JP3719184B2 - シース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル及びこれを用いたシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本の極細同軸ケーブルを撚り合わせた極細同軸多心ケーブルに係り、特に、撚り合わせる前の極細同軸ケーブルに所々平らな部分を設けて端末加工性の向上を図ったシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル及びこれを用いたシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すような従来の極細同軸多心ケーブル60は、複数本の極細同軸ケーブル61を撚り合わせたものである。この極細同軸多心ケーブル60では、極細同軸ケーブル61を複数本撚り合わせる場合、まず、3〜20本の極細同軸ケーブル61を撚り合わせてユニット62A,62B…とし、さらにこれら複数本のユニット62A,62B…を撚り合わせるという方法を取っている。撚り合わせたユニット62A,62B…の外周には編組シールド63が施され、編組シールド63の外周をシース64で被覆している。極細同軸多心ケーブル60は、端末加工時に被覆を除去すると、すべての極細同軸ケーブル61がばらばらになる構造である。
【0003】
また、極細同軸多心ケーブル60のユニット62A,62B…の識別方法として、各ユニット62A,62B…内の極細同軸ケーブル61のジャケットの色を統一し、ユニット62A,62B…毎でジャケットの色を変えることで識別を行う、という方法を取っている。例えば、ユニット62A内の極細同軸ケーブル61のジャケットの色はすべて青(図6では無地部)で統一し、ユニット62B内の極細同軸ケーブル61のジャケットの色はすべて赤(図6では波線斜線部)で統一している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題 】
しかしながら、従来の極細同軸多心ケーブル60は、端末加工時に被覆を除去すると、すべての極細同軸ケーブル61がばらばらになる構造なので、極細同軸ケーブル61をコネクタ接続する場合、線心(極細同軸ケーブル61)1本毎に外部導体(シールド)処理、絶縁体剥離を行い、その後コネクタのピッチに合わせて内部導体を整列した後、コネクタ接続しなければならず、端末加工性に劣るという問題がある。
【0005】
内部導体を整列させる際、各線心61を識別しなければならないが、ユニット62A,62B…内のジャケット色が同一色のため、1線心毎に導通確認により識別する以外方法がなく、作業性が悪いという問題がある。
【0006】
また、従来の極細同軸多心ケーブル60では、各ユニット62A,62B…内の極細同軸ケーブル61のジャケットの色を統一し、ユニット62A,62B…毎にジャケットの色を変えているので、ユニットの数と同じ数の色を使用しなければならないという問題もある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、コネクタ接続や線心識別の面において端末加工性に優れ、作業性が良好な極細同軸多心ケーブルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、第1の発明は、外径が約0.15mm以下の内部導体の外周を絶縁体で被覆し、絶縁体の外周に外部導体を設け、外部導体の外周をジャケットで被覆した複数本の極細同軸ケーブルを1ユニットとし、このユニットを複数本用意して撚り合わせ、撚り合わせたユニット群の外周に編組シールドを施し、編組シールドの外周をシースで被覆したシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルであって、前記1ユニットは、各極細同軸ケーブル同士が固定されていない非接着部と隣り合う極細同軸ケーブル同士が固定されている平行接着部とをある一定のスパンで設けた構成からなることを特徴とするシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルである。
【0009】
第2の発明は、前記1ユニットが、極細同軸ケーブルを3〜20本、平行に並べた構成からなる第1の発明記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルにおいて、各ユニットのどちらか一方の端から2本の極細同軸ケーブルが、識別用としてジャケット色が異なる第1の発明記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルである。
【0010】
第3の発明は、外径が約0.15mm以下の内部導体の外周を絶縁体で被覆し、絶縁体の外周に外部導体を設け、外部導体の外周をジャケットで被覆した複数本の極細同軸ケーブルを1ユニットとし、このユニットは、各極細同軸ケーブル同士が固定されていない非接着部と隣り合う極細同軸ケーブル同士が接着層付きテープ又は融着することによって固定されている平行接着部とをある一定のスパンで有し、前記ユニットを複数本用意して撚り合わせ、撚り合わせたユニット群の外周に編組シールドを施し、編組シールドの外周をシースで被覆したシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルと、前記各極細同軸ケーブルの端末部と接続する回路基板を備えたコネクタと、からなることを特徴とするシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリである。
【0011】
第4の発明は、前記1ユニットが、極細同軸ケーブルを3〜20本、平行に並べた構成からなる第3の発明記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリにおいて、各ユニットのどちらか一方の端から2本の極細同軸ケーブルが、識別用としてジャケット色が異なる第3の発明記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
