JP3717947B2 - 袋封鎖装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、例えば、段ボール製ケース、合成樹脂製ケース等の箱体内部に敷設された袋体の投入口を封鎖する作業に用いられる袋封鎖装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のような段ボール箱に被覆された包装袋を封鎖する方法としては、例えば、図13に示すように、段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abに被覆された包装袋Bの投入口Baを上方に捲上げた後、フラップ開放機構73を駆動して、段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abを4枚の各開放板74…により外側に開放し、左右の各押圧ローラ75,75により包装袋Bを下方から順次押圧して抜気し、一対の各加熱板76,76により包装袋Bの投入口Baを加熱して密封した後、同包装袋Bの投入口Baを巻回又は折曲げて段ボール箱A内に収納する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のように段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abを開放した場合、包装袋Bの抜気及び巻回が妨げられず、段ボール箱Aに被覆された包装袋Bの封鎖作業が容易に行えるが、箱搬送経路上に設定した箱停止位置に段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abを開放するためのフラップ開放機構73を設置しなければならない。
【0004】
且つ、段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abを開放した状態のまま自動封函機(図示省略)に供給すると、段ボール箱Aが破損又は停滞することがあるため、段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abを適宜姿勢に復元しなければならず、包装袋Bの封鎖作業に手間及び時間が掛かるだけでなく、段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abを開放するための機構と、同各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abを復元するための機構とを一つの装置に設けなければならず、装置全体の構成及び構造が複雑となり、製作コストがアップするという問題点を有している。
【0005】
この発明は上記問題に鑑み、箱体の他側対向辺部に形成した各フラップを起立した状態のままで、同箱体に敷設された袋体を抜気してから巻回封鎖するので、袋体の封鎖作業及び箱体の封函作業が容易に行え、且つ、装置全体の構成及び構造を簡素化することができる袋封鎖装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1記載の袋封鎖装置は、上記箱体の一側対向辺部に形成した各フラップと対向する上部位置に2本の各袋緊張棒を回動自在に軸支し、該各袋緊張棒を袋体の投入口に挿入して袋緊張方向に回動する袋緊張手段を設け、前記箱体の他側対向辺部に起立して形成した各フラップと対向する両側位置に2枚の各袋押圧板を配設し、上記起立した各フラップと袋体との対向面間に上記各袋押圧板を降下させ挿入させる昇降手段と、前記各フラップが起立した状態のまま上記各袋押圧板を袋押圧方向に移動させる進退手段とで構成した袋抜気手段を設け、前記袋緊張手段により緊張された袋体の投入口と対向する高さ位置に2本の各袋巻回棒を水平方向に向けて配設し、該各袋巻回棒間に上記各袋緊張棒により緊張された袋体の投入口を挿入して袋巻回方向に回転する袋巻回手段を設けた袋封鎖装置であることを特徴とする。
【0007】
この発明の請求項2記載の袋封鎖装置は、上記の請求項1記載の構成と併せて、前記袋押圧板に、該袋押圧板を前記降下させ挿入させた際に前記一側対向辺部に形成した各フラップを折り曲げた状態に支持する補助手段を設け、上記袋巻回手段により巻回された袋体の両端部と対向する上部位置に2枚の各袋差込み板を垂設し、該各袋差込み板を箱体内部の前後内壁面に沿って袋体の両端部が垂直に差込まれる方向に上下動する袋差込み手段を設けた袋封鎖装置であることを特徴とする。
【0008】
【作用】
