JP3722281B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に転写ベルトユニットを画像形成装置本体から引き出せるようにした構成の画像形成装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
例えば、紙等の転写体(以下「シート材」という。)にカラー画像を形成するレーザプリンタは、一般に転写ドラム方式,中間転写方式,タンデム方式,及び多重転写方式の4種の記録方式に大別される。このうち、近年の高速度記録化の要請の下、記録速度において他の方式よりも優れたタンデム方式が多く採用されるようになってきている。このタンデム方式のレーザプリンタは、作像ユニットとして、シート材の搬送方向(転写ベルトの移動方向)にブラック,シアン,マゼンタ,イエローの各色の画像形成手段を適宜配置し、これら各画像形成手段の感光体ドラム上に各色のトナー像を形成し、これらトナー像を転写ベルト表面に担持されたシート材に順次に転写して重ねあわせ、その後、定着ユニットでこれらトナー像を溶融固着させて所望のカラー画像をシート材に定着するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなタンデム方式のレーザプリンタは、各色のトナー像を精度良くシート材に転写しないと色ずれが生じるため、作像ユニットに対して転写ベルトユニットを精度良く位置合わせする必要がある。特に、作像ユニット側の感光体ドラムと、転写ベルトユニット側の転写ローラ及びレジストローラとの平行度を高精度に保つ必要がある。したがって、作像ユニットのメンテナンス時やジャム(紙詰まり)処理時等に、作像ユニットと転写ベルトユニットとを離間しまた接合する際に、作像ユニットと転写ベルトユニットとを精度良く位置合わせする必要がある。したがって、転写ベルトユニットは特に必要がない限り、作像ユニットから離間させないことが好ましい。
【0004】
ところで、画像形成装置において、ジャムが発生した場合、画像形成装置本体内のどの箇所で発生したかによって、ジャム処理のために開放するカバーや引き出すユニットが異なる。例えば、給紙カセットから給紙した直後にジャムが発生した場合には、給紙カセット近傍の給紙カバーを開いてジャムしたシート材(以下適宜「ジャム紙」という。)を除去する。またシート材が感光体ドラムと転写ベルトとに間に挟まった状態でジャムが発生した場合には、画像形成装置本体から転写ベルトユニットを引き出して感光体ドラムから転写ベルトを離間させた後、シート材の未定着トナーがレジストローラに付着しないようにジャム紙を引き抜く。さらに、定着ユニット近傍で発生した場合には、定着ユニット近傍のカバーを開放した後、ジャム紙を除去する。このような画像形成装置においては、一般に、ジャム箇所を操作パネル上に表示し、ユーザはその表示に対応するカバーやユニットを開放してジャム処理を行うようにしている。
【0005】
ところが、例えば、小型のレーザプリンタでは、給紙カバーと転写ベルトユニットが近接して配置されている場合が多く、定着ユニット以外の箇所でのジャムに対しては、給紙カセットと転写ベルトユニットとの双方を開放すればほとんどすべてのジャムに対処できる。このため、操作パネルの表示が給紙カバーであるにもかかわらず、ユーザは給紙カバーの開放と同時に転写ベルトユニットを引き出してしまうことがある。特に転写ベルトユニットの引き出し動作に連動して給紙カバーが開放される構成のものでは、ユーザは安易に転写ベルトユニットを引き出すことが予想される。こうして頻繁に転写ベルトユニットが引き出されると、作像ユニット側の感光体ドラムに対する、転写ベルトユニット側の転写ローラやレジストローラの位置精度が低下しやすいという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、ジャム処理やメンテナンスにおいて、特に必要がない限り、画像形成装置本体からの転写ベルトユニットの引き出しを禁止するようにした、画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、画像形成装置本体側に配設されて表面にトナー像が形成される像担持体と、画像形成装置本体に対して引き出し可能に装着された転写ベルトユニットを備え、転写ベルトユニット側に配設された転写ベルト上に担持されて搬送されるシート材に対して、像担持体上のトナー像が転写される画像形成装置に関するものである。