JP3722237B2

JP3722237B2 - Wiper device

Info

Publication number: JP3722237B2
Application number: JP23684795A
Authority: JP
Inventors: 俊明武田
Original assignee: Fujinon Corp
Current assignee: Fujinon Corp
Priority date: 1995-09-14
Filing date: 1995-09-14
Publication date: 2005-11-30
Anticipated expiration: 2015-09-14
Also published as: JPH0983850A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はワイパ装置に係り、特に屋外で使用されるテレビレンズの保護ガラスに付着した水滴等を拭き取るワイパ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、屋外で使用されるフィールドカメラ用のテレビレンズには図５に示すように、ワイパ装置１がテレビレンズ２の前部に設けられている。このワイパ装置１は、レンズフード３の内側に設けられており、アーム４の先端にワイパブレード５が支点５ａを中心に揺動可能に取り付けられている。前記アーム４を基端部６を支点として駆動モータ７で揺動させると、保護ガラス８の表面上でワイパブレード５が図中二点鎖線で示す軌跡で往復移動して、保護ガラス８に付着した水滴等を拭き取る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のワイパ装置１は、ワイパブレード５で拭き取った水滴等がワイパブレード５の移動範囲の両端部で溜まり、そして、ワイパブレード５が反対方向に移動する時に、溜まった前記水滴等がワイパブレード５に伴われて移動して保護ガラス８に再び付着するという欠点がある。
【０００４】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、拭き取った水滴等がガラスに再付着するのを防止するワイパ装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、ワイパ部材を往復移動させてガラスに付着した水滴等を拭き取るワイパ装置であって、前記ワイパ部材は、並設された一対のワイパブレードで構成されると共に該一対のワイパブレード間の中心軸を中心に首振り揺動して一対のワイパブレードのうちいずれかのワイパブレードが前記ガラス表面に接触するように切り換え可能に構成され、ワイパ装置の往動時には前記一対のワイパブレードのうち一方のワイパブレードをガラス表面に接触させてガラス表面に付着した水滴等を拭き取り、復動時には首振り揺動して切り換えられて前記一対のワイパブレードのうち他方のワイパブレードをガラス表面に接触させてガラス表面に付着した水滴等を拭き取るワイパ装置において、前記ワイパ部材は、前記ワイパブレードの往動から復動への切り換え時に、ワイパ部材に固着された第１のピンが、ガラス側に固定された第１の切換ピンに当接されてワイパ部材が前記中心軸を中心に揺動されることにより、他方のワイパブレードが、一方のワイパブレードのガラス表面からの退避位置よりも移動範囲の内側のガラス表面に接触され、前記ワイパブレードの復動から往動への切り換え時に、ワイパ部材に固着された第２のピンが、ガラス側に固定された第２の切換ピンに当接されてワイパ部材が前記中心軸を中心に前記方向とは逆方向に揺動されることにより、一方のワイパブレードが、他方のワイパブレードのガラス表面からの退避位置よりも移動範囲の内側のガラス表面に接触されるように首振り揺動することを特徴としている。
【０００６】
また、本発明は、前記ワイパ部材は、前記ワイパブレードの切り換え時に、一方のワイパブレードのガラス表面からの退避位置よりも他方のワイパブレードを移動範囲の内側のガラス表面に接触させ、他方のワイパブレードのガラス表面からの退避位置よりも一方のワイパブレードを移動範囲の内側のガラス表面に接触するように首振り揺動することを特徴としている。
【０００７】
本発明によれば、ワイパ装置の往動時には一対のワイパブレードのうち一方のワイパブレードをガラス表面に接触させてガラス表面に付着した水滴等を拭き取り、復動時には首振り揺動して切り換えられて一対のワイパブレードのうち他方のワイパブレードをガラス表面に接触させてガラス表面に付着した水滴等を拭き取る。そして、ワイパ部材は、往動時と復動時のワイパブレードの切り換え時に、一方のワイパブレードのガラス表面からの退避位置よりも他方のワイパブレードを移動範囲の内側のガラス表面に接触させ、他方のワイパブレードのガラス表面からの退避位置よりも一方のワイパブレードを移動範囲の内側のガラス表面に接触するように首振り揺動する。これにより、一方又は他方のワイパブレードは、他方又は一方のワイパブレードで拭き取った水滴等が溜まった位置よりも移動範囲の内側から拭き取りを開始するので、ワイパ部材で拭き取った水滴等がガラスに再付着するのを防止できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るワイパ装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図１は、本発明に係るワイパ装置が取り付けられたテレビレンズの正面図である。