この発明の請求項1記載の袋封鎖装置は、袋緊張手段を駆動して、箱体内部に敷設された袋体の投入口を2本の各袋緊張棒で緊張すると共に、同箱体の一側対向辺部に形成した各フラップを2本の各袋緊張棒で開放する。次に、袋抜気手段を駆動して、2枚の各袋押圧板を降下して起立した各フラップと袋体の間に挿入し、前記各フラップが起立した状態のまま、2本の各袋緊張棒により緊張された袋体の両側面を2枚の各袋押圧板で押圧して抜気する。次に、袋巻回手段を駆動して、2本の各袋緊張棒により緊張された袋体の投入口を2本の各袋巻回棒で巻回することにより、袋体の封鎖作業及び箱体の封函作業が容易に行える。
【0009】
この発明の請求項2記載の袋封鎖装置は、上記の請求項1記載の作用と併せて、前記袋押圧板に設けた補助手段で前記一側対向辺部に形成した各フラップを折り曲げた状態に支持する。また、袋差込み手段を駆動して、上記袋巻回手段により巻回された袋体の両端部を2枚の各袋差込み板で箱体内部の前後内壁面に沿って垂直に差込むことにより、作業者の手で袋体の両端部を箱体内部に差込む手間が省ける。
【0010】
【発明の効果】
この発明によれば、箱体の他側対向辺部に形成した各フラップを起立した状態のままで、同箱体の上面側開口部に被覆された袋体の投入口を機械的に巻回封鎖するため、従来例のように箱体の各フラップを開放及び復元するための各機構を夫々設ける必要が無く、装置全体の構成及び構造を簡素化して、製作コストの低減を図ることができる。且つ、2本の各袋緊張棒により緊張された袋体の開口側を、2枚の各袋押圧板により下方から順次に押圧して抜気するので、袋体内に収納された充填物が吸い出されず、袋体の投入口を箱体内部に収納される大きさに巻回封鎖して、その袋体の両端部を箱体内部の前後内壁面に沿って差込み収納することができ、袋体の封鎖作業及び箱体の封函作業が容易に行える。且つ、袋体内に収納された充填物及び金属部品を取り出すとき、袋体の投入口を巻き戻して開口するので、袋体を破いたり、切り裂いたりする必要がなく、袋体を繰り返し使用することができる。且つ、箱体の一側対向辺部に形成された各フラップの開放作業及び巻回された袋体の両端部を作業者の手で箱体内部に差込み収納する手間が省け、袋体の封鎖作業に要する処理時間を短縮して、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
【0011】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は箱体の一例として段ボール箱に被覆された包装袋を封函する作業に用いられる袋封鎖装置を示し、図1及び図2に於いて、この袋封鎖装置1は、装置前段の充填工程(図示省略)から供給される段ボール箱Aを箱送り方向に向けて搬送する箱送りコンベア2と、同箱送りコンベア2上の箱停止位置に搬送された段ボール箱Aを適宜高さに持上げる箱昇降機構3と、同段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abに被覆された包装袋Bの投入口Baを捲上げる袋捲上げ機構4と、同包装袋Bの投入口Baを捲上げた状態のまま前後方向に緊張する袋緊張機構5と、同包装袋Bの投入口Baを緊張した状態のまま左右方向に押圧して抜気する袋抜気機構6と、同包装袋Bの投入口Baを抜気した状態のまま巻回する袋巻回機構7と、同包装袋Bの投入口Baを巻回した状態のまま段ボール箱Aの前後隙間に差込みする袋差込み機構8とから構成される。
【0012】
上述の段ボール箱Aは、図4に示すように、箱形態に組立てられた段ボール箱Aの内部に、透明又は半透明の合成樹脂フィルムで形成した包装袋Bを上向きに開口して敷設すると共に、同段ボール箱Aの短手側辺部に起立した各短手側フラップAa,Aa及び長手側辺部に起立した各長手側フラップAb,Abに包装袋Bの投入口Baを二つに折返して被覆固定している。なお、段ボール箱A内に敷設した包装袋Bには、例えば、粉状原料や粒状原料等の充填物、又は、防錆油が塗布されたボルトやナット等の金属部品を所定量投入している。
【0013】
前述の箱送りコンベア2は、箱送り方向と平行して左右位置に架設した各取付け枠9,9間に、多数本の各送りローラ10…を箱送り方向に対して所定間隔に隔てて軸架し、終端側下部に配設した減速機付き送り用モータ11の駆動力により、各スプロケット12,13,14及び駆動チェーン15を介して各送りローラ10…を箱送り方向に回転させ、装置前段の充填工程(図示省略)から供給される段ボール箱Aを箱送り方向に向けて整列搬送する。
【0014】
