JP3717677B2 - 情報記録媒体駆動装置 - Google Patents

情報記録媒体駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3717677B2
JP3717677B2 JP26594398A JP26594398A JP3717677B2 JP 3717677 B2 JP3717677 B2 JP 3717677B2 JP 26594398 A JP26594398 A JP 26594398A JP 26594398 A JP26594398 A JP 26594398A JP 3717677 B2 JP3717677 B2 JP 3717677B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
information recording
loading tray
disk
caddy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26594398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000100043A (ja
Inventor
片桐  進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP26594398A priority Critical patent/JP3717677B2/ja
Publication of JP2000100043A publication Critical patent/JP2000100043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3717677B2 publication Critical patent/JP3717677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報記録媒体駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の情報記録媒体駆動装置として、例えば、特開平9−223348号公報によれば、情報記録媒体としてのディスクを装着或いは排出する際に、ローディングトレイ(ドロワ型)をイジェクト方向に駆動させる方法が開示されている。即ち、このローディングトレイには、ディスクを回転させるスピンドルモータ、光ピックアップ、この光ピックアップをディスク半径方向に移動させる送り機構、及び、これらを信号回路的に接続するフレキシブル配線板からなる駆動ユニットが搭載されて、ドロワ型とされている。このため、ディスク着脱時には、ドライブ装置からローディングトレイが突出するので、使用者がディスクを直接駆動ユニットのスピンドルモータのターンテーブル上に着脱操作を行なうことになる。ターンテーブルにはラッチ機構が設けられており、ディスクの着脱が自在とされている。
【0003】
この方式(ドロワ型)の利点は、トレイに駆動ユニットのない単なるトレイ方式に比べて、ディスクをスピンドルモータのターンテーブル上に着脱するためのクランピング機構が不要なこと、ディスク装着/排出時にトレイの摺動動作に合せて、駆動ユニットがトレイから退避するための駆動ユニット退避機構とその移動ストローク分のスペースが不要になること、がある。このため、特にドライブ装置の薄型化が望まれるノート型パソコンへの内蔵用ドライブ装置には、このようなドロワ型が採用される。一方、スロットサイズが固定されているために薄型化の必要がないデスクトップ型或いはタワー型のパソコンへの内蔵用にはトレイ型が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)は円盤状ディスク(裸ディスク)であるが、記録可能なCD−R(Recodable),CD−RW(Rewritable),DVD−R,DVD−RW,DVD−RAM等のディスクは矩形状のキャディに収納されて使用される形態とされている。
【0005】
このため、ドライブ装置としては、裸ディスクとキャディとの両方に対応し得ることが要求される。
【0006】
ここに、現に市販されているキャディには、鉄板を有するクランパが内蔵されており、スピンドルモータのターンテーブルの永久磁石との間で磁気的吸引力を作用させることで、キャディ内のディスクをスピンドルモータのターンテーブルとクランパとで挟持させることを意図している。
【0007】
ところが、前述した公報例のような従来のドロワ型のディスク装着/排出方式を採用したドライブ装置では、スピンドルモータの先端部側にラッチ機構を設けて、使用者が裸ディスクをラッチ機構に係止させる構成としている。このため、このようなラッチ機構を有するスピンドルモータには、キャディに内蔵されたディスクを取り付けることはできない。
【0008】
また、前述した公報例の場合、ローディングトレイにおいて、スピンドルモータのターンテーブルの近傍には光ピックアップが配設されている。このため、ディスク装着/排出操作に際して、ユーザの手や指が光ピックアップ頂部の対物レンズに触れる可能性がある。この結果、対物レンズの汚れ、指紋付着、傷付け等により光スポットが劣化する可能性がある。また、対物レンズを駆動するアクチュエータの支持部材(板ばね、ワイヤ等)の変形、破損などによる駆動特性の劣化の可能性もある。また、光ピックアップに搭載された各光学部品並びにそれらを信号回路的に結んでいるフレキシブル基板などが変形、破損する可能性もある。さらには、光ピックアップをディスク半径方向に移動させる送り機構に設けられた軸受へのごみ等の付着、ガイドレールを傷付けること等による光ピックアップの送り特性の劣化の可能性もある。このように、ディスクに対して実際に再生、記録、消去動作を行なう光ピックアップをユーザが直接触り得る構成にすると、ドライブ装置の信頼性を著しく低下させてしまう。