このワイパ装置１０は、テレビレンズハウジング１２の前枠１４に固着された保護ガラス１６の側方に設けられている。前記ワイパ装置１０は、長尺状のワイパ部材１８を有しており、このワイパ部材１８の略中央部に、リンク機構のアーム２０の先端部が回動自在に連結されている。前記アーム２０の基端部には図中二点鎖線で示す軸２２が固着され、この軸２２はテレビレンズハウジング１２の下部に取り付けられたモータ２４に連結されている。前記モータ２４は、テレビレンズハウジング１２の外部に配置された図示しないコントローラによって、アーム２０を前記軸２２を支点として保護ガラス１６の前面で、図１中Ａで示す範囲において往復移動するように駆動制御される。これにより、保護ガラス１６の前面に付着した水滴や塵等がワイパ部材１８によって拭き取られる。
【０００９】
ところで、前記ワイパ部材１８は図２に示すように、並設された一対のワイパブレード２６、２８を備えており、これらのワイパブレード２６、２８は所定角度で二股状に形成されたブラケット３０の脚部３０Ａ、３０Ｂに固着されている。前記ブラケット３０は、その両端部に形成された突出部３１Ａ、３１Ｂが軸３２に枢支され、軸３２に対して図２中Ａ、Ｂ方向に揺動自在となっている。この軸３２は、一対のワイパブレード２６、２８間の中心軸位置に配置されると共に前記アーム２０が連結されている。従って、前記一対のワイパブレード２６、２８は、軸３２とブラケット３０と介してアーム２０に対し揺動自在に取り付けられ、例えば、図１中Ａ方向に揺動されると、ワイパブレード２６が保護ガラス１６の表面側に進出移動すると共にワイパブレード２８が保護ガラス１６の表面側から退避移動する。また、図２中Ｂ方向に揺動されると、ワイパブレード２８が保護ガラス１６の表面側に進出移動すると共にワイパブレード２６が保護ガラス１６の表面側から退避移動する。
【００１０】
一方、前記ブラケット３０の上部突出部３１Ａには、ピン３４が傾斜して固着される。このピン３４は、図１中実線で示すワイパ装置１０の左側の移動端において、前枠１４の左上隅部に固着された切換ピン３６に当接される。また、図２に示すようにブラケット３０の下部突出部３１Ｂには、ピン３８が前記ピン３４とは反対方向に傾斜して固着される。このピン３８は、図１中二点鎖線で示すワイパ装置１０の右側の移動端において、前枠１４の右下隅部に固着された切換ピン４０に当接される。
【００１１】
図２において、ストッパーピン４４がブラケット３０の下部突出部３１Ｂの端面から突出された前記軸４２に固着されている。また、下部突出部３１Ｂの端面には前記ストッパーピン４４を挟むように、ピン４６、４８が固着されている。前記ピン４６、４８はブラケット３０の揺動量を規制するもので、例えば、ブラケット３０が図２中Ａ方向に揺動するとピン４６がストッパーピン４４に当接することにより前記Ａ方向の揺動量が規制され、また、ブラケット３０が図２中Ｂ方向に揺動するとピン４８がストッパーピン４４に当接することにより前記Ｂ方向の揺動量が規制される。
【００１２】
次に、前記の如く構成された本発明のワイパ装置１０の作用について図３、図４を参照しながら説明する。
図３（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）はワイパ装置１０の図１中右側の移動端近傍におけるワイパブレード２６、２８の動作説明図である。
ワイパ装置１０が図１中右方向に移動する場合には図３（Ａ）に示すように、ワイパブレード２６が拭き取り用に予め切り換えられており、このワイパブレード２６で保護ガラス１６に付着した水滴５０を拭き取る。この場合、ブラケット３０はピン４６を介してストッパーピン４４に揺動が規制されているため、ワイパブレード２６は図３（Ａ）に示した状態で保護ガラス１６上を通過する。
【００１３】
そして、ワイパブレード２６が保護ガラス１６上を通過すると、図１中右側の移動端の直前において図３（Ｂ）に示すように、ピン３８が切換ピン４０に当接することにより、ブラケット３０が図３（Ｂ）中反時計回り方向に回動しはじめて、ワイパブレード２６が前枠１４から退避しはじめると共にワイパブレード２８が前枠１４に進出しはじめる。これにより、ワイパブレード２６で拭き取った水滴５０が前枠１４上に残された状態となる。そして、図１中右側の移動端位置である図３（Ｃ）に示す位置で、ピン４８がストッパーピン４４に当接し、ワイパブレード２６からワイパブレード２８に切り換えられる。この時、ワイパブレード２８は図３（Ｃ）に示すように、ワイパブレード２６で拭き取った水滴等が溜まった位置よりも移動範囲の内側に接触し、この位置から図３（Ｃ）中左方向に移動するので、ワイパブレード２６で拭き取った水滴等が保護ガラス１６に再付着するのを防止できる。
【００１４】
図４（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）はワイパ装置１０の図１中左側の移動端近傍におけるワイパブレード２６、２８の動作説明図である。
ワイパ装置１０が図１中左方向に移動する場合には、切り換えられたワイパブレード２８により保護ガラス１６に付着した水滴５０を拭き取る。この場合、ブラケット３０はピン４８を介してストッパーピン４４に揺動が規制されているため、ワイパブレード２８は図４（Ａ）に示した状態で保護ガラス１６上を通過する。