且つ、箱送りコンベア2上に設定した箱停止位置の直前にストッパ16を出没自在に設け、同箱停止位置の直後にストッパ18を出没自在に設けると共に、各位置下部に配設した各出没用シリンダ17,19のピストンロッドを各ストッパ16,18に連結して、同各出没用シリンダ17,19の作動により、箱送りコンベア2の搬送面上に各ストッパ16,18を出没動作させ、後続の段ボール箱Aをストッパ16で箱停止位置直前に一旦停止し、先の段ボール箱Aをストッパ18で箱停止位置に一旦停止する。
【0015】
前述の箱昇降機構3は、箱送りコンベア2上に設定した箱停止位置の下部に箱昇降台20を昇降自在に設け、同位置に軸架した各送りローラ10…間に挿入される間隔に隔てて箱昇降台20の上面側に各箱載置枠20a…を立設し、同位置の下部中央に垂直軸受したネジ軸21と、箱昇降台20の下部中央部に固定したナット部22とを螺合して、同位置側部に配設した減速機付き昇降用モータ23の駆動力により、各スプロケット24,25及び駆動チェーン26を介してネジ軸21を正逆回転させ、箱昇降台20の各箱載置枠20a…を箱送りコンベア2の搬送面上方に突出した上昇位置と、箱送りコンベア2の搬送面下に没入した降下位置とに昇降停止する。
【0016】
前述の袋捲上げ機構4は、箱送りコンベア2上に設定した箱停止位置の下部両側に各支軸27,27を箱送り方向と平行して軸架し、同各支軸27,27上に箱送りコンベア2よりも上方に突出する長さに形成した各可動枠28,28の下端部を連結固定し、下部両側に配設した各押圧用シリンダ29,29のピストンロッドを各可動枠28,28の中間部に連結している。且つ、左右の各可動枠28,28に固定した各昇降用シリンダ30,30のピストンロッド上端部に、段ボール箱Aの各長手側フラップAb,Abと対応する横幅寸法に形成した2枚の各袋捲上げ板31,31を固定し、同各袋捲上げ板31,31を上方に向けて幅狭となる適宜角度に傾けて固定している。
【0017】
すなわち、各押圧用シリンダ29,29の作動により、上述の箱昇降台20により持上げられた段ボール箱Aの左右両側面に各袋捲上げ板31,31を押圧する閉角位置と、同段ボール箱Aの左右両側面に対して各袋捲上げ板31,31を適宜間隔に離間した開角位置とに各可動枠28,28を左右揺動する。且つ、各昇降用シリンダ30,30の作動により、上述の箱昇降台20により持上げられた段ボール箱Aの左右両側面と対向する降下位置と、同段ボール箱Aに被覆された包装袋Bの投入口Baが捲上げられる上昇位置とに各袋捲上げ板31,31を上下動する。
【0018】
前述の袋緊張機構5は、箱送りコンベア2上に設定した箱停止位置の上部に取付け枠32を架設し、同取付け枠32の上面側前後部に垂直固定した各昇降用シリンダ33,33のピストンロッド下端部に2本の各袋緊張棒34,34を前後回動自在に軸支し、同各昇降用シリンダ33,33のピストンロッド側端部に固定した各回動用シリンダ35,35のピストンロッド下端部を各袋緊張棒34,34の基端部に連結している。
【0019】
すなわち、各昇降用シリンダ33,33の作動により、前述の箱昇降台20により持上げられた段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa間に挿入した降下位置と、同段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa間から引抜いた上昇位置とに各袋緊張棒34,34を上下動する。且つ、各回動用シリンダ35,35の作動により、前述の箱昇降台20により持上げられた段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa間に挿入される閉角位置と、同段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aaを前後方向に開放及び包装袋Bの投入口Baを適宜緊張状態に保持する開角位置とに各袋緊張棒34,34を前後回動する。
【0020】
前述の袋抜気機構6は、箱送りコンベア2上に設定した箱停止位置の前段側上部に取付け枠36を箱送り方向と直交して架設し、同取付け枠36の前面側に水平架設した2本の各ガイドレール37,37間に各可動台38,38を左右移動自在に夫々取付け、同取付け枠36の前面側中央部に固定した各進退用シリンダ39,39のピストンロッドを各可動台38,38に連結して、同各進退用シリンダ39,39の作動により、前述の袋捲上げ機構4による袋捲上げ動作を許容する間隔に後述する各袋押圧板45,45を待避した後退位置と、段ボール箱Aの各長手側フラップAb,Abに沿って各袋押圧板45,45を垂直挿入する中間位置と、前述の袋緊張機構5により緊張した包装袋Bの開口側を各袋押圧板45,45で押圧する前進位置とに各可動台38,38を左右移動する。
【0021】
