JP3705153B2 - サッシ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はサッシに関するもので、より詳しくは障子をサッシ枠の屋外側ないし屋内側に持ち出し、さらに横方向にスライドするように動かすことのできるサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開昭58−117188号公報には、嵌め殺し状の窓において障子を屋外側に持ち出し、尚且つその障子を横方向にスライドさせて開口できるようにした技術が開示されている。これは窓枠をサッシ枠と障子枠の二重構造に形成し、障子枠を上部及び下部のガイド部材により横方向にスライド可能に支承しており、サッシ枠に内蔵した突き出し引込み装置により、上部及び下部のガイド部材をサッシ枠内の位置とサッシ枠から外側に突き出た位置の間で移動できる構造としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この公報の技術において、障子枠をスライド可能に支承するガイド部材、すなわちレールは、サッシ枠の一部を分割して形成され、障子枠とサッシ枠の間のスペースに内蔵させてあり、このガイド部材を屋外側に持ち出す複数のアームを連動して動かすために、サッシ枠の内部に多くのギヤやギヤードケーブル等を埋め込んである。そのために、サッシ枠が非常に複雑な造りになっている。またこの窓では、屋外に持ち出した障子を横方向にスライドできるといっても、あまり大きく動かすと障子がガイド部材から飛び出してしまうから、せいぜい障子の横幅の半分までしか動かすことができない。
【0004】
本発明は、障子がこれと同じような動きをするサッシを、簡単な構造にして安価に提供できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために本発明のサッシは、サッシ枠及び障子と、サッシ枠の上枠と障子の上框の間、サッシ枠の下枠と障子の下框の間に各々介在し、障子をサッシ枠に連結する障子開閉機構とを備え、障子開閉機構は、サッシ枠に固定したサッシ側レールと、障子に固定した障子側レールと、両レール間に互いに平行に架設した2本のアームとから成り、一方のアームは、一端部がサッシ側レールに固設した固定回転軸に連結し、他端部が障子側レールを長手方向に沿って摺動するスライダに設けた移動回転軸に連結しており、他方のアームは、一端部が障子側レールに固設した固定回転軸に連結し、他端部がサッシ側レールを長手方向に沿って摺動するスライダに設けた移動回転軸に連結しており、障子をサッシ枠外に持ち出してスライド自在にしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明によるサッシは、図1に示すように、躯体開口部に取り付けたサッシ枠1の内側に障子2を有し、サッシ枠の上枠4と障子の上框5の間と、サッシ枠の下枠6と障子の下框7との間でサッシ枠1と障子2を障子開閉機構3,3で連結しており、障子2は障子開閉機構3,3の作用により、図2に示すように屋外側に持ち出した上で横にスライドできるようになっている。図2中の符号22は障子2を動かすための把手であり、図1の23,24はパッキンである。上部と下部の障子開閉機構3は、上下逆さまなだけの同じものであるので、以下では下部の障子開閉機構についてその構成と動きを説明する。
【0007】
障子開閉機構3は、図3に示すように、サッシ枠1に取り付けるサッシ側レール8と、障子2に取り付ける障子側レール9と、両レール間に端部を回転自在に連結して互いに平行に架け渡した2本のアームα,βによって、平行四辺形の四節リンク機構のように構成されている。一方のアームαは、一端部がサッシ側レール8の端部に個設した固定回転軸10aに連結してあり、他端部が障子側レール9を長手方向に沿って摺動するスライダ11bに設けた移動回転軸12bに連結してある。他方のアームβは、一端部が障子側レール9に固設した固定回転軸10bに連結してあり、他端部がサッシ側レール8を長手方向に沿って摺動するスライダ11aに設けた移動回転軸12aに連結してある。2箇所の固定回転軸10a,10bと移動回転軸12a,12bは、それぞれ平行四辺形の対角に位置している。このように構成された障子開閉機構3は、障子2を閉じた時には図3(イ)に示す状態となり、障子2を屋外側に押し込むとアームα,βが回動して図3(ロ)の状態となり、さらに障子2を左の方に向かって押すとスライダ11a,11bが摺動して図3(ハ)の状態となる。
【0008】