【0013】
まず、図3で極細同軸ケーブルを説明する。
【0014】
図3は、本発明に係るシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルで使用する極細同軸ケーブルの断面図である。
【0015】
図3に示すように、極細同軸ケーブル30は、中心に外径φiが約0.15mm以下の内部導体31を配置し、内部導体31の外周を絶縁体32で被覆し、絶縁体32の外周に、複数本の素線33a,33b…を所定のピッチでらせん状に横巻きした外部導体(外部シールド)34を設け、外部導体の外周をジャケット35で被覆したものである。内部導体31の外径φiは、言い換えれば、36AWG(American Wire Gauge:アメリカ式針金ゲージ)以下である。
【0016】
本実施の形態では、内部導体31として外径φiが約0.09mm(40AWG)のすずめっき銅合金線を用いている。絶縁体32としては、内部導体31の外周にPFA(四フッ化エチレン・パーフロロプロピルビニルエーテル共重合体)樹脂を押出したPFA絶縁体を使用している。絶縁体32を被覆した絶縁線心36の外径φcは、0.25mmである。素線33a,33b…には、素線径φsが0.032mmのすずめっき銅線を用いている。ジャケット35としては、外部導体34の外周にポリエステルテープを巻き回したものを使用している。ジャケット35を被覆した極細同軸ケーブル30の外径φは、0.36mmである。
【0017】
さて、図1は、本発明に係るシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルの平面図を示し、図2は、そのI−I線断面図を示したものである。
【0018】
図1および図2に示すように、シース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル1は、主として電子機器間や通信機器間の接続に用いられる断面が円形状のケーブルであり、16本の極細同軸ケーブルを16心で1ユニットとし、このユニットを12本用意して撚り合わせ、撚り合わせたユニットの外周に編組シールド63を施し、編組シールド63外周をシース64で被覆した192心極細同軸多心ケーブルである。
【0019】
第1のユニット2Aは、16本の極細同軸ケーブル30a1,30a2…を平行に並べ、ケーブル30a1,30a2…の長手方向に沿って平行接着部3と非接着部4とを交互にある一定のスパンSで設けて形成されている。平行接着部5は、隣り合う極細同軸ケーブル30a1,30a2…同士が固定されて平行に保たれる部分である。非接着部4は、各極細同軸ケーブル30a1,30a2…が固定されない部分である。スパンSは、平行接着部3の長さL3と非接着部4の長さL4との和である。
【0020】
第2のユニット2Bも同様に、16本の極細同軸ケーブル30b1,30b2…を平行に並べ、ケーブル30b1,30b2…の長手方向に沿って平行接着部3と非接着部4とを交互にある一定のスパンSで設けて形成する。以下同様にして、第3のユニットから第12のユニットを形成する。
【0021】
平行接着部3は、例えば、片面に接着層5が形成された接着層付きポリエステルテープ6,6を使用し、この接着層付きポリエステルテープ6,6で極細同軸ケーブル30a1,30a2…を両側から挟んで固定して構成されている。接着層付きポリエステルテープ6,6の幅Wは、第1のユニット2Aの幅とほぼ同じ幅である。
【0022】
平行接着部3を構成する接着層付きポリエステルテープ6,6の長さLは、極細同軸多心ケーブル1の加工方法により可変とする。例えば、端末加工に使用するコネクタのピッチが0.5mmで、ケーブル加工長が500mmの場合、図2で説明すれば、各極細同軸ケーブル30b1,30b2…の内部導体31b1,31b2…間ピッチPiが0.5mmとなるように、かつスパンSが500mm毎となるように接着層付きポリエステルテープ6,6を貼り付けることになる。
【0023】
この場合、図1に示すように、接着層付きポリエステルテープ6,6の長さ(平行接着部3の長さ)L3を60mmとし、非接着部4の長さL4を440mmとすればよい。すなわち、平行接着部3の長さL3と非接着部4の長さL4との比L3:L4は、3:22であり、スパンSは、ケーブル加工長と等しくなるようにしている。
【0024】
以上のようにして各ユニット2A,2B…を形成した後、これら12本のユニット2A,2B…を撚り合わせ、撚り合わせたユニット2A,2B…の外周に編組シールド63を施し、編組シールド63の外周をシース64で被覆すると、図1に示した192心のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル1が完成する。12本のユニット2A,2B…の撚り合わせは、例えば、12本のユニット2A,2B…を平行に並べ、第1のユニット2A側から巻いて断面が渦巻き状(のり巻き状)の束を形成するようにすればよい。
【0025】
本発明に係る極細同軸多心ケーブル1は、平行接着部3を設けることにより、すなわち、極細同軸ケーブルに所々平らな部分を設けることにより、図6で説明した従来の多心ケーブル60とは異なり、端末加工の際、ユニット2Aの極細同軸ケーブル30a1,30a2…やユニット2Bの極細同軸ケーブル30b1,30b2…がばらばらにならないので、端末加工性に優れ、しかも作業性が良好である。例えば、図4で後述するように、ユニット2A,2B…毎の一括外部シールド処理、絶縁体剥離、コネクタ接続が可能になる。また、非接着部4を設けることにより、ケーブル加工品の屈曲性を損なわない。
【0026】
本発明に係る極細同軸多心ケーブル1では、各ユニット2A,2B…のどちらか一方の端から2本の極細同軸ケーブル30a1,30a2、31b1,31b2、…が、識別用としてジャケット色が異なるようにしている。