上述の各可動台38,38には、同各可動台38,38の前面側に垂直架設した2本の各ガイドレール40,40間に各昇降台41,41を上下移動自在に夫々取付け、同各可動台38,38の上面側に固定した各昇降用シリンダ42,42のピストンロッドを各昇降台41,41に連結して、同各昇降用シリンダ42,42の作動により、前述の箱昇降台20により持上げられた段ボール箱Aの各長手側フラップAb,Ab間に後述する各袋押圧板45,45を挿入した降下位置と、同段ボール箱Aの各長手側フラップAb,Ab間から各袋押圧板45,45を引抜いた上昇位置とに各昇降台41,41を上下動する。
【0022】
上述の各昇降台41,41には、同各昇降台41,41の前面側中央部に2本の各支持アーム43,43を箱送り方向と平行して固定し、同各支持アーム43,43の先端側下面に夫々固定した各支持板44,44間に、前述の袋緊張機構5により緊張された包装袋Bの投入口Baと対応する大きさに形成した2枚の各袋押圧板45,45を回動自在に夫々軸支し、同各袋押圧板45,45の下端中央部に2本の各袋押圧ローラ46,46を段ボール箱Aの左右両側面と平行して軸架し、一方の袋押圧板45の下端両側部に段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aaと対向して各補助ローラ47,47を軸支している。
【0023】
且つ、各支持アーム43,43の先端側上面に固定した各支持片48,48と、各袋押圧板45,45の上端中央部に固定した各支持片49,49との間を2本の各調節ネジ50,50で連結すると共に、同各調節ネジ50,50上に圧縮装填した各スプリング51,51で前述の袋緊張機構5により緊張された包装袋Bの投入口Baを押圧する方向に各袋押圧板45,45を回動付勢し、同各調節ネジ50,50の回動操作により各袋押圧板45,45を下方に向けて幅狭となる適宜傾斜角度に回動規制している。
【0024】
前述の袋巻回機構7は、図3にも示すように、箱送りコンベア2上に設定した箱停止位置の後段側上部に取付け枠52を箱送り方向と平行して架設し、同取付け枠52の斜面側に水平架設した2本の各ガイドレール53,53間に可動台54を前後移動自在に取付け、同取付け枠52の前面側中央部に固定したロッドレス型の進退用シリンダ55の作動により、前述の袋緊張機構5により緊張した包装袋Bの投入口Baが後述する各袋巻回棒61,61間に挿入される前進位置と、同包装袋Bの投入口Baが各袋巻回棒61,61間から引抜かれる後退位置とに可動台54を前後動する。
【0025】
上述の可動台54には、同可動台54の前面側に垂直架設した2本の各ガイドレール56,56間に昇降台57を上下移動自在に取付け、同可動台54の上面側に固定した昇降用シリンダ58のピストンロッドを昇降台57に連結して、同昇降用シリンダ58の作動により、前述の袋緊張機構5により緊張された包装袋Bの開口側を後述する各袋巻回棒61,61で巻始める上昇位置と、同包装袋Bの開口側を各袋巻回棒61,61で複数巻回した降下位置とに昇降台57を上下動する。
【0026】
上述の昇降台57には、同昇降台57の前面側中央部に支持アーム59を箱送り方向と直交して固定し、同支持アーム59の先端側垂直面に棒回転台60を箱送り方向と対向して回転自在に軸支し、同支持アーム59の基端側垂直面に軸支したピニオン62と、前述の可動台54の一側縁部に架設したラック部63とを噛合して、同昇降台57の上下動により、ピニオン62と、ラック部63と、各プーリ64,65と、駆動ベルト66とを介して、前述の袋緊張機構5により緊張された包装袋Bの開口側を後述する各袋巻回棒61,61で巻回する方向に棒回転台60を回転する。
【0027】
且つ、棒回転台60の前面側中央部に、前述の袋緊張機構5により緊張された包装袋Bの投入口Baよりも長尺寸法に形成した2本の各袋巻回棒61,61を回動自在に連結し、同各袋巻回棒61,61の基端部に突設した各操作片61a,61aと、棒回転台60の前面側両端部との対向面間に各スプリング67,67を圧縮装填して、2本の各袋巻回棒61,61を常時閉方向に回動付勢している。
【0028】
且つ、支持アーム59の先端側上面部に開閉アーム68を前後回動自在に軸支すると共に、同支持アーム59の先端側上面部に固定した開閉用シリンダ69のピストンロッドを開閉アーム68の上端部に連結して、同開閉用シリンダ69の作動により、2本の各袋巻回棒61,61に突設した各操作片61a,61aを各スプリング67,67に抗して開閉アーム68で押圧し、前述の袋緊張機構5により緊張された包装袋Bの開口側が容易に挿入される開放間隔と、同包装袋Bの開口側を巻回する平行間隔とに2本の各袋巻回棒61,61を開閉回動する。
【0029】
