のカム溝56,57が設けられ、それぞれのカム溝56,57内には、図示していないアクチュエータによって移動可能な当接部材58,59が挿入されている。搬送ローラ6は、図5又は図6に示したのと同様に、中軸のシャフトに略円錐台状のローラ部材16,17が圧入された構造を有し、且つ大径側の端部には、隙間20,21,20’,21’と同様の隙間が設けられている。
【0077】
更に、ディスクDSをローラ部材16,17の上面に接触させつつ搬送させるための上下一対の板状ガイド部材60,61が、搬送ローラ6に略対向して設けられている。
【0078】
かかる構造において、使用者がディスクDSをディスク挿入口4からガイド部材60,61の間に挿入すると、図14及び図15に示すように、搬送ローラ6がディスクDSに接触しつつ回転し、ディスクDSをシャーシ5の奥側にあるクランプ位置へ搬入する。更に、このディスク搬入時には、当接部材58,59がカム溝56,57の奥側に後退することで、搬送ローラ6の回転を可能にすると共に、ディスクDSの搬入を妨げないようになっている。
【0079】
そして、図16に示すように、ディスクDSがクランプ位置に到達すると、第1の実施形態と同様にターンテーブルとクランプ部材の間にディスクDSがクランプされ、光ピックアプックによる記録再生が行われることとなる。更に、当接部材58,59がカム溝56,57に沿って進行し、ローラ部材16,17の大径側の端部に圧接する。このように、当接部材58,59がローラ部材16,17の大径側の端部に圧接すると、図5(e)又は図6(e)に示したのと同様に、ローラ部材16,17の大径側の端部が変形するため、ローラ部材16,17と当接部材58,59間の摩擦抵抗が増加し、搬送ローラ6は当接部材58,59に確実に固定されて、静粛構造が実現される。
【0080】
また、ディスクDSが搬出された場合にも、図16と同様に、当接部材58,59がローラ部材16,17の大径側の端部に圧接するようになっているため、ローラ部材16,17と当接部材58,59間の摩擦抵抗が増加し、搬送ローラ6は当接部材58,59に確実に固定されて、静粛構造が実現される。
【0081】
尚、以上の第1〜第3の実施形態は、本発明の技術的思想を説明するために例示したものである。よって、本発明に係るデスク搬送装置は、これらの実施例に限定されるものではなく、各実施例を適宜組み合わせたり、必要に応じて適宜変形したものも本発明に含まれる。
【0082】
図5(d)に示した大直側の端部16b,17bの内壁に、シャフト15の長手方向に沿って、スリット状の複数本の溝部を成形し、これによって、突部13,14に端部16b,17bが圧接したときの変形量を増加させ、より確実に搬送ローラ6をシャーシ5側に固定するようにしてもよい。また、これと同様の効果を得るために、突部13,14に外側端に半径方向に沿って放射状の溝部を形成してもよい。
【0083】
尚、かかる第3の実施形態では、搬送ローラ16,17の外側の端部に当接部材58,59を当接させる場合を説明したが、搬送ローラ6の他の部分に当接部材58,59を当接させるようにしてもよい。また、当接部材58,59を横方向から搬送ローラ16,17に当接させる場合を説明したが、シャーシの側から、すなわ下から上方に向けて当接部材58,59を進行させることで、搬送ローラ16,17に当接させるようにしてもよい。
【0084】
また、第1〜第3の実施形態では、搬送ローラ6,6a,6bのローラ部16,17の端部16b,17b,16b’,17b’や先端部16d,17d,16d’,17d’の近傍に、それらの変形を許容する隙間20,21,20’,21’,42,43,45,46を形成する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、ローラ部16,17とは別の位置に且つ別体で、端部16b,17b,16b’,17b’や先端部16d,17d,16d’,17d’と同じ機能を有する部材をシャフト5等に一体形成し、更に、当該部材に隙間20,21,20’,21’,42,43,45,46と同じ機能を有する隙間を形成して、当該部材に、当接手段である突部13,14,44や当接部49又は当接部材54,55若しくは当接突起58,59等を相対的に圧接させるようにしてもよい。
【0085】
要は、搬送ローラのローラ部材にシャーシや当接部材等が圧接した場合に、その圧接部分のローラ部材が変形して、搬送ローラとシャーシや当接部材等の間の接触抵抗が大きくなる構造であれば、本発明に含まれるものである。
【0086】