【0009】
そこで、本発明は、薄型化を図れる情報記録媒体駆動装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、上記目的を達成する上で、併せて、ディスク装着/排出時を問わず、光ピックアップにユーザが手を触れることを確実になくし、上記の各種の不都合を回避できるようにする。
【0012】
また、本発明は、上記目的を達成する上で、ローディングトレイ、スピンドルモータ部分の薄型化を図る。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、回転駆動される円盤状の情報記録媒体に対して情報の再生、記録又は消去を行なう情報記録媒体駆動装置において、装置筐体から突出した突出位置と前記装置筐体内部に挿入された挿入位置との間で移動自在に設けられて、前記情報記録媒体を保持するローディングトレイと、前記装置筐体内部に設けられて、前記ローディングトレイを移動自在に保持するシャーシと、前記ローディングトレイと共に移動して、該ローディングトレイに対して媒体着脱方向に移動自在に設けられて、情報記録媒体を回転駆動させるディスク駆動手段と、前記シャーシ内に設けられて、前記情報記録媒体の記録面に光を照射する光ピックアップ装置と、前記シャーシ内に設けられて、前記光ピックアップ装置を記録面に沿って駆動するスレッジ駆動機構と、前記ローディングトレイに設けられて、前記光ピックアップ装置を記録面に沿って駆動するスレッジ駆動機構と、前記ローディングトレイが前記突出位置にあるときには前記ディスク駆動手段を前記情報記録媒体から離れた退避位置に位置させ、前記ローディングトレイが前記挿入位置にあるときには前記ディスク駆動手段を前記情報記録媒体を装着位置に位置させるよう、前記シャーシの内壁面両側に設けられたガイド溝の設定に応じてディスク駆動手段のディスク着脱方向の位置を制御するディスク駆動手段位置制御機構と、を備える。
【0015】
従って、裸ディスク状の情報記録媒体であってもキャディに内蔵された情報記録媒体であっても、突出位置にあるローディングトレイ上でディスク駆動手段に着脱することができ、媒体の形態を問わず、その情報の再生、記録又は消去が可能となる。同時に、ディスク駆動手段が情報記録媒体を脱着するために移動する移動空間を装置筐体外部に設けることが可能であり、装置の薄型化を図れる。さらに、光ピックアップはシャーシ内に設けられており、常に装置筐体内部にあるため、ディスク装着/排出時であっても、ユーザの手や指が触れることがなく、光ピックアップにごみ、埃などのコンタミネーションが付着する等の不具合を回避することができる。
【0016】
請求項2記載の発明は、回転駆動される円盤状の情報記録媒体に対して情報の再生、記録又は消去を行なう情報記録媒体駆動装置において、装置筐体から突出した突出位置と前記装置筐体内部に挿入された挿入位置との間で移動自在に設けられて、前記情報記録媒体を保持するローディングトレイと、前記装置筐体内部に設けられて、前記ローディングトレイを移動自在に保持するシャーシと、前記ローディングトレイと共に移動して、該ローディングトレイに対して媒体着脱方向に移動自在に設けられて、前記情報記録媒体を回転駆動させるディスク駆動手段と、前記ローディングトレイに設けられて、前記情報記録媒体の記録面に光を照射する光ピックアップ装置と、前記ローディングトレイに設けられて、前記光ピックアップ装置を記録面に沿って駆動するスレッジ駆動機構と、
前記ローディングトレイが前記突出位置にあるときには前記ディスク駆動手段を前記情報記録媒体から離れた退避位置に位置させ、前記ローディングトレイが前記挿入位置にあるときには前記ディスク駆動手段を前記情報記録媒体を装着位置に位置させるよう、前記シャーシの内壁面両側に設けられたガイド溝の設定に応じてディスク駆動手段のディスク着脱方向の位置を制御するディスク駆動手段位置制御機構と、を備える。
【0017】
従って、請求項1記載の発明と同様であるが、光ピックアップがローディングトレイに設けられているため、光ピックアップに手が触れる可能性はあるものの、構成をより一層簡単にできる。
【0018】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の情報記録媒体駆動装置に加えて、内蔵された前記情報記録媒体の一部を露出させる開口部が形成されたケースと前記開口部を遮蔽するシャッタとを有するキャディに対して、前記シャッタを開閉させるシャッタオープナと、前記ローディングトレイが前記突出位置から前記挿入位置に移動する際には前記シャッタを開放させた後に前記ディスク駆動手段を前記開口部を通して前記キャディ内の前記情報記録媒体に近づけて装着させ、前記ローディングトレイが前記挿入位置から前記突出位置に移動する際には前記ディスク駆動手段を前記情報記録媒体から離れて前記開口部外の退避位置に移動させた後に前記シャッタを遮蔽させるように前記ローディングトレイの移動動作に連動するディスク駆動手段・シャッタオープナ動作タイミング制御機構と、を備える。
【0019】
従って、ローディングトレイが突出位置から挿入位置に移動する際にはシャッタオープナによりシャッタを移動させてキャディの開口部を開放させた後に、ディスク駆動手段がキャディの開口部を通して情報記録媒体に近づいて装着し、ローディングトレイが挿入位置から突出位置に移動する際には、ディスク駆動手段が情報記録媒体から離れてキャディの開口部外に位置した後、シャッタオープナがキャディの開口部を閉じるので、キャディが装填された場合にはローディングトレイの移動に連動して自動的にシャッタを開閉でき、請求項1又は2記載の発明の実現が容易となる。