前述の袋差込み機構8は、箱送りコンベア2上に設定した箱停止位置の上部に取付け枠32を架設し、同取付け枠32の上面側中央部に垂直固定した昇降用シリンダ70のピストンロッド下端部に昇降枠71を連結し、同昇降枠71の下面側前後部に段ボール箱Aの前後内壁面に沿って挿入される間隔に隔てて2枚の各袋差込み板72,72を垂直固定し、同昇降用シリンダ70の作動により、前述の箱昇降台20により持上げられた段ボール箱Aの前後内壁面に沿って各袋差込み板72,72が垂直に差込まれる下降位置と、前述の袋巻回機構7を構成する各袋巻回棒61,61の前後動が許容される高さ位置に各袋差込み板72,72を待避した上昇位置とに昇降枠71を上下動する。
【0030】
図示実施例は上記の如く構成するものとして、以下、袋封鎖装置1により段ボール箱Aに被覆された包装袋Bを封函するときの動作を説明する。
先ず、図1に示すように、装置前段の充填工程(図示省略)から供給される段ボール箱Aを箱送りコンベア2上の箱停止位置に順次搬送し、各出没用シリンダ17,19を作動して、先行の段ボール箱Aをストッパ18で箱停止位置に一旦停止させ、後続の段ボール箱Aをストッパ16で箱停止位置直前に一旦停止させる。
【0031】
次に、図5に示すように、箱送りコンベア2上の箱停止位置に段ボール箱Aを搬送停止した直後、箱昇降機構3の昇降用モータ23を駆動して、同位置に搬送停止された段ボール箱Aを箱昇降台20で適宜高さに一旦持上げる。且つ、袋緊張機構5の各昇降用シリンダ33,33を作動して、2本の各袋緊張棒34,34を段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa間に挿入される高さ位置に予め降下しておき、上述の箱昇降台20により段ボール箱Aを適宜高さに持上げるとき、同段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa間に2本の各袋緊張棒34,34を閉角位置に回動した状態のまま挿入する。
【0032】
次に、図6に示すように、袋捲上げ機構4の各押圧用シリンダ29,29を作動して、上述の箱昇降台20により持上げられた段ボール箱Aの左右両側面に各袋捲上げ板31,31を押圧した後、各昇降用シリンダ30,30を作動して、段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abに被覆された包装袋Bの投入口Baを各袋捲上げ板31,31で捲上げる。
【0033】
同時に、図7に示すように、袋緊張機構5の各回動用シリンダ35,35を作動して、上述の各袋捲上げ板31,31により捲上げられた包装袋Bの投入口Baを各袋緊張棒34,34で前後方向に緊張し、且つ、段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aaのみを各袋緊張棒34,34で前後方向に折曲げた後、各押圧用シリンダ29,29及び昇降用シリンダ30,30を復帰作動して、2枚の各袋捲上げ板31,31を初期位置に復帰させる。
【0034】
次に、図8に示すように、袋抜気機構6の各進退用シリンダ39,39を作動して、段ボール箱Aの内部に挿入される中間位置まで各袋押圧板45,45を前進移動した後、各昇降用シリンダ42,42を順次作動して、左右の各袋押圧板45,45を段ボール箱A内に順次挿入し、一方の袋押圧板45に軸支した各補助ローラ47,47で段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aaを前後方向に折曲げた状態に支持する。
【0035】
同時に、袋緊張機構5の各昇降用シリンダ33,33を作動して、2本の各袋緊張棒34,34を段ボール箱Aの各長手側フラップAb,Abよりも若干高い位置に上昇停止した後、図9に示すように、各進退用シリンダ39,39を順次作動して、上述の各袋緊張棒34,34により緊張された包装袋Bの開口側を各袋押圧板45,45に軸支した各袋押圧ローラ46,46で押圧しながら、同各袋押圧板45,45を下方から順次押圧して包装袋B内の空気を抜気する。
【0036】
次に、各進退用シリンダ39,39を復帰作動して、左右の各袋押圧板45,45を中間位置まで後退移動した後、図3及び図10に示すように、袋巻回機構7の開閉用シリンダ69を作動して、2本の各袋巻回棒61,61を開放間隔に回動固定する。この後、進退用シリンダ55を前進作動して、上述の各袋緊張棒34,34により緊張された包装袋Bの開口側を2本の各袋巻回棒61,61間に挿入し、開閉用シリンダ69を復帰作動して、包装袋Bの開口側を巻回する平行間隔に2本の各袋巻回棒61,61を回動復帰させる。
