JP3723175B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定のネットワークを介して他の機器へ画像データを送信可能に構成された画像読み取り装置、特に、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能及びコピー機能等を統合したネットワーク型デジタル複合機等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、種々の機器にネットワーク機能が付加され、例えば、クライアントPCへ画像データをダイレクトに送信することができるネットワークスキャナが開発されている(例えば、特許文献1参照。)
また、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能及びコピー機能等を統合したネットワーク型デジタル複合機が開発され、例えば、スキャナ機能として、原稿から白黒の画像データを読み取ってこの原稿を拡大又は縮小した白黒の画像データをネットワークを介して所望のコンピュータ等へ送信可能にしたものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−308840号公報 (第4−9頁、図4−図9)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来のデジタル複合機では、システム的な制約により原稿を拡大してカラーの画像データを送信できない場合があり、例えば、読み込み解像度600dpiでA4サイズの原稿をA3サイズに拡大してカラーで送信することができなかった。このため、従来のデジタル複合機では、原稿から読み取ったカラーの画像データを送信する場合、等倍すなわち原稿と同じサイズの画像データしか送信することができなかった。
【0005】
また、原稿を拡大してカラーの画像データを送信できる場合を考慮して原稿を拡大してカラーの画像データを送信する機能を付加することも考えられるが、上記のようにシステム的な制約により原稿を拡大してカラーの画像データを送信できない場合があり、このような不完全な機能をそのままユーザに提供したのでは、ユーザを混乱させる原因となり、デジタル複合機の操作性を損なうものとなる。
【0006】
本発明の目的は、原稿をカラーで読み取って拡大した画像データを送信することができない場合にユーザの操作を支援することができる画像読み取り装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像読み取り装置は、ユーザにより選択された読み込み解像度に応じて、ユーザにより選択された第1のサイズの原稿をカラーで読み取って、ユーザにより選択され且つ第1のサイズより大きい第2のサイズの拡大画像データを作成する拡大手段と、拡大手段によって作成された拡大画像データを所定のネットワークを介して他の機器へ送信する送信手段と、拡大手段によって拡大画像データを作成するときに、読み込み解像度、第1のサイズ及び第2のサイズの組み合わせが拡大画像データを送信できない組み合わせとなっているか否かを判断する判断手段と、判断手段によって読み込み解像度、第1のサイズ及び第2のサイズの組み合わせが拡大画像データを送信できない組み合わせであると判断された場合、拡大画像データを送信できないことに関する情報をユーザに通知する通知手段とを備えるものである。
【0008】
本発明に係る画像読み取り装置においては、ユーザにより選択された読み込み解像度に応じて第1のサイズの原稿をカラーで読み取って第1のサイズより大きい第2のサイズの拡大画像データを作成するときに、読み込み解像度、第1のサイズ及び第2のサイズの組み合わせが拡大画像データを送信できない組み合わせであると判断された場合、拡大画像データを送信できないことに関する情報がユーザに通知される。したがって、ユーザは、現在の設定で拡大画像データを送信できないことを明確に認識することができるので、読み込み解像度、原稿画像データのサイズ及び拡大画像データのサイズのいずれかを変更して拡大画像データを送信できるようにすることができ、原稿をカラーで読み取って拡大した画像データを送信することができない場合にユーザの操作を支援することができる。
【0009】
通知手段は、読み込み解像度、第1のサイズ及び第2のサイズの組み合わせが拡大画像データを送信できない組み合わせであると判断手段によって判断された場合、拡大画像データを送信できないこと及び/又は読み込み解像度を変更することにより拡大画像データの送信ができることをユーザに通知することが好ましい。
【0010】
この場合、読み込み解像度、第1のサイズ及び第2のサイズの組み合わせが拡大画像データを送信できない組み合わせであると判断されると、拡大画像データを送信できないこと及び/又は読み込み解像度を変更することにより拡大画像データの送信ができることがユーザに通知されるので、ユーザは拡大画像データを送信できるように読み込み解像度を変更することができる。
【0011】
画像読み取り装置に対する操作指令をユーザが入力するための操作領域を有し、読み込み解像度を設定するための設定ボタンが操作領域の一方の端部に配置された操作手段をさらに備えることが好ましい。
【0012】
この場合、読み込み解像度を設定するための設定ボタンが操作手段の操作領域の一方の端部に配置されるので、ユーザは操作パネル手段のどこに設定ボタンがあるかを一目で認識することができ、読み込み解像度の変更を容易に行うことができる。
【0013】
読み込み解像度、第1のサイズ及び第2のサイズの組み合わせが拡大画像データを送信できない組み合わせであると判断手段によって判断された場合、拡大画像データを送信できるように読み込み解像度を変更する変更手段をさらに備え、通知手段は、変更手段によって拡大画像データを送信できるように読み込み解像度が変更された場合、変更手段によって拡大画像データを送信できるように読み込み解像度が変更されたことをユーザに通知することが好ましい。
【0014】
この場合、読み込み解像度、第1のサイズ及び第2のサイズの組み合わせが拡大画像データを送信できない組み合わせであると判断されると、拡大画像データを送信できるように読み込み解像度が自動的に変更されるので、ユーザ自身が読み込み解像度を変更する操作をしなくても読み込み解像度を適切な値に変更することができ、拡大画像データ送信時の操作性を向上することができる。また、拡大画像データを送信できるように読み込み解像度を自動的に変更したことがユーザに通知されるので、ユーザの希望しない読み込み解像度が自動的に設定されて拡大画像データが送信されることを防止することができる。
【0015】
変更手段による読み込み解像度の変更をユーザの選択に応じて許可する許可手段をさらに備えることが好ましい。この場合、ユーザの選択に応じて読み込み解像度の自動変更を許可することができるので、ユーザは自身の好みに応じて解像度の変更方法を選択することができ、拡大画像データ送信時の操作性を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による画像読み取り装置の一例として本発明の一実施の形態によるデジタル複合機について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるデジタル複合機を用いたネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【0017】