【0027】
次に、192心の極細同軸多心ケーブル1において、識別方法の一例を説明する。表1は、192心を4色(青・赤・緑・黄)で識別する場合の色の組合せを示したものである。
【0028】
【表1】
【0029】
表1に示すように、各ユニットの第3線心〜16線心のジャケットの色はすべて青である。第1のユニット〜第4のユニットの第1線心は、順に青・赤・緑・黄とし、以下同様に、第5のユニット〜第8のユニットの第1線心、第9のユニット〜第12のユニットの第1線心も順に青・赤・緑・黄とする。さらに、第1のユニット〜第4のユニットの第2線心は青とし、以下同様に、第5のユニット〜第8のユニットの第1線心は赤とし、第9のユニット〜第12のユニットの第2線心は緑とする。
【0030】
図1および図2で説明すれば、第1のユニット2Aの極細同軸ケーブル30a1,30a2のジャケット色が青,青(無地部,無地部)となっており、第2のユニット2Bの極細同軸ケーブル30b1,30b2のジャケット色が青,赤(無地部,波線斜線部)となっている。
【0031】
このように、本発明に係る極細同軸多心ケーブル1は、12ユニットであることから、端から2本の極細同軸ケーブルを4色の組合せで識別が可能となるため、192心をわずか4色で識別ができる。
【0032】
図6で説明した従来の極細同軸多心ケーブル60では、ユニット内の極細同軸ケーブルのジャケット色を統一しているので192心を識別するのに12色も必要である。本発明に係る極細同軸多心ケーブル1によれば、ユニット毎の端から2本の極細同軸ケーブルのみを識別用としてジャケット色を変えることにより、識別に使用する色の種類を大幅に減らすことが可能になる。
【0033】
次に、本発明に係るシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリを説明する。
【0034】
図4は、本発明に係るシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリの平面図を示したものである。
【0035】
図4に示すように、シース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ40は、図1および図2で説明した極細同軸多心ケーブル1の被覆を除去して第2のユニット2Bを露出させ、第2のユニット2Bの各極細同軸ケーブル30b1,30b2…の端末部とコネクタ41とを接続したものである。
【0036】
より詳細に言えば、各極細同軸ケーブル30b1,30b2…の端末部と、回路基板42上に形成した複数本の配線パターン43a,43b…とを接続する。ここで用いている回路基板42は、電子機器などに接続するためのコネクタ41と一体形成されている。回路基板42は、複数本の配線パターン43a,43b…と、これら複数本の配線パターン43a,43b…の先端のピッチと同じピッチで形成される印刷パターンからなる端子44a,44b…と、端子44a,44b…の配列方向と平行になるように形成される帯状の一括接地パターン45とを備えている。
【0037】
各極細同軸ケーブル30b1,30b2…と配線パターン43a,43b…とは、外部導体34b1,34b2…と絶縁体32b1,32b2…を剥離して内部導体31b1,31b2…を露出させ、一括接地パターン45上で各外部シールド34b1,34b2…を一括してはんだ付けし、各端子44a,44b…に内部導体31b1,31b2…をそれぞれはんだ付けして接続されている。
【0038】
本発明に係るシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ40は、極細同軸ケーブル30b1,30b2…に平行接着部3が設けられているので、端末加工時に被覆を除去しても極細同軸ケーブル30b1,30b2…がばらばらにならず、コネクタ41と接続する際、ユニット毎の一括外部シールド処理、絶縁体剥離、コネクタ接続が可能となり、端末加工性に優れている。
【0039】
また、ユニット毎の端から2本の極細同軸ケーブルのみを識別用としてジャケット色を変えているので、極細同軸多心ケーブル1の各ユニットを識別することができ、しかも、ユニットとコネクタの向きを容易に判別して確実にコネクタ接続することができ、作業性が良好である。
【0040】
次に、第2の実施の形態を説明する。
【0041】
極細同軸多心ケーブル1では、図3で説明したように、ジャケット35として、外部導体34の外周にポリエステルテープを巻き回した極細同軸ケーブル30を使用した例で説明した。第2の実施の形態の極細同軸多心ケーブルは、ジャケット35として、外部導体34の外周をPVC(ポリ塩化ビニル)樹脂を押出したPVCジャケットで被覆した極細同軸ケーブルを使用したものである。
【0042】
また、極細同軸多心ケーブル1では、図1および図2で説明したように、平行接着部3として、片面に接着層5が形成された接着層付きポリエステルテープ6,6を使用し、この接着層付きポリエステルテープ6,6で極細同軸ケーブル30a1,30a2…を両側から挟んで固定して構成した例で説明した。第2の実施の形態の極細同軸多心ケーブルは、PVCジャケットを熱風により間欠融着させ、平行接着部3と非接着部4とを設けたものである。
【0043】
第2の実施の形態の極細同軸多心ケーブルのその他の構成は、極細同軸多心ケーブル1の構成と同じである。この第2の実施の形態の極細同軸多心ケーブルも、極細同軸多心ケーブル1と同じ効果が得られる。
【0044】
図5は、第2の実施の形態におけるシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリの平面図を示したものである。
【0045】