【0037】
同時に、袋緊張機構5の各回動用シリンダ35,35を作動して、2本の各袋緊張棒34,34を閉角位置に回動した後、図11に示すように、袋巻回機構7の昇降用シリンダ58を作動して、2本の各袋緊張棒34,34により緊張された包装袋Bの投入口Baを、2本の各袋巻回棒61,61で巻回しながら降下する。この後、進退用シリンダ55を後退作動し、昇降用シリンダ58を復帰作動して、巻回済みの包装袋Bから2本の各袋巻回棒61,61を引抜いて初期位置に復帰させる。
【0038】
且つ、袋抜気機構6の各昇降用シリンダ42,42及び各進退用シリンダ39,39を復帰作動して、2枚の各袋押圧板45,45を初期位置に復帰させ、袋緊張機構5の各回動用シリンダ35,35を作動して、2本の各袋緊張棒34,34を開角位置に回動する。
【0039】
次に、図12に示すように、袋差込み機構8の昇降用シリンダ70を作動して、箱昇降台20上に載置された段ボール箱Aの前後内壁面に沿って各袋差込み板72,72を垂直挿入し、上述の袋巻回棒61,61により巻回された包装袋Bの各耳部Bb,Bbを段ボール箱Aの前後隙間に差込んだ後、昇降用シリンダ70を復帰作動して、2枚の各袋差込み板72,72を初期位置に復帰させる。
【0040】
この後、箱昇降機構3の昇降用モータ23を逆転駆動して、箱昇降台20上に載置された段ボール箱Aを箱送りコンベア2上に一旦移載し、装置後段の封函工程(図示省略)に段ボール箱Aを搬送供給して、同段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abを交互に折畳んで封函する。
【0041】
以下同様に、各機構3,4,5,6,7,8を順次駆動して、次の段ボール箱Aに被覆された包装袋Bの投入口Baを捲上げ、同包装袋Bの投入口Baを巻回してから段ボール箱Aの前後隙間に差込んで封函工程(図示省略)に供給する。
【0042】
以上のように、段ボール箱Aの長手側辺部に形成された各長手側フラップAb,Abを起立した状態のままで、同段ボール箱Aの上面側開口部に被覆された包装袋Bの投入口Baを機械的に巻回封鎖するため、従来例のように段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aa及び各長手側フラップAb,Abを開放及び復元するための各機構を夫々設ける必要が無く、装置全体の構成及び構造を簡素化して、製作コストの低減を図ることができる。
【0043】
且つ、2本の各袋緊張棒34,34により緊張された包装袋Bの開口側を、2枚の各袋押圧板45,45により下方から順次に押圧して抜気するので、包装袋B内に収納された充填物が吸い出されず、包装袋Bの投入口Baを段ボール箱A内に収納される大きさに巻回封鎖して、その包装袋Bの各耳部Bb,Bbを段ボール箱A内の前後内壁面に沿って差込み収納することができ、包装袋Bの封鎖作業及び段ボール箱Aの封函作業が容易に行える。且つ、包装袋B内に収納された充填物及び金属部品を取り出すとき、包装袋Bの投入口Baを巻き戻して開口するので、包装袋Bを破いたり、切り裂いたりする必要がなく、包装袋Bを繰り返し使用することができる。且つ、段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aaを開放する作業及び包装袋Bの各耳部Bb,Bbを作業者の手で段ボール箱A内に差込み収納する手間が省け、包装袋Bの封鎖作業に要する処理時間を短縮して、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
【0044】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の箱体は、実施例の段ボール箱Aに対応し、
以下同様に、
袋体は、包装袋Bに対応し、
袋緊張手段は、袋緊張機構5と、各袋緊張棒34,34とに対応し、
袋抜気手段は、袋抜気機構6と、各袋押圧板45,45と、各袋押圧ローラ46,46とに対応し、
袋巻回手段は、袋巻回機構7と、各袋巻回棒61,61とに対応し、
袋差込み手段は、袋差込み機構8と、各袋差込み板72,72とに対し、
各進退手段は、各進退用シリンダ39,39に対応し、
各昇降手段は、各昇降用シリンダ42,42に対応し、
補助手段は、各補助ローラ47,47に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0045】