【0020】
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の情報記録媒体駆動装置において、前記ローディングトレイは、前記情報記録媒体が内蔵されたキャディを搭載するキャディ搭載面と前記情報記録媒体を直接搭載する裸媒体搭載面とを有し、前記ディスク駆動手段位置制御機構は、前記ローディングトレイが前記突出位置にあるときには前記ディスク駆動手段の先端部を前記キャディ搭載面より退避位置側であって、前記裸媒体搭載面より装着位置側に位置させる。
【0021】
従って、情報記録媒体とディスク駆動手段とが干渉することがなく、請求項1又は2記載の発明の実現が容易となる。
【0022】
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の情報記録媒体駆動装置において、前記ディスク駆動手段は、その先端部に、前記情報記録媒体を搭載するターンテーブルと、このターンテーブルに前記情報記録媒体を案内する傾斜部と、この傾斜部と前記ターンテーブルとの間に設けられて前記情報記録媒体の中心穴に対応する円筒部とを備え、前記ローディングトレイは、前記情報記録媒体を直接搭載する裸媒体搭載面を備え、前記ローディングトレイが前記突出位置にあるときには前記ターンテーブルの位置が前記裸媒体搭載面の位置より装着位置側に突出している。
【0023】
従って、ディスク駆動手段の情報記録媒体着脱時の移動量を小さくすることができ、装置を薄型化しつつ請求項1又は2記載の発明を実現できる。
【0024】
請求項6記載の発明は、請求項1又は2記載の情報記録媒体駆動装置において、前記ディスク駆動手段位置制御機構は、前記ローディングトレイの前記突出位置と前記挿入位置との間の移動に連動して前記ディスク駆動手段を情報記録媒体の着脱方向に移動自在な移動プレートを備え、この移動プレートはキャディ位置決めピンを備える。
【0025】
従って、キャディが装着された場合には容易にキャディと情報記録媒体とディスク駆動手段との位置関係を定めることが可能であり、請求項1又は2記載の発明の実現が容易となる。
請求項7記載の発明は、前記情報記録媒体は、裸媒体又は情報記録媒体をキャディに内蔵する形態であって、前記シャーシ内に設けられて、前記裸媒体を挟持する位置に配置されたクランパを有し、前記ローディングトレイに前記裸ディスクが搭載されたときは、前記挿入位置において前記ディスク駆動手段と前記クランパで該裸媒体を挟持し、前記ローディングトレイに前記キャディが搭載されたときは、前記挿入位置において前記クランパは該キャディの移動に応じて退避して、前記ディスク駆動手段と該キャディの内蔵クランパで該キャディ内の情報記録媒体を挟持することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施の形態の情報記録媒体駆動装置の主要部構成を示す概略斜視図である。まず、矩形箱状に形成されて装置筐体(図示せず)に内蔵されたシャーシ1と、このシャーシ1とほぼ同等の大きさで矩形状に形成されてシャーシ1の両側のレール部2にスライド自在に嵌合するガイドレール部3により図1中A・B方向に移動自在なローディングトレイ4とが設けられている。これにより、基本的に、ローディングトレイ4は装置筐体から外部に突出した突出位置(図1参照)と、装置筐体内部に挿入された挿入位置とを選択的に取り得るように構成されている。
【0027】
ここに、ローディングトレイ4には、後述する情報記録媒体5(図5等参照)が内蔵されたキャディ6を搭載するための矩形状のキャディ搭載面7と、12cmディスクなる情報記録媒体8用の裸媒体搭載面9と、8cmディスクなる情報記録媒体(図示せず)用の裸媒体搭載面10とが同一中心上に段違いに形成されている。また、ローディングトレイ4において、その中心より奥側位置には半径方向に切欠いてなる開口部11が搭載面9,10に渡って形成されている。また、ローディングトレイ4の中心部にはディスクを回転駆動させるためのディスク駆動手段としてのスピンドルモータ12がディスク厚み方向(図1中C・D方向=媒体着脱方向)に対して移動自在に設けられている。13はローディングトレイ4の手前に設けられて使用者により押し込み操作される化粧板である。
【0028】
また、シャーシ1側においては、ローディングトレイ4が挿入位置に位置する状態でその開口部11に相当する位置に位置させて光ピックアップ装置21が設けられている。この光ピックアップ装置21は周知構造のもので、特に説明しないが、頂部にはディスクに対向してディスク上に微小スポットを形成する対物レンズ22を備え、その下部には偏向用の偏向プリズム23(図6参照)等を備えることで、情報の再生、記録又は消去動作を行なう。このような光ピックアップ装置21はシャフト24にガイドされつつリードスクリュ25によりディスク半径方向に移動自在とされている。リードスクリュ25はDCモータ26とこのDCモータ26の回転軸先端に設けられたギヤ27、中間ギヤ28を介して回転駆動される。これにより、リードスクリュ25を回転させることにより、光ピックアップ装置21がディスク半径方向に直線移動されるもので、スレッジ駆動機構29が構成されている。
【0029】
ここに、ディスクについて説明すると、キャディ内蔵型、裸ディスク型を問わず、その情報記録媒体5,8には、図2に示すように、クランプ用の中心穴31が中心に形成されている。一方、スピンドルモータ12にあっては、図3に示すように、その頂部側にこれらの情報記録媒体5,8が搭載される永久磁石内蔵のターンテーブル32を有し、さらに、このターンテーブル32のモータ軸上には中心穴31に略一致する径の円筒部33が媒体厚さ程度の高さで形成され、その先端側には円錐テーパ状に先細とされた傾斜部34が形成されている。最先端部にはシャーシ1側に設けられているクランパ35(図6等参照)と嵌合するための突出部である。