【００１５】
そして、ワイパブレード２８が保護ガラス１６上を通過すると、図１中左側の移動端の直前において図４（Ｂ）に示すように、ピン３４が切換ピン３６に当接することにより、ブラケット３０が図４（Ｂ）中時計回り方向に回動しはじめて、ワイパブレード２８が前枠１４から退避しはじめると共にワイパブレード２６が前枠１４に進出しはじめる。これにより、ワイパブレード２８で拭き取った水滴５０が前枠１４上に残された状態となる。そして、図１中左側の移動端位置である図４（Ｃ）に示す位置で、ピン４６がストッパーピン４４に当接し、ワイパブレード２８からワイパブレード２６に切り換えられる。この時、ワイパブレード２６は図４（Ｃ）に示すように、ワイパブレード２８で拭き取った水滴等が溜まった位置よりも移動範囲の内側に接触し、この位置から図４（Ｃ）中右方向に移動するので、ワイパブレード２８で拭き取った水滴等が保護ガラス１６に再付着するのを防止できる。
【００１６】
従って、本発明のワイパ装置１０ではワイパブレード２６、又はワイパブレード２８で拭き取った水滴等がワイパ装置１０の移動に伴われて移動しないので、拭き取った水滴等が保護ガラス１６に再付着するのを防止できる。
本発明では、テレビレンズに適用したワイパ装置について説明したが、乗用車用のワイパ装置についても適用することができる。
【００１７】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るワイパ装置によれば、並設された一対のワイパブレードでワイパ部材を構成し、ワイパ部材の往動時及び復動時にいずれかのワイパブレードを切り換えると共に、拭き取りに供していたワイパブレードのガラス表面からの退避位置よりも、次に拭き取りに供するワイパブレードを移動範囲の内側のガラス表面に接触させるようにしたので、拭き取った水滴等がガラスに再付着するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るワイパ装置がテレビレンズに適用された正面図
【図２】本発明に係るワイパ装置の拡大斜視図
【図３】本発明に係るワイパ装置の往動時の動作説明図
【図４】本発明に係るワイパ装置の復動時の動作説明図
【図５】従来のワイパ装置の実施例を示す説明図
【符号の説明】
１０…ワイパ装置２０…アーム
２６、２８…ワイパブレード３０…ブラケット
３２…軸３６、４０…切換ピン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiper device, and more particularly to a wiper device that wipes off water droplets and the like adhering to a protective glass of a television lens used outdoors.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a TV lens for a field camera used outdoors is provided with a wiper device 1 at the front portion of the TV lens 2 as shown in FIG. The wiper device 1 is provided inside a lens hood 3, and a wiper blade 5 is attached to the tip of an arm 4 so as to be swingable around a fulcrum 5 a. When the arm 4 is swung by the drive motor 7 with the base end portion 6 as a fulcrum, the wiper blade 5 reciprocates on the surface of the protective glass 8 along the locus indicated by a two-dot chain line in the figure and adheres to the protective glass 8. Wipe off any water drops.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional wiper device 1, water droplets or the like wiped off by the wiper blade 5 accumulate at both ends of the movement range of the wiper blade 5, and when the wiper blade 5 moves in the opposite direction, There is a drawback in that it moves with the blade 5 and reattaches to the protective glass 8.
[0004]