サッシ側レール8は、図4に示すように、屋内側の縁を折り返してガイド部13を形成してあり、ガイド部13にスライダ11aを嵌合した状態で摺動自在に案内している。サッシ側レール8の右側の端部には、障子2を閉じる際にスライダ11aの動きを規制する後ストッパー14を設けてあり、サッシ側レール8の左側の端部には、障子2全開時にスライダ11aの動きを規制する前ストッパー15を設けてある。リンクβのスライダ11aに連結してある方の端部には、ガイド部13側に突部16を設けてあり、ガイド部13にはその突部16を収容するための切り欠き17を設けてある。突部16には一段低くなった段部18を形成してあり、アームβが真横になる障子2を閉じた時の状態では、段部18がガイド部の切り欠き17内に嵌まり込み、障子2の動きをある程度規制している。さらにアームβの端部には、突部16に連続して斜に切り落とした平坦な面19が形成してあり、スライダ11aがガイド部13を摺動する時には、図5(イ)に示すように、この面19がガイド部13の屋外側の面に当接してアームβの角度を規制する。すなわちアームβは、スライダ11aが後ストッパー14に当っている状態で、尚且つ一定の角度範囲でしか回動しない。またアームβ端部の裏側には突起20を設けてあり、アームβが回動する時には、図5(ロ)に示すように、この突起20が後ストッパー14の前側に曲面に形成されたガイド面21にガイドされる構造になっている。
【0009】
以上にサッシ側レール8とスライダ11a及びアームβの関係について述べたが、障子側レール9とスライダ11b及びアームαの関係もこれと同じである。障子開閉機構3がこのように形成されていることにより、障子2は、屋外に持ち出す時と横にスライドする時を通じていつも一定の軌跡をたどり、動いている最中に障子2がばたついたりすることもなく常に安定して支持される。また本実施形態のように、サッシ側及び障子側レール8,9をできるだけ長く形成し、固定回転軸10a,10bをレールの端部に設け、スライダ11a,11bの摺動可能範囲を大きく取ることで、サッシ枠1内をすっきりと大きく開口することができる。
【0010】
本発明は以上に述べた実施形態に限定するものではない。障子の持ち出す方向は、屋外側及び屋内側の何れにもできる。また、障子のスライド方向は左右の何れにもできる。よって、障子の持ち出し方向とスライド方向は、設置場所の状況に応じて適宜選択できる。障子スライド時にアームの角度を規制する仕組みは、アームとスライダを係合させるものであっても良い。
【0011】
【発明の効果】
本発明によるサッシは、サッシ枠と障子の間の上下の空間に障子開閉機構を介在させたもので、障子を動かすために必要なものを全て独立した障子開閉機構に備えているので、サッシ枠と障子に特別な細工が何ら必要ではなく、しかも障子開閉機構の構成も非常に簡単なので、障子が特殊な動きをするサッシでありながら安価に提供できる。また本サッシは、障子開閉機構の形態によっては、サッシ枠内をほぼ全開口することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサッシの縦断面図である。
【図2】本発明によるサッシの横断面図である。
【図3】(イ)(ロ)(ハ)障子開閉機構(下部側)の構成と動きを示す平面図である。
【図4】(イ)(ロ)図3のA部を拡大した平面図と側面図である。
【図5】(イ)(ロ)図3のA部の動きを拡大して示す平面図である。
【符号の説明】
1 サッシ枠
2 障子
3 障子開閉機構
4 上枠
5 上框
6 下枠
7 下框
8 サッシ側レール
9 障子側レール
10a,10b 固定回転軸
11a,11b スライダ
12a,12b 移動回転軸
α,β アーム

Claims (1)

  1. サッシ枠及び障子と、サッシ枠の上枠と障子の上框の間、サッシ枠の下枠と障子の下框の間に各々介在し、障子をサッシ枠に連結する障子開閉機構とを備え、障子開閉機構は、サッシ枠に固定したサッシ側レールと、障子に固定した障子側レールと、両レール間に互いに平行に架設した2本のアームとから成り、一方のアームは、一端部がサッシ側レールに固設した固定回転軸に連結し、他端部が障子側レールを長手方向に沿って摺動するスライダに設けた移動回転軸に連結しており、他方のアームは、一端部が障子側レールに固設した固定回転軸に連結し、他端部がサッシ側レールを長手方向に沿って摺動するスライダに設けた移動回転軸に連結しており、障子をサッシ枠外に持ち出してスライド自在にしたことを特徴とするサッシ。
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