【0030】
また、キャディ6について図4及び図5を参照して説明する。キャディ6は円盤状の情報記録媒体5を薄型・矩形箱状のケース41内に内蔵してなるものであり、このケース41内の中央部天井面にはクランパ42が回転自在に保持されている。このクランパ42には鉄板が埋め込まれており、ターンテーブル32に内蔵された永久磁石に吸着されることにより、このクランパ42とターンテーブル32とでケース41内の情報記録媒体5を挟持する構造とされている。また、ケース41の下面側には内蔵された情報記録媒体5に対してスピンドルモータ12や光ピックアップ装置21をアクセスさせるための開口部43が中心付近から半径方向に横切って形成されている。そして、常時はこの開口部43を遮蔽するシャッタ44が開閉自在に設けられている。この開口部43やシャッタ44は図4に示すようにシャーシ1に対する挿入側に位置しており、シャッタ44は挿入方向に直交する横方向(図4上、上下方向)に移動自在とされ、常時は遮蔽状態をとるようにばね等で付勢されている。
【0031】
一方、シャーシ1側においては、クランパ35がクランピングプレート45により回転自在に保持されている。このクランピングプレート45はシャーシ1内両側のレール機構46により前後方向(図4中、左右方向)に移動可能に設けられている。ここに、クランピングプレート45は情報記録媒体9,10には干渉せず、キャディ6のケース41には干渉する高さ位置に配設されており、キャディ6が挿入された場合にはレール機構46に従いクランピングプレート45とともにクランパ35が奥側に押し込まれるように構成されている。このクランピングプレート45にはシャッタオープナ47が搭載されている。このシャッタオープナ47はクランピンプレート45上に回動自在に支持されつつシャーシ1の開口側に突出するように形成されたくの字形のもので、その先端にはシャッタ44に係脱するローラ48が設けれている。また、このシャッタオープナ47にはシャッタオープナ47をシャッタ遮蔽方向に付勢するばね49が係止されている。これにより、キャディ6がローディングトレイ4とともにシャーシ1内に押し込まれると、その移動に従い、シャッタ44にローラ48部分が係止することになり、シャッタオープナ47がばね49に抗して反時計方向に回動し、シャッタ44を開放方向に移動させる。
【0032】
次に、スピンドルモータ12の昇降機構について図5等を参照して説明する。まず、スピンドルモータ12はディスク着脱方向(図5中、上下方向)に移動自在な移動プレート51上に搭載されて、この移動プレート51とともにスピンドルモータ12を退避位置と装着位置との間で変位させるように構成されている。この移動プレート51の両側にはピン52を介してリンク53の一端が回動自在に連結されている。これらのリンク53自体はローディングプレート4の両側においてピン54により回動自在に支持されており、他端側はローディングプレート4の先端付近まで延設され、その外面にピン55が設けられている。シャーシ1側にあっては、その内壁面両側にはピン55の動きを規制するガイド溝56が入口部分から奥側まで形成されている。ここに、このガイド溝56は、スピンドルモータ12をディスクから離れた退避位置に位置させるようピン54位置に対してピン55位置を高い位置に規制するように水平に形成された退避位置用変位部56aと、スピンドルモータ12をディスクを装着する装着位置に位置させるようピン54位置に対してピン55位置をほぼ同一高さ位置に規制するように水平に形成された装着位置用変位部56bと、これらの退避位置用変位部56aと装着位置用変位部56bとの間を結ぶ傾斜部56cとより形成されている。退避位置用変位部56aの高さ位置は、スピンドルモータ12の先端部をキャディ搭載面7より低い位置(退避位置)であって、裸媒体搭載面9,10より高い位置(装着位置)に位置させるように設定されている。退避位置用変位部56aの長さL1はシャッタオープナ47によるシャッタ44の開閉動作が終了し得る長さに設定されている。また、退避位置用変位部56aの長さL1と傾斜部56cの長さL2との合計長さはスピンドルモータ12がシャーシ1の外部に位置する長さに設定されている。このような移動プレート51、リンク53及びガイド溝56によりディスク駆動手段位置制御機構57が構成され、この内、所定の長さL1に形成された退避位置用変位部56a部分によりディスク駆動手段・シャッタオープナ動作タイミング制御機構58が構成されている。
【0033】
また、移動プレート51上にはローディングトレイ4におけるキャディ搭載面7の位置決め穴59を介してキャディ6の位置決め穴(図示せず)に嵌合するキャディ位置決めピン60が所定位置に設けられている。
【0034】
このような構成において、概略動作について説明する。ドライブ装置へディスクを装着する場合は、ローディングトレイ4を図1に示すようにシャーシ1から手前に突出させた突出位置に位置させる。このとき、スピンドルモータ12はディスクから離れる退避位置に移動している。ユーザは、CD−R,CD−RW,DVD−RW,DVD−RAM等のキャディ6に内蔵された情報記録媒体5を使用するときにはキャディ搭載面7にキャディ6を搭載し、直径が12cmでキャディに内蔵されていないCD−ROM,DVD−ROM等の裸の情報記録媒体8を使用するときには裸媒体搭載面9に直接搭載する。直径が8cmでキャディに内蔵されていないCD−ROM,DVD−ROM等の裸の情報記録媒体を使用するときには裸媒体搭載面10に直接搭載する。何れかの媒体又はキャディを搭載後、化粧板13を押圧することにより、ローディングトレイ4をシャーシ1内に押し込む。この押し込み動作に伴うローディングトレイ4の位置に応じて、スピンドルモータ12がリンク53、移動プレート1等により装着方向に移動し、スピンドルモータ12のターンテーブル32上にディスクが装着される。このとき、ローディングトレイ4には開口部11が形成されており、シャーシ1内に挿入された状態ではこの開口部11を介して光ピックアップ装置21がディスクに対向し、再生、記録又は消去が可能な状態となる。そこで、対物レンズ22を通してディスクに光スポットを照射することにより、情報の再生、記録又は消去動作が行われる。このとき、光ピックアップ装置21はDCモータ26によりディスクの所望の半径位置に移動される。
