JP3705916B2 - 油圧制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の油圧制御装置に係り、特にアクチュエータが追加されても容易に対応することができ、しかも操作性に優れた油圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば油圧ショベルの油圧制御方式として、ネガティブ流量制御方式やロードセンシング方式等が知られている。
【0003】
図6は、従来のネガティブ流量制御方式を油圧ショベルに適用した場合の油圧回路図を示すものである。なお、この制御方式においては、複合操作性の向上等を目的とし、油圧ポンプとして通常2つの可変容量ポンプが使用される。
【0004】
しかるに、図6において、各可変容量ポンプP1 、P2 には制御弁X、Yが接続されており、また前記制御弁Xおよび制御弁Yにはそれぞれ複数の切換弁X1 、X2 、X3 および切換弁Y1 、Y2 、Y3 、Y4 が組み込まれている。前記各切換弁は、前記順番により、旋回(X1 )、アーム(X2 )、左走行(X3 )、ブーム(Y1 )、バケット(Y2 )、予備(Y3 )、右走行(Y4 )の各アクチュエータに接続される。
【0005】
なお、この場合、前記各切換弁のセンタバイパス上には、可変容量ポンプP1 、P2 の吐出流量を調整するための圧力発生手段Fx 、Fy の上流側に、開閉弁Xc 、Yc が設けられており、この開閉弁Xc 、Yc を操作することにより、アームまたはブームの増速ができるように構成されている。
【0006】
さらに、予備の切換弁の外に、追加切換弁が必要な場合には、可変容量ポンプP1 、P2 の吐出ラインを分岐して、その先にクローズドセンタ型切換弁からなる制御弁Z′を追加し、この追加制御弁Z′の各切換弁Z′1 、Z′2 にそれぞれ接続したアクチュエータを操作する際には、制御弁Xのセンタバイパス通路上に設けた開閉弁Xc を同時に操作して、可変容量ポンプP1 の吐出流量を調整すると共に、可変容量ポンプP1 の吐出ラインの圧力を確実に上昇させるように構成されている(図7参照)。
【0007】
このような従来技術においては、標準のアクチュエータ、すなわち旋回(X1 )、アーム(X2 )、予備(Y3 )、左右走行(X3 、Y4 )、ブーム(Y1 )、バケット(Y2 )の間では、複数のアクチュエータが同時に操作された場合でも、各アクチュエータが円滑に同時作動するように、合流回路や絞り等の設置によって、圧力バランスを調整して流量配分ができるように構成されている。
【0008】
図8は、従来のロードセンシング方式を油圧ショベルに適用した場合の油圧回路図を示すものである。なお、この制御方式においては、駆動される油圧ショベルのアクチュエータは、図6に示す場合と同様である。
【0009】
しかるに、図8において、油圧ポンプは可変容量ポンプであり、全てのアクチュエータに対して実質的に単一の油圧ポンプPから圧油が供給される。この可変容量ポンプPには、制御弁Wが接続されており、この制御弁Wには複数の切換弁W1 、W2 、W3 、W4 、W5 、W6 、W7 が組み込まれている。さらに、これらの切換弁には、図6と同様にアクチュエータがそれぞれ接続されている。
【0010】
また、各切換弁においては、それぞれアクチュエータの負荷圧力を検出し、各切換弁の入口部に設けられた圧力補償流量制御弁Pcvに各負荷圧力を個別に作用させると共に、前記各検出された負荷圧力の最大圧力を選択して、この最大負荷圧力を共通的に前記圧力補償流量制御弁Pcvに作用させる。これと同時に、前記最大負荷圧力は、前記可変容量ポンプPの吐出流量制御装置Fc に導いて、前記可変容量ポンプPの吐出流量を、前記切換弁の操作量に応じて調整するように構成されている。
【0011】
このような従来技術においては、負荷圧力の異なる複数のアクチュエータを同時操作する場合においても、前記圧力補償流量制御弁Pcvの機能により、各アクチュエータを同時に作動することができる。
【0012】
また、複数の追加アクチュエータが必要な場合においても、図8に示すように、必要な切換弁Wx を付加するだけでよい。しかも、追加アクチュエータの場合には、オペレータの操作感覚としては、切換弁の操作量に対してアクチュエータの速度が、負荷の大小に拘らず一定になることが望ましい場合が多く、従って追加アクチュエータに対してはロードセンシング方式の方が対応が容易である。
【0013】
但し、油圧ショベルの標準アクチュエータを駆動するための油圧制御装置の機能は、アクチュエータの負荷の大小によって、各アクチュエータを操作するための各切換弁の操作量が異なる(重ければ重いほど操作量が多くなる)方が、長年の使用実績等によりオペレータの操作感覚に一致する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の油圧制御方式においては、なお改善されるべき種々の問題が残されている。