This invention is made | formed in view of such a situation, and it aims at providing the wiper apparatus which prevents that the water drop etc. which wiped off adhere to glass again.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention, in order to achieve the above object, the wiper member by reciprocating a wiper apparatus for wiping the water droplets adhering to the glass, the wiper member is constituted by juxtaposed pair of wiper blades In addition, the wiper device is configured to be swingable about a central axis between the pair of wiper blades so that any one of the pair of wiper blades contacts the glass surface. Sometimes one wiper blade of the pair of wiper blades is brought into contact with the glass surface to wipe off water droplets or the like adhering to the glass surface, and when returning, the other is swung and switched to switch the other of the pair of wiper blades. in the wiper system that wipe off water droplets or the like adhering to the glass surface in contact with the glass surface wiper blade, the wiper member, the word When switching the blade from the forward movement to the backward movement, the first pin fixed to the wiper member is brought into contact with the first switching pin fixed to the glass side so that the wiper member swings around the central axis. By being moved, the other wiper blade is brought into contact with the glass surface inside the moving range from the retracted position of the one wiper blade from the glass surface, and when the wiper blade is switched from backward movement to forward movement, The second pin fixed to the wiper member is brought into contact with the second switching pin fixed to the glass side, and the wiper member is swung in the direction opposite to the direction about the central axis. One wiper blade swings and swings so as to come into contact with the glass surface inside the moving range from the retracted position of the other wiper blade from the glass surface .
[0006]
Further, according to the present invention, when the wiper blade is switched, the wiper member brings the other wiper blade into contact with the glass surface inside the moving range from the retracted position of the one wiper blade from the glass surface, and the other wiper blade One wiper blade swings and swings so as to come into contact with the glass surface on the inner side of the moving range from the retracted position of the blade from the glass surface.