【0035】
次に、詳細を説明する。まず、図6を参照して、CD−ROM等のキャディに内蔵されない裸タイプの情報記録媒体をドライブ装置に装着する手順について説明する。まず、図6(a)はディスク未装着時の状態を示し、ローディングトレイ4はシャーシ1から外部に突出した状態にある(突出位置)。このとき、移動プレート51上に支持されたスピンドルモータ12は裸媒体搭載面9,10から傾斜部34及び突出部35のみが突出する位置に規制されている。よって、図6(b)に示すように12cmの情報記録媒体8を裸媒体搭載面9に載置させた場合には、その中心穴31には傾斜部34及び突出部35のみが入り込んた状態にあり、情報記録媒体8はターンテーブル32上には接していない。この載置操作は、先細テーパ状の傾斜部34に中心穴31を合せればよいので、厳密性を要せず容易である。
【0036】
このように情報記録媒体8を載置させた後、使用者がローディングトレイ4をシャーシ1内に押し込む操作を行なうと、図6(c)に示す過程を経て、図6(d)に示すような挿入位置に保持される。ここに、途中経過を示す図6(c)では、スピンドルモータ12がシャーシ1の外部にあるが、この位置に達するまでにスピンドルモータ12が移動プレート51、リンク53、ガイド溝56の傾斜溝56c等の作用に基づき、ディスク側に押し上げられる(ピン55が退避位置用変位部56aから傾斜部56cにガイドされて装着位置用変位部56bへ移行する)。これにより、円筒部33及びターンテーブル32が情報記録媒体8に対して嵌合状態となるとともに、ターンテーブル32が裸媒体搭載面9よりも高い位置に移動するため、情報記録媒体8はターンテーブル32上に保持された状態で裸媒体搭載面9から離れる。このように、情報記録媒体8をターンテーブル32上に載置させるためのスピンドルモータ12の昇降動作が、このスピンドルモータ12がシャーシ1内に入り込む前に行われることとなる。よって、媒体着脱動作時に必要なスピンドルモータ12の昇降移動空間がシャーシ1の外部空間に存在することとなり、シャーシ1内にこの空間を確保する必要がないため、装置全体の薄型化が可能となる。ちなみに、従来であれば、図6(d)に示す例においてシャーシ1内で回路基板61とスピンドルモータ12との間にスピンドルモータ昇降移動空間を確保しなくてはならず、薄型化できない。
【0037】
その後、図6(d)に示すようにローディングトレイ4がシャーシ1内に完全に挿入された状態ではターンテーブル32がクランパ35に対向する位置関係となり(突出部36により位置決めされる)、クランパ35内の鉄板をターンテーブル32側の永久磁石が吸引することにより、情報記録媒体8はターンテーブル32とクランパ35とより挟持され、スピンドルモータ12の回転に従い回転し得る状態となる。後は、光ピックアップ装置21側の動作に従い再生等の動作が行われる。
【0038】
以上の手順は、8cmの情報記録媒体の場合も同様である。
【0039】
図7を参照して、CD−RW等のキャディ6に内蔵された情報記録媒体5をドライブ装置に装着する手順について説明する。まず、図7(a)はディスク(キャディ6)未装着時の状態を示し、ローディングトレイ4はシャーシ1から外部に突出した状態にある(突出位置)。このとき、移動プレート51上に支持されたスピンドルモータ12は裸媒体搭載面9,10から傾斜部34及び突出部35のみが突出する位置に規制されており、キャディ搭載面7より低い位置にある。よって、情報記録媒体5が内蔵されたキャディ6をスピンドルモータ12に阻害されることなく図7(b)に示すようにキャディ搭載面7上に載置させることができる。もっとも、傾斜部34及び突出部35が裸媒体搭載面9,10からも退避するような低い位置までスピンドルモータ12を退避させないので、必要最小限の退避位置に抑えることができ、スピンドルモータ12の昇降移動量(空間)を最小限に抑えることができる。
【0040】
このようにキャディ6を載置させた後、使用者がローディングトレイ4をシャーシ1内に押し込む操作を行なうと、図7(c)に示す過程を経て、図7(d)に示すような挿入位置に保持される。ここに、途中経過を示す図7(c)では、スピンドルモータ12がシャーシ1の外部にあるが、この位置に達するまでの過程において、ピン55がガイド溝56の退避位置用変位部56a内を移動している間に、図4に示すように、シャッタオープナ47のローラ48がシャッタ44に係止し、ローディングトレイ4の押し込みに従い、このシャッタ44を開放方向に移動させてキャディ6の開口部43を開放させる。このように開口部43が完全に開放された状態で、ローディングトレイ4がさらに押し込まれることにより、ピン55がガイド溝56の退避位置用変位部56aから傾斜部56cにガイドされて装着位置用変位部56bへ移行することにより、移動プレート51、リンク53、ガイド溝56等の作用に基づき、スピンドルモータ12がディスク側に押し上げられる。この段階では、開口部43が完全に開放されているので、スピンドルモータ12を上昇変位させても支障はない。