図1に示すネットワークシステムは、デジタル複合機1、複数のクライアントPC(パーソナルコンピュータ)2a,2b、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ3及び外部PC5a,5bを備える。デジタル複合機1、クライアントPC2a,2b及びSMTPサーバ3は、ネットワークの一例であるLAN(Local Area Network)4を介して相互に通信可能に接続され、種々のデータ等を送受信可能な状態に構成されている。SMTPサーバ3及び外部PC5a,5bは、ネットワークの一例であるインターネット6を介して相互に通信可能に接続され、電子メールを含む種々のデータ等を送受信可能な状態に構成されている。デジタル複合機1は、ネットワークの一例である電話回線を介して外部に設置されたファクシミリ装置7にファクス送受信可能に接続されている。
【0018】
上記のように構成されたネットワークシステムは、例えば、所定の会社において使用され、当該会社内のネットワークがLAN4として用いられ、当該会社内で社員等のユーザが使用する機器が、デジタル複合機1及びクライアントPC2a,2bとなり、当該会社の支社等に設置され且つ当該支社の社員等のユーザが使用する機器が、外部PC5a,5b及びファクシミリ装置7となる。
【0019】
なお、上記のネットワークシステムの構成は、種々の変更が可能であり、LAN4等を介してデジタル複合機1に接続可能なクライアントPC、外部PC及びファクシミリ装置等の台数を変更したり、LAN4とインターネット6とを接続する機器としてSMTPサーバ3以外にゲートウェイ、ルータ等を適宜設けてもよく、文書管理サーバ等の種々のサーバ等をさらに付加してもよい。
【0020】
デジタル複合機1は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、及びコピー機能等の複合機能を備えたディジタル方式の複写機である。デジタル複合機1では、上記の各機能を組み合わせて種々の機能が実現され、例えば、スキャナ機能として、PC送信機能、E−mail送信機能、FAX送信機能等が実現される。
【0021】
ここで、PC送信機能とは、原稿から読み取った画像データをデジタル複合機1からLAN4を介して任意のクライアントPC2a,2b等へ直接送信する機能である。E−mail送信機能とは、原稿から読み取った画像データを電子メールの添付ファイルとしてデジタル複合機1からLAN4を介してSMTPサーバ3へ直接送信し、さらにSMTPサーバ3からインターネット6を介して任意の外部PC5a,5b等へ当該電子メールを送信することにより、原稿から読み取った画像データを電子メールの添付ファイルとして送信する機能である。FAX送信機能とは、原稿から読み取った画像データをデジタル複合機1から電話回線を介して任意のファクシミリ装置7等へ直接送信する機能である。
【0022】
図2は、図1に示すデジタル複合機の機械的構成を主に示す側面概略図である。デジタル複合機1は、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部600とから構成される。
【0023】
操作部400は、タッチパネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備える。タッチパネル401は、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。スタートキー402は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷部数等を入力するために用いられる。
【0024】
原稿給送部600は、原稿載置部601、原稿排出部602、給紙ローラ603及び原稿搬送部604等を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501等を備える。給紙ローラ603は、原稿載置部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部602に排出される。
【0025】
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の現像装置207Y,207M,207C,207K、定着ローラ208、排出口209、及び排出トレイ210等を備える。
【0026】
感光体ドラム205は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム205に各色別に静電潜像を形成する。現像装置207Y,207M,207C,207Kは、各色の現像剤を感光体ドラム205に供給して各色別のトナー画像を形成する。中間転写体ローラ204は、感光体ドラム205から各色のトナー像を転写され、中間転写体ローラ204上にカラーのトナー像が形成される。
【0027】
一方、給紙ローラ202は、記録紙が収納された給紙カセット201から記録紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された記録紙に中間転写体ローラ204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して記録紙に定着させる。その後、記録紙は、本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、記録紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
【0028】
用紙後処理部300は、搬入口301、記録紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。記録紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された記録紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ記録紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された記録紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
【0029】
図3は、図1に示すデジタル複合機の電気的構成を主に示すブロック図である。デジタル複合機1は、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、ネットワークI/F(インターフェース)部71、パラレルI/F部72、シリアルI/F部73及びHDD(ハードディスクドライブ)74を備える。
【0030】
スキャナ部11、画像処理部21、制御部41、操作パネル部51及びネットワークI/F部71は、図2に示す操作部400、原稿読み取り部500及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりスキャナ機能が実現される。スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51及びファクシミリ通信部61は、図2に示す本体部200、操作部400、原稿読み取り部500及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりファクシミリ機能が実現される。画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ネットワークI/F部71及びパラレルI/F部72は、図2に示す本体部200及び操作部400に相当し、これらの各部によりプリンタ機能が実現される。スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51及びネットワークI/F部71は、図2に示す本体部200、用紙後処理部300、操作部400、原稿読み取り部500及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりコピー機能が実現される。
【0031】
操作パネル部51は、図2に示すタッチパネル401等から構成されるタッチパネル部52、及び図2に示すスタートキー402及びテンキー403等から構成される操作キー部53を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を制御部41に与える。タッチパネル部52は、タッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、スキャナ機能実行時には、ユーザ選択、送信先選択、送信設定(原稿サイズ、送信サイズ、読み込み解像度等)等に関する情報を表示するとともに、ユーザが当該部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン等を表示する。操作キー部53は、ユーザが印刷実行指令、スキャン開始指令、拡大送信開始指令等を入力するために用いられる。
【0032】
制御部41は、スキャナコントローラ42、ファクシミリコントローラ43、プリンタコントローラ44及びコピーコントローラ45を含む。制御部41は、マイクロコンピュータ及び専用のハードウエア回路等から構成され、装置全体の動作を制御する。スキャナコントローラ42は、スキャナ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。ファクシミリコントローラ43は、ファクシミリ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。プリンタコントローラ44は、プリンタ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。コピーコントローラ45は、コピー機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。
【0033】
スキャナ部11は、図2に示すスキャナ501を構成する露光ランプ12及びCCD(電荷結合素子)13を含む。スキャナ部11は、露光ランプ12により原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部21へ出力する。
【0034】
画像処理部21は、補正部22、画像加工部23及び画像メモリ24を含む。画像処理部21は、読み取られた画像データを必要に応じて補正部22及び画像加工部23により処理し、処理された画像データを画像メモリ24に記憶したり、プリンタ部31、ファクシミリ通信部61又はネットワークI/F部71等へ出力する。補正部22は、読み取られた画像データに対してレベル補正、γ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部23は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
【0035】
プリンタ部31は、図2に示す給紙カセット201及び給紙ローラ202等から構成される用紙搬送部32、図2に示す中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206及び現像装置207Y,207M,207C,207K等から構成される画像形成部33、図2に示す転写ローラ203等から構成される転写部34、及び図2に示す定着ローラ208等から構成される定着部35を含む。プリンタ部31は、スキャナ部11により読み取られた原稿データ、ネットワークI/F部71を介してクライアントPC2a,2b等から送信された印刷データ、ファクシミリ通信部61を用いてファクシミリ装置7等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を記録紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部32は記録紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を記録紙に転写し、定着部35はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
【0036】
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部11によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置7等へ送信したり、ファクシミリ装置7等から送信された画像データを受信する。符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・符号化し、受信した画像データを伸長・復号化する。変復調部は、圧縮・符号化された画像データを音声信号に変調したり、受信した信号(音声信号)を画像データに復調する。NCUは、送受信先となるファクシミリ装置7等との電話回線による接続を制御する。
【0037】
ネットワークI/F部71は、ネットワークインタフェース(10/100Base-TX)等を用い、LAN4を介して接続されたクライアントPC2a,2b及びSMTPサーバ3間での種々のデータの送受信を制御し、例えば、スキャナ部11によって読み取られた原稿の画像データをクライアントPC2a,2b等へ送信する。パラレルI/F部72は、高速双方向パラレルインターフェイス(IEEE1284準拠)等を用い、複数の信号線を用いて複数ビット単位でデータを送信するパラレル伝送により外部機器等から印刷データ等を受信等する。シリアルI/F部73は、シリアルインターフェイス(RS−232C)等を用い、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送により外部機器等から種々のデータ等を受信等する。
【0038】
HDD74は、スキャナ部11によって読み取られた画像データ及び当該画像データに設定されている出力形式等を記憶する。HDD74に記憶されている画像データは、デジタル複合機1内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部71を介してクライアントPC2a,2b等から確認したり、クライアントPC2a,2b等の所定のフォルダへ転送される。
【0039】
本実施の形態においては、スキャナ部11及び画像処理部21が拡大手段の一例に相当し、スキャナコントローラ42、ファクシミリ通信部61及びネットワークI/F部71が送信手段の一例に相当し、スキャナコントローラ42が判断手段及び変更手段の一例に相当し、スキャナコントローラ42及び操作パネル部51が通知手段及び許可手段の一例に相当し、タッチパネル部52が操作手段の一例に相当する。
【0040】
次に、上記のように構成されたデジタル複合機のカラー画像拡大送信処理について説明する。図4及び図5は、図3に示すデジタル複合機のカラー画像拡大送信処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【0041】
なお、以下の説明では、スキャナ機能としてPC送信機能が選択されており、原稿サイズがA4サイズ、送信サイズがA3サイズ及び読み込み解像度が600dpiの組み合わせではデジタル複合機のシステム的な制約によりA3サイズの拡大画像データを送信することができず、原稿サイズがA4サイズ、送信サイズがA3サイズ及び読み込み解像度が300dpiの場合に原稿をスキャンすること、すなわち、A4サイズの原稿を読み取って作成したA3サイズの拡大画像データを解像度300dpiでクライアントPC2a,2b等へ送信できるものとする。
【0042】
まず、ユーザがタッチパネル部52を操作してスキャナ設定画面を表示させる指令を入力すると、ステップS1において、スキャナコントローラ42は、原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度をユーザの選択に応じて設定するためのスキャナ設定画面をタッチパネル部52に表示させ、原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の現在の設定が表示される。
【0043】
図6は、スキャナ設定画面の一例を示す画面図である。図6に示すように、タッチパネル部52にスキャナ設定画面G1が表示される。スキャナ設定画面G1には、ユーザが原稿サイズを選択するための「原稿サイズ選択」ボタンB1、ユーザが送信サイズを選択するための「送信サイズ選択」ボタンB2、及びユーザが読み込み解像度を選択するための「読み込み解像度選択」ボタンB3等が表示される。図6に示す例では、原稿サイズが自動検知に、送信サイズがA3サイズに、読み込み解像度が600dpiにそれぞれ設定されている。ここで、自動検知とは、ユーザが原稿を原稿載置部601にセットしたときに、原稿載置部601に設けられた光学センサ等からなる原稿サイズ検知センサ(図示省略)により原稿サイズを自動的に検知するものである。
【0044】
次に、ステップS2において、スキャナコントローラ42は、ユーザによる原稿サイズの設定が行われたか否かを判断し、原稿サイズの設定が行われた場合にステップS3へ処理を移行し、原稿サイズの設定が行われなかった場合にステップS5へ処理を移行する。具体的には、ユーザが図6に示す「原稿サイズ選択」ボタンB1をタッチすると、スキャナコントローラ42は、ユーザが原稿サイズを設定するための原稿サイズ選択画面をタッチパネル部52に表示させ、ユーザが原稿サイズ選択画面を用いて原稿サイズを設定したときにユーザによる原稿サイズの設定が行われたと判断し、その他の場合は原稿サイズの設定が行われなかったと判断する。
【0045】
図7は、原稿サイズ選択画面の一例を示す画面図である。図7に示すように、タッチパネル部52に原稿サイズ選択画面G2が表示される。原稿サイズ選択画面G2には、ユーザが原稿サイズを選択するための複数の原稿サイズボタンB4、及び後述する読み込み解像度変更ボタンB5〜B8等が表示され、図7に示す例では、「自動検知」の原稿サイズボタンB4が反転表示され、原稿サイズとして自動検知が選択されている状態が示されている。
【0046】
ここで、ユーザが原稿サイズボタンB4のうちの一つをタッチしてユーザによる原稿サイズの設定が行われた場合、ステップS3において、スキャナコントローラ42は、ユーザが設定した原稿サイズを受け付け、原稿サイズを変更する。
【0047】
次に、ステップS4において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできるか否かを判断し、スキャンできる場合はステップS5へ処理を移行し、スキャンできない場合はステップS8へ処理を移行する。
【0048】
ここで、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできるか否かの判断は、例えば、スキャナコントローラ42内のメモリ等に、設定可能な全ての原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせに対してスキャン可又は不可を対応付けたテーブルを予め記憶させ、当該テーブルを参照することにより行うことができる。以下のステップS7,S16,S18も同様である。
【0049】
スキャンできない場合、ステップS8において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせではスキャンできないこと及びスキャンするためには読み込み解像度を下げる必要があることをユーザに通知するためのスキャン不可画面をタッチパネル部52に表示させる。
【0050】
図8は、原稿サイズ選択時におけるスキャン不可画面の一例を示す画面図である。図8に示すように、タッチパネル部52にスキャン不可画面G3が表示される。スキャン不可画面G3の上部には、拡大画像データである送信サイズの画像データを送信できないことに関する情報として、「スキャンできません。(フルカラー)」及び「読み込み解像度を下げてください。」というメッセージが表示される。
【0051】
したがって、ユーザは、原稿サイズ選択時に、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせではスキャンできず、読み込み解像度を下げることによりスキャンできるようになること、すなわち現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでは拡大画像データを送信できず、読み込み解像度を下げることにより拡大画像データの送信ができることがわかる。なお、上記の「スキャンできません。(フルカラー)」及び「読み込み解像度を下げてください。」というメッセージは、いずれか一方のみを表示するようにしてもよく、また、その表現も上記の例に特に限定されず、種々の変更が可能である。
【0052】
また、スキャン不可画面G3の右端には、読み込み解像度変更ボタンB5〜B8が原稿サイズボタンB4等の原稿サイズ選択用ボタンと識別容易となるように一纏まりにして表示される。したがって、ユーザは、タッチパネル部52のどこに読み込み解像度変更ボタンB5〜B8があるかを一目で認識することができ、読み込み解像度の変更を容易に行うことができる。
【0053】
なお、読み込み解像度変更ボタンの表示位置は、上記の例に特に限定されず、読み込み解像度変更ボタンと原稿サイズ選択用ボタンとが識別可能であれば、スキャン不可画面の左側又は下側等に一纏まりにして表示してもよい。また、図8に示す例では、600dpiの解像度変更ボタンB5を反転表示して現在設定されている解像度変更ボタンを視認可能にしているが、スキャン可能となる解像度変更ボタンの候補を他の解像度変更ボタンと識別可能に表示してもよく、例えば、解像度変更ボタンの候補に下線を付加したり、特定色又は特定のハッチング等を用いて表示してもよい。上記の点に関して後述する他のスキャン不可画面等も同様である。
【0054】
次に、ステップS9において、スキャナコントローラ42は、ユーザによる読み込み解像度の変更を受け付ける。例えば、ユーザが300dpiの読み込み解像度変更ボタンB7をタッチすると、スキャナコントローラ42は、読み込み解像度の設定を600dpiから300dpiへ変更する。
【0055】
次に、ステップS10において、スキャナコントローラ42は、変更された読み込み解像度でスキャンできることをユーザに通知するためのスキャン許可画面をタッチパネル部52に表示させ、その後、ステップS5へ処理を移行する。図9は、原稿サイズ選択時におけるスキャン許可画面の一例を示す画面図である。図9に示すように、タッチパネル部52にスキャン許可画面G4が表示される。したがって、ユーザは、変更された読み込み解像度でスキャンできることがわかる。
【0056】
ユーザによる原稿サイズの設定が行われない場合(ステップS2でNO)、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできる場合(ステップS4でYES)、又はステップS10の処理が終了した場合、ステップS5において、スキャナコントローラ42は、ユーザによる送信サイズの設定が行われたか否かを判断し、送信サイズの設定が行われた場合にステップS6へ処理を移行し、送信サイズの設定が行われなかった場合にステップS14へ処理を移行する。
【0057】
具体的には、ユーザが図6に示す「送信サイズ選択」ボタンB2をタッチすると、スキャナコントローラ42は、ユーザが送信サイズを設定するための送信サイズ選択画面をタッチパネル部52に表示させ、ユーザが送信サイズ選択画面を用いて送信サイズを設定したときにユーザによる送信サイズの設定が行われたと判断し、その他の場合は送信サイズの設定が行われなかったと判断する。
【0058】
図10は、送信サイズ選択画面の一例を示す画面図である。図10に示すように、タッチパネル部52に送信サイズ選択画面G5が表示される。送信サイズ選択画面G5には、ユーザが送信サイズを選択するための複数の送信サイズボタンB9、及び読み込み解像度変更ボタンB5〜B8等が表示され、図10に示す例では、送信サイズとして自動サイズが選択されている状態が示されている。ここで、自動サイズとは、スキャン可能な送信サイズを自動的に設定するものであり、図10に示す例では、送信サイズがA4サイズに自動的に設定されている。
【0059】
ここで、ユーザが送信サイズボタンB9のうちの一つをタッチしてユーザによる送信サイズの設定が行われた場合、ステップS6において、スキャナコントローラ42は、ユーザが設定した送信サイズを受け付け、送信サイズを変更する。
【0060】
次に、ステップS7において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできるか否かを判断し、スキャンできる場合はステップS14へ処理を移行し、スキャンできない場合はステップS11へ処理を移行する。
【0061】
スキャンできない場合、ステップS11において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせではスキャンできないこと及びスキャンするためには読み込み解像度を下げる必要があることをユーザに通知するためのスキャン不可画面をタッチパネル部52に表示させる。
【0062】
図11は、送信サイズ選択時におけるスキャン不可画面の一例を示す画面図である。図11に示すように、タッチパネル部52にスキャン不可画面G6が表示される。スキャン不可画面G6の上部には、「スキャンできません。(フルカラー)」及び「読み込み解像度を下げてください。」というメッセージが表示される。したがって、ユーザは、送信サイズ選択時に、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせではスキャンできず、読み込み解像度を下げることによりスキャンできるようになることがわかる。また、スキャン不可画面G6の右端には、読み込み解像度変更ボタンB5〜B8が送信サイズボタンB9等の送信サイズ選択用ボタンと識別容易となるように一纏まりにして表示されているので、この場合も、ユーザは読み込み解像度の変更を容易に行うことができる。
【0063】
次に、ステップS12において、スキャナコントローラ42は、ユーザによる読み込み解像度の変更を受け付ける。例えば、ユーザが300dpiの読み込み解像度変更ボタンB7をタッチすると、スキャナコントローラ42は、読み込み解像度の設定を600dpiから300dpiへ変更する。
【0064】
次に、ステップS13において、スキャナコントローラ42は、変更された読み込み解像度でスキャンできることをユーザに通知するためのスキャン許可画面をタッチパネル部52に表示させ、その後、ステップS14へ処理を移行する。図12は、送信サイズ選択時におけるスキャン許可画面の一例を示す画面図である。図12に示すように、タッチパネル部52にスキャン許可画面G7が表示される。したがって、ユーザは、変更された読み込み解像度でスキャンできることがわかる。
【0065】
ユーザによる送信サイズの設定が行われない場合(ステップS5でNO)、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできる場合(ステップS7でYES)、又はステップS13の処理が終了した場合、ステップS14において、スキャナコントローラ42は、ユーザによる読み込み解像度の設定が行われたか否かを判断し、読み込み解像度の設定が行われた場合にステップS15へ処理を移行し、読み込み解像度の設定が行われなかった場合にステップS17へ処理を移行する。
【0066】
具体的には、ユーザが図6に示す「読み込み解像度」ボタンB3をタッチすると、スキャナコントローラ42は、ユーザが読み込み解像度を設定するための読み込み解像度選択画面をタッチパネル部52に表示させ、ユーザが読み込み解像度選択画面を用いて読み込み解像度を設定したときにユーザによる読み込み解像度の設定が行われたと判断し、その他の場合は読み込み解像度の設定が行われなかったと判断する。
【0067】
図13は、読み込み解像度選択画面の一例を示す画面図である。図13に示すように、タッチパネル部52に読み込み解像度選択画面G8が表示される。読み込み解像度選択画面G8には、ユーザが読み込み解像度を選択するための複数の読み込み解像度変更ボタンB11〜B14等が表示され、図13に示す例では、300dpiの読み込み解像度変更ボタンB13が選択されており、読み込み解像度変更ボタンB13が反転表示されている。
【0068】
ここで、ユーザが読み込み解像度変更ボタンB11〜B14の一つをタッチしてユーザによる読み込み解像度の設定が行われた場合、ステップS15において、スキャナコントローラ42は、ユーザが設定した読み込み解像度を受け付け、読み込み解像度を変更する。
【0069】
次に、ステップS16において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできるか否かを判断し、スキャンできる場合はステップS17へ処理を移行し、スキャンできない場合はステップS20へ処理を移行する。
【0070】
スキャンできない場合、ステップS20において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせではスキャンできないこと及びスキャンするためには読み込み解像度を下げる必要があることをユーザに通知するためのスキャン不可画面をタッチパネル部52に表示させる。
【0071】
図14は、読み込み解像度選択時におけるスキャン不可画面の一例を示す画面図である。図14に示すように、タッチパネル部52にスキャン不可画面G9が表示される。図14に示す例では、600dpiの解像度ボタンB11が選択されて反転表示され、スキャン不可画面G9の上部に、「スキャンできません。(フルカラー)」及び「読み込み解像度を下げてください。」というメッセージが表示される。したがって、ユーザは、読み込み解像度選択時に、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせではスキャンできず、読み込み解像度を下げることによりスキャンできるようになることがわかる。
【0072】
次に、ステップS21において、スキャナコントローラ42は、ユーザによる読み込み解像度の変更を受け付ける。例えば、ユーザが300dpiの読み込み解像度変更ボタンB13をタッチすると、スキャナコントローラ42は、読み込み解像度の設定を600dpiから300dpiへ変更する。
【0073】
次に、ステップS22において、スキャナコントローラ42は、変更された読み込み解像度でスキャンできることをユーザに通知するためのスキャン許可画面をタッチパネル部52に表示させ、その後、ステップS17へ処理を移行する。例えば、ユーザが読み込み解像度を600dpiから300dpiへ変更した場合、図13に示す読み込み解像度選択画面G8が、読み込み解像度選択時におけるスキャン許可画面としてタッチパネル部52に表示される。したがって、ユーザは、変更された読み込み解像度でスキャンできることがわかる。
【0074】
次に、ステップS17において、スキャナコントローラ42は、ユーザが操作キー部53のスタートキー402を押下したか否かを判断し、スタートキー402が押下された場合はステップS18へ処理を移行し、スタートキー402が押下されていない場合はステップS17を繰り返す。
【0075】
スタートキー402が押下された場合、ステップS18において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできるか否かを判断し、スキャンできる場合はステップS19へ処理を移行し、スキャンできない場合はステップS23へ処理を移行する。
【0076】
スキャンできない場合、ステップS23において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせではスキャンできないこと及びスキャンするためには読み込み解像度を下げる必要があることをユーザに通知するためのスキャン不可画面をタッチパネル部52に表示させる。
【0077】
図15は、スキャナ設定時におけるスキャン不可画面の一例を示す画面図である。図15に示すように、タッチパネル部52にスキャン不可画面G10が表示される。図15に示す例では、送信サイズがA3サイズで読み込み解像度が600dpiのときにA4サイズの原稿がセットされて当該原稿のサイズが自動検知され、スキャン不可画面G10の上部に、「スキャンできません。(フルカラー)」及び「読み込み解像度を下げてください。」というメッセージが表示される。
【0078】
したがって、ユーザは、原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度を設定することなく(デフォルト値に設定されている場合)、原稿をセットしたときに、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせではスキャンできず、読み込み解像度を下げることによりスキャンできるようになることがわかる。
【0079】
次に、ステップS24において、スキャナコントローラ42は、ユーザによる読み込み解像度の変更を受け付ける。例えば、ユーザが図14に示す300dpiの読み込み解像度変更ボタンB13をタッチすると、スキャナコントローラ42は、読み込み解像度の設定を600dpiから300dpiへ変更する。
【0080】
次に、ステップS25において、スキャナコントローラ42は、変更された読み込み解像度でスキャンできることをユーザに通知するためのスキャン許可画面をタッチパネル部52に表示させ、その後、ステップS19へ処理を移行する。図16は、スキャナ設定時におけるスキャン許可画面の一例を示す画面図である。図16に示すように、タッチパネル部52にスキャン許可画面G11が表示される。したがって、ユーザは、変更された読み込み解像度でスキャンできることがわかる。
【0081】
現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできる場合(ステップS18でYES)、又はステップS25の処理が終了した場合、ステップS19において、スキャナコントローラ42は、セットされた原稿をスキャナ部11により読み取って当該原稿を拡大したカラーの画像データを画像処理部21により作成し、作成した画像データをクライアントPC2a,2b等の送信先へ送信し、カラー画像拡大送信処理を終了する。
【0082】
例えば、原稿サイズがA4サイズ、送信サイズがA3サイズ及び読み込み解像度が300dpiの場合、スキャナコントローラ42は、スキャナ部11によりカラーで且つ600dpiの読み込み解像度でA4サイズの原稿を読み取って画像処理部21により拡大したA3サイズのカラーの画像データを作成し、作成したカラーの画像データをネットワークI/F部71からLAN4を介して送信先のクライアントPC2a,2b等へ直接送信する。なお、画像データの拡大処理は、上記のようにして読み込み解像度を上げて作成してもよいし、また、ユーザが設定した読み込み解像度で画像データを読み込み、この画像データを拡大処理により拡大して作成してもよい。
【0083】
他の送信機能が設定されている場合、ステップS19の処理として、E−mail送信機能では、スキャナコントローラ42は、スキャナ部11により読み取ったカラーの拡大画像データを電子メールの添付ファイルとしてネットワークI/F部71からLAN4を介してSMTPサーバ3へ直接送信し、インターネット6を介して送信先の外部PC5a,5b等へ電子メールの添付ファイルとして画像データが送信される。また、FAX送信機能が設定されている場合、スキャナコントローラ42は、スキャナ部11により読み取ったカラーの拡大画像データをファクシミリ通信部61から電話回線を介して任意のファクシミリ装置7等へ直接送信する。さらに他の送信機能が設定されている場合も、上記と同様にしてカラーの拡大画像データが当該機能に応じて設定された送信先に送信される。
【0084】
このように、本実施の形態では、ユーザが設定した原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせが拡大画像データを送信できない組み合わせであると判断すると、原稿をスキャンできないこと及び読み込み解像度を下げることにより原稿をスキャンできることが表示されることにより、拡大画像データを送信できないこと及び読み込み解像度を下げることにより拡大画像データの送信ができることがユーザに通知されるので、ユーザは拡大画像データを送信できるように読み込み解像度を変更することができ、原稿をカラーで読み取って拡大した画像データを送信することができない場合にユーザの操作を支援することができる。
【0085】
次に、上記のように構成されたデジタル複合機による他のカラー画像拡大送信処理について説明する。図17及び図18は、図3に示すデジタル複合機のカラー画像拡大送信処理の他の一例を説明するためのフローチャートである。なお、以下の説明では、図4及び図5に示す処理と同様の処理については同一符号を付して説明を省略し、本カラー画像拡大送信処理の特徴的処理であるステップS31〜S39について詳細に説明する。
【0086】
まず、ユーザがタッチパネル部52を操作してスキャナ初期設定画面の中から自動解像度設定画面を表示させる指令を入力すると、ステップS1において、スキャナコントローラ42は、カラー画像拡大送信処理において読み込み解像度を自動的に変更する自動解像度の設定の有無をユーザの選択に応じて設定するための自動解像度設定画面をタッチパネル部52に表示させ、ユーザが選択した自動解像度の設定が受け付けられる。
【0087】
図19は、自動解像度設定画面の一例を示す画面図である。図19に示す自動解像度設定画面G12には、自動解像度を設定しないための「設定なし」ボタンB21及び自動解像度を設定するための「設定する」ボタンB22が表示される。したがって、ユーザは、「設定する」ボタンB22をタッチすることにより、自動解像度有の設定を選択することができ、この場合、スキャナコントローラ42は、自動解像度有の設定を受け付け、後述するステップS32,S34,S36,S38において自動解像度処理が実行される。なお、ユーザが「設定なし」ボタンB21をタッチして自動解像度無の設定を選択した場合は、スキャナコントローラ42は、自動解像度無の設定を受け付け、図4及び図5に示すカラー画像拡大送信処理を実行する。
【0088】
次に、ユーザがタッチパネル部52を操作してスキャナ設定画面を表示させる指令を入力すると、図4に示すカラー画像拡大送信処理と同様に、スキャナコントローラ42は、ステップS1〜S4の処理を実行し、ユーザによる原稿サイズの設定が行われ、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできない場合(ステップS4でNO)、ステップS32において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ及び送信サイズでスキャンできるように読み込み解像度の設定を下げる。例えば、原稿サイズがA4サイズ、送信サイズがA3サイズ、読み込み解像度が600dpiの場合、スキャナコントローラ42は、読み込み解像度の設定を600dpiから300dpiへ変更する。
【0089】
次に、ステップS33において、スキャナコントローラ42は、スキャンできるように読み込み解像度が自動的に変更されたこと及び変更した読み込み解像度でスキャンできることをユーザに通知するための自動変更確認画面をタッチパネル部52に表示させ、その後、ステップS5へ処理を移行する。
【0090】
図20は、原稿サイズ選択時における自動変更確認画面の一例を示す画面図である。図20に示すように、タッチパネル部52に自動変更確認画面G13が表示される。自動変更確認画面G13の上部には、「スキャンできます。(フルカラー)」及び「解像度が変更されました。(600⇒300dpi)」というメッセージが表示される。したがって、ユーザは、読み込み解像度が自動的に変更され、変更された読み込み解像度でスキャンできることがわかる。
【0091】
また、自動変更確認画面G13の右端には、読み込み解像度変更ボタンB5〜B8が原稿サイズボタンB4等の原稿サイズ選択用ボタンと識別容易となるように一纏まりにして表示される。したがって、ユーザは、タッチパネル部52のどこに読み込み解像度変更ボタンB5〜B8があるかを一目で認識することができるので、自動的に変更された読み込み解像度に満足しない場合、読み込み解像度の再変更を容易に行うことができる。
【0092】
次に、図4に示すカラー画像拡大送信処理と同様に、スキャナコントローラ42は、ステップS5〜S7の処理を実行し、ユーザによる送信サイズの設定が行われ、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできない場合(ステップS7でNO)、ステップS34において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ及び送信サイズでスキャンできるように読み込み解像度の設定を下げる。
【0093】
次に、ステップS35において、スキャナコントローラ42は、スキャンできるように読み込み解像度が自動的に変更されたこと及び変更した読み込み解像度でスキャンできることをユーザに通知するための自動変更確認画面をタッチパネル部52に表示させ、その後、ステップS14へ処理を移行する。
【0094】
図21は、送信サイズ選択時における自動変更確認画面の一例を示す画面図である。図21に示すように、タッチパネル部52に自動変更確認画面G14が表示される。自動変更確認画面G14の上部には、「スキャンできます。(フルカラー)」及び「解像度が変更されました。(600⇒300dpi)」というメッセージが表示される。したがって、ユーザは、読み込み解像度が自動的に変更され、変更された読み込み解像度でスキャンできることがわかる。
【0095】
次に、図5に示すカラー画像拡大送信処理と同様に、スキャナコントローラ42は、ステップS14〜S16の処理を実行し、ユーザによる読み込み解像度の設定が行われ、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできない場合(ステップS16でNO)、ステップS36において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ及び送信サイズでスキャンできるように読み込み解像度の設定を下げる。
【0096】
次に、ステップS37において、スキャナコントローラ42は、スキャンできることをユーザに通知するための自動変更確認画面をタッチパネル部52に表示させ、その後、ステップS17へ処理を移行する。例えば、読み込み解像度選択時における自動変更確認画面として、図13に示す読み込み解像度選択画面G8がタッチパネル部52に表示される。解像度選択画面G8の上部には、「スキャンできます。(フルカラー)」というメッセージが表示されるとともに、自動的に変更された300dpiの読み込み解像度変更ボタンB13が反転表示される。したがって、ユーザは、現在の読み込み解像度でスキャンできることがわかる。
【0097】
なお、上記の自動変更確認画面として、図20及び図21に示す自動変更確認画面G13,G14と同様に、スキャンできるように読み込み解像度が自動的に変更されたことも表示するようにしてもよい。また、ステップS15の処理において、スキャンできない読み込み解像度を受け付けにないようにしてもよく、この場合、ステップS16,S36,S37の処理を省略してもよい。
【0098】
次に、図5に示すカラー画像拡大送信処理と同様に、スキャナコントローラ42は、ステップS17,S18の処理を実行し、ユーザによりスタートキー402が押下され、現在設定されている原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせでスキャンできない場合(ステップS18でNO)、ステップS38において、スキャナコントローラ42は、現在設定されている原稿サイズ及び送信サイズでスキャンできるように読み込み解像度の設定を下げる。
【0099】
次に、ステップS39において、スキャナコントローラ42は、スキャンできるように読み込み解像度が自動的に変更されたこと及び変更した読み込み解像度でスキャンできることをユーザに通知するための自動変更確認画面をタッチパネル部52に表示させ、その後、ステップS19へ処理を移行する。
【0100】
図22は、スキャナ設定時における自動変更確認画面の一例を示す画面図である。図22に示すように、タッチパネル部52に自動変更確認画面G15が表示される。自動変更確認画面G15の上部には、「スキャンできます。(フルカラー)」及び「解像度が変更されました。(600⇒300dpi)」というメッセージが表示される。したがって、ユーザは、読み込み解像度が自動的に変更され、変更された読み込み解像度でスキャンできることがわかる。
【0101】
次に、図5に示すカラー画像拡大送信処理と同様に、スキャナコントローラ42は、ステップS19の処理を実行し、セットされた原稿をスキャナ部11により読み取って当該原稿を拡大したカラーの画像データを画像処理部21により作成し、作成した画像データをクライアントPC2a,2b等の送信先へ送信し、カラー画像拡大送信処理を終了する。
【0102】