また、本発明の記録媒体搬送装置は、CDやDVD等の円板状の光ディスクを用いる記録再生装置に限定されるものではなく、いわゆる板状の記録媒体であれば、全てに適用できるものである。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、搬送ローラがディスクから離間すると、搬送ローラの一端に当接手段が相対的に圧接し、その圧接により可撓性を有する一端が隙間側に変形して当接手段とその一端との間の接触抵抗が増加するようにしたので、搬入又は搬出が完了した状態では、搬送ローラを振動などによって動かないように当接手段に固定することができる。このため、振動等に強い静粛構造の記録媒体搬送装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る車載用記録再生装置の外観構造を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係る車載用記録再生装置に内蔵されている記録媒体搬送装置の構造を示す平面図である。
【図3】記録媒体搬送装置の側面構造を示す側面図である。
【図4】記録媒体搬送装置の側面構造を更に示す側面図である。
【図5】搬送ローラの構造を示す図である。
【図6】搬送ローラの変形例の構造を示す図である。
【図7】搬送ローラの他の変形例の構造を示す図である。
【図8】搬送ローラの更に他の変形例の構造を示す図である。
【図9】記録媒体搬送装置の他の変形例の構造を示す側面図である。
【図10】第2の実施形態に係る記録媒体搬送装置の構造を示す斜視図である。
【図11】図10に示した記録媒体搬送装置をディスク挿入口側から見た場合の構造を示す側面図である。
【図12】図10に示した記録媒体搬送装置の動作を説明するための平面図である。
【図13】図10に示した記録媒体搬送装置の動作を更に説明するための平面図である。
【図14】第3の実施形態に係る記録媒体搬送装置の構造を示す斜視図である。
【図15】図14に示した記録媒体搬送装置をディスク挿入口側から見た場合の構造を示す側面図である。
【図16】図14に示した記録媒体搬送装置の動作を説明するための平面図である。
【符号の説明】
4…ディスク挿入口
5…シャーシ
6,6a,6b…搬送ローラ
13,14,44…突部
15…シャフト
16,17…ローラ部
16b,17b,16b’,17b’…端部
16d,17d,16d’,17d’…先端部
18,19…支軸
20,21,20’,21’,42,43,45,46…隙間
49…当接部
54,55,58,59…当接部材

Claims (7)

  1. 記録媒体を所定の搬入位置から所定の装着位置へ搬入、又は前記記録媒体を所定の装着位置から所定の搬入位置へ排出する記録媒体搬送装置において、
    前記記録媒体の搬送又は排出を行う搬送ローラと、
    前記搬送ローラの一端に相対的に圧接する当接手段とを備え、
    前記搬送ローラは、少なくとも前記当接手段が圧接する一端が可撓性材料で形成されると共に、前記当接手段の圧接による前記一端の変形を許容する隙間が形成され、前記記録媒体の非搬送時に、前記当接手段の圧接により前記一端が前記隙間内に変形することで前記搬送ローラが固定されることを特徴とする記録媒体搬送装置。
  2. 前記搬送ローラは、前記可撓性材料と前記可撓性材料に回転力を与えるシャフトとにより構成され、
    前記隙間は、前記可撓性材料と前記シャフトとの間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体搬送装置。
  3. 前記隙間は、前記可撓性材料又は前記シャフトの少なくとも一方又は両方に形成された溝部により形成されていることを特徴とする請求項2に記載の記録媒体搬送装置。
  4. 前記搬送ローラは、前記記録媒体を搬送する搬送位置と前記記録媒体から退避する退避位置との間を移動し、前記退避位置において前記当接手段と圧接することを特徴とする請求項1又は3のいずれか1項に記載の記録媒体搬送装置。
  5. 前記当接手段は、シャーシに形成された突部であることを特徴とする請求項1又は4のいずれか1項に記載の記録媒体搬送装置。
  6. 前記搬送ローラは、中央部分にいくほど次第に細いことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の記録媒体搬送装置。
  7. 前記当接手段が圧接する前記一端は、前記搬送ローラの両端の少なくとも一方に形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の記録媒体搬送装置。
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