これにより、スピンドルモータ12はその先端の傾斜部34をガイドとして円滑に円筒部33及びターンテーブル32が情報記録媒体8に対して嵌合状態となるとともに、ターンテーブル32がキャディ搭載面7よりも高い位置に移動し、内蔵のクランパ42に対向する位置関係となり(突出部36により位置決めされる)、クランパ42内の鉄板をターンテーブル32側の永久磁石が吸引することにより、情報記録媒体5はターンテーブル32とクランパ42とよりケース41内で浮いた状態で挟持され、スピンドルモータ12の回転に従い回転し得る可動可能な状態となる。このとき、キャディ位置決めピン60がキャディ6の位置決め穴に嵌合することにより、キャディ6の位置決めがなされる。このように、情報記録媒体5をターンテーブル32上に載置させるためのスピンドルモータ12の昇降動作が、このスピンドルモータ12がシャーシ1内に入り込む前に行われることとなる。よって、媒体着脱動作時に必要なスピンドルモータ12の昇降移動空間がシャーシ1の外部空間に存在することとなり、シャーシ1内にこの空間を確保する必要がないため、装置全体の薄型化が可能となる。
【0041】
その後、図7(d)に示すようにローディングトレイ4がシャーシ1内に完全に挿入された状態では光ピックアップ装置21が開放状態の開口部43を介して情報記録媒体5に対向し得る状態となり、光ピックアップ装置21側の動作に従い再生等の動作が行われる。このときのローディングトレイ4の押し込み操作に際して、クランピングプレート45がキャディ6により押されて奥側に移動し、最終的に図7(d)に示すように最奥部に押し込まれた状態となる。これは、キャディ6の場合、内蔵のクランパ42を用いるため、裸ディスク用のクランパ35は不要だからである。
【0042】
キャディ6を取出すときには、逆の動作となる。従って、図7(c)から図7(b)に移行する過程では、スピンドルモータ12が情報記録媒体5側から退避変位した後で、シャッタオープナ47が遮蔽方向へ動作してシャッタ44を遮蔽状態にする。
【0043】
なお、本実施の形態では、光ピックアップ装置21及びスレッジ駆動機構29をシャーシ1側に設けたが、図8に概略的に示すようにローディングトレイ4側に搭載してもよい。このような構成によっても、スピンドルモータ12の昇降移動空間はシャーシ1の外部に持たせることができ、シャーシ1等の装置の薄型化が可能で、キャディ6と裸ディスクとの双方に適用できる。この場合、光ピックアップ装置21がローディングトレイ4とともに外部に露出することから対物レンズ22に手を触れ得ることとなり、光ピックアップ装置21の汚れ、破損等の問題があるものの、実用上、支障なければ、光ピックアップ装置21をシャーシ1内に内蔵させるよりローディングトレイ4に搭載させる方が構成が簡単となる。
【0044】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ディスク駆動手段が情報記録媒体を脱着するために移動する移動空間を装置筐体外部に設けることが可能であり、装置の薄型化を図れ、さらに、光ピックアップがシャーシ内に設けられており、常に装置筐体内部にあるため、ディスク装着/排出時であっても、ユーザの手や指が触れることがなく、光ピックアップにごみ、埃などのコンタミネーションが付着する等の不具合を回避することができる。また、裸ディスク状の情報記録媒体であってもキャディに内蔵された情報記録媒体であっても、突出位置にあるローディングトレイ上でディスク駆動手段に着脱させることができ、媒体の形態を問わず、その情報の再生、記録又は消去が可能となる。
【0045】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様であるが、光ピックアップがローディングトレイに設けられているため、光ピックアップに手が触れる可能性はあるものの、構成をより一層簡単にすることができる。
【0046】
請求項3記載の発明によれば、ローディングトレイが突出位置から挿入位置に移動する際にはシャッタオープナによりシャッタを移動させてキャディの開口部を開放させた後に、ディスク駆動手段がキャディの開口部を通して情報記録媒体に近づいて装着し、ローディングトレイが挿入位置から突出位置に移動する際には、ディスク駆動手段が情報記録媒体から離れてキャディの開口部外に位置した後、シャッタオープナがキャディの開口部を閉じるので、キャディが装填された場合にはローディングトレイの移動に連動して自動的にシャッタを開閉することができ、請求項1又は2記載の発明の実現が容易となる。
【0047】
請求項4記載の発明によれば、情報記録媒体とディスク駆動手段とが干渉することがなく、請求項1又は2記載の発明の実現が容易となる。
【0048】
請求項5記載の発明によれば、ディスク駆動手段の情報記録媒体着脱時の移動量を小さくすることができ、装置を薄型化しつつ請求項1又は2記載の発明を実現できる。
【0049】
請求項6記載の発明によれば、キャディが装填された場合には容易にキャディと情報記録媒体とディスク駆動手段との位置関係を定めることが可能であり、請求項1又は2記載の発明の実現が容易となる。
請求項7記載の発明によれば、ローディングトレイに前記キャディが搭載されたときは、挿入位置においてクランパはキャディの移動に応じて退避するため、裸ディスク状の情報記録媒体であってもキャディに内蔵された情報記録媒体であっても装置内に装着脱することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すトレイ突出状態の概略斜視図である。
【図2】情報記録媒体を示す平面図である。
【図3】スピンドルモータの先端付近の構造を示す断面図である。
【図4】キャディ、クランピングプレート及びシャッタオープナ等を示す概略底面図である。
【図5】モータ昇降動作を順に示す概略断面図である。