上述の実施例では、箱送りコンベア2上の箱停止位置に配設した各機構4,5,6,7,8を駆動し、段ボール箱Aの各短手側フラップAa,Aaを前後方向に開放して、同段ボール箱Aに被覆された包装袋Bの投入口Baを巻回封鎖するが、例えば、箱送りコンベア2上の箱停止位置に搬送された段ボール箱Aの各長手側フラップAb,Abを左右方向に開放して、同段ボール箱Aに被覆された包装袋Bの投入口Baを巻回封鎖するもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 袋封鎖装置の箱停止位置に段ボール箱を搬送停止した状態を示す側面図。
【図2】 袋封鎖装置の箱停止位置に段ボール箱を搬送停止した状態を示す正面図。
【図3】 袋巻回機構の棒開閉動作を示す平面図。
【図4】 段ボール箱の袋被覆状態を示す斜視図。
【図5】 箱昇降機構の箱持上げ動作を示す側面図。
【図6】 袋捲上げ機構の袋捲上げ動作を示す正面図。
【図7】 袋緊張機構の袋緊張動作を示す側面図。
【図8】 袋抜気機構の袋抜気動作を示す正面図。
【図9】 包装袋の抜気状態を示す平面図。
【図10】 袋巻回機構の袋巻回動作を示す側面図。
【図11】 包装袋の巻回状態を示す側面図。
【図12】 袋差込み機構の袋差込み動作を示す側面図。
【図13】 従来の袋封鎖方法を示す斜視図。
【符号の説明】
A…段ボール箱
Aa…短手側フラップ
Ab…長手側フラップ
B…包装袋
Ba…投入口
Bb…耳部
1…袋封鎖装置
2…箱送りコンベア
3…箱昇降機構
4…袋捲上げ機構
5…袋緊張機構
6…袋抜気機構
7…袋巻回機構
8…袋差込み機構
20…箱昇降台
31…袋捲上げ板
34…袋緊張棒
39…進退用シリンダ
42…昇降用シリンダ
45…袋押圧板
46…袋押圧ローラ
47…補助ローラ
61…袋巻回棒
72…袋差込み板
Claims (2)
- 上面開放形態に組立てられた箱体内部に袋体を上向きに開口して敷設し、該箱体内部に敷設された袋体の投入口を巻回封鎖する袋封鎖装置であって、
上記箱体の一側対向辺部に形成した各フラップと対向する上部位置に2本の各袋緊張棒を回動自在に軸支し、該各袋緊張棒を袋体の投入口に挿入して袋緊張方向に回動する袋緊張手段を設け、
前記箱体の他側対向辺部に起立して形成した各フラップと対向する両側位置に2枚の各袋押圧板を配設し、
上記起立した各フラップと袋体との対向面間に上記各袋押圧板を降下させ挿入させる昇降手段と、前記各フラップが起立した状態のまま上記各袋押圧板を袋押圧方向に移動させる進退手段とで構成した袋抜気手段を設け、
前記袋緊張手段により緊張された袋体の投入口と対向する高さ位置に2本の各袋巻回棒を水平方向に向けて配設し、該各袋巻回棒間に上記各袋緊張棒により緊張された袋体の投入口を挿入して袋巻回方向に回転する袋巻回手段を設けた
袋封鎖装置。 - 前記袋押圧板に、該袋押圧板を前記降下させ挿入させた際に前記一側対向辺部に形成した各フラップを折り曲げた状態に支持する補助手段を設け、
上記袋巻回手段により巻回された袋体の両端部と対向する上部位置に2枚の各袋差込み板を垂設し、該各袋差込み板を箱体内部の前後内壁面に沿って袋体の両端部が垂直に差込まれる方向に上下動する袋差込み手段を設けた
請求項1記載の袋封鎖装置。
Priority Applications (1)
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JP33112092A JP3717947B2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 袋封鎖装置 |
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JPH06156405A JPH06156405A (ja) | 1994-06-03 |
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JP33112092A Expired - Fee Related JP3717947B2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 袋封鎖装置 |
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-
1992
- 1992-11-16 JP JP33112092A patent/JP3717947B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN107878854A (zh) * | 2017-09-30 | 2018-04-06 | 东莞中国科学院云计算产业技术创新与育成中心 | 机器人装箱集成***的控制方法 |
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