[0007]
According to the present invention, when the wiper device moves forward, one wiper blade of the pair of wiper blades is brought into contact with the glass surface to wipe off water droplets and the like adhering to the glass surface, and when the wiper device moves backward, the head is swung and switched. Then, the other wiper blade of the pair of wiper blades is brought into contact with the glass surface to wipe off water droplets adhering to the glass surface. When the wiper blade is switched between the forward movement and the backward movement, the wiper member brings the other wiper blade into contact with the glass surface inside the moving range from the retracted position from the glass surface of the one wiper blade, The wiper blade swings and swings so that one wiper blade is in contact with the glass surface inside the moving range from the retracted position of the wiper blade from the glass surface. As a result, one or the other wiper blade starts wiping from the inside of the moving range from the position where the water droplets wiped by the other or one wiper blade are accumulated, so that the water droplets wiped by the wiper member are reapplied to the glass. It can prevent adhesion.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of a wiper device according to the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a front view of a television lens to which a wiper device according to the present invention is attached. The wiper device 10 is provided on the side of a protective glass 16 fixed to the front frame 14 of the television lens housing 12. The wiper device 10 has a long wiper member 18, and a distal end portion of an arm 20 of a link mechanism is rotatably connected to a substantially central portion of the wiper member 18. A shaft 22 indicated by a two-dot chain line in the figure is fixed to the base end portion of the arm 20, and this shaft 22 is connected to a motor 24 attached to the lower portion of the television lens housing 12. The motor 24 is driven by a controller (not shown) disposed outside the TV lens housing 12 so that the arm 20 reciprocates in the range indicated by A in FIG. 1 on the front surface of the protective glass 16 with the shaft 22 as a fulcrum. Be controlled. Thereby, water droplets, dust, and the like attached to the front surface of the protective glass 16 are wiped off by the wiper member 18.
[0009]
As shown in FIG. 2, the wiper member 18 includes a pair of wiper blades 26 and 28 arranged side by side. These wiper blades 26 and 28 are formed of a bracket 30 formed in a bifurcated shape at a predetermined angle. It is fixed to the legs 30A and 30B. Projections 31A and 31B formed at both ends of the bracket 30 are pivotally supported by a shaft 32, and can swing freely in directions A and B in FIG. The shaft 32 is disposed at the central axis position between the pair of wiper blades 26 and 28 and the arm 20 is connected to the shaft 32. Accordingly, the pair of wiper blades 26 and 28 are swingably attached to the arm 20 via the shaft 32 and the bracket 30. For example, when the wiper blade 26 is swung in the direction A in FIG. The wiper blade 28 moves away from the surface side of the protective glass 16 while moving forward to the surface side of the glass 16. 2, the wiper blade 28 moves forward to the surface side of the protective glass 16 and the wiper blade 26 retreats from the surface side of the protective glass 16.
[0010]
On the other hand, the pin 34 is fixed to the upper projecting portion 31 A of the bracket 30 with an inclination. This pin 34 is brought into contact with a switching pin 36 fixed to the upper left corner of the front frame 14 at the moving end on the left side of the wiper device 10 indicated by a solid line in FIG. As shown in FIG. 2, the pin 38 is fixed to the lower protrusion 31 B of the bracket 30 while being inclined in the direction opposite to the pin 34. The pin 38 is brought into contact with a switching pin 40 fixed to the lower right corner of the front frame 14 at the moving end on the right side of the wiper device 10 indicated by a two-dot chain line in FIG.
[0011]
In FIG. 2, the stopper pin 44 is fixed to the shaft 42 protruding from the end surface of the lower protrusion 31 B of the bracket 30. Further, pins 46 and 48 are fixed to the end surface of the lower protruding portion 31B so as to sandwich the stopper pin 44 therebetween. The pins 46 and 48 regulate the swinging amount of the bracket 30. For example, when the bracket 30 swings in the A direction in FIG. 2, the pin 46 comes into contact with the stopper pin 44, thereby restricting the swinging amount in the A direction. When the bracket 30 swings in the B direction in FIG. 2, the pin 48 comes into contact with the stopper pin 44 to restrict the swing amount in the B direction.
[0012]
Next, the operation of the wiper device 10 of the present invention configured as described above will be described with reference to FIGS.
3A, 3 B, and 3 C are explanatory views of the operation of the wiper blades 26 and 28 in the vicinity of the moving end on the right side of the wiper device 10 in FIG. 1.
When the wiper device 10 moves to the right in FIG. 1, the wiper blade 26 is switched in advance for wiping as shown in FIG. 3A, and water droplets attached to the protective glass 16 by the wiper blade 26. 50 is wiped off. In this case, since the swing of the bracket 30 is restricted by the stopper pin 44 via the pin 46, the wiper blade 26 passes over the protective glass 16 in the state shown in FIG.
[0013]
When the wiper blade 26 passes over the protective glass 16, as shown in FIG. 3B immediately before the moving end on the right side in FIG. 3 (B) The wiper blade 26 begins to retreat from the front frame 14 and the wiper blade 28 starts to advance into the front frame 14 until it rotates in the counterclockwise direction. Thereby, the water droplet 50 wiped off by the wiper blade 26 is left on the front frame 14. Then, the pin 48 abuts against the stopper pin 44 at the position shown in FIG. 3C which is the moving end position on the right side in FIG. 1, and the wiper blade 26 is switched to the wiper blade 28. At this time, as shown in FIG. 3 (C), the wiper blade 28 comes in contact with the inside of the moving range from the position where water droplets wiped off by the wiper blade 26 are accumulated, and from this position, the leftward direction in FIG. 3 (C) Therefore, it is possible to prevent water droplets or the like wiped off by the wiper blade 26 from reattaching to the protective glass 16.
[0014]
4A, 4 B, and 4 C are operation explanatory views of the wiper blades 26 and 28 in the vicinity of the moving end on the left side of the wiper device 10 in FIG. 1.
When the wiper device 10 moves to the left in FIG. 1, the water droplet 50 attached to the protective glass 16 is wiped off by the switched wiper blade 28. In this case, since the swing of the bracket 30 is restricted by the stopper pin 44 via the pin 48, the wiper blade 28 passes over the protective glass 16 in the state shown in FIG.
[0015]
When the wiper blade 28 passes over the protective glass 16, as shown in FIG. 4B immediately before the moving end on the left side in FIG. 4 (B), the wiper blade 28 begins to move away from the front frame 14 and the wiper blade 26 starts to advance into the front frame 14. As a result, the water droplet 50 wiped off by the wiper blade 28 is left on the front frame 14. Then, at the position shown in FIG. 4C, which is the moving end position on the left side in FIG. 1, the pin 46 comes into contact with the stopper pin 44, and the wiper blade 28 is switched to the wiper blade 26. At this time, as shown in FIG. 4 (C), the wiper blade 26 comes in contact with the inside of the moving range from the position where water droplets wiped off by the wiper blade 28 are accumulated, and from this position, the rightward direction in FIG. 4 (C). Therefore, it is possible to prevent water droplets or the like wiped off by the wiper blade 28 from reattaching to the protective glass 16.
[0016]
Accordingly, in the wiper device 10 of the present invention, the water droplets wiped off by the wiper blade 26 or the wiper blade 28 do not move as the wiper device 10 moves, so that the wiped water droplets and the like are reattached to the protective glass 16. Can be prevented.
In the present invention, the wiper device applied to the television lens has been described, but the present invention can also be applied to a wiper device for a passenger car.
[0017]
【The invention's effect】
As described above, according to the wiper device of the present invention, a wiper member is configured by a pair of wiper blades arranged side by side, and one of the wiper blades is switched at the time of forward movement and backward movement of the wiper member and wiped off. The wiper blade to be wiped next is brought into contact with the glass surface on the inner side of the moving range rather than the retracted position of the wiper blade from the glass surface, so that the wiped water drops etc. are reattached to the glass. Can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a wiper device according to the present invention applied to a television lens. FIG. 2 is an enlarged perspective view of the wiper device according to the present invention. FIG. 4 is a diagram for explaining the operation of the wiper device according to the present invention during a backward movement. FIG. 5 is a diagram for explaining an example of a conventional wiper device.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Wiper apparatus 20 ... Arm 26, 28 ... Wiper blade 30 ... Bracket 32 ... Shaft 36, 40 ... Switching pin

Claims

ワイパ部材を往復移動させてガラスに付着した水滴等を拭き取るワイパ装置であって、前記ワイパ部材は、並設された一対のワイパブレードで構成されると共に該一対のワイパブレード間の中心軸を中心に首振り揺動して一対のワイパブレードのうちいずれかのワイパブレードが前記ガラス表面に接触するように切り換え可能に構成され、ワイパ装置の往動時には前記一対のワイパブレードのうち一方のワイパブレードをガラス表面に接触させてガラス表面に付着した水滴等を拭き取り、復動時には首振り揺動して切り換えられて前記一対のワイパブレードのうち他方のワイパブレードをガラス表面に接触させてガラス表面に付着した水滴等を拭き取るワイパ装置において、
前記ワイパ部材は、前記ワイパブレードの往動から復動への切り換え時に、ワイパ部材に固着された第１のピンが、ガラス側に固定された第１の切換ピンに当接されてワイパ部材が前記中心軸を中心に揺動されることにより、他方のワイパブレードが、一方のワイパブレードのガラス表面からの退避位置よりも移動範囲の内側のガラス表面に接触され、前記ワイパブレードの復動から往動への切り換え時に、ワイパ部材に固着された第２のピンが、ガラス側に固定された第２の切換ピンに当接されてワイパ部材が前記中心軸を中心に前記方向とは逆方向に揺動されることにより、一方のワイパブレードが、他方のワイパブレードのガラス表面からの退避位置よりも移動範囲の内側のガラス表面に接触されるように首振り揺動することを特徴とするワイパ装置。A wiper device that reciprocates a wiper member to wipe off water droplets and the like adhering to glass , wherein the wiper member is composed of a pair of wiper blades arranged side by side and centered on a central axis between the pair of wiper blades The wiper blade is configured to be able to switch so that any one of the pair of wiper blades contacts the glass surface when the wiper device moves forward, and one of the pair of wiper blades The glass surface is brought into contact with the glass surface to wipe off water droplets and the like, and when returning, the head is swung and switched to bring the other wiper blade of the pair of wiper blades into contact with the glass surface. in the wiper system that wipe off the adhered water droplets,
In the wiper member, when the wiper blade is switched from forward movement to backward movement, the first pin fixed to the wiper member is brought into contact with the first switching pin fixed to the glass side so that the wiper member is By oscillating around the central axis, the other wiper blade is brought into contact with the glass surface inside the moving range from the retracted position of the one wiper blade from the glass surface, and the wiper blade is moved backward. At the time of switching to the forward movement, the second pin fixed to the wiper member is brought into contact with the second switching pin fixed to the glass side so that the wiper member is in the direction opposite to the direction around the central axis. by being swung, one of the wiper blade, and characterized in that swing the swing so than retreat position from the glass surface of the other of the wiper blades are brought into contact with the inside of the glass surface of the moving range That the wiper system.

前記ワイパ部材は、前記ワイパブレードの往動から復動への切り換え時に、前記中心軸に固着されたストッパーピンが、ワイパ部材に固着された第３のピンに当接されてワイパ部材の揺動量が規制され、前記ワイパブレードの復動から往動への切り換え時に、前記ストッパーピンが、ワイパ部材に固着された第４のピンに当接されてワイパ部材の揺動量が規制されることを特徴とする請求項１に記載のワイパ装置。In the wiper member, when the wiper blade is switched from forward movement to backward movement, a stopper pin fixed to the central shaft is brought into contact with a third pin fixed to the wiper member so that the wiper member swings. When the wiper blade is switched from backward movement to forward movement, the stopper pin is brought into contact with a fourth pin fixed to the wiper member to restrict the swing amount of the wiper member. The wiper device according to claim 1.