【図6】裸ディスク装着の場合の動作を順に示す概略断面図である。
【図7】キャディ装着の場合の動作を順に示す概略断面図である。
【図8】変形例をを示すトレイ突出状態の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 シャーシ
4 ローディングトレイ
5 情報記録媒体
6 キャディ
7 キャディ搭載面
8 情報記録媒体
9,10 裸媒体搭載面
12 ディスク駆動手段
21 光ピックアップ
29 スレッジ駆動機構
31 中心穴
32 ターンテーブル
33 円筒部
34 傾斜部
41 ケース
43 開口部
44 シャッタ
47 シャッタオープナ
51 移動プレート
57 ディスク駆動手段位置制御機構
58 ディスク駆動手段・シャッタオープナ動作タイミング制御機構
60 キャディ位置決めピン

Claims (7)

  1. 回転駆動される円盤状の情報記録媒体に対して情報の再生、記録又は消去を行なう情報記録媒体駆動装置において、
    装置筐体から突出した突出位置と前記装置筐体内部に挿入された挿入位置との間で移動自在に設けられて、前記情報記録媒体を保持するローディングトレイと、
    前記装置筐体内部に設けられて、前記ローディングトレイを移動自在に保持するシャーシと、
    前記ローディングトレイと共に移動して、該ローディングトレイに対して媒体着脱方向に移動自在に設けられて、情報記録媒体を回転駆動させるディスク駆動手段と、
    前記シャーシ内に設けられて、前記情報記録媒体の記録面に光を照射する光ピックアップ装置と、
    前記シャーシ内に設けられて、前記光ピックアップ装置を記録面に沿って駆動するスレッジ駆動機構と、
    前記ローディングトレイに設けられて、前記光ピックアップ装置を記録面に沿って駆動するスレッジ駆動機構と、
    前記ローディングトレイが前記突出位置にあるときには前記ディスク駆動手段を前記情報記録媒体から離れた退避位置に位置させ、前記ローディングトレイが前記挿入位置にあるときには前記ディスク駆動手段を前記情報記録媒体を装着位置に位置させるよう、前記シャーシの内壁面両側に設けられたガイド溝の設定に応じてディスク駆動手段のディスク着脱方向の位置を制御するディスク駆動手段位置制御機構と、を備えることを特徴とする情報記録媒体駆動装置。
  2. 回転駆動される円盤状の情報記録媒体に対して情報の再生、記録又は消去を行なう情報記録媒体駆動装置において、
    装置筐体から突出した突出位置と前記装置筐体内部に挿入された挿入位置との間で移動自在に設けられて、前記情報記録媒体を保持するローディングトレイと、
    前記装置筐体内部に設けられて、前記ローディングトレイを移動自在に保持するシャーシと、
    前記ローディングトレイと共に移動して、該ローディングトレイに対して媒体着脱方向に移動自在に設けられて、前記情報記録媒体を回転駆動させるディスク駆動手段と、
    前記ローディングトレイに設けられて、前記情報記録媒体の記録面に光を照射する光ピックアップ装置と、
    前記ローディングトレイに設けられて、前記光ピックアップ装置を記録面に沿って駆動するスレッジ駆動機構と、
    前記ローディングトレイが前記突出位置にあるときには前記ディスク駆動手段を前記情報記録媒体から離れた退避位置に位置させ、前記ローディングトレイが前記挿入位置にあるときには前記ディスク駆動手段を前記情報記録媒体を装着位置に位置させるよう、前記シャーシの内壁面両側に設けられたガイド溝の設定に応じてディスク駆動手段のディスク着脱方向の位置を制御するディスク駆動手段位置制御機構と、を備えることを特徴とする情報記録媒体駆動装置。
  3. 内蔵された前記情報記録媒体の一部を露出させる開口部が形成されたケースと前記開口部を遮蔽するシャッタとを有するキャディに対して、前記シャッタを開閉させるシャッタオープナと、
    前記ローディングトレイが前記突出位置から前記挿入位置に移動する際には前記シャッタを開放させた後に前記ディスク駆動手段を前記開口部を通して前記キャディ内の前記情報記録媒体に近づけて装着させ、前記ローディングトレイが前記挿入位置から前記突出位置に移動する際には前記ディスク駆動手段を前記情報記録媒体から離れて前記開口部外の退避位置に移動させた後に前記シャッタを遮蔽させるように前記ローディングトレイの移動動作に連動するディスク駆動手段・シャッタオープナ動作タイミング制御機構と、を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録媒体駆動装置。
  4. 前記ローディングトレイは、前記情報記録媒体が内蔵されたキャディを搭載するキャディ搭載面と前記情報記録媒体を直接搭載する裸媒体搭載面とを有し、前記ディスク駆動手段位置制御機構は、前記ローディングトレイが前記突出位置にあるときには前記ディスク駆動手段の先端部を前記キャディ搭載面より退避位置側であって、前記裸媒体搭載面より装着位置側に位置させることを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録媒体駆動装置。
  5. 前記ディスク駆動手段は、その先端部に、前記情報記録媒体を搭載するターンテーブルと、このターンテーブルに前記情報記録媒体を案内する傾斜部と、この傾斜部と前記ターンテーブルとの間に設けられて前記情報記録媒体の中心穴に対応する円筒部とを備え、
    前記ローディングトレイは、前記情報記録媒体を直接搭載する裸媒体搭載面を備え、
    前記ローディングトレイが前記突出位置にあるときには前記ターンテーブルの位置が前記裸媒体搭載面の位置より装着位置側に突出していることを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録媒体駆動装置。