この本発明に係る画像形成装置は、画像形成装置本体からの転写ベルトユニットの引き出しを禁止するロック位置と転写ベルトユニットの引き出しを許容する解除位置とをとるロック手段と、画像形成装置本体内でシート材詰まりであるジャムが発生した際に、そのジャムの発生箇所が転写ベルトユニットの引き出しを必要とする箇所か否かを判定するセンサと、を備えている。そして、ロック手段は、センサが転写ベルトユニットの引き出しを必要と判定したときにのみ解除位置に配置され、それ以外はロック位置に配置されるようになっている。また、転写ベルトユニットは、画像形成装置本体から引き出し開始直後の少しの間、前記像担持体と摺擦することなく、像担持体から離れるように斜め下方に移動する一方、画像形成装置本体への装着動作終了直前に、前記像担持体と摺擦することなく、像担持体に近づくように斜め上方に移動することを特徴としている。
【0008】
このような構成の本発明によれば、ジャム処理時に、転写ベルトユニットが不測にあるいは不要に引き出されることがないので、例えば、像担持体に対する転写ローラやレジストローラの位置精度の不要な低下を防止することができる。さらには、転写ベルトユニットの不要な引き出しに起因する像担持体や転写ベルトの露出による、これらの損傷や汚染を防止することができる。
【0009】
請求項2の本発明に係る画像形成装置は、センサによる判定を表示する表示手段を備え、ロック手段は、この表示手段の表示に基づいて手動により解除位置に配置されることを特徴としている。
【0010】
このような構成の本発明によれば、例えば、ユーザは、センサの判定及び表示手段判定結果の表示に基づいて、本当に転写ベルトユニットの引き出しが必要な場合を知ることができるので、この場合に限り、ロック手段を解除位置に配置して転写ベルトユニットを引き出すようにすることができる。言い換えると、転写ベルトユニットを引き出すには、ユーザによるロック手段の積極的な解除動作が必要となるので、誤って転写ベルトユニットを引き出すようなおそれはない。
【0011】
請求項3の本発明に係る画像形成装置は、センサの判定に基づいてロック手段をロック位置と解除位置とに選択的に配置する連動機構を備えることを特徴としている。
【0012】
このような構成の本発明によれば、転写ベルトユニットの引き出しが必要な場合は、連動機構によって、ロック手段のロックが自動的に解除される。
【0013】
請求項4の本発明に係る画像形成装置は、画像形成装置本体側に配置されてそれぞれ表面に異なる色のトナー像が形成される複数の像担持体を備え、複数の像担持体上にそれぞれ形成された異なる色のトナー像が転写ベルト上に担持されたシート材に順次に転写されることを特徴としている。
【0014】
このような構成の本発明は、像担持体を複数有するいわゆるタンデム方式の画像形成装置に適用したものである。タンデム方式の画像形成装置では、複数の画像形成装置を有していて各像担持体に形成された異なる色のトナー像を順次にシート材上で重ね合わせるため、特に画像形成装置本体側の像担持体に対する、転写ベルトユニット側の転写ローラなどの高い位置精度が要求される。したがって、位置精度の低下の少ない本発明は、このような画像形成装置に対して特に有効である。
【0015】
請求項5の本発明に係る画像形成装置は、転写ベルトユニット側に、斜行を矯正した状態でシート材を転写ベルトに供給するレジストローラが設けられていることを特徴としている。
【0016】
このようにレジストローラが画像形成装置本体に対し出し入れされる転写ベルトユニット側に配設されている場合、転写ベルトユニットの頻繁な出し入れによって像担持体に対するレジストローラの位置精度が低下しがちになるが、このような構成の本発明によれば、転写ベルトユニットの出し入れの頻度が少なくなるので、レジストローラの位置精度の低下を抑制することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
【0018】
(画像形成装置の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るカラープリンタ(画像形成装置)2の概略構成図である。
【0019】