【0015】
すなわち、前者のネガティブ流量制御方式においては、追加制御弁Z′が付加された場合には、この追加アタッチメントの種類によっては、その負荷の大きさは様々であり、このため標準のアクチュエータと追加アタッチメントとを同時に操作しようとしても、これらの間の駆動圧力差が大きい場合には、同時操作が困難となり、油圧ショベルの作業性が著しく低下する惧れがある。
【0016】
特に、追加アタッチメント数が複数の場合には、これら追加アタッチメントおよび標準のアクチュエータを同時に操作しようとしても、通常各アクチュエータの負荷圧力には比較的大きな差がある場合が多いので、切換弁の操作量の調整によっては、各アクチュエータへの供給油量の配分が殆ど不可能となる難点がある。
【0017】
また、後者のロードセンシング方式においては、アクチュエータの負荷の大小に拘らず、所定のレバー操作量に対して一義的にアクチュエータ速度が定まり、オペレータは感覚的に負荷の大小を把握できず、場合によっては油圧ショベルの安全性や燃費等に影響を与える場合がある。特に、標準のアクチュエータを操作する場合には、この傾向が顕著である。
【0018】
なお、前述したネガティブ流量制御方式の場合におけるポンプ吐出流量制御には、各制御弁X、Yのセンタバイパス出口に設けられた圧力発生手段Fx 、Fy の上流側に発生する圧力を使用している。しかるに、この圧力は、実用上最大約40Kgf/cm2 とし、比較的低圧であることから比較的安定した制御を行うことができる。しかし、前記ロードセンシング方式の場合には、検出した負荷圧力の最大圧力をポンプ吐出流量制御に使用しているので、操作性の問題に加えて、信号ラインを構成する部材の長さや容量等の影響を受け、不安定になり易い等の実用上の問題を有している。
【0019】
このように、従来の油圧ショベル等の建設機械用の油圧制御装置においては、追加アクチュエータの有無に拘らず、ネガティブ流量制御方式またはロードセンシング方式等のいずれかのみの単一の制御方式で構成されているため、油圧ショベルとしての標準アクチュエータと追加されたアクチュエータを、共に最適な制御を行うためには不十分であり、油圧ショベルの多様化をさらに推進するには、同時操作性、追加の容易性等の点で従来の単一制御方式では問題がある。
【0020】
そこで、本発明者等は、鋭意研究ならび検討を重ねた結果、可変容量ポンプの吐出ラインにセンタバイパス通路を有する複数の切換弁からなる制御弁を接続し、この制御弁のセンタバイパス通路の出口側に圧力調整弁を配置して、この圧力調整弁の上流側圧力に応じて前記可変容量ポンプの吐出流量を調整するように構成する油圧ショベル等の油圧制御装置において、前記制御弁が接続された可変容量ポンプの吐出ライン上に流量調整弁を設けると共に、この流量調整弁の上流側から供給ラインを分岐し、この分岐した供給ライン上にクローズドセンタ型切換弁からなる制御弁を追加して接続し、この追加制御弁の切換弁に接続されたアクチュエータの負荷圧力を検出して前記流量調整弁に作用させるように構成することにより、油圧ショベルの標準アクチュエータ駆動用の油圧制御装置として多用されているネガティブ流量制御方式の油圧制御装置をそのまま生かすことができると共に、追加アクチュエータ駆動用にロードセンシング方式の制御装置が付加されて、油圧ショベルの標準アクチュエータ操作においても、また追加されたアクチュエータ操作においても、共に最適な制御方式を得ることができ、これにより油圧ショベルの多様化を容易に推進することができることを突き止めた。
【0021】
従って、本発明の目的は、油圧ショベル等の油圧制御装置において、標準のアクチュエータを駆動する場合において、オペレータの操作感覚に一致したアクチュエータの作動を行うことができると共に、追加のアタッチメントを付加した場合においても、標準のアクチュエータとの同時操作を確実に行うことができる油圧制御装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係る油圧制御装置は、可変容量ポンプの吐出ラインにセンタバイパス通路を有する複数の切換弁からなる制御弁を接続し、この制御弁のセンタバイパス通路の出口側に圧力発生手段を配置し、この圧力発生手段の上流側圧力に応じて前記可変容量ポンプの吐出流量をネガティブ流量制御方式で調整するように構成した油圧回路において、前記制御弁が接続された可変容量ポンプの吐出ライン上に流量調整手段を設けると共に、前記流量調整手段の上流側から供給ラインを分岐し、この分岐した供給ライン上にロードセンシング方式で構成する追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁を接続し、このクローズドセンタ型切換弁に接続されたアクチュエータの負荷圧力を検出して前記流量調整手段に作用させるように構成することを特徴とする。
【0023】
この場合、さらに前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させるように構成することができる。
【0024】
また、さらに前記流量調整手段の開方向に外部信号を作用させるように構成することもできる。
【0025】
一方、前記追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁に接続されたアクチュエータの検出された負荷圧力から、それらの中の最大負荷圧力を選択して前記流量調整手段の閉方向に作用させると共に、前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させるように構成することができる。
【0026】
また、前記追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁とタンクラインとの間に可変絞り弁を設け、この可変絞り弁の開方向には前記クローズドセンタ型切換弁に接続されたアクチュエータの負荷圧力を作用させると共に、前記可変絞り弁の閉方向には前記アクチュエータの負荷圧力の中から選択される最大負荷圧力を作用させるように構成することができる。
【0027】
さらに、前記分岐した供給ライン上に複数の追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁を接続し、これらクローズドセンタ型切換弁に接続された各追加アクチュエータの負荷圧力をそれぞれ検出し、それらの中の最大負荷圧力を選択して前記流量調整手段の閉方向に作用させると共に、前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させ、さらに前記クローズドセンタ型切換弁とタンクラインとの間に可変絞り弁を設け、この可変絞り弁の開方向には前記クローズドセンタ型切換弁に接続された追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力を作用させると共に、前記可変絞り弁の閉方向には前記追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力の中から選択される最大負荷圧力を作用させるように構成することができる。
【0028】
この場合、前記各追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁とタンクラインとの間にそれぞれ可変絞り弁を設け、前記選択された最大負荷圧力と前記流量調整手段の下流側圧力との高圧側を選択して、前記各可変絞り弁の閉方向に作用させると共に、前記各可変絞り弁の開方向には前記各クローズドセンタ型切換弁に接続された追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力を作用させ、かつ前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させ、前記流量調整手段の閉方向には前記追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力の中から選択される最大負荷圧力を作用させ、これと並行して前記流量調整手段にはその開度を調整するための外部信号を作用させるように構成することができる。
【0029】
また、前記各追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁の追加アクチュエータへの供給通路をこれら各切換弁の外部で接続した迂回通路にそれぞれ可変絞り弁を設け、前記選択された最大負荷圧力と前記流量調整手段の下流側圧力との高圧側を選択して、前記各可変絞り弁の閉方向に作用させると共に、前記各可変絞り弁の開方向には前記各クローズドセンタ型切換弁に接続された追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力を作用させ、かつ前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させ、前記流量調整手段の閉方向には前記追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力の中から選択される最大負荷圧力を作用させ、これと並行して前記流量調整手段にはその開度を調整するための外部信号を作用させるように構成することができる。
【0030】
さらに、前記各追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁の上流側にそれぞれ可変絞り弁を設け、前記選択された最大負荷圧力と前記流量調整手段の下流側圧力との高圧側を選択して、前記各可変絞り弁の閉方向に作用させると共に、前記各可変絞り弁の開方向にはこれら各可変絞り弁の下流側の圧力を作用させ、かつ前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させ、前記流量調整手段の閉方向には前記追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力の中から選択される最大負荷圧力を作用させ、これと並行して前記流量調整手段にはその開度を調整するための外部信号を作用させるように構成することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る油圧制御装置の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図6ないし図8に示す従来の油圧制御装置と同一の構成部分については、同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0032】
図1は、本発明に係る油圧制御装置の一実施例として、油圧ショベルに適用した場合を示すものである。すなわち、図1において、可変容量ポンプP1 、P2 には、それぞれ制御弁X、Yが接続されており、本実施例においては、一方の可変容量ポンプP1 側の吐出ラインが分岐されて、追加制御弁Zへ接続されている。なお、この追加制御弁Zの実施態様は、後述する図2、図3および図4に示す通りである。
【0033】
また、前記制御弁X、Yの各構成、制御弁Xと制御弁Yとの間の通路構成、可変容量ポンプP1 、P2 の制御方式は、前述した従来のネガティブ流量制御方式と同じであるが、理解を容易にするため、再度説明する。
【0034】
すなわち、一方の制御弁Xには、旋回、アーム、左走行用切換弁としてX1、X2、X3が組み込まれており、これら切換弁はセンタバイパス通路10およびパラレル通路12を介して可変容量ポンプP1に接続されている。また、センタバイパス通路10の出口側には、センタバイパス弁Xcが設けられている。このセンタバイパス弁Xcは、本実施例においては、他方の制御弁Yに含まれるブーム用切換弁Y1を操作する場合に、その操作信号圧力がブーム用切換弁Y1を操作するのみならず、同時にポートpxを介してセンタバイパス弁Xcの操作部にも導かれ、センタバイパス弁Xcをブーム用切換弁Y1の中立時の開の状態から閉方向に徐々に絞るように作用し、可変容量ポンプP1の吐出流量も通路13を介して切換弁Y1にも合流させ、ブーム速度を増速するように構成されている。そして、前記センタバイパス弁Xcの下流には、圧力発生手段としてのリリーフ付き絞り弁Fxを設けて、このリリーフ付き絞り弁Fxの上流側圧力をポートfxを介して導き前記可変容量ポンプP1の吐出流量制御用として検出するように構成されている。
【0035】
また、他方の制御弁Yにおいても、ブーム、バケット、予備、右走行用切換弁としてY1、Y2、Y3、Y4が組み込まれており、これら切換弁はセンタバイパス通路20およびパラレル通路22を介して可変容量ポンプP2に接続されている。また、アーム用シリンダ増速のためのセンタバイパス弁Ycをセンタバイパス通路20の出口側に設け、さらに図示しないが、可変容量ポンプP2の吐出油を、前記アーム用切換弁X2へ供給し得るように構成されている。さらに、前記センタバイパス弁Ycの下流には、可変容量ポンプP2を制御するための圧力発生手段としてのリリーフ付き絞り弁Fyを設けて、このリリーフ付き絞り弁Fyの上流側圧力をポートfyを介して導き前記可変容量ポンプP2の吐出流量制御用として検出するように構成されている。
【0036】
なお、本実施例において、前記可変容量ポンプP1 、P2 は、通常のネガティブ流量制御方式の構成が使用されている。
【0037】
本実施例において、可変容量ポンプP1 と制御弁Xとの間には、追加制御弁Zへの分岐ライン15を設けると共に、この分岐ライン15の分岐点の下流側の制御弁Xへの供給通路上に、流量調整手段としての流量調整弁Nx を設ける。なお、図示の実施例においては、一方の制御弁Xのみに流量調整弁Nx を設けた場合を示したが、他方の制御弁Yについても同様に、流量調整手段としての流量調整弁Ny を設けた構成とすることが可能であり、この場合には流量調整弁Nx 、Ny のそれぞれ上流側から図示していないチェック弁を介して、追加制御弁Zへ合流するように構成することができる。
【0038】
次に、前記追加制御弁Zの構成について、図2に基づいて説明する。制御弁Zには、切換弁Z1 、Z2 が設けられ、これらの切換弁に対しては前記制御弁Xへ接続された可変容量ポンプP1 から分岐した分岐ライン15からパラレル通路31および32を介して接続されている。また、前記切換弁Z1 、Z2 においては、これらの切換弁に接続された各アクチュエータの負荷圧力が検出され、これらの検出された負荷圧力は信号ライン35、36を介して高圧選択手段37へ導かれて高圧選択が行われる。そして、この高圧選択された圧力は、信号ライン39を介してそれぞれ切換弁Z1 、Z2 とタンク回路40との間に設けられた可変絞り33、34の閉方向に、または前記各アクチュエータの負荷圧力を前記可変絞り33、34の開方向に、作用させると共に、前記高圧選択された最高負荷圧力を、信号ポートnxpを介して可変容量ポンプP1 と切換弁Xとの間に設けた流量調整弁Nx の閉方向に、ばね16の力と並行して作用させている。なお、この流量調整弁Nx の開方向には、この流量調整弁Nx の上流側圧力を作用させている。
【0039】
なお、図2において、参照符号38は切換弁Z1 、Z2 内の絞りを示す。また、前記制御弁Z内の切換弁Z1 、Z2 が、中立位置にある時には、信号ライン35、36は前記各切換弁を経て、タンク回路40へ接続されている。
【0040】
次に、前記構成からなる本実施例における油圧ショベルとしての油圧制御装置の動作につき説明する。
【0041】
1.制御弁X、Yを操作する場合
追加制御弁Zの各切換弁Z1 、Z2 は、中立位置にあるので、図1に示す流量調整弁Nx の信号ポートnxpに作用する圧力は、タンクラインに接続されているので低圧である。すなわち、可変容量ポンプP1 の吐出油は、その吐出圧力によりその流量調整弁Nx を開口させて、その全量が制御弁Xに流れる。この結果、制御弁Xもしくは制御弁Yを操作する時には、従来技術としてのネガティブ流量制御方式と同じである。従って、油圧ショベルの標準アクチュエータを操作する場合には、オペレータの操作感覚に一致したネガティブ流量制御方式をそのまま適用することができる。
【0042】
2.追加制御弁Zを操作する場合
追加制御弁Zを操作する場合は、油圧ショベルの標準アクチュエータに追加アクチュエータが付加された場合と同じであり、これら追加アクチュエータを操作する場合には、単独もしくは複数同時操作にも拘らず、切換弁Z1 、Z2 の操作量に応じた追加アクチュエータの速度が得られ、かつ制御弁Zに含まれる各切換弁間の流量も、各切換弁の操作量に応じて配分されるので、確実に同時操作を行うことができる。
【0043】
3.制御弁Xと追加制御弁Zとを同時に操作する場合
図1と図2に示す構成においては、追加制御弁Zへの余剰油が制御弁Xへ供給されるので、制御弁Xにおいては、この余剰油による通常のネガティブ流量制御方式として、また追加制御弁Zにおいては、従来技術のロードセンシング方式として、それぞれ油圧源として同一の油圧ポンプを使用しているにも拘らず、各制御弁に接続されたアクチュエータの特性に対し最適な制御方式を得ることができる。
【0044】
なお、図1および図2に示す場合は、追加制御弁Zの余剰油を制御弁Xで使用しているが、制御弁Xに対しても十分な油量を供給する場合には、図5に示すように、制御弁Xの上流側に設けた流量調整弁Nx の開度制御において、これを開方向に制御する制御手段を付加することにより、容易に達成することができる。
【0045】
そこで、例えば前記切換弁Z1 と切換弁X1 とを同時に操作し、しかも切換弁Z1 に接続されたアクチュエータの負荷圧力が、切換弁X1 に接続されたアクチュエータの負荷圧力よりも低く、前記切換弁Z1 、X1 をそれぞれフル操作した場合には、次のように作動させることができる。
【0046】
切換弁Z1 を、図5において左方へフル操作すると、可変容量ポンプP1 からの圧油は、パラレル通路31′、32′を経て切換弁Z1 、Z2 に至り、この切換弁Z1 内の絞り38′を経て、通路43′からアクチュエータ45′を経て通路44′へ送出される。これと同時に、アクチュエータ45′の負荷圧力(通路43′の圧力)は、通路46′を経て高圧検出手段47′で検出され、信号ライン48′へ導出されて、この圧力は流量調整弁Nx の信号ポートnxpへ伝達され、ばね16′と共に流量調整弁Nx を閉方向に制御する。
【0047】
この場合、信号ライン48′の圧力による力と、ばね16′の力との和が、信号ライン10′の圧力による力に比較して大きな場合には、流量調整弁Nx は閉じた位置に保持されるので、制御弁Xへの余剰油が無くなり、この結果切換弁X1 を操作しても、アクチュエータ49′を駆動することができない。
【0048】
そこで、このような場合には、流量調整弁Nx に対して、外部からこれを開方向に制御する信号N0 を与えることにより、この流量調整弁Nx を所定の開度に維持することができるので、可変容量ポンプP1 から制御弁Xへの通路が確保される。なお、この外部信号N0 としては、制御弁X内もしくは制御弁Y内の切換弁を、操作するための操作圧力に基づくものでもよい。
【0049】
ここで、さらに流量調整弁Nx の下流側通路51′側の圧力を検出し、この圧力とアクチュエータ45′の検出された負荷圧力(通路46′内の圧力)とを高圧検出手段50′で比較して、その高圧側圧力を可変絞り33′の閉方向に作用させているので、制御弁Xへの圧油の流れにおいて、流量調整弁Nx の上流と下流とで発生する差圧が、切換弁Z1 内の絞り38′で発生する差圧と同じになるように、流量調整弁Nx の下流側通路51′の圧力が可変絞り33′の開度を調整する。
【0050】
この結果、アクチュエータ45′と49′との負荷圧力に差があっても、軽負荷側の戻り通路を絞ることにより、パラレル通路31′の圧力は、制御弁X内の切換弁X1 に接続されたアクチュエータ49′を駆動できる圧力まで上昇し、負荷圧力が異なるアクチュエータを同時に操作することが可能となる。なお、この場合には、制御弁X側への圧油の供給量は、流量調整弁Nx の開度によって定まる。
【0051】
図3は、前記図2に示すクローズドセンタ切換弁からなる追加制御弁Zの変形例を示すものである。すなわち、図3においては、前記各切換弁Z1 、Z2 のアクチュエータへの供給通路をこれらの各切換弁Z1 、Z2 の外部で接続した迂回通路53、54にそれぞれ可変絞り33、34を設け、前記各可変絞り33、34の開方向には前記各切換弁Z1 、Z2 に接続されたアクチュエータのそれぞれ負荷圧力を作用させると共に、前記各可変絞り33、34の閉方向には切換弁Z1 、Z2 に接続されたアクチュエータの負荷圧力の両方をそれぞれの可変絞り33、34に導くようにすることにより、結果として最大負荷圧力が選択されて作用させるように構成したものである。
【0052】
そして、このように構成される追加制御弁Zを、図5に示す制御弁Zに代えて使用する場合には、前記選択された最大負荷圧力と流量調整弁Nx の下流側通路51′の圧力とを高圧検出手段50′により選択して、その高圧側圧力を前記各可変絞り33、34の閉方向に作用させると共に、前記流量調整弁Nx の上流側圧力を通路10′を介して前記流量調整弁Nx の開方向に作用させ、これと並行して前記流量調整弁Nx にはその開度を調整するための外部信号N0 を作用させるように構成することにより、前記実施例と同様に制御動作させることができる(図5参照)。
【0053】
図4は、前記図2に示すクローズドセンタ切換弁からなる追加制御弁Zのさらに別の変形例を示すものである。すなわち、図4においては、前記各切換弁Z1 、Z2 の上流側にそれぞれ可変絞り33、34を設け、前記各可変絞り33、34の閉方向には前記各切換弁Z1 、Z2 の上流側に設けた前記各可変絞り33、34のそれぞれの下流側の圧力を作用させると共に、前記各可変絞り33、34の開方向には前記アクチュエータのそれぞれ負荷圧力の中から、通路35、36および高圧選択手段37を介して選択される最大負荷圧力を、作用させるように構成したものである。
【0054】
そして、このように構成される追加制御弁Zを、図5に示す制御弁Zに代えて使用する場合には、前記選択された最大負荷圧力と流量調整弁Nx の下流側通路51′の圧力とを高圧検出手段50′により選択して、その高圧側圧力を前記各可変絞り33、34の開方向に作用させると共に、前記流量調整弁Nx の上流側圧力を通路10′を介して前記流量調整弁Nx の開方向に作用させ、これと並行して前記流量調整弁Nx にはその開度を調整するための外部信号N0 を作用させるように構成することにより、前記実施例と同様に制御動作させることができる(図5参照)。
【0055】
以上、本発明の好適な実施例として油圧ショベルに適用した場合について説明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可能である。
【0056】
【発明の効果】
前述したように、本発明に係る油圧制御装置は、可変容量ポンプの吐出ラインにセンタバイパス通路を有する複数の切換弁からなる制御弁を接続し、この制御弁のセンタバイパス通路の出口側に圧力発生手段を配置し、この圧力発生手段の上流側圧力に応じて前記可変容量ポンプの吐出流量をネガティブ流量制御方式で調整するように構成した油圧回路において、前記制御弁が接続された可変容量ポンプの吐出ライン上に流量調整手段を設けると共に、前記流量調整手段の上流側から供給ラインを分岐し、この分岐した供給ライン上にロードセンシング方式で構成する追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁を接続し、このクローズドセンタ型切換弁に接続されたアクチュエータの負荷圧力を検出して前記流量調整手段に作用させる構成としたことにより、標準のアクチュエータを駆動する場合において、オペレータの操作感覚に一致したアクチュエータの作動を行うことができると共に、追加のアタッチメントを付加した場合においても、標準のアクチュエータとの同時操作を確実に行うことができる。
【0057】
特に、本発明においては、油圧ショベルの標準アクチュエータ駆動用の油圧制御装置として多用されているネガティブ流量制御方式の油圧制御装置をそのまま生かし、これに非常に簡単な方法で、追加アクチュエータ駆動用にロードセンシング方式の制御装置を付加することによって、油圧ショベルの標準アクチュエータ操作においても、また追加されたアクチュエータ操作においても、共に最適な制御方式を得ることができ、これにより油圧ショベルの多様化をさらに推進することができる等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧制御装置の一実施例を示す油圧回路図である。
【図2】図1に示す油圧制御装置の油圧回路に追加される油圧回路の一構成例を示す油圧回路図である。
【図3】図1に示す油圧制御装置の油圧回路に追加される油圧回路の別の構成例を示す油圧回路図である。
【図4】図1に示す油圧制御装置の油圧回路に追加される油圧回路のさらに別の構成例を示す油圧回路図である。
【図5】本発明に係る油圧制御装置の別の実施例を示す油圧回路図である。
【図6】従来のネガティブ流量制御方式による油圧制御装置の概略構成を示す油圧回路図である。
【図7】図6に示す油圧制御装置の油圧回路に追加される油圧回路の概略構成を示す油圧回路図である。
【図8】従来のロードセンシング方式による油圧制御装置の概略構成を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
P1、P2 可変容量ポンプ
X、Y 制御弁
X1、X2、X3 切換弁
Y1、Y2、Y3、Y4 切換弁
Z 追加制御弁(クローズドセンタ型切換弁)
Z1、Z2 切換弁
Nx、Ny 流量調整弁(流量調整手段)
Xc、Yc センタバイパス弁
Fx、Fy リリーフ付き絞り弁(圧力発生手段)
xp 信号ポート
0 外部信号
10、20 センタバイパス通路
10′ 信号ライン
12、22 パラレル通路
13 通路
15 分岐ライン
16、16′ ばね
31、32、31′、32′ パラレル通路
33、34、33′、34′ 可変絞り
35、36 信号ライン
37 高圧選択手段
38、38′ 切換弁Z1 、Z2 内の絞り
39 信号ライン
40 タンク回路
43′、44′ 通路
45′、49′ アクチュエータ
46′ 通路
47′、50′ 高圧検出手段
48′ 信号ライン
51′ 下流側通路
53、54 迂回回路

Claims (9)

  1. 可変容量ポンプの吐出ラインにセンタバイパス通路を有する複数の切換弁からなる制御弁を接続し、この制御弁のセンタバイパス通路の出口側に圧力発生手段を配置し、この圧力発生手段の上流側圧力に応じて前記可変容量ポンプの吐出流量をネガティブ流量制御方式で調整するように構成した油圧回路において、前記制御弁が接続された可変容量ポンプの吐出ライン上に流量調整手段を設けると共に、前記流量調整手段の上流側から供給ラインを分岐し、この分岐した供給ライン上にロードセンシング方式で構成する追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁を接続し、このクローズドセンタ型切換弁に接続されたアクチュエータの負荷圧力を検出して前記流量調整手段に作用させるように構成することを特徴とする油圧制御装置。
  2. さらに前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させるように構成することを特徴とする請求項1記載の油圧制御装置。
  3. さらに前記流量調整手段の開方向に外部信号を作用させるように構成することを特徴とする請求項1記載の油圧制御装置。
  4. 前記追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁に接続されたアクチュエータの検出された負荷圧力から、それらの中の最大負荷圧力を選択して前記流量調整手段の閉方向に作用させると共に、前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させることを特徴とする請求項1記載の油圧制御装置。
  5. 前記追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁とタンクラインとの間に可変絞り弁を設け、この可変絞り弁の開方向には前記クローズドセンタ型切換弁に接続されたアクチュエータの負荷圧力を作用させると共に、前記可変絞り弁の閉方向には前記アクチュエータの負荷圧力の中から選択される最大負荷圧力を作用させるように構成することを特徴とする請求項1記載の油圧制御装置。
  6. 前記分岐した供給ライン上に複数の追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁を接続し、これらクローズドセンタ型切換弁に接続された各追加アクチュエータの負荷圧力をそれぞれ検出し、それらの中の最大負荷圧力を選択して前記流量調整手段の閉方向に作用させると共に、前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させ、さらに前記クローズドセンタ型切換弁とタンクラインとの間に可変絞り弁を設け、この可変絞り弁の開方向には前記クローズドセンタ型切換弁に接続された追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力を作用させると共に、前記可変絞り弁の閉方向には前記追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力の中から選択される最大負荷圧力を作用させるように構成することを特徴とする請求項1記載の油圧制御装置。
  7. 前記各追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁とタンクラインとの間にそれぞれ可変絞り弁を設け、前記選択された最大負荷圧力と前記流量調整手段の下流側圧力との高圧側を選択して、前記各可変絞り弁の閉方向に作用させると共に、前記各可変絞り弁の開方向には前記各クローズドセンタ型切換弁に接続された追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力を作用させ、かつ前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させ、前記流量調整手段の閉方向には前記追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力の中から選択される最大負荷圧力を作用させ、これと並行して前記流量調整手段にはその開度を調整するための外部信号を作用させるように構成することを特徴とする請求項6記載の油圧制御装置。
  8. 前記各追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁の追加アクチュエータへの供給通路をこれら各切換弁の外部で接続した迂回通路にそれぞれ可変絞り弁を設け、前記選択された最大負荷圧力と前記流量調整手段の下流側圧力との高圧側を選択して、前記各可変絞り弁の閉方向に作用させると共に、前記各可変絞り弁の開方向には前記各クローズドセンタ型切換弁に接続された追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力を作用させ、かつ前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させ、前記流量調整手段の閉方向には前記追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力の中から選択される最大負荷圧力を作用させ、これと並行して前記流量調整手段にはその開度を調整するための外部信号を作用させるように構成することを特徴とする請求項6記載の油圧制御装置。
  9. 前記各追加アクチュエータ用のクローズドセンタ型切換弁の上流側にそれぞれ可変絞り弁を設け、前記選択された最大負荷圧力と前記流量調整手段の下流側圧力との高圧側を選択して、前記各可変絞り弁の閉方向に作用させると共に、前記各可変絞り弁の開方向にはこれら各可変絞り弁の下流側の圧力を作用させ、かつ前記流量調整手段の上流側圧力を前記流量調整手段の開方向に作用させ、前記流量調整手段の閉方向には前記追加アクチュエータのそれぞれ負荷圧力の中から選択される最大負荷圧力を作用させ、これと並行して前記流量調整手段にはその開度を調整するための外部信号を作用させるように構成することを特徴とする請求項6記載の油圧制御装置。
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