  6. 前記ディスク駆動手段位置制御機構は、前記ローディングトレイの前記突出位置と前記挿入位置との間の移動に連動して前記ディスク駆動手段を情報記録媒体の着脱方向に移動自在な移動プレートを備え、この移動プレートはキャディ位置決めピンを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録媒体駆動装置。
  7. 前記情報記録媒体は、裸媒体又は情報記録媒体をキャディに内蔵する形態であって、
    前記シャーシ内に設けられて、前記裸媒体を挟持する位置に配置されたクランパを有し、
    前記ローディングトレイに前記裸ディスクが搭載されたときは、前記挿入位置において前記ディスク駆動手段と前記クランパで該裸媒体を挟持し、
    前記ローディングトレイに前記キャディが搭載されたときは、前記挿入位置において前記クランパは該キャディの移動に応じて退避して、前記ディスク駆動手段と該キャディの内蔵クランパで該キャディ内の情報記録媒体を挟持することを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録媒体駆動装置。
JP26594398A 1998-09-21 1998-09-21 情報記録媒体駆動装置 Expired - Fee Related JP3717677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26594398A JP3717677B2 (ja) 1998-09-21 1998-09-21 情報記録媒体駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26594398A JP3717677B2 (ja) 1998-09-21 1998-09-21 情報記録媒体駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000100043A JP2000100043A (ja) 2000-04-07
JP3717677B2 true JP3717677B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=17424244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26594398A Expired - Fee Related JP3717677B2 (ja) 1998-09-21 1998-09-21 情報記録媒体駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3717677B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000100043A (ja) 2000-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3740698B2 (ja) 記録再生装置
US20060168603A1 (en) Disc changer having disc discharge mechanism
JP5006661B2 (ja) 光機器装置
JPH0896464A (ja) ディスクカートリッジ装填装置及び方法
KR100932647B1 (ko) 디스크 취출 유닛 및 이를 구비한 광디스크 장치
JPH10208359A (ja) 電子機器
JP3717677B2 (ja) 情報記録媒体駆動装置
JPH05159528A (ja) ディスククリーナ装置
KR100253440B1 (ko) 디스크 트레이로부터 디스크 카트리지를 상승하도록 조작부재에의해 작동되는 카트리지 상승부재를 가진 디스크 장치
JPH11162068A (ja) ディスク装置
JP3726800B2 (ja) ディスク記録再生装置
JP2006127719A (ja) ディスクドライブ装置
JP3596803B2 (ja) 情報記録媒体駆動装置
JP4219072B2 (ja) ディスク記録再生装置
JP3812317B2 (ja) カートリッジ装着装置
JP3657815B2 (ja) 記録媒体駆動装置
KR100289527B1 (ko) 수동형 셔터를 갖는 카트리지
JP4329663B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP2004039193A (ja) ディスクドライブ装置のディスクリリース機構
JP3807278B2 (ja) ディスク装置
JP3769931B2 (ja) ディスクローディング装置
TW200423089A (en) Disk drive apparatus
JP2006054009A (ja) ディスクドライブ装置
JP4283865B2 (ja) ディスク装置
JP4513477B2 (ja) ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050617

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050617

TRDD Decision of grant or rejection written
RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20050620

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080909

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees