JP3709423B2 - 口コミ情報伝送装置、口コミ情報伝送方法、及び口コミ情報伝送プログラム - Google Patents

口コミ情報伝送装置、口コミ情報伝送方法、及び口コミ情報伝送プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メール、ファクシミリ等のデータ伝送手段、郵送手段を利用して個人間の信頼関係に基づいて口コミ情報を伝搬させるための口コミ情報伝送装置、口コミ情報伝送方法、及び口コミ情報伝送プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、企業が利用する広告媒体は、従来は、新聞、雑誌、ラジオ、テレビ等のマスメディアを利用するものが多かったが、インターネットの急速な普及に伴ってホームページやメール等のネットワークメディアを利用するものも急増してきている。
【0003】
また、ネットワークメディアを利用した広告を配信する際に、キャンペーンやアンケート等も同時に実施し、消費者の市場意識を調査するケースも増えてきている。これは、従来のマスメディアを利用してマーケット情報を収集する場合に比べて、ネットワークメディアを利用した方がコストを低減でき、より正確かつ詳細なマーケット情報を収集できるからである。
【0004】
したがって、今後、企業にとっては、ネットワークメディアの長所を利用した広告展開手法やマーケット情報の収集手法を開発することが、ビジネスを展開する上で益々重要になってきている。
【0005】
さらに、インターネット、及びメール機能を搭載した携帯情報端末装置や携帯電話の急激な普及に伴って、個人間のコミュニケーションツールとしてもメールが利用される場合が急激に増えてきている。個人が発信するメールは、インターネットを利用し、友達や同僚といった個人間の信頼関係により形成された人のネットワークを介して伝播させることにより、その伝播範囲を急速に拡大することが可能である。
【0006】
このような個人間の信頼ネットワーク及びインターネットを利用したマーケティング手法として、個人が発信する口コミ情報メールにより消費者に対して商品情報を伝播させるマーケティングビジネスが注目されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の口コミ情報メールにより商品情報を消費者に伝播させるマーケティングビジネスにあっては、口コミ情報の伝播範囲は個人間の信頼ネットワークを利用したとしても、メール受信が可能なパソコン、携帯情報端末装置、携帯電話等の通信端末ユーザーに限られていたため、通信端末ユーザー以外の仲間には伝播させることができないという問題があった。
【0008】
また、個人間で伝播する口コミ情報メールは、誰が誰に送信したかが分からなかったため、同一の人に対して同一内容の複数のメールが届いてしまうことがあり、無駄なメール配信が多発して効率的なメール伝播が困難であるという問題もあった。
【0009】
さらに、個人間で口コミ情報メールを伝播させる場合、個人で管理するメールアドレス帳を利用して送信先が設定されていたため、送信先を間違えたり、重複設定したりといった、送信先の設定に関わるミスが発生し易いという問題もあった。
【0010】
また、個人間で口コミ情報メールを伝播させる場合、無作為発信(いわゆる、SPAM)メールや、見知らぬ人からのメールの受信を拒否することができないという問題もあった。
【0011】
さらに、発信者は、メール対応の通信端末を所有しない人に対しても口コミ情報を伝播させようとした場合、相手が受信可能な手段(例えば、電話、ファクシミリ、郵便等)を自ら調べて、その手段に応じた手間をかける必要があり、メール以外の手段では口コミ情報を伝播させることが困難であった。例えば、メール対応の通信端末→電話→ファクシミリといった順に、口コミ情報を複数の伝送メディアを跨いで伝播させることは困難であった。
【0012】
さらに、伝播される口コミ情報の価値は、受信する個人毎に異なるものであり、友達から受信した口コミ情報メールの価値が低い場合でも、受信を拒否することができず、友達との信頼関係を考慮すると安易に拒否メールを送信することも難しかった。
【0013】
本発明の課題は、口コミ情報メールを送信する送信先の設定ミスや重複送信を低減しつつ送信先の設定を容易にし、メール機能付き通信端末、ファクシミリや郵便等の複数の情報伝達メディアに対しても多段階に効率良く口コミ情報を伝播させることができ、更に、個人間の信頼関係に基づいて口コミ情報の価値をも考慮して届くべき人に口コミ情報を確実に伝播させることができる口コミ情報伝送装置、口コミ情報伝送方法、及び口コミ情報伝送プログラムを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
商品サービスを提供する提供者の通信端末と、商品サービス内容から口コミ情報を作成し、その口コミ情報の伝送先を指定する口コミ者の通信端末と、口コミ者からの口コミ情報を受信する被口コミ者の通信端末と、を通信ネットワークを介して相互に接続し、前記口コミ者の通信端末から口コミ情報とともに伝送先を受信して、その伝送先となる被口コミ者の通信端末に口コミ情報を伝送する口コミ情報伝送装置(例えば、図5の口コミ管理サーバ22)であって、
複数の口コミ者情報と、当該各口コミ者の被口コミ者となる複数の友人宛先情報とを対応付けて記憶する記憶手段(例えば、図8の友達リストテーブル2206と、図9のユーザーテーブル)と、
口コミ者の友人宛先情報を前記記憶手段から呼び出すための呼出情報を保持する保持手段(例えば、図8の友達リストテーブル2206のユーザIDと、図9のユーザーテーブルのユーザID)と、
前記商品サービス内容を表示するための商品サービス画面情報と、前記口コミ情報を伝送する伝送指示を入力させるための伝送指示表示情報とを口コミ者の通信端末に伝送して表示させる商品サービス伝送手段(例えば、図7のCPU2201により実行される図12の被口コミ者選択処理)と、
前記口コミ者の通信端末から前記伝送指示表示情報により入力された伝送指示信号を受信した際に、前記保持手段に保持された呼出情報に基づいて前記記憶手段から当該口コミ者の複数の友人宛先情報を呼び出し、その友人宛先リストを表示するためのリスト表示情報を口コミ者の通信端末に伝送して表示させる友人リスト伝送手段(例えば、図7のCPU2201により実行される図12の被口コミ者選択処理)と、
前記口コミ者の通信端末から、その口コミ者が作成した口コミ情報と伝送宛先の指定情報とを受信し、その受信した口コミ情報を指定された友人宛先の通信端末に伝送する口コミ情報伝送手段(例えば、図7のCPU2201により実行される図13の口コミ情報伝送処理)と、
前記被口コミ者が特定の口コミ者から伝送される口コミ情報を予め選択した友人宛先に自動的に転送するという転送先情報を任意に設定する転送先設定手段(例えば、図5の口コミ管理サーバ22により提供される図20の被口コミ者の環境設定画面)と、を備え、
前記記憶手段は、前記転送先設定手段により設定された転送先情報を前記被口コミ者毎に記憶し、
前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ情報を前記選択された友人宛先の被口コミ者に伝送した際に、前記記憶手段に当該被口コミ者の転送先情報が設定されていた場合、当該被口コミ者の転送先に前記口コミ情報を被口コミ者の名義に変更して更に転送することを特徴としている。
【0015】
この請求項1記載の発明によれば、
商品サービスを提供する提供者の通信端末と、商品サービス内容から口コミ情報を作成し、その口コミ情報の伝送先を指定する口コミ者の通信端末と、口コミ者からの口コミ情報を受信する被口コミ者の通信端末と、を通信ネットワークを介して相互に接続し、前記口コミ者の通信端末から口コミ情報とともに伝送先を受信して、その伝送先となる被口コミ者の通信端末に口コミ情報を伝送する口コミ情報伝送装置であって、複数の口コミ者情報と、当該各口コミ者の被口コミ者となる複数の友人宛先情報とを対応付けて記憶手段に記憶し、口コミ者の友人宛先情報を前記記憶手段から呼び出すための呼出情報を保持手段に保持し、商品サービス伝送手段が、前記商品サービス内容を表示するための商品サービス画面情報と、前記口コミ情報を伝送する伝送指示を入力させるための伝送指示表示情報とを口コミ者の通信端末に伝送して表示させ、友人リスト伝送手段が、前記口コミ者の通信端末から前記伝送指示表示情報により入力された伝送指示信号を受信した際に、前記保持手段に保持された呼出情報に基づいて前記記憶手段から当該口コミ者の複数の友人宛先情報を呼び出し、その友人宛先リストを表示するためのリスト表示情報を口コミ者の通信端末に伝送して表示させると、口コミ情報伝送手段が、前記口コミ者の通信端末から、その口コミ者が作成した口コミ情報と伝送宛先の指定情報とを受信し、その受信した口コミ情報を指定された友人宛先の通信端末に伝送し、転送先設定手段が、前記被口コミ者が特定の口コミ者から伝送される口コミ情報を予め選択した友人宛先に自動的に転送するという転送先情報を任意に設定し、前記記憶手段は、前記転送先設定手段により設定された転送先情報を前記被口コミ者毎に記憶し、前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ情報を前記選択された友人宛先の被口コミ者に伝送した際に、前記記憶手段に当該被口コミ者の転送先情報が設定されていた場合、当該被口コミ者の転送先に前記口コミ情報を被口コミ者の名義に変更して更に転送する。
【0016】
したがって、被口コミ者が信用する口コミ者からの口コミ情報を、自分が信用する友人宛にも自動的に転送するように設定することが容易にでき、口コミ情報伝送装置の利便性を向上できる。
【0029】
また、請求項に記載する発明のように、請求項1記載の口コミ情報伝送装置において、前記被口コミ者が前記口コミ者に対する信用度を表す信用係数を任意に設定すると共に、その信用係数値に基づいて当該口コミ者から伝送される口コミ情報を受信拒否、あるいは受信許可、あるいは受信許可と予め選択した友人宛先への自動転送かを任意に設定する受信可否設定手段(例えば、図5の口コミ管理サーバ22により提供される図20の被口コミ者の環境設定画面)を更に備え、
前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ情報を前記選択された友人宛先に伝送する際に、前記受信可否設定手段に設定された当該被口コミ者の口コミ者に対する信用係数値が受信不可に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に対する口コミ情報の伝送を中止し、あるいは信用係数値が受信許可に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に口コミ情報を伝送し、あるいは信用係数値が受信許可と予め選択した友人宛先への自動転送に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に口コミ情報を伝送すると共に、当該被口コミ者の自動転送先に前記口コミ情報を更に転送することが有効である。
【0030】
この請求項記載の発明によれば、
受信可否設定手段により前記被口コミ者が前記口コミ者に対する信用度を表す信用係数を任意に設定すると共に、その信用係数値に基づいて当該口コミ者から伝送される口コミ情報を受信拒否、あるいは受信許可、あるいは受信許可と予め選択した友人宛先への自動転送かを任意に設定すると、前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ情報を前記選択された友人宛先に伝送する際に、前記受信可否設定手段に設定された当該被口コミ者の口コミ者に対する信用係数値が受信不可に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に対する口コミ情報の伝送を中止し、あるいは信用係数値が受信許可に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に口コミ情報を伝送し、あるいは信用係数値が受信許可と予め選択した友人宛先への自動転送に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に口コミ情報を伝送すると共に、当該被口コミ者の自動転送先に前記口コミ情報を更に転送する。
【0031】
したがって、被口コミ者が口コミ者に対して信用度を任意に設定し、かつその信用度合いにより口コミ情報を受信拒否するか、受信するか、更に友人にまで転送するかを任意に設定でき、被口コミ者の使い勝手を向上できると共に、口コミ者と被口コミ者の間の信用度合いに応じた口コミ情報の伝送ネットワークを容易に形成できる。
【0032】
また、請求項に記載する発明のように、請求項1記載の口コミ情報伝送装置において、前記口コミ者が自ら作成した口コミ情報を他の口コミ者に対して使用許可するか否かを設定する使用許可設定手段(例えば、図5の口コミ管理サーバ22により提供される図19はUA君の友人リスト画面)を更に備え、
前記記憶手段は、前記使用許可設定手段により設定された使用許可情報を前記口コミ情報と対応付けて前記口コミ者毎に記憶し、
前記口コミ者が口コミ情報を作成する際に、前記記憶手段に記憶された複数の口コミ情報の中から使用許可情報が設定された複数の口コミ情報を読み出して選択可能に一覧表示するための口コミ情報リストを口コミ者の通信端末に伝送する口コミリスト伝送手段(例えば、図5の口コミ管理サーバ22により提供される図19はUA君の友人リスト画面)を更に備えることが有効である。
【0033】
この請求項記載の発明によれば、
使用許可設定手段により前記口コミ者が自ら作成した口コミ情報を他の口コミ者に対して使用許可するか否かを設定すると、前記記憶手段は、前記使用許可設定手段により設定された使用許可情報を前記口コミ情報と対応付けて前記口コミ者毎に記憶し、口コミリスト伝送手段により前記口コミ者が口コミ情報を作成する際に、前記記憶手段に記憶された複数の口コミ情報の中から使用許可情報が設定された複数の口コミ情報を読み出して選択可能に一覧表示するための口コミ情報リストを口コミ者の通信端末に伝送する。
【0034】
したがって、口コミ者が自分で作成した口コミ文章を他者に公開するか否かを任意に設定できると共に、他の口コミ者は他者の口コミ文章を容易に利用することができ、良い口コミ情報を再利用することにより口コミ効果を増大させることができる。
【0035】
更に、請求項に記載する発明のように、請求項記載の口コミ情報伝送装置において、前記伝送された口コミ情報に対して前記被口コミ者が評価値を任意に設定する口コミ情報評価手段(例えば、図5の口コミ管理サーバ22により提供される図26、図27の口コミ情報の出力例)を更に備え、
前記記憶手段は、前記口コミ情報評価手段により設定された評価値を前記口コミ情報毎に集計した集計結果を口コミ情報を作成した口コミ者毎に記憶し、
前記口コミ者が口コミ情報を作成する際に、前記口コミリスト伝送手段は、前記記憶手段に記憶された複数の口コミ情報の中から前記評価値の集計結果が上位のものから順に一覧表示する口コミ情報リスト(例えば、図19のコピーランキング)を口コミ者の通信端末に伝送することが有効である。
【0036】
この請求項記載の発明によれば、
口コミ情報評価手段により前記伝送された口コミ情報に対して前記被口コミ者が評価値を任意に設定すると、前記記憶手段は、前記口コミ情報評価手段により設定された評価値を前記口コミ情報毎に集計した集計結果を口コミ情報を作成した口コミ者毎に記憶し、前記口コミ者が口コミ情報を作成する際に、前記口コミリスト伝送手段は、前記記憶手段に記憶された複数の口コミ情報の中から前記評価値の集計結果が上位のものから順に一覧表示する口コミ情報リストを口コミ者の通信端末に伝送する。
【0037】
したがって、口コミ者が作成した口コミ文章を被口コミ者が評価して結果をランキング表示させることができ、口コミ者は有効な口コミ文章を容易に再利用することができる。
【0038】
また、請求項に記載する発明のように、請求項1記載の口コミ情報伝送装置において、前記口コミ者が前記口コミ情報として伝送しようとする前記商品サービス情報の評価値を任意に設定する商品サービス評価手段(例えば、図5の口コミ管理サーバ22により提供される図19はUA君の友人リスト画面)と、
前記商品サービス情報毎に前記評価値を集計した集計値を、その評価値を設定した口コミ者数で割って平均値を算出する平均値算出手段(例えば、図7のCPU2201により実行される図14の商品サービスの一般価値算出処理)と、を更に備え、
前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ者が作成した口コミ情報を前記友人宛先リストにおいて指定された友人宛先に伝送する際に、前記平均値算出手段により算出された商品サービスの評価平均値を付加して伝送することが有効である。
【0039】
この請求項記載の発明によれば、
商品サービス評価手段により前記口コミ者が前記口コミ情報として伝送しようとする前記商品サービス情報の評価値を任意に設定すると、平均値算出手段が、前記商品サービス情報毎に前記評価値を集計した集計値を、その評価値を設定した口コミ者数で割って平均値を算出し、前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ者が作成した口コミ情報を前記友人宛先リストにおいて指定された友人宛先に伝送する際に、前記平均値算出手段により算出された商品サービスの評価平均値を付加して伝送する。
【0040】
したがって、複数の口コミ者の商品サービスに対する評価を口コミ情報とともに伝送することができ、評価の高い商品サービスに対して被口コミ者を誘導する機会を増大できる。
【0041】
また、請求項に記載する発明のように、請求項1記載の口コミ情報伝送装置において、前記被口コミ者が口コミ情報を受信する受信方法を設定する受信方法設定手段(例えば、図5の口コミ管理サーバ22により提供される図20の被口コミ者の環境設定画面)を更に備え、
前記記憶手段は、前記受信方法設定手段により設定された受信方法を前記被口コミ者毎に記憶し、
前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ者の通信端末から口コミ情報と伝送宛先の指定情報とを受信し、その受信した口コミ情報を指定された友人宛先毎に伝送する際に、前記記憶手段に記憶された該当する各被口コミ者の受信方法に基づいて伝送媒体を選択して各被口コミ者の通信端末に伝送することが有効である。
【0042】
この請求項記載の発明によれば、
受信方法設定手段により前記被口コミ者が口コミ情報を受信する受信方法を設定すると、前記記憶手段は、前記受信方法設定手段により設定された受信方法を前記被口コミ者毎に記憶し、前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ者の通信端末から口コミ情報と伝送宛先の指定情報とを受信し、その受信した口コミ情報を指定された友人宛先毎に伝送する際に、前記記憶手段に記憶された該当する各被口コミ者の受信方法に基づいて伝送媒体を選択して各被口コミ者の通信端末に伝送する。
【0043】
したがって、被口コミ者が希望する口コミ情報の受信方法を任意に設定でき、口コミ情報を多様な伝送形態(Eメールだけでなく、電話、ファクシミリ等)で伝送することができ、口コミ情報を様々な伝送媒体を利用して被口コミ者に伝播させることができ、商品サービスを口コミにより効率よく伝播させることができる。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。本発明は、図1に概念図を示すように、従来の情報伝達メディアであるインターネット100、ファクシミリ網200、電話網300、郵送網400、及び現実社会500を階層的に示している。そして、これら各階層の情報伝達メディアを利用するユーザー群(図中の楕円内に示す大文字アルファベット群)に対して、その各メディア層間のギャップを貫通して多段階に口コミ情報を伝播させるネットワークを形成するとともに、その伝播させる口コミ情報がユーザー間の信頼関係、趣味、嗜好等の価値観おも考慮して、友人間や会社の同僚間等の個人間に形成された人的ネットワークを介して届くべき人に確実に価値のある口コミ情報を伝播させることを可能にする口コミ情報伝送システムを構築することに特徴がある。
【0048】
この図1に示す概念図では、インターネット100を最下層とし、かつ面積を最小にしているが、これはユーザー数が最も少なく口コミ情報が伝播する範囲が最も狭いことを示している。また、インターネット100の上位階層に位置するファクシミリ網200は、インターネット100よりも面積が広いため、よりユーザー数が多く、かつ口コミ情報が伝播する範囲もより広いことを示す。
【0049】
さらに、ファクシミリ網200の上位階層に位置する電話網300は、ファクシミリ網200よりも面積が広いため、よりユーザー数が多く、かつ口コミ情報が伝播する範囲もより広いことを示す。同様に、電話網300の上位階層に位置する郵送網400は、電話網300よりも更に面積が広いため、ユーザー数が更に多く、かつ口コミ情報が伝播する範囲も更に広いことを示す。
【0050】
そして、最上位層に位置する現実社会500は、郵送網400よりも更に面積が広く、具体的な情報伝達メディアは介在せず個人間の会話により口コミ情報が伝播するため、その伝播速度は他のメティア階層と比べることは難しいが、最も伝播範囲が広いと考えられる。
【0051】
また、図1に示した情報伝達メディア100〜500の右横には、情報を伝達する情報伝達機器の具体例を示している。例えば、図示するように、インターネット100ではメールサーバー、その他のサーバー等が利用され、ファクシミリ網200ではファクシミリサーバー等が利用され、電話網300では電話器等が利用され、郵送網400でははがき、封筒等が利用され、現実社会500では店舗等が情報発信元として利用される。
【0052】
さらに、図1内に示した複数のユーザーA〜Jが、情報伝達メディア100〜500に属する関係を説明する。ユーザーAは現実社会500のメディアだけに属すことを示し、ユーザーC、I、Jは現実社会500及び郵送網400の2層のメディアに属することを示し、ユーザーBは現実社会500及び電話網300の2層のメディアに属することを示し、ユーザーF、Hは現実社会500、郵送網400及び電話網300の3層のメディアに属することを示し、ユーザーEは現実社会500、郵送網400、電話網300及びファクシミリ網200の4層のメディアに属することを示し、ユーザーD、F、Gは5層の全てのメディアに属することを示す。
【0053】
なお、図1内の各階層平面内には細い直線矢印及び太い曲線矢印を示しているが、細い直線矢印は、各情報伝達メディア平面上でのユーザー間のアクセス過程や情報の伝播過程を示し、太い曲線矢印は、当該アクセス過程や情報の伝播過程等が、どのような経路でユーザー間を辿ったかをも含めた後述する遺伝的リンクに基づく情報伝播過程を示している。
【0054】
この図1では、ユーザーDが情報発信源となり、インターネット100を利用してユーザーGに遺伝的リンクで口コミ情報を伝播させたことを示し、ユーザーGがユーザーDから受信した口コミ情報を電話網300を利用してユーザーF及びHに遺伝的リンクで伝播させたことを示している。
【0055】
そして、図1の郵送網400において、ユーザーFがユーザーGから受信した口コミ情報を郵送網400を利用してユーザーE及びCに遺伝的リンクで伝播させたことを示し、ユーザーHがユーザーGから受信した口コミ情報を郵送網400を利用してユーザーI及びJに遺伝的リンクで伝播させたことを示している。そして、ユーザーCがユーザーFから受信した口コミ情報を現実社会500においてユーザーBに口頭で伝え、ユーザーBがユーザーAに口頭で伝えたことを示している。
【0056】
したがって、本実施の形態では、図1に示したように5層の情報伝達メディアを想定し、ユーザーA〜Jが属する複数の情報伝達メディアを通じて、個人間の関係において口コミ情報を多段階に伝播可能とする口コミ情報伝送システムの詳細を以下に説明する。
【0057】
次に、本実施の形態の口コミ情報伝送システムの詳細な構成説明に入る前に、ユーザー間で伝播する口コミ情報の価値について、図2〜図4に基づいて説明する。
図2は、A社が情報源X1として発信する「100円にて電話プレゼント」が、8人のユーザーUA〜UHの間で口コミ情報として伝播する状態を模式的に示した図である。
【0058】
図2において、A社は、例えばキャンペーンのため「***円にて電話プレゼント」を情報源X1として、3人のユーザーUA〜UCに伝播させたとする。この場合、3人のユーザーUA〜UCは、A社から受け取った情報源X1に対して各々主観的な価値を設定し、その価値を示す重み値を、図中のユーザーUA〜UCの各入力側に示す小さな円の近傍に示している。
【0059】
図2では、ユーザーAは、A社からの情報源X1に対して「0.80」という重み値を設定し、同様に、ユーザーUBは「0.70」という重み値を設定し、同様に、ユーザーUCは「0.30」という重み値を設定している。この場合、重み値は、「1.00」を最大値、「0.00」を最小値として設定可能とし、「1.00」はユーザーにとって口コミ情報の価値が一番高いと評価する際に設定し、「0.00」はユーザーにとって口コミ情報の価値が無価値と評価する際に設定する。
【0060】
したがって、重み値は、ユーザーが主観的な価値基準に基づいて「0.00」〜「1.00」の間で任意に設定可能である。上記3人のユーザーUA〜UC間では、ユーザーUAが情報源X1に対して最高価値を設定し、ユーザーUCが情報源X1に対して最低価値を設定したことになる。
【0061】
そして、図中のユーザーUA〜UCの各重み値設定の下側に示すように、重み値「0.80,0.70,0.30」を平均化することにより、情報源X1に対する商品サービスの一般価値を算出可能とする。すなわち、情報源X1の価値=(0.80+0.70+0.30)/3=0.60が、商品サービスの一般価値である。
【0062】
次いで、図2において、ユーザーUAが、自分の友人である3人のユーザーUD〜UFに情報源X1を伝播させたとすると、ユーザーUD〜UFは、ユーザーUAから受け取った情報源X1に対して、各々主観的な価値としての重み値を設定する。この場合、ユーザーUDは「0.90」、ユーザーUEは「0.80」、ユーザーUFは「0.90」と設定している。
【0063】
また、ユーザーUBが、自分の友人であるユーザーUFに情報源X1を伝播させたとすると、ユーザーUFは、ユーザーUAから受け取ったものと同様の情報源X1であっても、ユーザーUBから受け取った情報源X1に対しては、重み値「1.00」を設定している。
【0064】
この場合、ユーザーUFに注目すると、図中のユーザーUFの重み値設定の下側に示すように、情報源X1に対する自分の友人UA、UBから見た価値「0.80,0.70」に、自分の価値「0.90,1.00」を乗算して算出することにより、ユーザーUFに伝播した時点での情報源X1の価値を算出する。すなわち、情報源X1の価値=(0.8*0.9+0.7*1)/2=0.71となる。このように友人間で伝播された口コミ情報に対してユーザー間で設定された重み値から算出した価値を、商品サービスの友人価値(図3(c)参照)とする。
【0065】
次いで、ユーザーUDが情報源X1を友人UAに対して伝播させようとしても、本実施の形態の口コミ情報伝送システムでは、情報源X1がユーザーUAから受け取った情報なので、ユーザーUAは、その口コミ情報を知っているので、ユーザーUDからユーザーUAには伝送できないように制御する。
【0066】
次いで、図2において、ユーザーUEが友人であるユーザーUG、UHに対して情報源X1を伝播させたとすると、ユーザーUG、UHは、ユーザーUEから受け取った情報源X1に対して、各々主観的な価値としての重み値を設定する。この場合、ユーザーUGは「0.30」、ユーザーUHは「0.60」と設定している。
【0067】
また、ユーザーUFが、自分の友人であるユーザーUHに情報源X1を伝播させたとすると、ユーザーUHは、ユーザーUEから受け取ったものと同様の情報源X1であっても、ユーザーUFから受け取った情報源X1に対しては、重み値「1.00」を設定している。
【0068】
ここで、例えば、ユーザー側の設定として、自分の友人から受け取る口コミ情報の価値が、「0.30」以下の場合は受け取らないという拒否設定を可能にしたとすると、ユーザーUGでは情報源X1の受け取りは拒否される。また、図中のユーザーUHに注目すると、友人UEを伝播経路として受け取る口コミ情報価値が低く、友人UFを伝播経路として受け取る口コミ情報価値が高いことを示している。
【0069】
次に、図2の口コミ情報伝播形態の具体例で説明した口コミ情報の一般価値、及びユーザーの一般価値の概念について、図3を参照して説明する。
図3(a)は、商品サービスの一般価値を説明するための図であり、商品サービスの一般価値とは、人々がどれくらい情報源に興味があるかを示した数値である。この場合、商品サービスを情報源Xとし、ユーザーUA〜UCの重み値をaWx,bWx,cWxとすると、商品サービスの一般価値=(aWx+bWx+cWx)/3を算出する。
【0070】
図3(b)は、ユーザーの一般価値を説明するための図であり、人々がどれくらいユーザーUAが出した口コミ情報に興味があるかを示した数値である。この場合、ユーザーUB〜UDがユーザーUAに対して設定した重み値をbWa,cWa,dWaとすると、ユーザーの一般価値としてUAの平均値=(bWa+cWa+dWa)/3を算出する。
【0071】
図3(c)は、商品サービスの友人価値を説明するための図であり、ユーザーが自分の友人から見た情報源の平均化値と、その平均値とを算出し、ユーザーの友人から見た情報源の価値観を予想する数値である。この場合、ユーザーUDが自分の友人UA、UB、UCから見た平均価値は、以下の演算で求める。
Figure 0003709423
【0072】
次いで、上記3つの情報量の平均は以下のように求める。
Figure 0003709423
この平均価値により、社会の平均的な情報源の平均価値ではなく、ユーザーUDの友人から見た情報源の価値観が予想できる。すなわち、個人にとって信用できる知人から受け取る信用できる情報は、おそらく信用できるということを予想できる。
【0073】
図2及び図3に示した各図では、本実施の形態の口コミ情報伝送システムを適用した際に設定されるパラメータである重み値と、その典型的な口コミ情報の伝播形態との対応関係を示した。また、図2及び図3を参照した説明では、口コミ情報の一般価値、ユーザーの一般価値、及び商品サービスの友人価値の概要について説明した。
【0074】
更に、図3(a)、(b)に示した重み値(aWx,bWx,cWx等)が持つ機能について、図4を参照して詳細に説明する。
図4(a)は、情報源XからユーザーUAに情報が入った状態を示す。ここで、aWxは、上記図3で説明したように、ユーザーUAの主観による情報源Xに対する重要度(Wait:重み値)であり、その重要度の設定範囲は0以上1以下で、単位を%で表すものとする。
ユーザーUAは、情報源Xが面白い情報だと思えばaWxの値を高く設定し、つまらない情報だと思えば低めに設定すれば良い。本システムでは、aWxは、ユーザーUAの意志で任意に設定可能とする。
【0075】
現状でも人間は無意識的にメーラーあるいは郵便ポストから入ってくる情報を視覚し、その情報量を頭の中で割り出している。例えば、企業から送られてくるダイレクトメールはタイトル(封筒)を見ただけでゴミ箱に捨てられることが多い。本システムでは、個人の各情報源に対する重要度(重み値)をシステム側に保持することにより、ユーザーにとって価値の高い情報が届くようにし、価値の低い情報は届かないようにして、ユーザーが多くのメリットを得られるようにすることを目的とする。
【0076】
このため、本システムでは、アプリケーションレベルではホームページ上に「お勧め」ボタンを設定し、この「お勧め」ボタンをクリックすると口コミ情報送信フォームに移行して、ユーザーが自分の口調で口コミ情報を設定可能にする。このことにより、ユーザーUAが情報源を友人に伝播させる際に、その友人から見たユーザーUAの重要度に対応する価値(口コミ情報)を情報源に付加して伝播させることが可能になる。
【0077】
図4(b)は、ユーザーUA〜UCの間で情報源Xが伝播していく過程と、各ユーザーUA〜UCの重み値の設定とを示す図である。この図では、各ユーザーUA〜UCが、情報源Xをどのような情報量の重みで見ているかを説明する。
【0078】
図中に示すように、情報源から発している情報量Xの重みを100%とすると、ユーザーUAは情報源をaWx(90%)の重みで見ているため、ユーザーUAに入る情報源の情報量はX*aWxとなる。同様に、ユーザーUBはユーザーUAから入る情報に対してbWa(80%)の重みで見ているため、ユーザーUBに入る情報源の情報量はX*aWx*bWaとなる。さらに、同様に、ユーザーUCに入る情報源の情報量は、その重みcWb(70%)によりX*aWx*cWbとなる。
【0079】
以上のことは、元の情報源の情報量Xが、ユーザー間で口コミされることにより情報量が減っていくことを示している。すなわち、情報が流れる人の経路により、被口コミ者が思う口コミ者の価値観は異なり、情報源から遠くなれば伝わる情報量が少なくなっていくことを示している。すなわち、被口コミ者から見て信用されている口コミ者から情報を伝えることは、情報源Xを正確に伝える経路だと言い換えられる。
【0080】
図4(c)は、従来のマスマーケティングの例を示した図である。従来のマスマーケティング手法では、大衆に向かって同じ価値(例えば、ユーザーUA〜UCの各重みaWx,bWx,cWxが全て3%)の情報を流しており、情報を受け取る人は広告(同じ情報を広く告げる)という意識付けの中で無理矢理入ってきた情報源に対する重み付けは低い。しかも街中には通常の広告もあふれており、重みの差は付け難い。
【0081】
これは、大衆に配信している広告は、個人個人にとって重要な情報のみではなく、必要がない情報もあるからである。したがって、情報を選別し受け取る人(被口コミ者)にとって必要な情報のみを選択することにより、選択された情報に対する価値を上げることができる。被口コミ者にとって必要のない情報を削除することにより、被口コミ者に入る情報量は高くなる。すなわち、被口コミ者に対して最適な情報の選択をしてくれる人に対する重み付けは必然的に高くなることは容易に想像できる。
【0082】
例えば、自分の趣味嗜好などを全て知り、何に興味があるのかを全て知っている人が、毎日10社の新聞の切り抜きや7誌の週刊誌の切り抜きをファクシミリで送ってくれるとすれば、選別された情報と、選別されていない情報のうち、価値がどちらが高いかは明白である。本システムでは、個人個人対して情報を選別して価値を作る仕組みも提供する。
【0083】
次に、本実施の形態における口コミ情報伝送システムの全体構成について図5を参照して説明する。図5は、口コミ情報の伝送を管理するレコメンドシステム1の内部構成と、このレコメンドシステム1を利用するA社の内部構成、口コミ者の口コミ情報伝播推移状態、及び被口コミ者の口コミ情報伝播推移とを対応付けて示した図である。
【0084】
図5において、レコメンドシステム1は、その内部のサーバ部2に遺伝的リンク管理サーバ21、口コミ管理サーバ22、ラベル印刷サーバ23、音声合成部24、音声認識部25、FAXサーバ26、OCR27、SMPTサーバ28、POPサーバ29、WEBサーバ30、及びその他サーバ31とを備え、送受信機器4としてプリンタ41、音声モデム42、FAXモデム43、TA又はモデム44、IrDA通信部45、TV送信部46、及びブルートゥース部47等を備える。
【0085】
次に、図5の遺伝的リンク管理サーバ21が有する機能について図6に示す機能ブロック図に基づいて説明する。図6の遺伝的リンク管理サーバ21は、CPU2101、入力部2102、表示部2103、I/F部2104、記憶部2105、遺伝子データベース(以下、遺伝子DBという)2106、及びオーダーデータベース(以下、オーダーDBという)2107により構成され、各部はバス2108に接続される。
【0086】
遺伝的リンク管理サーバ21は、図1のインターネット100、ファクシミリ網200、電話網300、及び郵送網300の各メディア層上において太い曲線矢印で示した遺伝的リンクによりユーザー間で口コミ情報が伝播した際に、伝播先ユーザへのアクセス過程や口コミ情報の伝播過程等が、どのような経路でユーザー間を辿ったかをも含めた過程を、その伝播される口コミ情報とともに管理する管理機能を有するサーバである。
【0087】
このため、レコメンドシステム1では、遺伝的リンク管理サーバ21を備えることにより、図1のインターネット100、ファクシミリ網200、電話網300、及び郵送網300の各メディア層上において、複数のユーザーA〜J間で口コミ情報が伝播する際に、その情報の伝播過程等が、その伝播過程に応じた遺伝子及び染色体の伝播により、どのような経路でユーザーA〜Jを辿ったかをも含めて管理することができる。その結果、例えば、レコメンドシステム1に登録した被口コミユーザーが、口コミユーザーからの口コミ情報の伝播により商品を購入する際、あるいはサービスを受ける際に、その口コミ情報が被口コミユーザーに至るまでに経由した口コミユーザーの経由過程も管理することが可能になる。
【0088】
CPU(Central Processing Unit)2101は、ホームページ上のレコメンドボタンが操作されてユーザー情報の登録指示を受信することにより、記憶部2105に記憶された遺伝子発行手続き処理プログラムに基づいて遺伝子発行手続き処理を実行し、その新規登録に対して遺伝子を発行する。
【0089】
また、CPU2101は、その登録指示されたユーザーから受信したユーザー情報(ID、パスワード、URL、氏名、住所等)と、発行した新規遺伝子とを対応付けて遺伝子DB2106に記憶する。
【0090】
さらに、CPU2101は、ユーザーがレコメンドシステム1の管理下で、各メディア層上で遺伝的リンクにより情報を伝播する際の伝播過程を管理するため記憶部2105に記憶された遺伝的リンク取得処理プログラム(すなわち、「Come.cgi」プログラム)に基づいて遺伝的リンク取得処理を実行する。
【0091】
この遺伝的リンク取得処理は、例えば、ユーザーがインターネット100上でネットサーフィンをしていて、たまたまアクセスしたサイトに掲載された商品を気に入り、自分の友人にも商品情報を知らせたいと思った時、その場で遺伝的リンクを生成するために、ホームページ上に設定されたレコメンドボタンを操作した際に、遺伝的リンク管理サーバ21において実行される処理である。
【0092】
この遺伝的リンク取得処理において、CPU2101は、ユーザーがレコメンドシステム1とリンクするサイトに至るまでに辿った経路情報を含む遺伝的リンクアドレスを生成し、この遺伝的リンクアドレスを口コミ管理サーバ22に通知するための処理を実行する。
【0093】
以上の遺伝的リンク取得処理により、ユーザーは自分の気に入ったホームページや商品サービスを、自分の友人達にレコメンドする際に、レコメンドシステム1の管理下で遺伝的リンクにより口コミ情報として伝播させることが可能になる。
【0094】
また、CPU2101は、図1の各メディア層上のユーザー間で口コミ情報が伝播する際に、遺伝的リンク管理サーバ21は、各メティア層上で、口コミ情報を受信するユーザーが、商品サービスを提供するサイトにアクセスした経過を管理するため記憶部2105に記憶された遺伝的リンク移動処理プログラム(すなわち、「Go.cgi」プログラム)に基づいて遺伝的リンク移動処理を実行する。
【0095】
この遺伝的リンク移動処理は、例えば、各メディア層上のユーザー間で口コミ情報が伝播する毎に、口コミ情報を受信した各ユーザーが、商品サービスを提供するサイトにアクセスした際に、その各ユーザーがサイトに至った経路情報を含む遺伝子を連結した染色体を、口コミ情報が伝播するユーザーに伝播させるために、遺伝的リンク管理サーバ21において実行される処理である。
【0096】
以上の遺伝的リンク移動処理により、レコメンドシステム1の管理下で、各メディア層上のユーザー間で口コミ情報が次々に伝播する際に、その各ユーザーが商品サービスを提供するサイトにアクセスする際に辿った経路を示す染色体情報が、各ユーザーに送られる口コミ情報に付加されて伝播されるとともに、その口コミ情報の伝播経路を染色体情報という情報形態で遺伝的リンク管理サーバ21に保存することが可能になる。
【0097】
また、CPU2101は、被口コミユーザーがレコメンドシステム1が管理するサイトで商品サービスをオーダー(注文)する際に、そのオーダーを管理するため記憶部2105に記憶された遺伝的リンクオーダー処理プログラム(すなわち、「Order.cgi」プログラム)に基づいて遺伝的リンクオーダー処理を実行する。
【0098】
この遺伝的リンクオーダー処理は、例えば、ユーザーがネットサーフィンをしていて、たまたまアクセスしたサイトに掲載された商品サービスを気に入り、その商品サービスを注文するオーダーボタンを操作した際に、遺伝的リンク管理サーバ21において実行される処理である。
【0099】
この遺伝的リンクオーダー処理において、CPU2101は、オーダーしたユーザーがゲストメンバー(NULL)か否かを、口コミ管理サーバ22内に格納されたユーザーテーブルのユーザー情報により判別し、登録されたユーザーであればユーザーIDにより認証し、ゲストメンバーでありユーザーIDを持たない場合は、そのゲストメンバーに対して遺伝子を発行する。
【0100】
そして、そのオーダーに際して伝播された経路情報を含む染色体から最左の遺伝子をオーダーされた商品サービスの遺伝子とし、その最左の遺伝子以外の染色体を当該商品サービスの染色体とする。次いで、その商品サービスの遺伝子と染色体とを、例えば、「遺伝子」+「染色体」の順に連結して出力染色体とし、商品サービスの遺伝子と、ユーザーの遺伝子と、今回のオーダーに至るまでに関与したサイトの複数の遺伝子をまとめた染色体とを、オーダーDB2107に保存する。
【0101】
そして、例えば、商品サービスの提供者に対して「注文が入りました」というメッセージと、オーダーしたユーザーに対して「注文確認いたしました」というメッセージと、オーダーに関与したユーザーに対して「ご協力ありがとう御座います」というメッセージ等とを、メールやWEB等により通知する。
【0102】
したがって、以上の遺伝的リンクオーダー処理により、レコメンドシステム1の管理下で、各メディア層上のユーザー間で口コミ情報が次々に伝播して、商品サービスがオーダーされた際に、各メディア層上に形成された遺伝的リンクにより、オーダーに至る口コミ情報の伝播動作を、そのユーザーを辿った経路情報をも含めた行動課程を遺伝子と染色体の伝播動作を実行する遺伝的リンク管理サーバ21により容易に管理することが可能になる。
【0103】
また、CPU2101は、上記遺伝的リンクオーダー処理により、商品サービスに対応付けてオーダーDB2107に保存した染色体の再帰的構造に基づいて、被口コミユーザーが当該商品サービスをオーダーするに至るまでに関与した関与者である口コミユーザーに分配すべきコミッション金額を精算するため、記憶部2105に記憶された染色体への支払い処理プログラムに基づいて染色体への支払い処理を実行する。
【0104】
さらに、CPU2101は、上記染色体への支払い処理により精算手続きが完了しているか否かを確認するため、記憶部2105に記憶された精算処理プログラムに基づいて精算処理を実行する。
【0105】
この精算処理において、CPU2101は、オーダーDB2107に保存された情報に基づいて、商品サービスの手続きが完了していて、かつ精算業務が行われていないレコードを探し、商品の遺伝子に対してコミッション請求を行い、すなわち、商品サービスを提供した提供者に対して分配すべきコミッション請求を行い、決済に関与した関与者の遺伝子が連結されている染色体に対してコミッションを支払うための処理を実行する。
【0106】
以上の染色体への支払い処理、及び精算処理により、レコメンドシステム1では商品サービスに関与した口コミユーザーに対しても確実にコミッションを分配することが可能になる。
【0107】
入力部2102は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスを備え、オペレータにより操作されるキー入力情報やポインティングデバイスからの入力指示情報をCPU2101に出力するものであり、管理サーバ1のメンテナンス時などに用いられる。
【0108】
表示部2103は、CRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU2101から入力された入力部2102からの入力データや処理中のデータなどを表示する。
【0109】
I/F部2104は、口コミ管理サーバ22と所定の接続ケーブルを介して接続され、遺伝的リンク管理サーバ21と口コミ管理サーバ22との間で送受信される各データの授受を行う機能を有する。
【0110】
記憶部2105は、CPU2101により実行される遺伝的リンク取得処理プログラム、遺伝的リンク移動処理プログラム、遺伝的リンクオーダー処理プログラム、染色体への支払い処理プログラム、及び精算処理プログラムなどを記憶する。
【0111】
遺伝子DB2106は、CPU2101により実行される遺伝子発行手続き処理により登録されたユーザー毎に遺伝子と個人情報、商品サービスID、法人情報(会社名、その他の企業の識別情報)等とを対応付けて記憶する。
【0112】
オーダーDB2107は、CPU2101により実行される遺伝的リンクオーダー処理によりユーザーのオーダーとともに伝播された遺伝子と、例えば、商品サービスのオーダーに関与した関与者である口コミユーザーの関与比率をも含む染色体と、商品を購入したメンバーの個人情報と、商品のプロダクトID等と対応付けて記憶する。
【0113】
次に、図5の口コミ管理サーバ22が有する機能について図7に示す機能ブロック図に基づいて説明する。図7の口コミ管理サーバ22は、CPU2201、入力部2202、表示部2203、I/F部2204、記憶部2205、友達リストテーブル2206、ユーザーテーブル2207、商品サービステーブル2208、及び会社名テーブル2209により構成され、各部はバス2210に接続される。
【0114】
CPU2201は、口コミ者によりホームページ上のレコメンドボタンが操作された際に、その口コミ者が口コミ情報を伝播させる友達を選択させるため、後述する被口コミ者選択処理(図12の「address.cgi」フロー参照)を実行する。
【0115】
この被口コミ者選択処理において、CPU2201は、口コミ者が当該ホームページに過去にアクセスしたユーザーか否かをクッキー情報の保存の有無により判別し、クッキー情報が有れば口コミ者ユーザーを特定し、クッキー情報が無ければログイン画面を口コミ者に送信してログインIDを入力させて口コミ者ユーザーを特定する。
【0116】
そして、CPU2201は、後述するユーザーテーブル2207から口コミ者のユーザーIDを呼び出し、このユーザーIDにより後述する友達リストテーブル2206から該当する友達リストを呼び出し、その友達リストと記憶部2205に記憶された当該商品サービスの送信履歴とを参照して、各友人について、友達リストに口コミ者が設定する「友人からくる情報の価値(信用係数)が0なら受信拒否」に設定されているか、被口コミ者が既に当該商品サービスの口コミを受けているか、その他被口コミ者の入力フィルタ設定により口コミ拒否に設定されているかの、3つの受信拒否条件を判別する。
【0117】
上記3つの受信拒否条件のうち一つでも受信拒否が一致すれば、CPU2201は、口コミ者にその友人には送信できない旨を表示し、受信拒否条件と一致するものがなければ、その友人部分を送信可能と表示し、友達リスに設定された被口コミ者の伝送可能なメディアを判別して、受信許可された各友人の伝送可能なメディア(HTML、携帯端末の通信、ファクシミリ通信等)に応じて口コミ情報を、対応する図5の各種サーバ23,26,28,29,30,31、あるいは音声合成部24に出力してデータ変換処理を実行させる。
【0118】
また、CPU2201は、被口コミ者選択処理に続いて口コミ情報伝送処理(図13の「send.cgi」フロー参照)を実行する。
この口コミ情報伝送処理において、CPU2201は、ユーザーテーブル2207を参照して被口コミ者選択処理において選択された被口コミ者のユーザーIDの友達リストに口コミするための画面を口コミ者に送信し、その画面内の送信文章テンプレートの[口コミ者氏名]を口コミ者の氏名に置換するとともに、[被口コミ者氏名]を被口コミ者の氏名に置換する。
【0119】
そして、CPU2201は、遺伝的リンク管理サーバ21の遺伝的リンク取得処理プログラム(「Come.cgi」プログラム)を呼び出して、被口コミ者に送信する口コミ文章の商品サービスへのリンクのアドレス中に送信者である口コミ者の履歴を埋め込み、被口コミ者の友達リストと記憶部2205に記憶された当該商品サービスの送信履歴を参照して、被口コミ者に当該商品サービスの情報が送信済みか、被口コミ者ユーサー設定の入力フィルタ設定(口コミ者の友人からくる情報の価値(信用係数)等)を満足しているか否かを判別する。
【0120】
情報が送信済みでなく、被口コミ者ユーサー設定の入力フィルタ設定を満足していれば、CPU2201は、口コミ者が各被口コミ者に指定した送信方法を判別し、その各被口コミ者に指定された送信方法(Eメール、ファクシミリ送信、電話、郵送、その他等)により口コミ情報を送信する。
【0121】
次いで、CPU2201は、今回の商品サービスの口コミ情報の送信結果を記憶部2205に送信履歴として書込み、各被口コミ者の環境設定の出力フィルタ設定(図 の被口コミ者の自動口コミ設定を参照)を満たすか否かを判別し、満たしていれば、被口コミ者の友人に対する本口コミ情報伝送処理(「send.cgi」フロー)を自動的に実行する。
【0122】
さらに、CPU2201は、口コミ情報伝送処理により伝送された商品サービス情報の一般価値を算出するため後述する商品サービスの一般価値算出処理(図14参照)を実行する。
この商品サービスの一般価値算出処理において、CPU2201は、上記送信履歴から商品サービスIDが入力されたものだけを一つずつ抽出し、その商品サービスIDの一般価値(図3(a)参照、各ユーザーがどのくらい情報源に興味があるかを示した数値)を合計算出し、その合計値を抽出した情報数で割った数値を、当該商品サービスの一般価値とする。
【0123】
また、CPU2201は、口コミ情報伝送処理により商品サービス情報を口コミ伝送させたユーザーの一般価値を算出するため後述するユーザーの一般価値算出処理(図15参照)を実行する。
このユーザーの一般価値算出処理において、CPU2201は、友達リストテーブル2206から友人欄に同一ユーザーIDが入力されたものを一つずつ抽出し、そのユーザーIDの信用係数を合計し、その合計値を抽出した情報数で割った数値を、当該ユーザーの一般価値(図3(b)参照、人々がどれくらい口コミ者ユーザーが出す口コミ情報に興味があるか示した数値)とする。
【0124】
また、CPU2201は、口コミ情報伝送処理により伝送された商品サービス情報の友人価値を算出するため後述する商品サービスの友人価値算出処理(図16参照)を実行する。
この商品サービスの友人価値算出処理において、CPU2201は、上記送信履歴から入力されたユーザーIDの友達リストから商品サービスIDに価値を付けた被口コミ者を一つずつ抽出し、入力された商品サービスIDの友人が付けた価値と、口コミ者に対する友人の信用係数とを乗算した結果を合計し、その合計値を抽出した情報数で割った数値を、当該商品サービスの友人価値(図3(c)参照)とする。
【0125】
また、CPU2201は、口コミ情報伝送処理により商品サービス情報を伝送させた口コミ者に対する被口コミ者の評価を、口コミ者の評価に反映させるため後述する口コミ者評価処理(図17参照)を実行する。
この口コミ者評価処理において、CPU2201は、入力された被口コミ者の友達リストから口コミ者の信用係数を評価によって上下させる。被口コミ者の評価が高ければ信用係数を増やし、評価が低ければ信用係数を減らし、評価が0であれば信用係数も0にする。
【0126】
入力部2202は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスを備え、オペレータにより操作されるキー入力情報やポインティングデバイスからの入力指示情報をCPU2201に出力するものであり、口コミ管理サーバ22のメンテナンス時などに用いられる。
【0127】
表示部2203は、CRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU2201から入力された入力部2202からの入力データや処理中のデータなどを表示する。
【0128】
I/F部2204は、遺伝的リンク管理サーバ21と所定の接続ケーブルを介して接続され、口コミ管理サーバ22と遺伝的リンク管理サーバ21との間で送受信される各データの授受を行う機能を有する。
【0129】
記憶部2205は、CPU2201により実行される被口コミ者選択処理プログラム、口コミ情報伝送処理プログラム、商品サービスの一般価値算出処理プログラム、ユーザーの一般価値算出処理プログラム、商品サービスの友人価値算出処理プログラム、及び口コミ者評価処理プログラムなどを記憶する。
【0130】
友達リストテーブル2206は、リコメンドシステム1を利用した口コミ者ユーザとその友人(被口コミ者)との関係を設定するテーブルであり、図8に示す構成を有する。
【0131】
図8の友達リストテーブル2206は、口コミ者ユーザに対して遺伝的リンク管理サーバ21により発行された遺伝子IDを設定するユーザーID欄と、口コミ者ユーザの友人に対して遺伝的リンク管理サーバ21により発行された遺伝子IDを設定する友人欄と、友人のニックネームを設定する友人ニックネーム欄と、口コミ者が友人である被口コミ者からくる情報の価値を0.0〜1.0[%]の範囲で設定する信用係数欄と、口コミ者からくる情報を受け取る(TRUE)か、拒否する(FALES)かを設定するを示す受取拒否欄と、を備える。
【0132】
図8の友人リストテーブル2206では、例えば、口コミ者ユーザーID:UAの友人ID:UDは、友人UAの信用係数を0.9[%]に設定し、その友人UAからくる情報の受け取りを拒否する(FALES)ように設定していることを示す。
【0133】
ユーザーテーブル2207は、リコメンドシステム1を利用登録したユーザーのユーザー情報を記憶するテーブルであり、図9に示す構成を有する。
【0134】
図9のユーザーテーブル2207は、ユーザに対して遺伝的リンク管理サーバ21により発行された遺伝子IDを記憶するユーザーID欄と、そのユーザーの氏名を記憶する氏名欄と、そのユーザーの性別を記憶する性別欄と、そのユーザーの郵便番号を記憶する郵便番号欄と、そのユーザーの住所を記憶する住所欄と、そのユーザーの電話番号を記憶する電話欄と、そのユーザーのファクシミリ番号を記憶するFAX欄と、そのユーザーのメールアドレスを記憶するeメールアドレス欄と、を備える。
【0135】
商品サービステーブル2208は、企業からレコメンドシステム1に提供される商品サービスに関する情報を記憶するテーブルであり、図10に示す構成を有する。
【0136】
図10の商品サービステーブル2208は、口コミ管理サーバ22から発行される商品サービスを識別する商品サービスIDを記憶する商品サービスID欄と、その商品サービスを提供する会社名を記憶する会社名欄と、その商品サービスの商品名を記憶する商品名欄と、を備える。
【0137】
図10の商品サービステーブル2208では、例えば、商品サービスID:X1が、****メディア株式会社から提供され、その商品名として「***円にて電話を格安販売」といったキャンペーンメッセージが記憶されていることを示す。
【0138】
会社名テーブル2209は、商品サービスを提供する会社に関する情報を記憶するテーブルであり、図11に示す構成を有する。
【0139】
図11の会社名テーブル2209は、会社名を記憶する会社名欄と、その会社の担当者名を記憶する担当者欄と、その会社の郵便番号を記憶する郵便番号欄と、その会社の住所を記憶する住所欄と、その会社の電話番号を記憶する電話欄と、その会社のファクシミリ番号を記憶するFAX欄と、を備える。
【0140】
また、図5のサーバー2内には、各種メディアに対応したメディアサーバ群と、インターフェイス機能として、ラベル印刷サーバ23と、音声合成部24と、音声認識部25と、FAXサーバ26と、OCR(Optical Character Reader:光学式文字読取器)27と、SMTP(SimpleMail Transfer Protocol)サーバ28と、POP(Post Office Protocol)サーバ29と、WEBサーバ30と、及びその他サーバ31と、を備える。
【0141】
ラベル印刷サーバ23は、口コミ者ユーザーが被口コミ者に口コミ情報を伝送するメディアとして郵送を指定した場合に、その被口コミ者宛のラベルシート(郵便番号、住所、氏名等を含む)を印刷するためのラベル印刷データを蓄積し、そのラベル印刷データをプリンタ41に出力する機能を有する。
【0142】
音声合成部24は、口コミ者ユーザーが被口コミ者に口コミ情報を伝送するメディアとして音声を指定した場合に、その口コミ情報(例えば、テキストデータ)を音声合成データに変換して音声モデム42に出力する機能を有する。
【0143】
音声認識部25は、音声モデム42から入力された音声信号を認識して、データ(例えば、テキストデータ)に変換して口コミ管理サーバ22に出力する機能を有する。
【0144】
FAXサーバ26は、口コミ者ユーザーが被口コミ者に口コミ情報を伝送するメディアとしてファクシミリを指定した場合に、その口コミ情報(例えば、テキストデータ)をファクシミリ送信用データに変換してFAXモデム43に出力する機能を有する。
【0145】
OCR27は、FAXモデム43により受信されたファクシミリ用紙に印字された口コミ文章を読みとってテキストデータに変換して口コミ管理サーバ22に出力する機能を有する。
【0146】
SMTPサーバ28は、口コミ者ユーザーが被口コミ者に口コミ情報を伝送するメディアとしてeメールを指定した場合に、その口コミ情報(例えば、テキストデータ)をインターネットM3を介して被口コミ者に伝送するために、メール送信コマンドをTA又はモデム44に出力する機能を有する。
【0147】
POPサーバ29は、インターネットM3を介して被口コミ者宛の口コミ情報を含むeメールをTA又はモデム44から受信する際にメール受信プロトコルを実行し、その被口コミ者宛のeメールを口コミ管理サーバ22に出力する機能を有する。
【0148】
WEBサーバ30は、WEBブラウザなどのクライアントソフトウェアの要求に応じてTA又はモデム44及びインターネットM3を介して、口コミ者と被口コミ者との間で口コミ情報を含むeメールを送受信する機能を有する。
【0149】
その他サーバ31は、口コミ者ユーザーが被口コミ者に口コミ情報を伝送するメディアとして赤外線通信、TV送信、あるいはブルートゥース通信を指定した場合に、その口コミ情報(例えば、テキストデータ)を蓄積し、指定されたメディアに応の送受信機(IrDA通信部45、TV送信機49、ブルートゥース通信部47)に出力するとともに、口コミ者からブルートゥース通信部47を介して入力された口コミ情報を口コミ管理サーバ22に出力する機能を有する。
【0150】
また、レコメンドシステム1内には、メディアサーバ群とインターフェイス機能とに対応する送受信機器として、プリンタ41と、音声モデム42と、FAXモデム43と、TA(Terminal Adapter)又はモデム44と、IrDA(Infrared Data Association)通信部45と、TV送信機46と、及びブルートゥース通信部47と、を備える。
【0151】
プリンタ41は、ラベル印刷サーバ23から入力されるラベル印刷データをラベル用紙に印刷する機能を有する。この印刷されたラベルは、口コミ情報文章を入れた封筒に貼られて、郵送M1により郵便ポストT1に投函されて被口コミ者に届けられる。
【0152】
音声モデム42は、電話回線M2を介して被口コミ者の電話T2に接続し、音声合成部24から入力される音声信号を音声により口コミ情報を伝えると共に、電話回線M2を介して口コミ者から送信される口コミメッセージを含む音声信号を受信して音声認識部25に出力する機能を有する。
【0153】
FAXモデム43は、FAXサーバ26から入力されるファクシミリ送信用データを電話回線M2を介して被口コミ者のFAX受信機T3に送信すると共に、電話回線M2を介して口コミ者から送信される口コミ文章を含むファクシミリ送信データを受信してファクシミリ用紙に印字してOCR27に出力する機能を有する。
【0154】
TA又はモデム44は、SMTPサーバ28から入力される口コミ情報を含むeメールをインターネットM3を介して被口コミ者のTA又はモデムT4に送信し、インターネットM3を介して口コミ者のTA又はモデムT4から口コミ情報を含むeメールを受信してPOPサーバ29に出力する機能を有すると共に、WEBサーバ30しの間で口コミ者と被口コミ者との間で口コミ情報を含むeメールを送受信する機能を有する。
【0155】
IrDA通信部45は、その他サーバ31から入力される口コミ情報を含むテキストデータをIrDA通信方式により被口コミ者のIrDA通信部T5に送信すると共に、口コミ者のIrDA通信部T5からIrDA通信方式により送信される口コミ情報を含むテキストデータを受信してその他サーバ31に出力する機能を有する。
【0156】
TV送信機46は、その他サーバ31から入力される口コミ情報を含むテキストデータをTV電波信号に変換してTV電波M5により被口コミ者のTVに送信する機能を有する。
【0157】
ブルートゥース通信部47は、その他サーバ31から入力される口コミ情報を含むテキストデータをブルートゥース通信方式により被口コミ者のブルートゥース通信端末(図示せず)に送信すると共に、口コミ者のブルートゥース通信端末(図示せず)からブルートゥース通信方式により送信される口コミ情報を含むテキストデータを受信してその他サーバ31に出力する機能を有する。
【0158】
また、図5では、口コミ情報を伝播させるメディアとして人も想定しているが、この場合、人はレコメンドシステム1や従来のマスメディア(出版物、ラジオ、テレビ、新聞等)により見た商品サービス情報を、自らの言葉で友人である被口コミ者に口コミ情報として伝えることになる。
【0159】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、レコメンドシステム1において処理される用語の表記法を下記の通り定義する。
Figure 0003709423
【0160】
次に、図5に示すユーザーUAが口コミ者であり、ユーザーUAの友人である被口コミ者のユーザーUBに対して口コミ情報を伝送する場合のレコメンドシステム1の動作について、図12〜図17に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0161】
図5において、口コミ者となるユーザーUAが雑誌に掲載されたA社の広告ページにおいて商品サービスのURLを見て(t=UA−1)、A社が運用するWEBサーバA11にアクセスし(t=UA−2,t=UA−2−1,t=UA−2−2)、そのブラウザ画面に設定されたレコメンドボタンを操作した。
【0162】
ユーザーUAがWEBサーバA11にアクセスしてレコメンドボタンを操作した時、WEBサーバA11からレコメンドサーバ1に対してユーザーUAの友達リストを要求することにより、レコメンドサーバ1内の口コミ管理サーバ22において図12の被口コミ者選択処理(address.cgi)が実行される。
【0163】
そして、図12において、口コミ管理サーバ22内のCPU2201は、まず、口コミ者であるユーザーUAが当該ホームページに過去にアクセスしたことがあるか否かをクッキー情報の保存の有無により判別し(ステップS101)、クッキー情報が有れば口コミ者ユーザーを特定し、クッキー情報が無ければログイン画面を口コミ者に送信してログインIDを入力させて口コミ者ユーザーを特定する(ステップS102)。
【0164】
次いで、CPU2201は、ユーザーテーブル2207(図9参照)から口コミ者ユーザーUAのユーザーIDを呼び出し、このユーザーIDにより友達リストテーブル2206(図8参照)から該当する友達リストを呼び出し(ステップS103)、その友達リストと記憶部2205に記憶された当該商品サービスの送信履歴とを参照して(ステップS104)、最初の友人について、友達リストに口コミ者が設定する「友人からくる情報の価値(信用係数)が0なら受信拒否」に設定されているか(ステップS105)、被口コミ者が既に当該商品サービスの口コミを受けているか(ステップS106)、その他被口コミ者の入力フィルタ設定により口コミ拒否に設定されているか(ステップS107)の、3つの受信拒否条件を判別する。
【0165】
上記3つの受信拒否条件のうち一つでも受信拒否が一致すれば、CPU2201は、口コミ者にその友人には送信できない旨を表示し(ステップS109)、受信拒否条件と一致するものがなければ、その友人部分を送信可能と表示し(ステップS108)、友達リスに設定された被口コミ者の伝送可能なメディアを判別して(ステップS110)、受信許可された各友人の伝送可能なメディア(HTML、携帯端末の通信、ファクシミリ通信等)に応じて口コミ情報を、対応するラベル印刷サーバ23,FAXサーバ26,SMTPサーバ28,POPサーバ29,WEBサーバ30,その他サーバ31、あるいは音声合成部24に出力してデータ変換処理を実行させる(ステップS111〜S114)。
【0166】
次いで、CPU2201は、当該口コミ者ユーザーUAの友達リストから全友人の呼び出しが終了したか否かを判別し(ステップS115)、全友人の呼び出しが終了していなければ、ステップS103に戻って、ステップS103〜ステップS114の処理を繰り返し実行し、全友人の呼び出しが終了していれば、本被口コミ者選択処理を終了する。
【0167】
図5では、レコメンドボタンを操作した後に、ユーザーUAの友人リストが表示されたブラウザ画面において(t=UA−3)、被口コミ者として友人の「UBくん」と「UCちゃん」がチェックされて選択されたことを示す。そして、このブラウザ画面において、「ここお勧め」ボタンが操作されると、口コミ管理サーバ22のCPU2201により図13の口コミ情報伝送処理(send.cgi)が実行される。
【0168】
そして、図13において、口コミ管理サーバ22内のCPU2201は、まず、ユーザーテーブル2207を参照して被口コミ者選択処理において選択された被口コミ者のユーザーIDの友達リストに口コミするための画面を口コミ者ユーザーUAに送信し(ステップS201)、その画面内の送信文章テンプレートの[口コミ者氏名]を口コミ者の氏名に置換するとともに、[被口コミ者氏名]を被口コミ者の氏名に置換する(ステップS202)。
【0169】
次いで、CPU2201は、遺伝的リンク管理サーバ21の遺伝的リンク取得処理プログラム(「Come.cgi」プログラム)を呼び出して、被口コミ者に送信する口コミ文章の商品サービスへのリンクのアドレス中に送信者である口コミ者の履歴を埋め込み(ステップS203)、被口コミ者の友達リストと記憶部2205に記憶された当該商品サービスの送信履歴を参照して、被口コミ者に当該商品サービスの情報が送信済みか、被口コミ者ユーサー設定の入力フィルタ設定(口コミ者の友人からくる情報の価値(信用係数)等)を満足しているか否かを判別する(ステップS204)。
【0170】
情報が送信済みでなく、被口コミ者ユーサー設定の入力フィルタ設定を満足していれば、CPU2201は、口コミ者が各被口コミ者に指定した送信方法を判別し(ステップS205)、その被口コミ者に指定された送信方法(Eメール、ファクシミリ送信、電話、郵送、IrDA、TV電波等)により口コミ情報を、対応するプリンタ41,音声モデム42,FAXモデム43,TA又はモデム44,IrDA通信部45,TV送信機46、あるいはブルートゥース通信部47により、図5の伝送媒体である郵送M1、電話回線M2、インターネットM3、IrDAM4、TV電波M5、あるいはブルートゥースM6により送信する(t=UA−4−2)(ステップS206〜S210)。
【0171】
そして、CPU2201は、命回の商品サービスの口コミ情報の送信結果を記憶部2205に送信履歴として書込み(ステップS211)、被口コミ者の環境設定の出力フィルタ設定(図 の被口コミ者の自動口コミ設定を参照)を満たすか否かを判別し(ステップS212)、満たしていれば、被口コミ者の友人に対する本口コミ情報伝送処理(「send.cgi」フロー)を自動的に実行する(ステップS213)。
【0172】
次いで、CPU2201は、当該口コミ者ユーザーUAの友達リストから選択された全友人への口コミ情報の送信が終了したか否かを判別し(ステップS214)、全友人への送信が終了していなければ、ステップS201に戻って、ステップS201〜ステップS213の処理を繰り返し実行し、口コミ者ユーザーUAにより選択された全友人への送信が終了していれば、本口コミ情報手戦争処理を終了する。
【0173】
図5では、口コミ者ユーザーUAの友人であるUBくんに対しては、インターネットM3を介してeメールにより口コミ情報「UB君へ ここお勧めです。格安の携帯電話を売ってます。見てみては?詳細→http://www.a−sya.com/gls/dlrjaio あなたの親友UAより」といったユーザーUA自信が作成したeメールが届けられた場合を示している。また、口コミ者ユーザーUAの友人であるUCちゃんに対しては、TV電波によりUCちゃんのテレビ画面にユーザーUA自身が作成したメールが表示された場合を示している。
【0174】
以上のようなUBくん、及びUCちゃんへの口コミ情報の伝送が終了すると、図5に示すように、口コミ者ユーザーUAのブラウザ画面には、口コミ管理サーバ22から送信された「送信完了致しました。」といったメッセージが表示される(t=UA−4,t=UA−4−1,t=UA−4−3)。
【0175】
次に、図5に示した口コミ者ユーザーUAから友人のUBくん及びUCちゃんに口コミ情報が伝送される際のHTTPレベルの動作の詳細について図18を参照して説明する。
図18では、クライアント層にユーザーUA〜UCが、ゲストメンバーに対して各々のホームページを開設するゲストコンピュータUA〜UC、及び口コミ管理サーバ22を示し、管理サーバ層に遺伝的リンク管理サーバ21を示し、メディア層にA社ウェブサイト、及び雑誌を示す。
【0176】
図18において、ユーザーUAが雑誌に掲載されたA社の広告を見て(t=UA−1)、A社のホームページにアクセスした時、ユーザーUAのゲストコンピュータUAからA社のウェブサイトに対して「HTTP(GET)」が伝送される(t=UA−2−1)。A社のウェブサイトでは、ゲストコンピュータUAから伝送された「HTTP(GET)」に応じて、「HTML DOC」が返送されると(t=UA−2−2)、例えば、図中に示すような「ようこそ、A社のホームページへ」と「口コミする」ボタン、すなわち、レコメンドボタンが設定されたA社ウェブ画面がゲストコンピュータUAのウェブ画面に表示される。
【0177】
このA社ウェブ画面において、ユーザーUAが「口コミする」ボタンをクリック操作すると、その操作信号がレコメンドシステム1内の口コミ管理サーバ22に対して「HTTP(GETかPOST)」として伝達されて、口コミ管理サーバ22内の「address.cgi」プログラムが起動される(t=UA−3−1)。
【0178】
口コミ管理サーバ22では、ゲストコンピュータUAから伝達された「HTTP(GETかPOST)」に基づいて、ユーザーUAの友人リストが友達リストテーブル2206(図8参照)から読み出され、被口コミ者選択画面データとともにHTTP(終了画面)がゲストコンピュータUAに伝達され、今回のA社ウェブサイトへのアクセス処理が終了される(t=UA−3−2)。
【0179】
次いで、ユーザーUAにより友人リストの友人UBくんとUCちゃんが選択され、「ここお勧め」ボタンがクリック操作されると、その操作信号が口コミ管理サーバ22に対して「HTTP(GETかPOST)」として伝達されて、口コミ管理サーバ22内の「send.cgi」プログラムが起動される。
【0180】
そして、口コミ管理サーバ22から遺伝的リンク管理サーバ21の遺伝的リンク取得処理プログラム(「Come.cgi」プログラム)が呼び出される(t=UA−4−1)。遺伝的リンクサーバ21では、被口コミ者に送信する口コミ文章の商品サービスへのリンクのアドレス中に送信者である口コミ者の履歴が埋め込まれ、口コミ管理サーバ22から伝達された「GETコマンドかPOSTコマンド」に基づいて、ユーザーUAの口コミメールを友人UBくん及び友人UCちゃんに伝送するために、SMTP MAILによりゲストコンピュータUBのウェブ画面に口コミメールが伝送され(t=UA−4−2−1,t=UA−4−2−2)、ゲストコンピュータUCのウェブ画面にも口コミメールが伝送される(t=UA−4−2−3)。
【0181】
次いで、口コミ管理サーバ22からゲストコンピュータUAには口コミ情報の伝送済み画面で表示するため、HTTPにより「送信済み画面を出す」が返送されて(t=UA−4−3)、ゲストコンピュータUAのウェブ画面に送信済み画面が表示される。
【0182】
また、ゲストコンピュータUBのウェブ画面において、遺伝的リンク管理サーバ21から転送されたSMTP MAILにより、A社のホームページへのリンクアドレスを含む口コミメールを見て、そのリンクアドレスをクリック操作すると、ゲストコンピュータUBのメーラーに伝達され、そのメーラーから自分のウェブサイトにリンクされる(t=UB−1)。
【0183】
そして、A社のホームページにアクセスした時、ユーザーUBのゲストコンピュータUBからA社のウェブサイトに対して「HTTP(GET)」が伝送される(t=UB−2−1)。A社のウェブサイトでは、ゲストコンピュータUBから伝送された「HTTP(GET)」に応じて、「HTML DOC」が返送されると(t=UB−2−2)、例えば、図中に示すような「ようこそ、A社のホームページへ」と「口コミする」ボタン、すなわち、レコメンドボタンが設定されたA社ウェブ画面がゲストコンピュータUBのWEB画面に表示される。
【0184】
このA社ウェブ画面において、ユーザーUBが「口コミする」ボタンをクリック操作すると、その操作信号がレコメンドシステム1内の口コミ管理サーバ22に対して「HTTP(GETかPOST)」として伝達されて、口コミ管理サーバ22内の「address.cgi」プログラムが起動される(t=UB−3−1)。
【0185】
口コミ管理サーバ22では、ゲストコンピュータUBから伝達された「HTTP(GETかPOST)」に基づいて、ユーザーUBの友人リストが友達リストテーブル2206(図8参照)から読み出され、被口コミ者選択画面データとともにHTTP(終了画面)がゲストコンピュータUBに伝達され、今回のA社ウェブサイトへのアクセス処理が終了される(t=UB−3−2)。
【0186】
次いで、ユーザーUBにより図中に示す友人選択画面において友人リストの友人UEくんが選択されるが、この場合、UBくんの友人であるUCちゃんは、口コミ者ユーザーUAにより既に口コミメールが伝送済みであるため、UCちゃんは選択付加の状態で表示されている。
【0187】
そして、ユーザーUBにより「ここお勧め」ボタンがクリック操作されると、その操作信号が口コミ管理サーバ22に対して「HTTP(GETかPOST)」(図示せず)として伝達されて、口コミ管理サーバ22内の「send.cgi」プログラムが起動される。以後、上記と同様にUEくんに対してUBくんの作成した口コミメールが伝送される。
【0188】
ここで、上記口コミ者ユーザーUAが口コミ管理サーバ22から友人リストを受信した際に、ゲストコンピュータUAのウェブ画面に表示される友人リスト画面の具体例を図19に示して説明する。
【0189】
図19はUA君の友人リスト画面であり、既存友人領域FAと、新規登録領域FBと、メール領域FCとから構成されている。
既存友人領域FAには、既に登録されたUA君の友人達が、カテゴリ「学校」、「仕事」、「地元」、「プライベート」別に分類表示され、各友人のニックネームと、口コミ情報を伝送する場合にチェックするチェックボックスと、口コミ情報を伝送するメディアを設定するメディア設定ボックスとが対応付けて表示されている。
【0190】
また、既存友人領域FAには、口コミ情報が伝送済みの友人のニックネームは、多重伝送を回避するためチェック(選択)できないようにグレイアウト表示されている。この表示制御は、口コミ管理サーバ22側で友人リストを伝送する際に、送信履歴に基づいて自動的に行われる。
【0191】
新規登録領域FBには、新規に友人情報を登録する入力枠として、友人の「氏名」、「男女チェック」、「メールアドレス」、「住所」、及び「FAX」と、送信するメディアを設定する「送信方法」設定枠と、UA君からみた友人の信用度を0〜100%で設定する「信用係数」設定枠とが表示されている。
【0192】
また、新規登録領域FBには、「もっと登録」ボタンが表示されているが、このボタンは、例えば、一度に3件以上口コミメールを送信(登録)する場合に操作する。さらに、新規登録領域FBには、「CSVアップ」ボタンが表示されているが、このボタンは、例えば、UAくんが友人のメールドレスをCSV形式で自分のコンピュータに保存しており、そのCSV形式のメールアドレスを口コミ管理サーバ22にアップロードする場合に操作する。
これらのボタンを設けることにより、ユーザーが新規に友人を登録する際の操作負担を軽減することができる。
【0193】
メール領域FCには、口コミメールの内容を入力する入力枠として「タイトル」及び「本文」と、口コミ者による商品サービスの口コミに対する評価を0〜100%で設定する「この商品サービス口コミの価値は?」設定枠と、自分が入力した口コミ文章をコピーランキングに参加する場合にチェックするチェックボックスと、公開された口コミ文章のランキングを表示して引用を可能にするコピーランキング表示枠と、「友達に送信」ボタンとが表示されている。
【0194】
また、コピーランキング表示枠内には、人気のあるメール文章を作成したユーザー名と、その付与されたポイント数とが表示されている。
なお、「[氏名]」をメール本文中に入れると、送る人が、個人個人の名前に置き換わりメールが送信されるものとする。また、コピーランキングで文章を公開して他者に使用してもらうことにより、その使用状況を口コミ管理サーバ22で管理し、その文章作成者にコミッションの一部を与えることも可能である。
【0195】
次に、ユーザーが被口コミ者として口コミ情報を受信する際の受信条件を設定する環境設定画面の具体例を図20に示して説明する。
図20の環境設定画面は、「受信方法」選択領域E1と、「通常受信」設定領域E2と、「その他編集」入力領域E3と、「ユーザーの一般価値の受取拒否」設定領域E4と、「商品サービスの一般価値の受取拒否」設定領域E5と、「商品サービスの友人価値の受取拒否」設定領域E6と、「信用係数の受取拒否」設定領域E7と、「自動口コミ」設定領域E8〜E12と、「設定」ボタンE12とから構成されている。
【0196】
「受信方法」選択領域E1は、自分が受け取ることかできる受信メディアを選択するチェックボックスを有する領域であり、図中の例では、「EMAIL、FAX、郵送、その他の」の複数の受信方法が選択された場合を示している。
【0197】
「通常受信」設定領域E2は、ユーザが希望する受信方法を設定する領域であり、受信者は自分の希望する受信方法により口コミ情報を主に受信することになる。図中の例では「EMAIL」が設定されているため、主にEMAILで口コミ情報を受信することになる。この通常受信方法で口コミ伝送ができない場合、口コミ管理サーバ22は、「受信方法」選択領域E1で選択された「FAX、郵送、その他の」方法を選択して伝送する。
【0198】
「その他編集」入力領域E3は、口コミ管理サーバ22に登録された情報を編集するための領域であり、その編集対象として、友人リストの編集を要求する「友人リスト」ボタンと、受取拒否リストの編集を要求する「受取拒否リスト編集」ボタンと、アドレス帳のカテゴリの編集を要求する「アドレス帳のカテゴリ編集」ボタンとが表示されている。口コミ管理サーバ22は、「その他編集」入力領域E3内の各ボタン操作を受信することにより、対応する情報を読み出して編集用画面をユーザーに提供する。
【0199】
「ユーザーの一般価値の受取拒否」設定領域E4は、受信者からみた送信者(口コミ者)から送られる口コミ情報に対する評価(図3(b)参照)がある得点以上でないと受け取らないように設定する領域である。図中の例では、評価得点が30点以上の送信者でないと口コミ情報を受け取らないことを示している。
【0200】
「商品サービスの一般価値の受取拒否」設定領域E5は、受信者からみた商品サービスに対する評価(図3(a)参照)がある得点以上でないと受け取らないように設定する領域である。図中の例では、評価得点が30点以上の商品サービスでないと口コミ情報を受け取らないことを示している。
【0201】
「商品サービスの友人価値の受取拒否」設定領域E6は、受信者が自分の複数の友人達からみた商品サービスの評価の平均価値(図3(c)参照)がある得点以上でないと受け取らないように設定する領域である。図中の例では、友人の価値基準が30点以上の商品サービスでないと口コミ情報を受け取らないことを示している。
【0202】
「信用係数の受取拒否」設定領域E7は、口コミ情報自体の信用係数がある得点以上でないと受け取らないように設定する領域である。図中の例では、口コミ情報自体の信用係数が30点以上の商品サービスでないと口コミ情報を受け取らないことを示している。
【0203】
「自動口コミ」設定領域E8は、受信者からみた商品サービスに対する評価(図3(a)参照)がある得点以上でないと、自分の友人に対して口コミ管理サーバ22が当該口コミ情報を自動伝送しないように設定する領域である。図中の例では、評価得点が30点以上の送信者でないと口コミ情報を自動口コミしないことを示している。
【0204】
「自動口コミ」設定領域E9は、受信者からみた商品サービスに対する評価(図3(a)参照)がある得点以上でないと、自分の友人に対して口コミ管理サーバ22が当該口コミ情報を自動伝送しないように設定する領域である。図中の例では、評価得点が30点以上の商品サービスでないと口コミ情報を自動口コミしないことを示している。
【0205】
「自動口コミ」設定領域E10は、受信者が自分の複数の友人達からみた商品サービスの評価の平均価値(図3(c)参照)がある得点以上でないと、自分の友人に対して口コミ管理サーバ22が当該口コミ情報を自動伝送しないように設定する領域である。図中の例では、評価得点が30点以上の商品サービスでないと口コミ情報を自動口コミしないことを示している。
【0206】
「自動口コミ」設定領域E11は、口コミ情報自体の信用係数がある得点以上でないと、自分の友人に対して口コミ管理サーバ22が当該口コミ情報を自動伝送しないように設定する領域である。図中の例では、信用係数が30点以上の商品サービスでないと口コミ情報を自動口コミしないことを示している。
【0207】
「設定」ボタンE12は、上記各領域E1〜E11で選択、編集、及び設定した内容を確定する際に操作するボタンである。この「設定」ボタンE12の操作信号を受信した口コミ管理サーバ22は、ユーザー毎に環境設定情報を登録して管理し、環境設定情報を参照してユーザーに伝送する口コミ情報を管理する。
【0208】
次に、口コミ管理サーバ22において、口コミ情報伝送処理により伝送された商品サービス情報の一般価値を算出するたに実行される商品サービスの一般価値算出処理について、図14を参照して説明する。
【0209】
この商品サービスの一般価値算出処理において、口コミ管理サーバ22のCPU2201は、上記送信履歴から商品サービスIDが入力されたものだけを一つずつ抽出し(ステップS301)、その商品サービスIDの一般価値(図3(a)参照、各ユーザーがどのくらい情報源に興味があるかを示した数値)を合計算出する(ステップS302)。
【0210】
そして、CPU2201は、商品サービスIDが入力された一般価値の抽出が終了したか否かを確認し(ステップS303)、終了していなければステップS301に戻って、次のものを抽出し、終了していれば、その一般価値の合計値を抽出した情報数で割った数値を、当該商品サービスの一般価値として(ステップS304)、本処理を終了する。
【0211】
また、CPU2201は、口コミ情報伝送処理により商品サービス情報を口コミ伝送させたユーザーの一般価値を算出するため、図15に示すユーザーの一般価値算出処理を実行する。
【0212】
このユーザーの一般価値算出処理において、CPU2201は、友達リストテーブル2206から友人欄に同一ユーザーIDが入力されたものを一つずつ抽出し(ステップS401)、そのユーザーIDの信用係数を合計する(ステップS402)。
【0213】
そして、CPU2201は、同一ユーザーIDが入力された信用係数の抽出が終了したか否かを確認し(ステップS403)、終了していなければステップS401に戻って、次のものを抽出し、終了していれば、その合計値を抽出した情報数で割った数値を、当該ユーザーの一般価値(図3(b)参照、人々がどれくらい口コミ者ユーザーが出す口コミ情報に興味があるか示した数値)として(ステップS404)、本処理を終了する。
【0214】
また、CPU2201は、口コミ情報伝送処理により伝送された商品サービス情報の友人価値を算出するため、図16に示す商品サービスの友人価値算出処理を実行する。
【0215】
この商品サービスの友人価値算出処理において、CPU2201は、上記送信履歴から入力されたユーザーIDの友達リストから商品サービスIDに価値を付けた被口コミ者を一つずつ抽出し(ステップS501)、入力された商品サービスIDの友人が付けた価値と、口コミ者に対する友人の信用係数とを乗算した結果を合計する(ステップS502)。
【0216】
そして、CPU2201は、商品サービスIDに価値を付けた被口コミ者の抽出が終了したか否かを確認し(ステップS503)、終了していなければステップS501に戻って、次のものを抽出し、終了していれば、その合計値を抽出した情報数で割った数値を、当該商品サービスの友人価値(図3(c)参照)として(ステップS504)、本処理を終了する。
【0217】
また、CPU2201は、口コミ情報伝送処理により商品サービス情報を伝送させた口コミ者に対する被口コミ者の評価を、口コミ者の評価に反映させるため図17に示す口コミ者評価処理を実行する。
【0218】
この口コミ者評価処理において、CPU2201は、入力された被口コミ者の友達リストから口コミ者の信用係数を評価によって上下させる(ステップS601)。被口コミ者の評価が高ければ信用係数を増やし、評価が低ければ信用係数を減らし、評価が0であれば信用係数も0にする。
【0219】
次に、上記口コミ者ユーザーUAが口コミ管理サーバ22から送信される友人リストを携帯電話で受信した際に、携帯電話のウェブ画面に表示される友人リスト画面の具体例を図21(a)に示して説明する。
【0220】
図21(a)に示す携帯電話の表示例は、図19に示した友人リスト表示例を携帯電話用に変更した場合のものであり、携帯電話の表示画面に合わせて、口コミ情報の伝送先として既存友人を指定するチェックボックスと、新規登録する入力枠と、口コミメール本文の入力枠等が表示された状態を示している。
【0221】
すなわち、口コミ管理サーバ22は、ユーザーが所有する端末の種類(コンピュータ、携帯情報端末、携帯電話等)に応じて、友人リストの表示構成を変更して伝送する機能を有する。
【0222】
また、図21(b)、(c)に、郵送やFAXにより口コミ情報の伝送先を指定するためのOCR用紙の例を示す。
図21(b)は、例えば、コンビニエンスストア等の店頭に置いておく一般用の口コミ情報の送り先を手書きで記入するFAXOCR用紙(一般用)の一例を示す図である。このFAXOCR用紙(一般用)の入力枠に、商品サービスのコード番号(図中右上の4桁の数字「4386」)と、送り先の住所や名称を記入し、店内に設置されたファクシミリ装置でレコメンドシステム1宛に送信することにより、レコメンドシステム1では、FAXOCR用紙(一般用)の記入内容が文字認識されて、送り主が所望する商品サービスの口コミ情報が、複数の送り先に郵送される。
【0223】
また、図21(c)は、例えば、UA君がファクシミリ装置からレコメンドシステム1にアクセスして、レコメンドシステム1からファクシミリ装置て受信したUA君用に登録済みの友人のチェックボックスが印刷されたFAXOCR用紙の一例を示す図である。このパーソナル用のFAXOCR用紙では、商品サービスのコード番号(図中右上の4桁の数字「4386」)を記入し、既存友人のチェックボックスをチェックし、新しい友人を指定する場合は、その記入枠に住所と名称を記入し、ファクシミリ装置でレコメンドシステム1宛に送信することにより、レコメンドシステム1では、UA君用のFAXOCR用紙の記入内容が文字認識されて、UA君が所望する商品サービスの口コミ情報が、複数の友人(UBくん、UCちゃん等)に郵送される。
【0224】
次に、口コミ情報をファクシミリ装置と郵送を利用して友人に伝送する例について、図22のシステム構成図と、図23のユーザーUAの行動及びHTTPレベルの動作の詳細を示す図を参照して説明する。
【0225】
図22及び図23では、ユーザーUAが雑誌等に印刷されたA社が提供する商品サービスの広告を見て気に入り(UA−1)、A社の店舗に行き(UA−2−1)、その店舗に置かれた商品サービスの資料を取ってきて(UA−2−2)、その資料に載っているレコメンドシステム1が提供する口コミサービスサイトのURLを見たとする。
【0226】
そして、ユーザーUAは、図中に示すゲストコンピュータUAからレコメンドシステム1にアクセスして、送信用FAX用紙(一般用)を取り寄せ、その送信用FAX用紙に自分のユーザー登録情報を記入してファクシミリ装置から口コミ管理サーバ22に送信する。
【0227】
口コミ管理サーバ22では、ファクシミリ装置から受信した記入用紙のイメージ情報が文字認識されてユーザーUAが認証され、「address.cgi」プログラムが起動され(UA−3−1)、友達リストテーブル2206(図8参照)からユーザーUAの友達リストが読み出されて、その友達リストのチェックボックスや新規友人記入領域等を印刷したユーザーUAの友人リスト付きFAX用紙が、ユーザーUAのファクシミリ装置に送信される(UA−3−2)。
【0228】
そして、ユーザーUAは、友人リスト付きFAX用紙を受け取ると、商品サービス番号を記入し、その友人リストのチェックボックスをチェックするとともに、新規友人入力領域に新たに口コミ情報を送る友人の宛先情報、及び口コミ文章を記入して、その記入済みFAX用紙を再度ファクシミリ装置から口コミ管理サーバ22に送信する(UA−4−1)。
【0229】
次いで、口コミ管理サーバ22では、ファクシミリ装置から受信した記入済みFAX用紙のイメージ情報が文字認識されて、「send.cgi」プログラムが起動され、ユーザーUAが指定した友人の送り先が確認されて、口コミ管理サーバ22から遺伝的リンク管理サーバ21の遺伝的リンク取得処理プログラム(「Come.cgi」プログラム)が呼び出される。
【0230】
遺伝的リンクサーバ21では、被口コミ者に送信する口コミ文章の商品サービスへのリンクのアドレス中に送信者である口コミ者の履歴が埋め込まれ、口コミ管理サーバ22から伝達された「GETコマンドかPOSTコマンド」に基づいて、ユーザーUAの口コミ情報を複数の友人UB、UCに郵送するために、ユーザーUAの遺伝子の入った遺伝的リンクアドレスが口コミ管理サーバ22に返送される(t=UA−4−2−1)。
【0231】
次いで、口コミ管理サーバ22では、ユーザーUAが作成したユーザーUB、UC向けの口コミ文章を2部と、ユーザーUBの友人リスト付きのFAX用紙を1部と、ユーザーUCの友人リスト付きのFAX用紙を1部と、指定された商品サービスの資料を2部と、が印刷されて、ユーザーUB宛とユーザーUC宛に郵送される(t=UA−4−2−2,t=UA−4−2−3)。
【0232】
したがって、ユーザーUAの友人であるユーザーUB、UCは、自宅宛に郵便物として、口コミ文章と、友人リスト付きのFAX用紙と、商品サービスの資料とを受け取ることができる。
【0233】
次いで、口コミ管理サーバ22からゲストコンピュータUAには口コミ情報の伝送済み画面を出すため、HTTPにより「送信済み画面を出す」が返送されて(t=UA−4−3)、ゲストコンピュータUAのウェブ画面に送信済み画面が表示される。
【0234】
また、ユーザーUBは、友人のユーザーUAから郵送された口コミ文章と商品サービス資料を見て気に入り(UB−1)、A社の店舗に行き(UB−2−1)、その店舗に置かれた商品サービスの資料を取ってきて(UB−2−2)、その資料に載っているレコメンドシステム1が提供する口コミサービスサイトのURLを見たとする。
【0235】
そして、ユーザーUBは、レコメンドシステム1から送信用FAX用紙(一般用)を取り寄せ、その送信用FAX用紙に自分のユーザー登録情報を記入してファクシミリ装置から口コミ管理サーバ22に送信する。
【0236】
口コミ管理サーバ22では、ファクシミリ装置から受信した記入用紙のイメージ情報が文字認識されてユーザーUBが認証され、「address.cgi」プログラムが起動され(UB−3−1)、友達リストテーブル2206(図8参照)からユーザーUBの友達リストが読み出されて、その友達リストのチェックボックスや新規友人記入領域等を印刷したユーザーUBの友人リスト付きFAX用紙が、ユーザーUBのファクシミリ装置に送信される(UB−3−2)。
【0237】
後は、ユーザーUBにより指定された友人に対して、口コミ管理サーバ22では、上記と同様の処理が実行されて、ユーザーUBの友人宛の郵便物として、口コミ文章と、友人リスト付きのFAX用紙と、商品サービスの資料とが纏めて郵送される。
【0238】
次に、口コミ情報をTV電波を利用して友人に伝送する例について、図24のシステム構成図と、図25のユーザーの行動及びHTTPレベルの動作の詳細を示す図を参照して説明する。
【0239】
図24及び図25では、ユーザーUAがA社が提供するインタラクティブTV番組のBS/CS画面の横に表示された情報窓を通して、A社の商品サービスの広告を見て気に入り(UA−1)、A社のTV局12にチャンネルをセレクトし(UA−2−1)、そのA社のTV局から送信されるTV電波を受信して(UA−2−2)、その画面に表示されているレコメンドシステム1が提供する口コミサービスサイトのURLを見たとする。
【0240】
このA社のTV画面において、ユーザーUAが「口コミする」ボタンをクリック操作すると、その操作信号がレコメンドシステム1内の口コミ管理サーバ22に対して「HTTP(GETかPOST)]として伝達されて、口コミ管理サーバ22内の「address.cgi」プログラムが起動される(t=UA−3−1)。
【0241】
口コミ管理サーバ22では、ユーザーUAのTV装置からインタラクティブTV機能を提供するセットトップボックスM6を介して伝達された「HTTP(GETかPOST)」に基づいて、ユーザーUAの友人リストが友達リストテーブル2206(図8参照)から読み出され、被口コミ者選択画面データとともにHTTP(終了画面)がユーザーUAのTV装置に伝達され、今回のA社ウェブサイトへのアクセス処理が終了される(t=UA−3−2)。
【0242】
次いで、ユーザーUAにより友人リストの友人UBくんとUCちゃんが選択され、「ここお勧め」ボタンがクリック操作されると、その操作信号が口コミ管理サーバ22に対して「HTTP(GETかPOST)」として伝達されて、口コミ管理サーバ22内の「send.cgi」プログラムが起動される。
【0243】
そして、口コミ管理サーバ22から遺伝的リンク管理サーバ21の遺伝的リンク取得処理プログラム(「Come.cgi」プログラム)が呼び出される(t=uA−4−1)。遺伝的リンクサーバ21では、被口コミ者に送信する口コミ文章の商品サービスへのリンクのアドレス中に送信者である口コミ者の履歴が埋め込まれ、口コミ管理サーバ22から伝達された「GETコマンドかPOSTコマンド」に基づいて、ユーザーUAの口コミメールを友人UBくん及び友人UCちゃんに伝送するために、SMTP MAILによりユーザーUBのインタラクティブTV装置のTV画面に口コミメールが表示され(t=UA−4−2−1,t=UA−4−2−2)、ユーザーUCのインタラクティブTV装置のTV画面にも口コミメールが表示される(t=UA−4−2−3)。
【0244】
次いで、口コミ管理サーバ22からユーザーUAのTV装置には口コミ情報の伝送済み画面を表示するため、HTTPにより「送信済み画面を出す」が返送されて(t=UA−4−3)、ユーザーUAのTV装置のTV画面に送信済み画面が表示される。
【0245】
また、ユーザーUBがTV装置のTV画面において、遺伝的リンク管理サーバ21から転送されたSMTP MAILにより、A社のホームページへのリンクアドレスを含む口コミメールを見て、そのリンクアドレスをクリック操作すると、ユーザーUBのTV装置から自分の情報表示画面にリンクされる(t=UB−1)。
【0246】
そして、ユーザーUBがA社のTV局12にチャンネルをセレクトし(UB−2−1)、そのA社のTV局から送信されるTV電波を受信して(UB−2−2)、その画面に表示されているレコメンドシステム1が提供する口コミサービスサイトのURLを見たとする。
【0247】
このA社のTV画面において、ユーザーUBが「口コミする」ボタンをクリック操作すると、その操作信号がレコメンドシステム1内の口コミ管理サーバ22に対して「HTTP(GETかPOST)」として伝達されて、口コミ管理サーバ22内の「address.cgi」プログラムが起動される(t=UB−3−1)。
【0248】
口コミ管理サーバ22では、ユーザーUBのTV装置からインタラクティブTV機能を提供するセットトップボックスM6を介して伝達された「HTTP(GETかPOST)」に基づいて、ユーザーUBの友人リストが友達リストテーブル2206(図8参照)から読み出され、被口コミ者選択画面データとともにHTTP(終了画面)がユーザーUAのTV装置に伝達され、今回のA社ウェブサイトへのアクセス処理が終了される(t=UB−3−2)。
【0249】
後は、ユーザーUBにより友人リストの友人UBくんとUCちゃんが選択され、「ここお勧め」ボタンがクリック操作されると、指定された友人に対して、口コミ管理サーバ22では、上記と同様の処理が実行されて、ユーザーUBの友人達が所有するインタラクティブTV装置に対して、口コミ文章と、友人リストと、商品サービスとを含むTV電波が送信される。
【0250】
次に、上記レコメンドシステム1を介して被口コミ者に伝送された口コミ情報の具体例について、図26〜図28を参照して説明する。
【0251】
図26は、Eメールにより被口コミ者のコンピュータに伝送された口コミ情報の出力例を示す図である。
この場合、ユーザーUAが作成したメール本文として「UEへ ここお勧めです。***円の携帯電話が売っているサイトがあります。見てみては?」と、その商品サービスのURLを含む「詳細→http://www.a−sya.com/gls/chromoID=ktskmawe あなたの親友UAより」とを含む。また、メール本文の後には、ユーザーUEの友人転送リンクアドレスが示されている。
UG君転送→http://pokan.com/send.cgi?ID=aiksnfeo[kvc
UHさんへ転送→http://pokan.com/send.cgi?ID=nfevcat4WE
この友人転送リンクアドレスは、口コミ管理サーバ22により読み出されたユーザーUEの友達リストに基づいて設定されたものである。このため、ユーザーUEは、友人UG君とUHさんメールアドレスを設定することなく、友人転送リンクアドレスをクリック操作するだけで、ユーザーUAから受信した口コミメールを簡便に転送できる。
【0252】
次いで、友人転送リンクアドレスの後には、口コミメールに対する評価用の内容と評価を口コミ管理サーバ22に返送するメールアドレスとが表示されている。この場合、評価は3種類指定可能である。
★☆☆ま〜ま〜 →http://pokan.com/feedback.cgi?ID=ksfkvc
★★☆面白かった→http://pokan.com/feedback.cgi?ID=ikfo
★★★驚いたよ →http://pokan.com/feedback.cgi?ID=lfok
この評価用メールアドレスのクリック操作により、その評価内容が口コミ管理サーバに送信されて、feedback.cgi処理が呼び出されて、口コミメールに対する評価が更新される。
【0253】
次いで、口コミメールに対する評価の後には、ユーザーUAからのメールの受け取りを拒否する受取拒否機能を設定するメールアドレスが表示されている。
UAからのメールは受け取らない →http://pokan.com/feedback.cgi?ID=lOok
この受取拒否のメールアドレスをクリック操作することにより、その操作信号が口コミ管理サーバ22に送信されて、ユーザーUEのユーザーUAからのメール受信を拒否する設定が友人リストテーブルに対して行われる。その結果、ユーザーUEは、以後、ユーザーUAからの口コミメールは届けられなくなる。
【0254】
図27は、Eメールにより被口コミ者の携帯電話に伝送された口コミ情報の出力例を示す図である。
この場合、表示内容は、図26に示したものと同様の内容であり、その表示画面構成が、携帯電話の表示画面に合わせて変更されただけである。このような表示画面構成の変更処理も口コミ管理サーバ22において管理されている。
【0255】
図28は、郵送により被口コミ者に届けられた口コミ情報の出力例を示す図である。
この場合、上記図22、図23に示した郵送例で説明したように、口コミ者からFAX用紙により送信された被口コミ者の郵送先及び口コミ文章が、口コミ管理サーバ22で受信された結果、その被口コミ者であるユーザーUAへのラベルシートが貼られた封筒が郵送される。
【0256】
この封筒内には、口コミ本文を印刷した書面と、商品サービスのパンフレットと、ユーザーUAの友人リストが印刷されたFAX用の紹介シートと、その友人UBとUCに郵送するためのラベルシート及びメッセージ記入欄が貼られた封筒2通と、同様の商品サービスのパンフレットと、友人リスト付き紹介シートとが、同封されている。
【0257】
以上のように、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、口コミ者が商品サービスサイトにアクセスした際に、その商品サービス画面に表示されたレコメンドボタンを操作するだけで、予め登録した友人リストを表示させることができ、商品サービスが気に入ったときに自分が作成した口コミ情報を自分の友人達に容易に伝送することができる。
【0258】
また、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、口コミ情報が伝送済みの被口コミ者は、被口コミ者選択画面では選択できないように表示されるため、被口コミ者に対して同じ口コミ情報が複数の口コミ者から伝送されることを防止でき、レコメンドシステム1の信頼性を向上できる。
【0259】
さらに、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、被口コミ者は、環境設定画面において、特定の口コミ者からの口コミ情報の受信を拒否する受信拒否設定を任意にできるため、迷惑情報や価値のない情報を送ろうとする口コミ者からの口コミ情報の受信を確実に拒否でき、被口コミ者を保護できる。
【0260】
また、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、被口コミ者は、受信した口コミ情報内容が気に入った場合に、口コミ情報の表示画面に表示された伝送指示を操作するだけで、簡単に自分の友人にも口コミ情報を転送することができ、口コミ者から被口コミ者へ、更にその被口コミ者へと多段階に口コミ情報を伝送させることを容易にできる。
【0261】
また、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、被口コミ者は、環境設定画面において、信用する口コミ者からの口コミ情報を、自分が信用する友人宛にも自動的に転送するように設定することが容易にでき、レコメンドシステム1の利便性を向上できる。
【0262】
また、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、被口コミ者は、環境設定画面において、口コミ者に対して信用度を任意に設定し、かつその信用度合いにより口コミ情報を受信拒否するか、受信するか、更に友人にまで転送するかを任意に設定でき、被口コミ者の使い勝手を向上できると共に、口コミ者と被口コミ者の間の信用度合いに応じた口コミ情報の伝送ネットワークを容易に形成できる。
【0263】
また、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、口コミ者が自分で作成した口コミ文章を他者に公開するか否かを任意に設定できると共に、他の口コミ者は他者の口コミ文章を容易に利用することができ、良い口コミ情報を再利用することにより口コミ効果を増大させることができる。
【0264】
また、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、口コミ者が作成した口コミ文章を被口コミ者が評価した結果をランキング表示させて再利用可能にしているので、口コミ者は有効な口コミ文章を容易に再利用することができる。その結果、ランキング上位の口コミ文章を作成する口コミ者は、レコメンドシステム1においてコピーライター的な役割を担うことができ、他の口コミ者がレコメンドサービスに参加して、商品サービスを口コミする意欲を増大させることができる。
【0265】
また、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、複数の口コミ者の商品サービスに対する評価を口コミ情報とともに伝送することができ、評価の高い商品サービスに対して被口コミ者を誘導する機会を増大できる。
【0266】
また、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、被口コミ者が希望する口コミ情報の受信方法を任意に設定できるため、口コミ情報を多様な伝送形態(Eメールだけでなく、電話、ファクシミリ等)で伝送することができ、口コミ情報を様々な伝送媒体を利用して被口コミ者に伝播させることができ、商品サービスを口コミにより効率よく伝播させることができる。
【0267】
また、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、被口コミ者が希望する口コミ情報の受信方法を任意に複数設定できると共に、優先する受信方法も設定できるため、被口コミ者が口コミ情報を受信する受信手段の自由度を拡大でき、より多くの被口コミ者に対して商品サービスを口コミできる環境を容易に形成できる。
【0268】
したがって、本実施の形態のレコメンドシステム1によれば、情報を選別し受け取る人(被口コミ者)にとって必要な情報のみを選択することにより、選択された情報に対する価値を上げることができ、被口コミ者にとって必要のない情報を削除することにより、被口コミ者に入る実質的に価値のある情報量を高くできる。その結果、被口コミ者に対して最適な情報の選択をしてくれる人に対する重み付けを必然的に高くなり、口コミ者と被口コミ者間の信頼関係に基づいた口コミネットワークを容易に形成することができる。
【0269】
なお、上記実施の形態に示したシステム構成、データテーブル構成、及び各種処理内容などは、特に限定するものではなく、本発明が有する各種口コミサービス機能を実現させるものであれば、その他のシステム構成、データテーブル構成、各種処理内容を適用しても良い。また、上記実施の形態で示した口コミ情報の伝送例、及び伝送媒体の具体例に示した伝送手順も、特に限定するものではなく、商品サービス提供者及び利用ユーザーが要求する機能やサービス内容に応じて適宜変更されるものである。
【0270】
【発明の効果】
請求項1記載の口コミ情報伝送装置、請求項記載の口コミ情報伝送方法、及び請求項13記載のプログラムによれば、被口コミ者が信用する口コミ者からの口コミ情報を、自分が信用する友人宛にも自動的に転送するように設定することが容易にでき、口コミ情報伝送装置の利便性を向上できる。
【0275】
請求項2記載の口コミ情報伝送装置、請求項記載の口コミ情報伝送方法、及び請求項14記載のプログラムによれば、被口コミ者が口コミ者に対して信用度を任意に設定し、かつその信用度合いにより口コミ情報を受信拒否するか、受信するか、更に友人にまで転送するかを任意に設定でき、被口コミ者の使い勝手を向上できると共に、口コミ者と被口コミ者の間の信用度合いに応じた口コミ情報の伝送ネットワークを容易に形成できる。
【0276】
請求項記載の口コミ情報伝送装置、請求項記載の口コミ情報伝送方法、及び請求項15記載のプログラムによれば、口コミ者が自分で作成した口コミ文章を他者に公開するか否かを任意に設定できると共に、他の口コミ者は他者の口コミ文章を容易に利用することができ、良い口コミ情報を再利用することにより口コミ効果を増大させることができる。
【0277】
請求項記載の口コミ情報伝送装置、請求項10記載の口コミ情報伝送方法、及び請求項16記載のプログラムによれば、口コミ者が作成した口コミ文章を被口コミ者が評価して結果をランキング表示させることができ、口コミ者は有効な口コミ文章を容易に再利用することができる。その結果、ランキング上位の口コミ文章を作成する口コミ者は、コピーライター的な役割を担うことができ、他の口コミ者が商品サービスの口コミに参加する意欲を増大させることができる。
【0278】
請求項記載の口コミ情報伝送装置、請求項11記載の口コミ情報伝送方法、及び請求項17記載のプログラムによれば、複数の口コミ者の商品サービスに対する評価を口コミ情報とともに伝送することができ、評価の高い商品サービスに対して被口コミ者を誘導する機会を増大できる。
【0279】
請求項記載の口コミ情報伝送装置、請求項12記載の口コミ情報伝送方法、及び請求項18記載のプログラムによれば、被口コミ者が希望する口コミ情報の受信方法を任意に設定でき、口コミ情報を多様な伝送形態(Eメールだけでなく、電話、ファクシミリ等)で伝送することができ、口コミ情報を様々な伝送媒体を利用して被口コミ者に伝播させることができ、商品サービスを口コミにより効率よく伝播させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づいて口コミ情報を伝播させるメディアの階層構造を模式的に示した図である。
【図2】A社が提供する商品サービス情報源X1が、8人のユーザーUA〜UHの間で口コミ情報として伝播する状態を模式的に示した図である。
【図3】(a)は商品サービスの一般価値を説明するための図、(b)はユーザーの一般価値を説明するための図、(c)は商品サービスの友人価値を説明するための図である。
【図4】(a)は情報源XからユーザーUAに情報が入った状態を示す図、(b)はユーザーUA〜UCの間で情報源Xが伝播していく過程と、各ユーザーUA〜UCの重み値の設定とを示す図、(c)は、従来のマスマーケティングの例を示した図である。
【図5】本実施の形態におけるレコメンドシステム1の内部構成と、このレコメンドシステム1を利用するA社の内部構成、口コミ者の口コミ情報伝播推移状態、及び被口コミ者の口コミ情報伝播推移とを対応付けて示した図である。
【図6】図5の遺伝的リンク管理サーバ21が有する機能を示すブロック図である。
【図7】図5の口コミ管理サーバ22が有する機能を示すブロック図である。
【図8】図7の友達リストテーブル2206の構成を示す図である。
【図9】図7のユーザーテーブル2207の構成を示す図である。
【図10】図7の商品サービステーブル2208の構成を示す図である。
【図11】図7の会社名テーブル2209の構成を示す図である。
【図12】図7のCPU2201により実行される被口コミ者選択処理(address.cgi)を示すフローチャートである。
【図13】図7のCPU2201により実行される口コミ情報伝送処理(send.cgi)を示すフローチャートである。
【図14】図7のCPU2201により実行される商品サービスの一般価値算出処理を示すフローチャートである。
【図15】図7のCPU2201により実行されるユーザーの一般価値算出処理を示すフローチャートである。
【図16】図7のCPU2201により実行される商品サービスの友人価値算出処理を示すフローチャートである。
【図17】図7のCPU2201により実行される口コミ者評価処理を示すフローチャートである。
【図18】図5の口コミ者ユーザーUAから友人のUBくん及びUCちゃんに口コミ情報が伝送される際のHTTPレベルの動作の詳細を示す図である。
【図19】図18において口コミ者ユーザーUAが口コミ管理サーバ22から友人リストを受信した際に、ゲストコンピュータUAのウェブ画面に表示される友人リスト画面の具体例を示す図である。
【図20】本実施の形態において、ユーザーが被口コミ者として口コミ情報を受信する際の受信条件を設定する環境設定画面の具体例を示す図である。
【図21】(a)は携帯電話のウェブ画面に表示される友人リスト画面の具体例を示す図、(b)は口コミ情報の送り先を手書きで記入するFAXOCR用紙(一般用)の一例を示す図、(c)はレコメンドシステム1からファクシミリ装置て受信したUA君用に登録済みの友人のチェックボックスが印刷されたFAXOCR用紙の一例を示す図である。
【図22】本実施の形態において、口コミ情報をファクシミリ装置と郵送を利用して友人に伝送する場合のシステム構成図を示す図である。
【図23】図22のユーザーUAの行動及びHTTPレベルの動作の詳細を示す図である。
【図24】本実施の形態において、口コミ情報をTV電波を利用して友人に伝送する場合のシステム構成を示す図である。
【図25】図24のユーザーの行動及びHTTPレベルの動作の詳細を示す図である。
【図26】本実施の形態において、Eメールにより被口コミ者のコンピュータに伝送された口コミ情報の出力例を示す図である。
【図27】本実施の形態において、Eメールにより被口コミ者の携帯電話に伝送された口コミ情報の出力例を示す図である。
【図28】本実施の形態において、郵送により被口コミ者に届けられた口コミ情報の出力例を示す図である。
【符号の説明】
1 レコメンドシステム
2 サーバ部
21 遺伝的リンク管理サーバ
2101 CPU
2102 入力部
2103 表示部
2104 I/F部
2105 記憶部
2106 遺伝子データベース
2107 オーダーデータベース
2108 バス
22 口コミ管理サーバ
2201 CPU
2202 入力部
2203 表示部
2204 I/F部
2205 記憶部
2206 友達リストテーブル
2207 ユーザーテーブル
2208 商品サービステーブル
2209 会社名テーブル2209
2210 バス2210
23 ラベル印刷サーバ
24 音声合成部
25 音声認識部
26 FAXサーバ
27 OCR
28 SMPTサーバ
29 POPサーバ
30 WEBサーバ
31 他サーバ
41 プリンタ
42 音声モデム
43 FAXモデム
44 TA又はモデム
45 IrDA通信部
46 TV送信部
47 ブルートゥース部
M1 郵送
M2 電話回線
M3 インターネット
M4 IrDA
M5 TV電波
M6 ブルートゥース

Claims (18)

  1. 商品サービスを提供する提供者の通信端末と、商品サービス内容から口コミ情報を作成し、その口コミ情報の伝送先を指定する口コミ者の通信端末と、口コミ者からの口コミ情報を受信する被口コミ者の通信端末と、を通信ネットワークを介して相互に接続し、前記口コミ者の通信端末から口コミ情報とともに伝送先を受信して、その伝送先となる被口コミ者の通信端末に口コミ情報を伝送する口コミ情報伝送装置であって、
    複数の口コミ者情報と、当該各口コミ者の被口コミ者となる複数の友人宛先情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    口コミ者の友人宛先情報を前記記憶手段から呼び出すための呼出情報を保持する保持手段と、
    前記商品サービス内容を表示するための商品サービス画面情報と、前記口コミ情報を伝送する伝送指示を入力させるための伝送指示表示情報とを口コミ者の通信端末に伝送して表示させる商品サービス伝送手段と、
    前記口コミ者の通信端末から前記伝送指示表示情報により入力された指示信号を受信した際に、前記保持手段に保持された呼出情報に基づいて前記記憶手段から当該口コミ者の複数の友人宛先情報を呼び出し、その友人宛先リストを表示するためのリスト表示情報を口コミ者の通信端末に伝送して表示させる友人リスト伝送手段と、
    前記口コミ者の通信端末から、その口コミ者が作成した口コミ情報と伝送宛先の指定情報とを受信し、その受信した口コミ情報を指定された友人宛先の通信端末に伝送する口コミ情報伝送手段と、
    前記被口コミ者が特定の口コミ者から伝送される口コミ情報を予め選択した友人宛先に自動的に転送するという転送先情報を任意に設定する転送先設定手段と、を備え、
    前記記憶手段は、前記転送先設定手段により設定された転送先情報を前記被口コミ者毎に記憶し、
    前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ情報を前記選択された友人宛先の被口コミ者に伝送した際に、前記記憶手段に当該被口コミ者の転送先情報が設定されていた場合、当該被口コミ者の転送先に前記口コミ情報を被口コミ者の名義に変更して更に転送することを特徴とする口コミ情報伝送装置。
  2. 前記被口コミ者が前記口コミ者に対する信用度を表す信用係数を任意に設定すると共に、その信用係数値に基づいて当該口コミ者から伝送される口コミ情報を受信拒否、あるいは受信許可、あるいは受信許可と予め選択した友人宛先への自動転送かを任意に設定する受信可否設定手段を更に備え、
    前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ情報を前記選択された友人宛先に伝送する際に、前記受信可否設定手段に設定された当該被口コミ者の口コミ者に対する信用係数値が受信不可に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に対する口コミ情報の伝送を中止し、あるいは信用係数値が受信許可に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に口コミ情報を伝送し、あるいは信用係数値が受信許可と予め選択した友人宛先への自動転送に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に口コミ情報を伝送すると共に、当該被口コミ者の自動転送先に前記口コミ情報を更に転送することを特徴とする請求項1記載の口コミ情報伝送装置。
  3. 前記口コミ者が自ら作成した口コミ情報を他の口コミ者に対して使用許可するか否かを設定する使用許可設定手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記使用許可設定手段により設定された使用許可情報を前記口コミ情報と対応付けて前記口コミ者毎に記憶し、
    前記口コミ者が口コミ情報を作成する際に、前記記憶手段に記憶された複数の口コミ情報の中から使用許可情報が設定された複数の口コミ情報を読み出して選択可能に一覧表示するための口コミ情報リストを口コミ者の通信端末に伝送する口コミリスト伝送手段を更に 備えることを特徴とする請求項1記載の口コミ情報伝送装置。
  4. 前記伝送された口コミ情報に対して前記被口コミ者が評価値を任意に設定する口コミ情報評価手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記口コミ情報評価手段により設定された評価値を前記口コミ情報毎に集計した集計結果を口コミ情報を作成した口コミ者毎に記憶し、
    前記口コミ者が口コミ情報を作成する際に、前記口コミリスト伝送手段は、前記記憶手段に記憶された複数の口コミ情報の中から前記評価値の集計結果が上位のものから順に一覧表示する口コミ情報リストを口コミ者の通信端末に伝送することを特徴とする請求項3記載の口コミ情報伝送装置。
  5. 前記口コミ者が前記口コミ情報として伝送しようとする前記商品サービス情報の評価値を任意に設定する商品サービス評価手段と、
    前記商品サービス情報毎に前記評価値を集計した集計値を、その評価値を設定した口コミ者数で割って平均値を算出する平均値算出手段と、を更に備え、
    前記口コミ情報伝送手段は、前記口コミ者が作成した口コミ情報を前記友人宛先リストにおいて指定された友人宛先に伝送する際に、前記平均値算出手段により算出された商品サービスの評価平均値を付加して伝送することを特徴とする請求項1記載の口コミ情報伝送装置。
  6. 前記被口コミ者が口コミ情報を受信する受信方法を設定するとともに、前記被口コミ者毎に受信方法として複数種類の通信機器や伝送媒体に対応した複数のアドレス情報と、優先する受信方法とを設定可能とする受信方法設定手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記受信方法設定手段により設定された複数のアドレス情報と優先する受信方法とを前記被口コミ者毎に記憶し、
    前記友人リスト伝送手段は、前記記憶手段から口コミ者の複数の友人宛先情報を呼び出すと共に、その各被口コミ者に設定された複数のアドレス情報と優先する受信方法とを呼び出し、その友人宛先リストと、被口コミ者毎の複数のアドレス情報と優先する受信方法とを表示するためのリスト表示情報を口コミ者の通信端末に伝送して表示させ、
    前記口コミ情報伝送手段は、複数種類の通信機器や伝送媒体に対応する複数の通信機器を備え、前記口コミ者の通信端末から口コミ情報と伝送宛先の指定情報及び受信方法とを受信し、その受信した口コミ情報を指定された友人宛先毎に伝送する際に、各被口コミ者の指定された受信方法に基づいて通信機器及び伝送媒体を選択して各被口コミ者の通信端末に伝送することを特徴とする請求項1記載の口コミ情報伝送装置。
  7. 商品サービスを提供する提供者の通信端末と、商品サービス内容から口コミ情報を作成し、その口コミ情報の伝送先を指定する口コミ者の通信端末と、口コミ者からの口コミ情報を受信する被口コミ者の通信端末と、を通信ネットワークを介して相互に接続し、前記口コミ者の通信端末から口コミ情報とともに伝送先を受信して、その伝送先となる被口コミ者の通信端末に口コミ情報を伝送する口コミ情報伝送装置における口コミ情報伝送方法であって、
    複数の口コミ者情報と、当該各口コミ者の被口コミ者となる複数の友人宛先情報とを対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
    口コミ者の友人宛先情報を前記記憶手段から呼び出すための呼出情報を保持手段に保持する保持工程と、
    前記商品サービス内容を表示するための商品サービス画面情報と、前記口コミ情報を伝送指示する伝送指示を入力させるための伝送指示表示情報とを口コミ者の通信端末に伝送して表示させる商品サービス伝送工程と、
    前記口コミ者の通信端末から前記伝送指示表示情報により入力された指示信号を受信した際に、前記保持手段に保持された呼出情報に基づいて前記記憶手段から当該口コミ者の複 数の友人宛先情報を呼び出し、その友人宛先リストを表示するためのリスト表示情報を口コミ者の通信端末に伝送して表示させる友人リスト伝送工程と、
    前記口コミ者の通信端末から、その口コミ者が作成した口コミ情報と伝送宛先の指定情報とを受信し、その受信した口コミ情報を指定された友人宛先の通信端末に伝送する口コミ情報伝送工程と、
    前記被口コミ者が特定の口コミ者から伝送される口コミ情報を予め選択した友人宛先に自動的に転送するという転送先情報を任意に設定する転送先設定工程と、を含み、
    前記記憶工程では、前記転送先設定工程により設定された転送先情報を前記被口コミ者毎に記憶し、
    前記口コミ情報伝送工程では、前記口コミ情報を前記選択された友人宛先の被口コミ者に伝送した際に、前記記憶手段に当該被口コミ者の転送先情報が設定されていた場合、当該被口コミ者の転送先に前記口コミ情報を被口コミ者の名義に変更して更に転送することを特徴とする口コミ情報伝送方法。
  8. 前記被口コミ者が前記口コミ者に対する信用度を表す信用係数を任意に設定すると共に、その信用係数値に基づいて当該口コミ者から伝送される口コミ情報を受信拒否、あるいは受信許可、あるいは受信許可と予め選択した友人宛先への自動転送かを任意に設定する受信可否設定工程を更に含み、
    前記口コミ情報伝送工程では、前記口コミ情報を前記選択された友人宛先に伝送する際に、前記受信可否設定工程により当該被口コミ者の口コミ者に対する信用係数値が受信不可に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に対する口コミ情報の伝送を中止し、あるいは信用係数値が受信許可に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に口コミ情報を伝送し、あるいは信用係数値が受信許可と予め選択した友人宛先への自動転送に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に口コミ情報を伝送すると共に、当該被口コミ者の自動転送先に前記口コミ情報を更に転送することを特徴とする請求項7記載の口コミ情報伝送方法。
  9. 前記口コミ者が自ら作成した口コミ情報を他の口コミ者に対して使用許可するか否かを設定する使用許可設定工程を更に含み、
    前記記憶工程では、前記使用許可設定工程により設定された使用許可情報を前記口コミ情報と対応付けて前記口コミ者毎に記憶し、
    前記口コミ者が口コミ情報を作成する際に、前記記憶手段に記憶された複数の口コミ情報の中から使用許可情報が設定された複数の口コミ情報を読み出して選択可能に一覧表示するための口コミ情報リストを口コミ者の通信端末に伝送する口コミリスト伝送工程を更に含むことを特徴とする請求項7記載の口コミ情報伝送方法。
  10. 前記伝送された口コミ情報に対して前記被口コミ者が評価値を任意に設定する口コミ情報評価工程を更に含み、
    前記記憶工程では、前記口コミ情報評価手段により設定された評価値を前記口コミ情報毎に集計した集計結果を口コミ情報を作成した口コミ者毎に記憶し、
    前記口コミ者が口コミ情報を作成する際に、前記口コミリスト伝送工程では、前記記憶手段に記憶された複数の口コミ情報の中から前記評価値の集計結果が上位のものから順に一覧表示する口コミ情報リストを口コミ者の通信端末に伝送することを特徴とする請求項9記載の口コミ情報伝送方法。
  11. 前記口コミ者が前記口コミ情報として伝送しようとする前記商品サービス情報の評価値を任意に設定する商品サービス評価工程と、
    前記商品サービス情報毎に前記評価値を集計した集計値を、その評価値を設定した口コミ者数で割って平均値を算出する平均値算出工程と、を更に含み、
    前記口コミ情報伝送工程では、前記口コミ者が作成した口コミ情報を前記友人宛先リスト において指定された友人宛先に伝送する際に、前記平均値算出工程により算出された商品サービスの評価平均値を付加して伝送することを特徴とする請求項7記載の口コミ情報伝送方法。
  12. 前記被口コミ者が口コミ情報を受信する受信方法を設定するとともに、前記被口コミ者毎に受信方法として複数種類の通信機器や伝送媒体に対応した複数のアドレス情報と、優先する受信方法とを設定可能とする受信方法設定工程と、
    前記記憶工程では、前記受信方法設定工程により設定された複数のアドレス情報と優先する受信方法とを前記被口コミ者毎に記憶し、
    前記友人リスト伝送工程では、前記記憶手段から口コミ者の複数の友人宛先情報を呼び出すと共に、その各被口コミ者に設定された複数のアドレス情報と優先する受信方法とを呼び出し、その友人宛先リストと、被口コミ者毎の複数のアドレス情報と優先する受信方法とを表示するためのリスト表示情報を口コミ者の通信端末に伝送して表示させ、
    前記口コミ情報伝送工程では、前記口コミ者の通信端末から口コミ情報と伝送宛先の指定情報及び受信方法とを受信し、その受信した口コミ情報を指定された友人宛先毎に伝送する際に、各被口コミ者の指定された受信方法に基づいて通信機器及び伝送媒体を選択して各被口コミ者の通信端末に伝送することを特徴とする請求項7記載の口コミ情報伝送方法。
  13. 口コミ者の通信端末から口コミ情報とともに伝送先を受信して、その伝送先となる被口コミ者の通信端末に口コミ情報を伝送するためにコンピュータを、
    複数の口コミ者情報と、当該各口コミ者の被口コミ者となる複数の友人宛先情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    口コミ者の友人宛先情報を前記記憶手段から呼び出すための呼出情報を保持する保持手段と、
    商品サービス内容を表示するための商品サービス画面情報と、前記口コミ情報の伝送指示を入力させるための伝送指示表示情報とを前記口コミ者の通信端末に伝送して表示させる商品サービス伝送手段と、
    前記口コミ者の通信端末から前記伝送指示表示情報により入力された指示信号を受信した際に、前記保持手段に保持された呼出情報に基づいて前記記憶手段から当該口コミ者の複数の友人宛先情報を呼び出し、その友人宛先リストを表示するためのリスト表示情報を前記口コミ者の通信端末に伝送して表示させる友人リスト伝送手段と、
    前記口コミ者の通信端末から、その口コミ者が作成した口コミ情報と伝送宛先の指定情報とを受信し、その受信した口コミ情報を指定された友人宛先の通信端末に伝送する口コミ情報伝送手段と、
    前記被口コミ者が特定の口コミ者から伝送される口コミ情報を予め選択した友人宛先に自動的に転送するという転送先情報を任意に設定する転送先設定手段と、
    前記転送先設定手段により設定された転送先情報を前記被口コミ者毎に前記記憶手段に記憶する転送先情報記憶手段と、
    前記口コミ情報を前記選択された友人宛先の被口コミ者の通信端末に伝送した際に、前記記憶手段に当該被口コミ者の転送先情報が設定されていた場合、当該被口コミ者の転送先の通信端末に前記口コミ情報を被口コミ者の名義に変更して更に転送する口コミ情報転送手段として機能させるための口コミ情報伝送プログラム。
  14. 前記コンピュータを、
    前記被口コミ者が前記口コミ者に対する信用度を表す信用係数を任意に設定すると共に、その信用係数値に基づいて当該口コミ者から伝送される口コミ情報を受信拒否、あるいは受信許可、あるいは受信許可と予め選択した友人宛先への自動転送かを任意に設定する受信可否設定手段と、
    前記口コミ情報を前記選択された友人宛先に伝送する際に、前記受信可否設定により当該 被口コミ者の口コミ者に対する信用係数値が受信不可に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に対する口コミ情報の伝送を中止し、あるいは信用係数値が受信許可に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に口コミ情報を伝送し、あるいは信用係数値が受信許可と予め選択した友人宛先への自動転送に設定されていることを確認した場合は、当該友人宛先に口コミ情報を伝送すると共に、当該被口コミ者の自動転送先に前記口コミ情報を更に転送する口コミ情報転送手段として更に機能させるため請求項13記載の口コミ情報伝送プログラム。
  15. 前記コンピュータを、
    前記口コミ者が自ら作成した口コミ情報を他の口コミ者に対して使用許可するか否かを設定する使用許可設定手段と、
    前記使用許可設定手段により設定された使用許可情報を前記口コミ情報と対応付けて前記口コミ者毎に前記記憶手段に記憶する使用許可情報記憶手段と、
    前記口コミ者が口コミ情報を作成する際に、前記記憶手段に記憶された複数の口コミ情報の中から使用許可情報が設定された複数の口コミ情報を読み出して選択可能に一覧表示するための口コミ情報リストを口コミ者の通信端末に伝送する口コミリスト伝送手段として更に機能させるための請求項13記載の口コミ情報伝送プログラム。
  16. 前記コンピュータを、
    前記伝送された口コミ情報に対して前記被口コミ者が評価値を任意に設定する口コミ情報評価手段と、
    前記口コミ情報評価手段により設定された評価値を前記口コミ情報毎に集計した集計結果を口コミ情報を作成した口コミ者毎に前記記憶手段に記憶する集計結果記憶手段と、
    前記口コミ者が口コミ情報を作成する際に、前記記憶手段に記憶された複数の口コミ情報の中から前記評価値の集計結果が上位のものから順に一覧表示する口コミ情報リストを口コミ者の通信端末に伝送する口コミリスト伝送手段として更に機能させるための請求項15記載の口コミ情報伝送プログラム。
  17. 前記コンピュータを、
    前記口コミ者が前記口コミ情報として伝送しようとする前記商品サービス情報の評価値を任意に設定する商品サービス評価手段と、
    前記商品サービス情報毎に前記評価値を集計した集計値を、その評価値を設定した口コミ者数で割って平均値を算出する平均値算出手段と、
    前記口コミ者が作成した口コミ情報を前記友人宛先リストにおいて指定された友人宛先に伝送する際に、前記平均値算出手段により算出された商品サービスの評価平均値を付加して伝送する口コミ情報伝送手段として更に機能させるための請求項13記載の口コミ情報伝送プログラム。
  18. 前記コンピュータを、
    前記被口コミ者毎に受信方法として複数種類の通信機器や伝送媒体に対応した複数のアドレス情報と、優先する受信方法とを設定する受信方法設定手段と、
    前記受信方法設定手段により設定された複数のアドレス情報と優先する受信方法とを前記被口コミ者毎に前記記憶手段に記憶する受信方法記憶手段と、
    前記記憶手段から口コミ者の複数の友人宛先情報を呼び出すと共に、その各被口コミ者に設定された複数のアドレス情報と優先する受信方法とを呼び出し、その友人宛先リストと、被口コミ者毎の複数のアドレス情報と優先する受信方法とを表示するためのリスト表示情報を口コミ者の通信端末に伝送して表示させる友人リスト伝送手段と、
    前記口コミ情報伝送機能では、前記口コミ者の通信端末から口コミ情報と伝送宛先の指定情報及び受信方法とを受信し、その受信した口コミ情報を指定された友人宛先毎に伝送する際に、各被口コミ者の指定された受信方法に基づいて通信機器及び伝送媒体を選択して 各被口コミ者の通信端末に伝送する口コミ情報伝送手段として機能させるための請求項13記載の口コミ情報伝送プログラム。
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