先ず、図1に基づいてカラープリンタ2の概略構成を説明する。カラープリンタ2は、転写体としてのシート材3を一枚ずつ送り出す給紙部4と、この給紙部4から送り出されたシート材3を後述する作像部(画像形成部)5まで搬送する搬送部6と、この搬送部6によって搬送されたシート材3に転写すべきトナー像を作成する作像部5と、前記搬送部6によって搬送されたシート材3を受け取り、そのシート材3を所定方向に搬送すると共に、そのシート材3に作像部5で形成されたトナー像を転写する転写搬送部7と、この転写搬送部7によって搬送されたシート材上のトナー像をシート材3に定着させる定着部8と、この定着部8から排出されたシート材3を受け取る排紙部10と、前記作像部5に向けて露光用のレーザ光を照射する光学ユニット11と、を備えている。
【0020】
給紙部4は、第1の給紙トレイ12内に積載されたシート材3を給紙ローラ13a,13bとリバースローラ14とで一枚ずつ送り出す第1給紙部15と、手差しトレイ16上のシート材(図示せず)を給紙ローラ17で送り出す第2給紙部18とからなっている。尚、図1では、手差しトレイ16は、収納された状態を示しており、使用時には、時計回りに回転させて引き出して使用するようになっている。
【0021】
搬送部6は、上述の給紙部4から送り出されたシート材3の移動を案内する搬送路20と、この搬送路20の途中に配置された搬送ローラ21と、搬送ローラ21からシート材3を受け取り、シート材3の斜行を補正して作像部5に送り込むレジストローラ22と、このレジストローラ22よりもシート搬送方向上流側の搬送路20に接続される手差し搬送路23とからなっている。
【0022】
画像形成部である作像部(作像ユニット)5は、シート搬送方向上流側から順に、ブラックのトナー(以下、ブラックと略称する)を有する第1作像部24、シアン顔料を含むトナー(以下、シアンと略称する)を有する第2作像部25、マゼンタ顔料を含むトナー(以下、マゼンタと略称する)を有する第3作像部26、及びイエロー顔料を含むトナー(以下、イエローと略称する)を有する第4作像部27とからなっている。そして、第1から第4の各作像部24〜27は、円筒状の感光体ドラム(像担持体)28と、この感光体ドラム28の外周面にトナー像を形成する現像デバイスと、感光体ドラム28上の残留トナーを除去するファーブラシ及びクリーニングブレードを備えたクリーニングデバイスと、感光体ドラム28に電荷を付与して感光体ドラム28を帯電させる帯電デバイス(いずれも図示せず)とを有している。尚、この作像部5は、その作像フレーム(図示せず)と一体で画像形成装置本体30から引き出すことができるようになっている。
【0023】
転写搬送部(転写ベルトユニット)7は、フッ素系樹脂材料製の無端状の転写ベルト31と、この転写ベルト31を巻掛ける駆動ローラ32及びテンションローラ33と、各感光体ドラム28と対向する位置にそれぞれ配置された転写ローラ34a,34b,34c,34dとを有しており、転写体搬送装置としても機能する。そして、これら転写ローラ34a〜34dは、所定押圧力を有し、感光体ドラム28とで転写ベルト31を挟むようになっている。また、転写ベルト31内周側の適当な位置にベルトガイドローラ35が配置されている。
【0024】
定着部(定着ユニット)8は、ヒータを内蔵した定着ローラ36と、この定着ローラ36に押し付けられる加圧ローラ37とを有している。
【0025】
排紙部10は、定着部8から排出されたシート材3を排出路38を介して画像形成装置本体30上部に導き、画像形成面を裏にして積載する排紙トレイ40を有している。尚、排紙カバー41は、ジャム(シート材詰まり)処理する際には画像形成装置本体30から引き出され、ジャム処理しない場合には画像形成装置本体30に収納されるようになっている。
【0026】
光学ユニット11は、ポリゴンスキャナミラーと結像レンズとミラーとが各感光体ドラム28に対応して配置されており、画像情報に基づいたレーザ光を感光体ドラム28に向けて照射するようになっている。
【0027】
このように形成されたカラープリンタ2は、第1給紙部15又は第2給紙部18からシート材3が送り出されると、そのシート材3が搬送部6によって第1作像部24の感光体ドラム28と転写搬送部7の転写ベルト31との間に送り込まれる。そして、シート材3は転写ベルト31の表面に担持されて、感光体ドラム28と転写ローラ34a〜34dとの間を搬送される間に、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各感光体ドラム28に形成されたトナー像が順次に転写されて重ねあわされる。そして、カラー画像(4色のトナー像)の転写が終了したシート材3は、転写ベルト31によって定着部8の定着ローラ36と加圧ローラ37との間に送り込まれ、ここで加熱・加圧されてカラートナー像が定着される。定着作業が終了したシート材3は、排紙トレイ40に排出されることになる。一方、各感光体ドラム28は、シート材3に転写されないで表面に残ったそれぞれの色の残留トナーがそれぞれのクリーニングデバイスによって除去され、次の画像形成に供される。