このように、上記のカラー画像拡大送信処理では、ユーザが設定した原稿サイズ、送信サイズ及び読み込み解像度の組み合わせが原稿をスキャンできない組み合わせすなわち拡大画像データを送信できない組み合わせであると判断すると、拡大画像データを送信できるように読み込み解像度が自動的に変更されるので、ユーザ自身が読み込み解像度を変更する操作をしなくても拡大画像データを送信できるように読み込み解像度を変更することができるとともに、カラー画像拡大送信時の操作性を向上することができる。また、原稿をスキャンできるように読み込み解像度を自動的に変更したことを表示することにより、拡大画像データを送信できるように読み込み解像度を自動的に変更したことがユーザに通知されるので、ユーザの希望しない読み込み解像度が自動的に設定されて拡大画像データが送信されることを防止することができる。
【0103】
なお、本発明が適用される画像読み取り装置は、上記のデジタル複合機に特に限定されず、所定のネットワークを介して他の機器へ拡大したカラー画像データを送信するものであれば、ネットワーク型スキャナ装置、ネットワーク型ファクシミリ装置等にも本発明を同様に適用することができる。
【0104】
また、拡大した画像データを送信できないことに関する情報は、上記の例に特に限定されず、種々の変更が可能であり、また、その通知方法も、上記の表示方法に特に限定されず、種々の変更が可能であり、例えば、音声により上記のメッセージ等を伝えるようにしてもよい。
【0105】
また、上記の例では、読み込み解像度変更ボタンB5〜B8等の各操作ボタンをタッチパネル部52を用いて表示したが、この例に特に限定されず、操作キー部53と同様にスイッチ等からなる機械的なボタンを用いてもよい。
【0106】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザにより選択された読み込み解像度に応じて第1のサイズの原稿をカラーで読み取って第1のサイズより大きい第2のサイズの拡大画像データを作成するときに、読み込み解像度、第1のサイズ及び第2のサイズの組み合わせが拡大画像データを送信できない組み合わせであると判断された場合、拡大画像データを送信できないことに関する情報がユーザに通知され、ユーザは、現在の設定で拡大画像データを送信できないことを明確に認識することができるので、読み込み解像度、原稿画像データのサイズ及び拡大画像データのサイズのいずれかを変更して拡大画像データを送信できるようにすることができ、原稿をカラーで読み取って拡大した画像データを送信することができない場合にユーザの操作を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態によるデジタル複合機を用いネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すデジタル複合機の機械的構成を主に示す側面概略図である。
【図3】 図1に示すデジタル複合機の電気的構成を主に示すブロック図である。
【図4】 図3に示すデジタル複合機のカラー画像拡大送信処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図5】 図3に示すデジタル複合機のカラー画像拡大送信処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図6】 スキャナ設定画面の一例を示す画面図である。
【図7】 原稿サイズ選択画面の一例を示す画面図である。
【図8】 原稿サイズ選択時におけるスキャン不可画面の一例を示す画面図である。
【図9】 原稿サイズ選択時におけるスキャン許可画面の一例を示す画面図である。
【図10】 送信サイズ選択画面の一例を示す画面図である。
【図11】 送信サイズ選択時におけるスキャン不可画面の一例を示す画面図である。
【図12】 送信サイズ選択時におけるスキャン許可画面の一例を示す画面図である。
【図13】 読み込み解像度選択画面の一例を示す画面図である。
【図14】 読み込み解像度選択時におけるスキャン不可画面の一例を示す画面図である。
【図15】 スキャナ設定時におけるスキャン不可画面の一例を示す画面図である。
【図16】 スキャナ設定時におけるスキャン許可画面の一例を示す画面図である。
【図17】 図3に示すデジタル複合機のカラー画像拡大送信処理の他の一例を説明するためのフローチャートである。
【図18】 図3に示すデジタル複合機のカラー画像拡大送信処理の他の一例を説明するためのフローチャートである。
【図19】 自動解像度設定画面の一例を示す画面図である。
【図20】 原稿サイズ選択時における自動変更確認画面の一例を示す画面図である。
【図21】 送信サイズ選択時における自動変更確認画面の一例を示す画面図である。
【図22】 スキャナ設定時における自動変更確認画面の一例を示す画面図である。
【符号の説明】
1 デジタル複合機
11 スキャナ部
21 画像処理部
41 制御部
42 スキャナコントローラ
51 操作パネル部
52 タッチパネル部
61 ファクシミリ通信部
71 ネットワークI/F部

Claims (5)

  1. ユーザにより選択された読み込み解像度に応じて、ユーザにより選択された第1のサイズの原稿をカラーで読み取って、ユーザにより選択され且つ前記第1のサイズより大きい第2のサイズの拡大画像データを作成する拡大手段と、
    前記拡大手段によって作成された拡大画像データを所定のネットワークを介して他の機器へ送信する送信手段と、
    前記拡大手段によって拡大画像データを作成するときに、前記読み込み解像度、前記第1のサイズ及び前記第2のサイズの組み合わせが前記拡大画像データを送信できない組み合わせとなっているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記読み込み解像度、前記第1のサイズ及び前記第2のサイズの組み合わせが前記拡大画像データを送信できない組み合わせであると判断された場合、前記拡大画像データを送信できないことに関する情報をユーザに通知する通知手段とを備えることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記通知手段は、前記読み込み解像度、前記第1のサイズ及び前記第2のサイズの組み合わせが前記拡大画像データを送信できない組み合わせであると前記判断手段によって判断された場合、前記拡大画像データを送信できないこと及び/又は前記読み込み解像度を変更することにより前記拡大画像データの送信ができることをユーザに通知することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 前記画像読み取り装置に対する操作指令をユーザが入力するための操作領域を有し、前記読み込み解像度を設定するための設定ボタンが前記操作領域の一方の端部に配置された操作手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の画像読み取り装置。
  4. 前記読み込み解像度、前記第1のサイズ及び前記第2のサイズの組み合わせが前記拡大画像データを送信できない組み合わせであると前記判断手段によって判断された場合、前記拡大画像データを送信できるように前記読み込み解像度を変更する変更手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記変更手段によって前記拡大画像データを送信できるように前記読み込み解像度が変更された場合、前記変更手段によって前記拡大画像データを送信できるように前記読み込み解像度が変更されたことをユーザに通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  5. 前記変更手段による読み込み解像度の変更をユーザの選択に応じて許可する許可手段をさらに備えることを特徴とする請求項4記載の画像読み取り装置。
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