図5に示すように、シース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ50は、第2の実施の形態の極細同軸ケーブルを用いた点を除き、図4で説明したシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ40と同じ構成である。図5では、極細同軸ケーブル30a1,30a2…のうち、PVCジャケットの融着部分51が平行接着部3となる。このシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ50も、シース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ40と同じ効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のごとき優れた効果を発揮する。
【0047】
(1)コネクタ接続や線心識別の面において、端末加工性に優れ、作業性が良好である。
【0048】
(2)非接着部を設けることにより、ケーブル加工品の屈曲性を損なわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適実施の形態を示す平面図である。
【図2】 図1に示したシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルのI−I線断面図である。
【図3】 極細同軸ケーブルの断面図である。
【図4】 本発明に係るシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリの平面図である。
【図5】 第2の実施の形態におけるシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリの平面図である。
【図6】 従来の極細同軸多心ケーブルの平面図である。
【符号の説明】
1 シース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル
2A 第1のユニット
2B 第2のユニット
3 平行接着部
4 非接着部
6,6 接着層付きポリエステルテープ
30a1,30a2… 極細同軸ケーブル
30b1,30b2… 極細同軸ケーブル
L3 平行接着部の長さ
L4 非接着部の長さ
S スパン
Claims (10)
- 外径が約0.15mm以下の内部導体の外周を絶縁体で被覆し、絶縁体の外周に外部導体を設け、外部導体の外周をジャケットで被覆した複数本の極細同軸ケーブルを1ユニットとし、このユニットを複数本用意して撚り合わせ、撚り合わせたユニット群の外周に編組シールドを施し、編組シールドの外周をシースで被覆したシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルであって、前記1ユニットは、各極細同軸ケーブル同士が固定されていない非接着部と隣り合う極細同軸ケーブル同士が固定されている平行接着部とをある一定のスパンで設けた構成からなることを特徴とするシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル。
- 前記平行接着部は、隣り合う極細同軸ケーブル同士が接着層付きテープによって固定されていることを特徴とする請求項1記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル。
- 前記平行接着部は、隣り合う極細同軸ケーブル同士が融着することによって固定されていることを特徴とする請求項1記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル。
- 前記1ユニットは、極細同軸ケーブルを3〜20本、平行に並べた構成からなる請求項1乃至3記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル。
- 各ユニットのどちらか一方の端から2本の極細同軸ケーブルが、識別用としてジャケット色が異なる請求項4記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブル。
- 外径が約0.15mm以下の内部導体の外周を絶縁体で被覆し、絶縁体の外周に外部導体を設け、外部導体の外周をジャケットで被覆した複数本の極細同軸ケーブルを1ユニットとし、このユニットは、各極細同軸ケーブル同士が固定されていない非接着部と隣り合う極細同軸ケーブル同士が固定されている平行接着部とをある一定のスパンで有し、前記ユニットを複数本用意して撚り合わせ、撚り合わせたユニット群の外周に編組シールドを施し、編組シールドの外周をシースで被覆したシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルと、
前記各極細同軸ケーブルの端末部と接続する回路基板を備えたコネクタと
からなることを特徴とするシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ。 - 前記平行接着部は、隣り合う極細同軸ケーブル同士が接着層付きテープによって固定されていることを特徴とする請求項6記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ。
- 前記平行接着部は、隣り合う極細同軸ケーブル同士が融着することによって固定されていることを特徴とする請求項6記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ。
- 前記1ユニットは、極細同軸ケーブルを3〜20本、平行に並べた構成からなる請求項6乃至8記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ。
- 各ユニットのどちらか一方の端から2本の極細同軸ケーブルが、識別用としてジャケット色が異なる請求項9記載のシース付き丸形フラット極細同軸多心ケーブルアセンブリ。
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