【0028】
上述のカラープリンタ2において、画像形成動作中にジャムが発生したときには、発生箇所に応じてカバーを開放したり、ユニットを引き出したりして対処する。
【0029】
先ず、上述の定着部(定着ユニット)8近傍におけるジャムについては、通常(ジャム処理時やメンテナンス時以外)は直立姿勢で収納されている排紙カバー41を、その下端の揺動中心41aを基準として同図中の反時計回りに回転させてほぼ水平にし、定着部8を露出させた状態で、ジャムしたシート材3(ジャム紙)を引き抜く。ジャム処理後、排紙カバー41は、通常の直立姿勢に戻す。尚、定着部8近傍でのジャムについては、後述のように、ジャム紙を自動排紙するようにしてもよい。
【0030】
また、第1給紙部15近傍のジャム紙は、画像形成装置本体30の、図1中の右端側のほぼ下半部に位置する給紙カバー42を開放してジャム処理する。給紙カバー42は、画像形成装置本体30によって、下端部の揺動中心42aを基準として揺動可能に支持されている。給紙カバー42は、通常は直立姿勢で、画像形成装置本体30に収納されており、ジャム処理時には、揺動中心42aを基準として同図中の時計回り(矢印方向)に揺動され、第1給紙部15近傍を露出させる。これにより、第1給紙部15近傍のジャム紙を引き抜いて除去することができる。ジャム処理後、給紙カバー42は、通常の直立姿勢に戻す。
【0031】
さらに、作像部5と転写ベルトユニット7との間のジャム紙については、転写ベルトユニット7を引き出してジャム処理を行う。この点について以下詳述する。
【0032】
転写ベルトユニット7全体は、可動フレーム43に搭載されている。この可動フレーム43には、また給紙部4のうちの第2給紙部18を構成する手差しトレイ16、給紙ローラ17や、搬送部6を構成する搬送路20、搬送ローラ21、レジストローラ22、手差し搬送路23が取り付けられている。このうち手差しトレイ16は、シート材3を手差し給紙するとき以外は、図1、図2に示す直立姿勢をとるものとする。さらに可動フレーム43には、搬送路20に沿っての搬送ローラ21のすぐ上流側に第1スイッチ44が配設され、またレジストローラ22のすぐ上流側には第2スイッチ45が配設されている。第1,第2スイッチ44,45は、シート材3がないときはそれぞれレバー44a,45aを搬送路20中に突出させていて、このときOFF状態となっている。これに対し、レバー44a,45aがシート材3によって搬送路20から退避されたときにON状態となる。
【0033】
可動フレーム43は、画像形成装置本体30に敷設された、図1及び図2中の左右方向のレール部材(図示せず)に沿ってほぼ水平に引き出し可能に装着されている。つまり、図1に示す装着位置(左方の移動限)と、図2に示す引き出し位置(右方の移動限)との間をほぼ水平に移動可能となっている。尚、転写ベルトユニット7は、引き出し開始直後には、少しの間、斜め下方(図中の右下がり)に移動し、その後、右方に移動するようになっている。これにより、引き出し時に、感光体ドラム28と転写ベルト31との摺擦を防止している。この逆に、転写ベルトユニット7は、装着動作終了直前には、斜め上方に移動し、このときも同様に、感光体ドラム28と転写ベルト31との摺擦を防止している。可動フレーム43における左端側の下部には、次に説明するロック機構(ロック手段)46のフック47が係脱する切欠き43aが設けてある。
【0034】
ロック機構46は、揺動中心47aを基準としてほぼ上下方向に揺動するフック47と、これを揺動させる駆動部48とを有している。フック47は、駆動部48により、図1に示すロック位置、すなわち可動フレーム43の切欠き43aに係合する位置と、図2に示す解除位置、すなわち上述の切欠きに対する係合が解除される位置とをとる。前述の転写ベルトユニット7は、フック47がロック位置に配置されて可動フレーム43に係合することにより、引き出しが禁止され、一方、フック47が解除位置に配置されて可動フレーム43に対する係合が解除されることにより、引き出しが許容されるようになっている。
【0035】
次に、図1、図2に示す画像形成装置本体30において、定着部8近傍以外の箇所でシート材3のジャムが発生した場合のジャム処理の流れについて説明する。ジャム処理の概略は、図3のフローチャートに示すように、ジャム(JAM)発生時に、シート材先端(紙先端)が最上流側の感光体ドラム28(以下適宜「第1ドラム」という。)に到達しているか否かによって、その後の処理を変更するというものである。到達しているときは後述のジャム処理(▲1▼+▲2▼)を行い、到達していないときは後述のジャム処理▲1▼を行う。尚、本実施の形態では、図1,図2に示すように、給紙カバー42の上端42bを可動フレーム43の引き出し経路中に突出させているため、揺動フレーム43を引き出すジャム処理▲2▼を行ったときには、結果的に給紙カバー42を開放するジャム処理▲1▼も行われることになる。
【0036】
以下、図4のフローチャート、及び図1〜図3を参照してジャム処理の流れをさらに詳述する。
【0037】
本実施の形態では、前述の第1,第2スイッチ44,45のON/OFFに応じてシート材3の位置を特定するようにしている。具体的には、シート材3の先端が、第1ドラムに達しているおそれがあるかを判断するのである。第1,第2スイッチ44,45のON/OFFの4通りの組み合わせを考える。
【0038】
先ず、シート材3に対する画像形成がスタートし、ジャムが発生したとする(ステップ(S1)。第1スイッチ44がON(ステップS2の「YES」)で、かつ第2スイッチ45がON(ステップ3の「YES」)の場合には、シート材3の先端が第1ドラムに到達しているおそれがあるので、ロック機構46によるロックを解除して(ステップS4)、ジャム処理(▲1▼+▲2▼)を行う。すなわち、ロック機構46の駆動部48を手動で操作することにより、フック47を図1に示すロック位置から図2に示す解除位置に移動させて、可動フレーム43の切欠き43aに係合していたフック47を、可動フレーム43から外す。これにより、可動フレーム43を介して、転写ベルトユニット7の引き出しが可能となる。転写ベルトユニット7を図1中の右方に移動させて、図2に示す位置に配置し、画像形成装置本体30と可動フレーム43との間に空間を形成する。このとき同時に給紙カバー42も開放される。この状態で、画像形成装置本体30と可動フレーム43との間の空間から、シート材3の先端にトナー像が転写されているか否かを確認する。そして、転写されていないことを確認した場合には、上述の空間に手を差し入れてシート材3の先端側をつかんで引き出すか、又は搬送ローラ21の下方に飛び出しているシート材3の後端側をつかんで引き出すようにする。一方、シート材3の先端にトナー像が転写されている場合には、搬送ローラ21側からシート材3を引き抜くと、レジストローラ22にトナーが付着してしまうので、この場合には、空間からシート材3を取り出すようにする。これにより、ジャムしたシート材3を除去することができる。シート材3の除去後、可動フレーム43を左方に移動させて、転写ベルトユニット7を元の位置に復帰させて、ロック機構46のフック47をロック位置に配置し、可動フレーム43の切欠きに係合させる。また、給紙カバー42も元の位置に復帰させる。
【0039】
次に、第1スイッチ44がON(ステップS2の「YES」)で、かつ第2スイッチ45がOFF(ステップS3の「NO」)の場合、ロック状態I(ステップS5)とする。ロック状態Iとは、ジャム処理▲1▼のみを行う場合をいう。すなわち、この場合には、シート材3の先端が第1ドラムに到達しているおそれがないので、ロック機構46によるロック状態を維持して可動フレーム43を介して転写ベルトユニット7が不要に引き出されないようにした状態で、給紙カバー42を開放し、搬送ローラ21の下方に突出しているシート材3を引き抜いてジャム処理を行う。ジャム処理後、給紙カバー42は、元の位置に復帰させる。
【0040】
次に、第1スイッチ44がOFF(ステップS2の「NO」)で、かつ第2スイッチ45がON(ステップS6の「YES」)の場合、シート材3の先端が第1ドラムに到達していてシート材3にトナー像が転写されている可能性が高いので、上述の第1スイッチ44がON(ステップS2の「YES」)で、かつ第2スイッチ45がON(ステップ3の「YES」)の場合と同様、ロック解除(ステップS4)してジャム処理(▲1▼+▲2▼)を行う。
【0041】
最後に、第1スイッチ44がOFF(ステップS2の「NO」)で、かつ第2スイッチ45がOFF(ステップS6の「NO」)の場合、ロック状態II(ステップS7)とする。ロック状態IIとは、ジャムしたシート材3を自動排出する場合である。シート材3の後端が、既に第2スイッチ45を通過していてシート材3にトナー像が転写されている可能性が高いので、この場合にはシート材3を自動排出するのである。
【0042】
尚、上述の「ジャム処理(▲1▼+▲2▼)」、「ジャム処理▲1▼」、「ロック解除」、「ロック状態I」、「ロック状態II」などは、例えば、画像形成装置本体の操作パネル(表示部)に適宜表示するようにするとよい。
【0043】
上述のようなジャム処理を行うことで、転写ベルトユニット7を誤って又は不要に引き出すことを防止できるので、頻繁な引き出しに起因する、像担持体28に対する転写ローラユニット7及びレジストローラ22の位置精度の低下を防止することが可能となる。
【0044】
図5に他の実施の形態に係るフローチャートを示す。
【0045】
上述の図4に示すものと異なる点は、ステップS3と、ステップS4との間に、ステップS8を設けた点である。尚、ステップS1〜S7については、上述と同様であるので説明は省略する。
【0046】
図4に示す実施の形態では、第1,第2スイッチ44,45の双方がONのときには、シート材3の先端が最上流側の感光体ドラム28に達しているものとして、ロック解除し、転写ベルトユニット7を引き出してジャム処理をしていた。しかし、このように第1,第2スイッチ44,45がONの場合でも、第2スイッチ45から最上流側の感光体ドラム28までには第2スイッチ45の配設位置の関係上、距離(以下「距離Lmm」とする。)が設けられているため、シート材3の先端が最上流側の感光体ドラム28に到達していない場合がある。つまりシート材3の先端が第2スイッチ45と最上流側の感光体ドラム28との間に位置する場合である。そして、このような場合は、転写ベルトユニット7を引き出す必要がなく、したがってジャム処理▲1▼で十分であるにもかかわらず、上述の図3の実施の形態では、不要に転写ベルトユニット7を引き出すことになる。図4に示すものでは、上述の距離Lを考慮することで、このような不要な引き出しをなくすようにしたものである。
【0047】
図5の右側の囲いに記載しているように、第2スイッチ45から最上流側感光体ドラム28までの距離Lmmとシート材搬送速度Vmm/secとから、次式によって両者間のシート材の搬送所要時間Xsecを算出する。
【0048】
X(sec)=L(mm)÷V(mm/sec)
そして、同図のフローチャートに示すように、第1スイッチ44がONでかつ第2スイッチ45がONで、しかもシート材のジャムの発生時に、第2スイッチ45のONからXsec以上経過している場合(ステップS8の「YES」)に限り、ロック解除(ステップS4)するようにしている。すなわち、第1スイッチ44がONでかつ第2スイッチ45がONであっても、そのONからXsec経過していない場合、つまりシート材3の先端が第2スイッチ45と第1ドラムとの間にある場合には、転写ベルトユニット7を引き出す必要がないので、ロック状態I(ステップS5)を維持するようにしている。
【0049】
この図5に示す実施の形態によると、図4の実施の形態で行っていた転写ベルトユニット7の不要な引き出し、すなわちシート材3の先端が第2スイッチ45と第1ドラムとの間にあるときの転写ベルトユニット7の引き出しを有効に防止することができる。
【0050】
尚、上述の実施の形態において、ロック機構46のロック解除は、ユーザが例えばレバーなどを操作することで手動により行っていたが、第1,第2スイッチ44,45とロック機構46との間に連動機構(図示せず)を設けて自動で行うようにしてもよい。例えば、ロック機構46にソレノイドを設け、第1,第2スイッチ44,45のON/OFFについての組み合わせが、上述のロック解除の組み合わせとなった場合にソレノイドに通電し、この通電によってフック47をロック位置から解除位置に移動させるようにすればよい。
【0051】
また、上述の実施の形態において、通常の画像形成時には、第2スイッチ45を、レジストローラ22にシート材3が到達しているか否かを検知するためのセンサとしても利用しているが、このように兼用するのに変えて、例えば、第1ドラムの直前にシート材3の有無を検知する専用のセンサを設けて、その後のジャム処理を変更するようにすれば、さらに好適なジャム処理を行うことが可能である。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る画像形成装置によれば、ジャム処理時に、転写ベルトユニットが不測にあるいは不要に引き出されることがないので、例えば、像担持体に対する転写ローラやレジストローラの位置精度の不要な低下を防止することができる。さらには、転写ベルトユニットの不要な引き出しに起因する像担持体や転写ベルトの露出による、これらの損傷や汚染を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置において、転写ベルトユニットが画像形成装置本体に装着されている状態を示す概略縦断面である。
【図2】本発明に係る画像形成装置において、転写ベルトユニットが画像形成装置本体から引き出された状態を示す概略縦断面である。
【図3】ジャム処理の概要を示すフローチャート図である。
【図4】本発明におけるジャム処理の流れを示すフローチャート図である。
【図5】本発明の他の実施の形態におけるジャム処理の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
2……カラープリンタ(画像形成装置)、3……シート材、5……作像部(画像形成部)、7……転写ベルトユニット、22……レジストローラ、28……感光体ドラム(像担持体)、30……画像形成装置本体、31……転写ベルト、44……第1スイッチ(センサ)、45……第2スイッチ(センサ)、46……ロック機構(ロック手段)

Claims (5)

  1. 画像形成装置本体側に配設されて表面にトナー像が形成される像担持体と、前記画像形成装置本体に対して引き出し可能に装着された転写ベルトユニットを備え、前記転写ベルトユニット側に配設された転写ベルト上に担持されて搬送されるシート材に対して、前記像担持体上のトナー像が転写される画像形成装置において、
    前記画像形成装置本体からの前記転写ベルトユニットの引き出しを禁止するロック位置と前記転写ベルトユニットの引き出しを許容する解除位置とをとるロック手段と、
    前記画像形成装置本体内でシート材詰まりであるジャムが発生した際に、そのジャムの発生箇所が前記転写ベルトユニットの引き出しを必要とする箇所か否かを判定するセンサと、を備え、
    前記ロック手段は、前記センサが前記転写ベルトユニットの引き出しを必要と判定したときにのみ前記解除位置に配置され、それ以外は前記ロック位置に配置され、
    前記転写ベルトユニットは、前記画像形成装置本体から引き出し開始直後の少しの間、前記像担持体と摺擦することなく、前記像担持体から離れるように斜め下方に移動する一方、前記画像形成装置本体への装着動作終了直前に、前記像担持体と摺擦することなく、前記像担持体に近づくように斜め上方に移動する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記センサによる判定を表示する表示手段を備え、
    前記ロック手段は、前記表示手段の表示に基づいて手動により前記解除位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記センサの判定に基づいて前記ロック手段を前記ロック位置と前記解除位置とに選択的に配置する連動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置本体側に配置されてそれぞれ表面に異なる色のトナー像が形成される複数の前記像担持体を備え、
    複数の前記像担持体上にそれぞれ形成された異なる色のトナー像が前記転写ベルト上に担持されたシート材に順次に転写されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記転写ベルトユニット側に、斜行を矯正した状態でシート材を前記転写ベルトに供給するレジストローラが設けられている、
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の画像形成装置。
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